こいし

私は目を閉じた
怖がられたくなかったから

私は目を閉じた
嫌われたくなかったから

私は目を閉じた

怖がられなくなった
嫌われなくなった

これで　　これで？

違う　違う　私が望んでいたのは
こんなんじゃない
こんな世界じゃない！

誰も私を感じてくれない
誰も私を見てくれない

でも　私は目を開けない
開けばまた元に戻ってしまうから

また皆が怖がるから
また皆に嫌われるから
だから　私は目を開けない



ある日
私は人間に出会った

その人間は
私を見てくれた　感じてくれた
私に　本気でぶつかってくれた

嬉しかった

すごく　すごく嬉しかった

あの人間をもっと見たい！
あの人間をもっと感じたい！
そう思った

でも　私は目を開けない
開けばきっとあの人間は怖がるから
開けばきっとあの人間に嫌われるから
だから　私は目を開けない

焦がれて　焦がれて
この身が張り裂けそうになっても
私は　この目を開くことができない
　
どうしてあの人間に出会ってしまったのだろう
どうして私にはこんな目があるのだろう

どんなに焦がれても
どんなにこの目を呪っても
それは　涙と共にただただ流れてゆくだけ

だから

だから私は目を閉じた
焦がれる思いを押さえるために
溢れる呪いを消し去るために

あの人間を　　

忘れるために


私は目を閉じた
怖がられたくないから

私は目を閉じた
嫌われたくないから

私は目を閉じた

誰からも怖がられない
誰からも嫌われない

でも


私は

こいし

そこに転がる

こいしと同じ

どうも皆様始めまして
あっ☆きぃ　と申します
激しく新参です　この作品が処女作です
どうぞこれからよろしくお願いします

では作品の話を
題名の通りこいしメインの話です
こいししか出てこねぇじゃねぇか！というツッコミは
うｐ主から離れて十分勢いをつけてグーで行って下さい

私なりにこいしの心情を詩ってみました
とても短いです　すみません；

何せ初めてなものですから
ここが悪い　ここはこうした方がいい
といったアドバイスがあれば是非ともお願いします

小さなことでもいいので何でも言ってもらえれば幸いです
お願いします

それではここで失礼します　ではまたﾉｼ


いつかはきっと拍手喝さい　　　あっ☆きぃ