続　お茶くみ上海人形

紅魔郷～緋想天までのキャラは東方創想話作品集５６にあります『お茶くみ上海人形』をご覧ください。




「上海、お茶を入れてちょうだい」

「ｼｬﾝﾊｰｲ」


私は上海人形。アリスの人形。

アリスの魔法のお手伝いをするのが、私のおしごと。

でも、アリスの家に来たお客様にお茶を出すのも、私のおしごと。

今日もお客様のため、アリスのため、お茶を出す。ｶﾞﾝﾊﾞﾙ




「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「…アリガト」

今日のお客様は、桶に入った妖怪さん。恥ずかしがり屋さんみたい。

お顔のぞいたら、桶に隠れちゃった。ﾃﾞﾃｷﾃｰ



「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「おお？あんた上手だね」

今日のお客様は、蜘蛛の妖怪さん。

糸はどこから出すのかな。ﾊﾃﾅ?



「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「こんなにかわいくて、こんなに上手にお茶を入れるなんて…。妬ましいわ」

今日のお客様は、緑色の目の妖怪さん。妬ましい？

でも、妖怪さんはとっても綺麗なの。ﾈﾀﾏｼｰ



「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「その小さい体で、お見事！たまには酒以外の飲み物もいいね」

今日のお客様は、おでこに角がある鬼さん。やっぱり私の頭をクシャクシャなでる。

もっとゆっくりなでてほしい。ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ



「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「あら、あなた…。ふふふ、そうなのですか」

今日のお客様は、胸におめめがある妖怪さん。

なんだかわたしの考えていることがわかるみたい。ｽｺﾞｲｽｺﾞｲ!



「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「いいね。あたいもあんたみたいな人形、ほしい！」

今日のお客様は、台車をもってる猫さん。本物の猫さんになれるみたい。

猫さんの姿になってもらって、一緒に遊んでもらった。ﾏﾀｱｿﾎﾞｰ



「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「うにゅ？あなたがこのお茶を入れたの！？」

今日のお客様は、地獄の鴉さん。おてての棒は取り外し自由みたい。

よくわからないけど、すごい力が出せるらしいの。ｳﾆｭ?



「へー、あなたがお茶を入れてくれるお人形さんなんだー」

「ｼｬﾝﾊｲｯ!?」

今日のお客様は、胸のおめめが閉じてる妖怪さん。

突然、声をかけられてびっくりした。ﾄﾞｷﾄﾞｷ



「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「ありがとうございます。…アリスさんには悪いけど、縁起に人形の項目をふやそうかな」

今日のお客様は、花飾りをつけた人間さん。

ここに来るのは大変だったみたい。ｺﾞｸﾛｳｻﾏ



「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「ありがとう。…そう言えば、外の世界の文献の中に、飲み物を入れてくれるというカラクリがあってだね…」

今日のお客様は、道具屋さん。変わった糸とか布を仕入れてくれるの。

でも、道具屋さんのお話はとっても長い。ｽﾔｽﾔ



「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「………ありがと」

今日のお客様は、本を読んでいる妖怪さん。とき色？

でも、お茶を飲みながら本を読むのは行儀が悪い。ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ




「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「おお！？ルナの入れるお茶よりおいしいわ！」

今日のお客様は、ツインテールの妖精さん。いつもの２人はいないみたい。

妖精さんは元気いっぱいだった。ｲｯﾊﾟｲｲｯﾊﾟｲ!!



「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「ふふふ。ルナの入れるお茶よりおいしいわね」

今日のお客様は、サラサラ黒髪の妖精さん。いつもの２人はいないみたい。

妖精さんはマッタリしていった。ﾏｯﾀﾘ



「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「…負けないもん」

今日のお客様は、巻き髪の妖精さん。やっぱりいつもの２人はいないみたい。

妖精さんはなんだか悔しそうだった。ｶﾞﾝﾊﾞﾚｰ



「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「うおお！？人形が動いてるー！？メリーに知らせなきゃ！」

今日のお客様は、ネクタイの似合う異邦人さん。

どうやら道に迷ったみたい。ﾅﾝﾄｶﾅﾙﾖｰ



「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「人形が…。やっぱりここは結界の中なのかしら？」

今日のお客様は、紫の服をきた異邦人さん。

なんだかスキマ妖怪さんに似ている？ﾊﾃﾅ?



「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「ありがとう。地上もいいところなのかな」

今日のお客様は、髪の短い月の兎さん。

ご用事あるらしいのに、寄り道してていいのかな。ﾊﾃﾅ?



「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「うふふ、かわいい。ありがとうございます」

今日のお客様は、長い髪の月？のお姫様。帽子がとっても綺麗。

お月様のお話をいっぱいしてもらった。ｽｺﾞｲｽｺﾞｲ



「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「あら、ありがとう。…うちの兎たちも見習って欲しいわ」

今日のお客様は、ポニーテールの月？のお姫様。

とっても格好いい刀を持ってた。ｷﾗｷﾗ



「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「おお、これはこれはご丁寧にありがとうございます」

今日のお客様は、空飛ぶ亀さん。

器用にお茶を飲んでいた。ｽｺﾞｲｽｺﾞｲ



「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「ありがとうなのです」

今日のお客様は、おかっぱあたまの人間さん。

なにかすごい乗り物に乗ってきてた。ﾋﾞｯｸﾘ



「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「人形がお茶を…。すごい技術だな」

今日のお客様は、お侍さん。女の子らしい。

お茶を持って行ったら感心してくれた。ﾔｯﾀﾈ



「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「あなたも弾幕を使えるの？どれくらいかわいいのかしら」

今日のお客様は、むらさき色の着物のお姫様。

弾幕が好きらしい。ちょっと怖い。ﾋﾞｸﾋﾞｸ



「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「人形を使った魔法ね。かわいいなぁ」

今日のお客様は、猫を連れた魔法使いさん。

とってもふわふわしていた。ﾌﾜﾌﾜ



「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「あなたも魔法の産物よね…」

今日のお客様は、眼鏡をかけた科学者さん。

科学者なのに魔法も使えるらしい。ｽｺﾞｲｽｺﾞｲ



「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「お茶を入れる人形？かわってるわね」

今日のお客様は、神社の騒霊さん。

あまり見かけないけど、いつもはどうしているのかな？ﾊﾃﾅ?



「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「おお人形が動いてる！魔法ってすごいぜ！」

今日のお客様は、ツインテールの人間さん。

どこかで聞いたことある話し方なの。ﾀﾞｾﾞ!



「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「あら、お上手ね。研究手伝わない？」

今日のお客様は、マントが格好いい人間さん。十字架？みたいなのを持ってた。

この人も目が怖い。ﾋﾞｸﾋﾞｸ



「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「わぁ、上手ね～。ありがとう」

今日のお客様は、バトンを持った妖怪さん。

妖怪退治中の巫女さんから逃げてきたらしい。ﾅﾝﾄｶﾅﾙﾖｰ



「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「かわいいわね～。わたしは湖の門番くるみ。よろしくね」

今日のお客様は、コウモリ羽の妖怪さん。吸血鬼さんかな？

丁寧に自己紹介してもらった。ﾖﾛｼｸ!



「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「しかたないじゃない（泣）しかたないじゃない（泣）」

今日のお客様は、大きな鎌を持った門番さん。

何かお仕事失敗したのかな？ｶﾞﾝﾊﾞﾚｰ



「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「あら、とってもお上手。すごいわね～」

今日のお客様は、メイド姿の悪魔さん。

本物のメイドさんじゃないらしい。ｿｰﾅﾉｶｰ　　　　　　　　　　　　　　　　　　===●わは～（今回も出番なのか～）



「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「うふふ、ありがとう。パチパチ(拍手)」

今日のお客様は、白い羽の悪魔さん。

お茶持って行ったら拍手してくれた。ﾔｯﾀﾈ



「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「ありがと。あなたみたいな子と門番したいな～」

今日のお客様は、魔界の門番さん。

お仕事たいへんなんだって。ｶﾞﾝﾊﾞﾚｰ



「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「やっぱり魔界の外はたのしいわね～」

今日のお客様は、糸目の魔界人さん。旅行が趣味らしい。

いろんなお話をしてくれた。ｱﾘｶﾞﾄｰ



「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「お、すごい。やるね！」

今日のお客様は、魔界の黒い魔法使いさん。

頭ナデナデはもっとやさしほうがいいのに。ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ



「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「・・・・・とってもかわいい」

今日のお客様は、魔界の白い魔法使いさん。とっても静か。

でも、頭ナデナデはとってもやさしい。ﾎﾟｶﾎﾟｶ



「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「お上手ね。ふむ、アリスの味を再現できるのね」

今日のお客様は、金色のメイドさん。とっても瀟洒。

アリスがいろいろ教わってた。ｼｮｳｼｬｰ



「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「ありがとう、上海ちゃん。いい子ね」

今日のお客様は、魔界の神様。アリスのおかーさん？

同じ髪型にしてもらった。ﾙﾝﾙﾝ



「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「おや、結構器用なんだねぇ」

今日のお客様は、三角帽子の祟り神さま。とっても強そう。

とても優しくなでてくれた。ﾎﾟｶﾎﾟｶ




Ω　Ω　Ω　Ω　Ω

「ｼｬﾝﾊｰｲ?」

今日はお外に、なんだかよくわからないものがあった。

一緒にレーザーを撃ってみた。ﾋﾞｰｰｰ





「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「ふふ。ご苦労様、上海。いつもありがとう」

いろんな人がいるけど、やっぱりアリスが一番！

ｱﾘｽﾀﾞｲｽｷ!!ほっぺにﾁｭ!!



おまけ　


「へへ、やっぱり便利そうだからな。一体いただいて行くぜ！」

「ﾃﾔﾝﾃﾞｲ!!「へ？」」　　　ドカーーーーン！！

今日は近所の黒白魔法使いが進入してきた。

でも、大江戸トラップにひっかかってった。ﾊﾞｶｼﾞｬﾈｰﾉ



「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「ふふふ、あなたはアリスの役に立ちたいかしら？私が最高の呪文を教えてあげるわ！！」

今日のお客様は、紫色の体調の悪そうな魔女さん。なんだかハイテンション。

でも、最高の呪文を教わった！！　ﾚﾐ☆ ﾘｱ☆ ｳｰ☆




おまけその２　時空のゆがみ

「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「へー、すごいわね。人形がお茶を入れてくれるなんてね」

今日のお客様は、巫女さん。いつもの紅白じゃない。

空を飛ぶ修行中らしい。ｶﾞﾝﾊﾞﾚｰ




「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「かわいーーー！うふ、うふ、うふふふふふふふ」

今日のお客様は、赤い髪の魔法使いさん。

なんだかとっても怖かった。ﾋﾞｸﾋﾞｸ



「ｼｬﾝﾊｰｲ」

「すごい…。私も頑張ればこれだけ上手に魔法を使えるかな…」

今日のお客様は、青いリボンのかわいい魔法使いさん。アリスにそっくり。

まだまだ修行中だって。ｶﾞﾝﾊﾞﾚ-

正直、儚月抄・三月精もきつかったのに旧作まで手を広げるなんて、暴挙だった。資料少ないのに。
神綺さまや魅魔さまはよく見かけるけど…。多少の違和感は許してください。
とにかく、お読みいただきありがとうございます。
※補足　Ω←封魔録３面の砲台。某掲示板某スレ見てたら、こんな表現の仕方でした。