帰ってきたら、こいしが全裸でくつろいでいた。
「あら、お姉ちゃん。おかえりなさい」
さて、小説や空想ではこのような事態も起こりえるのだろう。なんといっても、あれらには途方もない幸福が詰め込まれているのだから。
外の用事を済ませて暖かな我が家に足を踏み入れると、そこにはミルク色の肌と薔薇色の唇の色彩が私を潤してくれる、などという類の感激がそこらに転がっているのだ。
しかし、現実ではどうだ。
足元に転がってくるのは厄介ごとだけだし、誰もが思いつくような幸運とは無縁という不毛の地でしかないように思える。このような好都合の全裸、いや、不条理の出来事を地霊殿の主たる私がすんなり受け入れるとでも思っているのだろうか。
妖しげな雰囲気を悟り、私の内なる意識たちもそれぞれが不満を漏らし始める。
「とにかく押し倒そう」
気忙しいたちである四肢は真っ先に主張した。
「今こそ網膜に焼き付けるにふさわしい機会なのだ!」
言葉の剣を突き刺さずにはいられぬ相手を前にしたかのように、第三の目は怒鳴り散らした。
「ふわふわの髪を撫でることから始めてその後は重力のままに」
柔らかに跳ね上がる調子を携えて提案したのは五指である。
「いやいやそれよりも柔らかな唇を濡らしてぷっくりとした感触を楽しむべきだ」
親密さと鋭利さを混ぜ合わせた陽気に流され、声高に反論するのは舌だ。
……理性はどこにいったのだろう。大切な妹の一大事だというのに肝心なときに働いてくれないのだから困ったものだ。
銘々が自身の主義を優先しようとする場で私はそのようなことを考えた。
しかし、ここで手を拱いていようと一向に銘々の熱意は冷めない。私は目の前の歓迎すべき、違う、奇妙な光景の真相を探らねばならないのだ。ここでこちらの足並みが揃わなくては話にならない。
いいですか、と前置きして私は説得を始めることにした。
重要なのはなにもかも承知しているかのように振舞うこと。内なる彼らに聞き逃してはならないことなのだとわからせるように、重苦しく伝染性に優れた言葉を選ばなければならない。しかし、私の手ほどきがはたしてどれほどの腕力を有しているかは数分後の彼らの具合から察するほかない。
一度唇を薄く引き伸ばした後に、私は空気を震わせた。
あなた方の余りある情熱は確かに尊重するべき重みを持ち合わせています。本来であれば本能のままに行動することが、ただ一つの正解と言えるでしょう。
しかし、しかしです。
物事には順序というものがあります。例えば、空っぽの胃を大いに満足させる料理、脳を多分に賞賛させる音の連なり、好奇の目を潤す非日常。このようなものにはその万物の法則が纏わりついているのです。
順序を守らなくてはそれらの素晴らしい魅力を十全に楽しむことなどできません。思い出すことも。知ることさえも。
そうすれば、あなた方の思うままの行動はその一瞬だけの愉悦と成り下がるのですよ。
残るのは、傑作である作品をどこかの部屋に鍵をかけてしまい込み、誰の目にも当てられないような味気なさです。
では、どうすればよいのか。もうわかるでしょう。わかっているはずです。物事を推し量るには情報を得ることが第一なのですから。
そう、そうです。この光景をじっくりと眺め、問題をすばやく察すればいいのです。
じっくり。じっくりと、です。
すんなりと美しい形をした鼻、潤いに満ちた大きな目、豊かに絹のように光沢がある髪の毛、こいしのすべてを!
さて、なにか不都合はありますか。
問題の先送りでしかないような私の説得は、なんとも見事な効果を現した。
四肢は深く頷き、第三の目は熱い感動に濡れ、五指は総立ち、舌は踊り、理性は胸を張っている。貴様、どこにいた。
ともかく、こうして私はこいしの全裸を目の当たりにしてなお押し留まることができたのだ。姉としてあるべき姿の装いを成し遂げたのだ!
では、現状を把握しなければならない。この喜ばしき、失礼、複雑怪奇の事態を解決するため、私はこいしの全裸をじっと眺めなくてはいけないのだから。そう、この全裸を目蓋の裏に滞在させることこそ解決するための唯一の手段なのだ。
ところで私にはあらかじめ言っておきたいことがある。
そこに純然たる愛情が見え隠れすることはあっても、足と胃を重くするような後ろめたさは一切ないのだということだ。
朗らかに笑みを浮かべるこいしの口元は緩やかな傾斜から描き出され、幼い子供が見せる無邪気さに溢れている。
しかしその全体像、つまり艶美な肢体が見せる曲線は花の茎のように美しく、とても子供っぽいなどという形容には似つかわしくないように思えた。時の経過の尺度であるその魅力は凄まじい引力を持ち合わせ、私の目は三つとも表面が乾くまでに見開かれ、ただ一点に捉えられる。
つぅ、と。
上唇に、ぬめりとした鉄臭い体液が乗せられた。
私は目の前の光景が夢なのではないかと疑いながらも、慌てて鼻の下にハンカチをあてる。あてがった部分を見ると、赤く滲んでいた。
これは一体どういうことなのだろう。
不可解なこの現象に私の脳は若干の余白を要求したが、すぐにこれはきわめて自然的な結果なのだと判明する。ああ、これは当然のことなのだ。
こいしの滑らかな弾力のある柔肌に遭遇したハンカチが、急激な体温の上昇にその肌を赤く染め上げるのは!
決して私が低俗な衝動のままに、こいしの四肢の中心部分を脳に深く刻み込ませたことから起きた事態ではない。だが、初心なハンカチを責め立てることなど地霊殿の主たるこの私にできるはずもないのだ。
そのまま赤面したハンカチは素晴らしい現実に感動した私の涙も受け止めてくれた。
実に包容力に富んでいるハンカチだと思う。ペットにしたい。
「お姉ちゃん、大丈夫? 暖房、効きすぎてるかなぁ」
相手を心底思いやるこいしの言葉は、私のとろとろと燻っていた熱情を瞬く間に蒸発させた。
だが、慌ててはいけない。愛らしい妹の前で思考と言動を一致させることがどれだけ危険な失敗であるかを私は熟知しているのだから。
勿論、その経験はこいしによって培われたものではない。当然だ。そして、愛しく小さなペットたちの、ささやかな貞操の行方を私は一度たりとも忘れてはならないのだ。
さて、次にこれが夢ではないという事態が招く危機に対応しなければならない。危機とはすなわち、私以外の文字通り第三の目にこいしの全裸を堪能されてしまうのではないかという、姉として抱くべき当然の不安である。
対応策としては……そうだ、そのような不埒な輩は全裸をトラウマにでもしてやろう。こいしの全裸を脳裏に浮かべるそのたびに、奥底に眠る恐怖が宿主を打ち震わすようにしてやろう。
勿論、これが姉の身勝手などではないことは言うまでもないだろう。私だってこいしの全裸を脳裏に浮かべると体は小刻みに震えるのだから、これは実に公平というものだ。私は地霊殿の主として常々公平でなければならないのだ。
……まあ、私のこの妖しい身震いは興奮にこそ起因するのだが、そこはこいしの第三の目の如く、だ。
私はそう落ち着けて、愛くるしい家族の居心地が苦しくないことを祈りながら部屋をゆっくり見て回った。
「お姉ちゃん? なにか探しているの?」
「ええ、息を潜めたペットがいないか確認しているの」
「ふうん。ところでお姉ちゃん」
果たして結果といえば、安堵の溜息が喉を通過したのだった。
そして、ようやく訪れた心の平穏はひとまずこいしの応答に向けられる。
「なあに、こいし」
「さっき、私のことをずっと見つめていたけど……なにか付いてたの?」
「……特に付いてはいないんだけれど、ね」
なにも付いていないことが、触れれば心地よく跳ね返る布のないことが、問題なのだ。そう、続けて言いかけそうになった。
いや、しかし、待て。
……言ってしまってもいいのではないだろうか。
この形容しがたい好意、否、形容しがたい行為の真意を解明する一番の方法は間違いなくそれである。ともすれば、さっさと舌の上に転がるこれらをこいしに放てばいいのだ。
しかし、首を可愛らしく傾げるこいしにそのような非道を行えるはずもなかった。
心象を覗ける相手であれば、傷口の具合を把握しながら言葉を続けたり、そこで止めたりすることもできるのだが、相手はこいしだ。目隠しのままの会話はあまりに不安定で、どうしても間接的な疎通となってしまう。
……うん? そうだ、間接的だ。間接的にたずねればいい。言葉を濁せばいいだけなのだ。
頭上に湧き出した試行錯誤の産物はどうにも魅力的で、私はすぐさま実行に移すことにした。
「ねえ、こいし。灼熱地獄の燃え盛る大気が部屋の隅まで流れているけれど、それがあなたの勘違いを引き起こしたのなら私はあなたに言わなければならないことがあるわ。ここはね、お風呂場ではないのよ」
……いささか直に突き刺さった響きがあったが、気のせいなのだと思う。思うことにした。
だが、こいしはかぶりを振ったのだ。
では一体なんだというのだろうか。私にはこれ以上の答えを用意する準備はなかった。
最早、この事態は私の想定し得る範疇を水溜りでも飛び越えるかのようにひょいと跨いでいったのだ。
「それくらいわかってるよぉ、お姉ちゃん。あのね、こうしていると気持ちいいんだってさ。だから試しているの」
頭蓋にひどい衝撃と両足にどうしようもない浮遊感が、ほとんど同時に訪れた。
もしも私が不明であるからこそ生じる恐るべき真意への身構えがなかったとすれば、なんの抵抗もないまま薄い絨毯との壮絶な衝突を遂げていただろう。だが、それでも私の足はふらふらと頼りない動きをしそうになる。
これは、大事な大事な妹の放浪癖を矯正しなかった愚かな姉に対する天罰に違いないのだと考えそうにもなる。
どうにも脳髄は参ってしまっていた。上手く結論を出せないまま、私はこいしの話の続きを聞かなくてはならない。
こいしの口から登場する第三者が、悪夢の中での、めくるめく果てしのない墜落ではないことを願いながら。
『あら、涼しそうな狐がいるのね』
『ん? 幻聴?』
『ここよ、ここ』
『ああ、もと暗しとはこのことか。すまない』
『それはいいんだけど、あなた、どうしてそんな格好をしているのかしら』
『うん? 妙なことを聞く。では、どうして温泉に浸かると気持ちいいんだ?』
『んー。あったかいから』
『全裸だからだ。では、どうして夏には皆々脱ぎたがる?』
『んん。汗でべたべたするから?』
『全裸になりたいからだよ。例えば、この世に生れ落ちる生命が何故布の一つも纏っていないのかと言えば、つまり全裸が尊いものだからだ。神様はそこら辺をよくわかっておいでなのだよ』
『そうなんだ。やっぱり地上に出るといろんなことが覚えられていいわぁ』
『それは良かった。ところで君、何者かね』
『旅する可愛い子』
『青春だね』
「だから私も脱いでみたの。確かに体が軽くなった気がするし、なんだか頭もふわふわするわ」
こいしの口はそこで役目を終えたのだった。
私はずっと黙って、こいしのこの事態に至った顛末を脳内で噛み砕いていたのだが、とにかくこいしの描いた狐がどのような容姿であったかだけは後で詳しく聞く必要があるのだと決心した。つまり、大事な大事な妹にこのような形で世俗の容赦のなさについて教授してくれたその狐とやらに、是が非でもお礼をしなくてはならないというわけなのだ。
思うに地上とは楽園なのだろう。どうにも常に春が訪れているようなのだから。
さて、原因とその経過が判明した今こそ私は解決に向けて尽力することができる。ひとまず、この愛すべき妹には道徳の理念でも覚えてもらおうか。
「こいし。だからと言って、脱いでいいものでもないでしょう? 早く服を着なさい」
「えー、やだぁ」
「駄々をこねないの。女性として恥ずかしくないの、あなたは」
「パンツがないから恥ずかしくないもの」
妹の、言ってる意味が、わからない。
これが世に悪名を振るわす反抗期というものなのだろうか。
そうなると、私の渦巻く怒りの熱情は若干の温さが不可欠である。地霊殿の主たる私には、怒鳴り散らし、腕力で押さえつけることこそを至上とする低能どもの模倣はあまりにふさわしくない。
私は少しばかり口調を柔らかくして、それと同様の表情でこいしに話を続ける。
「ねえ、こいし。空や燐だって着飾っているのだから、私はあなたにも可愛らしくしてほしいのよ」
「……でも、お姉ちゃん。お空やお燐はペットだから普通なら裸なんじゃないの」
「え、え? ……ええ、そうね。だけど」
「うん、そうだよ。野生の生き物に無理やり服を着せるなんて窮屈だと思うなあ。あの狐だって一匹の立派な獣だし」
思わぬ反論に私はきっぱりと断言して押し返すことができなかった。こいしの妙な気迫に私の喉は三度唾を飲み込んだため、もごもごと口内でまごつく正論の一連隊を吐き出す暇はなかったのだ。
言い知れぬ焦りが潮のように広がる。
それはこいしの笑みが先ほどまでとは違ったものを含んでいるに違いないと私が確信したからだった。
「だからペットはちゃんと本来の姿であるべきだと思うよ。それに、ね。お姉ちゃんはそのペットの主なんだから、一蓮托生、なんじゃないかなあ」
「な、なにを馬鹿な」
「ああ、勿論お姉ちゃんならちゃんとするよねぇ。なんたって、この地霊殿の主なんだもの。決まり、順序、法則、なんてのは上に立つものほど縛られるものなんだから、ね」
「こ、こいし。ねえ、ちょっと」
「私の大好きなお姉ちゃんは、偉ぶってるわりにそんなことも守れない、なんてことはないものね。ねえ、お姉ちゃん?」
「…………ん、ん」
考えてみれば確かにそうなのかもしれない。
ああ、そうだ。こいしの正しき空想に無意識よりもなお重みの足りない論駁を施そうなどとは私もどうかしていたのだ。
全裸。よく考えればいい響きではないのだろうか。心地よく跳ね、それでいてまったくの衝突もせずに受け入れる代物だ。それが一体どうして恥ずかしいものだろうか。
それに、お空なんかはよく服を焦がすのだが、つまりそれは無意識の主張だったのだ。ああ、何故気がつかなかったのだろう。
如何なる間違いも存在しない。ただ、地霊殿の主としてあるべき姿であり、姉として妹との愛情の育みであるだけだ。
それらの私の意識は以前の私を蔦が木に絡みつくように愛していたのだが、その意識の束縛からようやく解放されたのだ。
意識に解放されるということはつまり無意識に縛られることだ!
そのように頭の隅にあった最後の声を私は潰した。
「ねえ、お姉ちゃん」
「ええ、こいし」
「お姉ちゃん。大好きなお姉ちゃん。さあ、全裸になりなさい」
帰ってきたら、こいしが全裸でくつろいでいた。
「あら、お姉ちゃん。おかえりなさい」
さて、ありふれた日常ではこのような事態も頻繁に起こりえる。なんといっても、あれらには途方もない幸福が詰め込まれているのだから。
外の用事を済ませて暖かな我が家に足を踏み入れると、そこにはミルク色の肌と薔薇色の唇の色彩が私を潤してくれる、などという飽きのない感激がそこらに転がっているのだ。
しかし、世俗ではどうだ。
地霊殿は素晴らしく生まれ変わり、私も、こいしも、愛くるしいペットたちも、すべてがこんなにも正しくなったにも関わらず! 変わらずの不誠実な評価、すなわち、忌み嫌われた地底の住人の忌み嫌う館こそがここなのだ!
つまらない意識に則っていては、自然的に生きることなどできやしないというのに。
そういえば、今度あの人間たちがやってくるそうだ。
丁度いい。彼女らに私の悩みを少しばかり聞いてもらうことにしよう。そして、この素晴らしい生き方への共感に浸ってもらうのだ。
彼女らも。彼らも。ああ、そこのあなたも。
さあ、全裸になりなさい。
ってかなんという地霊……いや、血霊殿(鼻血的な意味で)ww
これを読むとこいし理論が正しく思える不思議さwww
地霊殿が裸霊殿だなんて。こいしたんもさとり様も全裸だなんて。
あまりに憤ったので、私も脱がせていただきます。
布教活動しないで下さい…
お願いですから…
後生ですから…
>愛しく小さなペットたちの、ささやかな貞操の行方~
ダメだこの地霊殿の主、早く何とかしないと……
あと狐さんもw
すばらしいな!
ぱんつがないからはずかしくないもん
歴史に残る名言だ!
ところでこいしは裸になるとすごいいい匂いがすると思います。
そして期待を裏切らない内容に大満足
そんなふうに考えていた時期が俺にもありました。
なんというパラダイス☆全裸。
そして後書もエクスタ市ってww快楽の街ですかww
もうね、駄目。笑っちゃって。とりあえず脱ぐわ。
ちょwwww
パソコンの前で、全裸でこの小説読むと少し開放感があるやー
自重しろ!!作者と藍様は腹を切って死ぬべきだ。
「全裸だからだ」凄いね。もう説得力あり過ぎるw
後書きがまったくもうw
やってきた人間がこの風習を持ち帰って幻想郷中の人間、妖怪が全裸になる続編はどこですか?
あ、いや失礼。やはり靴下は脱がさない方向で………
変態でした。
この名作に出会えたことに感謝致します。
思えばあれが初めて読んだ貴方の作品だった……。
お変わりなさそうで何よりです。
地下では全裸になるべきなんだな
ちょっと地霊殿行ってく(ry
もしかしてコレを書いているとき作者も
全裸で書いていたのでは!!!
そうとしか考えられんwwwwwwwwwwww
握手してください。もちろん全裸で。
だがババァ達も全裸になったらこの世は終わりだ・・
いや一番見たいのはにとりんと神奈子様のマイツートップなんですけれど。
でもババァのヒーリング効果たっぷりの全裸も見たいじゃないですか。
100点なんかあげないんだからねっ!!
「どうか、俺をも仲間に入れてくれまいか。どうか、俺の願いを聞き入れて、おまえら全裸の仲間の一人にしてほしい。」と!
どっと群衆の間に、嬌声が起った。
「万歳、王様万歳。」
後の裸の王様である。
誰がうまいことを言えとwwww
こいし心の俳句に吹いたwww
もうこの地霊殿はだめかもわからんね…
あなたはあの『四行で終わる話』の作者かwwwwwww
大体、日本にはチラリズムというそれはそれは素晴らしい文化があるというのに、全裸など面白くもないね!
というわけで、ちょっと地霊殿行って来ます。
新すぐるwwwwww
あと、ペットの貞操をどこにやったんだよ。ささやかじゃねーだろが小五ロリwww
ただね・・・あの性癖だけは何とかしてほしいの。うん、多くは望まないから。
ああ!橙!泣かないで・・・」
予想を遥かに上回る説得力と情景描写に溢れた作品でした。
ただ、言わせてください。
これはひどいwwwwwwwwwww
GJ!