この話はオリキャラが出てきます。そういう類が苦手な方は退室をお願いします
ここは幻想郷と呼ばれし場所。大昔にある人間達とある妖怪達が創り出した世界。外の世界から忘れられた世界。強いて言うならば忘れられた楽園。なぜ忘れられた楽園が創り出されたのかはごく一部を除いた者達以外誰も知るよしもない・・・。
ここは幻想郷にある妖怪の山と呼ばれし場所。主に天狗や河童が住まう場所でもありました。そこに一人の鴉天狗の少女がいました。鴉天狗は天狗の中で中級身分で速さが自慢の天狗だそうな。彼女の名は射命丸 文。飛ぶ速さが幻想郷最速だそうな。新聞記者を営んでいました。彼女はとても悩んでいました。それは・・・。
文「まずいですねぇ。とてつもなくまずいですねぇ新聞を出したいのにネタが・・・。ネタが無ければ新聞の原稿すらも書けませんねぇ本当に・・・。嘘を書くわけにもいかないし、う~んどうしたらいいものかしら。」
そう彼女にとって、否、同業を営む天狗達にとってネタが無いと言う事はとても一大事である。天狗の新聞は嘘八百、でたらめが多く山の中でしか出回らない。しかし彼女の新聞、文々。新聞はそれのまるっきり逆で山の外に配り回っている。また新聞には真実しか書かないという天狗にしては変わり者らしい。一般的に考えると他の天狗の方がどうかと思うが・・・。
文「ネタを探しに行きたいのは山々だけど・・・。こんなに雨が降っていたら誰でも出掛ける気も無くなるわねぇ。今日は一日中、家にこもっていましょうか。動くのも怠くなってきたし。けど、このままだとあのスキマ妖怪みたいになってしまいますねぇ~。」
そう呟きながら居間でゴロゴロしていた。そこに来客が来たようです。コンコン
文「は~い。どちら様でしょうか~。」と動くのが面倒らしく外に聞こえる声で言った。
椛「犬走 椛です。少し用がありまして参りました。」
文「んじゃ、あがって来て~居間にいるから~。」
椛「あ、はい。お邪魔させていただきます。」
文の家に訪ねて来たのは犬走 椛という山の哨戒する白狼天狗である。白狼天狗の役職は大天狗、蒼天の下で山の警備もしくは侵入者の迎撃である。天狗の中では下級身分なのでちょくちょく上からの仕事を回される事もあるそうな。
文「いらっしゃい椛。少し待っててね。今、温かいお茶と何かおつまみ出すから。」
と寝そべっていた体を起こして言った。
椛「あ、お気遣いなく。そのままでいらして下さい。」と礼儀正しく言い返した。
文「気にしなくてもいいわ。それよりも外、結構な量の雨が降っていたでしょ。体が冷えているでしょうからそこで待ってなさい。」
椛「わぅーではお言葉に甘えて。」
文「よろしい。」
と会話をし文は台所へと向かった。一方、居間に残された椛はというと机の上に置いてあった一つの短冊が目に入っていた。
椛「(わぅ?七夕の短冊かな?けどもう三週間経つのに・・・。文様は一体どのような願い事を書いたのかな?けど見るのもアレだし・・・。けどやっぱり見たい・・・。)」
と思いつつ短冊の内容を見ると
叶うのなら
もう一度君に
会えますように
椛「・・・何これ?」
椛は目を疑ったまま固まってしまった。そこに文が帰って来た。
文「お待たせ~。で、用ってな・・・に」
ガッシャーン。湯呑みとおつまみを落としてしまった。文は笑顔から一気に真っ青になっていた。
文「・・・椛。・・・見たのねそれを・・・。」
椛「・・・はい。・・・申し訳ありませんでした!!(わぅーどうしよう。やっぱりマズかったようです。)」
これ以上ないくらい凍り付く中で椛は精一杯、謝罪の意を込めて土下座した。
文「・・・椛。・・・面を上げなさい。」
椛「出来ません!!このような無礼をしたう」
文「いいから上げなさい!!」
椛の話の途中で文は怒鳴った。その声に椛はビクっと体を震わせた。
椛「はっはい!!(わぅー文様が本気で怒ったのを見たこと聞いたことすらもなかったから、いやそれ以前に普段から全く怒らない人が・・・人じゃないけど怒ると目茶苦茶怖い・・・。あ、涙がでてきた。)」
顔を上げると文の深紅の瞳が泣き顔の椛を睨んでいた。
文「・・・このことは忘れなさい。その方があなたのためにもなるわ。もしもこのことを他の天狗に言ったらわかってるわね?・・・まず涙を拭いなさい。」
椛「ぐすん・・・はっ・・・っひぐ・・・はい。」
文のマジギレが相当怖かったらしく椛はボロボロ泣きながら返事に答えた。
文「さっきはごめんね。急に怒鳴り付けて。」
と急にいつもの文に戻った。
椛「いえ私が悪いんです。調子に乗って出過ぎた真似をしたから・・・だから文様は謝らないで下さい。」
なんとまぁ上司思いの子なんでしょう。
文「話を戻すけど用って何かしら?」
先程落とした湯呑みの残骸と散らばったおつまみを片付けと畳にこぼれたお茶を拭きながら聞いた。
椛「はい。明日の巳二つ時に大天狗、蒼天様が今度こそは来るようにと承っております。あ、手伝います。」
文「また蒼天さんが?わかったわ。今度こそは行くように伝えておいて。」
椛「承知しました。それでは失礼します。お邪魔しました。」
そういって帰っていった。大天狗、蒼天・・・天狗の中で上級身分である大天狗で白狼天狗の役職のボスである。
文「いったい何の用かしら。大体はわかってるけど・・・。どうせ何故来なかったかの説教でしょうね。こっちはネタ探しに忙しいのに。(・・・あの子相当驚いていたわね。無理もないか長い付き合いなのにあの事をまだ一度たりとも話したことがなかったもんね。けどあの子に・・・まして他の誰かに話すわけにはいかないわ。だってこれは私と貴方との思い出だもんね。)」
と思いながら文花帖摩りながらこう呟いた・・・
文「そうでしょ、創樹・・・。」
雨の音しか聞こえないくらい静まり返った中、彼女の瞳から一筋の雫が文花帖に流れ落ちた。
(続く)
とりあえず、
文「まずいですねぇ。
らも書けませんねぇ
を
文「まずいですねぇ。
らも書けませんねぇ
に。(他の部分も
椛「・・・何これ?」
この長い空欄は何?
続きが気になるだけに、これはいただけません。せめて台詞のときぐらいは改行してほしいです。
あと、
叶いのなら
もう一度君に
会えますように
「叶うのなら」ではないですか? この作品のタイトルでもあるので、間違ってはいけない所だと思います。
辛口・長文ですみません。(点数は「今後の成長に期待」の分です)
これでは読みづらくて敵いませんよ。(苦笑)
一度音読をお勧めします。おそらく棒読みになるところがたくさんあるはず。
そして感情が簡単にころころと変わりすぎ。文さん情緒不安定。
もし、短冊を見たことを怒っていたなら気づいた瞬間に怒るだろうし、最後に涙を零すならそれらしい描写を少々入れたほうが。
あ、ちなみに文花帳より文花帖がベターです。
> 文「まずいですねぇ」
といった台本、脚本形式で台詞を書かれると、あからさまな手抜きにしか見えません。
また、作品は1度完成させてみることをおすすめします。
今回のように短い量の文章を書き上げる度に投稿していては、最後まで持ちませんよ
(色々な意味で)。
前のレスの方でも指摘されていますが、台本形式で書かれているものは読む気になりませんし、
第一この長さでは例え良作だったとしても物足りなさを感じてしまいます。
次からはもっと小説について学び、それから書き上げてからの投稿を期待しています。
それでは頑張ってください。辛口批評申し訳ありません。
ここは、“SS” の 投 稿 場 で す よ ?
糞ブロント信者は消えろ。何処にでも湧いて出て、一言目には「ブロントさん~」とほざきやがって。
いい加減気持ち悪いんだよ、糞ブロントの猿ども