<このSSに登場するキャラクターの体格設定は作者独自のものです。>
「もしかして、P・A・Dって胸のことじゃないんですかね」
何を馬鹿馬鹿しい。
レミリアは、さも大発見かのように言う小悪魔を一笑する。
「朝で頭が回ってないのよ、もう7時だから」
自分の頭だって回っていない。
レミリアは首を振る。
「えっ、だってみんな胸を締められてるじゃないですか。だから、胸が関係あるんじゃないかな、と思って」
まだ言うか。
「私はね、そんな次元の話しをしているんじゃないの。全く」
小悪魔は腑に落ちぬ顔をした。
そろそろ朝食の時間である。
しかし部屋に戻ろうとした矢先、1人のメイドがレミリアに話しかける。
「どうしたの」
「フランドール様が、呼びかけても起きてきません」
レミリアは小悪魔と顔を見合わせる。
「鍵は閉まっているの?」
「はい」
レミリアはメイドに小悪魔を引き連れ、最上階にあるフランドールの部屋まで駆け上がる。
地下室にいる時には気付かなかったが、外は土砂降りになっていた。雷の音が聞こえる。
「フラン?」
レミリアはフランドールの部屋のドアを叩く。
やはり返事はない。
物音一つしない。
「鍵は」
自分が鍵を分配したことを思い出し、レミリアは舌打つ。
「どうしましょう」
うろたえる小悪魔を尻目にレミリアが勢いよく扉を蹴飛ばし、分厚い木製の扉に大きな穴が開く。
もう一度蹴りを入れるとようやく、人が通れる程の穴が開いた。
穴からは、ベッドに横たわったフランが見えた。
「フラン」
レミリアに続き、二人も部屋の中に駆け込んで行く。
「フランドール様」
3人目の犠牲者が出てしまった。
フランドールはドロワーズ一枚残して服を剥ぎ取られ、胸にサラシを巻かれたままベッドの上で気絶していた。
「急いで取らないと」
小悪魔とメイドが協力してサラシを外す。
すると、やはり真っ平らな胸が現れた。
フランドールの胸は件の二人同様、これでもかと言うほど平坦に均されていた。
「何てこと」
遂にフランドールまでもが、被害にあってしまった。
「すぐに永遠亭にっ」
「外は土砂降りで、酷い雷ですよ」
吸血鬼のフランドールが外出出来ない雨天。
恐らく、このタイミングを狙ったのだ。
レミリアは舌打ちした。
「使いを出しなさい」
「来てくれるでしょうか」
レミリアは苛立つ。
「何としても来てもらわないと。今度は薬師に」
レミリアは、部屋の前に集まって来たメイド達に聞く。
「誰か、咲夜を見た者は?」
どよめきが起き、皆一様に首を振る。
言わずもがな、犯人は他に考えられない。
「小悪魔、付き合って」
「はい」
小悪魔が固く唇を結ぶのが分かった。
「咲夜」
小悪魔と数人のメイドが見守る中、咲夜の部屋の戸を叩く。
やはり返事は無い。
「行きましょう」
「あら」
小悪魔に促されてドアノブに手をかけると、鍵がかかっておらずドアは存外に容易く開いた。
拍子抜けである。
「開いてる?」
レミリアを先頭にして、数人が整頓された部屋に足を踏み入れる。
部屋の中央のベッドは盛り上がっており、端からは銀髪が覗いている。
レミリアは非常に嫌な予感に駆られる。
「咲夜?」
レミリアは咲夜にかかった毛布を引っぺがした途端、言葉を失った。
そう、彼女もまた露出した上半身にサラシを巻き付けられていたのだ。
この瞬間、レミリアの予想は崩壊し容疑者が全て消えた。
「嘘」
部屋が静まりかえる。
「咲夜さん」
小悪魔がサラシを取り外しにかかる。
もはや言うにや及ばず、サラシを外された咲夜の胸も真っ平らであった。
まさしく平坦であった。
「誰だっ、誰がやった」
レミリアが吠えた。
メイド達はなす術もなく手をこまねく。
「この雷雨では、とても二人を運べそうにありません」
「どうしましょう」
不安感を露わに聞いてくるメイドを前にレミリアも頭を抱えた。
「咲夜だけでも、何とかならない?」
「私が連れて行きましょうか」
小悪魔が言った。
「もう使いは出したの?」
「はい。幾分時間はかかると思いますが、先ほど出発しました」
どちらにしろ、永琳が到着することになるらしい。
「じゃあいいわ。到着を待ちましょう」
フランドールがレミリアの部屋に二人がかりで運ばれてきて、レミリアのベッドに寝かせられる。
先ほど彼女の部屋のドアを蹴飛ばして穴を開けてしまったため、緊急措置である。
脇では小悪魔が所在なく呆然と立っている。
「あなたは咲夜の具合を見ててもらえる?」
小悪魔は頷いた。
「レミリア様」
「何?」
「状況が状況なので言わなかったのですが、この間チェスをしていた折、フランドール様が「私、やっとBカップになったんだ」と言って喜んでおりました」
レミリアは何か言葉を返そうとしたが、喉に詰まってしまった。
レミリアはフランドールの手を取って嗚咽を漏らす。
余りにも惨すぎる。
「ただこれだけです。すみません、こんな時に。それでは私は咲夜さんのところに」
小悪魔は足早に部屋から出て行ってしまった。
午前8時。使いのメイドが出発した約5分後のことであった。
午前9時。未だ使いは帰らず、気力を完全に失ったレミリアは呆然とフランドールの隣に腰掛けていた。
容疑者が全員消えてしまった。
レミリアは頭を抱えて唸った。
あのメイド達の中に犯人がいるというのか。
まさか部外者が関わっているということはないだろう。
「P・A・Dって胸のことじゃないんですかね」、と小悪魔の言葉が妙に引っかかる。
レミリアは手帳を開き、もう一度パチュリーの残した資料を確認する。
************************************
紅魔館××××年度、新人メイド採用試験結果{極秘}
*記載順に、番号|名前|記述試験結果(100点満点)|スリーサイズ|備考|合否
0001|×××××|92点|72・57・77|金髪、近視、両耳ピアス跡あり|○
0002|×××|54点|88・61・82|万引きの前科あり、黒髪、礼儀が成っていない|×
0003|×××××|12点|69・55・71|赤髪、近視|○
0004|××××××|26点|65・54・68|窃盗の前科あり、長身、緑髪|○
0005|×××××|82点|90・60・86|金髪、口調が大変荒い|×
0006|××××|53点|80・59・82|メイドの経験あり|○
0007|××××××|60点|95・59・89|礼儀が成っていない|×
0008|×××××|14点|70・54・78|黒髪、長身|○
0009|×××××××|73点|67・54・70|多少口調に難あり|○
募集定員6名、応募人数9名、採用6名。
総責任者:紅 美鈴
***********************************
何かが引っかかる。
あと少しで重要な何かが分かりそうなのだ。
その時、部屋の扉がノックされた。
「お嬢様、失礼します」
鍵が掛かっているため、いちいち開けなければならない。
レミリアが鍵を開けてやると、見慣れない顔のメイドが見覚えのある紙を差し出した。
「これが、フランドール様の部屋にありましたので届けた方がいいかと思いました」
そう、パチュリーが残した例の紙だ。
「ご苦労様」
メイドは紙を渡すと、頭を下げて歩いて行ってしまった。
何か奇妙だ。
犯人がフランドールを狙った理由はこれを手に入れるためではなかったのか。
犯人はこの紙をフランドールが持っていることを知らなかった。
外を見ると、雨がいよいよ強くなっている。
一体誰が。
考えに行き詰まる度、紅茶を飲みたく思うも咲夜はいない。
「遅い」
使いのメイドが出発してから一時間が経過しようとしている今、レミリアは更なる不安感に襲われる。
「P・A・Dって胸のことじゃないんですかね」と、再び小悪魔の言葉が頭の中に響く。
何だ、この違和感は。
フランドールが襲われたのは資料のためではなくただ「何かを知っている可能性」を消すためだとすれば。はたまたカムフラージュのためだとすれば。
その目的は、犯人がこの日を狙って一気に証拠を隠滅するつもりだとすれば。
「PAD」が本当に「胸パッド」の意味だとしたら。
「まさか」
突如、稲妻が走るように一つの仮説がレミリアの頭に浮かんだ。
酷く馬鹿馬鹿しく荒唐無稽な仮説ではあったが、それがもし正しければ全てに納得が行く。
レミリアは再び資料を見る。
まさか、この資料の本当の意味は。一連の犯人は。だとすれば小悪魔も危ない。
レミリアは勢いよく頭を振って考えを振り払った。
「まさかね」
余りにも突飛な考えを笑う。
きっと疲れているのだ。
そんなことが現実にあり得るはずがない。馬鹿馬鹿しい。
一から捜索のやり直しだ。
それにしても使いが遅いことにレミリアは苛立つ。
がた、と窓が開き窓際の椅子が倒れたが、レミリアは顔色一つ変えずに机に向かう。
直後、ずぶ濡れの彼女が窓から入ってきたことにレミリアは気付けなかった。
椅子が倒れた音すら認識できなかった。
レミリアが椅子に寄り掛かると、肩に手がかけられた。
その手は次第に下へと進みレミリアは目を見開く。
「お嬢様。そのような格好では冷えますよ」
仮に、初めから胸の無い女がいたとしたら。
「もしかして、P・A・Dって胸のことじゃないんですかね」
何を馬鹿馬鹿しい。
レミリアは、さも大発見かのように言う小悪魔を一笑する。
「朝で頭が回ってないのよ、もう7時だから」
自分の頭だって回っていない。
レミリアは首を振る。
「えっ、だってみんな胸を締められてるじゃないですか。だから、胸が関係あるんじゃないかな、と思って」
まだ言うか。
「私はね、そんな次元の話しをしているんじゃないの。全く」
小悪魔は腑に落ちぬ顔をした。
そろそろ朝食の時間である。
しかし部屋に戻ろうとした矢先、1人のメイドがレミリアに話しかける。
「どうしたの」
「フランドール様が、呼びかけても起きてきません」
レミリアは小悪魔と顔を見合わせる。
「鍵は閉まっているの?」
「はい」
レミリアはメイドに小悪魔を引き連れ、最上階にあるフランドールの部屋まで駆け上がる。
地下室にいる時には気付かなかったが、外は土砂降りになっていた。雷の音が聞こえる。
「フラン?」
レミリアはフランドールの部屋のドアを叩く。
やはり返事はない。
物音一つしない。
「鍵は」
自分が鍵を分配したことを思い出し、レミリアは舌打つ。
「どうしましょう」
うろたえる小悪魔を尻目にレミリアが勢いよく扉を蹴飛ばし、分厚い木製の扉に大きな穴が開く。
もう一度蹴りを入れるとようやく、人が通れる程の穴が開いた。
穴からは、ベッドに横たわったフランが見えた。
「フラン」
レミリアに続き、二人も部屋の中に駆け込んで行く。
「フランドール様」
3人目の犠牲者が出てしまった。
フランドールはドロワーズ一枚残して服を剥ぎ取られ、胸にサラシを巻かれたままベッドの上で気絶していた。
「急いで取らないと」
小悪魔とメイドが協力してサラシを外す。
すると、やはり真っ平らな胸が現れた。
フランドールの胸は件の二人同様、これでもかと言うほど平坦に均されていた。
「何てこと」
遂にフランドールまでもが、被害にあってしまった。
「すぐに永遠亭にっ」
「外は土砂降りで、酷い雷ですよ」
吸血鬼のフランドールが外出出来ない雨天。
恐らく、このタイミングを狙ったのだ。
レミリアは舌打ちした。
「使いを出しなさい」
「来てくれるでしょうか」
レミリアは苛立つ。
「何としても来てもらわないと。今度は薬師に」
レミリアは、部屋の前に集まって来たメイド達に聞く。
「誰か、咲夜を見た者は?」
どよめきが起き、皆一様に首を振る。
言わずもがな、犯人は他に考えられない。
「小悪魔、付き合って」
「はい」
小悪魔が固く唇を結ぶのが分かった。
「咲夜」
小悪魔と数人のメイドが見守る中、咲夜の部屋の戸を叩く。
やはり返事は無い。
「行きましょう」
「あら」
小悪魔に促されてドアノブに手をかけると、鍵がかかっておらずドアは存外に容易く開いた。
拍子抜けである。
「開いてる?」
レミリアを先頭にして、数人が整頓された部屋に足を踏み入れる。
部屋の中央のベッドは盛り上がっており、端からは銀髪が覗いている。
レミリアは非常に嫌な予感に駆られる。
「咲夜?」
レミリアは咲夜にかかった毛布を引っぺがした途端、言葉を失った。
そう、彼女もまた露出した上半身にサラシを巻き付けられていたのだ。
この瞬間、レミリアの予想は崩壊し容疑者が全て消えた。
「嘘」
部屋が静まりかえる。
「咲夜さん」
小悪魔がサラシを取り外しにかかる。
もはや言うにや及ばず、サラシを外された咲夜の胸も真っ平らであった。
まさしく平坦であった。
「誰だっ、誰がやった」
レミリアが吠えた。
メイド達はなす術もなく手をこまねく。
「この雷雨では、とても二人を運べそうにありません」
「どうしましょう」
不安感を露わに聞いてくるメイドを前にレミリアも頭を抱えた。
「咲夜だけでも、何とかならない?」
「私が連れて行きましょうか」
小悪魔が言った。
「もう使いは出したの?」
「はい。幾分時間はかかると思いますが、先ほど出発しました」
どちらにしろ、永琳が到着することになるらしい。
「じゃあいいわ。到着を待ちましょう」
フランドールがレミリアの部屋に二人がかりで運ばれてきて、レミリアのベッドに寝かせられる。
先ほど彼女の部屋のドアを蹴飛ばして穴を開けてしまったため、緊急措置である。
脇では小悪魔が所在なく呆然と立っている。
「あなたは咲夜の具合を見ててもらえる?」
小悪魔は頷いた。
「レミリア様」
「何?」
「状況が状況なので言わなかったのですが、この間チェスをしていた折、フランドール様が「私、やっとBカップになったんだ」と言って喜んでおりました」
レミリアは何か言葉を返そうとしたが、喉に詰まってしまった。
レミリアはフランドールの手を取って嗚咽を漏らす。
余りにも惨すぎる。
「ただこれだけです。すみません、こんな時に。それでは私は咲夜さんのところに」
小悪魔は足早に部屋から出て行ってしまった。
午前8時。使いのメイドが出発した約5分後のことであった。
午前9時。未だ使いは帰らず、気力を完全に失ったレミリアは呆然とフランドールの隣に腰掛けていた。
容疑者が全員消えてしまった。
レミリアは頭を抱えて唸った。
あのメイド達の中に犯人がいるというのか。
まさか部外者が関わっているということはないだろう。
「P・A・Dって胸のことじゃないんですかね」、と小悪魔の言葉が妙に引っかかる。
レミリアは手帳を開き、もう一度パチュリーの残した資料を確認する。
************************************
紅魔館××××年度、新人メイド採用試験結果{極秘}
*記載順に、番号|名前|記述試験結果(100点満点)|スリーサイズ|備考|合否
0001|×××××|92点|72・57・77|金髪、近視、両耳ピアス跡あり|○
0002|×××|54点|88・61・82|万引きの前科あり、黒髪、礼儀が成っていない|×
0003|×××××|12点|69・55・71|赤髪、近視|○
0004|××××××|26点|65・54・68|窃盗の前科あり、長身、緑髪|○
0005|×××××|82点|90・60・86|金髪、口調が大変荒い|×
0006|××××|53点|80・59・82|メイドの経験あり|○
0007|××××××|60点|95・59・89|礼儀が成っていない|×
0008|×××××|14点|70・54・78|黒髪、長身|○
0009|×××××××|73点|67・54・70|多少口調に難あり|○
募集定員6名、応募人数9名、採用6名。
総責任者:紅 美鈴
***********************************
何かが引っかかる。
あと少しで重要な何かが分かりそうなのだ。
その時、部屋の扉がノックされた。
「お嬢様、失礼します」
鍵が掛かっているため、いちいち開けなければならない。
レミリアが鍵を開けてやると、見慣れない顔のメイドが見覚えのある紙を差し出した。
「これが、フランドール様の部屋にありましたので届けた方がいいかと思いました」
そう、パチュリーが残した例の紙だ。
「ご苦労様」
メイドは紙を渡すと、頭を下げて歩いて行ってしまった。
何か奇妙だ。
犯人がフランドールを狙った理由はこれを手に入れるためではなかったのか。
犯人はこの紙をフランドールが持っていることを知らなかった。
外を見ると、雨がいよいよ強くなっている。
一体誰が。
考えに行き詰まる度、紅茶を飲みたく思うも咲夜はいない。
「遅い」
使いのメイドが出発してから一時間が経過しようとしている今、レミリアは更なる不安感に襲われる。
「P・A・Dって胸のことじゃないんですかね」と、再び小悪魔の言葉が頭の中に響く。
何だ、この違和感は。
フランドールが襲われたのは資料のためではなくただ「何かを知っている可能性」を消すためだとすれば。はたまたカムフラージュのためだとすれば。
その目的は、犯人がこの日を狙って一気に証拠を隠滅するつもりだとすれば。
「PAD」が本当に「胸パッド」の意味だとしたら。
「まさか」
突如、稲妻が走るように一つの仮説がレミリアの頭に浮かんだ。
酷く馬鹿馬鹿しく荒唐無稽な仮説ではあったが、それがもし正しければ全てに納得が行く。
レミリアは再び資料を見る。
まさか、この資料の本当の意味は。一連の犯人は。だとすれば小悪魔も危ない。
レミリアは勢いよく頭を振って考えを振り払った。
「まさかね」
余りにも突飛な考えを笑う。
きっと疲れているのだ。
そんなことが現実にあり得るはずがない。馬鹿馬鹿しい。
一から捜索のやり直しだ。
それにしても使いが遅いことにレミリアは苛立つ。
がた、と窓が開き窓際の椅子が倒れたが、レミリアは顔色一つ変えずに机に向かう。
直後、ずぶ濡れの彼女が窓から入ってきたことにレミリアは気付けなかった。
椅子が倒れた音すら認識できなかった。
レミリアが椅子に寄り掛かると、肩に手がかけられた。
その手は次第に下へと進みレミリアは目を見開く。
「お嬢様。そのような格好では冷えますよ」
仮に、初めから胸の無い女がいたとしたら。
怖すぎる
俺にはPADという言葉でそのキャラを馬鹿にしているように感じたよ。
冒頭にも書いたけど面白かった話だけにそれが非常に残念。
注意書きあったのに最後まで読んで文句いうってどこの馬鹿wwww
話は面白かったですがもう少しオチが強いと良かったかも
PADでごまかしていたことに疲れたため今後そのままで生活しようと思い、こうして被害者になることで今までのごまかしの事実を知られない用にしようとしているのかと思いました。
しかし彼女は紅魔館総貧乳化を狙っていたのか……!
採用試験の結果表は初っ端で出してしまうには大きすぎるヒントだったとも思います・・・
折角なんで咲夜さんならではの時間を操る能力を使ったアリバイ工作などをふまえても面白かったかと。
まさかそのまんまのオチだとは。裏の裏をかこうとされたんでしょうか?
文書のテンポが良く読みやすかったので、この点数で。
僕はyuzさんの、書く文章がすきですw
オチが読めると言われてますけど、ギャグ作品ならありかなと。