今日は如月の十四日。最近知ったのだけれどこの日は地上の人々が大切な人に贈り物をする日らしい。
大切な人……もとい、恋人や想い人。
でも、私が耳にした限りでは幻想郷の人々は、それを純粋にプレゼントを交換するお祭りと考えているという。
昨日までは全く興味がなかったのだけれど、今日になってみると下界の賑やかな様子が少し羨ましい。
少し様子を見てこようかしら?
ちらりと振り返って様子を窺う。
ある者は粛々と瞑想に耽り、ある者は陽気に酒を呷り、そしてある者達はのんびりと将棋を差す。
皆それぞれに没頭している。
ここは天界。俗世に別れを告げて粛々と、そして陽気に生活できる場所。
の筈、だけれど私が近頃懇意にさせて頂いている比那名居の総領娘様は今日も今日とて我が儘三昧。名は天子様。
最近は小鬼の彼女がたむろしている事もあって前よりは退屈していないご様子ですが、見ての通り周りの天人達に比べたら一回りも二回りも幼い天子様、退屈で仕様がないのは変わらない様です。
けれど今回ばかりはご一緒に下界へ行く事はできません。
何故かと言えば……今日はバレンタインデー。
――地上の人々が大切な人に贈り物をする日。
いつもの様にふわりと風に乗る。
雲の上から眺めていた時にはあんなに小さかった街並みが次第に近づいてきた。
人影がはっきりと映ってくるにしたがって里の空気が何となく分かってくる。
楽しさ、期待やほんの少しの不安、そんな空気が見える。
やっぱり、人間は皆お祭り好きなのね。
その様な事を思いつつ人間の里へと降り立つ。
以前、一度だけ訪れた事はあったけれど一人で来るのは初めてだった。
妖怪が混ざっていても気にしない人間達、幻想郷とはつくづく不思議な場所だと思う。
特に宛てはなかったので、何の気なしに通りに並ぶ店々の店頭を眺めていく。
どの店も贈り物になる様な品物を店頭に並べていた。
とはいっても、今日はバレンタインデー当日。商品の展示台には沢山の空き見られた。
皆、すでに誰かが買っていってしまったのだろう。
とある店先で目にしたラピス・ラズリの鮮やかな瑠璃色は天子様の髪の毛の色を彷彿させ、またある店で見かけた七色のお菓子は天子様の衣装の飾りを想像させる。
考えが何かと天子様に繋がってしまう事に苦笑してしまう。
そんな調子でのんびりと人間の里を歩き回ってみた。
こうして見ていると魅力的な物は天界よりも地上に満ちている気がする。
けれど、考えてみればそれは当然の事。
「ねぇ、お母さん! お願い、あのおもちゃ買って! これからは弟達の面倒もちゃんと見る様にするからさ、お願い!」
「いつもそう言ってちゃんとやってくれないじゃないの。だから、駄目よ」
「お願いだよぉ! 今度はちゃんとやるからさ」
「もう……仕様がないわね……」
母親に駄々をこねている幼子も微笑ましく見える。
そんな様子を目にして、自然とこんな事が口をついた。
「……欲を捨てて、俗を捨てた者の世界、ですものね。天界は」
気が付くと日も落ちてきて、人々は帰路を辿っている。
すれ違うのは妖怪達ばかりになってきた。
「贈り物、どうしようかしら。宝石は天子様には少し似合わない気もするし……」
結局、お店はほとんど眺めたというのに、肝心のプレゼントは決めかねていたのだ。
丁度そこで私はとあるお店に視線が行った。周囲のお店が店頭の片づけを始めているというのに、そのお店はまだ依然として商品を店先に陳列していた。
(ひょっとして店主さんに何かあった、とかは無いでしょうね)
何にせよ、興味が湧いてお店に近づいて行く。お花屋さんだろうか? けれど、装身具の様な物も並べられている。
店内は思っていたよりも広かったが、奥の方で年寄りの店主が店番をしているのが見えた。
お辞儀をしてくれたのに対してそっと一礼を返す。
私が特に気になっていたのは実際の花ではなく装身具の方だった。
髪飾りや腕輪など。こう言っては失礼だけど、ぱっと見は簡単に作れてしまいそうな質素な物であった。
店主が趣味で作ったものをそのまま店頭に並べている様に見える。でも、だからこそ何か心惹かれていたのかもしれない。
(天人でなかった頃の天子様も、この様な花遊びをしていたのでしょうか)
そんな事を思い浮かべてしまう。
中でも私は一つの髪飾りに目を奪われてしまった。
大人になる前の幼さを湛えた小さな可愛らしい花が用いられている一つの髪飾り。
花の色は瑠璃色とも、濃い紫色とも取れる。案の定、と言ってはなんだけれど天子様の流れる髪の色を思い浮かべてしまう。
それをそっと手に取る。
「……デュランタの花飾りね」
「え?」
唐突に声を掛けられて思わずビクリとしてしまった。
振り向くと日傘を差した女性がにこやかにこちらを眺めていた。
落ちる日に対して逆光な上に、日傘を深めに差していたから顔つきまでは見えなかったけれど、まとっている空気にオーラの様なものを感じる。
「ふふ、ごめんなさい。驚かすつもりはなかったの。だけど、熱心に眺めているものだから」
「いえ、いいんです。――ところでこの花は、デュランタ、というのですか?」
「えぇ、針茉莉とも言うわ。本当は秋に咲く花ね」
「秋に……ではこれは造花でしょうか」
もし造花だというのなら、相当の腕前だ。言われなければ気がつかないかもしれない。
私が感動を覚えつつそう問いかけるのに対して女性はもう一度にこやかに、穏やかに微笑んでみせた。
「それはどうかしら? ひょっとしたら、花を思い通りに操れる人がいるかもしれないもの」
女性は少し謎めいた事を口にする。私は少しきょとんとしてしまう。
「それはそうと、その花飾りは贈り物かしら?」
「え、はい。そうです」
「大切な人に、かしら?」
「……そうですわ」
考えてみれば初対面でこれほど根掘り葉掘り聞かれるのはおかしいのだけど、彼女の雰囲気がそう思わせなかった。
「そう……。なら、花言葉を教えてあげましょう」
「花言葉?」
「えぇ、花言葉。デュランタの花言葉は――」
デュランタの花言葉――
……これにしよう。ぴったりじゃない。
◇
地上は日が暮れて人間は皆家路につき、昼間に見る事のできた賑やかな様子はなりを潜めていた。
私はそんな人間の里の様子をここ、天界から眺めている。
「ひーーまーー! 小鬼はどっか行っちゃったし、魚釣ろうとしてもゴム長だし、お酒も小鬼が持ってっちゃうし!」
「長靴ですか? 誰が捨てたんでしょうね……」
「誰か落ちたんじゃない? って、それはどうでもいいのよ! 衣玖だって昼間は出かけてるし。何してたの?」
「その事ですね。今日は何の日かご存知ですか?」
「今日? さぁ? 取り立てて暇な一日ではあったわね」
天子様は少し不機嫌そうにそう言い放った。
あまりにも幼く見えてしまって思わず笑みが浮かぶ。
「今日、如月の十四日はバレンタインデーと言って、地上の人々は大切な人に贈り物をする日なんだそうです」
「ばれんたいんでー?」
「そうです。なので私も総領娘様に贈り物を、と思いまして」
「もう……天子でいいわよ。それだと余所余所しいもの」
「クスッ、そうでした。天子様」
天子様は僅かに顔を赤らめてそう返事をしてくれる。
私としては少しからかう気持ちも含めて総領娘様、と呼んでいたのだから大成功だ。
たまには空気を読まないのもいいかもしれない。
巾着から先程人間の里で購入した髪飾りを取り出す。
「どうぞ。こちらが私からの贈り物です。決して豪華な物ではありませんが……」
「わぁ、綺麗な花ね。……それにこの髪飾り、どこか懐かしい。こういうの、作った事あるもの」
天子様は髪飾りを通して何か遠いところ、もしくはもう一人の自分を眺めている様だった。
その表情は、今まで私の見た事のあるどの表情よりも優しさのある柔らかい笑みだった。
なのに、幽かに懐かしむ様な哀しさが滲み出ている。
「少し退屈な天界ですが、この髪飾りを通して下界の事を少しでも思い出してもらい、暇潰しの足しにして頂けたら、と。僭越ですが」
そう。この髪飾りを通して比那名居地子の事を、少しでも思い出してあげて欲しい。
昼間目にした駄々っ子の姿が脳裏に浮かぶ。
天子様は今でさえこんなに我が儘なお方なのだから、幼かった頃はさぞわんぱくな少女だったのでしょう。
「ありがとう、衣玖。貴方の大切な人、に選んでもらえて嬉しいわ」
天子様はそう言って髪飾りを早速身につける。
見立て通り、その髪飾りは決して派手には自己主張をせず、無邪気になびく天子様の瑠璃色の長髪を魅力的に演出していた。
そして、天子様は先程と同じ様な表情を湛えてこちらに向く。
でも、先程と全く違ったのは哀しさが消えてしまった事。
全てを包み込むような慈悲深い、柔らかい笑みだった。
その表情こそが、まさに天人の表情なのかもしれない。
「でも、教えてくれればなぁ。私だって衣玖に何か用意したのに」
「いいのですよ、私は。その髪飾りを送れたんですから」
デュランタの花言葉――
それは"あなたを見守る"
私はそっと、そしてずっと、我が儘な貴女を見守ります。
それだけで十分、幸せですから。
大切な人……もとい、恋人や想い人。
でも、私が耳にした限りでは幻想郷の人々は、それを純粋にプレゼントを交換するお祭りと考えているという。
昨日までは全く興味がなかったのだけれど、今日になってみると下界の賑やかな様子が少し羨ましい。
少し様子を見てこようかしら?
ちらりと振り返って様子を窺う。
ある者は粛々と瞑想に耽り、ある者は陽気に酒を呷り、そしてある者達はのんびりと将棋を差す。
皆それぞれに没頭している。
ここは天界。俗世に別れを告げて粛々と、そして陽気に生活できる場所。
の筈、だけれど私が近頃懇意にさせて頂いている比那名居の総領娘様は今日も今日とて我が儘三昧。名は天子様。
最近は小鬼の彼女がたむろしている事もあって前よりは退屈していないご様子ですが、見ての通り周りの天人達に比べたら一回りも二回りも幼い天子様、退屈で仕様がないのは変わらない様です。
けれど今回ばかりはご一緒に下界へ行く事はできません。
何故かと言えば……今日はバレンタインデー。
――地上の人々が大切な人に贈り物をする日。
いつもの様にふわりと風に乗る。
雲の上から眺めていた時にはあんなに小さかった街並みが次第に近づいてきた。
人影がはっきりと映ってくるにしたがって里の空気が何となく分かってくる。
楽しさ、期待やほんの少しの不安、そんな空気が見える。
やっぱり、人間は皆お祭り好きなのね。
その様な事を思いつつ人間の里へと降り立つ。
以前、一度だけ訪れた事はあったけれど一人で来るのは初めてだった。
妖怪が混ざっていても気にしない人間達、幻想郷とはつくづく不思議な場所だと思う。
特に宛てはなかったので、何の気なしに通りに並ぶ店々の店頭を眺めていく。
どの店も贈り物になる様な品物を店頭に並べていた。
とはいっても、今日はバレンタインデー当日。商品の展示台には沢山の空き見られた。
皆、すでに誰かが買っていってしまったのだろう。
とある店先で目にしたラピス・ラズリの鮮やかな瑠璃色は天子様の髪の毛の色を彷彿させ、またある店で見かけた七色のお菓子は天子様の衣装の飾りを想像させる。
考えが何かと天子様に繋がってしまう事に苦笑してしまう。
そんな調子でのんびりと人間の里を歩き回ってみた。
こうして見ていると魅力的な物は天界よりも地上に満ちている気がする。
けれど、考えてみればそれは当然の事。
「ねぇ、お母さん! お願い、あのおもちゃ買って! これからは弟達の面倒もちゃんと見る様にするからさ、お願い!」
「いつもそう言ってちゃんとやってくれないじゃないの。だから、駄目よ」
「お願いだよぉ! 今度はちゃんとやるからさ」
「もう……仕様がないわね……」
母親に駄々をこねている幼子も微笑ましく見える。
そんな様子を目にして、自然とこんな事が口をついた。
「……欲を捨てて、俗を捨てた者の世界、ですものね。天界は」
気が付くと日も落ちてきて、人々は帰路を辿っている。
すれ違うのは妖怪達ばかりになってきた。
「贈り物、どうしようかしら。宝石は天子様には少し似合わない気もするし……」
結局、お店はほとんど眺めたというのに、肝心のプレゼントは決めかねていたのだ。
丁度そこで私はとあるお店に視線が行った。周囲のお店が店頭の片づけを始めているというのに、そのお店はまだ依然として商品を店先に陳列していた。
(ひょっとして店主さんに何かあった、とかは無いでしょうね)
何にせよ、興味が湧いてお店に近づいて行く。お花屋さんだろうか? けれど、装身具の様な物も並べられている。
店内は思っていたよりも広かったが、奥の方で年寄りの店主が店番をしているのが見えた。
お辞儀をしてくれたのに対してそっと一礼を返す。
私が特に気になっていたのは実際の花ではなく装身具の方だった。
髪飾りや腕輪など。こう言っては失礼だけど、ぱっと見は簡単に作れてしまいそうな質素な物であった。
店主が趣味で作ったものをそのまま店頭に並べている様に見える。でも、だからこそ何か心惹かれていたのかもしれない。
(天人でなかった頃の天子様も、この様な花遊びをしていたのでしょうか)
そんな事を思い浮かべてしまう。
中でも私は一つの髪飾りに目を奪われてしまった。
大人になる前の幼さを湛えた小さな可愛らしい花が用いられている一つの髪飾り。
花の色は瑠璃色とも、濃い紫色とも取れる。案の定、と言ってはなんだけれど天子様の流れる髪の色を思い浮かべてしまう。
それをそっと手に取る。
「……デュランタの花飾りね」
「え?」
唐突に声を掛けられて思わずビクリとしてしまった。
振り向くと日傘を差した女性がにこやかにこちらを眺めていた。
落ちる日に対して逆光な上に、日傘を深めに差していたから顔つきまでは見えなかったけれど、まとっている空気にオーラの様なものを感じる。
「ふふ、ごめんなさい。驚かすつもりはなかったの。だけど、熱心に眺めているものだから」
「いえ、いいんです。――ところでこの花は、デュランタ、というのですか?」
「えぇ、針茉莉とも言うわ。本当は秋に咲く花ね」
「秋に……ではこれは造花でしょうか」
もし造花だというのなら、相当の腕前だ。言われなければ気がつかないかもしれない。
私が感動を覚えつつそう問いかけるのに対して女性はもう一度にこやかに、穏やかに微笑んでみせた。
「それはどうかしら? ひょっとしたら、花を思い通りに操れる人がいるかもしれないもの」
女性は少し謎めいた事を口にする。私は少しきょとんとしてしまう。
「それはそうと、その花飾りは贈り物かしら?」
「え、はい。そうです」
「大切な人に、かしら?」
「……そうですわ」
考えてみれば初対面でこれほど根掘り葉掘り聞かれるのはおかしいのだけど、彼女の雰囲気がそう思わせなかった。
「そう……。なら、花言葉を教えてあげましょう」
「花言葉?」
「えぇ、花言葉。デュランタの花言葉は――」
デュランタの花言葉――
……これにしよう。ぴったりじゃない。
◇
地上は日が暮れて人間は皆家路につき、昼間に見る事のできた賑やかな様子はなりを潜めていた。
私はそんな人間の里の様子をここ、天界から眺めている。
「ひーーまーー! 小鬼はどっか行っちゃったし、魚釣ろうとしてもゴム長だし、お酒も小鬼が持ってっちゃうし!」
「長靴ですか? 誰が捨てたんでしょうね……」
「誰か落ちたんじゃない? って、それはどうでもいいのよ! 衣玖だって昼間は出かけてるし。何してたの?」
「その事ですね。今日は何の日かご存知ですか?」
「今日? さぁ? 取り立てて暇な一日ではあったわね」
天子様は少し不機嫌そうにそう言い放った。
あまりにも幼く見えてしまって思わず笑みが浮かぶ。
「今日、如月の十四日はバレンタインデーと言って、地上の人々は大切な人に贈り物をする日なんだそうです」
「ばれんたいんでー?」
「そうです。なので私も総領娘様に贈り物を、と思いまして」
「もう……天子でいいわよ。それだと余所余所しいもの」
「クスッ、そうでした。天子様」
天子様は僅かに顔を赤らめてそう返事をしてくれる。
私としては少しからかう気持ちも含めて総領娘様、と呼んでいたのだから大成功だ。
たまには空気を読まないのもいいかもしれない。
巾着から先程人間の里で購入した髪飾りを取り出す。
「どうぞ。こちらが私からの贈り物です。決して豪華な物ではありませんが……」
「わぁ、綺麗な花ね。……それにこの髪飾り、どこか懐かしい。こういうの、作った事あるもの」
天子様は髪飾りを通して何か遠いところ、もしくはもう一人の自分を眺めている様だった。
その表情は、今まで私の見た事のあるどの表情よりも優しさのある柔らかい笑みだった。
なのに、幽かに懐かしむ様な哀しさが滲み出ている。
「少し退屈な天界ですが、この髪飾りを通して下界の事を少しでも思い出してもらい、暇潰しの足しにして頂けたら、と。僭越ですが」
そう。この髪飾りを通して比那名居地子の事を、少しでも思い出してあげて欲しい。
昼間目にした駄々っ子の姿が脳裏に浮かぶ。
天子様は今でさえこんなに我が儘なお方なのだから、幼かった頃はさぞわんぱくな少女だったのでしょう。
「ありがとう、衣玖。貴方の大切な人、に選んでもらえて嬉しいわ」
天子様はそう言って髪飾りを早速身につける。
見立て通り、その髪飾りは決して派手には自己主張をせず、無邪気になびく天子様の瑠璃色の長髪を魅力的に演出していた。
そして、天子様は先程と同じ様な表情を湛えてこちらに向く。
でも、先程と全く違ったのは哀しさが消えてしまった事。
全てを包み込むような慈悲深い、柔らかい笑みだった。
その表情こそが、まさに天人の表情なのかもしれない。
「でも、教えてくれればなぁ。私だって衣玖に何か用意したのに」
「いいのですよ、私は。その髪飾りを送れたんですから」
デュランタの花言葉――
それは"あなたを見守る"
私はそっと、そしてずっと、我が儘な貴女を見守ります。
それだけで十分、幸せですから。
本当のゆうかりんは優しいお姉さんには同意。
落ち着いたような気分で読めました。
幽香がちょこっと出てくるのも良かったです。
天子との会話も和みました…。
良いお話でした。