Coolier - 新生・東方創想話

夜中の客

2009/01/18 23:03:48
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※ この作品は作品集その62に投稿した「フランと霖と一夜物語」の後日談的お話になります。


あらすじ 

フランドールは香霖堂に行き、霖之助から千夜一夜物語を聞きました。

以下本編です

















ドンドンドン!

店のほうから聞こえる扉を叩く音。
僕はその音に叩き起され、寝床から体を持ち上げる。
来客だろうか?
枕もとの眼鏡をかけ、未だぼんやりとする頭を掻きながら窓の方へと顔を向ける。
窓の外は月明かりがぼんやりと森を照らし、梟の鳴き声がまだまだ夜明けが遠い事を教えてくれる。

ドンドンドン!

再び鳴り響く扉の泣き声。
こんな夜中にいったい誰が何の用だろうか?

一般的に夜中の訪問者は良くない物だと言われている。
それは、訪問者が夜鷹の類であったり、不幸な知らせを告げに来た人間であったり、困った頼みごとを持ってきた知人であったりと、厄介な客が多いからだろう。
だが此処香霖堂では夜中の訪問者が一概に良くない物だとは限らない。
人間と妖怪の両方を客層としているこの店には、夜中に夜行性の妖怪等が訪れる事が稀に有るからだ。
また、夜行性の妖怪以外にも夜中に此処を訪れる者も居る。
それは、普通の店には置いていない物、この店でしか手に入らない物を緊急に必要としているような人物だ。
そういった人物は、手ぶらで香霖堂を出て行くことは少ない。
つまり、夜中の客は僕のあまり満たされる事の無い販売意欲を満たしてくれる客である事が多いのだ。
その為香霖堂では、僕が店に居ないのが解るように灯りを消して店が閉まっていると分かる様にようにするが、訪問者のための扉を閉じたりはしない。
夜中の訪問者は厄介な客である事が多いが、貴重な客である事も多いのだ。

しかし、今回の訪問者は客ともいえない人物だろう。
と言うのも、こんな時間に此処を尋ねてくる人物に心当たりが有るからだ。
その心当たりの名前は、フランドール=スカーレット。
彼女は以前、魔理沙の家と間違えて此処に訪れたのだが、その時に聞かせてやった千夜一夜物語が気に入ったらしく、夜中にたびたび此処を訪れては話の続きをせがんで来る様になったのだ。
問題は一度弾幕ごっこにつき合わされそうになった事と、買い物をしない事くらいで、店の物を持っていこうとしたり、お茶やら食料やらを漁ったりせずに、僕の話をしっかりと聞くという点では上客と言えない事も無い人物だ。
此処しばらくは見かけなかったので、飽きてしまった物だと思っていたがそうではなかったようだ。

ドンドンドン!

三度鳴り響く扉の悲鳴。
さて、扉が自分の役割を放棄してしまう前に来客を出迎えるとしよう。
僕は月明かりを頼りに店へと向かった。


~☆~


カランカラン

店に着いた僕が入り口のノブに触れるよりも早く扉が開き、ドアベルの音が僕に代わって来客を出迎る。
開かれた扉から入ってきたのは僕が予想していた客、フランドール……では無く、彼女の姉であるレミリアと、その従者であった。

「こんばんは、店主。いつまで待たせるの? ずいぶんと出てくるのが遅かったわね」
「灯りを消して、どう見ても店が閉まっている様にしておいたつもりだったんだが……分からなかったのか」
「あら、そうなの? こんなに佳い夜にまさか店を閉めているなんて思わなかったわ。ねぇ、咲夜」
「はい、お嬢様。勉強家の店主さんのことですから、孫康に倣い月明かりで本でも読んでいるものとばかり思っておりました」

人のことをわざわざノックの音で叩き起しておいて、しゃあしゃあと言う少女達だ。

「まぁ、これを機に夜も店を明けておく事をお勧めするわ」

そんなレミリアの言葉に、「おいおい考えておくよ」とだけ返し用件を尋ねる。

「それで今日は何をお探しで?」

此処に訪れる奴らが自分勝手なのはいつもの事だ。
たとえどんな時間に訪れようと、客であるならば構いはしない。

「お伽噺を一ついただけないかしら?」

お伽噺?
目の前の少女は、読書家だと聞いた覚えは無いのだが、最近になって読書に目覚めたのだろうか。
それとも何か調べ物だろうか?
どちらにしろ本を読むことは悪い事ではない。
僕は本棚に手を伸ばし、お伽噺が書かれた本を数冊取り出す。

「此方等はどうでしょう?」
「本なら結構よ。家に腐るほどあるわ」

レミリアは僕の差し出した本に目も向けず、ピシャリと言い放った。

「本ではなくて貴方がお伽噺を語ってくださらないかしら?」

ああ、なるほど。
大方フランドールにでも聞いて僕の話に興味がわいたのだろう。
何はともあれ人の話に耳を傾け、語られる世界に思いを飛ばすというのは悪くない事だ。
それは人とのコミュニケーションに重要な要素の一つである。
興味が沸いたからと、僕の所まで話を聞きに来るとは中々に殊勝な心がけではないか。
さて、この少女に何の話をしてやろうかと頭の中の目次を開く。

しかし、それもレミリアの次の言葉で四散した。

「テイクアウトでね」
「は?」

レミリアの使う外来語には覚えがある。
覚えがある故に、僕は結構なマヌケ顔を晒してしまった。

「だから、私の屋敷でお伽噺を語ってほしいと言っているのよ」

何を言っているんだこの少女は。
冗談じゃない。
わざわざこんな時間に出かけて一席伺うだなんて、どうしてそんな面倒なことをしなければいけないのだ。
今、此処でなら話の一つや二つしてやらない事も無いのだが、数少ないお得意様といえど出向いてまで話をしてやる義理は無い。

「残念ながら当店ではそのような商品を取り扱っておりません」
「あら、私の目の前に手ごろなのが転がっているように見えるのは気のせいかしら?」
「今はやる事があるんだ。また今度にしてくれ」

やる事とはもちろん寝る事だ。

「つれない返事ね」

レミリアは不敵な笑みを浮かべる。

「そもそも、どうして僕が君の屋敷まで行かなけらればいけないんだ?」
「フランがどうしても貴方の話が聞きたいとごねるのよ。姉として妹のお願いを聞いてあげなければいけないでしょ」

お伽噺はレミリアでなくフランドールの要望だったようだ。

「千夜一夜物語の続きを聞きたいのなら、自分で此処に来るように言っておいてくれないか。出来れば昼間に来るようにとね」
「残念ながらフランはおしおき中だから此処に来れないのよ」
「おしおき?」
「ええ、勝手に外出した罰として屋敷で謹慎中よ。妹のしつけをするのも姉の務めよね」

なんだ、自分でフランドールを閉じ込めておいて、甘やかす為に僕を呼ぶとは、まったく付き合っていられないな。
僕はため息を吐き、レミリアの後ろに控える侍女に目で助けを求めるが、私は存じませんとばかりに首を振られる。

「あら、せっかくの美女のお誘いなのにずいぶんと嫌そうね。こういう場合はどうするのだったかしら?」

レミリアはこめかみに指を当て何かを思い出すように唸っている。
ふぅ、いい加減にしてくれないのだろうか。
僕は香霖堂の商品ではない。
商品でないものは誰にも売りはしない。
そして、商品を買わない訪問者は客と呼ばない。
客ではないならさっさと帰ってほしいものだ。

「えーっと、鬼が出た時の霊夢にはたしか……丑三つ時の香霖堂、か、でも店主は眠らない」
「君が僕を起こしたんだろう? 僕は眠りたいよ」
「そうそう、そんな感じのセリフだったわ。確か続きは……ちょっと、先を急いでるの。今日は簡単にやられてくれない?……あら?」
「急いでるんなら無視して行ってくれれば良いのに」
「ちょっとおかしかった気がするけど上手くいくものね……明日までに、ちょっとみんなの力を奪っておこうと思ってね」
「は?」
「ちょっとそこは”は?”じゃなくて”あー?”でしょ。」

この少女は何を言っているのだろう。
もしかしてコレは何かの焼き直しか何かなのだろうか?
それにしては元ネタがまったく解らない。
僕はどうすればいいのだろうか。

「だから倒して急ぐの。いや、急いで倒す?どっちでも良いわね」
「はーあ。こんな時間に出る妖怪には、ろくな奴がいないな」

思わずため息と共に愚痴が漏れる。

「さぁ、大人しく」

レミリアはセリフと共に数枚の紙切れを取り出し奇妙なポーズをとった。
何が起こっているのかまったく理解できないが、セリフと共にスペルカードを突きつけて来たレミリアを見て、一つだけ解った事がある。
どうやら彼女は僕を力ずくでも屋敷に連れて行く心積もりの様だ。
不満はあるがこうなってしまっては僕がいくら抵抗しても無駄だろう。
このような気質は幻想郷の少女達一般に言えることじゃないだろうか。
宴会の誘い程度の事ならば、口頭で断れば素直に諦めるのだが、一度やると決めてしまったことだとそうは行かない。
一見無茶な事であろうと力ずくでやり遂げてしまうのだ。
この少女だって、遠まわしながら止めておけと忠告してやったにもかかわらず、月へ行く為のロケットを完成させてしまったという経歴の持ち主なのだから。

「わかった降参だ」

僕は両手を上げて降伏の意思を示す。
こんな時間に出かけるのは正直面倒なのだが、此処で暴れられてはかなわない。

「僕は君の屋敷まで行ってフランドールにお伽噺を聞かせればいいんだね。とりあえず着替えてくるから少し待っていてくれ」

レミリアは寝巻き姿の僕を見つめ口を開く。

「あら、わざわざ着替えなくても一向に構わないわ。良く似合っていてよ、まるでその服を着たまま生まれてきたみたいね」
「はぁ、僕は着替える事も許されないのか……」

僕は本日、と言ってもとても短い時間だが、何度目になるのか解らないため息を吐き出し、無駄な抵抗を諦めた。
どうやら僕は寝巻き姿のまま、この吸血鬼の少女に連れて行かれる運命なのだろう。
そんな諦めと共にレミリアに手を差し出した。

「せめて君の屋敷までくらいは連れて行ってくれるんだろうね? ミス・ピーターパン」
「くすくす、ええ、了解したわミスタ・ウェンディ。パジャマがとってもお似合いよ」

レミリアは差し出された僕の手を取り、香霖堂の外へと出た。
そして、彼女が僕を抱えようと後ろに回りこんだ時、今まで黙っていたメイドの少女が口を挟んだ。

「お嬢様、そのような事は私にお任せください」
「いいのよ咲夜。ウェンディを連れて空を飛ぶのはピーターパンの役目ですもの」
「それならば、パンとウェンディの仲に嫉妬するのはティンクの役目ですから」
「あらあら、それなら仕方が無いわね。ミスタ・ウェンディもそれでいいかしら?」
「ああ、もう好きにしてくれ」

屋敷に運んでくれるならもうどちらだって構わない。
こうして僕は瀟洒なティンカーベルに抱えられ紅魔館へと向かうこととなった。


~☆~


妖怪の跋扈する魔法の森を眼下に仰ぎ、星屑の海を翔け、悪魔の棲む紅い屋敷を目指す。
字面だけ見るとまるでお伽噺の主人公みたいなシチュエーションだが、メイド服を着た少女に荷物の様に運ばれている状況ではどうにも格好がつかない。
どちらかと言うと魔物を退治する主人公ではなく、魔物に連れ去られるヒロインといった様だが、そのことは深く考えない。
所詮、羽も持たないのに空を飛ぶといった非常識な才能を持ち合わせていない身だ。
僕にできる事といったら、眼下に広がる代わり映えのない風景を楽しむ事くらいだろう。


「そうそう、店主さん」

僕の両脇を抱えるメイドの少女が何かを思い出したように口を開く

「お嬢様は自分の見た目が幼い事を気にしているわ。だから、子供扱いしているのをお嬢様に気づかれかねない言い回しは控えて頂戴」

ピーターパン。
空を自由に飛び回る永遠の子供にして、無邪気な誘拐犯。
吸血鬼のお嬢様にぴったりな役柄だと思ったのだが、あいにくと従者はご不満のようだ。
いや、彼女の言い回しからすると本人に分からない様になら、何を言っても良いという意味なのかもしれない。
どちらにせよレミリアの機嫌を損ねて得することは何もない。
僕は了解の意を示した。

そうそう、機嫌を損ねるで思い出したが、もう一人の吸血鬼はどうしているのだろう。

「そういえばフランドールは今は何をしているんだい?」
「妹さまですか? 謹慎中ですので部屋に篭ってらっしゃるわよ」
「そうか、大人しくしているならいいんだ」

以前に会った時は、こちらの話をろくに聞かず、無理やり弾幕ごっこに付き合わされそうになったことがあるのだが、大人しく人の話を聞いてくれるのなら安心だ。

「ええ、リリーの様に大人しくしていますよ。ミスタ・ウェンディ」

……ちっとも安心できないようだ。
彼女の言うリリーとは春の妖精リリーホワイトの事……ではなく、ピーターパンの登場人物であるインディアンの少女タイガーリリーの事だろう。
タイガーリリーは、フック船長に捕まったにもかかわらず大暴れするようなおてんばな少女だ。
つまり、部屋で大暴れしているという事だろう。

「主人やら、その家族を諌めるのは従者の役目じゃないのかい?」
「暴君を慰めるのは語り部の役目でしょ」

メイド長はフランドールに聞かせた千夜一夜物語を例に出して切り捨てる。
僕は彼女への抗議を諦め、前方を飛ぶレミリアを睨みつける。
レミリアは妹の願いを叶えてやる出来た姉……ではなく、暴れる妹を他人に押し付けようとしている駄目な姉というわけだ。
まったく、僕は一介の道具屋であって、決して子守が本職などではないと声を大にして言いたい。
あぁ、そういえば僕の職業を勘違いしているのはレミリアだけでは無いのかもしれない。
繕い物に鍋の準備に病人の看護等をさせる少女達のことを思い出す。
……僕は彼女達の母親役では無いのだが、分かっているのだろうか?

「霊夢といい魔理沙といい君の主人達といい……どうして僕を困らせる様な事ばかりするんだろうな」
「くすくす、良かったじゃないですか店主さん。みんな貴方の困った顔が大好きなんですよ」
「な!?」
「そうそう、その顔です」

あぁ、そうだった。
商品をすり替えたり、夜中に店に忍び込んだりと、困った事をするのはこの少女も同じことだった。
今更ながらに思い出してみれば、夜中に訪れる客がまともな客であった例がない。
やはり、先人が言う通り、夜中の客はろくでもないものばかりだ。
これから夜中は完全に店を閉めてしまおう。
もう厄介な客はお断りだ。
吸血鬼の屋敷から帰ったら店の扉に鍵を取り付け、一目で店が閉まっていると分かる様にしようと心に決める。
少なくとも、招かれないと家に侵入できないという吸血鬼には効果があるだろう。



しかし、紅い屋敷で吸血鬼姉妹に何度も話をせがまれ、開放されるのが正午をたっぷりと過ぎた頃になるとはこの時の僕は思いもしなかった。





















~★~


月明かりが照らす夜の香霖堂。
その入り口の前に二つの人影があった。
二つのうち小さな方の人影が扉にかけられた板切れを指差し尋ねた。

「ねぇ、咲夜。これは何かしら?」

大きい方の人影は答える。

「”CLOSED”と書いてありますね。つまりこの扉は閉まっていると言っているのでしょう」
「見て分かるような事をわざわざ教えてくれるなんて、ずいぶん親切な店ね」

小さな人影はあきれたようにため息をつく。

「咲夜」
「はい」

咲夜と呼ばれた少女は入り口に掛けられた札に手を伸ばし、そっと裏返す。

カシャン

まるで閉まっていた鍵が開いたかのような音が辺りに響く。
少女はいつの間にか外していたヘアピンを髪に挿し、”OPEN”の札が掲げられた扉のノブを掴む。
そして、

カランカラン

「お嬢様、どうぞお入りください」
どうも、ここまで読んでいただきありがとうございます。
霖之助に困った顔をさせるのが大好きな久我&金井です。

まず最初に謝罪。
”フランと霖と千夜一夜物語”では続かない、とか言っておきながら、続きっぽい話を書いてしまってごめんなさい。
続きでありながらフランが全然出てこなくて二重にごめんなさい。

今回のお話は重いテーマを排除して、かる~い話にしようと思って書きました。
ギャルゲ風を意識したのですが、相方にまるでなっちゃいないとばっさり切り捨てられてしまいました。
無念なり。
まぁ、入れてみたかったセリフとか書けたから良し。

最後に”フランと霖と千夜一夜物語”の続きをリクエストしてくださった方々ありがとうございました。


※ご指摘ありがとうございます。誤字修正いたしました。
金井
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コメント



0.3900簡易評価
12.70名前が無い程度の能力削除
おお、新作だ
俺も困る霖之助は好きです

輝霖の続き…
13.80名前が無い程度の能力削除
とことん「理不尽だ…」というセリフが似合いそうな店主さんに敬礼!
14.70煉獄削除
落ちはそうなりますか……。
全体的にも面白く読めましたし、なにより霖之助とレミリア、咲夜さんの会話が
面白かったです。

誤字・脱字の報告
>僕はそのに叩き起され~
音が抜けてますよ。
>メイド服を着た少少女に荷物の様に運ばれている~
少が一文字余計ですね。
>あぁ、そういえば僕を職業を勘違いしているのは~
これは、僕の職業を~ではないでしょうか?
37.100名前が無い程度の能力削除
ピーターパンになぞらえての皮肉のやり取りにニヤリとなりました
やり取りに不自然さもなく,さすがです。
45.100名前が無い程度の能力削除
パジャマ姿に萌えましたwww
半妖と魔女の話 の続きがとても見たいですww
47.100名前が無い程度の能力削除
ピーターパンが出てきた以上、このお話はネヴァーランドでなければならない
要するに続きを(ry
55.90与吉削除
ああ、いいなあ。
あたたかさと幻想郷の軽妙なやりとりが違和感なく同居する作風が本当に素敵です。
毎回毎回楽しみに読ませて頂いてます。
困る霖之助、良いですよねえ。私も大好きです。
それにしても、心地よい読了感だったなあ……。
56.100名前が無い程度の能力削除
ものすごくキャラが自然体で全く違和感なく読めました。
理不尽で我儘な客でも結局世話をしてしまう、そんな霖之助が大好きだ。
67.80名前が無い程度の能力削除
瀟洒なティンカーベルに爆笑した
72.100名前が無い程度の能力削除
フランちゃんは俺と代わるべき、代わるべきだ
全体的にお霖霖可愛らしくてたまらない

締めの図々しい二人がとてもらしくて良いなぁ…
78.100名前が無い程度の能力削除
皮肉の応酬が素晴らしいですね。
霖之助に安眠の日は来るのか!?
86.100名前が無い程度の能力削除
>自分でフランドールを閉じ込めておいて、甘やかす為に僕を呼ぶとは

フイタ