夏の影が濃く映し出される、そんな暑い日
紅魔館の門番「紅 美鈴」は汗だくになっていつもの任についてた
「あ、暑い・・・」
誰に聞かせるわけではないが、思わず独り言を言った
つまり
それぐらい暑いということである
※
暑さが厳しくなっていく午後2時
暑さは酷いが今日はいたって平和である
いつも、出会い頭に極太レーザーを放つ白黒の魔女はまだ来てない
それに、お弁当も誰にも取られずにゆっくり食べれた
「平和なことはいいですけど・・・本当に暑いです・・・」
今日はチルノちゃんが来てないなぁ・・・
※
・・・そういえば、昨日白黒の魔女と紅白の巫女が
「冷房装置を発見したから明日は霊夢の家でスイカでも食って涼もうぜ」
「・・・冷房装置?」
「おう、ちょっとうるさいが幻想郷の環境に優しい冷房装置だぜ」
「・・・あー・・・まぁ涼めればいいや」
・・・
そんな会話があったのは昨日の夕方、門番の前で
ちなみに、白黒の魔女は相変わらず図書館の本の無断持ち出し、紅白の巫女はレミリアさまによるお茶会
※
今頃、博麗神社ではチルノちゃんが無理矢理『アイシクルフォール』をされてるんだろうか・・・
遠い目で博麗神社の方を眺めてみる
まぁ、眺めてた所で何もできないが・・・
こんな不甲斐ない友人を許してほしい
※
「めーりん?」
紅魔館の門からひょいと顔を覗くフランドール様・・・いや、今はふりゃんどーりゅ様かな?
今日は新月、月が出てないこの日は月から出てる力が極端に少ないためこのような姿になってる
いつもより幼い姿になって上目遣いでじっと見てる
なんていうか、いまなら鼻血をだす咲夜さんの気持ちがよく分かるような気がする
「ふりゃんどーりゅ様、どうしたんですか?」
とりあえず、平静を装って話しかける
「えっとね、いつもお仕事が大変そうだし、今日は暑いからアイスもってきたの」
はい、とガラスの器に盛られたバニラアイスを差し出す
ふりゃんどーる様のご好意を断る理由もないし、なにより今日はすごく暑い
私は素直に受け取り、一口食べる
口の中に冷たく甘い感覚が広がり、今まで疲れが吹き飛ぶようだ
「めーりん、おいしい?おいしい?」
「はい、おいしいですよ」
「あはっ、よかった~」
手を合わせて喜ぶ仕草をみて、つい私も微笑んでしまう
「あ、めーりん」
「?」
「ちゅ・・・」
「!??!?!え?あ?ふ、ふりゃんどーりゅ様!?!?!」
いきなりほっぺたにキスですか!?
なんか、さっきアイスを食べて涼んだのに急に顔が暑くなってきた
「くす、ほっぺたにアイスがついてたよ」
ああ、これは完全な不意打ちだ
「んじゃ、めーりんお仕事頑張ってね」
「・・・あ、はい」
思わず、ボーっとしてしまったがふりゃんどーりゅ様の声を聞いてとりあえず返事をする
(・・・唇・・・やわらかったなぁ)
・・・
・・・・・
・・・・・・・・
ぶんぶんと頭を振る
(いけない、いけない・・・頭の切り替えをしなきゃ)
そんな出来事もあったけど今日は珍しく平和な紅魔館の一日でした
紅魔館の門番「紅 美鈴」は汗だくになっていつもの任についてた
「あ、暑い・・・」
誰に聞かせるわけではないが、思わず独り言を言った
つまり
それぐらい暑いということである
※
暑さが厳しくなっていく午後2時
暑さは酷いが今日はいたって平和である
いつも、出会い頭に極太レーザーを放つ白黒の魔女はまだ来てない
それに、お弁当も誰にも取られずにゆっくり食べれた
「平和なことはいいですけど・・・本当に暑いです・・・」
今日はチルノちゃんが来てないなぁ・・・
※
・・・そういえば、昨日白黒の魔女と紅白の巫女が
「冷房装置を発見したから明日は霊夢の家でスイカでも食って涼もうぜ」
「・・・冷房装置?」
「おう、ちょっとうるさいが幻想郷の環境に優しい冷房装置だぜ」
「・・・あー・・・まぁ涼めればいいや」
・・・
そんな会話があったのは昨日の夕方、門番の前で
ちなみに、白黒の魔女は相変わらず図書館の本の無断持ち出し、紅白の巫女はレミリアさまによるお茶会
※
今頃、博麗神社ではチルノちゃんが無理矢理『アイシクルフォール』をされてるんだろうか・・・
遠い目で博麗神社の方を眺めてみる
まぁ、眺めてた所で何もできないが・・・
こんな不甲斐ない友人を許してほしい
※
「めーりん?」
紅魔館の門からひょいと顔を覗くフランドール様・・・いや、今はふりゃんどーりゅ様かな?
今日は新月、月が出てないこの日は月から出てる力が極端に少ないためこのような姿になってる
いつもより幼い姿になって上目遣いでじっと見てる
なんていうか、いまなら鼻血をだす咲夜さんの気持ちがよく分かるような気がする
「ふりゃんどーりゅ様、どうしたんですか?」
とりあえず、平静を装って話しかける
「えっとね、いつもお仕事が大変そうだし、今日は暑いからアイスもってきたの」
はい、とガラスの器に盛られたバニラアイスを差し出す
ふりゃんどーる様のご好意を断る理由もないし、なにより今日はすごく暑い
私は素直に受け取り、一口食べる
口の中に冷たく甘い感覚が広がり、今まで疲れが吹き飛ぶようだ
「めーりん、おいしい?おいしい?」
「はい、おいしいですよ」
「あはっ、よかった~」
手を合わせて喜ぶ仕草をみて、つい私も微笑んでしまう
「あ、めーりん」
「?」
「ちゅ・・・」
「!??!?!え?あ?ふ、ふりゃんどーりゅ様!?!?!」
いきなりほっぺたにキスですか!?
なんか、さっきアイスを食べて涼んだのに急に顔が暑くなってきた
「くす、ほっぺたにアイスがついてたよ」
ああ、これは完全な不意打ちだ
「んじゃ、めーりんお仕事頑張ってね」
「・・・あ、はい」
思わず、ボーっとしてしまったがふりゃんどーりゅ様の声を聞いてとりあえず返事をする
(・・・唇・・・やわらかったなぁ)
・・・
・・・・・
・・・・・・・・
ぶんぶんと頭を振る
(いけない、いけない・・・頭の切り替えをしなきゃ)
そんな出来事もあったけど今日は珍しく平和な紅魔館の一日でした
前回と同じように、ふんわかとした文章に癒されます。
……でも、中国が酷い事にあってないと少し物足りないのは、
きっと、私も中国を愛しているからに違いないっ……多分。