Coolier - 新生・東方創想話

若紫

2008/08/18 23:24:25
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「藍さま、幻想郷で一番強いのって、誰なんですか?」

 きっかけは、少女が持ったそんなたわいもない疑問だった。
「急にどうしたんだ、橙?」
 洗い物の手を一度止めて、藍が逆に聞き返した。
「チルノちゃんが、自分が最強だって、嘘ばっか言うから」
 その時のことを思い出しているのか、橙がぶっすうと不満そうな顔をする。
「私がそんなことないよって言ったら、じゃあ誰が最強?って聞いてきて」
「ふむ、それで橙はどう答えたんだ?」
「えっと、紫さまって、紫さまが幻想郷で一番強いよって」
 もじもじとそう答えた橙に対して…
「うん、その通りだ。何の問題もないよ。幻想郷最強は紫様だ」
 …良くできましたと言わんばかりに、藍が頭をなでた。
「えへへ、やっぱりそうですよね」
「うん、その通りだ」

「藍ってば、親バカなだけじゃなくて、相当な娘バカでもあったのね」

 にこやかな主従のやりとりに、スキマからつっこみが入った。
「紫さまっ! おはようございます」
「うん、おはよう、二人とも」
 わたわたと挨拶を返した橙と藍に、紫がヒラヒラと手を振りながら挨拶を返した。
「おはようございます、紫様。早速ですが、先ほどのお言葉なのですが」
「うん、な~に?」
「私の答えは別に紫様の式だから言った言葉ではありません。冷静に、客観的に、あらゆる状況を想定した上での、順当な判断に基づいたものです」
 藍が真剣な表情で、そう訂正を促した。
 言葉よりも、真剣にそう信じていることこそが、相当な娘バカである証拠だと思い、紫はしょうがないなと言わんばかりに苦笑する。
「まあ、私自身も幻想郷最強、その候補の一人だとは思っているわ」
「候補…ですか?」
 橙がそのあいまいな表現に、わかったようなわからないような、なんとも言えない気持ちから問い返した。
「そう、あくまで候補よ」
「では、他にはどなたがその候補だと、紫様はお考えなのですか?」
 こちらは幾分不満げに、藍が聞き返した。
「そうね、まずは…風見幽香かしら」
 あごに指を当てながら、紫が”まず”という表現を使って”一人目”の名前を言った。
「風見幽香ですか」
 藍が幾分かの納得を持ちながらも、やはり不満そうにその名前を言った。
「はい、ひまわり畑にいるっていう妖怪ですよね、私はまだ会ったことないです」
 先生に答える生徒のように、橙が手を挙げながらそう言った。
「会わない方がいいよ」
 憮然とそう言う藍と、その態度におかしそうに紫が笑う。
「ええ、そうよ、まあ藍の言うとおり会わないほうがいいわね。
 それで、この風見幽香という妖怪なんだけど、格から言えば私と同等、妖力だって似たようなもの。昔から私と共に”最強の妖怪”と呼ばれているわ」
「最強の妖怪が、二人いるんですか?」
 二人いるのに最強という表現が用いられていることに、橙が不思議に思ってそう聞いた。
「能力的に、私は紫様の方が強いと、客観的に判断して、そう思いますがね」
 藍は不満げに、そう口を挟んだ。
「私も、そして彼女も、”最強”という表現を用いられるほどの、飛び抜けた力を持つ妖怪ということよ。どちらが強いかなんて、実際ホントにやりあってみないとわからないこと…まあ、やりあうつもりないしねー」
 最後はだらけたように、紫がそう答えた。
「そうなんですか、どっちが強いかとか、気になりませんか?」
「橙は子供…いや、若いわね」
 不思議そうな表情の橙に、紫は苦笑混じりの表情をしてそう答えた。
「弾幕ごっこならともかく、実際に本気でやりあったら、必ず禍根が残るわ。そんな禍根を持った自分とほぼ同等の力を持つ妖怪がいることに、私は耐えられない。おそらく幽香もそうでしょう。私が勝ったなら確実にとどめを刺すし、逆も同じ。つまり、やりあえば必ずどちらかが消える。そうなるのよ。
 どっちが強いか…そんな単純な疑問程度でやりあうには、リスクが大きすぎる。それに私達は二人ともこの幻想郷に大きな影響を持つ大妖怪、どちらかが消えるというのは幻想郷的にまずいしね」
「そうなんですか、じゃあ、他の候補って誰なんですか?」
 なんとなくわかったような気になったので、橙は次の疑問にうつった。
「後は、鬼とか。伊吹萃香ね」
「博麗神社でよく見かける鬼さんですか?」
 会ったことのない幽香はよくわからなかったが、会ったことのある萃香になると、ますますわからない。いつもヘラヘラとお酒を飲んでいるだけの印象しかないため、幻想郷最強候補というすごいものと繋がりにくかった。
「そう、強いわよー。鬼という種族はね、その業の深さと重さから、人間界はもちろんのこと、この幻想郷からもいられなくなった種族なの。ほとんどの鬼は、地獄という極界にしか住んでいないわ」
「ふーん、あの鬼さんだけがこの幻想郷に残っているんですね」
 橙のその言葉に深い意味はなかった。
「そう、萃香だけはこの幻想郷に残れているのよ。幻想郷最強”候補”であるというのもそれに大きく貢献しているのかもしれないわね。自分が最強であると確定していない世界なんて、極界以外だとこの幻想郷くらいでしょうね。
 だから彼女はこの”候補”という文字を消すつもりはないでしょうし、私もそれでいいと思っているわ」
「はあ?」
 橙にとって紫の説明はわかりにくい。理解させるつもりがあるのかないのか、そのうさんくさい笑顔からは読み取ることができない。
「他には、神様とかね、こないだ引っ越してきたでしょう」
「やっぱり強いんですか?」
 ワクワクと聞いてくる橙に、紫はにっこりと笑った。
「だって、神様だし」
「あれ、それだけですか?」
「だって、神様なのよ」
「はあ」
 さっきまでいろいろ饒舌に説明していてくれたのに、飽きたのか、わからないのか、どうでもいいのか、それだけですまされた。
 不満そうな橙に、またまたにっこり笑顔、すごく、うさんくさい。
「なんというか、すごく玉虫色にまとめましたね、紫様」
「いいじゃない、玉虫色。白黒はっきりしても、ろくなことないわよ」
 どこかの誰かに喧嘩を売っているのか、紫はヒラヒラと手をめんどくさそうに振ってそう言った。
「それで、紫様、それで全部ですか?」
「ああ、うーん、そうね、そうねー…うん、それでいいんじゃない」
「なるほど、ありがとうございました、紫さま」
 にぱっと笑って、橙がお礼を告げた。
 とりあえず橙の頭の中にできた図解としては…

   幻想郷最強候補…あくまで候補だよ!
     八雲  紫さま  … 藍さまという強い式がいるから!
     風見  幽香   … 紫さまと同じ最強の妖怪らしい
     伊吹  萃香   … 鬼はすごく強いんだって
    こないだ来た神さま … 神さまだし

 下に行けば行くほどいい加減になっているのは、紫の説明からしてしょうがないことだろう。
「うーん、でも、やっぱり、誰が一番強いかっていうのは、ちょっと気になっちゃいますね」
 てへへと笑う橙を、なんとも言えない…いろいろな感情がこもっているような…苦笑をもって、紫が答えた。
「ホント、…若いわね」
 そう言うと、どこから取り出したのか、扇を広げると自分の口元を隠した。
「はえ?」
「紫様?」
 雰囲気の変わった主にとまどう二人に対して、紫が扇の向こうの口を開いた。
「誰が幻想郷最強なのか? …そんな疑問を解こう…いえ、自らが最強であると証明しようと、そう考えた時期が、私にもありました。
 そんな…ちょっとした昔話、してみようかしら」







 それは千年以上は昔、幻想郷がまだ幻想郷でない頃、私が最強であると思っていた、信じていた。
 だから、それを証明しようと思った。別に不思議なことじゃない、当然の流れだった。
 証明の方法は簡単、ただ私の力をしめせばいい、他の強いと言われている連中を倒せばいい、滅ぼせばいい、それで自ずと示される、私が最強であることが。
 そう思い立ってからは早かったし、簡単だった。強いと言われる妖怪、人間、それ以外のもの、なんだって良かった。距離など私にはないようなものだったから、すぐだった。


「はっ! ひっ! はっはっ!」
 必死で走っているそいつの後ろから、私はゆっくりと歩く。
「はっ! はっ! はっ!」
「ふん、ふふ~ん♪」
 全力を走ることだけに費やしているそいつの後ろで、私は鼻歌まじりにのんびりと歩く。
 境界をそいつの100歩後ろにつなぎ、次は50歩、30歩、20歩、10歩、5歩とゆっくり歩きながら、じわじわと差をつめていく。それがわかっているから、全力を出しても、逃げても無駄なのに、そいつは必死で足を動かす。
 真横につなぐ、5歩前につなぐ、真上につなぐ。
 あわれなほど取り乱し、腰をぬかし、足をがくがくと震えさせる。
「あら、鬼ごっこはもうおしまい?」
 完全に足が止まったそいつの前から、のんびりと声をかける。
「はあ、はあ、はあ」
 こんなザマだが、これでも西国一と呼ばれ、近隣の妖怪達が恐怖する陰陽師だった。
「そんなに必死で動かしてきたら心臓がかわいそうね、静かに止めてあげるわよ」
「はっ、はっ、ははっ、はははっ!」
「どうしたのかしら?」
 ただ死ぬしかない身のくせに、やつは笑い出した。
「この私がただ闇雲に走っていただけだと思ったか?」
「ええ、思ったわ。無様なくらい必死だったじゃない」
 私がそう言ってやると、顔を紅潮させる。
「我が最大の術を仕掛ける準備だったのだ、そしてその準備は既になった!」
「へー、そうなんだ」
 バカにされたと感じたか…まあ、バカにしたんだけど、奴は顔をさらに真っ赤にしながら叫ぶ。
「五芒をもって、護法をなす! 悪霊退散!!」
「へー」
 奴の言うとおり、あの無様な逃走劇にはそれなりの目的があったようだ。上空から見ると半径一里はあるだろう五芒星が見えるだろう。まあ、かなり歪だと思うが。
「この結界陣の中では、妖力を完全に封じることができる。形勢逆転だな」
 ホッとしたように、やつが戯れ言を言う。形勢逆転? …こんなもので?
「この私の前で世界を結ぶですって? 何をトチ狂っているのかしら? 私を誰だと思っているのかしら?」
 大きさはそれなりだが、込めた力も、形も、精度も、こんないい加減な結界で、この境界を操る最強の妖怪たる、この私を封じるですって? 笑い話にもなりはしない。
 一歩近づく。ただそれだけで、この結界と呼ぶもおこがましい術を破壊する。
「いっ!? ひっ! ひぃぃぃいいいいいいぃぃぃ!!!!!」
 もはや、頼るものもなく、すがるものもなく、完全に壊れた”元”西国一の陰陽師を前にして、私の興味がさーっと引いていくのを感じる。
「喜びなさい、その無様な表情に免じて、殺さないであげるわ。これからは常に私の影におびえて、隠れて暮らしていくことね。
 もっとも、私から逃げられる、隠れられる場所があるとは思えないけどね」
「ひいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
 その絶望の声を聞いて、それなりに満足する。
 私から逃げられる、隠れられる場所はある。それは私の興味の外に出ることだ。私の眼中に入らないことだ。つつましくおびえて暮らすなら、こいつはその私の境界の空白地帯に逃げ込めるだろう。


 万事がこの調子だった。○○で最強、○○で一番と謳われるやつのところに行っては身の程を教える。本当の最強を、真実に一番というものを刻みつける。
 その行為はまだ若かった私には、非常に甘美なものであり、やめられないものだった。
 全てが思い通りと言っても過言ではなかった。邪魔するものはまとめて倒した、邪魔になるものはなかった。私は意気揚々と最強への道…否、最強を証明する道を着々と進んでいた。
 ただ残念なことに、ほとんどの敵を破壊してしまっていたため、私の噂があまり広がることがなかった。前述の陰陽師も、その日の内に自殺してしまったらしい。
 そのうち、手っ取り早く戦える敵がいなくなった。それこそ、異変レベルのことをしでかして引っ張り出すかどうかしないと、戦えそうもない敵くらいしか残らなくなっていた。
 当時の私は、なんかいい異変はないかと考えながら、気まぐれに戦いをふっかけては暇をつぶしていた。
 その暇つぶしの一つとして、何かから逃げるように、隠れるようにしている連中を見つけては、気まぐれに襲いかかり、その何かよりも断然私のほうが怖いということを教えてやっていた。
 恐怖はその強さを倍増させて見せるものだ、その倍増して見せられている強さよりも私のほうが強いということを認めさせるということは、ある意味私の最強を証明するのにつながっていると考えられたので、暇つぶしには最適だった。
 逃げたり隠れたりして私の興味を引いた瞬間、私からは逃げることも隠れることもできないのだから。

 そう、人目から隠れるようにあったその住まいを見つけたのも、そんなころだった。


「へぇ」
 素直に感嘆の声をあげる。
 そこは夢と現の境に建つような、ひっそりと見事に隠れた、マヨイガと呼ぶのにふさわしいものだった。一度は見つけられたのに、二度目には見つけることができそうにない印象を与える場所、それは素直に私を感動させた。
 そして、こんなところに隠れなければならないとなると、そいつが逃げようとしている相手は最強と呼ぶにふさわしい力をもっているのではないか、そう思わせた。
「どなたかしら?」
 女に後ろから声をかけられた。ぼんやりしていたとはいえ、背後を取られていたことはあまり気分のいいものではなかった。
「そういうあなたはどなたかしら? 人に名前を尋ねる時は、自分が先に名乗るものだと習わなかったかしら?」
 私がそう言うと、その女はため息を一つついた。
「そう。だったら、名前はどうでもいいわ」
 いぶかしげにこちらを伺う女、まあこんなところで人と会うとは考えていなかっただろうから、当然の反応と言える。
「こんなところに何の用かしら?」
「そういうそちらは、なんでこんなところに隠れているのかしら?」
 私の質問に、女の眉がぴくりと動く。
「何か怖いものに追われているのかしら? 何から逃げているのかしら? 何におびえているのかしら?」
「そうね…追われているのかしら? 逃げてはいないわよ、隠れてはいるけど」
 女の表情が変わる。余裕? …私がその何かではないから? 苦笑? …何に対して? 
 私の興味はここに隠れているやつじゃない。ここに隠れているものを追いかけているものだ。それなのに何だ、なんとなく、カチンとくる。なんだその笑顔は?
「へえ、何からかしら? 怖いのかしら? 恐ろしいのかしら? 強いのかしら?」

 この私よりも!!

「そう、怖いわね、恐ろしいわね、強いわね…」
 私の質問に、言ってる内容に相反して、楽しそうにそう答える。表情は相変わらず笑顔、うさんくさい笑顔。

「…少なくても、あなたよりも、ね」

 ニヤリとつりあがってできた口は三日月、表情はうさんくさすぎる笑顔…

 …動く、許せない、何かが許せない、何もかもが許せない、こいつを追いかけているのが何かなんて、どうでもいい! やめろ、その口を! やめろ! そのうさんくさい笑顔を!!!
 境界をつなぐ、手をつっこむ、何かをつかむ、そのまま突き出す、それはそのまま女の背中と服をつきやぶる、なんだ、その趣味の悪い服は! この赤青め!!
「…わかるかしら? 何をされたか? 私は何かをつかんでいるわよ、何かわかるかしら?」
 そう言いながら、手を引っ張り出す。
 ソレは人間にとっては大事な機関。真っ赤な何かを吹き出すポンプ。
 あの女の苦しげな表情が見たくて、ゆっくりとソレを見せつけながら顔を見る。

 そこにあるのは、うさんくさい笑顔。

「あら、それを見るのは久しぶりね、元気に動いているわね」
 何かに押されるように、手を握りこむ、握りつぶす。もう抜き取った後だ、意味はない、あるはずなんかないってわかっている。
「ひどいわね、大事な器官よ。それがないと、普通は死ぬのよ」
 そう、つまりこいつはそんな器官がいらない、普通じゃないやつだ。
 妖気を解放する。それに呼応して百近い光弾が浮かぶ。それ一個で家くらい軽く吹っ飛ぶ。
「行け!」
 いくつかはまっすぐに、いくつかは弧を描くように、いくつかはスキマに潜り込ませる、絶対によけられないように。
 そして、それらすべては、避けようともしない女の体をバラバラにして粉みじんにした。
「…やった?」
 あまりの手応えのなさに、思わず声をあげる。
「…若いわねえ」
 背後からの声に、飛び退く。
 なんともない体の上に、なんでもないようにのっかっている頭部、その顔に浮かぶのは…

「うわぁあぁぁ!!!」

「…いい夢、見れたかしら?」
 跳ね起きた私の前に、見たくもない笑顔、奴のうさんくさい笑顔。
 客間…らしき場所の布団の上で、私は目覚めた。最初に見るのがあの笑顔なのは、とびきりの悪夢だ。
「…これは」
 なんとなくわかる、わかるがそんなわけはない、そんな屈辱を認められるわけがない。
「怖い顔ね、どんな夢を見たのかしらないけど、私のせいじゃないわよ」
 奴が苦笑する。自分のせいじゃない? わかりきった嘘だ。
「まあ、元気そうでなによりだわ、じゃあ私は行くわね」
 すっくと立ち上がると、この部屋をあとにする。いや、出ようとした瞬間…

「…まあ、せめて、自分の今いる場所が、夢か現かくらいはわかるべきじゃないかしら? …境界を操る妖怪としては、ね」

 うさんくさい笑顔…絶対にバカにしているはずなのに、それすらも完全にとけ込ませた…最悪にうさんくさい笑顔をはりつけて、奴はそう言って出て行った。
 身を焦がさんばかりの屈辱をかかえて、私は境界へと逃げ込んだ。…そう、逃げ込んだんだ。この借りは必ず返すと胸に誓って。


 それからしばらく経ってから、ある程度力のある妖怪達を引き連れて、月に攻め込んだりもしたのだが…
 
 …結果は、まあ、あれだった訳だけど。







「…紫さま!」
 橙の声で、紫がビクッとする。
「あ、ああ、なに?」
「ですから、その家には何があったんですか?」
 昔話の途中で、ボケッとしていたようだ。
「そうね…」
 紫は過去を懐かしむような、悔やむような、なんともいえない、うさんくさい笑顔をして言った。



「…そこには、すんご~~~~~っく、年取ったイヤな婆さんがいたのよ」
「…くしゅん!」
「師匠、風邪ですか?」
「バカね、天才は風邪なんてひかないわよ」


てなわけで、2作目になりました。須達龍也でございます。
今回は割とよく用いられるテーマ「幻想郷最強は誰だ?」と、スキマ妖怪の若い頃にこんなことあったりして~とかいうのを両方詰め込んでみました。

バ○ァ、○バァとひどいことを言われているゆかりんですが、誰かさんと比べたら全然若いですよ~♪
須達龍也
[email protected]
http://www.eonet.ne.jp/~sudati3104/
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コメント



0.890簡易評価
2.無評価名前が無い程度の能力削除
たしかにww
少なくとも、竹林にいる人と永遠亭の二人には年ではかなわn(アポロ
3.100名前が無い程度の能力削除
すみません、点数つけ忘れました(^^;
5.70からなくらな削除
前作を含め、須達さんはファンタジックな話がお好きのようで
上のあれは永琳でしょう。多分。
では、本当に最強(候補)なのでしょうか?確かめてみましょう
 ①紫が月に攻め込み、敗北した。その月の民を戦闘において統括していたのが「綿月姉妹」
  永琳は、その二人の(かつての)教育者であり、実力も上回っているという
 ②永夜抄において、自機は二人組だった。二人掛かりでやっと輝夜を倒すことに成功
  永琳は、輝夜の力を上回らないように、セーブしているという
 ③不老不死
確かに、最強かもしれませんね
あと、永琳といえども、風邪はひくみたいですよ
6.90名前が無い程度の能力削除
考察者の中には、永琳は精神が不死ではないから、精神を破壊すればっていう説を展開している方がたまにいらっしゃりますよね。

永琳は永遠の・・・・・。
なんか後ろから視線を感じたので言うのやめときます(
9.80名前が無い程度の能力削除
最強ネタについてはいたちごっこになるからノータッチで、という点を逆手に突いた内容ですね。
まあみんな、最強の専門分野が違うということでどうでしょうか。
12.80名前が無い程度の能力削除
能力の及ぶ範囲によっては吸血鬼姉妹かなりやばい

というか、基本的には先手とった方か?
13.90名前が無い程度の能力削除
「あきらめる」と言う事を知らず、学ぶ事も無いチルノが『サイキョー』だと思う
14.70名前が無い程度の能力削除
幻想郷で紫以上といったらたしかに永琳くらいしか思いつかないなぁ
強さ的にも年齢的にも・・・
15.70名前が無い程度の能力削除
能力がある以上、その定義次第でしょうねぇ。
一面ボスでさえ紫や幽香、萃香に神奈子達も倒せるでしょうし、闇とか蟲とか。
20.無評価須達龍也削除
ちょうどではありますが、1000点突破、ありがとうございました!

>最強ネタ
諸説色々ありますし、このSSも反感食ったところもあるかもというのは想定しておりましたが、そこまでひどい反感は買わなかったようで、ちょっとホッw
今回のSSでも、若い頃のゆかりんは永琳に負けちゃいましたが、若さ故の過ちといいましょうか、青さが出たというか、そんな感じですw

>永琳
後付で出てきた設定って、永琳をとんでもないものにしている気はしますね。
一億歳ってあーた、ありえませんよ、生物と考えるのすら無理があると思いますね。一億年という長い年月を生きてきて、あんな何も変わってないように自然にいられるって、どんな精神しているのやら…

>うさんくさい
東方って、うさんくさいキャラがわんさか出てますが、この二人がトップレベルですよねw
21.70ぐりる削除
さすがに予備知識無しでは背景が分からないけど、純粋に楽しめました。
お疲れさまでした!
23.90名前が無い程度の能力削除
やっぱりチルノが西京だよ!!
25.90名前が無い程度の能力削除
俺の脳内妄想では神様二人と閻魔様が一番でその次にゆかりんとえーりん、次で幽香と西瓜と幽々子
なぜかって?
だって神様だし
27.80名前が無い程度の能力削除
俺の心に対する破壊力では閻魔様が最強です。
30.80名前が無い程度の能力削除
ゆかりんのくつしたにはだれもかてな(
31.80名前が無い程度の能力削除
もう30氏の意見が真実ってことでいいと思うんだ 誰か一番とか決めないで

誰でも最強にしたいジャスティスなキャラは違うと思うし
38.80名前が無い程度の能力削除
やはりチルノが彩京ね!
41.無評価名前が無い程度の能力削除
神様が最強だというのならば、秋姉妹だって!