※博霊神社がハリケーンに襲われます。ただそれだけの話です。
ブルーベリー片手に読むことをお勧めします。
「ふぅ… お茶がおいしいわね…」
「そうねぇ…」
ここは博麗神社
霊夢はたまたま昼に起きていた紫と一緒に、のんびりと縁側でお茶を飲んでいる
今日はとてもいい天気
小鳥も気持ちよさそうにさえずっている
なんということもない幻想郷の穏やかな一コマ
だが、そいつは突然やってきた
「………ぃぃぃぃいいイイヤッホオオオオオオオオオオ!!!みんなのアイドル魔理沙さんが来てやったぜぇぇぇぇーーーー!!!おいおい霊夢相変わらずのんびりしてやがるなぁ。そんなことじゃすぐに年寄りくさくなっちまうぜ?あっ、もうとっくに年寄りくさいのか。おいおいそんなことで簡単に怒るなって。なぁ、紫からも一言言ってやれよ、っておぉ!紫もいたのかよ!珍しいじゃないかこんな時間に活動してるなんて。そうかそうかお前みたいな正真正銘の年寄りがいたんじゃ霊夢だって年寄りくさくなるってもんか?だからそんなことでいちいち目くじら立てるなって。ちょっとしたジョークじゃないか。いわゆる魔理沙さん的お茶目だぜ!でもお前たち二人が並んで茶なんて飲んでるとほんとに若さが感じられないよな。二人揃って年寄りーズ、なんつってな!まぁそんなことはどうでもいいんだよ。今日はちょっと話したい事があって来たんだからさ。このあいだ久しぶりにこーりんの所に行ったんだけどさぁ、なんかあいつの様子が変だったんだよ。なんか鏡の前でポーズとっててさぁ、なんかブツブツ言ってたんだよ。それで不審に思った魔理沙さんはしばらくあいつの様子を見ることにしたのさ。おっと、覗きなんて野暮なこと言うんじゃないぜ?これはあくまで知的好奇心を満たすための行動だったんだからな。するとあいつさぁ、いきなり服を脱ぎだして褌一丁になったんだよ。それでまた鏡の前でポーズとったんだけど、その時の言葉はしっかりと聞いてやったぜ。たしか『ラ○ランルー …ダメだ… まだまだ教祖様には及ばない』とかなんとか。わけがわからなかったぜ。それで無性に怖くなって逃げようとしたときにうっかり物音たてちまってよ、それであいつが私の方に迫って来たんだよ。いやーあればっかりは怖かったね。肝試しなんて目じゃなかったよ。それでどうしたと思う?聞きたいか?聞きたいだろ?しょうがないなぁ、特別に二人には聞かせてやるよ。それで『今のを見られたからにはただで返すわけにはいかない。魔理沙、覚悟!』とか言って襲いかかってきたんだよ。それで私は命からがら逃げることができたんだ。おっと、私が普通に逃げると思ったら大間違いだぜ?逃げるには逃げたけど、勇敢にもあいつに向かって行ったんだぜ。ブレイジングスターだったけどな!まぁあいつはお空の星の一つになれたってわけだ。いや~いいことしたぜ。あいつの最期の言葉は『ルウゥゥぅぅぅ……』だったぜ。最後の最後まで意味わかんなかったな。でもまぁぶっちゃけた話あいつのことなんかどうでもいいんだよ。それよりこの間私風邪ひいちゃってさぁ。大変だったんだよ。おっ、心配してくれるか?やっぱりそうだよなぁ、なんたってみんなの心のオアシスが風邪をひいちまったんだもんなぁ。そりゃ心配にもなるってもんか。でも大丈夫だぜ!私はこのとおりピンピンしてるからな!まぁ治すまでにもいろいろあったんだよ。風邪をひいたからには自分で何とかすることは、まぁできたんだけどやっぱり早く治したいって気持ちはあったし、とりあえず医者に見せることにしたんだよ。え、誰かって?幻想郷で医者って言ったらとりあえずあの宇宙人だろ。でもこの時私は既に選択を間違えてたんだな。まさかあんなことになるとは思わなかったぜ。それがさぁ、初めは普通に診てくれてたんだけど、あいつがいきなりため息なんてついたんだ。それでどうしたのかって聞くと何て言ったと思う?『最近なかなか疲れが抜けなくって…』なんて言ったんだぞ?それで私としても診てもらってる恩義も感じてるわけだしちょっとした助言というか感想をあいつに言ってやったのさ。何て言ったかって?何でもない一言さ。『そりゃあ、年食ったら自然とそうなるさ。せいぜい自分を大切にしてやることだぜ』って言ってやったら突然目の色変えやがってさぁ。驚いたぜ、いきなり懐から注射取り出して『うふふ… 患者さんをしっかり治すのが私の務め… 魔理沙、赤い薬と青い薬… どっちがいい?』なんて言いやがるんだぜ?こーりんは怖かったけど、あいつはリアルに命の危険を感じたぜ。だいたい患者に薬選ばせてどうするんだって話じゃないか。まぁそれも何とか切り抜けたんだけどな。あんな場所で終わる魔理沙さんじゃないぜ!といってもほとんど偶然だったんだよ。あいつの弟子の月兎が『ししょおー、頼まれてたお薬持ってきましたよー』とか言いながら部屋に入って来たんだ。それで永琳が気を取られてさ、その隙を見逃す私じゃないぜ!一瞬のその隙をついてなんとか永遠亭を脱出することに成功したんだ。帰り際に月兎の悲鳴が聞こえた気がしたけど、全然そんなことなかったぜ!ん、風邪はどうしたかって?そのあと冷や汗をたくさんかいてさぁ、いつの間にかスッキリしてたんだよ。便利な体で助かったぜ!今後あそこに行くのは控えることになっちまったけどな。ところでどうしてあいつはあんなに怒ってたんだろうな?二人はわかるか?まぁ私の知ったこっちゃないんだけどな。それよりすげーおもしろい話があるんだよ!聞いたら笑い死ぬかもしれないぜ!ククッ、今思い出しても笑えるぜ。それがさぁ、紅魔館の近くにでかい湖があるだろ?この前あそこを通りかかった時にあの氷の妖精がふらついてたんだよ。相変わらずバカっぽい顔しながら飛んでたぜ。そんな顔見せられたらからかわずにはいられないってもんだろ?わかってくれるよな!それであいつになんて言ってやったと思う?それがさぁ、『おいチルノ、実はこの湖のいちばん深いところには幻想郷で一番強い奴の証、最強の証が眠ってるんだぜ?』って言ったんだよ。普通こんなこと信じる奴いないぜ?それなのに『なにー!?魔理沙、ホント!?』なんて言いやがるもんだから、笑いを堪えるのに必死だったぜ。『あぁ、本当だぜ。いろんな奴が狙ってるって聞いたからお前も早くしないと誰かに取られるかもしれないぜ?』って言ったのはいいんだけどさぁ、この言葉を言うのがどれだけ大変だったかわかるか?話してるとだんだん目を輝かせるんだぜ?あいつは私を殺すつもりか?それで『げんそうきょーでさいきょーなのはこのあたいよ!だれにもわたさない!!!』って聞いた時にはもう駄目だったね。いや、笑うのはこらえたんだけどさ、とうとう笑い泣きしちまったんだよ。それで泣く私を見て『魔理沙、どうしたの?』なんて聞くもんだから返答に困っちまってな。とりあえず『いや、最強の証を最強のお前が手にする事が嬉しくってな…』って返したら、『魔理沙… そんなに喜んでくれるなんて… あたいがんばるからね!』だってさ!いや、火に油を注ぐとはまさにこういうことなんだな、って実感した瞬間だったね。『じゃあ魔理沙!あたいいってくるね!!!』って言うから『おう!頑張れよ!』って言ってやると、勢いよく水に向かって行ったんだよ。いや~実にいい笑顔だったね。あんなもん見せられた日には堪えるなんてできるわけないだろう?大急ぎでそこから離れてさ、思いっきり笑おうとしたんだけど『のわー! あたいおよげないんだったー!』なんて言うもんだからさぁ。その場で爆発しちまったね。いや、あれは仕方ない。あれで笑わないのは逆に失礼にあたると思うんだ。それでまだ続きがあるんだよ。『大ちゃん!たすけてー!』っていうから大妖精がいたのかと思って振り返るとさぁ、『チルノちゃん!今行くからね!ってチルノちゃん落ち着いて!このままだと私も溺れちゃうから!ちょっ、チルノちゃ、アッーーーー!』なんてやってやがったのさ。その時私は死にました。いや、比喩じゃなくて。まさかあそこまで体張ってくれるなんて思わなかったしさ。でもまぁ魔理沙さんは不死鳥のように復活するのさ。そうそう、不死鳥で思い出したんだけど妹紅っているじゃん?前にあいつと偶然出会ってさぁ、普段何してるのか聞いてみたんだよ。ほら、あいつって輝夜と殺し合ってるイメージしかないじゃん?でもやっぱりそれだけやってるわけがないって思って聞いたんだけどさぁ、これがまた面白くないんだ。『別に、魚釣りとかして暇つぶしてるよ』なんて言うんだぜ?おもしろくないだろ?千年以上生きてんだからもうちょっとジョークくらい利かせてもいいんじゃないかね?あいつらみたいに体張って笑わせてくれるくらいしてくれればよかったんだけどな。いやまぁ『リアル人体切断マジックやってるよ!』なんて言われてもドン引きなんだが。あれかね?長生きしすぎてジョークも言えなくなったのかね?そういえば輝夜って本物のかぐや姫なんだったよな?じゃああいつは実際に何人からも求婚されたのか?まったく昔の人間の感性ってのは理解できないぜ。あんな引きこもりのどこがいいって言うんだ?あれか?隠れてる方が女ってのは神秘的に見えるもんなのか?それとも顔か?いやだったら私の方がよっぽど健康的だし自分で言うのもなんだけど美人じゃないか。そう思うだろ?おお!そういえば私だって自分の家にこもりっきりの時があるぞ!だったら私だって十分神秘に包まれてるんじゃないのか?なに?魔法の実験してるだけだろって?おいおい、この魔理沙さんがそれだけしかしてないわけないだろ。私はたくさん秘密をもってるんだぜ!そういや秘密といえばアリスだぜ。いやな、あいつが最近私にこそこそしてなにかおもしろそうな物作ってたんだよ。でも私が見ようとするとそれを全力で隠そうとするんだぜ。ひどいと思わないか?数少ない友人に対してあんな態度とるなんてな。それでどうしても何作ってるのか知りたくなってな、なんとかして見てやろうって気になったのさ。お前らだって私の気持ちがわかるだろう?なんだろうな、立ち入り禁止の立て札があると逆に入りたくなるみたいな?とりあえずそんな気分だったわけだ。それであいつが家を出た時を見計らってこっそり忍び込んでやったのさ。隠そうとするあいつが悪いんだぜ?むしろ私は被害者だぜ。そんなわけで無事に侵入できたわけだがどこに置いてあるのかなんてわからないだろ?それでとりあえずあいつの部屋にあるだろうって当たりを付けてみたのさ。それが大当たりでさ!あいつの机の上にいかにも怪しげな箱が置いてあったんだよ。いや正直な話見ない方が良かったって思ったね。それがさぁ、まだ作りかけの人形がその中に大事そうにしまわれてたんだ。それだけだったらまだいいよ。その作りかけの人形がさぁ、どうひいき目に見ても私の人形だったんだよ。その中に一緒に入ってた人形があったんだけどそれがどう見てもアリスの形しててさぁ。思わず『うわ…』なんて言っちまったぜ。とりあえず見なかったことにして元通りにしといたんだけどさ、この話にも続きがあって、その何日か後にアリスの家に遊びに行ったんだよ。それで部屋に通されたんだけど、机の上にどうも完成したっぽい私とアリスの人形が並んでたんだよ。
それを大急ぎで隠して、『…見た?』なんて言うんだぜ?見たも何も知ってたっつーの。それも一生懸命忘れようとしてたのに思い出させやがって。どう返すのが正解なんだよ?って感じだったぜ。とりあえず正直に『あぁ… 見たぜ』って言うとあいつ顔真っ赤にして黙りこんじまったんだよ。どうみても地雷を踏んじまってたぜ。そこからの私の行動は光を超えてたね。あいつが爆発する前に家を飛び出してやったんだ。『魔理沙!記憶を失いなさい!ってあれ!?もういないんですけど!?』なんて声が聞こえたけど、実際記憶をなくせたらどれだけ楽だろうな?今後あいつの顔まともに見れないぜ。まぁあいつの対応方法は今度じっくり考えるとするぜ。そう言えばパチュリーに呼ばれてたんだった。なんでも興味深い本が幻想郷入りしたとかなんとか。本と聞いて黙っていられる私じゃないぜ!でもなんて名前だったかな?確か、の…の…ノストラなんとかの大予言とかいう本だったぜ。わけがわからないけどなんかおもしろそうだな!そうだ!ついでにパチュリーに教祖様とやらの存在を聞いてみるとするぜ!あいつなら何か知ってるかもしれないしな!ついでにフランにも教えてやるとするか!いや、特に意味はないけれども。じゃあまぁそんなわけで私はそろそろ行くとするぜ!また今度来るときはおもしろい話持ってくるからお茶でも用意して待ってろよ!じゃあなああああぁぁぁぁぁぁ……………」
「…平和ね」
「…そうね」
「…ねぇ紫」
「なに、霊夢?」
「チルノ達はどうなったのかしらね?」
「…私も気になってたわ」
嵐のように・・・・ということでしょうか?
仕様で見づらくしたのは・・・・まぁ、解らないでもないです。
でも、見づらいのは確かなことなので・・・やるにしても、もう少しどうにかなったのではないでしょうか?
読み手にも読みやすいようにしたほうがいいかな、なんで。
使用なのかもしれないけれど、これは長すぎます。もう少し見やすくすべき。発想はいいと思います^^
もうちょっと読み手を考えるべきじゃないですか?
>その時私は死にました
私も死にました
あまりの読みにくさに得点を!
ただ、魔理沙の台詞をじっくり読むと良くできてんだよなぁ。
ってことで点数。
悪かぁないんだよ悪くは。
発想が良いと思う。これでもかってくらい読みづらいけど。
読みづらさはわざとですね。
これは発想の勝利。
それにしてもこの長台詞をよくも考えたものです。
正直これに高い点数あげたら、評価されないきちんとした作品に失礼だし。
言い方悪いけど作者以上にこれに100点つけれる人間の感性の頭が病気
どっちにしろ言い方が酷いけど
けーねかえーりん辺りが教えてやらんもんか。頭突きや薬付きで。
もっと読みやすくしろという意見が多いですが、そしたらこの作品の意味がないじゃん。
見づらく作ってあるって最初に書いてあるのに何言ってんだか。
アリスとの仲がどうなるかも気になりますな
てか魔理沙、全体的にひでえ
それよりも、注意無視しときながら文句言う奴の多さに吹いたwww
kan○nと○NEのクロスSSだったかな。
ブヒヒ
マリサのセリフ回しがやけに文学作品に出できそうな雰囲気がしました。
大人な紫と霊夢に乾杯
これはひどい
暴走した小悪魔のマシンガントークがこんな感じでしたね
(ここまで長くなかったけど)
タイトル見た瞬間、昨日うちの近所で竜巻があったから、同じ市民かと思いましたよw
表現方法の一つだとは思います。聞き取り難さを読み取り難さで表していて。
マシンガントークは、耳を塞ぎたく(読み飛ばしたく)もなるでしょうし、真面目に聞いても
よく理解できなかったり、聞いて損したりすることもあるでしょうから。
これはおもしろい
発想はいいとは思いますが、最後まで読めたら皆さんの勝ちですと言ってる時点で読者に読んでもらえない作品を書いたと言うことになってしまいます。
たとえ意図があったにしても吐く言葉ではないですね。
いや、本当に悪くは無いんですよ。けど、ペンネームといい最初の言葉といい、読者を突き放して悦に浸っている態度がどうも気に障ってしまいました。
もう少し考えていただきたく思います。
魔理沙の話のネタを膨らませれば、もう幾らかSSが書けそうです。
それを知りつつも、いい意味でネタを無駄に盛り込む贅沢さ。
手を抜かないその姿勢に100点満点。
いや別にパクリとか言ってるわけじゃなくて、単に斬新なSSなだけについ思い出しただけなんで。
まあ面白かったです。
まぁ物理的な読みにくさという点については賛否両論だと思いますが、
それはさておきコンセプトは明確だったので内容的には読みやすかったです。
アレですかコレはマシンガントークならぬエターナルミークトークでは?
ちなみにこぁちゃんのマシンガントークは華月さんの作品だった気が…。
女性に年は厳禁だ自称乙女ー!w
読みづらいですが別に気にしませんよ。
見た瞬間はうわ、と思ってとばしましたが、実際に読んでみると続きが気になって最初の印象ほど読みにくくはありませんでした。
この発想はわりと何度も見たので、発想には点を入れません。
上で言われている他にも紫がマシンガントークをして最後に霊夢に「うるさい」と言われる作品もありました。
それでも、これだけ読みにくそうにしておいて読み始めると読みにくくなかったことに90点。
ただ、魔理沙を含めて一部のキャラの扱いがひどかったので10点引きます。何気に話を聞いている二人が良かったです。
ここまで内容を詰め込めたな、と感心。
それにしてもネタにマジレスする人の多いこと・・・
読みづらいのは仕様として、発想自体は(割と定番でも)面白かったし、話もまあ悪くなかったので
私は楽しく読ませてもらいました
わざとそういう書き方をしているのはわかりますが、コレは評価点の対象にはならないでしょう。
読者に読まれてこその想創話だと思いますので、読みづらさばかりが目立つものはいかがなものかと。
内容的にも魔理沙のキャラが最悪の上、なんのフォローも無しに投げっぱなしなのはどんなもんでしょうか?
ただ思いつきを書き連ねたいなら、ご自分のHPなりで書かれた方がよろしいかと思います。
きちんと話を聞いてる紫と霊夢は良い奴等だな本当。
Lunaticレベルも欲しい所です。
そして、
こ れ は ひ ど い !