ここは月の国。ここには大変ワガママでずる賢い姫様がおりました。名をカグヤといいます。
カグヤは月で一番頭のいい、やごころ・えーりんと言う従者がいました。
ある日、カグヤは蓬莱の薬というものの話を聞き、興味を抱いでえーりんを呼びました。
「ねえ、えーりんえーりん」
「なんでしょう、姫」
「蓬莱の薬作って!」
「そんなモン作ったら死刑にされますよ。よって却下します」
「え~…、えーりんのケチ。オモイカネブレイン。てんていモドキ」
「何を訳のわからん悪口をいってるんですか。ともかく、駄目です」
「ねぇ、え~り~ん…作ってぇ…」
「色仕掛けしたって駄目なものは駄目です。大体姫、色仕掛け出来る程大人じゃないでしょう。まぁ私としては小さいほうが…いえ、なんでもありません」
カグヤは、なんとしてでもこの堅物えーりんに蓬莱の薬を作らせたくなりました。
「しょうがない。最後の手段」
「私に弱点などありませんよ、姫」
「えーりん…どうしても…駄目?」
「…ぐっ。姫、その上目遣いで袖を引っ張りつつ指をくわえる仕草は反則です!」
「えーりん…………おねがい………つくって……」
「この永琳、姫の為ならば如何なる無理難題にも答えて見せましょう!!」
えーりんは、あっさり落城してしまいました。カグヤのずる賢さには誰にも勝てないようです。
ですが、この事態は月の者にあっさりと(主にカグヤが言い回った)バレてしまい、カグヤは
処刑されてしまうことになったのです…。
「えーりんえーりん助けてえーりん!」
「姫、大丈夫です。死んでも死なないし」
「うわーん!意味わかんないよ!えーりんの赤青モドキ!看護士モドキ!自分だけ無罪なんてずるいぞー!」
「知りません」
この後、カグヤは処刑されてしまったのですが…えーりんの言うとおり、すぐ復活してしまいました。
月の者は、しょうがないので罪が償われるまで地上の者と暮らすようにとカグヤを地上に送り込みました。
そして、随分と長いときが経った、ある日。
「ちょっとー、カグヤちゃんのモテモテ・ハンサムな美男子5人に言い寄られていやん困っちゃう♪
な場面はどうしたのよ」
都合により省きます。
「納得いかないわ…」
晴れて罪が償われたカグヤを連れ戻しに、月の使者が来ました。
その中にはカグヤの従者、えーりんもいたのです。
「あ、えーりん。久しぶり」
「姫、お久しぶりです。で…いい加減、漢字で呼んでくれませんかね」
「だって、変換めんどくさいんだもん。そんな事より、えーりん。私は地上で暮らすわ。と言うわけで帰らない」
「こんな所まで我侭ぶりを発揮しないでください!さ、帰りますよ」
「えーりん、自分だけ罪が無かったことに申し訳ないとは思ってないの?」
「いぇ、微塵も」
「月に連れ帰ったらえーりんの恥ずかしいフォトグラフをそこら中にばら撒くわよ。
『激写!八意えーりんのあられもない痴態!』とかいうタイトルで」
「……そんなのどこで撮ったんですか」
「主に貴女の寝てる間にいろいろと」
「………」
「さ、どうする?えーりん」
「はぁ、姫には勝てませんね。とりあえず使者を片付けましょう」
なんと、えーりんは月の使者達を殺し、カグヤと居る事を決断しました。カグヤと地上で一緒に暮らした者に
口止め料として、えーりん特性の医薬部外品・蓬莱の薬をあげました。
「ねえ、えーりん」
「なんでしょう、姫」
「結局、蓬莱の薬って何の効果だったの?」
「自分で飲んで解らなかったんですか…。蓬莱の薬を飲むと不老不死になるんですよ」
「えぇ!それじゃずっと美白美人って事!?ラッキー!!」
「…なんでこんなんの従者なんだろう、私……」
その後、カグヤとえーりんは幻想郷に迷い込み、永遠亭で割と面白おかしく暮らしているようです。
幻想郷に住む巫女さんたちと弾幕ごっこするのは、もうちょっと後の話。
カグヤは月で一番頭のいい、やごころ・えーりんと言う従者がいました。
ある日、カグヤは蓬莱の薬というものの話を聞き、興味を抱いでえーりんを呼びました。
「ねえ、えーりんえーりん」
「なんでしょう、姫」
「蓬莱の薬作って!」
「そんなモン作ったら死刑にされますよ。よって却下します」
「え~…、えーりんのケチ。オモイカネブレイン。てんていモドキ」
「何を訳のわからん悪口をいってるんですか。ともかく、駄目です」
「ねぇ、え~り~ん…作ってぇ…」
「色仕掛けしたって駄目なものは駄目です。大体姫、色仕掛け出来る程大人じゃないでしょう。まぁ私としては小さいほうが…いえ、なんでもありません」
カグヤは、なんとしてでもこの堅物えーりんに蓬莱の薬を作らせたくなりました。
「しょうがない。最後の手段」
「私に弱点などありませんよ、姫」
「えーりん…どうしても…駄目?」
「…ぐっ。姫、その上目遣いで袖を引っ張りつつ指をくわえる仕草は反則です!」
「えーりん…………おねがい………つくって……」
「この永琳、姫の為ならば如何なる無理難題にも答えて見せましょう!!」
えーりんは、あっさり落城してしまいました。カグヤのずる賢さには誰にも勝てないようです。
ですが、この事態は月の者にあっさりと(主にカグヤが言い回った)バレてしまい、カグヤは
処刑されてしまうことになったのです…。
「えーりんえーりん助けてえーりん!」
「姫、大丈夫です。死んでも死なないし」
「うわーん!意味わかんないよ!えーりんの赤青モドキ!看護士モドキ!自分だけ無罪なんてずるいぞー!」
「知りません」
この後、カグヤは処刑されてしまったのですが…えーりんの言うとおり、すぐ復活してしまいました。
月の者は、しょうがないので罪が償われるまで地上の者と暮らすようにとカグヤを地上に送り込みました。
そして、随分と長いときが経った、ある日。
「ちょっとー、カグヤちゃんのモテモテ・ハンサムな美男子5人に言い寄られていやん困っちゃう♪
な場面はどうしたのよ」
都合により省きます。
「納得いかないわ…」
晴れて罪が償われたカグヤを連れ戻しに、月の使者が来ました。
その中にはカグヤの従者、えーりんもいたのです。
「あ、えーりん。久しぶり」
「姫、お久しぶりです。で…いい加減、漢字で呼んでくれませんかね」
「だって、変換めんどくさいんだもん。そんな事より、えーりん。私は地上で暮らすわ。と言うわけで帰らない」
「こんな所まで我侭ぶりを発揮しないでください!さ、帰りますよ」
「えーりん、自分だけ罪が無かったことに申し訳ないとは思ってないの?」
「いぇ、微塵も」
「月に連れ帰ったらえーりんの恥ずかしいフォトグラフをそこら中にばら撒くわよ。
『激写!八意えーりんのあられもない痴態!』とかいうタイトルで」
「……そんなのどこで撮ったんですか」
「主に貴女の寝てる間にいろいろと」
「………」
「さ、どうする?えーりん」
「はぁ、姫には勝てませんね。とりあえず使者を片付けましょう」
なんと、えーりんは月の使者達を殺し、カグヤと居る事を決断しました。カグヤと地上で一緒に暮らした者に
口止め料として、えーりん特性の医薬部外品・蓬莱の薬をあげました。
「ねえ、えーりん」
「なんでしょう、姫」
「結局、蓬莱の薬って何の効果だったの?」
「自分で飲んで解らなかったんですか…。蓬莱の薬を飲むと不老不死になるんですよ」
「えぇ!それじゃずっと美白美人って事!?ラッキー!!」
「…なんでこんなんの従者なんだろう、私……」
その後、カグヤとえーりんは幻想郷に迷い込み、永遠亭で割と面白おかしく暮らしているようです。
幻想郷に住む巫女さんたちと弾幕ごっこするのは、もうちょっと後の話。
輝夜の 難題「燕の子安貝 -永命線-」 のEASYの真ん中避けが出来ることを偶然見つけてから、ノーマルで出来ないと知るまで数回無駄死にorz
こんな可愛い輝夜なら妹紅も考えが変わったり・・・いや、無理か・・。
否! 涙目が抜けておる! ……いや冗談ですごめんなさい。
あんまりゴテゴテと修飾するのも語呂が悪いですしね。涙目は脳内補完にします(ぉ