短いお話ですがどうぞ
※注意※
この作品はオリジナル設定及び作者の偏見によって作られています
登場人物のキャラ、口調等はご容赦下さい
※注意※
※
―その昔、オリヒメとヒコボシはとても仲の良い夫婦でした。
オリヒメは機織りをして布を上手に織り、ヒコボシは牛を引いて畑で一生懸命働いていました。
そのうち、仲が良すぎて二人は仕事を怠けるようになってしまいました。
神様はそんな二人のことを怒り、罰として天の川の対岸に二人を離れ離れにしてしまいまったのです。
ですが二人があまりにも悲しむので神様もかわいそうに思い、1年に1度だけ「かささぎ」という鳥の案内で二人は出会えるようにしてあげました。
しかし、その日に雨が降ると天の川に水かさが増し、「かささぎ」が二人を案内することができず、二人は会うことができないのです。
そしてその日には笹に短冊や飾りを付けて、短冊に願いを書くと願いが叶うらしい
※
「と、いう話なんだぜ」
「それで今日がその七夕の日なのね?」
「その通りだぜ」
「じゃあその話と今の状況の関係はどう説明するの?」
今博麗神社には、人、妖怪、半人、蓬莱人、幽霊、神、天人etc...etc...が集まっており
至る所でドンチャン騒ぎの宴会をしている
既に酔いつぶれているのがそこは気にしないでおこう…
ご丁寧に永遠亭から来た者(主に兎)は笹と大量の飾り、短冊を持ってきていた
「つまり、今日はオリヒメとヒコボシが会えるおめでたい日なんだぜ
ということはそれを祝って宴会をすべきだと思ってな」
「はぁ…あんたの事なんだから宴会ができればそれでいいんでしょ。
ここでやるのはいつもの事だからいいけれど…先に私に一言ぐらい言っておいてもいいでしょうが」
「今言ったから大丈夫だろ。そんな顔してないで宴会を楽しもうぜ!私は先に行ってるからな~」
先に言っていると言われても…
取りあえず周囲の顔ぶれを確認
・紅魔館組
吸血鬼の姉妹は既に出来上がっている模様
嫌だ、今あんな所に行ったら何をされるかわからない、やめておこう
図書館の魔女とアリス、魔理沙は談笑しながら飲み交わしている
…私が言っても話が合わないかも
・白玉楼組
妖夢は酒に弱いらしく倒れている
幽々子は…なんと、ルーミアと大食い対決中
幽々子の大食らいは知っていたけど…ルーミア、あなたそんなに食べれるのね…
・永遠亭組
こっちはこっちで妹紅と月のお姫様が飲み比べ中
あんたら勝負がつかない勝負しかしないのか
薬師と慧音はそんな2人を見ながらチビチビと飲んでいる模様
嘘吐き詐欺兎が見えないと思ったらチルノと一緒にカキ氷屋を開いている
うぅ…カキ氷食べたいけど高すぎるでしょう…ちょっと聞いて(脅して)こようかしら
・その他
…近くで萃香と飲み比べをしている天人を発見
あの天人は何分で潰れるかしら
「どうしようっか…」
「なら私が一緒に飲むのはいかが?」
「…そういえばあんたが居たわね、紫」
「あらあらつれない霊夢ねぇ」
まったくこいつは間が良いのか悪いのか…
紫がスキマから引っ張り出したお酒を飲みながら皆を見る
「そうそう霊夢、あなた今日がどういう日かは知ってるかしら?」
「さっき魔理沙から聞いたわよ、オリヒメと…ヒコボシだっけ?が1年に1回だけ会える日だとか」
「そう…でもこのお話は人が作り出した作り話、実際にあの星がある所に行けたとしてもそこには誰もいないわ」
「………」
「ま、そんな話は置いといて霊夢、あなたは短冊を飾ったかしら?」
「…?、いやまだだけど」
「なら飾ってきなさいな、なんでも短冊に書いた願いは叶うそうよ」
「書いて飾るだけで願いが叶うくらいなら誰も苦労はしないんだけどね」
「まぁまぁ、ほら短冊よ」
どうしようか…
本当に願うならお賽銭が入ってくれたら嬉しいんだけど
………
……
…いや、やっぱりこれにしよう
笹に括り付けてっと、よし出来た
本当に叶うとは思ってないけど、この願いが叶いますように
【皆と居る楽しい時間がいつまでも変わらず続きますように】
終
※注意※
この作品はオリジナル設定及び作者の偏見によって作られています
登場人物のキャラ、口調等はご容赦下さい
※注意※
※
―その昔、オリヒメとヒコボシはとても仲の良い夫婦でした。
オリヒメは機織りをして布を上手に織り、ヒコボシは牛を引いて畑で一生懸命働いていました。
そのうち、仲が良すぎて二人は仕事を怠けるようになってしまいました。
神様はそんな二人のことを怒り、罰として天の川の対岸に二人を離れ離れにしてしまいまったのです。
ですが二人があまりにも悲しむので神様もかわいそうに思い、1年に1度だけ「かささぎ」という鳥の案内で二人は出会えるようにしてあげました。
しかし、その日に雨が降ると天の川に水かさが増し、「かささぎ」が二人を案内することができず、二人は会うことができないのです。
そしてその日には笹に短冊や飾りを付けて、短冊に願いを書くと願いが叶うらしい
※
「と、いう話なんだぜ」
「それで今日がその七夕の日なのね?」
「その通りだぜ」
「じゃあその話と今の状況の関係はどう説明するの?」
今博麗神社には、人、妖怪、半人、蓬莱人、幽霊、神、天人etc...etc...が集まっており
至る所でドンチャン騒ぎの宴会をしている
既に酔いつぶれているのがそこは気にしないでおこう…
ご丁寧に永遠亭から来た者(主に兎)は笹と大量の飾り、短冊を持ってきていた
「つまり、今日はオリヒメとヒコボシが会えるおめでたい日なんだぜ
ということはそれを祝って宴会をすべきだと思ってな」
「はぁ…あんたの事なんだから宴会ができればそれでいいんでしょ。
ここでやるのはいつもの事だからいいけれど…先に私に一言ぐらい言っておいてもいいでしょうが」
「今言ったから大丈夫だろ。そんな顔してないで宴会を楽しもうぜ!私は先に行ってるからな~」
先に言っていると言われても…
取りあえず周囲の顔ぶれを確認
・紅魔館組
吸血鬼の姉妹は既に出来上がっている模様
嫌だ、今あんな所に行ったら何をされるかわからない、やめておこう
図書館の魔女とアリス、魔理沙は談笑しながら飲み交わしている
…私が言っても話が合わないかも
・白玉楼組
妖夢は酒に弱いらしく倒れている
幽々子は…なんと、ルーミアと大食い対決中
幽々子の大食らいは知っていたけど…ルーミア、あなたそんなに食べれるのね…
・永遠亭組
こっちはこっちで妹紅と月のお姫様が飲み比べ中
あんたら勝負がつかない勝負しかしないのか
薬師と慧音はそんな2人を見ながらチビチビと飲んでいる模様
嘘吐き詐欺兎が見えないと思ったらチルノと一緒にカキ氷屋を開いている
うぅ…カキ氷食べたいけど高すぎるでしょう…ちょっと聞いて(脅して)こようかしら
・その他
…近くで萃香と飲み比べをしている天人を発見
あの天人は何分で潰れるかしら
「どうしようっか…」
「なら私が一緒に飲むのはいかが?」
「…そういえばあんたが居たわね、紫」
「あらあらつれない霊夢ねぇ」
まったくこいつは間が良いのか悪いのか…
紫がスキマから引っ張り出したお酒を飲みながら皆を見る
「そうそう霊夢、あなた今日がどういう日かは知ってるかしら?」
「さっき魔理沙から聞いたわよ、オリヒメと…ヒコボシだっけ?が1年に1回だけ会える日だとか」
「そう…でもこのお話は人が作り出した作り話、実際にあの星がある所に行けたとしてもそこには誰もいないわ」
「………」
「ま、そんな話は置いといて霊夢、あなたは短冊を飾ったかしら?」
「…?、いやまだだけど」
「なら飾ってきなさいな、なんでも短冊に書いた願いは叶うそうよ」
「書いて飾るだけで願いが叶うくらいなら誰も苦労はしないんだけどね」
「まぁまぁ、ほら短冊よ」
どうしようか…
本当に願うならお賽銭が入ってくれたら嬉しいんだけど
………
……
…いや、やっぱりこれにしよう
笹に括り付けてっと、よし出来た
本当に叶うとは思ってないけど、この願いが叶いますように
【皆と居る楽しい時間がいつまでも変わらず続きますように】
終
……変人ですorz
博麗の巫女としてはどうなんだ…