永遠亭の周りを散歩していると、箒を持って庭の掃除をしている彼女の弟子の姿が目に入った。
別にあなたがやる必要はないでしょうに、と思うがどうやら何かしていないと落ち着かないらしい。肩をすくめて永琳はウドンゲに近づいていく。
「・・・・・ピ~ピロリ~ピロリ~ロリ~ロリレリ~・・・・・・♪」
と、ウドンゲがなにやら口笛を吹いてるのが聞こえてきた。
「何か良いことでもあったのかしら?ウドンゲ?」
「・・・ピ~ピロリ~ピロリ~ロリ~ロレルラロ~♪」
声をかける。が、まるで気づいてないかのようにウドンゲは口笛を吹き続けている。そういえば先刻から掃いている場所がまるで変わっていない。
あ~、ひょっとして・・・、と内心思いながら永琳はウドンゲの正面に回りこむ。
「・・・テ~ケテ~ケテケテケテン~♪」
「・・・・・やっぱり」
空ろな目をして最早口笛どころではない何かを口ずさむ弟子の姿に、脱力したように頭を垂れる永琳。
・・・・・・今に始まったことではない。この現象は時たま起こる事。月の兎は特殊な波動を利用して会話をするのだが、最近、幻想郷の外に住む人間がそれと良く似た波動を通信手段として使うようになったらしい。時折、そのような波動が結界を越えて侵入し、それをウドンゲが受信して、このような“再生機”になってしまうのだ。
はぁ、と大きく溜め息をつき、永琳は右手を垂直に掲げ手刀をウドンゲに向けて振り下ろそうとした。が、
「・・・・テッテッテ♪ラヴィット!!」(゚∀゚)
「うひゃあっ!????」
突如奇声を上げ、如何とも表現しがたい、まるでどこぞの半獣のような表情に変わった弟子にビビり尻餅をつく永琳。
「・・・ヌヌネネヌヌネノヌヌネネヌヌネノ・・・・・・」
そんな師匠をよそに、再び空ろな表情に戻り二週目に突入するウドンゲ。
とりあえず何事も無かったかのように立ち上がり、パンパンと尻についた砂を叩き落す。再び手を上げ、ウドンゲ向けて一直線に手刀を振り下ろす。
「ウ~ンウ~ンンンンゔっ・・・・・・あれ?師匠いつからそこに?」
「今来たところよ。ずいぶん精がでてるようねウドンゲ。・・・別に義務があるわけじゃないんだから適当で良いわよ。」
呻き声一つ上げて、正常に戻ったウドンゲと何事も無かったかのように会話してその場を立ち去る永琳。このやり取りももう慣れたものだ。
ウドンゲが“受信”を始めた当初は原因も対応も分からず、どうしたものか、と困ったものだったが、放って置けば元に戻ることも分かり、特に害もないようなのでとりあえず様子を見ることにした。永琳が本気で研究すれば、あるいは治療も可能かもしれないが、面倒くさいし、何より貴重な外の情報源なので治す気など全く無かったが。
とはいえ、先程のように突然訳の分からないものを“受信”しても直す方法が無いのには困った。が、それもやがて解決した。“受信”状態から直す方法が分かったのだ。その方法というのが先程ウドンゲに当てた手刀という訳である。
だがこの方法、実は永琳が発見したものではない。これもウドンゲの“受信”により得た知識なのだ。
斜め45度の角度で手刀を当てる、それだけで壊れた物が直るなど出鱈目もいいところだ、というのがそれを聞いた永琳の率直な感想だった。その時は外の世界の文化レベルの低さにあきれたものだが、実際に試してみたら、割れた茶碗は元に戻り、“受信”状態のウドンゲは正気に戻る、おまけに焼いた魚が生き返って池を泳ぐ姿を見たときなど、永琳は自分の目を疑ったものだ。はっきり言ってリザレクション顔負けの効果である。チルノあたりに教えてやれば、犠牲になるカエルはいなくなるだろう・・・・・・もっとも、チルノの頭で斜め45度というものを理解できればの話だが。
それがどのような因果律によりそれ程の効果をもたらすのか、解明を試みたが月の頭脳とまで呼ばれた永琳でさえも、結局解明することは出来ず、それ程の因果律を発見した外の世界の文明に畏怖の念を抱かずにはいられなかった。
“地上の人間が月に攻め込んできた。”かつてウドンゲが放ったその一言が急に真実味を増し、その晩、永琳は数百年ぶりに湧き上がった郷愁を胸に、一人、枕を泣き濡らした。
・・・永琳は知らない。外の世界で全く根拠の無い癖に多くの人に認知されているという、そんな迷信じみたものが幻想郷では異常なまでに力を持つことがあるということを。永琳はそんなこと全く知らなかったのだ。
そんな永琳であるから、先日、ウドンゲが月の兎の波動を受信したときには本当に驚いた。何しろ、もうとっくに戦いは終わっており、月は地上の民に征服されたのだと思っていたのだから無理も無い。月の文明は予想以上に進歩していた、本気でそう思った。だがそれでも・・・、と永琳の思考は続いた。それでも、“波動砲”とやらの前では無力であろう・・・・・・と。
とまぁ、シリアスだか何なんだか良く分からない永琳の過去の感傷話はさておいて、立ち去る永琳の後ろではてゐがウドンゲの手を引いて茶に誘っていた。
「ちょ、ちょっとまだ掃除の途中なんだけど・・・・・」
「だーめ。もうお茶入れちゃったもん。」
「分かった。分かったけど、そんなに急がなくても・・・・・」
「だめだよー。お茶は冷めたらまずくなっちゃうでしょーっ?」
二人のそんなやり取りを背中に聞きながら、もうそんな時間か、と思う。このところ毎日、この時間になるとこんな感じのやり取りが繰り返されている。傍から聞いている分には微笑ましい限りだが、てゐの目的が別にあることをウドンゲは知らない。
・・・あの時のてゐには驚かされたものだわ、などと回想してみる永琳。
永琳が一人部屋でくつろいでいると、部屋の外から声を掛けるものがあった。
「失礼します。中に入ってもよろしいでしょうか?永琳様。」
「ええ、入っていらっしゃい。・・・てゐ?」
聞きなれた声の、あまりに普段と違う様子に思わず語尾が疑問系になる。
「では、失礼いたします。」
言葉が終わると同時に、ふすまが静かに開かれなにやら厳粛な顔つきをしたてゐが部屋に入ってきた。てゐはふすまを静かに閉めると、永琳の前に歩み寄り、頭を垂れて言った。
「永琳様。折り入ってお頼みしたいことがあります。」
「・・・何かしら?」
てゐの只ならぬ様子に、自然と固くなる永琳。
「率直に申し上げます。鈴仙様を“あの状態”にする薬を作って頂けないでしょうか?」
「“あの状態”って、・・・“あの状態”のことよね、やっぱり。・・・何故かしら?理由くらいは聞かせてくれるんでしょう?」
「・・・・・・師を、生涯の師を見つけました。」
「・・・どういうこと?」
「はい。永琳さまも知っての通り、私は今まで何よりも健康に気を払って生きてきました。」
「そうね。それ故にあなたは今の姿を手に入れたわけだし、ここの兎たちを統括するだけの力も手に入れた・・・」
「おっしゃる通りです。ですが、それらはあくまで副産物。私にとって真に重要なのは健康であり続けること。それだけです。・・・そんな私にとって“あの状態”の鈴仙様から聞こえてきた、健康について熱く語る数々の言葉は胸に突き刺さるものでした。・・・・・・今までに三度程聞く機会がありましたが、あの演説は毎日、決まった時間に行われているようなのです。」
「成る程・・・ね」
「・・・どうか薬を作って頂けないでしょうか。お願いいたします。」
再び深く頭を下げるてゐを前に、永琳はどうしたものかと考えていた。そうゆう薬ならば作れないことも無いとは思う。だが、それを一番の当事者であるウドンゲに聞かずに決めるのはどうかと思ったのだ。だが、それをウドンゲに聞くことは出来ない。“受信”状態のことはウドンゲには秘密にしているのだ。言ったら無理やりにでも治療薬を作らされるハメになるかもしれないし、それで外の世界の情報源がなくなるのは困る。
頭を下げ続けるてゐを見る。その姿に普段のふざけた様子は全く無く、真剣そのものだ。その事がてゐの思いの深さを物語っていた。正直、医者である自分にそういうことを言うのはどうかと永琳は思う。が、一つ大きな溜め息を吐くと、意を決して口を開いた。
「・・・・・・分かったわ。作ってあげる。」
「あ、ありがとうございますっ!永琳様っ!!」
勢い良く顔を上げ、感謝の言葉を叫ぶてゐ。気のせいかその瞳にはうっすらと涙が滲んでいる。
「それで?その人の名前くらいは教えてくれるんでしょう?てゐ。」
永琳の質問に、てゐは再び厳粛な面持ちに戻り、軽く息を吸い込む。・・・静寂が部屋を包みこんだ。しばらく間を置いてから、永琳が見守る中てゐは口を開きゆっくりと言葉を紡いだ。まるで、神聖な何かを口にするように・・・。
「はい。その方の名は・・・・・・・・・みの○んた、様と。」
・・・何とか頼まれた薬は作ったものの、空ろな表情で言葉(※効果音等含む)を発し続けるウドンゲと、その前で正座して文字通り聞き耳を立てるてゐという構図は、かなりアレな雰囲気を醸し出していた。
永琳も幾度かその“健康法”というのを聞いたが、そのどれもが医者である永琳にしてみれば胡散臭いものばかりで到底信じられたものではなかった。しかし、確実に以前より活発になっているてゐと、その弾幕のキレが鋭くなっていくのを見て、永琳も認めないわけにはいかなかった。“みの○んた”という人間は外の世界の高名な医者らしい、と。
途端、石につまづき永琳は回想から引き戻された。転びはしなかったが、バランスを崩した拍子に服の隙間から落とした小瓶が地面に落ち、微かな音を立てた。・・・小瓶の中には錠剤が幾粒か入っている。それは、ある出来事を境に永琳が常に持ち歩くようになったものだ。かつて永琳に屈辱を味あわせたその出来事を、苦い思いと共に彼女は思い返していた。
・・・その日も特に何事も無く普通の一日になるはずだった。ウドンゲが突然“受信”状態になるのも既に日常の一環となっていたし、その結果空ろな目をして歌いだすのにも、もう慣れたはずだった。・・・今にして思えば、少しでも情報収集の為などと考えず、歌いだした時にすかさず正気に戻しておけば、あんな事にはならなかったのだ。だが後悔は、後からするから後悔なのであって、そのときの永琳にはそんな考えなど微塵も起きなかった。
ともかく、ウドンゲは例によって例のごとく、空ろな目をして歌いだし、永琳は一つの情報も逃すまいと、意識を集中させた。
「不思議な不思議な言葉~♪テテテテテテテテテレパシー♪」
「・・・・・・」
「宇宙の言葉はテレパシー♪テテテテテテテテテレパシー♪」
「・・・・・・」
・・・とことん実が無かった。有益な情報は得られそうに無いと判断し、いつものようにウドンゲを正気に戻そうとした。・・・が、
「遠くの星からやって来た♪宇宙人と話そうよ、両手で信号テレパシー♪」
「宇宙人もにっこりと♪・・・・・・ってするかっ!!!」
歌詞をその明晰な頭脳で先読みし、思わず歌ってしまう・・・しっかり微笑むあたり芸が細かい。それが変に意識を集中させていた為、行ってしまった行為なのかは定かではないが、あまりに天才過ぎるというのも困りものである。というか、勝手に歌っておいて勝手に怒っているあたり、やはり宇宙人の思考は良くわからない。
・・・まあ、その状態でもツッコミを兼ねたウドンゲへの手刀は、しっかり45度の角度で入っていたが。・・・さすが天才、むしろ天災?
「・・・テレパシーって、月の兎を宇宙人と勘違いしてるんじゃないでしょうね。・・・それとも、まさか他の太陽系の住人は全部テレパシーで会話しているとでも言うのかしら・・・・・・」
「?」
正気に戻ったウドンゲが、何やらブツブツ言っている師の姿を、顔に疑問符を浮かべて眺めていた。
・・・それで終われば、良かった。それだけで終わっていれば何事も無い日常の一日として、埋もれていくはずだった。だが・・・、永琳が背後からの視線を感じ、振り向くと、そこには二人の姿を眺める輝夜の姿があった。・・・・・・口元に、ニヤニヤとした嫌な笑いを張り付かせて。
あの時程の屈辱を、永琳はその生涯で味わった事が無かった。以来、永琳は常備するようになったのだ。・・・忘却の薬を。
拾った小瓶を懐深くにしまいこみ、永琳は屋敷の中へと戻っていった。
* * *
日は沈み、夕飯の時刻となった。会話は無く、皆行儀良くそれぞれの席に座り、黙々と箸を進めている。
バンッ!!
静寂を破り、叩きつけるように箸を置いたウドンゲがその場に立ち上がる。皆の視線が集中する中、ウドンゲがゆっくりと口を開いた。
「・・・・・・ミ」
「?」
が、ウドンゲの声は小さく、良く聞き取れない。皆不思議そうな顔をしているが、そんな事には構わずウドンゲは先を続ける。
「・・・・・・ード」
やはり、声が小さく良く聞き取れない。ウドンゲが空ろな表情をしている事に、皆、今更ながら気づいた。
「・・・ウサミミモードで~す♪」
・・・しっかりエンコードされていた。まあ、そんな事は永遠亭の面々には知る由もない事だったが。
ともかく、ようやく聞き取れたその言葉が狂宴の始まりの合図となった。
・・・何が起きたのか分からない。永琳は目の前の光景を訳も分からず眺めていた。あの後、皆がようやくウドンゲの言葉を聞き取った後、皆、操られるように動き出した。
てゐは以前屋敷に侵入してきた妖怪が残していったスキマに出入りし始め、その周りでは兎たちがてゐの動きに合わせて杵を振り下ろしているし、輝夜は突然ウサミミを装備して扇片手に月を眺めだしたかと思ったら、いきなり振り向きピースなどしている。挙句の果てには、触覚に靴下をかぶせて簡易ウサミミとした妖怪蛍が、素肌にマント一枚という何とも破廉恥な格好で迷い込んでくる始末。
・・・月の兎の瞳には人を狂わせる効果があるが、外の世界の歌には聴いてる者を狂わす効果でもあるのだろうか、と見ていて頭が痛くなった。とにかく、元凶であるウドンゲを止めるべく、移動する永琳。・・・と、
「・・・キス(キスキス・・・)」
言って、ウドンゲが唇を突き出してきた。しかも、
「おねえさまっ♪」
ねだるように続けてくる。
・・・永琳にそうゆう趣味は無い。が、その仕草と甘えるような声に思わず胸が高鳴り、平常心を失いそうになる。・・・一旦大きく深呼吸。そして目を閉じ、心の中で自分に語りかけた。
(・・・落ち着いて・・・落ち着くのよ永琳。)
そして、波一つ無い湖面をイメージする。
(・・・そう・・・落ち着くの・・・この湖面のように・・・)
波うっていた自分の心が落ち着いていくのが分かる。しばらくそうしてから、永琳はゆっくりと目を開けた。
「・・・キス(キスキス・・・)」
再びウドンゲが唇を突き出してきたが、もはや永琳の心は揺らぎもしない。・・・無言で手を掲げる。そして・・・
「・・・キス、したくなっちゃった・・・」
恥らうように笑い、ウドンゲが潤んだ瞳で、永琳を真っ直ぐに見つめる。・・・・・・えいりんがこわれた。
「っ!そんなにキスして欲しけりゃ、いくらでもしてやろうじゃないのっ!!」
言って、自分の唇をウドンゲのそれに近づける。と、そこで歌い終わったウドンゲが正気に戻った。
「・・・え、え?きゃぁっ!?師匠なにを・・・お願い・・です・・・やめて・・くだ・・・・さい・・・」
ウドンゲが訳も分からず、瞳に涙を滲ませ哀願する。だがウドンゲのその姿は、今の永琳に対して隅で縮こまっていた理性を吹き飛ばす程度の能力しか持っていなかった。・・・・・・・・・・えーりん全壊。
「お前が誘ったんだろぉがぁぁぁぁっ!!!」
「きゃあぁぁぁぁぁっ!!???」
★★★★★★★★★★★★以下、放送修正入ります★★★★★★★★★★★★★★
「ウサギさん、ウサギさん。どうしてそんなにお耳が長いの?」
「それはね、師匠の言葉をけして聞き逃さないようにするためですよ。」
「ウサギさん、ウサギさん。どうしてそんなに肌が白いの?」
「それはね、師匠の前では常にキレイな私でいたい。そういう気持ちのあらわれなんですよ。」
「ウサギさん、ウサギさん。どうしてそんなにおめめが赤いの?」
「・・・・・・それはね・・・・いつでも師匠に狂って、襲ってもらえるようにするためですよ・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「よーし、お望みどおり食べちゃうぞぉーっ!!」
「あ~れ~」
・
・
・
★★★★★★★★★★★★放送修正、終わり★★★★★★★★★★★★★★
・・・永琳の理性がリザレクションしたときには、部屋の中は酷い有様になっていた。
てゐとウサギたちは余程気に入ったのか先程のアレをいまだ続けているし、輝夜は輝夜でウサミミを外すのも忘れて、この私が・・・あんな痴態を・・・、とかブツブツ呟き続けている。妖怪蛍は赤面して恥ずかしそうにマントに身を包み込んでうずくまっており、部屋の隅では皮を引ん剥かれ目も当てられない状態になった白兎が、縮こまって震えながら涙を流していた。・・・・・・とりあえず、薬を使って居合わせた全員分の記憶を、軽く飛ばしておいた。
・
・
・
翌日、永琳が散歩していると、昨日と同じように掃除をするウドンゲの姿が目に入った。・・・やはり、同じ場所を掃き続けている。
しょうがないわね、と思いながらウドンゲの前に立ち手刀を振り下ろした。瞬間、
「・・・・テッテッテ♪ラヴィット!!」(゚∀゚)
ウドンゲの顔が例の表情に切り換わり、思わず手元が狂い角度が微妙にズレてしまった。慌ててウドンゲに異常がないか見る。
「・・・・・ピ~ピロリ~ピロリ~ロリ~ロリレリ~・・・・・・♪」
・・・とりあえず、おかしなところはなさそうだった。が、念の為しばらく様子を見ることにする。それから曲が3周ぐらいしたところで、問題なしと判断し、ウドンゲを正気に戻した。
・・・だが、異変は確実に起きていたのだ。しかし、永琳がそれに気付けるはずも無かった。まさか、幻想郷中の空気がウドンゲの周囲の空気と同じ周波数で振動していたことなど、・・・その曲が幻想郷中にオン・エアーされていたことなど、ウドンゲの傍にずっといた永琳に分かるはずもなかった。
・・・それからしばらくの間、幻想郷では奇妙な曲が流行った。
なんでもその曲は“きみのためでも死ねない~Hourai Drag~”という題名だとかなんだとか・・・
完
この爆笑を収める薬を作ってえーりん
このニヤニヤを収める薬を作ってえーりん
危うく、笑い死にするところでした。
謹んで、謝罪と賠償を要求(ry
怒涛のアレに乾杯です
ヤバい、ヤヴァすぎる…お見事です~
最強ですw
(精神)衛生上体に悪いです。
ラビィッ!
し、しぬw
口に含んだいちごオレを、それはもう盛大に。
天災永琳最高
一瞬で脳内再生されましたとも