Coolier - 新生・東方創想話

イナバ―ある日のお話

2008/12/08 02:10:34
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鈴仙・優曇華院・イナバ。

レイセン・ウドンゲイン・イナバ。

これが私の名前だ。

いい名前じゃないと師匠は言った。
まあ確かにと思わないでもない。

月で授かった名前が鈴仙。
八意永琳師匠に授かった名前が優曇華院。
蓬莱山輝夜様に授かった名前がイナバ。

どれをしたってみょうちきりんだがそれ以上にどうしていても自分を表してくれる名前だと思うし、なにより親しみやすい、らしい。「う、うどんげ?」―まじっすか?と最初に聞いたときは思ったこともいい思い出だ。そう、そこらへんのいたずらウサギどもにしたってそんな奇特な名前をもつ私を頭から笑ったりはしなかったし、むしろ月からの逃亡兵である私に対する警戒心を解く、いいきっかけになりさえした。
逃亡兵。

それも現在進行形の、である。
私だけではない、師匠も輝夜さまですら月の罪人なのだ。
その私たちが月にいると言われるウサギたちと共に生きているというのも妙な話である。

師匠いわく
「感傷じみていていいでしょう?皮肉のようでいいじゃない。永遠を生きるというのに永遠を象徴する月にいない私たちが。月にいる彼ら彼女らに万が一どんな形でか、この風景が伝わった時。私たちが月に彼ら彼女らに憧憬を抱いてるんじゃないか、帰りたいと思っているんじゃないか、と。きっと哀れに思ってくれるわよ」

―間抜けにもね、と師匠は続けた。

「じゃあ。私はあまりふさわしくないかもしれませんね」

永遠を生きるわけでも純粋なウサギでもないただ月にいた私にとっては、地上にいる月にもなりえないし月の一風景であるウサギというマスコットとしても中途半端じゃないか?
そう思った。

「まあね、輝夜様にペット扱いさせられているウドンゲ。自信を持ちなさい。私はあなたのそれは十分マスコットキャラとして通じるかわいさだと思うわよ」

―何の自信ですかー、と。
思わず苦笑いせざるを得ない。
確かに私に対するあの人の可愛がり方はペットに対するそれだ。かわいがることにまったく手加減しない。まるでウサギの如く、である。正直寝苦しい夜など抱き寄せられて一緒に寝たことは衝撃である。―抱き枕かっつーの、とやけに反抗的ないたずらウサギは言っていた。彼女もやられたことがあるらしい。聞くと割かし頻繁に。

反抗、ね。

微笑ましいもんだな、そう思った。











ある日、いつ頃だったか。
永遠亭に来たばかりの頃。
何年前だったか、一年の秋ごろに位置するのだろうか、永遠亭のある日。
いつも通り起床。
和風な部屋のふすまに蒲団を入れる。

「ふすま――妖怪」

この場所にはそんなものがいるそうだ。
もっとも正式名称は全然ふすまには縁もゆかりもないらしいけれど。
まだ直接見たことはないが。ついでに噂程度で聞いたところで言うならあまりいい性格ではないらしい。
きっと現れたら当面の目的を邪魔されること間違いない―みたいなことを師匠は言っていたが、ふーん、まあそんなものがいるならただ住んでいるだけでも暇はしなさそうだな、私はのんきにそう思った。すっと目に手を当てる
これだけ平和なら狂気の目を使うこともない。

―軍事学校の時を思い出した。

「近寄るんじゃない!私に触れるな!私の目を見るな!もう一人の私が来る!」

―そんな時期もあったなあ。

もう忘れたい、記憶から抹消したい思い出であるが、そういうものに限ってなかなか消えはしないもので暇になった時ほど思い出す。

「れいせんーおはようー!」

「うわっ!」

油断していたわけではないが恥ずかしい思い出に浸って体が止まっていたのも事実である。後ろからハグされた。腰のあたりに回された手は自分よりかなり身長が低いことを伝えている。

「あははっれーいーせーんー!」

「なっ何っ、やっ、やめて、くすぐったいっ!」

朝からにぎやかなことね、と師匠がいたなら言っただろうと思う。
くすぐったさから解放されたくて暴れてみるがそれも想定していたようで、きゅっ、と回した手を強める。

「あはっあははは!」

「やめっあはっあははは!やめてってば!ふぁっ!あっはははっ!」

「ここかここかここなのか~?ここがいいのかー?」

朝からにぎやかなことね、と脳内の師匠はまた繰り返す。なんと日向でテーブルと椅子に座り手にカップを持ち紅茶を飲んでいる余裕っぷりである。

そんな脳内映像はすぐに消える。くすぐったくて全身から力の抜けた私を抑える必要がないと感じたのだろうか?やがて胴をつかんでいた手はそれぞれ上へ下へと体をまさぐる。効果は絶大である。口からこぼれる笑いは見る人が見れば狂気のようだったと思う。笑いのつぼをことごとく抑えられた私はその場でへたり込みそうになった。が、

「あは、やふぇてって、いってるでしょぉ!!」

思い切り体を振り回した。

「ぷぎゅっ」

断末魔が聞こえた。
がつんっ、と肘に鈍い感触があった。
私を笑い死にさせようとした小さな生き物は間違いなくはるか後方に吹っ飛んで行った。私はその場で「ふー!ふー、ふーー。ふ―――――」と深呼吸する。

「ふ――――――――――――」

呼吸があらかたおさまってから怒気をこめて振り返る。

「てーゐー!あんた朝からー」

なにすんのよ、と続けようとして思わず黙ってしまった。

永遠亭きってのいたずらウサギは仰向けに倒れたままぴくりとも動かない。
鼻血のオプション付きである。
普通なら、

―いたたた、何すんのレーセン痛いじゃない。

とでも言うだろうに一言もない。

「オー!やっちまったか!シット!」と心の中の軍人が叫び、
「いえ待ちなさい!早く生死を確認するのです!」と心の中の師匠が叫ぶ!

―いいから師匠、コップに紅茶を注ぎ終えてから叫んでください。
やれやれ、脳内の師匠の悠長さは異常です。

「あれー、てゐちゃーん、ー大丈夫―?」

呼びかける。ちゃん付けである。見てみると、おお、見事にあごにクリーンヒットしたようだ。
そこだけが痛々しく腫れている。
ここまでブリッジのようにのけぞったまま倒れた生き物を私は見たことがない。
―んー、だいぶなまっちゃったと思ったんだけどな。恐るべし軍隊生活。

「―――て、てゐ?」

へんじがないただのしかばねのようだ
―えーそろそろ起きてよ。ぶっちゃけ面倒臭いよ、と心の片隅で思った。
焦りながら顔を覗き込んでみようとする。

「―とうっ!」

頭突きをくらった。何と敵はまだ生きていた!
すたっ、と軽快に立ち上って

「へっへーん!だ、だまされてやんのっ!」

こっちを指さして片手は腰に手を当てポーズをとる。

「―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――」

目に涙を浮かべた状態でそんなこと言われてもなんだか全然そんな気がしない。
しかし見事なのは数瞬、そう私が息を整えるわずか数瞬の間にいたずらを計画実行に移したこの涙目の白ウサギである。ブリッジのようにのけぞったのは私に攻撃圏まで近寄らせるためか。確かにしてやられた。何度も言うが目に涙を浮かべられなければの話である。

「てゐ」

向かい合う形で私は言う。

「ごめんね」

こちらから、手を差し出す。
どうだこれこそ格の違い。器の違いである。戦場で修羅場で生死の境界で培った人として器の違いである!
自然に私の目は伏し目がちになる。口元がほほ笑みの形を作る。
「本当に素直ないい子ね」脳内の師匠も紅茶片手に笑ってくれている。




「謝ってんじゃね―――――!」



どうやらただ殴りやすい格好になっただけらしい。
私の口元におもいっきり右拳がねじこまれる。

「―――――――痛い」

思わず言葉が口からこぼれる。
痛い。体がぐらつく。
それ以上にこの理不尽な展開に軽い拳以上にダメージを受けて涙目になる。
私が必要以上に赤い目でてゐを見ると


「だまされるほうが悪―んだよ!」


と、捨て台詞を吐き捨てて廊下に消えていった。


「だから騙されるのよね」


ため息とともに脳内の師匠―ではなく現実の師匠が言った。
片手には紅茶ではなく、ウサギをつかまえて。













その後、
朝から騒ぎすぎた私たちは二人とも説教された。

―理不尽。













折檻が終わってようやく解放されたころ、私は師匠にお使いを頼まれた。

見るともう昼過ぎである。
―姫様は今日もいつもと変わらず部屋で本でも読んでいるのだろうか?
今日もこの時間まで見ていない。
あのクソウサギ最初の一分、もしくは師匠が見回りに来る時は、

「ごめんなさい!もうしません!許してください!すいませんでした皮をはがないでください!」

心にもないことを言っていた。
縛られて逆さ吊りされたら普通に死ぬというのにこのウサギやはり並ではない。
ちなみに私は正座である。

「反省の色が見れないわ」

と4回ほど言われた。
と一回一時間でくる師匠の見周り。
折檻は五時間ほど続いたことになる。
私に至ってはまだ足がしびれている。

「レイセンサン、スイマセンデシタ」

と蒼い顔で片言で機械のように言っている傍らのウサギに比べればはるかにましなのだけれど。

「それでどこに行ってくればいいんですか?」

「簡単なことよ。人里に行って薬を届けてくれればいいわ」

「わかりました」

確かに簡単なことじゃないか。
師匠に弟子入りしたからにはやがて人里とかかわりを持つ。

―最近お年寄りが多くなったからね。
訪問のほうが多いのだそうだ。
つまり助手としてこれから必要になる土地感を頭に入れておけということか。

「散歩も兼ねてそうね、夕方まで帰ってこなくていいわ」

「―わかりました。いってきます」

「あとウドンゲ」

「なんでしょう」

「因幡のことはあまり毛嫌いしないで頂戴ね」

「――――」

―たったいままで逆さづりにしていた張本人がよくいう。
輝夜様はペットを飼っているくらいの感覚かもしれないがこの人は親のようなものかもしれない。

「―わかりましたよ。改めて、いってきます」

私はいい加減、目的地に行くことにした。






















「本当に素直ないい子ねーそして」


「―てゐ」

私は全身がびくっと反応する。
しかし起き上がれない。
満身創痍である。

「そのままでいいからよく聞きなさい。とりあえずよくやってくれたわ。これで計画には支障なし、このまま私は作業に戻る。あなたはじっくり体を休めなさい」

「御意」

血のいかなくなった頭から無理やり言葉を吐き出す。今まで言ったこともない言葉を。

「迫真の演技だったわ、まさに希代の詐欺師とでも言ってきましょう」

「感謝」

―また言ったよ。私。普段でもこんな折檻はされないからだ。


『――――――痛い』


やりすぎちゃったかなー。まあいっか。私は詐欺師。だまして信じてもらえなくなって嫌われる。そこだけは相も変わらずいつも通りだ。

何も変わらない。

「ねえ、永琳様、何で詐欺師って人に嘘をつくんですか?」

「決まってるじゃない。相手を失望させたくないからよ」

なるほど、と思った。














「ふぅ、―通り終わったわねー」

散歩どころではなかった。
どこの家を回るか。渡さなければいけない処方箋はどれか。
自己紹介にお茶を出されることもしばしばあったため断るのもひどかろう会話に付き合ってあげないのもひどかろうということで、すべての家に回るのはかなりの時間をかけてしまった。10軒くらいなのに、師匠の要領のよさを見習いたいものである。
日がすっかり落ちてしまった。

「わあぁ」

帰り道、思わず声を上げてしまう。今日は満月だ。
師匠の機嫌がよければお団子くらいにはありつけるかもと思う。
楽しみである。



永遠亭が近づいてくるにつれ月が大きくなるように見えた。
ススキ、ウサギ、頭をたれた稲穂、竹林。
本当にこの場所は月が好きな人間にはたまらない場所のようだ。
この場所は素敵だ。
戦争を体験している私だけれど、そこからみっともなく逃れてきた私だけれど。
そう思ってしまう。
たぶんみんなにたようなものなんだろうなとも思う。
永遠亭の住人に限らず。

みんなこの満月を見ていると思うと何か不思議な気分になった。
月は永遠だ。それだけは疑いようがない。





永遠亭につくと私は驚いた。
いつもこの場所はウサギであふれ返っているけれど今日の数は異常だったからだ。
どのウサギも落ち着かないように嬉々として何かを待っているようだ。
状況が飲み込めない。

「何?なんか始まるの?」

屋根の上に人影が―強い光に照らし出される。
―スポットライト?

「皆さん―大変長らくお待たせいたしました!
第千回―!蓬莱の永遠亭―秋のお月見大会を開催いたします!
司会は恒例のこの私、八意永琳がお送りいたしまーす!」
うおおおおおおおおおお!えーりん!えーりん!えーりん!えーりん!えーりん!えーりん!えーりん!えーりん!えーりん!えーりん!えーりん!えーりん!えーりん!えーりん!えーりん!えーりん!えーりん!えーりん!えーりん!えーりん!えーりん!えーりん!えーりん!えーりん!えーりん!えーりん!えーりん!えーりん!えーりん!えーりん!えーりん!
うおおおおおおおおおおお!

―永遠亭の熱気は一気に膨れ上がった。
機嫌がいいどころではない。師匠マイク片手にのりのりである。
―マイク?
呆然としている私の手を誰かが引く。
見ればてゐである。

「早くこっち来なさいよ!時間が押してる!」

「あっちょっとてゐ?」

引きずられるように屋根の上に連れて行かれる。









「おお!本日の主役が現れました!今大会初参加!患部で止まってすぐ溶ける!レイセン・ウドンゲイン・イナバ!通称ウドンゲーーーー!」

師匠は間近に見てもノリノリだった。

うおおおおおおおおおおお!
ウドンゲ!ウドンゲ!ウドンゲ!-ウドン!ウドン!ウドン!
――イナバ!イナバ!イナバ!イナバ!イナバ!イナバ!イナバ!イナバ!イナバ!イナバ!イナバ!イナバ!イナバ!イナバ!イナバ!イナバ!イナバ!イナバ!イナバ!イナバ!イナバ!イナバ!
うおおおおおおおおおおお!

途中から言いやすいほうに代えやがった!

「ではミュージックスタート!」

聞いたこともない音楽が、スピーカーから飛び出す。
スピーカー?
すべてのウサギが曲とともに動きだす!
曲自体初めて聞く曲なので聞き取れない個所は多数あったが
どうやら私の名前がちりばめられているようだ。
歌っている主は当然のごとく師匠である。

―師匠。事情は何となくわかってきましたがさすがに恥ずかしいです。

私はというとてゐに先行される形でダンスを踊る。

みっともなく何度も止まりながら。

しかし相方はというと珍しく素直に笑っていた、いや笑いかけていた。

わけのわからないなりに私も楽しくなって来たので自分から振り付けを即興でやってみる。

器用な相方は簡単に私の動きに合わせてくれる。

ウサギたちから見れば―私たちは月の上で踊っているように見えたかも知れないなと思った。










「-はい!次―1456番火の輪くぐり!」


解放された私はいまだにノリノリな師匠の声を聞きながらウサギたちの出し物を見ていた。
ウサギたちがさまざまな出し物を命がけでするというのも見ていて楽しめた。

たくさんの出し物が出尽くした頃合い。
最後の出し物は永遠亭の主と竹林の不死者の真剣勝負、というもので。
すさまじい爆音と空に広がる弾幕。
それは花火のように見えてとてもきれいだった。
ほとんど実力は互角、
戦いの進め方も同様。
といえたが最後に最後消耗し続けたお互いが殴りあうことになり
永遠亭の庭の中心で決着はついた。
声援の大きさで紙一重。
主催した側としての意地を通す形で我らが主人は勝利した。

相手方も主人とは犬猿のようでさっさと帰ってしまったが、激しい死闘と敵地での不屈の精神をみせつけ、さらに敗戦しても潔く帰っていくだけの姿勢がいくらかの永遠亭内にファンを作ったことはおかしかった。
我が主人と言えば

「蓬莱山輝夜最強――――――!」

とか言ってさらに相手を貶めたりしたのでちょっと引かれていた。
あれだけの死闘を見せつけられればそんなものは些細である。
相手方の姿が見えなくなったとき。
すぐに倒れてウサギたちの中に倒れていったが。

「えー、長きにわたったこの記念すべき永遠亭千年目の記念祭を最後に勝利で飾ってくれた我らが主人に惜しみない拍手を!それでは今年度の月見大会を終了いたします!皆さんお疲れ様でした!」

もちろん大半のウサギが永遠亭住まいなので今日はつぶれるほど飲むことになるのだろう。
ほとんどのウサギは帰らなかった。

酒臭いウサギなんてやだなあとか思いつつ同じ永遠亭のウサギである私も結局飲み続けたのだが。





マイク、スポットライト、スピーカー、その他さまざまな小道具そして舞台設定。

「朝から、私の見えないところでまさか一から作っていたとはね」

―サプライズとして。
そのための折檻とお使いだった、ということだ。
言ってみればそれだけのことだけど、私なんかのためにここまでのことをしてくれるなんてと思ってしまう。

「てゐ、それにしてもあんたもなかなか殊勝なことするじゃない」

私はてゐに言う。

「なんのこと~?」

「私のために体を張って私をだましたじゃない、そのことよ」

「一度はサメに襲われ皮をはがされた身だからね。あれくらいどってことないよ」

「――――――」

―私はむしろこの子は素直すぎるのかもしれないなと思ってしまった。

ウサギ。かつて神に自らの身を供物としてささげたというそんな動物。

だから月にウサギがいるという。

詐欺師として誰かをだまして信じられなくして嫌われてだからこそ最低限の信頼も何も持っていない。

だからこそ誰かのために何かをすることばっかり考えているそんな動物。

「てゐ、私はさ。こっち来てからさ。全然さびしい思いしてないんだ」

月から逃げて来たけど。
戦場に色んなものを置いてきたけれど。
誰も彼も知らない人ばっかの場所だけどー

「あんたってさ」

私は言う。

「本当、いやな奴で、にくたらしくて、ウソつきで、いたずらばっかして、呆れるくらいいやなやつだけど―――――」

てゐは私の口元を押さえるように人差し指を出す。

にやにやしながら、その先は私が言う、といわんばかりに。


そうはいくか。しっかり聞いてもらう。
















「「本当にいやなやつだよね」」
没を通しての作品です。
でも後悔はしていないです。

>>レイセン・ウドンゲ・イナバ→レイセン・ウドンゲイン・イナバ
>>鈴仙・優曇華院・因幡→鈴仙・優曇華院・イナバ

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コメント



0.630簡易評価
4.10名前が無い程度の能力削除
レイセン・ウドンゲ・イナバ
・・・ネタ・・・だよ・・・な?
6.10名前が無い程度の能力削除
>レイセン・ウドンゲ・イナバ

正しくは レイセン・ウドンゲイン・イナバ ですね ^^;
「院(イン)」が抜けてます
8.10名前が無い程度の能力削除
投稿するならもっと上手くなってからにしましょう。
自分の書いた文章を他人に見てもらう等した方がいいでしょう。
ぶっちゃけ駄作ばかり投下されても邪魔でしょう。
9.50煉獄削除
そこまで悪くはなかったようには思えるけど・・・。
ただ、罫線を使うあまり他の文字と融合してしまう危険も
ありますから気をつけてください。
たとえば「一」がもっとも解りづらくなります。
それを踏まえて誤字、脱字を。

>「ふぅ─通り終わったわねー」
ここなんですが、一通り・・・・が正しいのかな?
10.無評価名前が無い程度の能力削除
前の消してしまわれたSSも含め、原作の設定……特に名称などをよく把握されていない様に見受けられます。
駄作とまでは思いませんが、そういう設定を間違えている部分が所々に見られるので、
読んでいて、「あれ?」と思える部分がとても違和感となって残ります。

評価されている作家の方のSSをよく読んでみてから、ご自身のSSと何が違うのか?という部分を自分なりに把握しておかないと、たとえ創作意欲があり、アイデアが浮かんで来ても、その折角のアイデアが生かせず、評価されないと思います。
このままで行かれると、SSを投稿すればするほど、ご自身が不快に思えるコメントだけが増えていくだけの状況になってしまわれると思いますよ。

偉そうにごめんなさい。
12.無評価gu-min削除
>4様
今まで散々釣りといわれるほど拙い文章で
皆さんに不本意なレスを誘いましたが、
これはひどいです。

作者のガチミスです。
平謝りです。
出オチです。
主役なのに。

すいませんでした。

>6様
ありがとうございます。
ここまで基本的な注釈が必要なのは本当に致命的だなあと思いました。

>8様
そうかもしれません、と思いました。

>9様
ありがとうございます。
>>「ふぅ─通り終わったわねー」
一通りです。
罫線は多用しすぎていますね。
ご指摘の通りです。

修正します。

>10様
ありがとうございます。
確かに常連の作家の方々のSSは本当に参考になります。
面白いものが一日ペースで乗りますし。

違いは―といわれると今のところ把握していませんね。
すいません。

コメントの不快云々に関しては。
どうでしょうね?
コメントの影響を受けながらこの作品は書きあがっているため。
正直そんなに不快な感じはありません。

突き放されたら確かにつらいですが。
15.50名前が無い程度の能力削除
落ち着け
落ち着くんだ
投稿ペースが早すぎる
がんがん書くのはいいことだが、がんがん投稿するのはいいとは言えない
とりあえず十分な推敲(書いてから三日くらい寝せておいて、また見る)をして「これなら天下を取れるぜ! うひょひょ」くらい思うようなものを投稿するんだ
がんがん投稿できて、高得点を取れるのは熟練した天才たちだけだ
さあ頑張るんだ
がんがん投稿してがんがん点数を取れるようになるまで頑張るんだ
16.60名前が無い程度の能力削除
やはり東方に関する知識が不足している感じで、それにアクの強い二次ネタを絡めているので
全体的に文章が薄っぺらくなっていますし、文章的な作法にも稚拙なところが多々見受けられます。

が、話の流れ自体はテンポも良く、ちょっとした掛け合いやラストへの持って行き方に心地よさが有り、
指摘されたことを正面から受け止める前向きさがあるのでこれからが楽しみでもあります。


……正確には「鈴仙・優曇華院・イナバ」で最後は漢字では無いんですよ。
イザヨイネット等が色々と調べるのに便利ですよ。
19.70名前が無い程度の能力削除
話の流れは悪くないし、たまに出てくる小ネタにも光るものを感じる。
だけど、どこか話の内容が薄く感じてしまってもったいないなと思ってしまいます。

上の方も言うように知識不足な所もあるでしょうから、資料を集めてみて自分なりにまとめてみるといいんじゃないでしょうか?
原作設定や二次設定とかの判断もしっかり出来るようになりますしね。

これから先に期待しますって事でこの点数を。
20.無評価gu-min削除
>15様
先日レスを下さった方かと思います。
懲りずに目を通してくださってありがとうございます。

白状します。

「最初に間違わなければそこそこ評価上がったかなぁ」

とか今の今まで思ってしまいました。
本当にすいませんでした。

ばーか!>12のばーか!


落ち着きます、落ち着きます。

>16様
最後まで読んでくれて本当にありがとうございます。
意外と自分では納得して書いてるつもりでも、説明不足だったり背景描写が手抜きだったり。

多分知らない人の作品だったら、客観してみると。

「分量は少ないし説明不足なのにやけに登場人物の動きが速いなあ」
と思ってしまいます。

さて、名前ですが―
すいません!

>12思いっきり誤解してるじゃん!死ね!

訂正します。

これに懲りずに次回も見て頂けると幸いです。
21.無評価gu-min削除
>19様
重ねるようですみません。
先ほどコメント見逃しました。

ありがとうございます。
正直気恥ずかしい部分もなくはないですが
楽しみながらやってみます。
22.10名前が無い程度の能力削除
前作をなぜ消したのか不明ですが、もっと時間かけて考えて書いてみては?
最低限の誤字も確認せず、今までの作品で「もっと推敲を」といわれ二つ返事で毎日こんな駄文あげてるんじゃさすがに進歩しませんよ

一度書いたらまずは誤字を確認、そして次の日に読み直して自分でおもしろいか、くらいはしましょう。
書き終わった!投稿!じゃいつまでたっても低い評価はかわらないし、自分で意味もなく消す荒らしのようで迷惑です。
23.無評価名前が無い程度の能力削除
文章として体をなしていないというわけでもないんですが
あまりにも東方という前提をもったSSとして完成度が低いと言わざるを得ません。
イザヨイネットとか東方元ネタWikiを見てみる事をお勧めしておきます。
25.70与吉削除
このような事を申し上げると、
他の方々から甘い奴だとお叱りを受けそうで恐ろしいのですが、
私には氏の作品は駄作であるとは思えませんでした。
もしかしたら、氏の作品は「嫌われやすい」
若しくは「創想話に向いていない」傾向にあるだけなのかも知れません。
決して面白くないという事は無いのです。
上で他の方々が仰っている通り、光る小ネタを氏は数多く持っているのです。
ともすればダレてしまいがちな文章媒体の表現で、それは氏の大きな武器であると私は思います。
私もまだまだ浅才でして(出涸らしの意味を間違えるような大馬鹿者です)、
上の方々のように的を射た意見を申し上げることは出来ないのですが、
氏の素敵な文章がもっと多くの方々に抵抗なく読んで頂けるために、
人々に好かれやすい表現、嫌われやすい表現の典型を挙げてみたいと思います。
基本事項も列挙してしまい、大変失礼な事なのかもしれませんが、
余計なお世話だとお思いになった箇所は、
こんなの知ってるよばーか、と読み飛ばして戴ければ幸いです。




先ず、やはりダッシュ、つまり「―」の使い方について気になる方が多いようです。
例えば、
「やった―――――――っ!!」
のように表現すると語尾を延ばす意味、感情の高まりの様子を容易く込める事が出来ます。
私はそのような表現は気にならないのですが、
実は「―」は「――」のように二つセットにして使うという文章の基本的なルールが存在していまして、
そのルールを忠実に守っていないと違和感を覚えてしまう読者の方々も多くいらっしゃいます。
また、ダッシュは元々は「森羅万象――あまねく全ての事」のように、
言い換えなどに用いる技法であるという見方をする方もいらっしゃいます。
つまり、基本的には
「やったー!」
と表現するのが通例というわけです。なんだか、少しだけ間抜けな文に見えてしまうかも知れません。
SSという気軽な表現空間でなにを堅いことを、とお思いになるかも知れませんが、
この変更だけで随分と皆さんの態度が柔らかくなったのを覚えています。
実は私自身、三点リーダ、つまり「……」を「…………」のように重ねて使う悪癖を持っていまして、
それで袋だたきにされた事があるのです。
ですので、語尾を延ばす、または叫び声をあげる、などの表現を用いたい場合は

『 「やったあ!」
  と少年は拳を振り上げて長い歓喜の声をあげた。 』

のように出来るだけ『――――』といった表現に頼らずに地の文で状況を描写するようにすると、
基本ルールに忠実な方々も読んでいて抵抗のない文章になるかと思います。
慣れるまでがなかなかに大変なのですが、
このキャラクターのこの動きを地の文と会話文の組み合わせでどのように表すか……。
そのように思いを膨らませることもとても楽しいものです。

このような文章上のルールの中の一つに、感嘆符や疑問符の後にはスペースを一つ空けるというものもあります。
つまり、
「来た! メイン盾来た!」
というような表現が好まれやすいわけです。
これについて指摘するような方はあまり見受けませんが、
万全を期すならばこのような配慮もしておくに越したことはありません。


また、二次設定の濫用についても少し注意してみること、
これが何よりも大切な事だと思います。
創想話の読者の方々は東方の世界観、
そしてキャラクターを何より愛しておられます。
もちろん、それは氏にしても同じ事であると思います。
ただ、東方の世界観を表現する時にあまり用いない方が良い、
つまり人を選ぶ二次設定やネタも存在するのです。
顕著なものを挙げれば、
十六夜咲夜のPAD長ネタ。
紅美鈴の中国ネタ。
また、イオシスさんやビートまりおさんなどといった方々の
いわゆる『魔理沙は~』や『患部で~』、
そして『えーりん、えーりん』などというネタを
SS内に挟み込む事は非常に嫌われる場合が多いです。
私自身、霖之助に対するふんどしネタは敬遠してしまう質です。
もちろん、そういったネタを上手く料理すれば話は別なのですが、
(事実、ahoさんの『ババァ』ネタは非常にクリティカルなのですが、
彼はそれを上手く使いこなして、温かな雰囲気を作り出していらっしゃる。妬ましいことです)
往々にしてその手のネタは叩かれる傾向にあります。
ニコニコ動画などの一部のサイトだけで流行っている設定には注意を配った方が良いかも知れません。
読者の方々が望むのは原作の世界観に基づいて作者が少し解釈を加えて、再構成した物語だと、
私は勝手ながらそう解釈しております。
ですから、上でみなさんが仰っているように一度Wikiなどで設定をじっくり読み込んでみるのも良いかも知れません。




長々と、身の程も弁えずに下らない事を述べてしまい申し訳ありません。
私自身まだ読者の方々のお叱りに支えられている身でありながら
このように馬鹿な事を言うことは非常に失礼な事とも存じております。
ですが、「嫌われやすい文体」であるというだけで
氏のSSの和気藹々とした世界観が評価されず、
枝葉末節ばかり突かれることが私には我慢ならないのです。
あなたのSSは面白い。
絶対に、面白いのです。
ですから、今一度読者の視点に立って頂きたいのです。
そうするだけで、きっと氏の世界観は読者の方々に受け入れられるはずなのです。
ただ、私の言った事を全て鵜呑みにしないでください。
そうすることで、氏の味を消して欲しくはないのです。
意見は、取捨選択するものです。
長文乱文失礼しました。
次回作を心待ちにしております。
それではまた。
26.50名前が無い程度の能力削除
話の内容自体はシンプルですが、特に前半の流れには好感が持てました。
"ふすま妖怪"や"詐欺師"のくだりなどは秀逸だと思います。
ただ、意図は理解できますが後半で前半の雰囲気をぶち壊しにしてしまったのが残念でなりません。
ニコニコネタを使わなければもうちょっとしっとりとした作品になったのではないでしょうか。

作品が出来上がる際の興奮は書く者にしか分かりません。
それを抑えるのはとても苦労することだと思います。
ですが、ここは公共の投稿所なのです。
投稿する前に一度深呼吸をし、読みやすさを確認してはどうでしょうか。
ノベルチェッカーなどのツールを使用するのも一手段かと。
28.無評価gu-min削除
>22様
作品削除、レスの意見を無視した投稿。
本当にすみません。

前作を消した理由をあげるとやはり書きあがっただけのものだったからといえます。
作者でさえそう思ったのでこれが人の目に移ったらよけいひどいものだった、そう思います。

正直この作品も「できた!投稿だ!」
そういう流れだったことは間違いありません。
やけにあっさりとした出来だったので

「こういうのがいいのか?」と思いました。

これはプロットとして扱うべきものだったと思っています。

>23様
ありがとうございます。

このコメントを見たあたり、
「東方ファンの東方ファンによる東方ファンのサイト」と実感しました。

最低限の礼儀。
最大限の作品理解。

これがこのサイトの信条なら本当に頑張ろう、そう思います。

イザヨイネット見ました!
体験版のイージー以外、実際にプレイをしたことがないという唾棄すべきへタレなため
ルナティックがどれだけ神かわかりません。

>与吉様
ありがとうございます。

なんというか、恐縮です。

レスの遅さがどれだけ不遜に当たるか考えるだに恐ろしいです。
こう言う前置きをすると、
駄文にレスをしなかった、
または名前を明かさなかったルナティックな読者から締められそうです。
しかしあり得ない文量です。

よくコメントを見ると一作目から読んでいるようです。
今更ながら全身をかきむしりたくなる事実です。

・―多用の件。
これも何度も何度も言われてきましたが。
わかりやすい、そう思いました。
作者は何度もコメントを覗くために作品をクリックする痛すぎるヤツなので
特に例文に関しては何度も何度も読み返したいと思います。

・二次創作の件について
ahoさんはすごいですよねー
おかげでなかなか紫様を出せません。
曲を使ったネタはかなり二次的なモノの中でも象徴っぽいですね。
ノリノリな師匠が書きたかったための選択でした。

もう投下した作品は大海に放り出した子供のようなものなので、
親である自分の手の届かないものとして考えたいと思います。
彼ら次第。

読者視点はだからできるだけ、今までのは置いといて、
新しい作品を作る過程で取り入れたい、そう思います。
新鮮な視点が持てると思いますし。

自分の味って結局食べられなきゃわかりませんが
自分が好きなものを食べてきた結果なんだろうと思うので、

たぶんこれからもニコニコ見るかもですね。

後半の分はちょっと照れる以外ありませんが、
貴重なアドバイス心から感謝します。

>26様
「あれがいわゆるニコニコネタというやつか!」
好きなんですけどやっぱ破壊的ですよね。
考えると今書いてる作品も冒頭から破壊的なのですみませんまったく懲りてません。

ぶっちゃけこの作品ほど書いてて楽しかったのもないな、というのも事実です。
興奮しすぎて冷静さを見失っちゃったら元も子もないですしね。
うーん。ノベルチェッカーとはなんでしょうか?
30.無評価26削除
破壊的であると同時にすべてをコメディにする禁断の道具と言えない事もないかもしれませんね。
用法用量を守り、正しくお使いください、みたいな。

分からない単語が出てきたら取り敢えず検索してみることが近道です。
ノベルチェッカーは文字数カウントと同時に文章のミスをある程度チェックしてくれるツールです。
もちろんすべてに従う必要はありません。
演出上ここでこうしたほうが、と思うような状況は必ず出てくるでしょう。
しかし、これを使うことである程度自然に文法規則の基礎を得られると思います。
では、次回作も頑張ってくださいね。