*ご注意*
このお話は
作品集64「エンゲージ~続・星熊勇儀の鬼退治~」
と
作品集65「おにごっこ~星熊勇儀の鬼退治・参~」
の間くらいのお話です。
いつだったか、棚の上の物を取ってやったことがあった。
その時言われた礼が、記憶に残っている。焼き付いている。
背の低いあいつじゃ手が届かないから背の高い私が取る。
当然のことだ。それだけのことだ。
しかし目を奪われた。
あの時あいつは、パルスィは、笑ったのだ。
困ったような微笑。
ずっとずっと見たかった笑顔。
それが、目に焼き付いて離れない。
忘れることなど――できよう筈もない。
縫物をしている背を見つめる。
パルスィの家に入り浸るようになって、はて何日が過ぎたか。
どこでも寛げる己だが、こうも気を抜けると云うことはそれなりの日数を過ごした証左だろう。
そう、寛いでいる。
寝っ転がって酒を呑む程度には寛いでいる。
なにをするでもなく彼女の背を眺め続ける程度には寛いでいる。
寛いでいるのに。
心の内はそれと真逆。
「…………」
猪口に罅が入っていた。
知らず、握り締めていたらしい。
寝返りを打ってそれを隠す。パルスィには見せたくない。
しかし、失敗だった。
――パルスィが視界に入らないだけで心が騒ぐ。
手に入れたのに。
もうあいつは逃げやしないのに。
ただその姿が見えないだけで現実感が薄れていく。
こんなに近くに居るのに……どこかに消えてしまうんじゃないかと懼れてしまう。
だって、あいつは今でもあまり笑わない。
私が傍に居続けても笑わない。
だから……不安になる。
見限られるんじゃないか。
私を置いて行ってしまうんじゃないか。
私は――あいつの傍に居るのに相応しくないんじゃないかと。
笑って欲しい。
笑顔が見たい。
笑わせたい。
笑顔を与えてやりたい。
もっと……私に頼ればいいのに。
そうすれば力を貸してやれる。笑わせることもできるかもしれない。
私が傍に居ることを……許されてると思えるかもしれない。
しかしプライドの高い彼女にそれは望むべくもない。
誰かに頼ると云う発想自体があいつには無いんだ。
傍に居る――恋人である私でも、それは例外ではない。
背の向こうで縫物をするパルスィを思い浮かべる。
あれは私の着物だ。袖がほつれていたのを目敏く見付けて縫ってくれている。
誰かに施すのはいい。だが己が施されるのは許さない。
……どうしようもない。
がさつな私には手助けがいる場面なんてそうそう見つけられない。
付き合い始める前と同じ、こちらから手を差し出さねばならないのに……
手を差し出すべきタイミングが掴めない。
いつか見た不器用な笑顔を思い出す。
しかしそれすらも今は慰めにならず――
抱き締めていた。
「え、ゆ、勇儀?」
戸惑っている。突然のことに混乱している。
でも離れられない。離せない。
こうして彼女の形を感じていないと、壊れてしまいそうで。
「ね、ねぇ勇儀……?」
鼻先をかすめる彼女の髪。
水気を帯びた、心地好い匂い。
抱き締める。
「い、痛……」
華奢な、身体。
壊すのなんて簡単そうで。
抵抗なんてされなさそうで。
今、すぐにでも――壊してしまえそうで。
ちゃり
目の前に、鉄の枷があった。
私がつけた、鉄の枷。
彼女の細い首にはまる、鉄の輪。
その下から、僅かに傷が見える。
爪の――痕。
「……すまん」
立ち上がる。
「――勇儀?」
背に、声がかかる。
普段と色が違う気がするが、それを気にする余裕が無い。
「……ん。ちょっと家に戻るよ」
――覚られるな。
こんな想いに、気づかれるな。
「そう、なの?」
パルスィに気づかれてしまっては、いけない。
「ああ」
絶対に、嫌われる。
怖がられる。
逃げられて、しまう。
そんなのは
「酒を取ってくる」
――耐えられない
自分の家に帰ってまずしたことは、門に閂をかけることだった。
誰とも会いたくない。
誰にもこんな姿を見られたくない。
誰かに、今の私を肯定されてしまうことが――恐ろしい。
「――は、ぁ」
パルスィ。
パルスィ……っ。
「……っく」
やめろ。
思い出すな。
あの笑顔を、穢すな。
「ぐ……ぅ」
いくら理性で否定しても駄目だ。
記憶の中の笑顔が、あの不器用な笑顔が赤く染まっていく。
血で、穢されていく。
あの気高さが邪魔だ。
あの気高さが好きだ。
あの脆さが愛おしい。
あの脆さが怖くて堪らない。
あの華奢な身体に爪を突き立てたい。
あの華奢な身体を抱き締めて守りたい。
私の中の獣の部分と理性の部分が相反することを叫び続ける。
どうしようもない。
抑え切れない。
これは誤魔化しようのない本音だ。
私が心底望んでしまったことだ。
壊したい。
壊したくない。
ズタズタに引き裂いて、私のものだと刻みつけたい。
例えこの世が終わろうと、傷一つつけたくない。
――ぐるぐると同じところを回っている。
答えの出ない難問を解こうとしているようだ。
だが違う。
これがなんなのかなんてのは、とっくに答えが出ている。
ふと思ってしまう。
考えてしまう。
もっと、私が役に立てばあの笑顔が見れるのではないか。
パルスィが動けなくなれば私が役に立ってあの笑顔を見れるのではないか。
パルスィが赤子よりも無力になってしまえば私がいつまでも守り続けてやれるのではないか。
まずは、あの細い足を砕いてしまえば――
「……パルスィ」
知られるのが、怖い。
私のこんな醜い欲望を見られたくない。
「パルスィ……」
傷つけるのが怖い。
あの首輪の下の傷を見るだけで心臓が凍ってしまう。
「パルスィ」
自分が、憎い。
どれだけ忌んでも、傷つけることに快楽を見出してしまう己が疎ましい。
守れる?
どんな理屈だ。
彼女を傷つけようとしておいて守るだなんてちゃんちゃら可笑しい。
笑ってくれる?
そんなわけがない。
彼女はそんな人格破綻者じゃない。己を傷つける者に笑いかけてなどくれるものか。
わかっている。
わかっているのに――赤だけが脳裏を埋め尽くす。
「私は……外道だなぁ」
記憶の笑顔はもう真っ赤に染まってしまった。
「こんな形でしか……おまえを守る術が見つからない」
結局――あの頃から、出会った頃から変わらない。
私は、おまえを傷つけることでしか手を差し出せない。
疎ましい。
己の力が疎ましい。
こんな、あいつを傷つけてしまうような爪は要らなかった。
あいつをどうにかしてしまえる力なんて要らなかった。
「……パルスィ」
寝転がる。
畳のイ草の匂いも心を落ち着けてはくれない。
あいつの匂いが、ここには無い。
水気を纏った髪の匂いがここには無い。
こんな広いだけの屋敷では……私の心は休まらない。
「私は、おまえが欲しいだけなのに」
――逢いたい。
「おまえに……笑っていて欲しいだけなのに」
パルスィに、逢いたい。
支離滅裂で、ぐちゃぐちゃな私を捕まえていて欲しい。
どこにも行かないと、抱き締めて欲しい。
笑顔が、欲しい。
慣れ親しんだ旧都の喧騒が――いやに遠かった。
戸を、叩く――音。
「……ん……」
何時の間にか寝ていたようだ。
疲れは、なにも取れていない。
ただ意識が途絶えただけの眠りだった。
「…………」
また、戸を叩く音。
来客のようだが、誰にも会いたくない。
無視を決め込む。どうせ酒の誘いだろう。
このところパルスィの家に入り浸っていたから仲間とも久しく呑んでいないが……
「――え?」
私の名を呼ぶ……聞き間違いようの無い、声。
駆け出す。
土間で下駄を履くのを忘れたが構わず走る。
閂を引っこ抜いて門を開く。
「パルスィ」
夢かと疑う。しかしそこに居る彼女は笑ってない。
夢では……ない?
「パルスィ? どうしてここに」
「……なんか、胸騒ぎが……して」
足が、手が、震えている。
そうだ。こいつはこの町が、人混みが怖いんだ。
己の力で誰かを傷つけてしまうのをなにより恐れている。
だから町から離れたあんな場所に暮らしている。
誰とも会わない辺鄙な場所に籠もっている。
なのに、ここまで……来てくれた。
こんなにも馬鹿な事ばかりで悩んでいる私の元に来てくれた。
「怖い、顔して……出て行ったから」
逃げ出した私を……捕まえに来てくれた。
頬が緩んでいるのを自覚する。
パルスィの姿を見れただけで、自然笑みが零れる。
ああ、私は……こいつが居ないと、駄目なんだ。
パルスィが傍に居なければ、私は駄目になる。
「え、ちょ」
抱き締める。
「……すまん」
力を込められない。
壊してしまいそうで、怖くて、抱き締める腕に力を込められない。
それでも、触れていたい。
パルスィの形を感じていたい。
大好きだから――傍に居たい。
「好きだよパルスィ」
パルスィが居てくれれば、耐えられる。
こんな醜い欲望にも打ち克てる。
「なによ、急に」
薄氷の上を歩むようなものだとしても、きっと私は歩み切れる、
それが、無様な依存であろうと――パルスィが居るから、私は私でいられる。
「――私が、絶対に守るから……」
声は、震えていた
【星熊勇儀の鬼退治・零之肆~笑顔が欲しい~ 完】
【おにごっこ~星熊勇儀の鬼退治・参~ に続く】
このお話は
作品集64「エンゲージ~続・星熊勇儀の鬼退治~」
と
作品集65「おにごっこ~星熊勇儀の鬼退治・参~」
の間くらいのお話です。
いつだったか、棚の上の物を取ってやったことがあった。
その時言われた礼が、記憶に残っている。焼き付いている。
背の低いあいつじゃ手が届かないから背の高い私が取る。
当然のことだ。それだけのことだ。
しかし目を奪われた。
あの時あいつは、パルスィは、笑ったのだ。
困ったような微笑。
ずっとずっと見たかった笑顔。
それが、目に焼き付いて離れない。
忘れることなど――できよう筈もない。
縫物をしている背を見つめる。
パルスィの家に入り浸るようになって、はて何日が過ぎたか。
どこでも寛げる己だが、こうも気を抜けると云うことはそれなりの日数を過ごした証左だろう。
そう、寛いでいる。
寝っ転がって酒を呑む程度には寛いでいる。
なにをするでもなく彼女の背を眺め続ける程度には寛いでいる。
寛いでいるのに。
心の内はそれと真逆。
「…………」
猪口に罅が入っていた。
知らず、握り締めていたらしい。
寝返りを打ってそれを隠す。パルスィには見せたくない。
しかし、失敗だった。
――パルスィが視界に入らないだけで心が騒ぐ。
手に入れたのに。
もうあいつは逃げやしないのに。
ただその姿が見えないだけで現実感が薄れていく。
こんなに近くに居るのに……どこかに消えてしまうんじゃないかと懼れてしまう。
だって、あいつは今でもあまり笑わない。
私が傍に居続けても笑わない。
だから……不安になる。
見限られるんじゃないか。
私を置いて行ってしまうんじゃないか。
私は――あいつの傍に居るのに相応しくないんじゃないかと。
笑って欲しい。
笑顔が見たい。
笑わせたい。
笑顔を与えてやりたい。
もっと……私に頼ればいいのに。
そうすれば力を貸してやれる。笑わせることもできるかもしれない。
私が傍に居ることを……許されてると思えるかもしれない。
しかしプライドの高い彼女にそれは望むべくもない。
誰かに頼ると云う発想自体があいつには無いんだ。
傍に居る――恋人である私でも、それは例外ではない。
背の向こうで縫物をするパルスィを思い浮かべる。
あれは私の着物だ。袖がほつれていたのを目敏く見付けて縫ってくれている。
誰かに施すのはいい。だが己が施されるのは許さない。
……どうしようもない。
がさつな私には手助けがいる場面なんてそうそう見つけられない。
付き合い始める前と同じ、こちらから手を差し出さねばならないのに……
手を差し出すべきタイミングが掴めない。
いつか見た不器用な笑顔を思い出す。
しかしそれすらも今は慰めにならず――
抱き締めていた。
「え、ゆ、勇儀?」
戸惑っている。突然のことに混乱している。
でも離れられない。離せない。
こうして彼女の形を感じていないと、壊れてしまいそうで。
「ね、ねぇ勇儀……?」
鼻先をかすめる彼女の髪。
水気を帯びた、心地好い匂い。
抱き締める。
「い、痛……」
華奢な、身体。
壊すのなんて簡単そうで。
抵抗なんてされなさそうで。
今、すぐにでも――壊してしまえそうで。
ちゃり
目の前に、鉄の枷があった。
私がつけた、鉄の枷。
彼女の細い首にはまる、鉄の輪。
その下から、僅かに傷が見える。
爪の――痕。
「……すまん」
立ち上がる。
「――勇儀?」
背に、声がかかる。
普段と色が違う気がするが、それを気にする余裕が無い。
「……ん。ちょっと家に戻るよ」
――覚られるな。
こんな想いに、気づかれるな。
「そう、なの?」
パルスィに気づかれてしまっては、いけない。
「ああ」
絶対に、嫌われる。
怖がられる。
逃げられて、しまう。
そんなのは
「酒を取ってくる」
――耐えられない
自分の家に帰ってまずしたことは、門に閂をかけることだった。
誰とも会いたくない。
誰にもこんな姿を見られたくない。
誰かに、今の私を肯定されてしまうことが――恐ろしい。
「――は、ぁ」
パルスィ。
パルスィ……っ。
「……っく」
やめろ。
思い出すな。
あの笑顔を、穢すな。
「ぐ……ぅ」
いくら理性で否定しても駄目だ。
記憶の中の笑顔が、あの不器用な笑顔が赤く染まっていく。
血で、穢されていく。
あの気高さが邪魔だ。
あの気高さが好きだ。
あの脆さが愛おしい。
あの脆さが怖くて堪らない。
あの華奢な身体に爪を突き立てたい。
あの華奢な身体を抱き締めて守りたい。
私の中の獣の部分と理性の部分が相反することを叫び続ける。
どうしようもない。
抑え切れない。
これは誤魔化しようのない本音だ。
私が心底望んでしまったことだ。
壊したい。
壊したくない。
ズタズタに引き裂いて、私のものだと刻みつけたい。
例えこの世が終わろうと、傷一つつけたくない。
――ぐるぐると同じところを回っている。
答えの出ない難問を解こうとしているようだ。
だが違う。
これがなんなのかなんてのは、とっくに答えが出ている。
ふと思ってしまう。
考えてしまう。
もっと、私が役に立てばあの笑顔が見れるのではないか。
パルスィが動けなくなれば私が役に立ってあの笑顔を見れるのではないか。
パルスィが赤子よりも無力になってしまえば私がいつまでも守り続けてやれるのではないか。
まずは、あの細い足を砕いてしまえば――
「……パルスィ」
知られるのが、怖い。
私のこんな醜い欲望を見られたくない。
「パルスィ……」
傷つけるのが怖い。
あの首輪の下の傷を見るだけで心臓が凍ってしまう。
「パルスィ」
自分が、憎い。
どれだけ忌んでも、傷つけることに快楽を見出してしまう己が疎ましい。
守れる?
どんな理屈だ。
彼女を傷つけようとしておいて守るだなんてちゃんちゃら可笑しい。
笑ってくれる?
そんなわけがない。
彼女はそんな人格破綻者じゃない。己を傷つける者に笑いかけてなどくれるものか。
わかっている。
わかっているのに――赤だけが脳裏を埋め尽くす。
「私は……外道だなぁ」
記憶の笑顔はもう真っ赤に染まってしまった。
「こんな形でしか……おまえを守る術が見つからない」
結局――あの頃から、出会った頃から変わらない。
私は、おまえを傷つけることでしか手を差し出せない。
疎ましい。
己の力が疎ましい。
こんな、あいつを傷つけてしまうような爪は要らなかった。
あいつをどうにかしてしまえる力なんて要らなかった。
「……パルスィ」
寝転がる。
畳のイ草の匂いも心を落ち着けてはくれない。
あいつの匂いが、ここには無い。
水気を纏った髪の匂いがここには無い。
こんな広いだけの屋敷では……私の心は休まらない。
「私は、おまえが欲しいだけなのに」
――逢いたい。
「おまえに……笑っていて欲しいだけなのに」
パルスィに、逢いたい。
支離滅裂で、ぐちゃぐちゃな私を捕まえていて欲しい。
どこにも行かないと、抱き締めて欲しい。
笑顔が、欲しい。
慣れ親しんだ旧都の喧騒が――いやに遠かった。
戸を、叩く――音。
「……ん……」
何時の間にか寝ていたようだ。
疲れは、なにも取れていない。
ただ意識が途絶えただけの眠りだった。
「…………」
また、戸を叩く音。
来客のようだが、誰にも会いたくない。
無視を決め込む。どうせ酒の誘いだろう。
このところパルスィの家に入り浸っていたから仲間とも久しく呑んでいないが……
「――え?」
私の名を呼ぶ……聞き間違いようの無い、声。
駆け出す。
土間で下駄を履くのを忘れたが構わず走る。
閂を引っこ抜いて門を開く。
「パルスィ」
夢かと疑う。しかしそこに居る彼女は笑ってない。
夢では……ない?
「パルスィ? どうしてここに」
「……なんか、胸騒ぎが……して」
足が、手が、震えている。
そうだ。こいつはこの町が、人混みが怖いんだ。
己の力で誰かを傷つけてしまうのをなにより恐れている。
だから町から離れたあんな場所に暮らしている。
誰とも会わない辺鄙な場所に籠もっている。
なのに、ここまで……来てくれた。
こんなにも馬鹿な事ばかりで悩んでいる私の元に来てくれた。
「怖い、顔して……出て行ったから」
逃げ出した私を……捕まえに来てくれた。
頬が緩んでいるのを自覚する。
パルスィの姿を見れただけで、自然笑みが零れる。
ああ、私は……こいつが居ないと、駄目なんだ。
パルスィが傍に居なければ、私は駄目になる。
「え、ちょ」
抱き締める。
「……すまん」
力を込められない。
壊してしまいそうで、怖くて、抱き締める腕に力を込められない。
それでも、触れていたい。
パルスィの形を感じていたい。
大好きだから――傍に居たい。
「好きだよパルスィ」
パルスィが居てくれれば、耐えられる。
こんな醜い欲望にも打ち克てる。
「なによ、急に」
薄氷の上を歩むようなものだとしても、きっと私は歩み切れる、
それが、無様な依存であろうと――パルスィが居るから、私は私でいられる。
「――私が、絶対に守るから……」
声は、震えていた
【星熊勇儀の鬼退治・零之肆~笑顔が欲しい~ 完】
【おにごっこ~星熊勇儀の鬼退治・参~ に続く】
この切なさに微量の狂気を混ぜたような思わず握り締めた手に爪が刺さっちゃう様なのが真の勇パルだよ!
あとガッシュのカイの名台詞に全俺が泣いた
話が時折あったりしてとても好きです。
でもやはり良い関係なんですよね、この二人は。
悩みなんてどこかにいくようなパルスィの行動と
そんな彼女を抱きしめる勇儀がとても良いですね。
ちょっと切ないけど二人の想いが感じられるような面白いお話でした。
あと勇儀の考えでミザリー思い出した。
氏の勇パルはとてもいいものだ
ああ・・・いい・・実にいい
ちょうど最近何か足りないと思ってたところにこれです。
これでパルスィが永遠亭送りになっても、私は何も不思議に思わない。
Yさん「いつかやるとは思っていたんだよね」
Kさん「たまに水橋さんを見る目がヤヴァいんです」
Sさん「私が早く彼女を保護するべきでした」
ここでゆかりんか! さすがすげえ空気の読み方だな大賢者!
うん。素晴らしい。
もう好きで好きでたまんないんですな~
いや~何たるニヤニヤ話
すげぇや
俺まだ点数入れてなかった;ww