雀の鳴き声に爽やかな目覚めを感じ、布団をはね除けた藍は驚いた。
なんと、目の前に旨そうな稲荷寿司が置かれているではないか。
これ程までに嬉しい事態はついぞない。
藍は考えた。
昨日はいつものように八雲 紫と2人して食卓を囲み、鍋などつついたのであるが、自分はその席で「揚げ寿司が食べたい」と幾たびか漏らしたような気がする。
もっとも酒を飲まされていたため、曖昧な記憶ではあるが。
ともすれば、気を利かせた主人が油揚げ(これは台所に常備されている)を用いてこれを握ってくれたのではあるまいか。
いつも添い寝をしてくれる主人はとっくに起きてしまったらしく見当たらない。
「紫様」
家全体に聞こえる程度の声量で呼ばったが、出かけているらしく返事がない。
時計は9時を指している。
もう紫は朝ご飯を済ませてしまったのだろうか。
だとすれば、これは寝坊した自分に用意してくれた朝食に違いない。
誰に断るでもなく寝所で稲荷寿司を食らうというのもやや下品なものだが家には自分一人であるし、わざわざ用意してくれたのだからここで食ってもよかろう。
藍は枕元のコップに並々と注がれた水を口に含み、喉を潤すと稲荷寿司に向き直った。
しかし、藍はある事に気付いた。箸が付いていないのだ。
紫が何らかの事情で忘れてしまったのだろう。
何のことはない。これは藍にとっては大きな問題にはなり得ない。
普段、藍が人前で食事をする際には礼儀作法に乗っ取って箸を使うが、自分一人の時、ことさら稲荷寿司は手掴みで食う。
元来食い物というのはこうして食った方が旨い、と彼女は思っていたのだ。
もはや、遠慮する理由は存在しない。
「いただきます」
布団から上体を起こした藍が身を乗り出して稲荷寿司に手を伸ばした瞬間、異変が起きた。
稲荷寿司がひとりでに藍から遠ざかって行ってしまったのである。
藍は寝起きの重たい目を疑った。
はて、どういうことだろう。
このようなことがあってよいものでしょうか。
もう一度右手を伸ばしたが、やはり稲荷寿司は磁石の同極同士が退け合うがごとく、藍から見てやや左後ろに遠ざかって行ってしまう。
いよいよ訳が分からない。
藍の目の前にあるそれはどう見ても稲荷寿司である。
酢飯を内包した油揚げが盛り上がっており、ふっくらとしていて実に旨そうだ。
次に藍は羽毛布団を蹴り、勢いよく稲荷寿司に飛びかかった。
またもや油揚げは遠ざかる。しかも、藍が飛びかかったのと同じ速度で左後方に遠ざかる。
そんな馬鹿な。
当然、空中へと躍り出た藍は行き場を失って薄青色の寝間着の裾を翻しつつ顔面から畳に叩きつけられた。
左後方を見れば稲荷寿司は畳の上に落ち着き払った様子で座っている。
藍は、ふいっ、ふいっと息を巻いた。
どうして、稲荷寿司が動くのか。
こうなると、本当にこれが主人の作った稲荷寿司だという確証が薄くなって来る。
そもそも、これは本当に稲荷寿司なのであろうか。
藍は戦闘訓練時のように精神を研ぎ澄まし、一切の雑念を殺して静かに稲荷寿司に手を伸ばす。
稲荷寿司は静かに藍から遠ざかる。
ここで気付く。
稲荷寿司に手を伸ばすのは食欲のためであるから、雑念は滅しきれない。
よって、この方法は有効ではない。
念のため自分の腕や手に磁石が付いていないことを確認した藍は再び、稲荷寿司と向き合う。
ともすると、自分は手の込んだいたずらを受けている可能性がある。
もちろん常人には為し得ない、自分にはその仕掛けを想像することさえままならぬようないたずらであるが、残念ながら自分の身近には八雲 紫がいる。
しかし、彼女がこのような口に出すのも馬鹿馬鹿しい類のいたずらを企むであろうか。
思い起こせば、彼女はいたずら好きであった。
藍の子供用下着をいかがわしい物とすり替えたり、買ってきた牛肉を豚肉とすり替えておいたり、藍の本が全て口に出すのもいやらしいものになっていたり。
何だ、やりかねないではないか。
よくよく考えてみれば、何と下劣、低俗な妖怪か。
この結論に辿り着く前、藍は「稲荷寿司妖怪」なるものを仮想し、その妖怪が自分をからかうためにこのようなことをしているという可能性も考えたが、前者に比べるといささか非現実的である。
藍は一応、稲荷寿司妖怪が実在した時のために「今なら許してやる」と稲荷寿司に語りかけたが、反応は無かった。
こうなると、やはり残る道は「紫のいたずら」である。
何しろ、今朝から姿を消したのが怪しい。普段は、どこに行くのも自分と連れだって「藍が一人じゃ心配だから」を繰り返す彼女らしくない。
今頃は物陰やら隙間の中より、稲荷寿司と意地汚く格闘する自分を覗き見て嘲笑しているのであろうか。
こう色々と考えていてもやはり腹は空く。
藍は未だ朝飯を食っていない。
心理というのは実に分かりやすく、食えない物は旨そうに見える。
大きく油の乗った稲荷寿司を見ていると藍の耳は情けなく垂れ下がり、口元からは抑えきれなくなった唾やら涎やらが溢れ出た。
「紫様。もうお止めください。参りました。到底、私などにはこの稲荷寿司を食せしめることなど出来ません。どうか食べさせてください」
どこに向かって話しかけるべきか分からぬので稲荷寿司に向かって話しかけ飛びかかったが、稲荷寿司はまたもや逃げおおせ勢い余った藍は柱に勢い良く額を打ち付けた。
激痛と空腹と屈辱と無力感が、ブラックアウトしかけた藍の意識下を襲う。
「拷問だよう」
藍は足を畳に擦り付けて泣き出してしまった。
藍は稲荷寿司に向かって土下座する。
「紫様、この通りです。私のようないやしい狐に対して少しでも、少しでも情けをかけてくれるのなら、どうか、これを食べさせてください」
牙を剥きだし、鼻水と涙を噴き出しながら藍は稲荷寿司を追って本棚に突っ込んだ
「うわああ」
涙を零しながら、部屋の中を追い回す。
「いやだよう。いやだよう。食べたいよう」
香ばしい油揚げに隠された飯、一粒、一粒の弾力、輝きを藍の目は確かに捉えた。
この稲荷寿司、実に憎たらしいことに今まで食したどの稲荷寿司よりも旨そうに見えるのだ。
いや、今まで自分の体を通り抜けていった稲荷寿司は全てごみ屑に等しきものであった。
「紫様、半分。いや、一口だけ」
座敷を逃げ回る稲荷寿司を藍は形振り構わず追いかける。
再び、本棚に突っ込んだ。
溢れ出た涙やら鼻汁やら涎が混じり、子狐の顔は台無しである。
「この間、テストで100点取れなくてごめんなさい。もう、怒らないで。ごめんなさい、ごめんなさい」
稲荷寿司相手に武力を使う訳にはいかない。稲荷寿司を破壊せしめた時に後悔するのは自分である。
「紫様、私を罵ってください。私は稲荷寿司のためなら」
二枚重なっていた襖を突き破って、藍は木屑まみれになり畳の上を転げ回る。
「辛いです、辛い。本当に辛い」
自らの学習机をかち割り、余りの痛さに藍は一層激しく喚き、地団駄踏み、転げ回る。
しかし、振り返ればそこには「掴まえてごらんなさい」とからかうように稲荷寿司がいるのだ。
地獄である。
それから追い回すこと数十分、藍はようやく稲荷寿司を窓際に追い詰めた。
藍は滴る汗を拭いながら稲荷寿司に語りかける。
「これで仕舞いだ」
藍は稲荷寿司を威圧するかの如く、睨んだ。
「頼む、死んでくれ」
やはり、こういう場合はもっと冷静に行かなければ駄目である。
藍は興奮のあまり基本を忘れていた。
第三者の期待通り、藍は2階の窓ガラスに突っ込み、1階の屋根に落ち、その勢いのまま地面に叩きつけられる。
「う、ん」
やはり、自分の傍らには稲荷寿司があった。
藍は稲荷寿司から目を反らし、仰向けに叩きつけられた姿勢のまま青空を見上げる。
「稲荷寿司」
呟くと、涙が溢れてきた。
自分はもう駄目なのかもしれない。
ふと、足下から声が聞こえた。
「藍」
藍は上体を起こす。
「何しているの」
ぼろぼろになった藍を見て、紫は酷く驚いた表情をした。
途端に涙が溢れ出た。
「痛いです。紫様、酷いです」
「説明してご覧なさい」
藍は自分の足下に転がる稲荷寿司を指さした。
「稲荷寿司が」
「お稲荷寿司なら、台所に作っておいたでしょう」
藍は首を振った。
「この稲荷寿司を食べようとした所、逃げられてしまい、ずっと追いかけていたのです。そしたら、2階から落ちて」
藍が、わっ、と泣き出して紫の胸に顔を埋めると、紫は藍を抱きしめた。
「馬鹿な子」
藍は恥も外聞も投げ捨てて紫にしがみつき泣き喚く。
紫は藍の頭を撫で、耳元にそっと囁いた。
「藍。よく見なさい。それはあなたの尻尾でしょう」
八雲 藍。生来無類の油揚げ好きであった。
なんと、目の前に旨そうな稲荷寿司が置かれているではないか。
これ程までに嬉しい事態はついぞない。
藍は考えた。
昨日はいつものように八雲 紫と2人して食卓を囲み、鍋などつついたのであるが、自分はその席で「揚げ寿司が食べたい」と幾たびか漏らしたような気がする。
もっとも酒を飲まされていたため、曖昧な記憶ではあるが。
ともすれば、気を利かせた主人が油揚げ(これは台所に常備されている)を用いてこれを握ってくれたのではあるまいか。
いつも添い寝をしてくれる主人はとっくに起きてしまったらしく見当たらない。
「紫様」
家全体に聞こえる程度の声量で呼ばったが、出かけているらしく返事がない。
時計は9時を指している。
もう紫は朝ご飯を済ませてしまったのだろうか。
だとすれば、これは寝坊した自分に用意してくれた朝食に違いない。
誰に断るでもなく寝所で稲荷寿司を食らうというのもやや下品なものだが家には自分一人であるし、わざわざ用意してくれたのだからここで食ってもよかろう。
藍は枕元のコップに並々と注がれた水を口に含み、喉を潤すと稲荷寿司に向き直った。
しかし、藍はある事に気付いた。箸が付いていないのだ。
紫が何らかの事情で忘れてしまったのだろう。
何のことはない。これは藍にとっては大きな問題にはなり得ない。
普段、藍が人前で食事をする際には礼儀作法に乗っ取って箸を使うが、自分一人の時、ことさら稲荷寿司は手掴みで食う。
元来食い物というのはこうして食った方が旨い、と彼女は思っていたのだ。
もはや、遠慮する理由は存在しない。
「いただきます」
布団から上体を起こした藍が身を乗り出して稲荷寿司に手を伸ばした瞬間、異変が起きた。
稲荷寿司がひとりでに藍から遠ざかって行ってしまったのである。
藍は寝起きの重たい目を疑った。
はて、どういうことだろう。
このようなことがあってよいものでしょうか。
もう一度右手を伸ばしたが、やはり稲荷寿司は磁石の同極同士が退け合うがごとく、藍から見てやや左後ろに遠ざかって行ってしまう。
いよいよ訳が分からない。
藍の目の前にあるそれはどう見ても稲荷寿司である。
酢飯を内包した油揚げが盛り上がっており、ふっくらとしていて実に旨そうだ。
次に藍は羽毛布団を蹴り、勢いよく稲荷寿司に飛びかかった。
またもや油揚げは遠ざかる。しかも、藍が飛びかかったのと同じ速度で左後方に遠ざかる。
そんな馬鹿な。
当然、空中へと躍り出た藍は行き場を失って薄青色の寝間着の裾を翻しつつ顔面から畳に叩きつけられた。
左後方を見れば稲荷寿司は畳の上に落ち着き払った様子で座っている。
藍は、ふいっ、ふいっと息を巻いた。
どうして、稲荷寿司が動くのか。
こうなると、本当にこれが主人の作った稲荷寿司だという確証が薄くなって来る。
そもそも、これは本当に稲荷寿司なのであろうか。
藍は戦闘訓練時のように精神を研ぎ澄まし、一切の雑念を殺して静かに稲荷寿司に手を伸ばす。
稲荷寿司は静かに藍から遠ざかる。
ここで気付く。
稲荷寿司に手を伸ばすのは食欲のためであるから、雑念は滅しきれない。
よって、この方法は有効ではない。
念のため自分の腕や手に磁石が付いていないことを確認した藍は再び、稲荷寿司と向き合う。
ともすると、自分は手の込んだいたずらを受けている可能性がある。
もちろん常人には為し得ない、自分にはその仕掛けを想像することさえままならぬようないたずらであるが、残念ながら自分の身近には八雲 紫がいる。
しかし、彼女がこのような口に出すのも馬鹿馬鹿しい類のいたずらを企むであろうか。
思い起こせば、彼女はいたずら好きであった。
藍の子供用下着をいかがわしい物とすり替えたり、買ってきた牛肉を豚肉とすり替えておいたり、藍の本が全て口に出すのもいやらしいものになっていたり。
何だ、やりかねないではないか。
よくよく考えてみれば、何と下劣、低俗な妖怪か。
この結論に辿り着く前、藍は「稲荷寿司妖怪」なるものを仮想し、その妖怪が自分をからかうためにこのようなことをしているという可能性も考えたが、前者に比べるといささか非現実的である。
藍は一応、稲荷寿司妖怪が実在した時のために「今なら許してやる」と稲荷寿司に語りかけたが、反応は無かった。
こうなると、やはり残る道は「紫のいたずら」である。
何しろ、今朝から姿を消したのが怪しい。普段は、どこに行くのも自分と連れだって「藍が一人じゃ心配だから」を繰り返す彼女らしくない。
今頃は物陰やら隙間の中より、稲荷寿司と意地汚く格闘する自分を覗き見て嘲笑しているのであろうか。
こう色々と考えていてもやはり腹は空く。
藍は未だ朝飯を食っていない。
心理というのは実に分かりやすく、食えない物は旨そうに見える。
大きく油の乗った稲荷寿司を見ていると藍の耳は情けなく垂れ下がり、口元からは抑えきれなくなった唾やら涎やらが溢れ出た。
「紫様。もうお止めください。参りました。到底、私などにはこの稲荷寿司を食せしめることなど出来ません。どうか食べさせてください」
どこに向かって話しかけるべきか分からぬので稲荷寿司に向かって話しかけ飛びかかったが、稲荷寿司はまたもや逃げおおせ勢い余った藍は柱に勢い良く額を打ち付けた。
激痛と空腹と屈辱と無力感が、ブラックアウトしかけた藍の意識下を襲う。
「拷問だよう」
藍は足を畳に擦り付けて泣き出してしまった。
藍は稲荷寿司に向かって土下座する。
「紫様、この通りです。私のようないやしい狐に対して少しでも、少しでも情けをかけてくれるのなら、どうか、これを食べさせてください」
牙を剥きだし、鼻水と涙を噴き出しながら藍は稲荷寿司を追って本棚に突っ込んだ
「うわああ」
涙を零しながら、部屋の中を追い回す。
「いやだよう。いやだよう。食べたいよう」
香ばしい油揚げに隠された飯、一粒、一粒の弾力、輝きを藍の目は確かに捉えた。
この稲荷寿司、実に憎たらしいことに今まで食したどの稲荷寿司よりも旨そうに見えるのだ。
いや、今まで自分の体を通り抜けていった稲荷寿司は全てごみ屑に等しきものであった。
「紫様、半分。いや、一口だけ」
座敷を逃げ回る稲荷寿司を藍は形振り構わず追いかける。
再び、本棚に突っ込んだ。
溢れ出た涙やら鼻汁やら涎が混じり、子狐の顔は台無しである。
「この間、テストで100点取れなくてごめんなさい。もう、怒らないで。ごめんなさい、ごめんなさい」
稲荷寿司相手に武力を使う訳にはいかない。稲荷寿司を破壊せしめた時に後悔するのは自分である。
「紫様、私を罵ってください。私は稲荷寿司のためなら」
二枚重なっていた襖を突き破って、藍は木屑まみれになり畳の上を転げ回る。
「辛いです、辛い。本当に辛い」
自らの学習机をかち割り、余りの痛さに藍は一層激しく喚き、地団駄踏み、転げ回る。
しかし、振り返ればそこには「掴まえてごらんなさい」とからかうように稲荷寿司がいるのだ。
地獄である。
それから追い回すこと数十分、藍はようやく稲荷寿司を窓際に追い詰めた。
藍は滴る汗を拭いながら稲荷寿司に語りかける。
「これで仕舞いだ」
藍は稲荷寿司を威圧するかの如く、睨んだ。
「頼む、死んでくれ」
やはり、こういう場合はもっと冷静に行かなければ駄目である。
藍は興奮のあまり基本を忘れていた。
第三者の期待通り、藍は2階の窓ガラスに突っ込み、1階の屋根に落ち、その勢いのまま地面に叩きつけられる。
「う、ん」
やはり、自分の傍らには稲荷寿司があった。
藍は稲荷寿司から目を反らし、仰向けに叩きつけられた姿勢のまま青空を見上げる。
「稲荷寿司」
呟くと、涙が溢れてきた。
自分はもう駄目なのかもしれない。
ふと、足下から声が聞こえた。
「藍」
藍は上体を起こす。
「何しているの」
ぼろぼろになった藍を見て、紫は酷く驚いた表情をした。
途端に涙が溢れ出た。
「痛いです。紫様、酷いです」
「説明してご覧なさい」
藍は自分の足下に転がる稲荷寿司を指さした。
「稲荷寿司が」
「お稲荷寿司なら、台所に作っておいたでしょう」
藍は首を振った。
「この稲荷寿司を食べようとした所、逃げられてしまい、ずっと追いかけていたのです。そしたら、2階から落ちて」
藍が、わっ、と泣き出して紫の胸に顔を埋めると、紫は藍を抱きしめた。
「馬鹿な子」
藍は恥も外聞も投げ捨てて紫にしがみつき泣き喚く。
紫は藍の頭を撫で、耳元にそっと囁いた。
「藍。よく見なさい。それはあなたの尻尾でしょう」
八雲 藍。生来無類の油揚げ好きであった。
これは幼かりし頃の藍様だろうか。なんとかわいらしい。
と転げ回る藍しゃまを想像して萌えつきました、
子供らしい口調がかわいらしいですねぇ。
ゆかりんもなんか優しいな
これは、墜ちる(と書いて“萌える”と読む)
これはいい藍様。
お母さんしてるゆかりんが良かったです。
だけど後書きが……!
>>いつも添い寝をしてくれる主人
この一文でいろいろ確信しました。あなたとは握手するべきだ。
にやにやしてしまうぞ!
しかし文体は読みやすいしオチは冴えてるし藍しゃまは可愛いしで、二次創作の鑑みたいな話だ。
なるほど、これじゃまだ紫様は一人で外に出さないな。でも、そんないたいけな子にあのような悪戯の数々は倫理的にどうかとも思いますw
なかなかつかないスーファミじゃねえんだからよwwwww
コレはニヤニヤが止まらない!!乙ですww
さすがに尻尾と稲荷寿司は間違えそうにないけどそこを間違えるお子様時代の藍しゃまかわいすぐるww
あwwwとwwwがwwwきwwwwwww
橙くらいの年齢の頃かな?(もっと下か?)
こんな⑨な藍様もいいね(`・ω・´)b
うちのわんこも自分の尻尾おいまわしてたなぁ
でもなんか納得してしまったので負けだぁ!
子供の時の話だったんですねww
軽く読める文体で、最後の最後までほのぼの系だと思わせておいてのオチが綺麗に決まっていました。
かわゆい! そんだけ!