蛋白質である。
パチッ、チッ、チッ、パツッ。
炭が燃え、爆ぜる。
香霖堂の前で、二人は一つの七輪を挟んで座っていた。
七輪に乗せた網の上で、肉がゆぅくりと焼けていく。
風が吹いた。頬を撫で、焼けていく匂いを運び、胃がぐぎゅると一鳴きする。
「……まだ?」
「そろそろ」
網を飾るは牡丹肉。肉の赤と火の赤が、霖之助とルーミアの間で映えていた。
「……焼けた」
「いっただきまーす!」 霖之助の言葉と同時に、ルーミアは網の上へと箸を伸ばす。
店内から出した折畳み型の机。その上に乗った調味料、皿、そしておひつ。
「おっにく、おっひく」
「食べながら喋らない。喉に詰まる」
「……お肉食べれるのはうれしいけど、焼肉はきらい」
「どうして?」
「焼肉ぶきょうがいるから」
その言葉通り、霖之助はせっせ、せっせと肉を裏返し、焼き上がれば皿へと盛り、野菜を乗せ、また裏返していく。
まるで食べる気がない。否、食べてはいるが、その枚数は二、三ほどだ。
「食べたい時に、食べたいだけ焼けばいいんだから、りんのすけも食べる!」
「いや、気にしないでいいよ。僕も、ほら、食べてるから」
そう言い、七味南蛮と塩を合わせたものをつけて口に放り込む。
モニュ、ムニュ、カリッ。ゴクッ。
柔らかい肉の食感と、カリッとした山椒の実が、口で合わさり、喉を通る。
「うん、美味い」
「そうじゃなくて、自分で焼くからって」
「……いや、僕が焼くよ」
「りんのすけが焼くと、すごいたべにくい」
ずっと食べつづけないといけないし。
「う……、いや、君がおなかが空いてるだろうと思って」
「りんのすけって、おなべの時に材料をぜんぶいれちゃうタイプだよね」
「いや、そんなことはないと思うが」
「そんなことあると思うけど」
あむ。くむ。はむ。
口にいれた数枚の肉と、大量のご飯。噛み締め、口の中でひとつにして、ゆっくりと飲み込む。
流石に百回とは言わないが、五十は噛んでいるはずだ。
「時間はあるんだから、ゆっくりと食べて、ゆっくりとのんで、ゆっくりすればいいの」
「わかっては、いるんだけどね」
癖なのだろう。うずうずと腕が動き、肉の乗った皿へと手を伸ばしては引っ込めている。
「はぁ……。いっつも、そうだもんね」
ごくり、と水を飲み込みながらルーミアが言う。
「いいよ、もう。すきに焼いて」
「……ん、じゃあ」
霖之助が皿を掴む。それを網の上へ持って行き、
「やはり、焼肉はこうでないと」
半分を網へと投下した。約三人前の肉が、ジュゥ、ジュッ、と音を立てて焼けていく。
「……本当、子供みたい」
小声で、ぼそりと。そう呟いたルーミアは、薄く笑っていた。
肉を焼く、食べる。その行為だけでも十色がある。それによって、喧嘩が起きることもある。
だが、喧嘩というものは仲直りが出来ると理解しているから出来るものだ。喧嘩するほど仲が良い、という言葉の通りに。
横道にそれ過ぎたか。そろそろ本題に移らなくては。
「ミスチーさん、ミスチーさん」
「なんですかお客さん」
「お客、来ませんね」
「……そうだね。まあ、そういう日もあるし」
ジュウ、と串が焼けていく。串には何も刺さっていない。一度熱して、熱が冷める前に水に漬けることで、付いた汚れを落す。
「熱そう」
「熱いよ、もちろん。でもやらなきゃねぇ」
ちん、と一鳴き。
「ミスティアは、仕事が好きなんですね」
「好きってわけじゃないんだけど、お客さんに料理出して、お酒出して、話したりするのが好きなだけで」
「……えっと、それ、仕事が好きっていいません?」
「じゃあ、仕事が好きってことだと思う」
くすり、と客席側の少女が笑う。
「それ、出せそう?」
「おいしいけど、手間なんじゃ」
「手間だけどね、たしかに」
生きたままの八つ目鰻を薄く削ぐ様に切り、それを二、三秒湯に通す。
湯から離し、間を置かず氷水へ漬け、熱を取る。
キン、と冷えたものを、擦りたての生姜を醤油で溶かし混ぜてかけ、葱を散らす。
文字にすればそこまで時間がかかるわけではない。だが、実際はやはり時間がかかる。それを行なうかどうかは、己の仕事に対する姿勢の違いだろう。
「最近はお客さんも増えたし、ここらで新メニューってね。最近暑いし」
「暑いからこそ暑いものを食べる方が、らしい気もしますがね。夏に鍋をしたり」
「……鰻鍋ね。考えてみよっと」
「……いや、なにも鍋を表に加えろとは言ってませんが」
くい、と猪口を傾け、こくりと呑む。
ジュウ、ジュウと焼ける音がする。
「……お客、来ませんね」
「来ないなら来ないでいいんだって。いや、まあ、この鰻の処理が困るけど」
すぐ調理出来る様にとさばき終えている八つ目鰻が十食分。残りの、金だらいに浮かぶ八つ目鰻が数十匹。
さばく前のならばまた明日と出来るが、さばいたものは捨ててしまわなければならない。明日に回せば、菌などが繁殖し、客に出せなくなるからだ。
「……食べる?」
「ですね。タレなしで」
「はいはい、っと。塩出すからちょっと待ってね」
ツプ……、ツプ、ツプ……。
カッ、カッ。
ジュッ……、ウゥゥ。
「……本当、様になると言うかなんと言うか」
客席の少女、阿求の言葉を肯定する様に、手際良く焼いていく。
タレの香ばしい匂いではない。八つ目鰻の身の脂が細かく泡立ち、弾ける匂いが周りに広がる。
「本当は、屋台の妖怪なんじゃ」
「いやいや、ないない。まあ、そうだったら凄いよね。っと、はい。出来た」
串を火から降ろし、サッと抜く。そこに塩を振り掛けてから阿求の前へと置いた。
「……今年は空梅雨かぁ」
ふ、と空を見上げ、ぽつりとミスティアが呟く。
「川とか、干上がらなきゃいいけど」
――――ザァァ、ァ。
二人が帰途に着いたと同時に、地に叩き付ける様な雨が降り始めた。
家に帰り着く前に雨が降るか、着いてから雨が降るか。そんな一歩の違いは、意味もなく理由もなく決められ、日常という常は揺らめくものだ。
さて、自分の語る本題は常か否か。……今のところは、否だろう。語った時間は秒でも示せないのだから。
とぷん。
白く濁った液体が、乳白色のクラウンを作る。とぷん、とぷん、跳ねる。
「ん、ありがと」
と……、ぷん。最後に一度軽く跳ねる。
ごく、り、と冷たい液体が喉を通って、ゆっくりと熱を持つ。
こく、り、とほんの少し飲み込んで、軽く息を吐く。
「……ふぅ。う、ん。疲れたわね、なんだか」
「急に土砂降りだしね。天気予告が外れるなんて、昔むかしの天気予報みたいだし」
その言葉の通り、薄く、ざぁぁと雨が跳ねる音が聞こえてくる。
その雨音に隠れる様に、カリッ、カリッと音がする。
「ふぅん。これが河豚ね」
「いや、前にも食べてるでしょ」
「だって、唐揚げよ?河豚が丸ごと一匹。ちょっと小さいけど」
カリッ、サクリ。サクリ、サクッ、カリッ。
衣の軟らかい部分がサクリと軽く千切れ、堅い部分がカリカリと砕ける。
「それに、お刺身だって、最初から毒なんてない合成ものばかりだし、天然のはこれが始めて」
「まあ、合成じゃないのは、私も初めて食べるけど」
サク、リ。コクッ、コキュ。
「思ったよりおいしくないし、天然ものなんて言っても、どれもがいいとは限らないと」
「味覚なんてものは、脳が感じてるものだからね。蓮子みたいに穿った見方をする人だとおいしくなんて感じないわよ」
「失敬な。穿った見方なんてしてないわよ、私は」
「これは半額で安いけど、賞味期限も切れてないし箱も綺麗だから、なにかあるはず。危ない」
マエリベリーの言葉に、蓮子が喉を詰まらせる。
「……いや、あれは危なかったわよ、絶対」
「ただの在庫整理でしょ。季節も代わる頃だったし」
「……まあ、終わったことを気にしても仕方がないと」
コク、コク、コクと濁り酒を煽る蓮子。酒精にやられたか、それとも恥ずかしいのか、顔がほんのりと赤らんでいる。
マエリベリーの顔も赤らんでいるのだから、酒精なのであろうが。
「まあ、そうよね。……なら、前に借りたノートのことなんだけど」
「ああ、そういえば貸してたっけ」
「ちょっとなくしちゃって。でも、終わったことだから良いわよね、もちろん」
「うん、いいわ……、いや、いいわけないでしょ!」
きゃいの、きゃいの。
仲良し二人組の夜は、騒がしく、愉快に過ぎていく。
自分が食べているものは食料なのか。それとも炭素やナトリウム、そういったものを食べているのか。それはどちらも正しいが故に解を出す術がない。その様な疑問が、無農薬や、非養殖物への憧憬を生むのかも知れない。
そして……、あれ?本題は……?
パチッ、チッ、チッ、パツッ。
炭が燃え、爆ぜる。
香霖堂の前で、二人は一つの七輪を挟んで座っていた。
七輪に乗せた網の上で、肉がゆぅくりと焼けていく。
風が吹いた。頬を撫で、焼けていく匂いを運び、胃がぐぎゅると一鳴きする。
「……まだ?」
「そろそろ」
網を飾るは牡丹肉。肉の赤と火の赤が、霖之助とルーミアの間で映えていた。
「……焼けた」
「いっただきまーす!」 霖之助の言葉と同時に、ルーミアは網の上へと箸を伸ばす。
店内から出した折畳み型の机。その上に乗った調味料、皿、そしておひつ。
「おっにく、おっひく」
「食べながら喋らない。喉に詰まる」
「……お肉食べれるのはうれしいけど、焼肉はきらい」
「どうして?」
「焼肉ぶきょうがいるから」
その言葉通り、霖之助はせっせ、せっせと肉を裏返し、焼き上がれば皿へと盛り、野菜を乗せ、また裏返していく。
まるで食べる気がない。否、食べてはいるが、その枚数は二、三ほどだ。
「食べたい時に、食べたいだけ焼けばいいんだから、りんのすけも食べる!」
「いや、気にしないでいいよ。僕も、ほら、食べてるから」
そう言い、七味南蛮と塩を合わせたものをつけて口に放り込む。
モニュ、ムニュ、カリッ。ゴクッ。
柔らかい肉の食感と、カリッとした山椒の実が、口で合わさり、喉を通る。
「うん、美味い」
「そうじゃなくて、自分で焼くからって」
「……いや、僕が焼くよ」
「りんのすけが焼くと、すごいたべにくい」
ずっと食べつづけないといけないし。
「う……、いや、君がおなかが空いてるだろうと思って」
「りんのすけって、おなべの時に材料をぜんぶいれちゃうタイプだよね」
「いや、そんなことはないと思うが」
「そんなことあると思うけど」
あむ。くむ。はむ。
口にいれた数枚の肉と、大量のご飯。噛み締め、口の中でひとつにして、ゆっくりと飲み込む。
流石に百回とは言わないが、五十は噛んでいるはずだ。
「時間はあるんだから、ゆっくりと食べて、ゆっくりとのんで、ゆっくりすればいいの」
「わかっては、いるんだけどね」
癖なのだろう。うずうずと腕が動き、肉の乗った皿へと手を伸ばしては引っ込めている。
「はぁ……。いっつも、そうだもんね」
ごくり、と水を飲み込みながらルーミアが言う。
「いいよ、もう。すきに焼いて」
「……ん、じゃあ」
霖之助が皿を掴む。それを網の上へ持って行き、
「やはり、焼肉はこうでないと」
半分を網へと投下した。約三人前の肉が、ジュゥ、ジュッ、と音を立てて焼けていく。
「……本当、子供みたい」
小声で、ぼそりと。そう呟いたルーミアは、薄く笑っていた。
肉を焼く、食べる。その行為だけでも十色がある。それによって、喧嘩が起きることもある。
だが、喧嘩というものは仲直りが出来ると理解しているから出来るものだ。喧嘩するほど仲が良い、という言葉の通りに。
横道にそれ過ぎたか。そろそろ本題に移らなくては。
「ミスチーさん、ミスチーさん」
「なんですかお客さん」
「お客、来ませんね」
「……そうだね。まあ、そういう日もあるし」
ジュウ、と串が焼けていく。串には何も刺さっていない。一度熱して、熱が冷める前に水に漬けることで、付いた汚れを落す。
「熱そう」
「熱いよ、もちろん。でもやらなきゃねぇ」
ちん、と一鳴き。
「ミスティアは、仕事が好きなんですね」
「好きってわけじゃないんだけど、お客さんに料理出して、お酒出して、話したりするのが好きなだけで」
「……えっと、それ、仕事が好きっていいません?」
「じゃあ、仕事が好きってことだと思う」
くすり、と客席側の少女が笑う。
「それ、出せそう?」
「おいしいけど、手間なんじゃ」
「手間だけどね、たしかに」
生きたままの八つ目鰻を薄く削ぐ様に切り、それを二、三秒湯に通す。
湯から離し、間を置かず氷水へ漬け、熱を取る。
キン、と冷えたものを、擦りたての生姜を醤油で溶かし混ぜてかけ、葱を散らす。
文字にすればそこまで時間がかかるわけではない。だが、実際はやはり時間がかかる。それを行なうかどうかは、己の仕事に対する姿勢の違いだろう。
「最近はお客さんも増えたし、ここらで新メニューってね。最近暑いし」
「暑いからこそ暑いものを食べる方が、らしい気もしますがね。夏に鍋をしたり」
「……鰻鍋ね。考えてみよっと」
「……いや、なにも鍋を表に加えろとは言ってませんが」
くい、と猪口を傾け、こくりと呑む。
ジュウ、ジュウと焼ける音がする。
「……お客、来ませんね」
「来ないなら来ないでいいんだって。いや、まあ、この鰻の処理が困るけど」
すぐ調理出来る様にとさばき終えている八つ目鰻が十食分。残りの、金だらいに浮かぶ八つ目鰻が数十匹。
さばく前のならばまた明日と出来るが、さばいたものは捨ててしまわなければならない。明日に回せば、菌などが繁殖し、客に出せなくなるからだ。
「……食べる?」
「ですね。タレなしで」
「はいはい、っと。塩出すからちょっと待ってね」
ツプ……、ツプ、ツプ……。
カッ、カッ。
ジュッ……、ウゥゥ。
「……本当、様になると言うかなんと言うか」
客席の少女、阿求の言葉を肯定する様に、手際良く焼いていく。
タレの香ばしい匂いではない。八つ目鰻の身の脂が細かく泡立ち、弾ける匂いが周りに広がる。
「本当は、屋台の妖怪なんじゃ」
「いやいや、ないない。まあ、そうだったら凄いよね。っと、はい。出来た」
串を火から降ろし、サッと抜く。そこに塩を振り掛けてから阿求の前へと置いた。
「……今年は空梅雨かぁ」
ふ、と空を見上げ、ぽつりとミスティアが呟く。
「川とか、干上がらなきゃいいけど」
――――ザァァ、ァ。
二人が帰途に着いたと同時に、地に叩き付ける様な雨が降り始めた。
家に帰り着く前に雨が降るか、着いてから雨が降るか。そんな一歩の違いは、意味もなく理由もなく決められ、日常という常は揺らめくものだ。
さて、自分の語る本題は常か否か。……今のところは、否だろう。語った時間は秒でも示せないのだから。
とぷん。
白く濁った液体が、乳白色のクラウンを作る。とぷん、とぷん、跳ねる。
「ん、ありがと」
と……、ぷん。最後に一度軽く跳ねる。
ごく、り、と冷たい液体が喉を通って、ゆっくりと熱を持つ。
こく、り、とほんの少し飲み込んで、軽く息を吐く。
「……ふぅ。う、ん。疲れたわね、なんだか」
「急に土砂降りだしね。天気予告が外れるなんて、昔むかしの天気予報みたいだし」
その言葉の通り、薄く、ざぁぁと雨が跳ねる音が聞こえてくる。
その雨音に隠れる様に、カリッ、カリッと音がする。
「ふぅん。これが河豚ね」
「いや、前にも食べてるでしょ」
「だって、唐揚げよ?河豚が丸ごと一匹。ちょっと小さいけど」
カリッ、サクリ。サクリ、サクッ、カリッ。
衣の軟らかい部分がサクリと軽く千切れ、堅い部分がカリカリと砕ける。
「それに、お刺身だって、最初から毒なんてない合成ものばかりだし、天然のはこれが始めて」
「まあ、合成じゃないのは、私も初めて食べるけど」
サク、リ。コクッ、コキュ。
「思ったよりおいしくないし、天然ものなんて言っても、どれもがいいとは限らないと」
「味覚なんてものは、脳が感じてるものだからね。蓮子みたいに穿った見方をする人だとおいしくなんて感じないわよ」
「失敬な。穿った見方なんてしてないわよ、私は」
「これは半額で安いけど、賞味期限も切れてないし箱も綺麗だから、なにかあるはず。危ない」
マエリベリーの言葉に、蓮子が喉を詰まらせる。
「……いや、あれは危なかったわよ、絶対」
「ただの在庫整理でしょ。季節も代わる頃だったし」
「……まあ、終わったことを気にしても仕方がないと」
コク、コク、コクと濁り酒を煽る蓮子。酒精にやられたか、それとも恥ずかしいのか、顔がほんのりと赤らんでいる。
マエリベリーの顔も赤らんでいるのだから、酒精なのであろうが。
「まあ、そうよね。……なら、前に借りたノートのことなんだけど」
「ああ、そういえば貸してたっけ」
「ちょっとなくしちゃって。でも、終わったことだから良いわよね、もちろん」
「うん、いいわ……、いや、いいわけないでしょ!」
きゃいの、きゃいの。
仲良し二人組の夜は、騒がしく、愉快に過ぎていく。
自分が食べているものは食料なのか。それとも炭素やナトリウム、そういったものを食べているのか。それはどちらも正しいが故に解を出す術がない。その様な疑問が、無農薬や、非養殖物への憧憬を生むのかも知れない。
そして……、あれ?本題は……?
逆に有害な物でも少量なら薬になったりする
ただ、いろんな話のちゃんぽんは毒ではないけど、一つ一つが魅力的なだけにちょっとづつ混ぜたらどれもこれも主張が強くて、結局一つの作品として纏まった感じがしなくて物足りなさが残りました。
どうにもルーミアがツボでした。でもそれが本筋でないのがやはり残念。
その反面、お酒は百薬の長とも良薬口に苦しとも言います
ちょいと意味は違いますが
なんにせよ仲のいい皆様のことで
霖之助は確かに奉行のイメージがありますねw
妙に神経質そうな辺りとか特に
誤字報告を
>風か吹いた。頬を撫で、焼けていく匂いを運び、胃がぐぎゅると一鳴きする。
風が、かな?