Coolier - 新生・東方創想話

えいぷりるふーる  ~~~ 頑張れ僕らのゆうかりん ~~~

2009/09/05 02:42:58
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・えいぷりるふーる  ~~~ 頑張れ僕らのゆうかりん ~~~








0、
「そいつだ!」
「え?!」

ジャラッ

「チートイドラドラ赤1! マンガンだぜ!」
「うへぇ…」
「うわ…」
「…幽々子、トビね」
「屈辱だわ…」


「ハハハ! 総合でプラス500だとよ!
 麻雀の天才かもしれないな! 私は!」
「(うぜぇ…)」
「(あのウザイの、何とかしなさいよ、紫)」
「(悪いけど、恥の上塗りはしたくないのよ。 貴方がやりなさいよ)」


「HAHAHA! 手持ちじゃとても足らなそうだな! 3人とも」
「…勝つ前提だったからね、どうしよ、ホント…」
「出すには出せるけど、おやつ代が無くなっちゃう…」
「出せそうなのは私だけ、ってことね。 どうする? 魔理沙」
「んー、そうだなあ…」
 


「…じゃあ、ちょっとしたイベントに付き合ってくれ。 それでチャラにしてやるよ。
 その代わり、本気で付き合えよ?」
「…うーん…」
「…とりあえず、話を聞かせて頂戴」
「よしよし。 じゃあ内容を伝えるぜ?
 …皆。 明後日はエイプリルフールだよな?」
「そうだけど?」
「だから何?」
「フフ、そこでだ。 まずは…」























1、
幽香は優雅に空を飛んでいた。


昨日魔理沙に、博麗神社のお茶会に参加しないか? と誘われたのだ。
何でも、紫が外の世界から美味しいと評判のお茶葉を手に入れたとの事。

「それにしても、私がお呼ばれされるとはね」

魔理沙が真っ先に声をかけそうなのは、アリスやパチュリー辺りだと思うのだが。
そもそも、人事権は魔理沙にあったのか? 紫が持ってきたのに。

「…まあ、いいか」

深く考える必要も義務も無い。
美味しいお茶にありつけるのなら、断る理由は何も無い。

右手に手土産の蓬団子を持ち、左手で日傘を持ちながら、幽香は博麗神社に向かっていた。













「…お、来たな」
「ええ、来たわよ」

十数分後。

幽香は、博麗神社に到着し、魔理沙達と対面していた。
神社には、魔理沙と霊夢の他にも、紫や幽々子もいる。

「あい。 これ、お茶菓子よ、霊夢」
「あ、ありがとう。 ゆうかりん」
「お久しぶりね、紫、幽々子。 お元気かしら?」
「ちょっと眠いのを除けば元気よ、ゆうかりん」
「あらあら、美味しそうな団子ね。 これ、全部食べちゃっていい? ゆうかりん」
「別に構わないけど、その中に一つ、大外れがあるわよ。
 …中には餡子じゃなくて、伯方の塩がたんまり入っているの」
「ちょっとぉ。 まだ成仏したくは無いわよ、私」
「あら、残念。 美しい容姿のまま、逝かせてあげようと思ったんだけどね」
「大丈夫よ。 もう逝ってるから」

ホホホホ、と笑う幽香と幽々子。

挑発したような微笑を浮かべる幽香に対し、幽々子は相変わらず何を考えているのか
分からない笑みだった。

「ところで、貴方達」
「ん?」
「何かしら?」

















「ゆうかりんって誰よ」
「お前だよ」
「アンタじゃない」
「貴方よ」
「貴方以外誰がいるの?」















幽香の疑問に、即答する4名。










「…」
「…」
「…」
「…」
「…」











「…喧嘩、売っているの?」

青筋を立てながら、引きつった笑みを浮かべる幽香。
その幽香に対し、

「け、喧嘩?」
「どこがよ」

魔理沙は少々慌てた様子を見せ、霊夢は何言ってるの? という表情をしていた。



「あのね。
 何よ、『ゆうかりん』って。
 ユウカリン? yuukarin?
 ワイユーユーケーエーアールアイエヌ?
 私は別に、カリン星からは勿論、カリン塔からも来ちゃいないわよ」
「だって、ゆうかりんはゆうかりんじゃない」
「幻想郷一のアイドル、ゆうかりんが何を言っているの?」

紫と幽々子も、幽香をゆうかりんと呼ぶことをやめない。

「アイドル?
 私がいつアイドルになったのよ」
「つい2週間前。
 貴方の大好きな向日葵を背に、アイドルデビューしたじゃない」

紫がスキマから文々。新聞を取り出すと、幽香にそれを渡した。





~~~~~~~~


『花の妖怪ゆうかりん、華麗にアイドルデビュー』

昨日、ひまわり畑で行われたライブにて、一人の妖怪がアイドルデビューした。

その名は、風見幽香。
そう、ドSで有名な花の妖怪である。

彼女は可憐な衣装を纏い、普段は見せない人懐っこい笑顔を見せ、観客の声援に応えていた。
1000人を超える観客達は、彼女の容姿、表情、歌唱力、ダンス、全てに魅了されていた。


ライブ後、観客一人ひとりと握手を交わし、ファンサービス旺盛な所も見せた『ゆうかりん』。
彼女のファースト写真集『花鳥風月』は、来月頭の発売を目前に、予約が殺到している。
既に1万件の予約が入っており、幻想郷の写真集売上部数の最高記録を更新することは確実だ。


彼女の今後の動向に、注目したい。



(射命丸 文)


~~~~~~~~






「…何これ?」

今度は、幽香が唖然とする番だった。


念のため新聞を何度か見返したが、どー見ても

『花の妖怪ゆうかりん、華麗にアイドルデビュー』

と、書いてある。
しかも、写真つき。

媚びた笑いを浮かべた自分自身が、ステージに立って何かを歌っている。



「何って、貴方よ」
「私も見に行ったけど、中々可愛かったわよ」
「幽香の新しい一面を見た感じだよなー。 実は、私も予約したんだぜ? 写真集」
「魔理沙。 それ、見終わったら私によこしなさい」
「馬鹿言うな、霊夢。
 本当に欲しいもんって言うのは、ちゃんと買わなきゃダメだぜ?」


呆然とする幽香を置いて、4名は新聞を見ながら、楽しそうに会話をしている。


よくよく見ると、魔理沙の帽子には、幽香の顔の形をしたバッジが付いている。

幽々子と紫の持っている扇子には、麦藁帽子をかぶり、向日葵を抱いてにっこり微笑む
幽香の姿が映っている。

霊夢が何やら、ハチマキを巻いている。
『FIGHT! 僕らのゆうかりん!』 だってさ。





幽香は自分のほっぺたを抓った。

痛い。

ぐいーーっと引っ張ってみた。

やっぱり痛い。


ヒリヒリする右頬をさすりながら、幽香は思った。




━━━ これ、現実?













「そうだ! 折角来たんだ、新曲を歌っていってくれよ!」
「ふへ?!」
「お。 いいわね、それ」

魔理沙が、突然そんな提案をした。
虚を突かれた幽香が驚いて間抜けな声を上げるが、間髪いれずに霊夢が魔理沙に同調した。

「いいわね~。 現役アイドルの生の声なんて、滅多に聞けないわよ?」
「ほら、マイクなら此処にあるから」

霊夢に続いた幽々子。 スキマから今度はマイクを取り出し、幽香に手渡す紫。


「え、いや、あの、その…」
「ね、歌って!」
「聞かせてよ~、生声を~」


wktkしながら幽香を見る、魔理沙霊夢紫幽々子を前に、幽香は困っていた。
すんげえ困っていた。


だってねぇ。

いつアイドルになったのよ?私。
どうやったら、こんな媚売る笑みを浮かべられるのよ?
新曲って何よ? どんな曲よ?
どんな音楽よ? どんな歌詞よ? どんなダンスよ?
そもそもこのマイク、どこにスピーカーがあるんですか? 紫さん。




「ど~したのよ~」


滴る冷や汗。


「早く歌ってよ~」


渇く喉。


「は~や~くぅ~」


止まらぬ呼吸。


「ねえったら~」


鼓動し続ける心臓。


「もー いい加減にしなさい!」
「何だよ~ 焦らしプレイかよ。 アイドルになってもドSっぷりは顕在か~?」

もう、


「きっとあれよ、観客が少ないから、やる気が出ないのよ、ゆうかりん」


頼むから、


「OK、幽々子。 藍と橙を連れて来るわ」



━━━ 勘弁して下さあああああああああい!!



「か、帰るわ!」


そう言って、幽香は慌てて神社から飛び出していった。





















「…ちっ、もうちょっとからかいたかったんだが」

魔理沙が舌打ちをした。

「あいつの慌てる所とか、見たこと無かったろ? 新鮮だったよな。
 一度見てみたかったんだよ」
「それだけに、最後の詰めの甘さが痛かったわね」
「あと一息だったんだけどね~」
「歌ってくれたら、これ振りながら一緒に踊ってあげたんだけどねぇ」

紫と幽々子が、扇子を閉じ、残念そうに言った。

「…ていうか、アンタ達、用意周到すぎよ。
 それ、何処から調達したのよ」

霊夢が呆れ顔で、魔理沙のバッジと紫達の扇子を見て言った。

「ん? ああ、これか。 新聞とあわせて、にとりが一晩でやってくれたんだよ」
「霖之助さんが一晩でやってくれたわ。 私と幽々子の分、二人分」
「……」


やる気出しすぎだろ。


霊夢は1時間で作ったハチマキを取り、ため息をついてお茶に口をつけた。























2、
「や、やられた…」


幽香は屋敷に付いた後、カレンダーを見てハッと気がついたのだ。


今日は4月1日。
つまり、エイプリルフール。


「ってことは、これは…!!」

無論、嘘である。


手に持っていた新聞をグシャッと握り締める幽香。

新聞だけじゃない。
バッジも、ハチマキも、扇子も、全部この日のために用意していたのだろう。

「ば、馬鹿じゃない? この程度の事に、どれだけ力を注いでいるのよ…」

どんなに悪態をついた所で、幽香が見事に彼女達に嵌められたという事実は揺るがない。
今頃4人は、神社でケラケラ笑い転げている頃だろう。
下手したら文経由で、今回の事をネタにされる可能性もある。
今度こそ、本物の新聞で。


「あんの… 黒白めぇぇぇ!!」


霊夢や幽々子は、こんな凝った事を自分からやろうとは言い出さないだう。
紫が首謀者だとしたら、もう少し上手く事を運び、今頃幽香は本当に歌ったり踊ったり
しているだろう。
…という事は、首謀者は魔理沙しかいない。
事実、幽香を神社に招待したのは魔理沙なのだ。


「許さない! 絶対によ!」


幽香は玄関に置いてある日傘を乱暴に掴むと、扉を開けてツカツカと向日葵畑の中を
歩き出し、そのまま飛び出そう












として、止まった。

「…」

左手に握り締めた新聞を見つめる幽香。
一度はくしゃくしゃにした物だが、もう一度それを広げると、手でゆっくりとそれを伸ばした。
偽りの記事を、幽香はじーっと眺めていた。



『花の妖怪ゆうかりん、華麗にアイドルデビュー』



普段の自分では絶対出来ない様な、可愛らしい笑顔。
普段の自分では絶対に着ない様な、可愛らしい衣装。



「なんかいいかも。 これ」

アイドル、か。

実年齢は妖怪だから参考外だろうが、見た目的にはちょっとアイドルでは厳しいだろうという
自覚はあったが…
中々どうして、この新聞の自分は、結構嵌っている気がする。

「…あんまり騒がれるのは好きじゃないけど、ちょっとはいいかもね…」

そう呟くと、幽香はふと自分の服のポケットの重みに気がついた。
…マイクだ。
どうやら、神社から逃げる際、持ってきてしまったらしい。

新聞と日傘を地面に置き、マイクを両手で握る幽香。






舞台は向日葵畑。

手にあるのはマイク。

そう、今の幽香は風見幽香ではない。『ゆうかりん』なのだ。






幽香は目を閉じた。


━━━ イメージしろ。

━━━ いい? 私はアイドル。

━━━ みんなのアイドル、ゆうかりんなのよ!


幽香はパッと目を開くと、小刻みに、そして少々不器用ながら、ダンスを踊り始めた。

鼻歌で伴奏を取る。


「♪~」


ウ~


「スチャチャッチャ♪」


zun!


「水面が~ ゆ~らぐ♪」


曲は、以前博麗神社に宴会に行った際、紫が外の世界から持ち出した機械から、延々と
流れていた曲。
あまりにしつこく流れていたので、幽香は覚えてしまったのだ。


「ふ~れ~あーった指先の…♪」


マイクを口に近づけ、徐々にトーンを上げていくゆうかりん。


「…あ~なたが好きよ♪」


片目を閉じ、ウインクするユウカリン。


「…~様に 宙に浮く涙♪」


ダンスも段々ヒートアップ! 額から汗がにじみ出てきたyuukarin。


「…~だぁ~って か~まわない」


向日葵畑の真ん中で、無数の向日葵たちを観客に、自らの歌唱力とダンスを披露する
ワイユーユーケーエーアールアイエヌ!!


「あ~なたと生きたい♪」


スチャチャッチャ!!!

ジャンプするゆうかりん!

同時にクルリと180度回転し、左手にマイク、右手にきつねさんを作って ━━━


「キラッ☆」
「きらっ?」





































「…きら? なにそれ? 幽香」

ゆうかりんはまえをみつめています。
めのまえにはみしっためんめんがいらっしゃいます。


「あー、わかった! 新しい必殺技ね、それ!」

こおりのようせい、チルノ。

「キラッ☆ なのかー。 なんかかっこいい名前の必殺技だねー」

やみのようかい、ルーミア。

「あーっと… えと、ですね… 屋台に飾るお花を貰いに…」

うたうよすずめ、ミスティア。

「…虫達の蜜を貰いに…」

むしのようかい、リグル。














コトン。

ゆうかりんはマイクを落としてしまいました。
もう彼女はゆうかりんじゃありません。 風見幽香です。


「ねえ、ねえ! そのキラッ☆ って、どんな弾幕なのよ! みせてみせて!!」

チルノが興奮して幽香に強請っている。
ルーミアがすごい技なのかーとか言いながら、両手を広げてくるくる回っている。
リグルとミスティアは、画面蒼白で突っ立っている。

「…幽香、さん?」

幽香はしばし沈黙し、無表情で突っ立っていたが、やがてツカツカとチルノの方に向かって
歩き出した。
…気持ち悪い笑みを浮かべて。


「お? 何なに、教えてくれるの?!」

無警戒のチルノが、wkwkしながら幽香を向かい入れる。
ミスティアとリグルは、チルノの生命の危機を感じ取ったが、足が竦み、声も出せずに
傍観するしかなかった。
だって、自分の命が惜しいもの。 当然だ。

得体の知れない笑顔を浮かべた幽香が、チルノに向かっていく。
そして、

「うわ?!」

彼女の頭をムンズと掴み ━━━


「ごめんね、チルノ。
 ガスの元栓開けっぱなしだから、私帰らなきゃいけないの」


ちょっと苦しい言い訳をした。




「え~ そんなの後でいいじゃん! 教えてよ、幽香!」
「ていうか、がすって何? 幽香~?」

駄々をこねるチルノに、素朴な疑問を言うルーミア。

「そ、それは大変だね! 幽香さん!」
「わ、私達もう帰るからさ! ゆっくりがすのもとせん閉めててね!」
「え! 何よ、離しなさいよ、みすちー!」

リグルがルーミアを、ミスティアがチルノの襟首を掴み、

「それじゃ、また今度~~~~」

と言って去っていった。

離せー、というチルノの声が、笑顔を浮かべる幽香の、右耳から左耳を通過した。

























幽香は、地面に置いた新聞と日傘とマイクを持ち、屋敷に帰っていった。

つかつかと、普段の3割増し位のペースで歩いていく。


スタスタ、ガチャ、バタン。

屋敷の扉を開き、サッと入ってサッと閉じる幽香。



























「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
 ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
 アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼
 アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


居間に向かってダッシュ。


「GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!!」


日傘をへし折り、それを室内でブンブン振り回す。


「ふん! ふん! ふんもっふ!!
 もっふももがごごごっふもっふもfっふふごぷぷぷふふもっふ!!!!」


風呂場で、浸かった水の中に、頭を5秒に1回のペースで突っ込む。


「こーやって、こーやって、こーやって、こう!!!」


台所にて、卵を大きく振りかぶり、壁に向かって思いっきり投げつける。


「くぁwせdrftgyふじこlp」


ざんねん! ゆうかりんは


「みっ」


「見られてしまったあああああああああああああああああああああああああああああ
 あああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
 !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
 !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」





























翌日から幻想郷では、チルノの広めた『キラッ☆』のポーズが流行る様になった。
弾幕勝負をする際には、『キラッ☆』に始まり、『キラッ☆』で終わる。
剣道や柔道における、礼と一緒である。

弾幕勝負道に外せない、お互いが『弾幕戦士』である事を証明するための、威厳ある
ポーズ、挨拶になったのだ。


これ程の偉大な挨拶の生みの親であるゆうかr… いや、風見幽香は、ずっと向日葵畑に
引きこもり、向日葵の種だけを食べながら過ごしているらしい。 何故だろう?

文曰く、彼女の屋敷からは、稀に発狂したような叫び声が聞こえてくるらしい。











博麗神社にて。

霊夢、魔理沙、紫、幽々子を前に、文が幽香の屋敷を調査した結果を報告している。


「…という訳なんです。 一種のホラーですよ。 身震いしましたよ、私」
「ふーん…」
「どうしちゃったんだろうな? あれから数日間、あいつが報復の弾幕勝負にいつ来るか
 ってワクワクしてたんだがな」
「うーん、あの日の話からは、『キラッ☆』なんて出てこないはずだし…」
「あんな嘘新聞作らなくても、実は結構はっちゃけた性格だったかもしれないわね」
「…?? 話が読めないんですが… 嘘新聞とは?」

文がそれを聞くと、博麗神社の縁側に座っていた魔理沙は立ち上がって、

「…聞きたいか? 天狗」

と言った。

「…ええ、是非聞きたいですね」

文はニヤリと笑って、手帳をポケットにしまった。

「…教えてやってもいいぜ? 但し…」
「…弾幕勝負に勝ったら、ですね?」

わかってるじゃないか、と魔理沙はニヤニヤ笑いながら、スペルカードを取り出した。

「…じゃあ、一勝負始めるか」
「いいでしょう。 しかし、その前に…」
「ああ、そうだな」


















『キラッ☆』








fin
恥ずかしくて悶える幽香が書きたくなり、ついやってしまった。
歌詞はそのまんまじゃ拙いかな? と思って、所々ぼかしています。
季節外れ? 俺は衣玖さんじゃ無いので、空気は読めません。


※090906追記

沢山のコメントありがとうございます。

>>1の方
見直してみたら、こりゃ確かに空けすぎですね。
今後の反省材料。 ご指摘感謝です。

>>31の方
そーいう突っ込みを待っていましたw
俺もこのゆうかりんと同じように、何年後何ヵ月後、ひょっとしたら数日後にでも、
このSSを黒歴史扱いし、悶えているかも知れませんね。
ま、現時点で怪しいもんですが。
ぷぷ
http://blog.livedoor.jp/pupusan/
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コメント



0.1480簡易評価
1.30名前が無い程度の能力削除
某所で、ある程度改行使ったほうが見やすいという話が出たけど「あければいいってものでもないよね!」っていう、いい実例を見た気がするw
あとキラッが少しくどいかなあと。
2.10名前が無い程度の能力削除
この文章に波長が合えば評価出来るのかも知れませんが…

内容以前に文体で読む気無くしました。
3.70名前が無い程度の能力削除
こんなゆうかりんもいいよね!!
携帯のフルブラウザから見てる自分には、改行は何行してあっても一回しか反映しないので、問題なかったですよ。
文章がおかしかったわけでは無かったですし、一文が無駄に長いわけでもなく。
量的にも軽い感じで読めました。
6.80名前が無い程度の能力削除
ダンス中のゆうかりんを想像していたら俺の顔がまずいほどに2828していたw
7.90名前が無い程度の能力削除
ネタが分からないと楽しめないかもしれない、読み手によって評価が分かれそう。
落ちが弱めだった(ゆうかりんの印象が濃く残りすぎて)ので、私はこの評価で。
楽しめました。
9.80名前が無い程度の能力削除
どうせならチルノにみられて、恥ずかしさのあまり暴走してそのまま勢いでアイドルデビューするゆうかりんがみたかった。でも、これはこれでじゅうぶん面白く読めました。
11.30削除
SSとしての面白みがありました。
全文が長い割に読みやすいです。こんな幽香もいいものですね。
12.70名前が無い程度の能力削除
あちゃあ……。
やっちまったなゆうかりん。うん、ドンマイ。

キラッ☆
16.100名前が無い程度の能力削除
いいテンポで笑わせてもらいました。
チルノは⑨だけどみる目があるな!キラッ☆
18.100名前が無い程度の能力削除
終始ゆうかりんにニヤニヤさせてもらいました。
女の子だもん別にいいじゃない。キラッ☆
最強の一角の花妖怪の死因が悶え死になんて事になりそうだw
26.無評価名前が無い程度の能力削除
髪の色はラ○カと似てるし、いいんじゃね?
28.90名前が無い程度の能力削除
もうデビューしかないよゆうかりん
31.50名前が無い程度の能力削除
わかった、徹夜明けのテンションで書いたんだろ? それなら頷ける。
それなら俺も(黒歴史
36.80名前が無い程度の能力削除
元ネタは知りませんが、とりあえず黒歴史を見られて…うん、話の要点が分かるし、身に覚えがありすぎてニヤニヤしました。

これぐらい砕けている文体でも普通に楽しめます。

中にはどうやら頭が固く、柔軟性の無い人もいるようですがね。
39.100名前が無い程度の能力削除
確かにアイドルときいて髪の色で連想したけどもwww
これは笑うしかない、あのキラッ☆姿とか暴れる姿とかwwwww
44.100名前が無い程度の能力削除
>>「ば、馬鹿じゃない? この程度の事に、どれだけ力を注いでいるのよ…」
ツッコミが的確すぎて吹いたwww
46.70賢者になる程度の能力削除
ゆうかりんかわいいよゆうかりん

写真集3冊下さい

アイドルデビューマダー?