むねによぎるは とおい とおい しあわせだったころのきおく
ひとめをしのぶ ふかいやまおくにあった おもいでのばしょ
いまでは あとかたもない ――――ゆめのあしあと
りーん りーん りーーん
さわ さわ さわ ざざざざざ・・・・
夜空には中秋の名月
肌寒くなってきた秋風のなか、あたりいちめんのすすき野がやさしい囁きを漏らし、
姿の見えぬ鈴虫どもが まるで愚かな私を、慰めるかのように 美しい音色を奏でる。
まわりには 私以外、だれもいない。
すすきの足元、雑草に埋もれるように ぽつんと在るのは――――粗末な石塔。
賽の河原にあるかのような・・・みすぼらしい、稚拙な墓標。
「・・・・・・・・・・・。」
そっと石塔の縁を撫で、土埃を拭う。
ひんやりとしたその感触は――――――――あたたかだった・・・・・・あのひとの手のひらとは、大違いだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・どうして、こんなことになったんだろう。
目を閉じれば、昨日の事のように蘇る光景。
質素なあばら屋 私がみっつの頃に亡くなった母様の記憶。――――朧げだが、優しく儚いひとだったような気がする。
身の回りの世話を、父様に命じられた老夫婦。 ――――まるで自分の孫のように可愛がってくれたっけ。
たまにここを訪れ、私の頭をやさしく撫でてくれた ――――大好きな、父様。
何不自由なく、とはいかなくとも・・・・・・あたたかい、満ち足りた生活だった。
そう、あの女が・・・・都で話題にのぼり、父様がその魔性のとりこになるまでは――――
――――――――さぁ もういちどやってごらん? これは、都で流行ってる蹴鞠という遊びなのだよ。
――――――ははは、そなたは不器用だなぁ いったい誰に似たのやら・・・ふふふ
――――妹紅、そなたに話しておかねばならぬことがある。実は・・・・妻を娶ろうかとおもっておる。
――死んだあやつには わるいが・・・運命を感じたのだ。並大抵のことでは求婚できぬが、それでも・・・私は
結局、その言葉を最後に
父様は二度と私の元へ訪れることは無かった。
慰むる心は無しに雲隠れ
鳴きゆく鳥の音のみし泣かゆ
帰らぬ父を、ただ愚直に待ち続けた。
毎夜枕を濡らし、飯も碌に喉を通らず。
終いには・・・なりふり構わず、こんな情けないことをも想う始末。
たとえ父様があの女と一緒になっていたとしても・・・・・・いい。
―――それでも それでもいいから・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・逢いたい。
思い余って、老夫婦に幾度とも無く問うてみたが、気の毒そうな顔で私を慮るのみで埒が開かない。
「――妹紅、そなたの母はいにしえに大陸から来た――ある学者の末裔。その秘術を操る血脈は、自覚は無くとも・・・連綿と、そなたにも受け継がれておる。
よいか、妹紅。世の中の権力者たちは・・・浅ましき力の亡者。決して人里―――『都』には出てはならぬ。
好奇心旺盛そなたのことゆえ、つまらぬと感じるであろうが・・・これもそなたの為。ゆめゆめ忘れるでないぞ。」
脳裏に刻まれたあのひとの言葉。
真剣な様子で私を案じてくれた父様。でも、私は・・・・・
「・・・・ごめんなさい、父様。」
早朝、老夫婦が眠るなか、私は家を出た。
素朴だが心根のやさしい二人の眠る家に向かい ぺこりと一礼し、一路・・・・・・『藤原京』へと旅立った。
春過ぎて夏来るらし白栲の
衣乾したり天の香久山
今に残る万葉歌にも歌われし、いにしえの都。
畝傍山,耳成山,香具山。大和三山に囲まれた平野に建造された、史上類をみない規模を誇る巨大な都。
唐よりもたらされた技術。区画整理されたなかに、多くの寺院、建造物が立ち並ぶ。
わずか齢十六で死を迎える定め・・・夢幻の如く現れ 泡沫の如く歴史から消え去る―――影のように儚き都。
生まれて初めてみる 多くの人間たち。
なにもかもが 珍しく、好奇心の強い妹紅を惹きつける。
南正面、羅生門を抜け、朱雀大路をてくてくと歩む。
路上には威勢のいい物売り、牛車、貴族、僧侶、庶民などが ゆったりとした時の流れで生きている。
目立たぬ旅人の装いで、その雑踏に紛れ込む妹紅。
とにかく・・・行方のわからぬ父のことを聞き込むべく、それらしい人物に当りをつける。
路傍で椅子に座り、額の汗を拭っている人の良さそうな中年の女。・・・いかにも噂好きそうな雰囲気を放射している。
「もし・・・そこのお方。少々お聞きしたいことがあるのですが・・・・」
謙虚を装い、怪しまれぬように会話を続ける妹紅。
けして頭の悪いほうでは無い彼女は、数枚の銅銭と引き換えに その” 噂 ”を聞きだすことに成功した。
だが・・・その内容は・・・・・・あまりに
「・・・・・ありがとうございます。それでは」
丁寧にお辞儀をし、その場を後にする妹紅。
先ほどまでは、あんなに煌びやかに見えた都の光景は色を失い、まるで・・・たちの悪い影絵のようだ。
道行く人々も その表情が見えず、ぽっかりと開いた眼窩に―――真っ赤な三日月のような嗤いを浮かべる、出来損ないの呪い人形のよう。
都の中央に、優雅にそびえたつ藤原宮 大極殿。神々しい輝きを放つ、あまりの美しさに感動したその建物は・・・妹紅にとって、既に
・・・・・・穢らわしい臭気を放つ、おぞましい万魔殿にしか見えなくなっていた。
――――もう、こんな所に用は無い。
内心に渦巻く吐き気を堪え、彼女は踵を返し――――――藤原京を後にする。
・・・・・・・・・目指すは、大和三山の一角――――――――天の香具山。
そう、すべての元凶たる あの女の住まう場所。
折りしも暦は中秋の名月。
聞き及んだ噂のとおりならば、今宵は・・・・
・・・父様の受けた恥辱・・・優しかったあのひとを・・・・・・・そこまで追い詰めた・・・あの女・・・
高潔な精神を持っていた父様、その想いは真剣なものだった。それを踏みにじるかのように・・・・・無理難題を発し
―――――蓬莱の玉の枝なんて、訳のわからぬものを取って来いだと・・・?
・・・・・!!もとからあいつは・・・誰とも結婚する気は無かったんだ・・・。
なのに、それなのに父様はそれを真に受けて・・・・・・・
艱難辛苦の末、ようやくそれを持ち帰った父様。さぞや嬉しかったでしょうに・・・・。
慌てたあいつは――――鍛冶のものに、金子を握らせ、偽物だと、陥れて・・・・・!!!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・世を儚んだ、父様は 山に はいり そのまま・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おのれ 蓬莱山輝夜め
・・・・父 藤原不比等の無念、この私 藤原妹紅が かならずや 晴らしてみせる・・・・・!!!!!
香具山を目指す傍ら、うわごとのように呟き続ける妹紅。
何時の間にやら頭に被っていた覆い付きの天傘は地に堕ち、隠されていた白銀の御髪が風にたなびく。
白い旅装束の懐に忍ばせた懐剣を ぎゅっと握り締め、父の仇に想いを馳せる。
常知らぬ道の長手を暗々と
いかにか行かむ糧は無しに
あのひとのいない、この世になど 未練は・・・・・・・・・・無い。
父様・・・・寂しいでしょうけれど、もうしばし、お待ちください・・・・・。
憎っくきあの女の御首を糧に携え、すぐに すぐに・・・・・参りますゆえ。
此度は・・・・・・冥府でふたたび、会い見えましょう・・・・・・・。
旅慣れぬ身なれど、輝夜憎し の一念でどうにか日暮れ前に香具山の竹取屋敷の前に辿り着く。
・・・・やはり、都で聞き及んだとおりだ。今夜は・・・・
屋敷から溢れんばかりに気を吐くもののふたち。戦装束に身を包み、弓矢、刀、槍を勇ましく構えるその数・・・ざっと1000はいようか。
おおきな屋敷の外でこれだから、内にはぎゅうぎゅうと兵どもが詰めて居るのだろう。
辿り着いたはいいが、これでは・・・・・
まずい。今夜はあの女が「月に帰る」などと世迷言をほざく夜。おそらく奴は誰とも結婚したくないがゆえに、そのような妄言で場を撹乱し、
なんらかの手段で行方を眩ませる気だ。このもののふたちの包囲を、どう切り抜けるのかは知らぬが・・・・・・・・
・・・・・・今宵を逃しては・・・・永遠に奴を討つ機会は失われる。
物陰にひそみ、屋敷を覗う妹紅。
こうしている間にも・・・・・・夜は刻々と近づいて来る。
気ばかりあせり、なんら解決策が浮かばない。
歯噛みしつつ・・・・懐の懐剣を握る手に、汗がべっとりと付く。
・・・・どうしたらいい?どうすればこの包囲を抜け、奴の前に辿り着ける?・・・・・・・くっ!
悩む妹紅を余所に、ついに日は沈み・・・・・・・・・夜が来る。
空には満月
おおきく まぁるい 不吉な真円
黒い夜空にあいた 皓い深淵のあな
・・・・あの女の言を信じたくはないが、確かにあの・・・この世のものとも思えぬ白い井戸からは” なにか ”がやって来ても不思議では無い。
・・・・いやいや、何を考えてる妹紅。今は輝夜を討つ・・・・それだけが私の望み。感傷に浸ってる暇なぞ・・・・!?なんだ、あの光は?
辺りに満ちていた、もののふたちのざわめきが ぴたりと止む。
風に吹かれる枝葉 虫の音さえも凍りつく
何処からとも無く立ち込める 濃密な白煙
屈強なもののふたちは 糸の切れた操人形のように
ばたばたと 無様に 地に伏していく。
夜空の白い回廊より導かれし 純白の通路が――――――天と地を繋ぐ。
” ときは きたれり ”
脳裏に響く 声ならぬ声。
隠れ潜んでいたせいだろうか、私はもののふどものように倒れ伏す事無く・・・ソレを聴いた。
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・!そうだ、今・・・この時ならば 奴の元へ・・・!!!!
呆けていた顔を ぴしゃりと張り、物陰から飛び出し ――――懐剣を抜き放ち
邪魔な履物を放り捨て、妹紅は倒れ伏すもののふどもを尻目に ――――腰だめに構え
あの女――――蓬莱山、輝夜の首級を上げるべく――――ひたすらに駆け、竹取屋敷に踊りこむ。
無駄に長い廊下を駆け いける・・・! 天は私に味方している
次々と襖を開け放ち どこだ!! どこにいる!?
雅な客間を突っ切り ・・・まっているがいい、輝夜。いまこそ・・・
庭に面した その部屋へ 父様の無念 晴らすときぞ!!!
―――辿り着いた。 かぁぐぅやぁぁぁあああぁぁぁーーーーーー!!!!!
え・・・・?
その部屋に、足を踏み入れた途端。
――――咽ぶような 血のかおり ・・・・うっ!?
庭、縁側、部屋の畳、障子、襖、終いには天井にまで な、な、な・・・・・・・
見慣れぬ装いをした人々が―――――― ・・・・・・・・・・・・・。
苦しみ 悶えた 末期のおもてを宙に向け あ、あ、あああ・・・・・・
全身から朱を迸らせ 死んでいた。 うぁぁああああああああああああああ!!??
その悲鳴を受け、屍たちのなかに ただずむ ふたりの人影が こちらを振り向く。
白と黒。
奇怪な装束に身を包んだ 白い。 髪も、肌も透けるように白い 怜悧な空気の 美しい少女
豪奢な唐衣裳装束を着こなす 黒い。 髪も、瞳もぬばたまのように黒い この世ならざるもの
●
思ふらむその人なれや ぬばたまの 夜ごとに君が夢にし見ゆる
ぬばたま――――輝くような漆黒の夜を宿したヒオウギの実。こちらを見やるその黒瞳に魅入られ、妹紅の刻は停止する。
・・・・・・・・うつくしかった。
先ほどまでの激情は凍りつき、不覚にも輝夜にこころを奪われる妹紅。
そんな妹紅に冷たい視線をむけ、輝夜は言葉を発する。
「・・・・・・永琳。これはどういうこと?どうしてこんな所に、穢き地上の小娘がやって来るのかしら?」
輝夜姫の言葉を受け、白い少女―――永琳は答える。
「はい、姫。おそらくこの者は――畏れ多くも姫に求婚してきた――身の程知らずの愚者の娘かと。
断られた腹いせに、姫を害そうとその ちっぽけな短刀ひとつで乗り込んできたのでしょう。」
「・・ぷっ。くふふふふ・・・あははははははははははははは!!!! それは面白い冗談ね?
この・・・蓬莱の薬を服用した、この私を! そんなもので! 殺す? ふふふ・・・
ああ、可笑しいったらないわ・・・。 ・・・・・・・・・そうだ、ねぇ永琳?」
「なんでしょうか、姫。」
「・・・・この者に例の薬を与えてみては、どうかしら?ふふふ・・・きっと退屈しないわよ?」
「姫が望むなら。――私は姫に従うもの。たとえ世界が滅びようとも、この誓いは変わるものではありません。
・・・・・・その程度のこと、造作も無い。」
そう言うと彼女は懐より怪しげな小瓶を取り出し、いまだ立ちすくむ妹紅の眼前へと歩を進める。
―――――いけない、このままでは なにか とりかえしのつかないことに・・・・!!
我に帰り、短刀を構え 逃げるべきか 刺し違えるべきか 逡巡する。
だが、無情にもその程度の抵抗は・・・・・無にも等しく。
「ふふ・・少し、じっとしてなさい?痛くないわ。すぐ済むから・・・。」
永琳が妹紅の前で、その指に嵌められた指輪を振るうと―――官能的な香りが立ち込め、妹紅の自由を奪う。
「さぁ、口をお開けなさいな・・・」
必死に抵抗する妹紅。その想いに答えるべく――体の内からなにか、燃え滾るような塊がこみ上げてくる。
熱き血潮に宿りし 始原の灼熱。 荒ぶる魂 ――――古代の宿業。
衣服の下―――背中に浮かぶは 炎神の紋。 薄く輝く朱い徴。
だが・・・ソレはいまだ目覚めには至らず―――急速にその輝きを失い、かたちを顕すことは・・・・無かった。
いざ、薬が注ぎ込まれる その直前。
「・・・・まって、永琳。・・・その薬を貸して。 私がやるわ。」
そう言うと、輝夜は永琳の返事も待たずに薬の小瓶を掴むと――妹紅に顔を寄せ囁きかける。
「・・・・・ふふ、綺麗な髪と目。 私とは正反対だわ。・・・この蓬莱の薬を飲めば、貴方は死ぬ事無く永遠に私たちと生き続けることが出来る・・・。
――私が憎い? ならば―――追ってきなさい? ・・・・・・・・私はいつまでも待ってるわ。
――――――未来永劫、殺し合いましょう?――――――
そういうと、輝夜は瓶を傾け 薬をくちに含むと
いとおしげに妹紅に顔を寄せ
―――口付けながら、薬を妹紅の咥内に唾液ごと流し込む。
ごくん ごくん
目に涙を浮かべ、抵抗できぬまま・・・妹紅は薬を飲み干す。
その禁断の薬―――――――――――――――――――――――蓬莱の薬を。
その白銀と漆黒の絡み合う様を、無言で見届け続ける永琳。
月の頭脳と謳われしその思考は、余人の思う所ではない。
どことなく、満足げな光を目に湛え・・・・彼女はただ、・・・・二人を見守り続ける。
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――――――あれから、いくつの季節が巡っただろう。
すすき野の墓所で手を合わせつつ、彼女は思う。
墓とはいっても、結局・・・・父の遺体は見つからず、時が過ぎ・・・・
幼少を過ごした―――今では家屋の見る影も無い―――懐かしき父の記憶が眠る、この地に
手ずから 石を積み上げ、父の霊を弔った。
―――随分長いこと黙祷をしていた気がする。
―――でも、此処に来るのは もう最後になるだろう。
―――今宵、私は・・・・輝夜を追い、此処ではない何処か ” 幻想郷 ”へと飛び立つ。
世の中を憂しと恥しと思へども
飛び立ちかねつ鳥にしあらねば
――――父様、飛び立てぬまま この世を去った 貴方の望み。 ・・・・この私が果たします。
――――死を知らぬ この身ゆえ、ふたたびお会いできるのが ・・・いつになるかは分かりませぬが、
” いつか かならず ”
目を開き、腰を上げると妹紅は夜空に輝く白い鏡を見上げ
最後にもう一度 石塔を省みて呟く
「・・・・・では、いってきます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・父様。」
ゴゥアッツ・・・・・!!!!
妹紅が気を込めると、その背中より・・・・・二対の紅い熾天のほのおが立ち昇る。
あらゆる懊悩、邪悪を焼き滅ぼす至天の火焔。
見る間にほむらはかたちをなし――――――――大鳳の翼をかたち作る。
黒き暗天を切り裂く 高貴なる翼。
緩やかに、力強く羽ばたき その身を浮かばせる
中空に浮かぶその姿は――――まさに 遥かな古代、除福が求めた 不死の象徴。
不死鳥の如く 何度でも蘇り
鳳凰の如く 天を翔けん。
鳳凰は 羽ばたく。 優雅なほのおを身に纏い 確かな決意を身に宿し
生と死の向こうにある ―――――――無常へと想いを馳せる。
生まれ生まれ生まれ生まれて生の始めに暗く、
死に死に死に死んで死の終わりに冥し
我がゆくは 幻想と 狂気の 大海
輝夜――――おまえの望む永遠
この私が 焼き尽くしてくれよう
○
『 いざ ゆかん ・・・・幻想郷へ!! 』
文章を左右に配置する独特の演出法、これからも磨き上げて下さいませ魅せつけて下さいませ。
和歌をちりばめた文章面白かったです。 ただもこっちのパパが、二次創作なので不比等でも良いのですが、そうすると輝夜に求婚する天皇が女性になってまうのですよ〈^^;
いつもコメントありがとうございます。思いついたきっかけは・・・まぁ電波ですが(お
いちおうアドバイスされたようにプロット(らしきもの)組んでやってみました。これからも色々助言いただけると嬉しいです。
自分的にはいいことだと思います。・・・よくよく見返してみるとなんかちゅーしてばっかですね、自分の書いたの。
妹紅が鳳凰の化身として覚醒し始める下り、カッコ良いです。
テンポも良くなり、非常に完成された文章になりましたね。
食らい暗い冥いの三連殺、確かに内容にこそつながりがないものの
主題の韻だけを繋いだギャグ・ダーク・シリアスの演出も面白いです。
>>自分的にはいい事だと思います(前後詳細略)
それならば次は是非とも紫様と幽々子様の物語をひとt(ムネンネハーン&ムゲンホヨーン
文章配置は独特で、確かにインパクトはあるのですが、はみ出した文字が次行に行ってしまうと魅力半減です(;;)せっかく、いい雰囲気になっているのですから、こういう所は厳しくチェックしてほしいと思います。
感情表現・場面の展開は、流れがテンポ良くてイイ感じですよね。一瞬でも憎しみも忘れちゃうほどの輝夜サマ……(゚д゚)ミタイ
なんだか、こーゆー文章もいいなぁと憧れてきました。これからも、電波のご指導でヤッちゃってください!!