Coolier - 新生・東方創想話

誰そ、彼

2009/04/23 09:54:53
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 今日は寝起きが良く、お天道様の日差しにくすぐられて心地良く目覚めた僕はてきぱきと身支度を整えて開店の準備を始める。
準備といっても一度店の窓を開けて空気を入れ替え、僕がカウンターに腰掛けるだけだ。
僕は早速窓を開けてゆっくりと深呼吸をしながら外を眺めてみる。
すると夏の終わりを告げる弱々しい蝉時雨の音がする森の方から黒白の影がこちらにやって来るのが見えた。

──カランカラン

「よぉ香霖……って何だか空気が悪いな」
「ああ魔理沙。ついさっき起きたばかりでね。窓だって今開けたところだよ」

僕が起きてすぐだというのに魔理沙がやって来た。どこか少し疲れているように見えるが、どうせ昨晩にどんちゃんやりすぎたのだろう。
何せ昨日は神社で大イベントがあったのだから。

「ついさっきって今はおおよそ昼だぜ。どうせ昨晩読書に夢中になって夜更かしでもしたんだろ」
「概ねそんなところだよ。ところで昨日は落成式だったんだろう? 新しい博麗神社はどうだった?」

僕は全く気付かなかったのだが、今年の夏はどうやら大きな地震が発生して博麗神社を倒壊させたらしい。
まだ詳しい事は知らないが、どうやら霊夢は倒壊した神社を天人に建て直させていたようだ。
何故霊夢が天人に神社の建築をやらせたのかは分からないが、天人にとってはいい迷惑だっただろう。
そういった経緯があって先日、新しい博麗神社が完成したのだ。

「あー、新しい神社はまだ建設中だぜ」
「どういうことだ? 欠陥でも見つかったのかい?」

神社が完成したというのはガセだったのだろうか。しかし先日霊夢から神社が完成したという話は確かに聞いている。
だとしたらやはり致命的な欠陥が見つかったのだろう。

「いや、実は私にもよく分からないんだがな。紫と天人がお互いにいきなり暴れ出したんだよ。
その時にまた神社がぶっ壊れたから、目下建設中だ。ちなみに昨日は着工式で宴会だったぜ」

僕は絶句した……
一体どんな暴れ方をすれば神社が壊れるのだろうか。それにやはりあの妖怪少女の考えることは分からない。
僕は気を落ち着かせる為に一度深い溜め息を吐く。そのおかげで、なぜ彼女がそんなことをしたのか深く考えるのを止めることが出来た。

「それで霊夢はどうしたんだい? 神社が二度も壊されたんじゃ黙ってはいないだろう」
「それがな流石に二度も立て続けに壊されちゃったからか、涙目になってへたり込んでたぜ。
それで鬼が神社の一つや二つすぐに建ててやるよ、なんて慰めてたんだ。鬼に同情されるようじゃ霊夢もおしまいだな。」
「確かに巫女が鬼から励まされるのは変な感じもするけど、鬼は情に厚い一面もあるんだ。
彼らはかなり古くから人間と共に存在する種族で、五本指の鬼はあらゆる知恵を持ちあらゆる伝統技術に長けている。
きっと神社も以前より立派になって甦るはずさ。」

幻想郷に鬼はいない……はずだったが、数年前に鬼が一匹戻ってきたらしい。
鬼は古くから人間と戦い、最終的には退治されるというポーズを取ってきた。
と言っても鬼はただ戦っていただけではなく、負けた時にその報酬としてあらゆる鬼の技術を人間に与えていたのだ。
酒造の技術然り、建築の技術然り、生活の知恵も然りである。
一般的に知られている昔話『桃太郎』は正にこのことを暗喩している。
つまり鬼を退治して奪った財宝は今日の人間の生活に多く反映されているということだ。
しかし時を経て人間は鬼に攫われ退治するという関係にうんざりして姑息な手段で鬼に抵抗し始め、そういったことが嫌いな鬼は自ら人間の前を去った。
ちなみに鬼が卑怯なことや嘘なんかを嫌うことは彼らの弱点である大豆が教えてくれる。
『炒り豆に花が咲く』という諺があるように炒った大豆を蒔くなんて滑稽な大嘘であり、それが弱点だという鬼は当然嘘や出鱈目も苦手なのだ。
そんな人間の出鱈目にうんざりした鬼が今になって戻ってくるとはどういう風の吹き回しだろうか。
もしかするとその鬼はそんなことは関係なく、ただ馬鹿騒ぎしたいだけなのかもしれない。
鬼なんてのは大概単純で、騒ぐことさえできれば満足するものなんだし。

「あの呑んだくれがねぇ。しょっちゅうふらふらしているだけだから、にわかに信じ難いな」
「だったら色々質問してみるといいよ。きっと美味しい香の物の漬け方から、見事な花火の作り方まで幅広く深く知っているはずさ」
「馬鹿言うな。あいつは鬼だぜ。天狗と一緒でどうせ呑み比べで勝たなきゃ何にも教えてくりゃせんよ」

ああそう言えば鬼は天狗以上に呑兵衛だったな。

 それから日も大分傾いて、西の小窓から差し込む西日が店内に差し込み始めた。
夏の昼間の高い日差しで影が強く強調される香霖堂ではこれからの時間帯が最も明るくて紅くなる。

──カランカラン

「霖之助さん居る? ちょっと訊きたいことがあるんだけど」
「霊夢か。いらっしゃい」

今から紅くなろうとしている香霖堂に紅い霊夢がやって来た。手には一枚の板切れを持っている。

「訊きたいことってのは霊夢が持っているそれのことかい?」
「ええそうよ。実は神社がまた壊れちゃったんだけど、その瓦礫の中から出てきた物なんだって」

霊夢の話によるとこの板は新しい博麗神社を建ててくれる鬼から貰ったらしい。
丁度その時に鬼は大工仕事で忙しかった為に、それが何なのかを教えてはくれなかったそうだ。
それでこの板を一体どうしたらよいのか分からない霊夢は僕に助けを乞いに来たわけだ。

「巫女ならこれくらい知っておいて欲しいんだけどね。これには僕の能力を使うまでもない」
「もうっ! もったいぶらないで教えてよ」

頬を膨らませて詰め寄る霊夢をなだめながら、僕はその細長く形の整った板切れを手に取ってじっくり観察する。
檜でできたその板には沢山の文字が書かれており、真新しい墨の良い匂いがした。

「これは棟札と言ってね。社寺や民家なんかを建てた記念に建物の目立たない所に打ち付ける板なんだ。
ほら、ここに家主や施工主の名前、建築年月日とかが書かれているだろ?」
「へぇ、そんなものが書かれていたの? 蚯蚓がのたうちまわったような字だったから分からなかったわ。
それにその神社はもう壊れちゃったからそんな記念品貰ったって全然嬉しくないわよ」

霊夢の言うようにこの板に書かれた文字はかなり崩れていて、僕でもぱっと見ただけでは殆ど読めない。
いくら草書と言ってもこれはやり過ぎだ。もしかするとこれを書いた人物はこの字の内容を読まれたくなかったのではないだろうか。

「ただの記念品じゃないよ。棟札にはもう一つの重要な用途があるんだ。それはもう片面を見れば分かるはずさ」

そう言って僕は棟札をひっくり返して別の文字を黙読してみる。
こっちの面の字はさっきのよりもかなり崩れていて、かろうじて読める字が少しあるくらいだった。

「で、何て書いてあるの?」
「読めない字が殆どだけど、ここに書いてあるものに日本の神様の名前がある。
えーっと……ほらここには『大己貴命(オオナムチノミコト)』と書かれているのが分かる」
「うーん。やっぱり読めないけど霖之助さんがそう言うのならそうなんでしょうね」
「香霖は神様とかには五月蠅いからな」

お勝手から魔理沙がお茶をお盆に載せてやってきた。
どうやら今日は魔理沙が夕餉を作ってくれるらしく、さっきから美味しそうな匂いが漂って来る。
そして霊夢にお茶を渡した魔理沙は再びお勝手に戻って行った。

「ところでうちの神社は大己貴命が祀られていたのかしら? 初耳だわ」
「そうじゃないよ。棟札に神様の名前を書くとその神様の御利益を得ることができるんだ。
例えば棟札に水の神、罔象女神(ミズハノメノカミ)の名前を書けばその建物が火災に見舞われることはなくなる。
他にも大物主大神(オオモノヌシノオオカミ)なら稲作豊穣、疫病除け、酒造の御利益なんかが見込める。
つまり棟札はお守りや神棚のような物として扱われているのさ。まあ勿論建てる神社に縁のある神様の名前も書くだろうけどね」

よく見るとこの棟札には建築に関する記録と神様の名前の他に長い漢文が綴られていた。
だがこの漢文は所々の文字が解読できるくらいで、内容は全く分からない。
この棟札を作った人物は恐らくこの文章を読ませたくないのだろう。
読ませたくないくせに書いたということはこの文章に何かしらの意味があるということなのだが、それが二度目の博麗神社崩壊の理由かもしれない。
しかし本文が読めないのではどんな言霊が込められているのか分からないので深くは考えないことにした。

「成程ね。それじゃあこの板は神社のお守りで神様の力が宿っているから、巫女の私に処分しろってことだったのね。
それじゃあ明日早速お焚き上げしなくっちゃ」
「早速なのに明日なのかい?」
「今日はもう疲れたしお腹も空いたのよ。ご飯はまだかしら?」

最初から分かっていたことだが、やはり霊夢もうちで夕餉を済ませるつもりのようだ。
そろそろ魔理沙も料理を終える頃だろうから僕と霊夢は奥の居間に移動する。
すると魔理沙は「もう少しかかるぜ」と言ったので、僕は暇つぶしに棟札の字を解読することにした。
と言っても例の漢文はさっぱり読めないので、解読するのは建設記念の記録だ。
こちら側の文字は少し時間が掛かるものの、解読出来ないことはない。
そして僕はゆっくりと文字を読んでいって施工主の名前が『比那名居天子』であると知り、そこであることに気づいた。
恐らくこの施工主が例の天人なのだろうが、地震の神を『なゐの神』と言うように『なゐ』とは地震の古語なのだ。
またその地震の神を祀る神社として名居神社があり、今はこの棟札にも書かれている大己貴命を祭神としている。
ただ名前に『名居』の字があるだけではその天人が名居神社に関係があるとは思えないが、今回はとても不自然な地震が発生したのだ。
博麗神社が倒壊する程の大地震にも関わらず、その他に目に見える被害はまったくない。まるで地震が神社だけで起きたように……
そしてもしその地震が名居神社に縁ある天人によって人為的に引き起こされたものならばどうだろうか。
それを前提に考えれば霊夢が天人に神社を建て直させたことや、紫が神社を再び倒壊させたことの理由が分かる。

「どうしたの? そんな板切れを見つめてにやにやしちゃってさ」
「いやね。霊夢が天人に棟梁を任せた理由や紫が神社で大暴れした理由が分かったのさ」
「そんなの、あの天人がうちの神社を地震でぶっ壊したからよ。紫は……よく分からないわ」

やっぱりだ。その天人は名居神社に関係する者なのだ。それもかなり密接に。
きっとその天人は博麗神社に名居神社との関係を持たせて、半ば博麗神社を支配しようとしたのだろう。
それを表明したのが恐らく例の蚯蚓文字の漢文であり、その陰謀に気づいた紫が神社を壊したのだ。
幻想郷の結界たる博麗神社。そこに巫女の意思と関係なく余分なものが混じってしまえば、幻想郷に何が起こるか分からない。
そして僕はこれらの発見を霊夢に教えてやった。

「つまり紫は幻想郷を守るべく神社を倒壊させたのさ。霊夢は彼女に感謝しないといけないよ」
「げげっ! あいつに感謝ですって!? 気持ち悪いから止めてよ」

霊夢があからさまに嫌そうな顔をした。
香霖堂に差し込む日はいよいよ鮮やかに紅くなり、霊夢の顔を朱色に塗りたくっている。
その所為で霊夢はしかめっ面に頬を紅潮させるという滑稽な表情をしていて、僕はつい口元を緩めてしまった。


「さあできたぜ。今日は博麗神社の鬼対策として豆尽くしだ」
「嫌味かしら?」

夕餉の準備を終えた魔理沙が卓袱台に料理を飾っていく。
鬼対策として出された料理には大豆だけではなく、色々な豆が入っていた。
茶碗に盛られた豆ご飯には豌豆とひよこ豆、それから豆ではないが黍が混ぜ込んである。
おかずには黒豆の煮豆と塩茹でした空豆に五目豆。それから鶏肉と大豆を煮込んだ物がある。
どのおかずも三人分より若干多めだ。味噌汁には当然豆腐と油揚げが入っている。勿論お酒は黒大豆酒だ。
僕らは三人同時に「いただきます」と言って箸を進めた。

「豆なんか食べたってうちに来る鬼は追っ払えないわよ。実際に投げつけてやらないと嫌がらないもの」
「豆を食べるのは内にある鬼を追い出す為であって、外の鬼にはあまり効果的ではない。
まあそれでも鬼が心に入って来ることの予防はできるけどね」
「豆食って鬼が近寄らなくなるんなら、あそこは妖怪神社じゃなくなっちゃうしな」
「何が妖怪神社よ! でも本当によかったのかなぁ。鬼なんかに建設を頼んで」

霊夢は今更になって鬼に神社の棟梁をさせたことを不安に思い始めたのか、少し落ち込んだ様子だ。

「それは大丈夫だ。鬼も神社を建てると言った以上はちゃんとした仕事をするだろうね。彼らは嘘を吐かないから。
そして鬼の優れた技術で新たな神社に生まれ変わるんだから神霊も力を取り戻すはずさ。
そうなればどんな小細工をしたって妖怪は簡単に神社には入れない。神社の神様がそんなことをさせないんだよ」
「でもうちの神様は何だか頼りないからなぁ……
式年遷宮をしたところでどうにかなるものなのかしら?」
「何だその式年遷宮ってのは?」
「ほら、昨日の落成式で天人が言っていたじゃない。定期的に神社を建て直して神様の力を弱らせないようにするのよ」

魔理沙の質問に霊夢が答える。式年遷宮とは霊夢の言うように、古くなった神社を真新しく建て直す儀式だ。
神社とは神が住まう場所であり、神を一柱二柱と数えるようにその本質は主に本殿の柱に宿る。
神社の周りをぐるっと一回りしてみると本殿の周りだけ立派な丸柱で囲まれていていることが分かるだろう。
そして神の住む本殿に対し人が拝む拝殿には簡単な角柱が使われている。
これは正に神と人を明確に区別する為の配慮であり、神に対する人間の畏怖の表れだ。
そんな神の象徴とも言える柱が朽ちれば当然神霊の力も衰えるから、それを防ぐために神社を立て直すのだ。
日本の建物において柱が占める重要性は高く、本殿の柱を全て取り替えるとなると新しく建て直す必要がある。
それでついでと言ってはなんだが、小さな建材から祭器まで全部新しい物と取り替える。それが式年遷宮だ。

「ところで霊夢は式年遷宮を始めるのかい?」
「え? うーんそうねぇ、定期的に建て直すって言ったって結構長いスパンでやるんでしょ?
その時になったら考えるわ。ちなみに何十年くらいで建て直すの?」
「随分悠長なことを言うね……
式年遷宮の周期に確かな決まりはないが、神社が朽ちる前にやらなくちゃならない。だから普通は二十年くらいだろうね」
「結構短いんだな。百年くらいかと思ったぜ」
「百年なんて無理に決まっているじゃないか。物はそこにあるだけで常に何かの力を受けているんだから。
ましてや木材なんかすぐに朽ちてしまうよ」

物はいずれ形を失う。木は朽ち、火は消え、土は痩せ、金は錆び、水は汚れてそれぞれ新たに形を変えて循環の環を創る。
この安定した環が和に繋がり、この世に調和がもたらされるのだ。この真理には神でさえ抗えない。
故に式年遷宮で朽ちゆく力を取り戻す必要があるのだが、古い柱を新しい柱と替えたところで柱を超えた効果はない。
別に博麗神社の神様の本来の力が弱いと言うわけではないが、神様にとって重要な信仰心が圧倒的に足りないのだ。
この信仰心をどうにかしない限り博麗神社が妖怪神社の汚名を返上することはありえない。
鬼だってきっとそう思ったから神社の再建を買って出たに違いない。彼らは嘘が嫌いで正直だからそういったずるさも単純だ。
天人のように姑息な手で神社を乗っ取ろうとはせず、正々堂々と自然に任せて神社に居座ろうとしている。
そんな鬼の憎らしさを通り越した清々しさを目の当たりにすると、人間の嘘が無粋で下らない物としか思えなくなる。
よく嘘も方便なんて言われるが、それは人間が嘘を吐かないと円滑に生きていけないほど愚かだからなのだろう。
そうだとすると鬼は嘘を嫌うと言うよりも人間の愚かさを嘆いているのかもしれない。
炒り豆を蒔くなんて愚かなことはせずにもっと素直に生きていけと……

 夕食を終えて二人を帰らせた僕は、窓から幻想郷の夕暮れを見ていた。
もう日はとっくに沈んでしまっていたが、幾重にも雲の重なる西の空は若干の紅を残して橙や藍や紫の色で塗られている。
この時間は昔から大禍時と呼ばれて人間にとって不安を掻き立てる色を持つ時間帯だが、今日の僕は何故かこの空の色に安心感を覚えた。
まるであの空から誰かが僕らを見守っているような、そんな感じがしたのだ。
そう言えば夕暮れ時は他にも黄昏時なんて呼ばれていて、誰彼時という字を当てることもある。
あれはもしかすると夕方は逆光で顔が見えないことを言っているのではなく、日が沈む空から自分たちを見守っているのは誰だろうかと訊いているのではないだろうか。
そうであるならば今回の異変で紫(むらさき)の妖怪少女は幻想郷の夕の空のつもりだったとでも言うのだろうか。
今回彼女は確かに幻想郷を守ってくれたが普段はそんなことをしているようには見えないし、僕には彼女のことがさっぱり分からない。
しばらく考えてみても結局あの幻想の空にいるのは誰なのか分からず、僕は無駄に考えるのを止めた。
 棟札には具体的ななゐの神の名前が書かれているのでしょうが、読めません。
当然博麗神社の神様の名前も綴られていますが、やはり読めません。
そしてこんな読みにくい文を最後まで読んでくださってありがとうございます。
近所の躑躅(つつじ)がいよいよ見事です。
稲葉チャコ
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コメント



0.2700簡易評価
3.90名前が無い程度の能力削除
読んでいて香霖堂の絵が脳裏に…おもしろかったです!
9.30名前が無い程度の能力削除
延々考察を聞かされてる感じです。
10.70名前が無い程度の能力削除
鰯の頭と柊もね!
ここ数年、用意してないけどorz
11.80名前が無い程度の能力削除
チャコさんの霖之助は嫌味さが無く、言うことが自然に心に染み渡るようで好きです。
毎回勉強させてもらってます。
最後に紫の幻想郷への愛についての考察もぼんやりと存在していて、幻想郷の住人でありながら管理人でもある彼女の曖昧な立ち位置を表現しているようで素敵です。
12.100GUNモドキ削除
香霖はこれだから面白いのですヨ。
適度に文字が切れていて、とても読みやすかったと思います。
14.100名前が無い程度の能力削除
香霖堂らしさが出てて素晴らしいと思います

いいぞ!!もっとやるんだ!!
15.90煉獄削除
読みにくい文といいますけど、読みやすかったと思いますよ。
霖之助が語る知識はとても面白いですね。
神社を再び倒壊させた紫様の幻想郷への想いなどを
語っていたのも良いですね。
緩やかに時が過ぎて行くような感じの話で面白かったです。
20.100名前が無い程度の能力削除
これは良い霖之助。

博麗神社の神様は元・人類に復讐を誓った祟り神ですけどねwww
23.100名前が無い程度の能力削除
まぁ原作の香霖堂も、神主自身が人を選ぶと言ってますしねぇ。
僕も実に香霖堂らしさが出ていて良かったと思います。
やっぱ三人の関係はこのくらいがいいなぁ。
28.90Jupiter削除
霖之助の神様についての話がとても面白かったです。
紫の行動はしっかり意味があるんですね。
それに気づいた霖之助もすごいけど。
33.100名前が無い程度の能力削除
まさしく原作の番外編、といった感じですね。
35.90名前が無い程度の能力削除
原作香霖堂を読んでるみたいだった。
\すげぇ!/
36.100名前が無い程度の能力削除
この理屈っぽさが堪らない…
三人が家族みたいで良いですね。
38.100名前が無い程度の能力削除
緋想天裏話としてありえてもおかしくないくらいの説得力の薀蓄だ。
43.100名前が無い程度の能力削除
つい引き込まれてしまった・・・  
なんだこの文章は!!けしからん、もっとやってくれ!!!
45.100名前が無い程度の能力削除
らしい香霖で大満足です。
天人、紫、鬼の立ち位置が納得できる論旨も良し。
49.90名前が無い程度の能力削除
蘊蓄だけ、しかしそれだけで十分満足できる
なんとゆー世界設定とのマッチングぶり
58.30名前が無い程度の能力削除
う~ん蘊蓄はあるのですが原作っぽいかと言われれば物語の方が薄味過ぎてあまりそうでもないような…
山無し谷無しというんでしょうか、も少しストーリーに展開を持たせるかストンとくるオチが欲しかったですね

次回作に期待します
59.100名前が無い程度の能力削除
創想話を読む時はメモ帳片手に気に入ったパラグラフを書き留めることにしているのですが、本作品においては右手がフル稼働でした
62.80名前が無い程度の能力削除
いい霖之助さんでした。
モテモテの霖之助より薀蓄バカの霖之助がしっくりきます