ぼくは、なきながら、はしっていた。
鼻をすんすんと鳴らしながら樹海を走る。
途中で怪我をした足が痛い。
今はどこら辺にいるだろうか。
このまま行くと、目の前にそびえている山に入ってしまうかもしれない。
「あら?」
と、そこまで考えたところで誰かがぼくの前に現れた。
「どうしてこんな奥まで?」
問いかけられるけれど、ぼくは話せないので返すことはできない。
まあ、元から返事は期待していないだろうが。
その証拠に数秒も待つことなく、
緑髪の赤い服を着たお姉さんがぼくの方に一歩近づいてきて、それに合わせるようにぼくは二歩下がる。
大変申し訳ないのだが、あのお姉さんからは何か、言いようのないものを感じるのだ。
じり、じり。一歩近づく。二歩離れる。
それをもう二、三回繰り返したところでとうとうお姉さんは諦めたようで、頬に手をついた。
「困ったわね……ここからだと、にとりにでも頼んだ方が早いかしら」
誰かに協力を求めることにしたのだろう。
お姉さんは絶対動かないで待っててね、とだけ言ってくるくると回りながら山の方へ飛んで行った。
逆らって逃げ出そうかと思ったが、足も痛いので待つことにしよう。
どうせ、他に行く当てもないのだ。
さっきの一歩進んで二歩下がるのは少し――楽しかったし。
◆
結論から言うと。
ぼくは守矢神社という所に引き取られることになった。
お姉さん――雛と呼ばれていたのでぼくもこれからはそう覚えよう――
がにとりさんを連れてきてくれたのだ。
雛さんとにとりさんはぼくをどうするか、と悩んでいたが、
とりあえずは人間に看てもらった方がいいだろう、ということになり、
飛べないぼくはにとりさんに抱えてもらい、神社に向かった。
「あれ? どうしたんですか?」
玄関でぼくらを迎えてくれたのは巫女さんだった。
ぼくを下ろしてくれたにとりさんがその顛末を説明するとそうですか、とだけ言ってぼくの頬をなでてくれる。
くすぐったい。けれど、温かく優しい手を拒絶する気にもなれず、そのままなでられていた。
「ん? 早苗、その子どうしたの?」
「あ、神奈子様。どうやら樹海で迷子になっていたようでして」
おとなしくなでられていると、ぼくの前にまた一人現れる。
早苗さんというらしい巫女服の人は言いづらそうにええと、と言葉を繋げようとしていた。
「ああ。そういうことね。いいよ。少しなら預かってあげられるでしょ」
けれど、みなまで言う前に分かってもらえたようで、
早苗さんがありがとうございます、と大袈裟にお辞儀をした。
彼女はそれを見て嬉しそうに微笑み、しゃがんでぼくの手を取って
「数日だろうけどよろしくね」
と。とてもフランクな笑顔のまま言ってくれた。
――ということで、里親になってくれる人が見つかるまで、
という約束でその神社に住まわせてもらうことになったのだ。
◆
諏訪子様――早苗さんに神様だと聞かされてさん付けは失礼かと思った――
に紹介され、歓迎してもらっていると、
頼み事をしてきます、と早苗さんが外に出て行った。
なんだろう? と思ったけれど、
生憎頭をなでられる、というかたちで動きを制限されているので、付いて行くことは適わなかった。
程なくして早苗さんが帰ってきた。
早いな、と思いとてとてと玄関に行ってみる。
諏訪子様も早いと思ったらしく、ぼくの後ろについてなんかあったのー、と声を掛けていた。
「いえ、ちょうど近くにいたらしくて」
早苗さんの後に続いてお邪魔します、と肩にカメラを提げた人が入ってくる。
むむ、今日に出会った人が多すぎてぼくの頭はそろそろ限界に近いのだが。
「ちょうど近くにいたんじゃなくて、風の噂でも聞きつけたんじゃないの?」
と、後ろにいる諏訪子様から意地の悪そうな声がする。
「そんな、滅相もない」
それを軽く受け流した彼女は怪我をしているんですか、と冷静に、観察するように僕を見る。
「はい。足を切っちゃったみたいで」
「……ああ。まあ、あんな樹海を走れば枝の一つや二つは引っかかりますよねぇ」
「手当てはしてあげたんですけど、傷が少し深くて」
「うーん、記事にするには暗め……いや、でも元々が元々だし、気にしないことにしましょう」
彼女は顎に手を当ててブツブツとつぶやいてたかと思うと、
提げていたカメラを手に取ってぼくに向けた。
きょとんとそれをみつめる。ぱしゃり。ふぎゃあ。
フラッシュが目に焼き付いて思わず後ずさる。
早苗さんが説教をしているのが聞こえた。
「あはは。ちょっとうっかりしてまして」
「今のはうっかりの範疇に入りません」
「でもほら、いい写真が取れましたし、ね?」
「これは確かに可愛く撮れて……ってそんな問題じゃありませんよ」
そんな掛け合いを耳に入れながら目をこすっていると、諏訪子様が状況を説明してくれた。
「あの天狗にあなたのことを新聞にしてもらうからね。
早苗がその方がいいだろうってさ」
なるほど。確かにこんな山奥には誰も来れないだろう。
そんな状況でぼくを預かってくれる人なんてほとんどいないに違いない。
「でも、天狗に借り作るのめんどいなー。何かお返ししてもらわないと」
わざとらしくぽつり、とつぶやいた諏訪子様がこちらを見る。
まるで、捕食寸前の蛙のよう。
嫌な予感がして退こうとするけれど次の瞬間にはその手がぼくの横っ腹に――
「おりゃー!」
こちょこちょこちょこちょ。
――容赦のないくすぐり攻撃が炸裂した。
たまらなくなったぼくは体を半回転させて強引に手を引きはがし、早苗さんの後ろに隠れる。
どうしました? という早苗さんの問いかけに諏訪子様への威嚇で返した。
「諏訪子様、何かやったんですか?」
「いやー、ちょっと?」
早苗さんは状況を把握できていないようで、諏訪子様を問い詰めている。
いくら他の人と会話していたとはいえ、あんなに騒いでいたぼくらに見向きもしないとは。
けろけろと――比喩ではなく――笑う諏訪子様を怪訝そうに見つめる早苗さん。
その肩に手を置いたカメラの人が一言。
「あなた、一つのことに集中すると周りが見えなくなるタイプでしょう」
「その通りですけれど、何でそれを?」
「嫌でもわかりますよ。見ててすごくもどかしいです」
「ええ?」
疑問符を浮かべる早苗さんに、なんだか疲れた表情を見せている彼女。
いや、疲れたというより、げんなりとか呆れたという方が適切だろうか。
ちなみに諏訪子様は気安く早苗に触るなー、と
カメラの人に襲い掛かり、空いていた片手に頭を押さえられていた。
届かない拳を必死に突き出しているのには苦笑を禁じ得ない。
その、何だかアレな姿の神様にカメラの人は素敵な表情で向き直る。
「洩矢様。貸し借りは気にせずとも既にこちらで話は付いております」
「へ? そうなの?」
その笑みを張り付けたまま先程の諏訪子様に負けず劣らず意地の悪い声で
ねえ? と早苗さんに笑いかけた。
一瞬考えてようやく早苗さんは話の筋が見えたようで、顔に影を落としながらああ、と頷く。
「……嫌な予感がするんだけど、何?」
「大したことじゃありませんよ。ただ、早苗と飲み比べしてみたいな、と思っただけですし」
からからと笑って酒を煽るふりをする彼女にぬわにぃ! と諏訪子様が憤慨した。
「早苗とあんたじゃ早苗の負けだろうに、何が面白いのさ」
「いやいや、こういうのは結果ではなく過程が大事でしょう?」
「む、それは分かるけどなんか納得いかない。それと――」
難しそうな顔で腕を組んでうーん、と唸る諏訪子様に大丈夫ですよ、と早苗さんが笑う。
「早苗がそう言うならいいけど……根拠は?」
「ええと、奇跡の力で?」
「それは少し卑怯でしょう」
「でも早苗のことだから、どうせとんちんかんな方向に奇跡を起こすんでしょ」
「ああ、それはありそうですね」
「二人とも、その言い分は酷すぎませんか」
いや、全然? と綺麗なハモリで二人が首を傾げる。
さっきまでの剣呑なのか安穏なのかよく分からない空気は完璧に霧散していた。
「どうせ私は酒に弱くて、とんちんかんなことに能力使う卑怯者ですよ……」
うじうじ、とわざとらしく声に出して壁にのの字を書く早苗さん。
二人が慌てて宥めていると、がらりと扉の開く音がした。
「……あんたら、何やってんの?」
どこかから帰ってきた神奈子様の一言にぴしりと場が固まる。
確かに、この光景は異様だったろう。
いや、それにしてもおいしいところを持っていく神様だ。
◆
「や、元気にしてたかい?」
「一日やそこらじゃ変わらないでしょう」
翌日。早苗さんと寒い縁側でぬくぬくと日向ぼっこしていると雛さんとにとりさんがやってきた。
挨拶もそこそこに、二人を交えて日向ぼっこを再開していると、にとりさんが思い出したように口を開く。
「そうそう。後から椛も来るってさ」
「そうなんですか?」
「うん。仕事の合間に来ますって言ってたよ」
「相変わらず忙しそうよね。にとりももっとちゃんと仕事したら?」
「私だって暇してるだけじゃないんだよ……?」
雛さんの意外と辛辣な一言に、にとりさんが半泣きで壁にのの字を書く。
はて、昨日もこんな光景を見た気がするのだが。
「あー……っと、とりあえず何か飲み物でも飲みます?」
「お? いいの?」
早苗さんもデジャヴを感じた、のだろう。話題を逸らすように問いかける。
首だけでぐるりと振り返るにとりさんはそれはそれは嬉しそうな顔で。
きらきらと、純粋に輝いた瞳で当然のようにお酒を要求した。
「雛もそれでいいよね?」
「いいわよ。今日はもう用事もないし」
「それじゃあ、適当に持ってきちゃいますね」
数分待って、台所から帰ってきた早苗さんはお酒を飲む杯だけではなく、
他の物もお盆に載せていた。
どうやらぼくは別の飲み物らしい。気を遣ってもらえて有り難いことこの上ない。
「あー、生き返るぅー」
「にとり、親父臭い」
「うるさいやい。雛ももっとこう、グイッと飲みなよ」
「私はこれでいいの」
「むー……」
言っても無駄だと分かっているのか、大して言及をせずに引き下がる。
――が、今度はミルクをちびちびと舐めているぼくに目をつけたらしい。
「君も飲んでみなよ。おいしいよー」
にとりさんはぼくの頭をわしわしとなでながら杯を差し出す。
けれど、間髪入れずに早苗さんに止められた。
何を飲ませようとしてるんですかー。お酒だけど。そんなの飲ませちゃダメですー。
酔っているんだろうか。語尾がことごとく延ばされている。
にとりさんは正座を強制され、酔っ払いの絡み酒の犠牲になってくれていた。
「あの娘、説教上戸だったかしら……?」
いつもこれだと大変だろうなあ、と雛さんがつぶやく。
その横でぼくはいつだったかに予定されている飲み比べに危惧を抱くのであった。
もしかしたら諏訪子様のあの態度はこの惨状を恐れてのことかもしれない。
「まあ、今のはにとりの自業自得だし、仕方ないわよね?」
涙目でこちらを見るにとりさんから目を逸らしてぼくに微笑みかける雛さん。
とても綺麗な笑みなんだけれど、その背景も目に入れるとなんだか悲しくなってくる。
ごめん、にとりさん。
「相変わらず楽しそうですね」
「やあ椛! 待ってたよ!」
と、心の中で自らの無力さを呪っていると天からの救いがやってきた。
助かったとばかりにその救いである椛さんに飛びつこうとするが、
足がしびれたのだろう、一歩目で盛大にこけていた。
悶絶するその姿にちろりと悪戯心が芽生えたけれど、
後ろで説教をし続ける早苗さんの姿を見て止めた。
これ以上の追い打ちは、あまりにも、酷だろう。
「にとり……大丈夫?」
「ちょっとヤバい。泣きそう。誰も助けてくんないしさ」
「人に助けられる前提で話を進めるなんて――」
「あー、早苗さん? 私はまだ仕事があるのでお茶を頂けないでしょうか」
「あ、はい。わかりました」
椛さんの問いかけにようやく自分を取り戻したらしい早苗さんはほんのりと赤い顔で頷いた。
その足取りはふらふらで少々不安なものであったが、問題なくお茶を酌めた様だ。
さっきのいざこざのせいだろう。
いつの間にか酒を飲むような雰囲気ではなくなっていて、四人は熱い緑茶を嗜んでいた。
まあ、ぼくはミルクだったのだけれど。猫舌なのだ。空気を読め、とかそんな要求をされても困る。
「平和――ですね」
早苗さんがほう、と息を吐きながら囁くように言う。
記憶が抜け落ちているのだろうか。据わった眼で坦々と説教し続けた人の発言だとは思えなかった。
「どの口が戯言を抜かすかな?」
「いひゃいれふ。わらひはなにほひはんれふか」
「何言ってるか分からないねえ」
お返しとばかりにほっぺたを引っ張るにとりさん。
早苗さんはその手をぺちぺちと叩いて抵抗していた。
「そろそろストップしなさいな。それ以上引っ張ると戻らなくなるわよ」
「えー? 限界に挑戦しようと思ってたのに」
「挑戦なら自分のほっぺでしてください!」
ようやくにとりさんの手から解放され、涙目になっている早苗さんが叫ぶ。
頬をふくらませてぷりぷり怒っているが、先程までの迫力はまるでない。
にとりさんがぷ、と吹き出して、それを見た早苗さんがまた怒る。
「何ですか。人が起こってるのに吹き出すなんて」
「いや、早苗は可愛いなあって」
「はい?」
小首を傾げる早苗さん。
雛さんと椛さんがにとりさんのその言葉に確かにね、と頷いて笑っていた。
「可愛いって――もう一度言いますが、私は怒ってたんですよ?」
「あー、そうだったそうだった。ごめんよ早苗。私が悪かった」
「そんな子供をあやすみたいに」
みたい、ではなく実際そんな感じだ。
もっと例えるなら、手間のかかる妹をあやす姉といったところだろう。
「とりあえず。早苗可愛い。これ自然の摂理」
「摂理って……」
「いいじゃん。褒め言葉は素直に受け止めるもんだよ」
「いまいち褒められてる気がしないんですが」
むう、と軽く眉をしかめた早苗さんがにとりさんを睨む。
雛さんたちがそれをにやにやと眺めていると、たん、と誰かが着地した音が聞こえた。
「楽しいトークはそれくらいにしておかないと、ほったらかしのこの子が拗ねちゃいますよ?」
音の主はそう言ったかと思うと、ひょいとぼくを持ち上げて早苗さんとにとりさんの間に座らせる。
ぼくは別に拗ねる気は毛頭ないのだが。
「文様。おはようございます」
「おはよう椛。ここにいるってことは……今日は非番?」
「いえ、仕事の合間の休憩です」
「あ、そうなの。手伝ってもらいたいことがあったんだけど」
手伝い? と会話を聞いていた雛さんが訊ねる。
昨日のカメラの人――文さんはわざとらしく大仰なしぐさで頷いてぼくの頭を軽く叩いた。
「この子の里親探しをですね」
「え? 私の能力はそれには不向きだと思うのですが」
「能力は関係ないのよ。人手が足りてなくて」
「ああ、なるほど。そういう意味ですか」
「早く探してあげないと可哀相ですしね」
「いやいや、逆なんですよ、早苗さん。……ああもう。口調使い分けるの面倒くさいなあ」
後半は置いておくとして、逆とは何ぞ、と思ったのだろう。
みんなで首を傾げながら文さんの言葉を待っていた。
「その子を預かりたいって人が多くて。私ひとりじゃ手が回らないんですよ」
「え? そんなにいるんですか?」
「そりゃあいますよ。だって」
きょとんとしている早苗さんに文さんは当然のようにそのセリフを口にした。
「一日とはいえ、神様に飼われた猫ですからね」
◆
ぼくの首に巻かれた、即席のカラーをいじりながら彼女は問う。
「というわけで、誰かほかに手伝ってくれる方はいませんか?」
「私はパスね。厄がうつるといけないし」
「うーん、人前に出るのはちょっとなあ」
「それくらいなら手伝えますが、あまり長くは神社を空けられませんよ」
「ああ。二柱は出てるんでしたっけ――いたとしても手伝わせるわけにはいかないか」
はあ、と文さんが嘆息する。
「結局手伝いは早苗だけじゃないですか」
「いっそのこと、秋姉妹にでも頼んじゃえば?」
「あ、それいいかもね。あの二人なら人里にもそれなりの親交があるし」
「あの二人に頼むのはこの時期じゃあ厳しい気がしますが……椛」
「覗きは趣味じゃないんです」
「いいからやる。上司命令」
「うう、ずるい。――んー、二人して布団被って黄昏てますね」
「もう冬だからなあ。駄目か」
「にとりさん達でも引っ張り出せないって、そんなに酷いんですか?」
「ひどいわよ?」
「ひどいですね」
「二人をこの時期に駆りだそうとするとルナティック並みの弾幕で反撃されるんだよ
あれはまさに鬼神だね」
「鬼神……言い得て妙ですね」
早苗さんが感心した風に言う。
どんな弾幕を想像しているのか、ごくりと生唾を飲み込んだ。
「と、まあそんなわけで姉妹は却下。
……気は進みませんが、里の知識人にも頼むことにしましょうか」
「気が進まない? いい人だと思うのですが」
「話は分かるんですけどね。ただ彼女、警戒心丸出しで相手にしづらくて」
「それは普段の行いが原因だと思うのですが……」
「覚えてなさいよ?」
「ひいい! ごめんなさい! ごめんなさい!」
「まあ、椛の処罰は後にして。
知り合いなら話が早いです。彼女に頼むのを手伝っていただけませんか?」
「ええ。いいですよ」
「よし。じゃあ少し休憩したら行きましょうか」
ぼくの首を掴んで早苗さんに押し付けると、早苗さんとにとりさんの間――つまりぼくがいた位置に座る。
この調子なら今日の午後にでもぼくの飼い主が見つかるだろう。
彼女達の飲み比べに参加することも、
この楽しい会話も聞くこともないだろうけれど、
優しいこの人たちに感謝しよう。
ぼくを膝の上に乗せて背中をなで続ける早苗さんに向けて、にゃあ、とないた。
本当に後半までただの少年Aだと思ってましたよ……。
まさか猫だったとは。 これはビックリ。
いや、でも以外でしたけど面白かったですよ。
しかし…
>「とりあえず。早苗可愛い。これ自然の摂理」
正にその通りかとww
和ませていただきました。
そういえば、ネコは猫用ミルクじゃないと下痢になっちゃうよ。
そして早苗さん可愛い
里親探しの段で「えええ、親がいるかもしれない人間の迷子の里親探しを勝手に!さすが妖怪!」と思いましたがw
猫とわかって一安心しました。
神様に飼われた猫なら招き猫ぽくてご利益がありそうですね。
でも、それを抜きにしても守矢神社の面々が猫を交えて過ごす情景に大変和ませて貰いました。
>早苗さんがありがとうございまう
以下感想。
頬とか頭とか手を当てる位置で「?」となってミルクをなめる、で「あら?」となってタイトル見て「ははーん」となりました。
暖かい雰囲気と気持ちいい終わり方。おもしろかったです