懺悔室に迷える子羊が入室する。神のありがたき教えを頂くために。
「シスター。私の懺悔を聞いてくれますか」
「いいのぜ」
やってきたのは金髪の少女、アリス・マーガトロイドだった。
「失礼ですがシスター。どこかであなたの声を聞いたような気がします」
「そんなことないぜ」
否定されたので追求もしない。アリスはさっさと用事を済ませようと思った。
「友人のおやつを食べてしまったのです。彼女の大好きな明治のプリンでした。私の罪は許されるのでしょうか」
「てめえ」
「私は今怒られたのでしょうか、シスター」
「気のせいだぜ。友人の家に行って頭蓋骨が地面を叩き割るまで土下座して明治プリンを百個詰めば貴方の罪は許されるでしょう」
「許されている気がしませんわ、シスター」
「神のお許しは簡単には降りないものなんだぜアリス」
「何故シスターは私の名前をご存知なのでしょう」
「神の力を舐めると地獄の中でも最も過酷な冥獄界に落とされるぜ」
釈然としない表情で、アリスは懺悔を続けた。
「頭蓋骨が地面を叩き割るまで土下座をしなくては私の罪は許されませんかシスター」
「ああ。他のどんな方法でも、わた……魔理沙はお前のことを許さないだろうぜ」
「友人の名前までご存知でしたかシスター」
「すべては神の意思だぜ」
「私は頭蓋骨で地面を割るのは嫌ですが、彼女に誕生日プレゼントを渡したいのです、シスター」
「それは初耳だぜ」
「彼女の喜ぶ物がわからないので、人形を作ってプレゼントしようと思っているのです。ですが頭蓋骨で地面を割らなければ、彼女は怒ってプレゼントを受け取ってはくれないでしょうか、シスター」
「……馬鹿…そんなことしなくても、そいつはもう怒ってないぜ。そのプレゼント、すごく喜んでもらえると思う。土下座なんかしなくていいから、明日にでも、今日にでも渡して来い。約束だからな……」
「泣いているのですかシスター」
「ぶん殴るぞ迷える子羊」
懺悔も済んだし、シスターもなにやら機嫌を損ね始めているようなので、アリスはそろそろ退散することにした。
「それではシスター、また明日。友人の誕生日には人形だけでなく、腕を奮って料理を作ります。どうか機嫌を直して下さいね、シスター」
「シスター。私の懺悔を聞いてくれますか」
「いいのぜ」
やってきたのは金髪の少女、アリス・マーガトロイドだった。
「失礼ですがシスター。どこかであなたの声を聞いたような気がします」
「そんなことないぜ」
否定されたので追求もしない。アリスはさっさと用事を済ませようと思った。
「友人のおやつを食べてしまったのです。彼女の大好きな明治のプリンでした。私の罪は許されるのでしょうか」
「てめえ」
「私は今怒られたのでしょうか、シスター」
「気のせいだぜ。友人の家に行って頭蓋骨が地面を叩き割るまで土下座して明治プリンを百個詰めば貴方の罪は許されるでしょう」
「許されている気がしませんわ、シスター」
「神のお許しは簡単には降りないものなんだぜアリス」
「何故シスターは私の名前をご存知なのでしょう」
「神の力を舐めると地獄の中でも最も過酷な冥獄界に落とされるぜ」
釈然としない表情で、アリスは懺悔を続けた。
「頭蓋骨が地面を叩き割るまで土下座をしなくては私の罪は許されませんかシスター」
「ああ。他のどんな方法でも、わた……魔理沙はお前のことを許さないだろうぜ」
「友人の名前までご存知でしたかシスター」
「すべては神の意思だぜ」
「私は頭蓋骨で地面を割るのは嫌ですが、彼女に誕生日プレゼントを渡したいのです、シスター」
「それは初耳だぜ」
「彼女の喜ぶ物がわからないので、人形を作ってプレゼントしようと思っているのです。ですが頭蓋骨で地面を割らなければ、彼女は怒ってプレゼントを受け取ってはくれないでしょうか、シスター」
「……馬鹿…そんなことしなくても、そいつはもう怒ってないぜ。そのプレゼント、すごく喜んでもらえると思う。土下座なんかしなくていいから、明日にでも、今日にでも渡して来い。約束だからな……」
「泣いているのですかシスター」
「ぶん殴るぞ迷える子羊」
懺悔も済んだし、シスターもなにやら機嫌を損ね始めているようなので、アリスはそろそろ退散することにした。
「それではシスター、また明日。友人の誕生日には人形だけでなく、腕を奮って料理を作ります。どうか機嫌を直して下さいね、シスター」
まあいいや。マリアリはいいものだからです、シスター。
これこそマイジャスティス。
このシスターシリーズ、もっと読みたいのぜ
何故魔理沙が懺悔室でシスターをしてるw
何故この言葉で機嫌を損ねたかが解りませなんだ
ただの照れ隠し?
まあ、それはともかく、いまだに文章量でこっちとプチの区別をしてる人がいることに噴いたwww
魔理沙がシスターやってるなんて想像できないわw
それならアリスも素直じゃないな。
ってことで非常に宜しい(アリマリ的な意味で)のですが、
どっちにしても面白かったです。
若かりしころの強盗が更正してシスターになったんですねわかr(ry
「いいのぜ」…あぁ、あの某所の大人気作品ですね。どことはいえないけど(爆
ニヤニヤがとまんねw
>45の人
多分俺も同じ作品を思い浮かべてると思う。
面白かったのぜ。
ニヤニヤがやべぇwww