～とある日の出来事・・・・・・～
あら、これはアリスちゃんの日記だわ
・・・・・・
読んじゃおっかなー、どうしよっかなー
・・・・・・
あーりすちゃーん、早く帰らないと、おかーさん、日記読んじゃうからねー
・・・・・・
あれー？返事がないなー？
・・・・・・
ま、いっか、読んじゃえ
○月×日
今日は、久しぶりに騒がしい日だった。
紅白の変な格好をした女の子が戦いを挑んできたのだ。
よく見ると、見覚えのある顔。
名前は霊夢と言うらしい。
初めて会ったときは、お互い名前を知らなかったけど、今度は名前を知ることが出来て良かったと思う。
いつか友人になれるだろうか。
△月○日
最近、周りが騒がしい。
今日は、白黒の変な格好をした奴が、私の留守中、勝手に家の中に入ってきていた。
向こうが、こんにちは、と挨拶をしてきたので、こちらも反射的に挨拶を返してしまった。
その一瞬の隙をつかれてその白黒には逃げられてしまった。
何も取られていなかったのが、幸いだった。
×月△日
今日は、霊夢に誘われ、神社で宴会をする事になった。
集まったのは、吸血鬼やら、メイドやら、狐やら・・・自分が言えた義理では無いが、ちょっとした人外魔境だった。
その中にはいつかの白黒もいて、とても驚いた。
取りあえず色々問いつめた結果、同じ森に住むご近所さんだということが解った。
本人は、もうしないと言っていたが、湖の畔にある大きな屋敷に住んでいる吸血鬼に話を聞いたら、何度か似たような目に遭ったことがあるらしい。
これからは、戸締まりを徹底的にしておこうと思う。
○月○日
今日は、人間の里に買い出しに行った。
そのついでに開演する人形劇は、里の子供達に好評のようで、最近は、子供達の方から私にねだってくる。
里の大人も見てくれて、おひねりを貰ったり、食べ物をお裾分けしてくれる人もいる。
この前貰ったゆっくり饅頭は、とても美味しかった。
○月△日
今日は、おかーさんが魔界からやってきた。
相変わらず、忙しいそうで、僅かな時間を使って、会いに来てくれたそうだ。
久しぶりに食べる魔界饅頭はとても懐かしい味がして、少し泣いてしまった。
私の泣き顔を見て、おかーさんは大分慌てていたけど、何でもないよ、と言って誤魔化した。
でも、落ち着くまで抱きしめて貰ったのは、すごく嬉しかった。
今度来たときは、私が作ったお菓子をたくさん食べてもらいたい。
うっうっうっ、アリスちゃん・・・おかーさん、うれしいよう
・・・・・・
うっうっ、グスグス・・・あら？、これ、今日の日付だわ・・・
どれどれ・・・
×月○日
今日は、家に帰ってみると、おかーさんが私の日記を読んでいた。
あれほど隠し場所を工夫したのに、簡単に見つかってしまった。
とりあえずとても恥ずかしかったので、こっちのスペルカードルールの素晴らしさを実体験して貰うことにする。
『では、さようなら、お・か・あ・さ・ん。』
え？、なんで？・・・これ・・・今日の・・・日付なのに・・・
お・か・あ・さ・ん♪
ひぃ！？、あ、アリスちゃん！？
見ちゃったんだぁ、あんなに解りづらい所に隠したのに・・・見ちゃったんだぁ・・・
こ、これは誤解よ！、誰かが私を罠に嵌めようとしたのよ！
見ちゃったんだぁ、あんなに解りづらい所に隠したのに・・・見ちゃったんだぁ・・・
見てない！、アリスちゃんがこんな事考えてたんだー、なんて思ってないから！
本当にぃ？
ほ、ホントだってば！、だ、だから許して、ね？
まあ、見つかったものは仕方が無いから・・・
ホッ・・・
だ・か・ら・・・一発で許してあげる
待って待って待って！、お、おかーさんそんな爆発しそうな人形食らうより、ありすちゃんの作ったお菓子食べたいなー・・・なんて・・・
魔符「アーティフルサクリファイス」
アーーーーーーーーーーーーーーーーー
・・・・・・
神綺様、また勝手に向こうにっ・・・て、どうしたんですか、そのお怪我は！？
ゆ・・・夢子ちゃん・・・アリスちゃんは、とても強く・・・なったわ・・・
え、ええ？、そう・・・ですか？
わ、我が人生に・・・一片も、悔い・・・無しぃ・・・
神綺様！？、神綺様！！
あ、でもアリスちゃんのお菓子食べるまでは死ねないや
・・・もう、勝手にしてください・・・ハア・・・
・・・・・・
それにしても、ビックリしたわ・・・本当に日記を見つけられるなんて。
シャンハーイ？
ん？、ちゃんと加減はしたわよ？
シャンハーイ
・・・それにしても、本当に良かったわ
シャンハーイ？
昨日と同じ場所に隠していたら、本物の日記を読まれるところだったもの、ね
シ、シャンハーイ？
え？、本物の日記が何処にあるのかって？・・・それは、ひ・み・つ
ホラーイ
あら、どうしたの、蓬莱？
ホラーイ
え？、ちょ、蓬莱！それは本物の！
ホラーイ
シャンハーイ
ま、待ちなさい！、蓬莱、上海！
・・・・・・
皆さんも、大事な物の隠し場所には気をつけましょう。
あら、これはアリスちゃんの日記だわ
・・・・・・
読んじゃおっかなー、どうしよっかなー
・・・・・・
あーりすちゃーん、早く帰らないと、おかーさん、日記読んじゃうからねー
・・・・・・
あれー？返事がないなー？
・・・・・・
ま、いっか、読んじゃえ
○月×日
今日は、久しぶりに騒がしい日だった。
紅白の変な格好をした女の子が戦いを挑んできたのだ。
よく見ると、見覚えのある顔。
名前は霊夢と言うらしい。
初めて会ったときは、お互い名前を知らなかったけど、今度は名前を知ることが出来て良かったと思う。
いつか友人になれるだろうか。
△月○日
最近、周りが騒がしい。
今日は、白黒の変な格好をした奴が、私の留守中、勝手に家の中に入ってきていた。
向こうが、こんにちは、と挨拶をしてきたので、こちらも反射的に挨拶を返してしまった。
その一瞬の隙をつかれてその白黒には逃げられてしまった。
何も取られていなかったのが、幸いだった。
×月△日
今日は、霊夢に誘われ、神社で宴会をする事になった。
集まったのは、吸血鬼やら、メイドやら、狐やら・・・自分が言えた義理では無いが、ちょっとした人外魔境だった。
その中にはいつかの白黒もいて、とても驚いた。
取りあえず色々問いつめた結果、同じ森に住むご近所さんだということが解った。
本人は、もうしないと言っていたが、湖の畔にある大きな屋敷に住んでいる吸血鬼に話を聞いたら、何度か似たような目に遭ったことがあるらしい。
これからは、戸締まりを徹底的にしておこうと思う。
○月○日
今日は、人間の里に買い出しに行った。
そのついでに開演する人形劇は、里の子供達に好評のようで、最近は、子供達の方から私にねだってくる。
里の大人も見てくれて、おひねりを貰ったり、食べ物をお裾分けしてくれる人もいる。
この前貰ったゆっくり饅頭は、とても美味しかった。
○月△日
今日は、おかーさんが魔界からやってきた。
相変わらず、忙しいそうで、僅かな時間を使って、会いに来てくれたそうだ。
久しぶりに食べる魔界饅頭はとても懐かしい味がして、少し泣いてしまった。
私の泣き顔を見て、おかーさんは大分慌てていたけど、何でもないよ、と言って誤魔化した。
でも、落ち着くまで抱きしめて貰ったのは、すごく嬉しかった。
今度来たときは、私が作ったお菓子をたくさん食べてもらいたい。
うっうっうっ、アリスちゃん・・・おかーさん、うれしいよう
・・・・・・
うっうっ、グスグス・・・あら？、これ、今日の日付だわ・・・
どれどれ・・・
×月○日
今日は、家に帰ってみると、おかーさんが私の日記を読んでいた。
あれほど隠し場所を工夫したのに、簡単に見つかってしまった。
とりあえずとても恥ずかしかったので、こっちのスペルカードルールの素晴らしさを実体験して貰うことにする。
『では、さようなら、お・か・あ・さ・ん。』
え？、なんで？・・・これ・・・今日の・・・日付なのに・・・
お・か・あ・さ・ん♪
ひぃ！？、あ、アリスちゃん！？
見ちゃったんだぁ、あんなに解りづらい所に隠したのに・・・見ちゃったんだぁ・・・
こ、これは誤解よ！、誰かが私を罠に嵌めようとしたのよ！
見ちゃったんだぁ、あんなに解りづらい所に隠したのに・・・見ちゃったんだぁ・・・
見てない！、アリスちゃんがこんな事考えてたんだー、なんて思ってないから！
本当にぃ？
ほ、ホントだってば！、だ、だから許して、ね？
まあ、見つかったものは仕方が無いから・・・
ホッ・・・
だ・か・ら・・・一発で許してあげる
待って待って待って！、お、おかーさんそんな爆発しそうな人形食らうより、ありすちゃんの作ったお菓子食べたいなー・・・なんて・・・
魔符「アーティフルサクリファイス」
アーーーーーーーーーーーーーーーーー
・・・・・・
神綺様、また勝手に向こうにっ・・・て、どうしたんですか、そのお怪我は！？
ゆ・・・夢子ちゃん・・・アリスちゃんは、とても強く・・・なったわ・・・
え、ええ？、そう・・・ですか？
わ、我が人生に・・・一片も、悔い・・・無しぃ・・・
神綺様！？、神綺様！！
あ、でもアリスちゃんのお菓子食べるまでは死ねないや
・・・もう、勝手にしてください・・・ハア・・・
・・・・・・
それにしても、ビックリしたわ・・・本当に日記を見つけられるなんて。
シャンハーイ？
ん？、ちゃんと加減はしたわよ？
シャンハーイ
・・・それにしても、本当に良かったわ
シャンハーイ？
昨日と同じ場所に隠していたら、本物の日記を読まれるところだったもの、ね
シ、シャンハーイ？
え？、本物の日記が何処にあるのかって？・・・それは、ひ・み・つ
ホラーイ
あら、どうしたの、蓬莱？
ホラーイ
え？、ちょ、蓬莱！それは本物の！
ホラーイ
シャンハーイ
ま、待ちなさい！、蓬莱、上海！
・・・・・・
皆さんも、大事な物の隠し場所には気をつけましょう。
それにしても親に手をあげるとは・・・
アリス、いけないコだ。早急におしおきが必要なようですねウフｈ（ｼｬﾝﾊｰｲ