Coolier - 新生・東方創想話

えいかぐ

2009/03/29 03:32:54
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 竹林を抜けると、そこは永遠亭である。ただし、この竹林は、通称迷いの竹林。刻々と姿を変えていき、そこにいる者を迷わせる。大抵の者は大なり小なり迷わされるのであるが、少数の者は迷うことは一切ない。例えば昔より竹林を管理してきた妖怪兎の因幡てゐは、竹の下に流れる気の流れを見ることによって自らの位置を把握する。
 さて、竹林を進んでいく人影が一つ。まったく迷う素振りはない。彼女は、迷わないというよりも、むしろ迷えないのである。物事の基準を内に有し、具体的な事象を前にするだけで判断がほぼ自動的になされる、そういう人である。
 
 
 竹林を抜けると、そこは永遠亭であった。目当ては月の兎である。この日、四季映姫・ヤマザナドゥは、その貴重な休日を幻想郷の人妖たちが彼女の教えを理解しているか見て回ることに充てたのだ。
 映姫が門をくぐると、見知った顔が出てくる。鈴仙・優曇華院・イナバは波長を操る月の兎であり、他者の接近も波長で知る。自然と応対係のようなことをやっているが、今日の訪問者には流石に驚きの表情を隠せないでいた。
 
「この家に住んでいるのね」
 
「ああこれは閻魔様。どうしたのですか? 何かあったのですか?」
 
「貴方がきちんと私の教えを理解しているか、見に来たのです」
 
 鈴仙の顔が曇る。花の異変が盛りなりし頃、無縁塚にて映姫と出会い、説教を受けている。そう、貴方は少し自分勝手すぎる。そう言われ、このままでは地獄に落とされると宣告されたのだ。決して良い思い出ではない。
 
「教えって……抽象的すぎて良く判りません」
 
 鈴仙は、あれから罪の意識を抱いて生きている。根は真面目であり、考える頭も持っている。もっとも、頭の悪くない者にはありがちなのであるが、自らを安全なところにおいて成果だけを得ようとするところがあり、水火を問わず飛び込んでいくような度胸の良さはない。反省はするが、自らに変革を促すことまでは至らない。それは、自らに痛みをもたらすものであるからだ。痛いのは嫌だ、避けなければならない。そのために、本当に必要なことが後回しになったとしても。
 映姫は何も言わないが、鈴仙がどういう思考過程を経ているかは分かっている。悪であると判断することはないが、ただ勿体ないと思うのだ。地獄へ行きたくないというのであれば、そのために効果的な行動をとるべきである。優先順位を正しくつけて行動しないと、制限時間内に目的地に辿り着くことができないかもしれない。過去の罪から目を背けないというだけでは消極的に過ぎ、罪の清算には程遠いものである。ただし、時間はかかるが方向性が間違っているわけではない。
 
「貴方は罪の念を持ち続けて生きるしかなさそうね……」
 
 映姫は鈴仙に聞こえない程度に呟いた。この幻想郷担当の閻魔は、特に死者を地獄に堕とすことに対して抵抗があるわけではない。したがって、生者に対して地獄へ行かなくて済むように助言することは、まったくの善意から出ているものである。いわばボランティアのようなものであり、当然のことながら、その助言を採らなかったというだけでペナルティが課される類のものではない。ただ、勿体ないと思うだけである。願うだけで行動しないのであれば、その願いが叶うことはないのだから、行動すべきであるにもかかわらず、しない。グレーは、白黒どちらかはっきりしなければならないとしたら、間違いなく黒となるのであって、それが白とされることはない。そのことを最も良く知るのが映姫である。良く知るどころの話ではない。黒だと審判を下すのは他ならぬ彼女なのだから。
 映姫としては現状での見極めがついたので、用事は済んだということになる。もっとも、退出しようとしたところで、声を掛けてくる者がいた。
 
「おやイナバ。お客様かしら」
 
 屋敷の中から人影が現れる。声の持ち主は蓬莱山輝夜、永遠亭の主である。輝夜は元は月の姫であった。それが、禁忌である蓬莱の薬に手を出したがために地上に堕とされることになり、今では幻想郷で暮らしている。地上にいても、輝夜は相変わらず姫の如く扱われている。薬によって老いることも死ぬこともない、永遠のお姫様なのである。死ぬことがないので、死者を裁く閻魔にとっては、プライベートでのみ接点を持ちうる相手といえよう。
 
「輝夜さま。珍しいですね」
 
「鈴仙だったの。珍しいのは貴方にお客様が見えることよ」
 
 輝夜はそう鈴仙を皮肉った。ただし、鈴仙の交友関係を考えると、皮肉ではすまない。輝夜と同じく月の出身である鈴仙は、しかしながら、輝夜ほど地上での生活が長いわけではなく、そのため地上に住む者を見下す傾向が少し見受けられる。決して積極的に他者と交流を持とうとすることはないし、逆に鈴仙を必要とする者がいるわけでもない。したがって、鈴仙に会うことを目的として永遠亭を訪れる者など数えるほどもいないのである。ちなみに、永琳に会いに来る者は多いが一人当たりの回数は少なく、輝夜に会いに来る者は多くないが、回数が飛びぬけて多い者もいる。てゐは会えると幸運を貰えるため挑戦者は多いが実際に会える者は少ない。
 
「それで、そちらの方は」
 
「あ、閻魔様です」
 
「あら、そんな方を門前に立たせるなんて。上がってもらいなさい」
 
 輝夜が映姫の方に向き直る。どうやら本格的に興味を持ったようだ。死ぬことのない者にとっては、死者を裁く地獄の閻魔など、存在自体が思惑の埒外であり、そんな相手の予期せぬ来訪であれば、歓待しないわけにはいかない。永遠を生きるが故に今を愉しむ輝夜にとって、一期一会という言葉は特別の意味を有する。
 一方、映姫にとっても輝夜は興味のある相手であった。死なない人間、正確に言えば、死んでも魂が離れず肉体が再生される人間の話を、噂として聞いたことがあったからである。天人のように、お迎えの死神を追い払って生き続ける者はいる。しかし、寿命を失くした者のもとへ死神が向かうことはない。外の世界を担当する閻魔からそのような者の話を聞いた時は、一笑に付したものであった。それが、時を経て、実在のものとして目の前にいるのだ。なるほど、永遠の咎人に相応しいだけの罪を背負っている。その意味でも、映姫の性格上、無視して通るわけにはいかない。
 
「え、いや、でも……」
 
「では、お言葉に甘えまして」
 
「ええ!?」
 
 鈴仙にしてみれば、輝夜の申し出も意外であったし、それを映姫が受けるとはさらに思ってもみないことであった。混乱する鈴仙をよそに映姫を邸内へと案内する輝夜。取り残された鈴仙は、それでも我に返ると慌てて二人の後を追った。
 
 
 映姫が通された和室は、上座と下座の別がない様に設えてある部屋であった。障子を開け放てば庭を臨み、入りすぎない程度に採光する造りになっている。輝夜は座を薦め、映姫は一礼して座る。そこに、鈴仙が茶とともにやってきて、まず映姫に、そして輝夜に湯呑を差し出し、静かに退出する。邸内に入ってから、ここまで無言であったが、その動きには調和があった。初めて会う者同士であるが、お互い、内意が通ずる相手である。障子は開けられたままであり、映姫は庭で咲き乱れる花々にちらりと視線をやり、輝夜へと戻す。
 
「私には不似合いとお思いになって」
 
 小さな仕草で映姫に茶を促しながら、輝夜はそう言った。彼女は長い間、その存在を隠されてきた。月よりの追及を避けるためではあったが、戸を閉ざし、日の当たらない場所に鎮座しているのが、蓬莱山輝夜という人がこれまで持たれていたイメージである。そのイメージと、今二人がいる部屋とは確かにそぐわないところがあり、それを指して不似合い、という表現になったのであろう。
 
「今の貴方には、お似合いではないかしら」
 
 喉の渇きを癒したその声は、涼やかに響く。隠れる必要がなくなったことを知った輝夜は、生来の性格通り振る舞うことを始めたようで、永遠亭に来る者を拒むこともなく、時には自ら人里まで出向くこともするようになった。その気侭さは、季節を知らずに咲く花たちの色彩に通ずるものがある。花を見れば、今は異変の折にて、慮外に咲いているが、この庭がどの季節においても何らかの花が咲いているようにと工夫されたものであることがわかる。それが主人の好みなのであろう。
 
「せっかく造らせたのに相応しい相手がいなくて困っていたのよ」
 
 相応しさを求めるならば、輝夜とこの部屋で対話できる者は幻想郷でも数えるほどしかいないだろう。それを承知の上で、なお造らせておきたかったその心情を考えると、映姫は微笑を浮かべずにはいられなかった。そして、そのまま目礼を返す。それを受けて、輝夜も視線を庭に向ける。
 
「鈴仙とはどこで?」
 
「先日、彼岸に来ていた時に、少し話を」
 
「そう。そんなところまで」
 
 輝夜の声が少し小さくなる。彼岸といえば、死者の魂が行くところであって、生身の者が近づくところではない。その訝しさが、声に反映される。
 
「異変について調べていたのです」
 
「異変ねぇ。とてもそうには見えないけど」
 
 輝夜はこの六十年周期の異変のことを知らない。そこで、映姫は簡単な説明を加えることにした。外の世界を原因として、死神の働きと、時間だけが解決に必要なこの異変について。ついでに、輝夜の頼みで、彼岸を訪れた者たちの話をした。輝夜はやれ巫女は確かに業が深いだの、魔法使いよりてゐの方が性質が悪いだのと、それぞれに寸評を加えつつその話を楽しんでいた。楽しんでいた輝夜が、どうしても楽しめなかったのが、鈴仙についての映姫の言葉である。
 
「地獄だなんて、可哀想ね。何とかならないの」
 
「なりませんね」
 
「なら、私が代わりに腹を切るから」
 
「何の足しにもなりませんよ」
 
「ああ、私の命の何と軽いこと」
 
「原因は、貴方にもあるのですから」
 
「あら」
 
 よよと泣き崩れる真似をしていた輝夜であるが、映姫の言葉を聞いてすぐに立ち直る。もっとも、原因が自分にもあるなどとは露ほどにも思っていなかったため、意外そうな表情をしていた。映姫は相変わらず目容に涼やかさを漂わせたままである。
 
「輪廻とは、何も人間だけがするものではありません」
 
 映姫は真っ直ぐに輝夜を見据えている。輝夜は、思わず姿勢を正さざるを得なかった。とはいえ、元々頭の巡りは悪くない。映姫が何を言いたいのかについて考え始めた様子があり、それに満足したように、映姫が言葉を継ぐ。
 
「例えばお金の仕組みは、稼ぐことと使うことが善行になる様に出来ているのです」
 
「俯瞰すれば、循環していると言えなくはないわね」
 
「善行それ自体も同じです。誰かに善い行いをする、これが第一の善行。善い行いを受けた者が、影響されて、自らも善い行いをする、これが第二の善行。このとき、第一の善行をした者は、他者を善行へと向かわせた、という第三の善行をしたことになるのです。そして、これが連綿と続いていく」
 
「善行の輪廻、ねぇ」
 
 輝夜は、いま一つ要領を得ない、という様子である。映姫の言葉の意味は理解できる。しかし、言外の意味、すなわち、鈴仙が地獄へ行く原因が自分にあることの理由を聞き取ることが、あと一歩のところでできていない、そういった顔である。
 
「その輪廻を止めている者がいる」
 
「ああ、なるほど」
 
「その者のせいで、せっかくの善行が報われないのです。善行が善行に繋がらないため、周囲の者が善行を積み上げることができない。受けるのみで、与えることをしらないことを、貪るという。一人が貪るために、周りが迷惑をする。そう、貴方は少し受け取りすぎた」
 
 言っている内容は辛辣であるが、映姫の口調は淡々としたものであった。相手は不死者であるし、また、既に自覚を得たことから、説教の色合いを持たないことによる。輝夜は、映姫の言葉を聞いても澄ましたままである。とはいえ、言葉が届いていないわけではない。このあたりが、彼女の面白いところである。映姫は続ける。
 
「貴方は地上に降りてから、捧げられたものを受け取るか拒むかするのみだった。与えたことは、ただ一度だけ。その一度が、巡り巡って、今の自分に返ってくるものがあることを忘れてはいけません。もう少し、貴方は周囲を幸福にしなければならない。自分が死なないからといって、自分に関わりのある者の死後を無視してよいものではないのです。それが、主としての務めです」
 
「……貴方、優しいのね」
 
「ええ、優しいですよ」
 
「認めないでよ。閻魔なんだから、もう少し謙虚にしていなさい」
 
「今日はオフですから」
 
 輝夜は、ふう、と一息ついて立ち上がった。そして、一度、手を鳴らす。すると足音と共に鈴仙が顔を出す。何も知らない鈴仙は輝夜に呼ばれるまま輝夜の座っていた場所に誘われ、そこに座らされる。
 
「鈴仙、あとは貴方がお客様の相手をして差し上げて」
 
 その言葉に驚きの表情を見せた鈴仙であるが、そのすぐ後に、さらに驚くことになった。輝夜が障子の陰に隠れたかと思った刹那、再び現れたからである。しかも、その手には盆が納まっていて、先ほど自分が出したはずの湯呑が載っている。現れてからの輝夜はゆったりとした、しかし流れるような動きで二人の前に湯呑を置く。そして、映姫に向かって一礼をして、部屋を出ようとした。が、出ようとしたところで止まり、背を向けたまま口を開く。
 
「玉ほこの、道はつねにも、まどはなむ」
 
 そう言い残して、輝夜は去って行った。映姫は微笑みを浮かべ、鈴仙は戸惑っている。沈黙に耐えられなかったのは、鈴仙であった。
 
「閻魔様」
 
「はい。なんでしょう」
 
「私には、判りません」
 
 映姫は、何が、とは問わなかった。代わりに輝夜が持ってきた茶に口をつけて、それから、仕事中にはついぞ見せたことのないような温和な顔で鈴仙を諭す。
 
「貴方は、自分だけで結論を出しすぎるのです。そして、その結論と異なる事象を認めることができない」
 
 鈴仙は押し黙っている。
 
「私と彼女では、合うはずがないと思っていたでしょう」
 
「違うのですか?」
 
 映姫は、今度は笑顔になって、立ち上がり、庭の方へと進んでゆく。
 
「深きこころに、染めてしものを。これが返しだと伝えておいてください」
 
 そう、謡うように言った映姫は、鈴仙に対して、ある歌集の存在を教えて帰って行った。教えてもらったのだが、鈴仙はその歌集について知らず、また持ってもいない。そういうときに、まず途方にくれて、その後、とりあえず自分で調べられるところまでは調べてそれ以上のことは聞けばいい、という割り切りをするのが鈴仙である。
 
 
 その夜、鈴仙は輝夜の部屋を訪ねた。輝夜はその来襲を予測していたかのようであり、鈴仙の顔を見るなり、映姫が何か言ったかを気にした。鈴仙が答えるのを聞いて、輝夜は安堵の表情を浮かべたのである。それもまた、鈴仙には意外なことであった。
 
「輝夜さま、教えてください」
 
「いいわよ」
 
「お二人とも、歌の一部を詠まれたんですよね?」
 
「そうよ」
 
「本当は、どんな歌だったんですか」
 
 輝夜は、鈴仙においでおいでと手招きし、後ろから抱きかかえるような感じに座らせた。慣れないことに体を固くした鈴仙であったが、輝夜は構わずに詠う。透き通るかのようなその声が、鈴仙の耳をくすぐる。
 
「玉ほこの、道はつねにも、まどはなむ、人を問ふとも、我かと思はむ」
 
 わかりやすいように区切りをつけて、ゆっくりと詠む。続けて、もう一首。
 
「色なしと、人や見るらむ、昔より、深きこころに、染めてしものを」
 
 部屋には静寂が戻り、二首の歌から、答えを出そうとして頭を回転させる鈴仙と、それを見守る輝夜がいる。そのうち、鈴仙が大きく嘆息した。
 
「ああ、やはり私はお二人のことを誤解していたのですね」
 
「その様ねぇ」
 
 輝夜はそう言いながらも、鈴仙のへにょりとした耳を撫でた。柔らかい温もりは確かに輝夜を魅了したようで、しばらく撫でまわす手が止まることはなかった。鈴仙はというと、くすぐったさと、逃げてはならぬという自制心の狭間で悶えていた。輝夜が名残惜しそうに手を放した頃には、心なしか息が荒くなっていたのである。体までへにょりとした鈴仙を受け止める輝夜。
 
「大丈夫?」
 
「あ、あまり……」
 
「そう。それなら、横になっていきなさい」
 
 輝夜の寝所はすぐ隣りである。既に寝具は整えられており、鈴仙は恐縮しつつ横たわった。あまりの心地よさに、しばらく横になっていると眠りに引き込まれかけるが、思いもかけず引き戻されることになった。輝夜が入ってきたからである。鈴仙は慌てて出ようとしたが、輝夜の手から逃れることはできなかった。
 
「あの……輝夜さま?」
 
「イナバの耳がこんなに良いものだとは知らなかったわ。ごめんなさいね」
 
「構いませんけど、いいのですか?」
 
「出血大サービスってところね。何なら、手首切ろうかしら」
 
「本当にやりそうですけど、止めてください」
 
「じゃあ、代わりに手をつなぎましょうか」
 
「代わりになってませんよ……寝にくいですし」
 
「大丈夫よ。お休み」
 
「はい。お休みなさい」
 
 寝にくいと言っていた鈴仙であったが、しばらくすると寝息を立て始める。輝夜は、映姫と交わした歌について思いを馳せていた。映姫はなかなかに味わい深い返しをしたもので、鈴仙の理解はどこまで及んだのかは判らない。ただ、確実なのは、映姫がまたここを訪れるということである。やはりあの部屋は用意しておいて正解だった。輝夜は、今夜の月を、満月より少し欠けた月を思い出し、永夜が明けたことに感謝した。やがて、寝息が二つ重なる。
 
 幻想郷には花々が咲き乱れ、月は分け隔てなく光を降り注ぐ。永遠亭の庭では、二輪の花が、向かい合うように咲いていた。
 
新古今和歌集より、輝夜の歌は藤原因香、映姫の歌は源能有が詠み人です。
この二人、恋仲だったことがあって、当時の風習からすると男性が女性の元へ通うことになります。
三人称の文章なのでわかりにくいですが、この話はあくまで「えいかぐ」なんですね。
ちなみに、輝夜から鈴仙への呼称は、個人としての鈴仙と兎としての鈴仙で使い分けてます。

他の投稿作品はこちら(作者:guardi)

追記:変なところで改行していたのを修正しました。ご指摘ありがとうございます。
guardi
[email protected]
http://guardi.blog11.fc2.com/
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コメント



0.1900簡易評価
4.90謳魚削除
結構なお手前で。
8.90煉獄削除
静かに過ぎて行くようで、ゆったりとした気分で読むことができました。
いいですね、この雰囲気というか…とても好きですよ。

行間の一部を報告
>自分に関わりのある者の死後を無視してよいものではな

いのです。それが、主としての務めです」
行間が変に空いちゃってますよ?