ここは幻想郷…
人間界の近くにある別の世界…
その中にある巨大な図書館…
ヴワル魔法図書館…そこに一人の少女がいた。
今回はその少女のお話をしましょう。
名前をパチュリー・ノーレッジ・・・人間だった頃は裕福な家庭に生まれ、育まれた。
しかし、親の陰謀によりパチュリーは魔法器材を身体に埋め込まれてしまう。
その後、ノーレッジ家は暴走したパチュリーによって滅亡しパチュリーだけが生き残った。
しかし、人間ではなくなっていた。
それは時で分かるもの・・・パチュリーが意識を取り戻したのは、実に100年たっていたのだ。
そして、ふらふらと出歩いているときに妙な境界を見つけそこに入ってしまう。
それが幻想郷の入口だった・・・。
「ここは・・・?」
そこに入った途端!パチュリーは得体の知れない物に襲われた。
「ガァアアアア」
どうやら魔法に頼りすぎた妖怪のなれの果てである。
「ギ・・・ギ・・・グアアアア!」
「きゃあああああ」
一方ここは、博麗神社、博麗 霊夢が住んでいる所である。
「!」
何かに気付いたような顔をする。
「何!?この強大な魔力は!・・・今度は幻想郷にとんでもない奴が紛れ込んだわね」
「ちょっと調べにいってみようかしら」
霊夢は魔力の放出場所に飛んでいった。
「今回はちょっとやっかいね・・・ほとんど私と霊力が変わらないじゃない」
「よう、お前も行くのか?」
いつのまにか隣には黒い塊が飛んでいた。
「ああ、魔理沙。あなたも察知したの?」
霧雨 魔理沙 霊夢とは腐れ縁みたいな物で仲がいいのか悪いのか。
結構前は敵対していたが今では時々一緒に寝るくらい仲が良い。
ちなみにただの魔法使いです。
そうこうしている内に魔力の放出場所に着いた霊夢と魔理沙。
そこには凄まじい威力の傷跡が残っていた。
「これは・・・」
「なんて破壊力だ・・・この辺り一帯全て塵とかしていやがる・・・」
二人で歩いていると、一人の少女が倒れていた。
「魔理沙!こっち!」
「なんだ!誰かいたのか?」
これが霊夢、魔理沙と初めて出会った日でした。
「死んでいるのか?」
「う・・・うーん・・・」
「気を失っているみたいね」
「とりあえず霊夢、お前の神社にでも連れていけ、このままじゃ後味が悪い」
「そうね・・・私が看病するわ」
「何かあったらすぐに言えよ!じゃあな!」
魔理沙はさっさと帰ってしまった。
「さて、それじゃあ私も神社にこの子を連れていかないとね」
霊夢は博麗神社に向かっていった。
霊夢と魔理沙が帰った後に一人の少女が魔力放出の場所に来た。
「へぇー、これだけの破壊力かぁー。いい仲間になれそうだな。お姉様に相談してみよっ!」
少女はそれだけ言ってその場を去った。
一方、霊夢は博麗神社に着きました。
「じゃあ、この女の子を布団にいれて休ませましょう」
「しばらくは安静にしておいた方がいいわね」
そして一日が経ち、朝が来た。
「ふああ~、うーん、もう朝かー。朝御飯作らないと・・・」
霊夢は眠いながらも渋々起きて朝御飯を作りに台所へ行った。
いつもどおりに玉子焼き、焼き魚、味噌汁の3点セットだ。
「いただきます」
「いただきます」
「って、なんであんたがここにいるのよ!」
霊夢のツッコミが入る。
「まあ、気にすんなよ」
「いいけど・・・何?あの子の事が気になるの?」
「まあな・・・ここ、幻想郷にはもとから中で育ったやつらはいいが・・・外から中に入るには・・・」
「相当の魔力が必要よね」
「ああ、しかも入るのに魔力を消費しているにも関わらず、あの威力だ。育てれば使えるかもな!」
「魔理沙、あんたそういうところ昔から変わらないわよね」
「そうか?これでも結構いい人になったんだぜ?」
「変わってないわよ」
霊夢と魔理沙で一般的な会話をしている時・・・。
「う・・・ここは・・・?」
パチュリーが目を覚ました。
「目が覚めたみたいね」
霊夢がパチュリーに寄ると・・・。
「こっ・・・こないでっ・・・」
「!」
「大丈夫よ・・・私があなたを助けたのよ」
「・・・」
「霊夢・・・お前の甘やかし方が悪い」
「なによ・・・じゃあ、魔理沙やってみて」
「いいだろう」
そう言うと魔理沙はパチュリーの前まで歩いていって・・・。
「な・・・何・・・!?」
だきっ。
魔理沙はいきなり抱きついた。
「なっ!」
「いつでも泣いていいんだぜ、その時は俺が胸を貸してやる、思いっきり泣くんだ」
「うっ・・・うっ・・・うわあああああああんん」
パチュリーは思い切り魔理沙の胸の中で泣いた。
「魔理沙・・・あなたこういう事は得意なのね」
「母性本能が高いからな」
「でも胸は小さいわよね」
「気にしていることを言うなよ」
「うっ・・・うっ・・・」
「そのままでいいから質問に答えてくれ」
「っ・・・うん」
「名前は?」
「・・・パチュリー・・・パチュリー・ノーレッジ」
「そうか・・・じゃあ、パチュリー、どうしてこの幻想郷に?」
「幻想郷?」
「この世界の事だよ」
「そうなんだ・・・」
「さっきの質問の答えは?」
「・・・分からない・・・どうしてここに来たのか覚えていない・・・」
「ありきたりな記憶喪失だな」
霊夢が質問した。
「じゃあ、あなたは自分が魔力を使った事も覚えていないの」
「覚えていない・・・」
「じゃあ、この話は後だ。とりあえず記憶が戻るまで気楽に待とうじゃないか?」
「そうね、無理に思い出させても逆効果だし・・・、しばらくは私と一緒に暮らしましょう」
「・・・いや・・・、魔理沙の方が良い」
「だそうだ・・・どうする霊夢」
「どうするっていわれても本人がそっちが良いっていうなら魔理沙・・・お願いね」
「私が一緒に暮らすのか!」
「いいじゃない・・・なついているんだし」
「うーん・・・じゃあ行くか、パチュリー」
「うん」
「この世界の事を手取足取り教えてやるぜ・・・ふふふ」
「?」
パチュリーはぽかんとしている。
「じゃあな、霊夢。またそのうち来るぜ」
「じゃあね、霊夢」
魔理沙とパチュリーは手を振りながら飛んでいった。
「ははは・・・またね。あの子ようやく私の名前を呼んでくれたわね」
「さて、見回りにでもいってこようかしら・・・」
「お姉様、いい者を見つけてきましたわ」
「何か外で収穫でもあったの?」
「とてもいい魔法使いが幻想郷に迷い込んできたの」
「フランが目をつけたのなら間違いはなさそうね」
一方魔理沙の家では・・・
「さて、パチュリー・・・この世界の事だが・・・」
「・・・」
「少し長くなるがいいか?」
「うん・・・大丈夫」
「ここ・・・幻想郷は東の国の辺境にある。
たくさんの妖怪と少数の人間の住む場所。
迷い込んだ人で無事帰れた人は桃源郷、蓬莱山などと「伝説の楽園」のように呼ぶ。
洗練された現在の常識と、常識のために切り捨てた文化との差が
結界の役割を果たしている。
科学は邪教であり、精神に重きを置く文明を持つ
まあ、ざっとこんなもんかな」
「凄い所に迷い込んだのね・・・私」
「普通の世界から、こっちに来るには境界があってそれを抜けてくるには相応の魔力が必要なんだ
それを軽々と破ってこっちに来るとはね」
「境界なんて無かったわ・・・」
「何だって!境界が無かっただって!」
「パチュリー、一緒に来い!」
「ど、どこへ!?」
「いったん、霊夢の所へ行ってから境界へ向かう」
そう言うと魔理沙とパチュリーは霊夢の所へ向かった。
人間界の近くにある別の世界…
その中にある巨大な図書館…
ヴワル魔法図書館…そこに一人の少女がいた。
今回はその少女のお話をしましょう。
名前をパチュリー・ノーレッジ・・・人間だった頃は裕福な家庭に生まれ、育まれた。
しかし、親の陰謀によりパチュリーは魔法器材を身体に埋め込まれてしまう。
その後、ノーレッジ家は暴走したパチュリーによって滅亡しパチュリーだけが生き残った。
しかし、人間ではなくなっていた。
それは時で分かるもの・・・パチュリーが意識を取り戻したのは、実に100年たっていたのだ。
そして、ふらふらと出歩いているときに妙な境界を見つけそこに入ってしまう。
それが幻想郷の入口だった・・・。
「ここは・・・?」
そこに入った途端!パチュリーは得体の知れない物に襲われた。
「ガァアアアア」
どうやら魔法に頼りすぎた妖怪のなれの果てである。
「ギ・・・ギ・・・グアアアア!」
「きゃあああああ」
一方ここは、博麗神社、博麗 霊夢が住んでいる所である。
「!」
何かに気付いたような顔をする。
「何!?この強大な魔力は!・・・今度は幻想郷にとんでもない奴が紛れ込んだわね」
「ちょっと調べにいってみようかしら」
霊夢は魔力の放出場所に飛んでいった。
「今回はちょっとやっかいね・・・ほとんど私と霊力が変わらないじゃない」
「よう、お前も行くのか?」
いつのまにか隣には黒い塊が飛んでいた。
「ああ、魔理沙。あなたも察知したの?」
霧雨 魔理沙 霊夢とは腐れ縁みたいな物で仲がいいのか悪いのか。
結構前は敵対していたが今では時々一緒に寝るくらい仲が良い。
ちなみにただの魔法使いです。
そうこうしている内に魔力の放出場所に着いた霊夢と魔理沙。
そこには凄まじい威力の傷跡が残っていた。
「これは・・・」
「なんて破壊力だ・・・この辺り一帯全て塵とかしていやがる・・・」
二人で歩いていると、一人の少女が倒れていた。
「魔理沙!こっち!」
「なんだ!誰かいたのか?」
これが霊夢、魔理沙と初めて出会った日でした。
「死んでいるのか?」
「う・・・うーん・・・」
「気を失っているみたいね」
「とりあえず霊夢、お前の神社にでも連れていけ、このままじゃ後味が悪い」
「そうね・・・私が看病するわ」
「何かあったらすぐに言えよ!じゃあな!」
魔理沙はさっさと帰ってしまった。
「さて、それじゃあ私も神社にこの子を連れていかないとね」
霊夢は博麗神社に向かっていった。
霊夢と魔理沙が帰った後に一人の少女が魔力放出の場所に来た。
「へぇー、これだけの破壊力かぁー。いい仲間になれそうだな。お姉様に相談してみよっ!」
少女はそれだけ言ってその場を去った。
一方、霊夢は博麗神社に着きました。
「じゃあ、この女の子を布団にいれて休ませましょう」
「しばらくは安静にしておいた方がいいわね」
そして一日が経ち、朝が来た。
「ふああ~、うーん、もう朝かー。朝御飯作らないと・・・」
霊夢は眠いながらも渋々起きて朝御飯を作りに台所へ行った。
いつもどおりに玉子焼き、焼き魚、味噌汁の3点セットだ。
「いただきます」
「いただきます」
「って、なんであんたがここにいるのよ!」
霊夢のツッコミが入る。
「まあ、気にすんなよ」
「いいけど・・・何?あの子の事が気になるの?」
「まあな・・・ここ、幻想郷にはもとから中で育ったやつらはいいが・・・外から中に入るには・・・」
「相当の魔力が必要よね」
「ああ、しかも入るのに魔力を消費しているにも関わらず、あの威力だ。育てれば使えるかもな!」
「魔理沙、あんたそういうところ昔から変わらないわよね」
「そうか?これでも結構いい人になったんだぜ?」
「変わってないわよ」
霊夢と魔理沙で一般的な会話をしている時・・・。
「う・・・ここは・・・?」
パチュリーが目を覚ました。
「目が覚めたみたいね」
霊夢がパチュリーに寄ると・・・。
「こっ・・・こないでっ・・・」
「!」
「大丈夫よ・・・私があなたを助けたのよ」
「・・・」
「霊夢・・・お前の甘やかし方が悪い」
「なによ・・・じゃあ、魔理沙やってみて」
「いいだろう」
そう言うと魔理沙はパチュリーの前まで歩いていって・・・。
「な・・・何・・・!?」
だきっ。
魔理沙はいきなり抱きついた。
「なっ!」
「いつでも泣いていいんだぜ、その時は俺が胸を貸してやる、思いっきり泣くんだ」
「うっ・・・うっ・・・うわあああああああんん」
パチュリーは思い切り魔理沙の胸の中で泣いた。
「魔理沙・・・あなたこういう事は得意なのね」
「母性本能が高いからな」
「でも胸は小さいわよね」
「気にしていることを言うなよ」
「うっ・・・うっ・・・」
「そのままでいいから質問に答えてくれ」
「っ・・・うん」
「名前は?」
「・・・パチュリー・・・パチュリー・ノーレッジ」
「そうか・・・じゃあ、パチュリー、どうしてこの幻想郷に?」
「幻想郷?」
「この世界の事だよ」
「そうなんだ・・・」
「さっきの質問の答えは?」
「・・・分からない・・・どうしてここに来たのか覚えていない・・・」
「ありきたりな記憶喪失だな」
霊夢が質問した。
「じゃあ、あなたは自分が魔力を使った事も覚えていないの」
「覚えていない・・・」
「じゃあ、この話は後だ。とりあえず記憶が戻るまで気楽に待とうじゃないか?」
「そうね、無理に思い出させても逆効果だし・・・、しばらくは私と一緒に暮らしましょう」
「・・・いや・・・、魔理沙の方が良い」
「だそうだ・・・どうする霊夢」
「どうするっていわれても本人がそっちが良いっていうなら魔理沙・・・お願いね」
「私が一緒に暮らすのか!」
「いいじゃない・・・なついているんだし」
「うーん・・・じゃあ行くか、パチュリー」
「うん」
「この世界の事を手取足取り教えてやるぜ・・・ふふふ」
「?」
パチュリーはぽかんとしている。
「じゃあな、霊夢。またそのうち来るぜ」
「じゃあね、霊夢」
魔理沙とパチュリーは手を振りながら飛んでいった。
「ははは・・・またね。あの子ようやく私の名前を呼んでくれたわね」
「さて、見回りにでもいってこようかしら・・・」
「お姉様、いい者を見つけてきましたわ」
「何か外で収穫でもあったの?」
「とてもいい魔法使いが幻想郷に迷い込んできたの」
「フランが目をつけたのなら間違いはなさそうね」
一方魔理沙の家では・・・
「さて、パチュリー・・・この世界の事だが・・・」
「・・・」
「少し長くなるがいいか?」
「うん・・・大丈夫」
「ここ・・・幻想郷は東の国の辺境にある。
たくさんの妖怪と少数の人間の住む場所。
迷い込んだ人で無事帰れた人は桃源郷、蓬莱山などと「伝説の楽園」のように呼ぶ。
洗練された現在の常識と、常識のために切り捨てた文化との差が
結界の役割を果たしている。
科学は邪教であり、精神に重きを置く文明を持つ
まあ、ざっとこんなもんかな」
「凄い所に迷い込んだのね・・・私」
「普通の世界から、こっちに来るには境界があってそれを抜けてくるには相応の魔力が必要なんだ
それを軽々と破ってこっちに来るとはね」
「境界なんて無かったわ・・・」
「何だって!境界が無かっただって!」
「パチュリー、一緒に来い!」
「ど、どこへ!?」
「いったん、霊夢の所へ行ってから境界へ向かう」
そう言うと魔理沙とパチュリーは霊夢の所へ向かった。
魔理沙は自分の事俺とは言わないのです。
まあこれからに期待ということで。
自分でおもしろくなるっていうのはどうかと。
こういう場所に投稿してる以上、おもしろいかどうかは他人が判断するものなので、点数機能もあることですし。
まだわからないので点数は控えめです。
独自の設定で物語を進められるのであれば一章全部使うぐらい
の気持ちで幻想郷に来るまでの話を広げられても良かったかなと
思います。
書きたいシーンが先にある様ですので楽しみにしております。
別に元のゲームと小説を無理に科白までシンクロさせる必要はないと思います。
香之助「俺もありなのでは。霊夢も魔理沙もずぼらですからね。いつ言い出すやら(次回作?)ゴク!ふうう。」
ZUNさんは、駄目とは、言ってないでしょ。大体この手の話を15から20分で作る人もいますから、無理です。