Coolier - 新生・東方創想話

アリス・マーガトロイドは目が悪い

2009/02/17 03:57:49
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いつまでも夢は続かない。その言葉を体現するかのように、魔理沙は人里に帰って行った。
 勘当された父親と和解したそうだが、ついでに店を継ぐ、なんて言われた日の驚きは尋
常なものじゃなかった。
「ああそうそう、それと結婚することになったぜ」
 アリス・マーガトロイドは、椅子から落ちてお尻を打った。





――「霧雨道具店の一人娘が里に帰ると同時に祝言をあげる」
 そんな噂が瞬く間に幻想郷中に広まって、ついでに祝福されたわ。急の開催にも関わら
ず、披露宴には良く人が集まったしね。
酒が飲めれば嬉しい、祝福の席ならなお楽しい、って連中ばっかりなんだから、平和なも
んよ。

 肝心の隣に座る新郎は、里の人間だった。
「小さな黒目をいつも細めている、なんだか幸せそうなやつ」
 お見合いらしくって、それ以上の紹介をしてくれなかったけど、その時の表情は今まで
見たことない類のものだった。
まぁ、魔理沙も非常に幸せそうだったってこと。

 披露宴にはにぎやか好きの新婦が楽しめる出し物で占められたわ。
 特に紫プレゼンツの「スライドショー」ってのが大盛り上がり。
 天狗がどこかから撮ってたんでしょうね。懐かしい顔から新しい顔までそろい踏みの写
真に、やんややんやの大盛り上がり。河童の入浴シーンでは大喝采。
 写真はきわどいものも多くて、河城にとりなんかはすごい顔して射命丸を追っかけてた
わね。河童下剋上の日は近いのかしら。

 もちろんこんな日に弾幕を利用しない手立てはないから、
「新しい夫婦に一番ふさわしい弾幕を張った者の勝ち」
とか言って妖怪どもが空でじゃんじゃかバトルを行ってた。
 人間も笑いながら八雲の式が一番だの、いやいや薬師さんのが素晴らしいだの、巨乳だ
から船頭さんがいい、やっぱり俺は先生が一番だのと酒を飲んでた。

 もちろん音楽担当は、プリズムリバー姉妹。人里ではあんまりお目にかかれないだろう
(お耳にかかれない、かしら)音色に、花嫁の妙な人脈のおかげね、って里の招待客は噂
してたわ。

 ……でも、最後のブーケ争奪戦ほど印象深いものはなかった。
 自称フラワーマスターの花の雨と、ライスシャワーが飛ぶ中、みんな必死の形相をして
――風祝は1番必死な顔で米をまいてた――花束を取らんと息巻いてたわ。蝶々、ナイフ、
果ては蝙蝠、座薬まで飛んでた。
『多分ブーケ滞空時間でギネスに載るわね』って紫が言ってたわ。針を飛ばしながら。と
ころでギネスって何だろう。お酒の名前かしらね?
 そこに人里の娘たちまで飛び込んで行くんだから、恐れ入ったわよ。あの身のこなし、
そこらの妖精の弾幕なら避けきれるでしょうね。

 まあ結局、「アホらし」って静観してた霊夢のとこにボロボロになった花束が落ちたん
だけど。みんな呆気に取られてから、結局「まぁ霊夢だから仕方ないか」みたいな空気に
なった。妖精どもは最後まで諦めずに霊夢のまわりをぴょんぴょん跳ねてたけど。

 1番びっくりしたのはそこからよ。意外なことに花束を握り締めた霊夢が泣き出したの。
いや、もうびっくりしたなんてもんじゃないわね。本当に。空気が凍ったもの。付き合い
の相当長いだろう魔理沙が慌ててたんだから、たぶんあいつも見るのは初めてだったんじ
ゃないかしら。魔理沙はもう文字通り飛んできて、霊夢を慰めてた。なだめすかしたり、
おどけて見せたり、からかったりしてね。
――そのはずが、段々魔理沙までぐずぐず言い始めてね。ふざけてたその顔が、歪んだ? 
と思った一瞬後には一緒になって大泣きよ。

 周りはしーんと静かになったの。
いや、別に、「美しいふたりの友情に胸を撃たれて」とかじゃないわよ?わかってるでし
ょうけど。あー、なんて言うのかな。
 「ついにあのおてんば娘が結婚するのかー」みたいなね。人間で妖怪と渡り合えるほど
強いのは博麗の巫女以外では結構珍しいし、あいつと遊ぶのが結構楽しかった、っていう
妖怪が多かったのよ。
――私? そうね、私も結構楽しかったわ。
――そう、私はあいつが捨虫の魔法を使って、本当の魔法使いになって、ずっと日常が続い
ていくんじゃないか、なんて思ってたから。
変な気分だったわね。結婚するってことは、その選択肢を放棄したってことだから――
って、全然関係ない話になってる。ごめんなさい。


 えーと、どこまで話したんだっけ。あ、そうそう。そこでボソッと霧雨のおやじさんが
「俺へのあいさつでは悲しそうな顔ひとつしなかったのによ……」なんてぼやいたの。
 そしたら会場は一転大爆笑。まぁ正直、そんな面白くない一言なんだけど、その場のノ
リってこんなものよね。その一言に、雰囲気に辟易してた人たちも助かって、泣いてた二
人も、笑いの輪の最後の方で、やっとつられて笑ってた。カラ元気っぽかったけどね。
そんなこと指摘する奴は無粋すぎよね。幻想郷にはいないわ、多分。大団円で二次会へ
ゴーよ。


 ――へ? 私はそれから変わったのかって? お生憎様、あいも変わらず魔法の森で
研究を続けてる。

 子供を産んだ魔理沙は、その子を連れて時々やってくるようになってね。
「おいおいどーだ、自律した人形はできそうか? 子守を是非させてみたいんだがな」
なんて厭味を言いながら。

 魔理沙の息子は「お母さん、そんなこと言っちゃダメ、アリスちゃんがかわいそう」な
んて言うの。
「ああ、この子の一番いいところは魔理沙に似なかったとこかしら」
って私は思ったりするの。言わないけど。
たいていの子供は親をけなされると、嫌な気がするものね。

 何も言わない私に魔理沙は
「おうおう、アリスも丸くなったもんだぜ。
昔はすぐ「表に出なさい! 今の言葉、撤回させてやる!」
なーんて、すぐ弾幕勝負に持ち込んだくせに」って言うの。

 琥珀色の目を細めて、本当にうれしそうに、懐かしそうに。

 その顔を見てると、私には大した時間もたっていないのに、それがすごく昔の出来事だ
ったような気がしてくる。

 ――……え? ああ、息子さん? そう、そうね、すごくいい子なの。
将来は道具店を継いで魔理沙に楽させてあげるんだー、なんてこっそり教えてくれたわ。
 ついでに
「お母さんはね、アリスちゃんの前だとすごく楽しそう。「だぜ」っていうの、アリスち
ゃんの前だけだよ」ってことも教えてくれた。
黒くてまんまるの瞳をキラキラさせてね。
 私はニッコリ笑って「そうなの、教えてくれてありがとね」なんて言ったりして。

 でも、私は何故だか、彼の真黒な、丸い、大きな眼を見てると、いつも変な気分になる
のよね。
まるで魔界の、ああ、違うわ、そう、故郷への入口を眺めているような、悲しい――


※※※※※


「夢オチ……」
 そこでバッチリ目は覚めた。現実の世界に戻ってくると、今まで見た情景が一気に馬鹿
らしいものに思えてくるのが不思議だ。同時に妙な気恥ずかしさがある。今までの荒唐無
稽な世界も、自分の一部だからだとわかるからだろうか。
完全に夢の世界に組み込まれていた自分が、逆に自分の中に夢があると気付く。それは二
秒程前までは現実だったのに、既に虚構でしかない。

 右腕をふって感覚を戻す。人形師には腕が命なのに、どうやら手を枕にして眠っていた
ようだ。テーブルの上には作りかけの人形と、なぜだか赤いゼリービーンズが転がってい
た。お茶うけだけだして、秋の陽気にうたた寝してしまったらしい。魔法使いに睡眠は不
必要なはずなのに、あまりにも人間じみた自分に苦い笑みが浮かぶのを押さえられなかっ
た。

「それにしても、またすごい夢を見たものね」
 よりにもよって魔理沙が結婚!! 子供まで生んでいた。
 考えても詮無いことだが、あんな夢をなぜ見たのだろうか。自分の想像力にはまだまだ
捨てたものじゃないのかもしれない。

 そんなことを思いながら、うーんっ、と伸びをする。
(あら……)
 寝起きで血が廻らないのか、背伸びの格好のままでよろけてしまう。頭を振って数秒待
つが、まだくらくらしていた。気分もなんだか晴れない。
そんな気分をどうにかしようとして、紅茶を入れることにする。眠気の覚めるような、う
んと濃くてあっついやつを。


 確か、咲夜に貰った茶の葉があったはずだ。それを飲むべく、人形に棚を探させる命令を
送ると、アリスはふぅっとため息をついて、また椅子に座りこんだ。なぜか、アリスの心か
ら夢の内容がこびりついて離れなかった。

――夢は心を、無意識を映すと言う。本当は恐れているのではないか。森から魔理沙がい
なくなることを。
――まさかね。クスッと笑って馬鹿馬鹿しい考えを打ち消す。
 彼女がそう簡単に魔道を捨てるとは思えないし、仮に結婚して人里に帰ったとしてもそ
れは私には関係のないことだ。むしろ人間が魔法使いとして生きるよりは、自然な道を行
くことになるのだ。祝福こそすれ、苦痛に、疑問に思うことなんてない。そのはずだ。

※※※※※

 アリスの家は魔法の森の中で、少しだけ開けた土地に建っている。故に四季関係なく一
定の環境下にあるはずの森でも季節を感じやすい。
 最近は気候に夏の残滓が消えて、過ごしやすいものとなってきた。ガタン、と力を入れ
て窓を開けると、涼しさと寒さの入り交じったような秋の風が吹き込んでくる。

「まさに紅茶日和よね」
 窓のふちに手をかけて覗き込むと、意外と外は暖かい。
 久しぶりに表にテーブルを出して、庭でティータイムと洒落込むのもいいかもしれない。
何故か貰いものの上等な紅茶は見つからなかったが、常備している葉で我慢することにして、
用意を進める。上海らは、アリスの後ろであたふたと飛び回っている。

 ところが、段々と晴々しだしたアリスの気分を余所に、背中の方からぎゅわああん、と
なんとも形容しがたい音がした。嫌な予感と、予想をもって振り向くと、真っ赤なリボンの
あしらわれた暗闇から、にょっと白い手袋が出て来るところだった。

「そんな単語、存在するのかしら。と言うか、寒いからはやく閉めてくれる?」
フリルだらけの体が、瞳だらけの空間から這い出してくる。

「意外と落ち着いてるのねえ。ごきげんよう、アリス」
胡散臭い笑みに、アリスの言葉は自然と刺々しくなる。
「ええ、ごきげんよう、不法闖入者さん。あなたが来なければ、もっと落ち着いた姿をお目に
かけられたでしょう」
「あら、ベルはならしたんですけど。聞こえませんでした?」
「そういう問題じゃない……」
 遠くの方でちりんちりーん、と門の備え付けベルの音がした。彼女の麗しい左手は、今
頃紐を引っ張ったらしい。

 ふぅ、とため息をつく。ちょうどティーポットを持っていた人形に、それを投げつける
命令をしなかった自分を褒めてやりたいくらいだ。
 目の前に突如現れたのは、言わずと知れた妖怪の大賢者、スキマ妖怪の八雲紫だった。
アリスにとってはなかなかお目にかかれないし、かかりたくない相手だ。
「神出鬼没もいいとこね。ドアも垣根も見えないのかしら。何の用なの?」

「私にとってはそんなもの、無いに限りなく近いわよ。すっとぼけちゃってー。急ぎの用
があるのは、こっち」
 紫がスキマをもぞもぞやりだす。長い手が「あら、どこにやったかしら」とか言いつつ
引っ張り出したのは、そのときのアリスの思考の人、霧雨魔理沙だった。
彼女は驚いたかのようにきょろきょろと部屋を眺め、急遽現れた二人分のお茶を準備する
べく、スピードアップし出した人形を眺め、最後にこちらを見て、驚愕の表情で止まった。
妙なリアクションを怪訝に思ったが、彼女の姿を見て、アリスが感じたのは安堵であった。
いつものエプロンドレスを着ていることに、何故だかほっとしてしまう。
(まだ結婚式ショックからぬけだせていないのかしら、私)
苦い笑いと共に、再び違和感が登ってきた。

 アリスの知る魔理沙ならば、用があるとベルを鳴らして扉が開けられるのをお行儀よく
待つか、そうでなければ「なんだ、このクッキーしけてるぜ。二重の意味で。あ、アリス
お早う」とか言って、テーブルに着いているかしているのが慣例である。

 (――なぜ紫と一緒にスキマから出てきた?)
 寝ぼけた頭が回転し始めると同時に、魔理沙は思いつめたように唇を開いた。

「今日じゃないと、もう駄目かもしれない……ぜ」
「……???」

 口調はまぁ、いつも不安定なところがあるから放っておくとしても、固い表情にやはり
違和を感じた。そもそも魔理沙と会うのは久しぶりだし、ここ最近で依頼などされた覚え
はなかった。そう言おうとし、アリスの意識はすぐさま違う点に着地することになる。
 魔理沙が喘ぐように息を吸い込み、口を言葉の形に開き二の句を継ごうとして――
涙をボロボロこぼし始めたのだ。
 ますますアリスの困惑は深まる。表情を歪ませ、ひっくひっくと泣く魔理沙に、結婚
式の――ああ、あれは夢だったわ――晴れ姿がよみがえる。

溜息を吐いた紫がおさげをひっぱって前に出てくる。
「いだい」
「はいはい」

いつもの胡散臭い笑みは抑えられ、じっと人形使いを見据えてくる。頭が髄から冷えてい
くのを感じた。

※※※※※

「もういいでしょう? つまらない意地の張り合いはやめて、会いに行ってあげなさい。
私がここにいることで、どれだけの時間があの子に残っているのか、賢いあなたならわか
るでしょうに」

 (こいつは何を言っているのだろう?) 
アリスの回りにはアリスを混乱させて喜ぶ者ばかりだったか。そんなことを考えて、彼女
は頭を片手で抱えた。
(落ち着け。鑑みるに、どうやら私と誰かの喧嘩を仲裁に来た、らしいが、心辺りが全く
無い。この妖怪がそんな勘違いのもとに動くとは到底思えない。では私が間違ってる? 
そんな訳ないわよね。じゃあなぜ……)
「?」ばかりが体を廻る。
(まだ薬のせいか、頭がぼーっとするわ……)

紫はさらに言い募る。
「確かに幻想郷は生と死の境界は薄い。
しかし両者は同一ではない。境界は確かにある。同じくはなり得ない。
なっちゃえば幽々子も妖夢も、おまんまの食いあげ、ってやつですわ。
生側にいる、今しかできないことは必ず存在する。
残念ながら、人間は気付くまでもなく死んでしまうことが多いけれど。
妖怪だろうと、人間だろうとそれは変わりありませんわ。私であっても、あなたであって
も、ねぇ。
……私も、少々後悔しているときがなきにしもあらず、ですの」

「私にここまで言わせているのだから、動かないなんてありえませんわよね?」
 眉を寄せて笑っている。しかしいつも宴会で見るような、胡散臭いそれとは少し違うよ
うにアリスは思った。確かに、己の経験と悔恨を語っているような――。

考え込むアリスを『提案を承知しない頑固者』ととったか、紫はそっぽを向いて細かな細
工の扇を開いた。もう表情は見えない。

「ほら、今度はあなたが頑張りなさいな」
またおさげを引っ張って魔理沙に前に出るよう囁く。
 魔理沙は、紫のスカートをひしと掴み、成り行きを見つめていたが、その言葉に重く頷
いた。紫はスキマにどっかりと座りこむ。

 アリスは彼女に違和感の正体を見極めん――なぜだかそのとき、紫や、魔理沙に違和感
の正体について直接問うのは憚られた――とした。
金の波打った髪、白いエプロンに、ところどころあしらわれた、見覚えのあるサテンのリ
ボン、真っ黒な三角帽子。
いつもの大胆不適な彼女と違うのは、不安を現すように、手はスカートをしわができるほ
どに握りこんでいるところと、可哀相なくらい涙に濡れた瞳だけ。

鈍く光るそれをまるで黒耀石のようだとアリスは思った。


(……ちょっと待ってよ。“黒耀石”ですって?)

頭の中のピースがカチカチと音を立てだす。
「ちょっと待ってったら」
アリスの言う通り、あと数秒待てば、彼女は正解にたどり着いただろう。しかし、そうは
ならずに、思考の点が線を結ぼうとしたところで、眼の前の彼女が、今頃になって思考へ
と潜り込んできた。
しゃくりあげて見え隠れする瞳。それは黒々と、夜の海のように輝いていた。
そう、先程の夢ででてきた男の、希望に満ちた眼のように。
そして正解が、魔理沙の口から嗚咽とともにこぼれ出た。
「もう待たないわ。待てないのよ。お願い、アリス。おばあちゃんに一目会ってあげて
よ」


 ふらふらと、さっきまで眠っていたテーブルに手をついて体を支えると、ガタリという
音とともに、イチゴ味のゼリービーンズが転がり落ちた。真っ赤なそれはアリスの足元ま
で転がり来たかと思うと、やっと止まった。
「なぜこれがお茶うけなんかに見えたのかしら」
見慣れたこれを、60年ほど前からアリスは常用している。
心地良い夢を見る薬、胡蝶夢丸。どうすれば見間違えることがあるだろうか。夢の続きを
見ていたとでも言うのか。

(現実まで都合のいいものを見せられちゃ、たまらないわ……)

「アリス? 大丈夫?」
“魔理沙”はアリスの急な動きを、真黒な瞳で見つめている。紫は奥で笑っている。人形
は全て地に落ちている。用意した紅茶はもう冷めている。
「ええ、大丈夫、大丈夫よ……」
アリスは、彼女らににっこりと微笑みかけてやった。
夢は続いていて、終わっていたのだ。
見知った顔に囲まれているのに、アリスは見知らぬ世界にいるような、ひどい心細さを感
じずにはいられなかった。
初投稿です。
今、緊張しすぎて手がぶるぶる震えております。
何か間違いなぞあれば、ご指摘いただけると幸いです。

なんだかんだで仲の良い詠唱組が私のジャスティス!!みたいな

追記:>>14さん、ありがとうございます! 誤字修正いたしました。
石田萩
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コメント



0.6010簡易評価
3.80名前が無い程度の能力削除
ああああああああああああ!
なんというなんという・・・
これはどうコメントしていいのかわからん・・・
胡蝶夢丸さえ無ければ・・・
8.90名前が無い程度の能力削除
うわぁ切ない・・・
落ちはなんとなく読めるんだけどもそれでも引き込まれました。
9.100☆月柳☆削除
ブーケの滞空時間どんだけw
しかし、めちゃくちゃ伸ばして、ここで夢落ち?!
と……おもわせてぇ。
さて、彼女が選んだ選択は正しかったのでしょうか。
ただ気になるのは魔理沙の心情。
14.100名前が無い程度の能力削除
これは……
コメントに困るなあ

誤字報告です
>人形を全て地に落ちている
"は"かな?
19.90名前が無い程度の能力削除
なるほど、ショックのあまり胡蝶夢丸を取りすぎて夢と現実の境界がごっちゃになったと言うか、入れ替わったんですな。
21.100名前が無い程度の能力削除
夢オチが夢オチじゃない、ということなんでしょうか。

胡蝶夢丸ってことはアリスは魔理沙を祝福する事はなく現在に至りせめて夢の中だけは…と

続きがみたいような、このまま完結としたほうが良いのか
しかし、惹きこまれる話でした。
29.100名前が無い程度の能力削除
コメントしづらいねこれは
31.100名前が無い程度の能力削除
ガツーンときた。
35.100名前が無い程度の能力削除
すごく面白い作品でした。でもコメントしづらいですね。なんて言えばいいのかわからない。
41.100名前が無い程度の能力削除
みんな言ってるけど俺も言う
「面白いけど何て言ったらいいかわかんねぇ」
42.100名前が無い程度の能力削除
せつねぇ。
49.90名前が無い程度の能力削除
何とも言えない後味の悪さがたまんないですねぇ…
54.100名前が無い程度の能力削除
ドン底に落とされたようなラストがまたよし。
アリス、間に合うといいですね。
間に合わなくても会いには行ってほしいですな。せっかくの最後の希望ですし。
58.100名前が無い程度の能力削除
そう言う事か。
61.100名前が無い程度の能力削除
まだだ、まだ間に合う。
まだ夢は終わっちゃいない……きっと。
66.100名前が無い程度の能力削除
まさに悪夢
67.90名前が無い程度の能力削除
うまいけど本当にコメントしづらい・・・
71.100久我削除
うわああああああ。
が、頑張れアリス!
としか言い様がないですね……
77.40名前が無い程度の能力削除
いまいちこんな狂う理由があるのか理解し辛いですが……
胸糞悪い百合話ってことですかね……
78.100名前が無い程度の能力削除
見事なショートショートでした。
ちゃんと東方でなければならないお話でしたし、
細部も良く練られていて文句のつけどころがありません。
81.90名前が無い程度の能力削除
続きが知りたいような、これだけでいいような…
面白かったです
88.100名前が無い程度の能力削除
この発想は新しい!
ダークでもヤンデレでもないのにここまで絶望感を出せるとは…
92.100名前が無い程度の能力削除
鬱orz
93.90名前が無い程度の能力削除
コメントしづらい。面白かった。
96.90名前が無い程度の能力削除
こういう胸が痛くなる感じの作品は好きだな
98.100aho削除
最後に気づいて良かったなあ、というのはあんまり楽観的すぎる見方かもしれませんけど。
間に合えばいいなあ、と思う反面、間に合わなかったとしても、気づかない内にお別れするよりはマシだと思うんです。
ともかくいい作品でした。
100.100名前が無い程度の能力削除
この作品のように最後に一気にズドンと落とされる作品は創想話では初めて読みました。
まさにSS(ショート・ショート)。物凄い新人さんに出会えました。良作ありがとうございます。
103.80名前が無い程度の能力削除
そっか、孫は普通に女言葉なのか・・・
118.90名前が無い程度の能力削除
何と言うか
うあー!
ってな気持ちになった…。

胡蝶の夢のようなお話だったんだね。
120.90名前が無い程度の能力削除
この嫌な感じを楽しませてくれる作品は貴重ですね、面白かったです
122.100PNS削除
創想話には、いい話も鬱な話もあります
ですが良い作品は、心にくる、という点で共通しているのではないかと
124.90名前が無い程度の能力削除
ああ、こういうのを待っていた。
何かを掛け間違ってしまったような、
そういう展開も妖怪と人間が共存する幻想郷ならではだと思います。

物語の運び方なども上手く、最後は中々に来ました。
長編も良いけど、こういうSS! っていう感じの作品も
良いなぁと感じました。
これからの作品も楽しみにしています。
130.100名前が無い程度の能力削除
ああ、胸がおもい…
131.100名前が無い程度の能力削除
後半の畳み掛けるような急展開が最高でした。
読み終わった後のなんとも言えない余韻もたまりません。
こんな作品が書けるようになりたいです。
135.100名前が無い程度の能力削除
おぉぉおぉ……。
何とも言えない読了感。
137.90名前が無い程度の能力削除
まさに現実ナイトメア
138.80名前が無い程度の能力削除
面白かったです。
なんというディック的幻想郷。
151.90名前が無い程度の能力削除
夢が覚めるのってけっこう残酷なことなのかもしれない。でも夢は覚めないといけない。
胸にくるお話でした。