ここは悪魔の住む館。
館の名前は紅魔館。
泣く子も黙る紅魔館。
え?、泣かない子はどうだって?
うーん、やっぱり泣くんじゃない?
ああ、やっぱり泣かないわ。
だって主はちみっこだもの。
主が館に泣かされるなんて前代未聞だもの。
でも偶に扉に頭をぶつけてうーうー唸ってる。
それを見た人間の従者が、鼻血を出しながらその姿をカメラに写すなんていつもの事。
紅いキャラがうっかりをやらかす存在だという人は、私の同士だ。
ついうっかり、服の前後を間違えたり。
ついうっかり、被る帽子を妹の物と間違えたり。
日傘も差さずにうっかり外に出るなんて事も日常茶飯事。
当然灰になりました。
吸血少女マジカルレミリア、終わります。
まあ、嘘なんだけれどね。
ハイになったげふんげふん・・・・・・灰になったレミリアは、まず従者の手で川に流される。
その時の川はまるで流れる水の全てが牛乳になったと錯覚するほどの驚きの乳白色。
ボールドもビックリの白さを約束してくれる。
でも洗濯物をその川に浸すと、何故か紅くなる。
ついでに驚きの柔らかさを実現してくれる物だから、彼女が灰になる時は、幻想郷中の一大イベント。
欠点はどんな衣類も紅く染まる事と、何やら鉄っぽい匂いがする事。
まあ、その辺は逞しい幻想郷住人。
その上から自由に色つけしたりしてひぐらし的な何かを引き起こさせる事はない。
・・・・・・話がそれたわ。
従者によって川に蒔かれたレミリア・スカーレット(灰)は、どんどん下流に流されてゆく。
やがてその流れは一つの大きな流れとなって海的な何かの一部となる。
そしてそれらは蒸発し、やがて雲になる。
雲はどんどん寄り集まって大きな雨雲になり、それらは一気に飽和状態になり、雨が降り始めた。
大地に恵みをもたらし、生き物には潤いを与える。
しかしそれらは必ずしも良い事づくしではなかった。
川は氾濫し、風は荒れ狂う。
人々は水害の危機に怯え、身を寄せ合って家に篭もる。
妖怪達は、最寄り(麓)の神社か、それとも最寄り(山)の神社か、もしくは香霖堂に避難する。
さて、ようやく嵐が収まった。
潤いを得た大地は、より一層植物を育み、人々は復旧作業と共に農耕を再開する。
大地からは霧が立ち上り、夜になるとそれらは凝縮され、一つの人型となる。
我らが永遠のちみっこ、レミリア・スカーレットのご帰還だ。
今までのサイクルの間家を留守にしていたレミリアを一番最初に迎えるのは、寝惚けて侵入者と間違えた門番のシャイニングウィザードだ。
その後、門番を私刑にしたレミリア待つのは、妹であるフランドール・スカーレットのタックルである。
レミリアと殆ど変わらない体格とはいえ、そこは吸血鬼。
スペルでもなく、ノーコストで放たれたドラキュラクレイドル級の衝撃を受けたレミリアは、妹が突撃してきた速度と全く同じ速度で来た道を逆戻り。
飽きるまで妹の格闘ごっこと言う名の殺し愛に付き合い、結局時間は夜の3時。
妹が寝入った後でようやく休息が訪れる。
と、その前に。
川に流してくれた従者には丁重なお仕置きタイムが待っている。
鞭に蝋燭、三角なアレや、鋼鉄の乙女やら、この館には拷問道具が和洋折衷に取り揃えてある。
朝になったら皆で言おう「昨日はお楽しみでしたね」と。
・・・・・・・・
こうして紅魔館の夜は更けてゆく。
私もそろそろ眠くなってきた。
今日はコレで終わりにしよう。
それでは、良い夢を。
著者 パチュリー・ノーレッジ
館の名前は紅魔館。
泣く子も黙る紅魔館。
え?、泣かない子はどうだって?
うーん、やっぱり泣くんじゃない?
ああ、やっぱり泣かないわ。
だって主はちみっこだもの。
主が館に泣かされるなんて前代未聞だもの。
でも偶に扉に頭をぶつけてうーうー唸ってる。
それを見た人間の従者が、鼻血を出しながらその姿をカメラに写すなんていつもの事。
紅いキャラがうっかりをやらかす存在だという人は、私の同士だ。
ついうっかり、服の前後を間違えたり。
ついうっかり、被る帽子を妹の物と間違えたり。
日傘も差さずにうっかり外に出るなんて事も日常茶飯事。
当然灰になりました。
吸血少女マジカルレミリア、終わります。
まあ、嘘なんだけれどね。
ハイになったげふんげふん・・・・・・灰になったレミリアは、まず従者の手で川に流される。
その時の川はまるで流れる水の全てが牛乳になったと錯覚するほどの驚きの乳白色。
ボールドもビックリの白さを約束してくれる。
でも洗濯物をその川に浸すと、何故か紅くなる。
ついでに驚きの柔らかさを実現してくれる物だから、彼女が灰になる時は、幻想郷中の一大イベント。
欠点はどんな衣類も紅く染まる事と、何やら鉄っぽい匂いがする事。
まあ、その辺は逞しい幻想郷住人。
その上から自由に色つけしたりしてひぐらし的な何かを引き起こさせる事はない。
・・・・・・話がそれたわ。
従者によって川に蒔かれたレミリア・スカーレット(灰)は、どんどん下流に流されてゆく。
やがてその流れは一つの大きな流れとなって海的な何かの一部となる。
そしてそれらは蒸発し、やがて雲になる。
雲はどんどん寄り集まって大きな雨雲になり、それらは一気に飽和状態になり、雨が降り始めた。
大地に恵みをもたらし、生き物には潤いを与える。
しかしそれらは必ずしも良い事づくしではなかった。
川は氾濫し、風は荒れ狂う。
人々は水害の危機に怯え、身を寄せ合って家に篭もる。
妖怪達は、最寄り(麓)の神社か、それとも最寄り(山)の神社か、もしくは香霖堂に避難する。
さて、ようやく嵐が収まった。
潤いを得た大地は、より一層植物を育み、人々は復旧作業と共に農耕を再開する。
大地からは霧が立ち上り、夜になるとそれらは凝縮され、一つの人型となる。
我らが永遠のちみっこ、レミリア・スカーレットのご帰還だ。
今までのサイクルの間家を留守にしていたレミリアを一番最初に迎えるのは、寝惚けて侵入者と間違えた門番のシャイニングウィザードだ。
その後、門番を私刑にしたレミリア待つのは、妹であるフランドール・スカーレットのタックルである。
レミリアと殆ど変わらない体格とはいえ、そこは吸血鬼。
スペルでもなく、ノーコストで放たれたドラキュラクレイドル級の衝撃を受けたレミリアは、妹が突撃してきた速度と全く同じ速度で来た道を逆戻り。
飽きるまで妹の格闘ごっこと言う名の殺し愛に付き合い、結局時間は夜の3時。
妹が寝入った後でようやく休息が訪れる。
と、その前に。
川に流してくれた従者には丁重なお仕置きタイムが待っている。
鞭に蝋燭、三角なアレや、鋼鉄の乙女やら、この館には拷問道具が和洋折衷に取り揃えてある。
朝になったら皆で言おう「昨日はお楽しみでしたね」と。
・・・・・・・・
こうして紅魔館の夜は更けてゆく。
私もそろそろ眠くなってきた。
今日はコレで終わりにしよう。
それでは、良い夢を。
著者 パチュリー・ノーレッジ
そしてなんという武藤ww