Coolier - 新生・東方創想話

とある日の地上、地下、外

2009/02/14 10:47:37
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ここ数日神社が静かだ。
何故か?
簡単だ。
魔理沙が来ていない。
そう言えば妖怪たちも見かけない。

「……異変の前触れかしら?」

何かあったら直ぐにでも反応できるように準備だけはしておくかな?
そう思い引き出しから蓄えておいた残機を引っ張り出して、その日は寝ることにした。

…翌日

いつも通りに目を覚ますが、特に異変らしい異変は起きていない。

「…杞憂だったかな?」

そう口にした瞬間、ふと、遠くから何かやって来るのが見えた。
……間違う訳がない。
魔理沙だ。
あんなに早くて黒いのは魔理沙しかいない。
ただし、今日はちょっと勢いが違うように見えた。
速度がなかなか落ちない。

「霊夢うぅぅっ!!」
「ちょっ!馬鹿!!」

結局まったく速度を落とさず神社に突っ込んできた。
それどころか、その勢いで何かを投下してくるのだからたまったものではない。
昨夜引き出しから出しておいた残機があっという間に被弾し、残機の欠片だらけになった。

「本人は無事なのに被弾する残機なんて、どんなよ!?」

霊夢が叫んでいる間に、魔理沙は速度を落とし、神社内に着陸した。

「れ…霊夢、実は私…へぐあっ!!」
「まぁ、1つだけ聞くわ。朝早くから部屋の中に絨毯爆撃やらかすその意味は?」

魔理沙が何か言おうとしていたが、まずは殴ってから。話はそれからだ。

「ま…待ってくれ、霊夢誤解だ、私はただ…」
「言い訳は聞かない!!」
「理不尽だー!!」

もう一発殴ってしまった。


床に倒れた魔理沙のそばに、先程の爆撃に使われた弾が落ちていた。

「……これは…」

周囲を見回す。
あちこちに散らばる残機の欠片と爆撃の弾。
いや、爆撃に使われたのは…

「チョコレート?」

チョコレートだった。
綺麗な星型をしたチョコ。
霊夢はそれを1つ口に放る。

「……おいしい」

絶品だった。
口でどう表現したら良いのかわからなかった。
霊夢は魔理沙の方を向く。

「これ、いったい…」

そこまで口にしたところで、魔理沙は起き上がり、霊夢を見つめる。

「今日が何の日だか…知らないのか?」

魔理沙に問われ、霊夢は必死に頭の中を検索する。

( 今日? 別に誕生日ではないし、誰かが結婚したとか言う話も聞かないし、何か記念日だったかしら? )

いくら探しても出てこない。それを見て魔理沙が言う。

「…今日は…バレンタインデーだぜ?」
「……?」

ばれんたいん? ほとんど聞いたことのない単語だ。

「それは、他の人の家にチョコレートの絨毯爆撃をする日なのかしら?」

それを聞くと、魔理沙は「なんてこった」と俯く。

「バレンタインデーってのは…その…なんだ…?」

魔理沙がもごもごと説明をする。

「えー…チョコを送るんだよ。その…す…好きな…人に」

その瞬間、霊夢の頭からポンッ!!と湯気が出たように見えた。

「つまりは…そういう訳だよ」

魔理沙はそのまま帽子を深くかぶりなおしてプイッとそっぽを向いてしまった。

「え?え?その…あの…」

霊夢は必死にまとめようと努力し、頭をフル稼働させる。

1.今日はバレンタインデーというらしい
2.その日は相手にチョコを渡す日らしい
3.そのチョコを渡す相手は自分の想っている人らしい
4.今日、私は魔理沙にチョコを渡された
5.「そういう訳」の言葉
6.つまり……

「っ!?おい!霊夢!大丈夫か!?」

結論に達した霊夢の脳はオーバーヒートを起こし、そのまま倒れこんだ。

「霊夢!しっかりしろ!」
「……物理攻撃の反撃が、精神的クロスカウンターとは…やるわね…」
「霊夢…そんなに嫌だったのか?」

魔理沙が泣きそうな顔で上から覗き込んでくる。


あぁ、そんな顔を見せられたら、私が悲しくなるじゃないか…


魔理沙の頬に手を触れ、そっと霊夢は呟いた。




「そんな訳……無いじゃない」









* * *






今日も地下はいつも通りだ。
以前の異変以来、地霊殿にも色々な客が来るようになったが、何時の間にかそれが「いつも通り」になっていた。
客が来るのだから、家の者が出かけるのも当たり前のようになった。
何時の間にか、地下と地上を行き来するのがほぼフリーの状態になっていた。

地下の連中だって別に楽しければそれを壊そうとはしない。
以前の異変でわずかな交流があってから、上から下へ、下から上へ、人の行き来が盛んになった様な気がする。
もちろん悪さをする連中は外出禁止だが。



そんな地下の地霊殿。
珍しく勇儀が来ていた。
と言うより、勝手に宴会会場に地霊殿を選んだだけだが。
普段ならイマイチの反応を見せるさとりが何故か、今日はすんなりと申し出を受け入れたのだ。



皆が好き勝手に騒いでいる中、さとりはこっそりと宴会場を抜け出した。


「……あれ?さとり様は何処へ行ったのやら。お姉さん、何か聞いてないかい?」

お燐は主が居なくなった事に気づき、近くに居た勇儀に聞いてみた。

「ん~? 居なくなったのか? 特に聞いてはいないけれども?」
「そうかぁ…。お空、何か聞いてないかい?」

勇儀の隣でゆで卵を頬張る我が友、お空にも訪ねてみる。

「あぁ、さとり様ね、なんだか今日はすごくソワソワしてたよ?」
「ソワソワ?」

主の態度としては非常に珍しい事だ。
あの人が私たちに何も言わずに居なくなる事自体珍しい事だが。

それを聞いていた勇儀は、ふと、ある事に気づいた。

「ははぁ、なるほどね…」
「?」
「うにゅ?」
「いいじゃないか!よし!2人とも飲め飲め!!」
「「!!」」

突然、一升瓶を口に突っ込まれ目を白黒させているお燐とお空を余所に、勇儀は上を見上げる。

「そういえば、今日はそんな日だったねぇ」



…別場所にて

「まったく、真昼間から宴会って言うその発想が妬ましい」

地霊殿の方角を見ながらパルスィは一人呟いていた。

「上からわざわざ宴会の為だけに降りていった土蜘蛛たちさえも妬ましい。妬ましいったら…ん?」

ふと、こちらに向かってくる人影を見つけた。

「誰かしら? 宴会をほっぽりだしてこんな所に来る妬ましい発想の持ち主は?」

それは、さとりだった。
なんだか周りに人が居ないか確認する様にキョロキョロとしながら歩いている。

「?」

地霊殿の主がこんな所に来るなど滅多に無いため、パルスィは少し不思議に思っていた。


「こんにちは」
「宴会をほっぽりだして、地上にでも行くつもりかしら? 妬ましいわね」

さとりの挨拶を軽く流し、自分の守る橋への道をあける。

「いえ、今日は貴方に用がありまして…」

そう言ったさとりの顔は少し赤くなっていた。

「……なによ? 恋する少女みたいに顔赤くして」

パルスィはふざけて言ったつもりだったが、さとりは更に顔を赤くする。

「……? 冗談で真っ赤になれるその神経が妬ましいわ」

そう言った時、さとりが何かを差し出してきた。

「これを……渡そうと思って…」

箱だった。
それを受け取り、中身を見る。
チョコレートだ。
形がグチャグチャなのを見るに、手作りか。

「こ……これが何だって言うの?」

少し動揺する。
そして、今日の日付を急いで思い出す。

(そんな訳が…)
「いえ、そんな訳です」

パルスィはしまったと思った。
相手は心を読む能力を持っているのだ。
動揺した時点で、すでにばれている。
さとりはもう耳まで真っ赤だ。
しかし、今度はパルスィも赤くなる番だった。

「わ…私にこんな物を渡してどうするのかしら!? 何を企んでいるのかしら!? あぁ、妬ましいわ!」

パルスィが無駄に大きな声で叫ぶ。
その中で、さとりは小さく、でも、しっかりとした声で言う。

「私と…お付き合い頂けないでしょうか?」

もうお互いは耳どころか色々真っ赤だ。

パルスィは以前一度、勇儀に誘われて(と言うか無理矢理連れて行かれて)地霊殿に来たことがあった。
その時に、さとりに一目惚れしたのだ。
それからしばらくは、夜寝る前に「さとりが自分の事を考えていたら…」と考えるたびに「自分のその無駄な想像力が妬ましいわぁぁぁ!!!」と枕に鉄拳を叩き込む日々が続いた。

パルスィは、まさか、自分の望んでいた事が向こうからの申し出で叶うとは夢にも思わなかった。

暫くの沈黙の後、パルスィはふいと後ろを向いた。

「……だめでしょうか? やはり、心を読む能力は……」
「妬ましいわ!!」

さとりの言葉を遮る様に、パルスィの大声が周囲に響いた。

「……?」

さとりはどうしたのかと、少し困った。
パルスィはさとりに向き直る。

「妬ましいわ!あぁ、妬ましいわ!!こんな私に『お付き合い頂けないでしょうか?』ですって!?」

急に大きな声で叫ばれるのだから、さすがにさとりも驚きを隠せない。

「やはり…だめでしょうか?」
「えぇ!!」

その瞬間さとりは俯いてしまった。
やはり、この能力の所為なのか。それとも自分自身の所為なのか。あるいは性別の所為なのか。
いくら考えても浮かんでくるのは今までの事。
嫌われた記憶が浮かんでくる。
いっそ妹の様になれば、自分も楽になれるのか、そう思った瞬間、

「付き合うに決まってるじゃない!!」

その言葉が飛んできた。





「えぇ!付き合いますとも!!今まで私に声を掛けなかった過去の自分が今の自分への妬ましさで『妬ま死』するくらい、お相手しますとも!!!」


地下の宴会場から離れたところで、1つ、幸せなカップルが完成した。








* * *


…数日前

「ごめん蓮子、お風呂壊れちゃったから、暫くの間貸してくれない?」
「は?」

蓮子はメリーの突然の申し出に驚いた。

「お風呂が壊れたって…何したの?」
「と…特になんでもないのよ。寿命じゃないかしら?」

なんだか怪しい。
とは言え、大切な親友が困っているのだから、助けない理由は無い。

「まぁ、かまわないけども」
「ほんの数日で直るらしいから、直ったら何かお礼でもするわね」
「いつもの喫茶店のケーキセット奢ってくれれば構わないわよ。ちなみにケーキセットは3セットくらいね」
「3セット…って、随分な額な気が…」
「だからそれが良いの」

メリーはガックリしながらも了解してくれた。
蓮子はもう数日後のケーキセット3セットが今から楽しみでしょうがなかった。

ちなみに、メリーは一応一戸建てに一人暮らしだ。多少心配なところがあるが、治安の安定した所に住んでいるので、それほど気にしなくても良いらしい。


…数日後

ここ数日、メリーを見てない。
サークル活動どころか、大学にも来ていないらしい。

「まったく、どうしたのかしら?」

メリーの知り合いに聞いてみたところ、
「昨日あたり、巨大な荷物を持ったマエリベリーさんを見た」
と言うことらしい。

目撃証言があるのだから、境界を越えて何処かへ行ってしまった訳でもない。
メリーはただ、大学に来ていないだけになる。

「これは、調べてみた方が良さそうね」

…数時間後

他にも証言を聞いてみたところ、
・ちょっと前、何かインターネットを調べた後、色々メモしているのを見かけた
・ちなみにそのページは『俺達で新しい都市伝説でもつくらね?』だったらしい。
・↑のすぐ後、鍋などを扱う金物店に出入りしているのを見かけた
・昨日、銭湯から出てきたのを見かけた
・マエリベリーさんて可愛いよね。狙おうかな?
などの証言が集まった。
ちなみに最後のを言った奴は容赦の無い鉄拳を叩き込まれた。

「ケーキセットが嫌で逃げた…ってのはなさそうね。それより…」

蓮子は手元にある手帳の一部分を見直す。

・昨日、銭湯から出てきたのを見かけた

蓮子はこれが引っかかっていた。
メリーはお風呂が壊れた、と言っていた。
壊れたのはシャワーか、あるいは浴槽か。
どちらにせよ、報酬を増やす気など無いのだから、完全に直るまで蓮子の所で別に構わないのではないか?

「まぁ、確かめに行くのが1番てっとり早くて確実ね」



チャイムを押してもまるで反応なし。
何度押しても効果なし。
窓から中を覗こうにもブラインドやらカーテンやらで、イマイチ見えない。
しかし、明かりは見える。
人は居るのだ。

「あまり周りをウロウロするのは怪しいわね。なら…」

そう言いながら取り出したのは針金といくつかの工具。

「これならきっと大丈夫ね」

針金を鍵穴に突っ込み、色々してみる。
いわゆるピッキングと言うやつである。
本人は気づいていないが、傍から見れば相当怪しい。
ちなみに本人が目撃者が居なくて良かった、と気づいたのは鍵を開けてからだった。


扉を開けてまず気づいたことは、甘い匂い。

「何をしたらこんな事になるのよ…」

まさか、何かやばい事でもしてるんじゃないかと、蓮子は心配になる。

玄関の扉を閉め、鍵を閉め(いつもの癖)、そっと音を立てないように中に入る。
そこで、何か音が聞こえた。

「今の音は…風呂場の方?」

音の元を探ろうと、蓮子は静かに、風呂場の方へ向かった。








「……何してんの?メリー」
「へっ?えっ?蓮子!?」

風呂場は想像を絶する事が行われていた。

「いや、その、あの…」

メリーはもう涙目だ。
それはそうだろう。
こんな場面を親友に見られたのだ。
そりゃ、涙目にもなる。


想像できるだろうか?
湯船に巨大な鍋らしき物を入れて、チョコの湯煎をしている光景を。


「あの…、チョコが大きい方が想いを伝える力が強いとか言う話を聞いたから…つい」


一体何処のデマ情報だ。と言うツッコミすら入らなかった。
だからってこれは無いだろう。と言うツッコミもここには存在しなかった。
それよりも、蓮子はもっと別な事の方が気になっていた。

「……その鍋は?」
「…特注品…」
「値段は?」
「……円くらい」
「風呂場の温度もおかしい感じがするんだけど?」
「……改造したの」
「値段は?」
「……円くらい」

五ケタでは済まない数字だったような気がする。
蓮子はその値段を聞いた瞬間、台所へ走り、すぐに帰ってきた。
手には包丁を持ってたが。

「誰!?そのとんでもないチョコを渡す相手は!?」
「えぇ!ちょっと蓮子、落ち着いて!」

蓮子はもう必死だ。
大切な親友がまったく訳のわからないチョコを作りだす様な男、というのをこの目で見てみたかった。
そして、相応しくないようであれば、何としてでも止めるつもりでいた。
と言うのは建前で、本音を言ってしまえば、できるならばメリーを他の奴に渡すなんて、許したくなかった。

「……その、えっと…」
「…メリー?」

メリーは恐る恐る手をある方向に向ける。
その先には、蓮子。

「……え?」
「貴方にあげる予定だったのよ。蓮子」

カランカランと、包丁が床に落ちる。

「まさか、そんな」
「嘘でも冗談でも無いわ。私は…蓮子が…す…き」

それを聞いた瞬間、蓮子は再び走り出した。
蓮子は床に落ちた包丁を台所にしまい、家中のカーテンを閉めた。
更に壁にかかっている時計を全て、見えないように降ろした。
そして、再び風呂場に戻ってきて、自分の腕時計をグリグリといじり、叫ぶ。

「あぁ、なんて事だろうか!」
「え?え?」

突然の事にメリーは驚く。
そんな事気にせず、蓮子は大げさな身ぶりで更に続ける。

「私の瞳は星を見ただけで時間がわかると言うのに、ここは家の中。カーテンも閉まっていて外が見えない!」

蓮子は後ろを振り向き、本来ならば見えるであろう小さな壁掛け時計のあった場所を見る。

「なんて事だ!ここからでは時計が見えない!もう頼りになるのは自分のこの腕時計だけだ!」

そして、腕時計を見て、再び続ける。

「あぁ、大変だ!今日は3月14日じゃないか!私はバレンタインデーに大切な人からまる一日分に等しい幸せを貰ったと言うのに!」

そして、最後にメリーを見る。

「そうだ!メリー知っているかい!?『ホワイトデーは三倍返し』と言う言葉を!私は1日分相当の幸せを貰った!ならば、3日分の幸せを返そうではないか!!」

そう言って、メリーに抱きつく。

「あ、蓮子、ちょっと待って」

メリーに止められ、蓮子はちょっと不満な表情になる。

「何よ、人がせっかくこれだけやったのに」







「ちゃんと、湯沸かし器、止めてからじゃないと。3日間もつけてたら火事になってしまうわ。じゃあ、『3日分の幸せ』を楽しみましょう?」
「…えぇ、3日と言わず、一生分の幸せをあげるわ!」

秘封倶楽部の2人のバレンタインデーの夜は、異常にあつい夜になりそうだった。



ちなみにその後、メリーの家は蓮子との2人暮らしになったとか。
……あの後どうなったか?言えるわけ無いじゃないですか。
いやぁ、友よ。幸薄き隣人たちよ。
われらはこの世界(バレンタインデー)から解き放たれた。
来るものは拒まないが、去るものは決して許さない。
仮初の終焉(現実逃避)、幻想パレードへようこそ!

ちなみにこれを書くきっかけ
一昨日の友人との《……慧音に食べられたようです》
そこらへんの人間以外
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コメント



0.910簡易評価
5.50名前が無い程度の能力削除
友人が書けって後書きとかでやたらと主張する人は嘘吐きだって慧音が言ってた。
6.無評価そこらへんの人間以外削除
>5の方
おぉう、来るかと思った。まぁ、チャットでのほんの僅かな会話だったから、自分でも思った。
でもまぁ、慧音が言ってたならしょうがない。慧音さん、お願いします。
7.90名前が無い程度の能力削除
ぱるぱるばるぱるぱる……
でも読んでて甘くて楽しかったです。


……っていう感想で終わらせようと思いましたが慧音さんに消された後書きが心残りなのでちょっぴり減点
9.70名前が無い程度の能力削除
ちょっち後が読めてしまう展開とおかしな言葉使いはありましたがまぁ甘かったからおk
なんだろね、奇想天外な展開ばっかり望むわけでないけど捻りはほしかったかもなぁ…
後書は知らん!読めないし!
14.90名前が無い程度の能力削除
妬ま死…パルシイってヤンデレになりそうだよね!…と思っていたところに蓮子が病んでてうけたwww
25.100名前が無い程度の能力削除