※若干、二次設定があります。
タイトルで美霖みたいになってますが正直微妙な位置です。御了承ください。
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【あなたは昔のフランにそっくりね】
懐かしい言葉
【あなたに使命と名前を与えましょう】
それは何百年も前に貰ったもの
【あなたの名前は・・・・・】
「・・・はっ!!」
「(まずい・・・また昼寝してしまった。こんなところ咲夜さんに見られ)」
「ずいぶん気持ちよさそうに寝てたわね」
顔を上げると満面の笑みを浮かべたメイド長がいた
「っは、はいいい!!・・さ、咲夜さんいつの間に!!?」
「・・・・門番がお昼寝とは良い身分ね」
「え、いや・・あのす、すいません!!」
「これで何十回目かしら中国」
「う・・・あの美鈴って呼んでください」
「そう、分かったわ 中国」
「うう・・・・ついに咲夜さんまでその呼び方に・・・」
変わらない日々
変わらない景色
変わらない呼び名
「メイド長に用があるから入るぜ中国」
「だから、私には美鈴って言う名前が・・・」
「門通るわよ中国」
「いや・・・だから美鈴っていう・・・」
「藍しゃま・・・なんであの門番さんはみんなから中国って言われてるんですかー?」
「こら、橙。本人気にしてるんだからそういう事は言ったらダメだよ」
「(聞えるように話してるのはわざとか・・・?)」
誰に会っても [中国]・[門番]と言われる日々
そんな時間の繰り返し
だけど
その日だけは少し違った。
「あなたに仕事よ中国」
もう中国と言われるのも慣れた。特に反論する気にもならなかった
「なんですか?」
門番以外の仕事など特にやったこともないので不思議に思った
「香霖堂にここに書いたものを買ってきてちょうだい」
「香霖堂・・・ですか。 わかりました今すぐ行ってきます」
「お願いね」
香霖堂・・・魔法の森のはずれにある店
咲夜がよく買出しに行くことから大体の場所は分かっていた。
「ここが香霖堂・・・」
別に普通な感じの店だがこんな場所に入るのは初めてなので緊張した
---カラン、カラン
「いらっしゃいませ」
店の中には1人の男性がいた。
銀髪に整った顔立ちに眼鏡。外見から20代くらいと言ったところか。
「・・・・なんですか?」
店のカウンターから店主がじっとこちらを見ていた
「君は、紅魔館の門番だね」
「えっ!・・な、なんでその事を?」
「紅魔館のメイド長がここに来るたび君の愚痴を言ってるよ。{すぐ昼寝する中国娘の門番がいる}ってね」
「なんで、それで私だって分かるんですか?」
「それは、見るからにそれっぽい格好しているからね」
「・・・!!」
言われて初めて自分の格好が中国人みたい服だと気づいた。
今までは名前が中国人ぽかったり太極拳をしているからだと思った。
「そうそう、それで君の名前はなんて言うんだい?」
「・・・・え?」
本名を聞かれた事などここ最近初めてだったため一瞬固まってしまった。
「まさか、中国が本名なんてことはないだろう・・・」
「紅・・・美鈴です」
「そうか・・・いい名前じゃないか」
{いい名前}そんなことを言われたのも初めてだった。
次の言葉に戸惑い思わずこんなことを聞いてしまった
「あなたの名前は?」
「僕かい・・・僕は{森近 霖之助}さ」
「変わった名前ですね」
「よく言われるよ」
「それが本当の名前なんですか?」
女の勘というやつだろうか・・・その名前に違和感を感じてしまった
「本名といえば本名だしそうじゃないっといえば偽名になるかな」
「どういう意味です?」
「そのままの意味だよ。半人半妖には色々あるのさ。」
「・・・・そうですか」
---自分の境遇と似ているような気がした
だからこそ深く聞きたいとは思わなかった
「ところで何か買いにきたんじゃないのかい?」
「あ、そうでした!ここに書いてあるものが欲しいんですけど・・・」
「ああ、これならすぐにまとめれるよ。少し待っててくれ」
待ってる間に店の中を見ていると、一枚の写真を見つけた。
そこには霊夢と魔理沙、そして店主の顔が写っていた。
端の方には天狗の羽が見えた。
自分でも分からないが・・・なぜかその写真に魅入ってしまった
「・・・・」
「はい、これでいいかな」
しばらくすると店の奥に行った店主が軽い荷物を持って戻ってきた。
「はい。ありがとうございます」
それを門番が右手で受けとる。
その時、店主が門番の左手に持っているものに気づいた。
「おや、その写真どこで見つけたのかな?」
「あ・・いや、そこの商品の中に混じってましたよ」
「そうか・・・ずいぶん懐かしいものが出てきたな」
「霊夢と魔理沙と親しいんですか?」
「兄みたいなものだよ。出来の良すぎた妹達をもったね・・・」
「家族・・・ですか」
「それが一番良い例えだね。魔理沙にもそろそろ名前で呼ばれたいものだがね」
「なら、これからは魔理沙の代わりに私が名前で呼んであげましょうか?」
「そうしてくれると嬉しいかな。だけど、今日はもうそろそろ帰らないと怖いメイド長に怒られてしまうよ」
「え?・・・あ!もうこんな時間!?早く帰らないと!!」
「そうか、じゃあまた来てくれよ美鈴」
「・・は、はい!!霖之助さん!」
「霖之助さんも暇だったら紅魔館に来てくださいね」
そういうと少女は急いで帰っていった。
~数日後~
『紅魔館』
「こん・・・ころで・・・・こられる・」
「・・・・ん」
聞き覚えのある声で門番は目覚めた
「こんな所で寝ていたらメイド長に怒られるよ」
変わらない日々
「・・・・霖・・之助さん?」
変わらない景色
「やあ」
そして
「美鈴」
タイトルで美霖みたいになってますが正直微妙な位置です。御了承ください。
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【あなたは昔のフランにそっくりね】
懐かしい言葉
【あなたに使命と名前を与えましょう】
それは何百年も前に貰ったもの
【あなたの名前は・・・・・】
「・・・はっ!!」
「(まずい・・・また昼寝してしまった。こんなところ咲夜さんに見られ)」
「ずいぶん気持ちよさそうに寝てたわね」
顔を上げると満面の笑みを浮かべたメイド長がいた
「っは、はいいい!!・・さ、咲夜さんいつの間に!!?」
「・・・・門番がお昼寝とは良い身分ね」
「え、いや・・あのす、すいません!!」
「これで何十回目かしら中国」
「う・・・あの美鈴って呼んでください」
「そう、分かったわ 中国」
「うう・・・・ついに咲夜さんまでその呼び方に・・・」
変わらない日々
変わらない景色
変わらない呼び名
「メイド長に用があるから入るぜ中国」
「だから、私には美鈴って言う名前が・・・」
「門通るわよ中国」
「いや・・・だから美鈴っていう・・・」
「藍しゃま・・・なんであの門番さんはみんなから中国って言われてるんですかー?」
「こら、橙。本人気にしてるんだからそういう事は言ったらダメだよ」
「(聞えるように話してるのはわざとか・・・?)」
誰に会っても [中国]・[門番]と言われる日々
そんな時間の繰り返し
だけど
その日だけは少し違った。
「あなたに仕事よ中国」
もう中国と言われるのも慣れた。特に反論する気にもならなかった
「なんですか?」
門番以外の仕事など特にやったこともないので不思議に思った
「香霖堂にここに書いたものを買ってきてちょうだい」
「香霖堂・・・ですか。 わかりました今すぐ行ってきます」
「お願いね」
香霖堂・・・魔法の森のはずれにある店
咲夜がよく買出しに行くことから大体の場所は分かっていた。
「ここが香霖堂・・・」
別に普通な感じの店だがこんな場所に入るのは初めてなので緊張した
---カラン、カラン
「いらっしゃいませ」
店の中には1人の男性がいた。
銀髪に整った顔立ちに眼鏡。外見から20代くらいと言ったところか。
「・・・・なんですか?」
店のカウンターから店主がじっとこちらを見ていた
「君は、紅魔館の門番だね」
「えっ!・・な、なんでその事を?」
「紅魔館のメイド長がここに来るたび君の愚痴を言ってるよ。{すぐ昼寝する中国娘の門番がいる}ってね」
「なんで、それで私だって分かるんですか?」
「それは、見るからにそれっぽい格好しているからね」
「・・・!!」
言われて初めて自分の格好が中国人みたい服だと気づいた。
今までは名前が中国人ぽかったり太極拳をしているからだと思った。
「そうそう、それで君の名前はなんて言うんだい?」
「・・・・え?」
本名を聞かれた事などここ最近初めてだったため一瞬固まってしまった。
「まさか、中国が本名なんてことはないだろう・・・」
「紅・・・美鈴です」
「そうか・・・いい名前じゃないか」
{いい名前}そんなことを言われたのも初めてだった。
次の言葉に戸惑い思わずこんなことを聞いてしまった
「あなたの名前は?」
「僕かい・・・僕は{森近 霖之助}さ」
「変わった名前ですね」
「よく言われるよ」
「それが本当の名前なんですか?」
女の勘というやつだろうか・・・その名前に違和感を感じてしまった
「本名といえば本名だしそうじゃないっといえば偽名になるかな」
「どういう意味です?」
「そのままの意味だよ。半人半妖には色々あるのさ。」
「・・・・そうですか」
---自分の境遇と似ているような気がした
だからこそ深く聞きたいとは思わなかった
「ところで何か買いにきたんじゃないのかい?」
「あ、そうでした!ここに書いてあるものが欲しいんですけど・・・」
「ああ、これならすぐにまとめれるよ。少し待っててくれ」
待ってる間に店の中を見ていると、一枚の写真を見つけた。
そこには霊夢と魔理沙、そして店主の顔が写っていた。
端の方には天狗の羽が見えた。
自分でも分からないが・・・なぜかその写真に魅入ってしまった
「・・・・」
「はい、これでいいかな」
しばらくすると店の奥に行った店主が軽い荷物を持って戻ってきた。
「はい。ありがとうございます」
それを門番が右手で受けとる。
その時、店主が門番の左手に持っているものに気づいた。
「おや、その写真どこで見つけたのかな?」
「あ・・いや、そこの商品の中に混じってましたよ」
「そうか・・・ずいぶん懐かしいものが出てきたな」
「霊夢と魔理沙と親しいんですか?」
「兄みたいなものだよ。出来の良すぎた妹達をもったね・・・」
「家族・・・ですか」
「それが一番良い例えだね。魔理沙にもそろそろ名前で呼ばれたいものだがね」
「なら、これからは魔理沙の代わりに私が名前で呼んであげましょうか?」
「そうしてくれると嬉しいかな。だけど、今日はもうそろそろ帰らないと怖いメイド長に怒られてしまうよ」
「え?・・・あ!もうこんな時間!?早く帰らないと!!」
「そうか、じゃあまた来てくれよ美鈴」
「・・は、はい!!霖之助さん!」
「霖之助さんも暇だったら紅魔館に来てくださいね」
そういうと少女は急いで帰っていった。
~数日後~
『紅魔館』
「こん・・・ころで・・・・こられる・」
「・・・・ん」
聞き覚えのある声で門番は目覚めた
「こんな所で寝ていたらメイド長に怒られるよ」
変わらない日々
「・・・・霖・・之助さん?」
変わらない景色
「やあ」
そして
「美鈴」
プチでもいいかなと思うけど、良いものは良いと言う事で。
夏休みなコメント気にせずこれからも是非頑張ってくださいな。
個人的には咲夜その他の人は見下してるだけのつもりで中国と呼んでるワケではない事を信じたいですw
以上、壊れギャグを好んで書く者のつぶやきでした。
>>8.
トップ読め!
そういのは、もうひとつのほうで頼むな
>内容や文章量によって差別化しているものではありません。
>ですので、コメント等でそういう指摘はなさらないようお願いします。
>そういったコメントは全て削除対象とします。
創想話トップページより抜粋。
ご協力をお願いします。
自分はひさしくこういった作品を読ませてもらいましたが、きれいな文の書き方で読みやすかったですよ。
強いて言うなら、もう少し何らかの絡みがあるとより面白くなるかもって感じです。
あと、勉強の方も頑張ってください。