紫と手をつないで一緒に歩いていた。
ずっとずっと一緒だと思っていた。ふと気付いたときすぐ横に居たはずの紫の姿が消えていた。
私は慌てて周囲を探すが見当たらない、やっと見つけ出した紫の姿は傷だらけで、しかもその姿もすぐにどこかに消え、それからずっとずっと探し続けても見つからない、私は何故か、このまま見つけられなかったらもう二度と紫に会えないのではないかという気がして、必死に探し続けていた。
はっと、暗闇の中で目を覚ます。今まで見ていたものが全部夢だったのだと分かっても、私の心は夢の中同様に不安でしょうがなかった。
ただの悪夢だったといって笑い飛ばして忘れてしまえば良いのに私にはそれが出来ない、
私の名前は〝霊夢〟この名の意味を一般的に言うのであれば〝予知夢〟
私が見る夢は……何らかの意味を持つ、だから私は、夜が明けるにはまだ時間があるにも関わらず、不安でそれ以上眠るに眠れなかった。
朝になってみれば、晴れ渡る空同様に少しは気分も晴れ、私は朝食を済ませると、いつものように巫女としての仕事を始める。
といっても参拝客も無いこの神社での仕事は、ほとんど掃除くらいしかない、掃除をしているといつものように魔理沙とか紫とかがやってきて、話をしたりお茶を飲んだりしていく、
「ごきげんよう霊夢、元気かしら?」
薄紫色の日傘をさしてどこからともなく現れた少女、ふわふわと波打つ金色の髪、大人びて見えることもあれば子供じみてみえることもある不思議な顔立ち、本当は決まった形なんてないんじゃないかと会うたびに思う妖怪、
「ええ、一応はね、紫の顔も見れたし」
今日やってきたのは紫だった。
「あら、それはどういう意味かしら?」
私が口を滑らせ、しまったと思ったときにはもう遅い、紫はにやにやと嫌な笑みを浮かべながら私の答えを待っている。
「別に、ちょっと嫌な夢を見ただけよ、ただそれだけ」
それ以上は言わない、いや、言えないといったほうが正しい、黙り込んでしまった私を見て、紫は今度は少しだけ困ったように笑う、
「そう、それならそれでいいわ、話したくなったら話して頂戴」
優しい口調でそう言われても、私が絶対に話すことはないだろう、正直なところ紫だってそれくらいは分かっているはずなのに、そんなことを言う、だけどその日の紫は、その後に妙な言葉を続けた。
「貴方がどんな悪夢を見たとしても、そんなものに私が負けるようなことはないわ」
「え?」
何故そんなことをいうのか気になった私は、どういう意味かを問おうとするが、紫は「別に~」と曖昧にごまかして、「早くお茶でも飲みましょう」と言って私を台所へとせかす。
そんな紫の様子を見ていると、紫のほうも失言だったのかと思い、私は自分も見逃してもらったことだしと追及するのをやめて、うるさい紫に「はいはい」といってあしらいつつお茶を淹れに行った。
天気がいいからという理由で隣同士に座って日向ぼっこをしながら縁側で緑茶をすする。
ぽかぽかと暖かい日差しと、程よい温度のお茶を飲んだせいか身体があったまり、昨晩眠れてないのもあいまってなんだか眠くなってくる。
こくん、こくんと船をこぎながら必死に眠気に耐えていたはずが、はっと気がつくと紫の肩を借りてしまっていた。
「あ、ああああ、ごめん!!」
慌てて立ち上がり紫から離れる。紫は「別にいいのに」と微笑みながらそんな私を見ていた。私はそれが何だか恥ずかしくて顔をそらす。
「霊夢」
やけに近くで呟き声が聞こえたかと思ったら紫が後ろから抱き付いてきて、そのまま私に体重を預けてくる。
背中越しに感じる紫の体温と胸の鼓動に私は何故か妙な安堵を感じる。が、同時に何故紫がこんなことをしてくるのか分からずに多少混乱する。
「な、いきなり何なのよ!?」
紫は答えない、仕方なしにしばらくそのままでいると、紫は名残惜しむかのようにゆっくりと離れて、
「今日はこの辺で失礼するわ、お茶おいしかったわ、またね」
「ちょっと、紫、貴方一体――」
『一体どういうつもりなのか?』私がそう問うよりも早く紫はスキマに滑り込みどこかへ行ってしまった。
「何なのよ……もう」
その日からの数日間、紫は一度も私の前に現れることなく、私は紫のやつはきっと、ぐーすか寝ているのか、はたまたどこかで悪巧みでもしているのか、そんな風に思いながらいつも通りの日常を繰り返すべく、境内を掃除していると紫のところの式神が空を飛んでやってきた。
狐は私の姿を見つけると私が掃除して集めた木の葉を散らしてしまわないように気をつけているのか、ふわりふわりとゆっくり静かに私の前に降り立った。
「貴方が来るなんて珍しいわね」
主である紫はよく来るが、式神が神社にやってくることは滅多にない、だからこそ私は平静を装いながらも、嫌な予感に押しつぶされそうになっていた。
「あの、こちらに紫様はいらしてませんか?」
……案の定のセリフ、私の中から数日前に見た夢のことが浮かび上がってくる。
「いいえ、見てないわ、数日前に一度会ったきりよ、紫のことだから、どこか適当なところで遊んでるんじゃない?」
私の言葉に狐は首を横に振る。
「あの方は、確かに気まぐれでどこかに行ったりはしますが、それでも家を数日空けるときなどは何か一言言ってから行くのが普通なのです」
狐の言葉が私の中の不安を煽る。それでもそれを悟られないように出来るだけ普通に話す。
「見かけたら狐が探してたって言っておくわ」
「お願いします……ところで霊夢、何だか顔色が悪いが」
「なんでもないわ、気にせずに行って」
「……分かった」
狐は私に何か言いたそうだったが、それでも何も言わずに飛び去っていく狐の後姿を見ながら、不安が顔に出たことを不覚だと思った。
以前の私なら顔に出すようなことはなかった気がする。そもそも何で妖怪一匹が行方不明になっただけで私がこんなに不安にならねばならないのか、
「そうよ……大丈夫に決まってるじゃない」
自分に言い聞かせるようにそう呟いてみても、不安は一向に消えそうになく、その日の夜、私は何故か一睡もすることが出来なかった。
それでも朝はやってくる、私はいつものように朝食のすませ、そして境内の掃除を始める。身体を動かしている分には気もまぎれる。
今日はお昼を過ぎたころにいつも白黒の服を着た友人、魔理沙がやってきた。
「よう、霊夢」
いつものようにお茶でも飲みに来たのだろう、だから私もいつものように返事を返す。
「――――」
何故か声が出なかった。
「おい、霊夢どうしたんだ?」
声が出ずにうろたえる私を魔理沙が心配そうに見つめる。
「霊夢、お前顔色が――」
なんでもないと首を横に振ってみても魔理沙が納得するはずもない、だから私は手を前に突き出し「来るな」という意思表示をする。
「……分かった。いや、良く分からないが今日は日が悪いってことにしておく、明日来てもそんな様子だったら医者でも何でも連れて行くからな」
それが魔理沙の精一杯の譲歩、だから彼女は今日はそれ以上何も言わずに帰っていった。
魔理沙の姿が見えなくなったを確認したとたん私はその場に座り込んでしまう、自分に何が起きているのか良く分からない、私はいつも通りの日常を過ごそうとしただけ、いつもと違うのは眠れなかったことと、神出鬼没の紫のやつが行方不明になったこと、ただそれだけ、
にも関わらず、私は〝いつも通りの日常〟を過ごすことが出来なくなってしまっていた。
結局その日の晩も眠ることが出来ず。朝になっても声を出すことが出来なかった私は、私の心配をしている魔理沙が朝一でやってくるのは想像にたやすい、となると私が取れる手段は魔理沙が来る前にどこかに逃げることだった。
一先ず神社の裏の森の中へと逃げ込む私、それだけのことにもかかわらず眠ることが出来ていないからか身体が重く気分も悪い、自分が今見ているものが現実かどうかすら怪しいくらいに景色が歪んで見え始めていた。
(何で言葉が出ない、眠いのに眠りたくない?)
理由は心のどこかで分かっているような気がした。しかし私自身の思考がその答えにたどり着くことは出来ず。
唯一つ、こうなってしまった理由、私の〝日常〟を大きく壊したものを見つけ出すことしか私の頭にはなかった。
(居なくなったというのなら見つけ出せばいい)
伊達に巫女などやっていないのだ、身体的にも精神的にも参っていたとしても、それでも術の一つや二つ使うための精神集中が出来ないような柔な作りはしていない、
私は一枚の札を取り出し紫のいる場所を占う、だが札は何の反応も示さない、
(幻想郷に居ないのだとしたら反応しないのは仕方ないけれど……)
もしも紫の身に何かがあってすでに――。
(そんなことはない!!)
浮かびかけた最悪の想像を私は必死に否定する。
(だってあいつは言っていたじゃない)
何を? 色々とまずいことになりつつある頭では、何か大事なことを思い出せなくなっていた。それでも思い出そうとあがいていると、ぐらり、と地面が大きく揺らいだ気がした。次の瞬間世界が線だけになってみえて、すぐに真っ暗な世界へと変わった。
「霊夢!!」
気がついた私を心配そうに見つめる魔理沙の顔がすぐ目の前にあった。そこから少し視線を動かしてみると見慣れた部屋の光景、自分が何故こんな場所にいるのか分からずに混乱する。
「はいはい、目が覚めたみたいだから貴方は少し向こうに行ってて頂戴」
そう言いながら部屋から魔理沙を追い出す永琳、
(なんでここに永琳が?)
状況が良く分かっていない私は訝しげに永琳を見つめる。それで私の言いたいことが分かったのか永琳が説明を始める。
「あの魔法使いに無理やり連れてこられたのよ、で貴方が気絶してる間に少し調べさせてもらったけど、貴方寝てないわね。それと声が出せなくなってるって聞いたけど喉とかに問題はなし、つまるところ貴方が声を出せないのは精神的な理由」
それはなんとなく理解していた。
「寝ないというか寝れないのも、声が出ないのと同じ理由かしらね。睡眠薬でもいるかしら?」
私は気がつくと「要らない」と首を横に振っていた。それでようやく眠るという行為が何故か怖いのだと気付く、
「そう、それならそれでもいいけど、一睡もしてないみたいだし、そのままだと三日もしないうちに気が狂うわよ?」
さらりと怖いことを言うなと思いつつも、それでも私は首を横に振って薬はいらないと示す。そしてこれ以上は時間の無駄だと判断した私は永琳を無視して外に出ようとする。
しかし永琳はそれを阻むように私の行く道を塞ぐ、
(退きなさい!)
その意思をこめて永琳を睨む、しかし睨まれた側はたいしたことではないとでも言わんばかりに嫌な笑みを浮かべて立っていた。
「何をそんなに焦っているのかしら?」
(うるさい)
「なんでそんなことになってるかは知らないけれど、医者としてはそんな状態の貴方を見逃すわけにも行かないのよ、すぐ傍に貴方を心配しているあの魔法使いもいることだし、だから選びなさい力で押し通ろうとして返り討ちにあうか、素直に治療を受けるか」
答えは決まっていた。だから永琳がそう言い切るよりも先に隙を見つけ出し、障子を突き破り一気に空へと逃げる。すぐ後を追ってくる永琳、そして何事かと一瞬あっけにとられていた魔理沙もすぐに箒に飛び乗り追いついてくる。
「おい永琳、一体どうなってるんだ!?」
「ちょっと患者が癇癪起こしたのよ、ってことで、あれを取り押さえるのを手伝ってもらえるかしら?」
「霊夢……分かった手伝おう」
魔理沙は私のことを心配そうに見つめた後、何かを決意したようにきつい顔つきに変わり永琳の側についた。
こんなことで時間をつぶしている暇などないが、そう簡単に逃げられる相手でもない、
「これは弾幕ごっこじゃないから……怪我しても知らないわよ」
「悪いが霊夢……おとなしくなってもらうぜ!!」
状況が状況だからか、どちらもスペルカードなど使わずに純粋に魔力をぶつけてくる気のようだった。特に魔理沙は私の身体を気にして短期でけりをつけるつもりのようだった。
魔理沙は宣言もなしにミニ八卦炉を取り出し放つ極太の一撃を放つ、それはあまりにも広範囲で私でも避け切れそうになかった。しかしそれは想定の範囲内、
(それでいい)
「しまった!!」
「何!?」
さすが月の頭脳と呼ばれる人間、すぐに私の意図を理解する。しかしそのときにはもう遅い、魔理沙の放った光線を結界で防ぎつつ加速に使い、そこからさらに自身に韋駄天の術を重ね一気に二人を目視できないくらいまで離れる。
(本当に甘いんだから)
私は〝魔理沙のくれた自由〟に感謝しながら、空からでは見つけにくそうな森の中に降り立つと、そのまま紫を探す術を試す。
また反応がない、どこにいるのか分からない、
(どこに……どこに行ったのよあの馬鹿は)
何度も何度も術を試すが見つからない、結界の向こうに居るのだとしたらそれでもいい、不安ではあるが、それでも幾分かはましだ。
(けどもしも……――!!)
浮かんでしまった最悪の想像に自分自身を殺したくなる。
(いくらあんな夢を見たからってあいつが……あの馬鹿が……)
ぽたり、と地面をぬらすしずく、雨でも降り出したのかと上を見上げるが、どういうわけか景色がにじんで見えてよく見えない、
(ああ)
雨ではなく、自分が泣いているからなのだということに気付くのに数瞬の時を要した。
(どこに……どこに…………)
さっきから思考が繰り返している気がする。
そして、再びぐらりと地面が揺らいだ気がして、私の意識は落ちたくもない深い闇の中へと落ちていく、その中で私はあることをおぼろげに思い出す。
私は小さい頃今以上に色々な夢をよく見た。良い夢も悪い夢も様々な夢を見た。よほど突拍子もないような内容の夢でもない限り、そのほとんどが正夢で、つまるところ私の見る夢は予知夢だったのだが、小さい私はそれをよく理解しておらず夢を見るたびに忙しい母に代わって私の面倒を見ていたお婆ちゃんに見た夢のことを話していた。
お婆ちゃんは、そんな私に良い夢のときだけ話すようにと何度も注意していたが、私はその理由が良く分からずどんな夢のことでも話していた。
そして悪い夢の話をする度にお婆ちゃんに「縁起でもないことを言うんじゃない」と叱られていたにもかかわらず。私はある日、母が大怪我をするという夢を見たとお婆ちゃんに告げた。
そのときのお婆ちゃんの顔は今でも覚えている。
鬼のような形相でいつも以上にきつい声で「縁起でもないことを言うんじゃない!!」と怒られた。
そして、お婆ちゃんの声に怯え竦んだ私に、お婆ちゃんはいつもよりも丁寧に、そして怖い声で、
「いいかい霊夢、お前の見る夢は本当になりやすい、そしてお前の言葉もまた同じだ。お前の見る夢が正夢になりやすいのは、お前の言葉によって力を強められているからだ。だから悪い夢を見たときは口をつぐみなさい、今日……もしもお前の母さんが怪我をして帰ってきたら、それはお前のせいだからね」
そしてその日の夕方、大怪我を負い血塗れになって神社に帰ってきた母の姿を私はお婆ちゃんに顔を背けられないように抑えられ、嫌になるほどにその光景を目に焼き付けられ、その時から私は悪夢を見た日はほとんど喋れなくなるという事態にまで陥るほどに悪夢を怖れるようになっていた。
にも関わらず。私はつい口を滑らせてしまった。いまこの状況はその報いなのだろうか?
だとしたら……どうすれば許されるのだろう?
その答えは出ないまま、私の意識は完全に闇の中へと落ちきった。
……暖かい、それが最初に思ったことだった。
「れ…れ……む……れい……」
誰かが呼んでいる、私はそれに応えるかのようにゆっくりと目を開ける。そこには私を抱きかかえて今にも泣き出しそうな顔で私のことを呼びかけ続ける紫の姿があった。
「紫」
自然に声が出た。だから私はこれも夢なのだと思った。そもそも私を抱きかかえて泣きそうな顔をしている紫という時点でありえない、だから私は、何のためらいもなく紫の頬に触れた。
いつも力に満ちている姿とは違い、今目の前に居る紫は妙に弱々しい、感じる妖力も心なしか小さい気がした。
「どこに行ってたのよ、不安でしょうがなかったじゃない」
夢だからか私は素直な気持ちを吐き出していた。
「どこに行ってたのかは言えないけれど、ごめんなさい霊夢、まさか貴方がこんなことになるなんて思っても見なかったのよ」
「それは私もよ」
自分でもこんな風になるとは思わなかった。それくらい紫が大事なのだということに嫌でも気付かされた。
今こうして抱きかかえられていることがとても心地いい、頬に触れていた手を紫の手へと持っていき、そのまま指を絡めつなぐ、もう二度と紫がどこかに行ってしまわないように、
「見る夢全部がこんな夢だったら良いのに……」
「霊夢、貴方の見る夢が未来の出来事だとしても、貴方の言葉が力を宿す言霊だとしても、貴方が悪夢を見たとしても、悪夢は私が消し去ってあげる。貴方が不安を言葉にしてしまったのなら、私がその不安を取り除いてあげる。だから、もう安心して眠りなさい」
優しく握り返される手の温もり、夢の中で寝たらどうなるのだろう、現実に帰るのか、それともさらに深い夢の中へと沈んでいくのか、
「あんたに抱かれながら眠るなら、いい夢が見れそうだわ、だから……早く帰ってきてよね」
こうして私は再び深い闇の中に沈んでいく、だけど今度はそれが嫌ではなく、何故か目覚めれば紫が傍で微笑んでいてくれるような気がした。
そういえば、と私は紫が言った言葉を思い出す。
『貴方がどんな悪夢を見たとしても、そんなものに私が負けるようなことはないわ』
ああ、あれはそういう意味だったのかと気付いたとき、
(もっと分かりやすく言いなさいよ)
そう思わずに入られなかった。
(そしたらこんなに不安になることもなかったのに)
意識が完全に途切れ、再び目覚めたとき、私は神社の寝床で布団に寝かされており、すぐ横では紫が私と手をつないだままの状態で寝息を立てていた。
「お帰り」
私は小さくそう呟くと、紫が起きるまでずっとその寝顔を見続けていた。
It is my justice!という訳でもないのですがね。
基本、当人たちが幸せそうならどんな組み合わせでもOKな人です。
とはいえ、それでも紫と霊夢の組み合わせは私の中でも特別な気がします。
>>11
あえて伏せる形にしましたが、すっきりしなかったようですので失敗だったかもしれませんね。
言い訳しますと、それを明かす方向に持っていこうとすると紫様がどうにも不自然になりまして、最終的にすっぱり切ってみたら落ち着いたもので……もっと精進します。
>>12
冒頭の部分のことですよね?
夢の内容自体はうろ覚え、といったつもりで書いたのですが、こちらも紫様の行方同様もう少し明確な形にするべきだったかもしれません、
色々と練りこみ不足かもですね。
次に生かせるように頑張ってみます。
読んでくださった方、感想を下さった方、本当にありがとうございます。