前作ボロクソ批判された作者の、懲りない二作目です。
コメントで批判された内容は極力直したつもりですが、至らない部分も多いかと思います。
その辺、ご了承くださいました上で、ご覧になることを強くお勧めします。
本文は若干↓
コタツに足を突っ込み、茶をすする。時計の音がやけに耳に残る。近頃人里で作られた
「ゼンマイ」とやらを使う、時を計るものらしいが、今のところあまり役に立ってはいな
い。
今までなくても困らなかったわけだから、当然といえば当然である。人はこれを何に使
うというのか。
雪がしんしんと立ち込める外は、そろそろ暖かくなってもおかしくはないが、今年はや
けに遅い。まだ梅の花も見ていないし、この分では桜はまだまだだろう。
時計は時を計る。一年の時は計らない。日を指折りで数えるの事など、億劫なのでやっ
ていない。けど、そろそろ冬眠から覚めてもおかしくはないはずだ。薪もそろそろ切れそ
うだし、そのままでは冬眠が覚める前に私が永眠してしまう。
さて、今年はどこで飲むか。
いつからだっただろうか、酒を飲み始めたのは。流石に時は二桁いってただろうと思う。
たしか、魔理沙辺りがそそのかして、頭にきたので一升瓶を飲み干してやったらたまげて、
そのまま飲み比べになったのが初めだったか。あの頃の魔理沙は自分からそそのかしてき
たくせに、酒には滅法弱かった。
試しに簾を明けてみた。しんしんと降っていたと思っていた雪は止んで、辺りに我が物
顔で居座っている。どうせ後で雪かきするから無意味なのに、どうしてそう何度も何度も
諦めずに攻めてくるのか。学ばない奴らだ。それとも毎回違うのか。どちらにせよ、どっ
かの妖精はより達が悪い。
その時、桃色のものが目に入った。桜の花びらか何かかと疑ってみたが、よくよく考え
てみたらこんな雪の積もった状態で桜の花びらがどこからか飛んでくることもあるまい。
しかしそれは紛れも無い「桜の花びら」だった。
どこから、とは思わない。どうして、とも思わない。全ての思考をすっ飛ばして脳裏に
過ぎったのは「異変」という二文字だった。
どうせどっかの馬鹿が霧のときみたいにわけのわからないことをやった余波が来たのだ
ろう。恐らく春を独り占めにしようともで考えているのだろう。
そんなことは絶対許さない。そいつが例え結界の中だろうと冥界の住人だろうと、三途
の川の向こうに居ようと、行って殴って黙らせればいいのだ。
独り占めなんて許さない。春はみんなのためにあるもので、独りのためには無い。宴会
が出来ないからとかそんな些細な理由も全て含めて、許される行為ではない。
よし、殴る準備は出来た。後は行くだけだ。行って、殴って、それで終わるのだ。雪か
きが出来ないのは忍びないが、どうせ春になったら溶ける。春さえ──春さえ来れば全て
済むのだ。
そして博麗霊夢は白い地を離れ、白い空へ。
コタツの上には冷えたお茶だけが残されていた。
妖々夢なんですかこれ?
正直訳が分かりません。
それに少々短すぎるかと。
カラッカラに揚ったスナック菓子を天婦羅だと言い張られてる印象。
それにしてもやや中途半端な印象は受けてしまった。
もちろん趣味の書き物である以上は、作り手の趣向全開でやるのも一つの正解ではあるのだが。
それを他人が読んでおもしろいかどうかは別だよなあと。
つらつらと心情が語られるがその中身がないのと情景が全く浮かばないので、如何せん作品に読者が入り込む余地が全くない。
これが何かの作品の一場面であるならこの表現でも問題ないとは思うし、こういった「やおい」でもありだとは思う。
ただこれだけで一作品とするならこれはどうだろう、なんでもない一場面の一瞬を抜き出しただけで物語になってないと言える。
ほのぼのを目指したのかも知れないが、これでは作品の「起承転結」の起が始まっていないのでどうしようもない。
作品を書くにあたって何を題材にし、どういった組み立てをするか、それを考えてからもう一度一から文章を学ぶといいと思う。
もっと物語らしい物語を書いてもらいたい
善処願います
私的意見だけど、後の話よりも前の話を書くほうが難しいかと。
ただ、実際どっちが難しいのかと問われれば、どっちが難しいとは言いきれない部分もありますが……。
後、最後に1つ。
短くても良いものを書いてる人は沢山いますよ。
短いのは問題じゃない!
魂だ、自分で思ったことをガッツンガッツン書けばいいと思います。
行間空けはよっぽど一文が短くない限り避けたほうが良いでしょう。
また物語冒頭に紅霧異変の後だとわかる文を加えると、
より物語の状況を理解しやすくなると思います。
一瞬を切り取るようなやおいで勝負するなら、
いかに読者をあなたの世界に引き込むかが重要です。
改行による読み辛さは、かなり作品にとって致命的です。
がんばってください。
結構直されてるんだなって感じることはできたように思います。
ただ、上の方々も書いている通り、改行によって切らなくて良い部分で
改行されてしまっていたりとかしてます。
とりあえず、頑張ってください。
文章のちょっとおかしいかな?と思った部分。
>どっかの妖精はより達が悪い。
妖精はより性質が悪い。でしょうか?それとも
どっかの妖精より性質が悪い。なのでしょうか?
一昔前の大仰な言葉で喋り、自分が文豪であると勘違いしている書生みたいな文章でした。
☆月柳☆さんの言うとおり短くていい作品を書いている人もいます、文章云々の前に短いということは物語にとって致命的ですね
これはSSというより『詩』に近いですね、12sは少し言いすぎとは思いますが独りよがりな作品であることに間違いはないでしょう
この文を書き終わるのに30分かかったか、かからなかったかぐらいですか?
ちゃんとしたお話を1週間以上かけて書く人もいます、そんな人たちと比べてしまうとこの低評価も分からなくないです
ほかの方の作品を読んだりして少々学ぶといいですよ
長い文がかけないというのなら短くてもいいです、ただそれには無駄な文を一切いれず、その短さに思いの全てをこめなければいい作品はできません
短編なら、久我&金井様、ALICE様、沙月様の作品など参考にしてみては?
以上、少々強く言いすぎてしまって申し訳ないです
隔離された時期は、明言されているのです。
そのほかにも、周辺の描写が薄く、読者に提示されていない点が多い。
と言うか提示された点がほぼないといったほうが良い。
あえて情報を伏せるというわけでなければ、分かりやすく描くものじゃないでしょうか。
バックストーリ等というのならば
「その文章だけで、状況が理解できるようなもの」でないといけないからなおさらです。
過程を描かずに結果にたどり着いているような文章で、流れが分かりません。
前略中略とすら書かれずに、後だけ書いたり、中だけ書かれたりといった感じ。
しかも、全体がその色々な後や先だけで繋ぎ合わせたような。
これはどの部分で面白みを感じさせたい作品だったのでしょう。
散文詩的なものでも書きたかったのかなあ
ここにはこの半分以下の長さで笑いや感動を与えてくれる作品がいくらでもあります。
書き終わったあとに自分以外が見たらどう思うかをしっかり見直すだけで大分変わると思います。
あとはもう少し自分を過小評価すること。
SSというかBlogなどでよく見かける自称ポエムを思い浮かべました。
視点がわかりにくい(霊夢?でも最後の文を見る限り霊夢以外の人物か)
主語の省略
必要のない改行
時代錯誤(形は違えど時計って大昔からありますよね)
小説の手法やルールなどの掲載されているサイトなどを参照することをお勧めします。
あとは他の皆様のSS,本を読んでみれば自然と自分の粗を感じられると思います。
ところで、妖々夢の霊夢ってそこまで使命感を持って行動していましたっけ?
作品は貴方の子供のようなものですので、
名前をつけていない時点で「作品への愛」を疑ってしまいます。
また題名をつけることで、主題をより客観的に掴むことが出来るので
作品を煮詰めていく際にも役に立つはずです。
無題①では、かなり乱暴なコメントになってしまい申し訳ありませんでした。
応援していますので、頑張ってください。
次回作を楽しみにしています~