明日からチルノちゃんのところに行こうと思います。
へ?何でそうなるって?
あやややや……、そうなるといろいろと整理してからでないとお話は難しいです。
ちょっと待っててください。
少女整理中...
お待たせしました。それでは話します。
今日は何の変哲もない普通の日でした。私射命丸文は、何時も通りにネタの収集をしていました。何か面白いことはないかと妖怪の山や、博麗神社、魔法の森に永遠亭などいろいろ行ったのですが、なかなかいいネタは見つかりませんでした。あーもうどうしよっかなぁ、とふらふら近くを彷徨っていたとき、
「あたいをムシしていく気!」
地雷を踏んだ気がしました。不覚にもどうやら紅魔館の湖へ来てしまったようです。本当ならあまり行かないようにしているんですけど……。へ?なんでそこへ行かないようにするかと?それは簡単で明白な理由です。そこに居るチルノちゃんに構っていると、いろいろと振り回されて、無駄な時間を過ごしてしまうからです。ああ、今日はついてないや……。仕方ない、付き合うか……。
「なんですか?チルノちゃん?」
「なんだーぶんかー。何してるの?」
この姿を見て何をしているか分からないようです……。それに私はあやです。ぶんって言わないでください。
「いやー。見れば分かると思いますけど……」
「わかんないから聞いてんの!」
そんなことで怒らないでください!
「仕事ですよ。まぁ今はやってるかどうかは分かりませんが……。それよりもチルノちゃんは何をやっているんですか?」
「えーあたい?あたいはこれやってたの」
「あやーーー!何ですかそれ!か、蛙ですか?」
「うん!」
「うん!」ってそんなにもにっこり笑われますとなんだかこっちの対応に困ります。てゆうか蛙が可哀相です!
「そんなことして楽しいのですか?」
「うん!たのしい!!」
にっこり笑ってました……。そんな笑顔で言わなくても……。
でも笑っている顔があんまりにも無邪気で無垢でしたからこっちも「まぁいいかぁ」って許しちゃいました。はぁ、私もまだまだ甘いですね。
「ギュルルルルル」
「「あ」」
「お腹すいたのですね?お昼一緒にしません?」
「え?いーの!?」
「はい。いいですよ」
「やったぁ!ありがとー、ぶん!」
私はあやですってば……。
私とチルノさんの二人で湖の近くで昼食をしました。
「ねーねー。ぶんってしゃしんとってるけどたのしーの?」
「えーっとですねぇ。私は楽しいですよ?」
「どーして?」
ご飯粒を口につけたままチルノちゃんは顔を近づけてきました。
「どうしてって言われましても。う~ん……難しいです」
「わからないんだ」
「はい」
「へんなの」
「じゃあチルノちゃんはどうして自分が最強じゃないといけないのですか?」
「え?」
チルノちゃんはキョトンとした顔で私の顔を見ました。まだご飯粒をまだ付けたままで。チルノちゃんは腕を組み始めて「う~ん」とうなり声を上げながら考えました。チルノちゃんには難しすぎたかな?そんなことを思いました。でも意外にもチルノちゃんは答えてくれました。
「あたいがさいきょうって言うのはね、吸血鬼のおやしきの吸血鬼は最強なの。それと、橙のとこのようかいも最強なの。で、そのふたりは 友達がたくさんいるって聞いたの。だからあたいは最強になって友達をたくさんつくりたいの!だからあたいは最強だって言うんだよ!」
ほぅ……、しっかりしたことを言う。私は感心しながらメモ帳を手に取り、チルノちゃんの言ったことをメモしていました。これが仕事の癖という奴ですか……。でも、これは新聞に載せるようなネタでした。チルノちゃんがこうしっかりと言ったことが結構珍しいので。
「じゃあ、チルノちゃんはお友達をもっともっと作るために自分のことを最強だって言っているのですね」
「うん!そーゆーこと!」
また幼くて無邪気な笑顔が私の視界いっぱいに広がりました。チルノちゃんは何時もバカって言われてるけど、でもひっくり返せばとても純粋な子だなって感じましたね。
そのあと私はしばらく仕事忘れてチルノちゃんと楽しいひと時を過ごしました。
そして、別れのときがやってきました。
「もーかえるの?」
チルノちゃんはまだ遊びたらなさそうな感じで私に話しかけてきました。
「はい……。でも、また近々遊びにきます」
「ほんとに!?」
「はい。本当です」
「やったぁ!じゃあつぎ、かならずきてね!」
「はい。必ず来ます。じゃあ、指切りしましょうか?」
「うん!」
「「ゆーびきーりげんまん、うーそついたーらはりせんぼんのーます、ゆびきったぁ!」」
私の小指とチルノちゃんの小さな小指を交差させて指切りをしました。別れのときなのに、チルノちゃんはちっとも寂しそうではありませんでした。むしろ、楽しそうで。
今日のチルノちゃんとの交流で分かったことが一つありました。チルノちゃんは礼儀とかそういうのはあまり備わっていませんし、頭も悪いです。ですけどチルノちゃんは誰よりも友達を作りたいという思いの強い子だと思いました。チルノちゃんは強い妖怪であればあるほど友達をより多く作れると思っているそうですね。だからあんな風に最強とか言ってるんですかね?
でもチルノちゃん、強くなくても、心が優しければ友達は自然と出来ますよ。きっと。
へ?何でそうなるって?
あやややや……、そうなるといろいろと整理してからでないとお話は難しいです。
ちょっと待っててください。
少女整理中...
お待たせしました。それでは話します。
今日は何の変哲もない普通の日でした。私射命丸文は、何時も通りにネタの収集をしていました。何か面白いことはないかと妖怪の山や、博麗神社、魔法の森に永遠亭などいろいろ行ったのですが、なかなかいいネタは見つかりませんでした。あーもうどうしよっかなぁ、とふらふら近くを彷徨っていたとき、
「あたいをムシしていく気!」
地雷を踏んだ気がしました。不覚にもどうやら紅魔館の湖へ来てしまったようです。本当ならあまり行かないようにしているんですけど……。へ?なんでそこへ行かないようにするかと?それは簡単で明白な理由です。そこに居るチルノちゃんに構っていると、いろいろと振り回されて、無駄な時間を過ごしてしまうからです。ああ、今日はついてないや……。仕方ない、付き合うか……。
「なんですか?チルノちゃん?」
「なんだーぶんかー。何してるの?」
この姿を見て何をしているか分からないようです……。それに私はあやです。ぶんって言わないでください。
「いやー。見れば分かると思いますけど……」
「わかんないから聞いてんの!」
そんなことで怒らないでください!
「仕事ですよ。まぁ今はやってるかどうかは分かりませんが……。それよりもチルノちゃんは何をやっているんですか?」
「えーあたい?あたいはこれやってたの」
「あやーーー!何ですかそれ!か、蛙ですか?」
「うん!」
「うん!」ってそんなにもにっこり笑われますとなんだかこっちの対応に困ります。てゆうか蛙が可哀相です!
「そんなことして楽しいのですか?」
「うん!たのしい!!」
にっこり笑ってました……。そんな笑顔で言わなくても……。
でも笑っている顔があんまりにも無邪気で無垢でしたからこっちも「まぁいいかぁ」って許しちゃいました。はぁ、私もまだまだ甘いですね。
「ギュルルルルル」
「「あ」」
「お腹すいたのですね?お昼一緒にしません?」
「え?いーの!?」
「はい。いいですよ」
「やったぁ!ありがとー、ぶん!」
私はあやですってば……。
私とチルノさんの二人で湖の近くで昼食をしました。
「ねーねー。ぶんってしゃしんとってるけどたのしーの?」
「えーっとですねぇ。私は楽しいですよ?」
「どーして?」
ご飯粒を口につけたままチルノちゃんは顔を近づけてきました。
「どうしてって言われましても。う~ん……難しいです」
「わからないんだ」
「はい」
「へんなの」
「じゃあチルノちゃんはどうして自分が最強じゃないといけないのですか?」
「え?」
チルノちゃんはキョトンとした顔で私の顔を見ました。まだご飯粒をまだ付けたままで。チルノちゃんは腕を組み始めて「う~ん」とうなり声を上げながら考えました。チルノちゃんには難しすぎたかな?そんなことを思いました。でも意外にもチルノちゃんは答えてくれました。
「あたいがさいきょうって言うのはね、吸血鬼のおやしきの吸血鬼は最強なの。それと、橙のとこのようかいも最強なの。で、そのふたりは 友達がたくさんいるって聞いたの。だからあたいは最強になって友達をたくさんつくりたいの!だからあたいは最強だって言うんだよ!」
ほぅ……、しっかりしたことを言う。私は感心しながらメモ帳を手に取り、チルノちゃんの言ったことをメモしていました。これが仕事の癖という奴ですか……。でも、これは新聞に載せるようなネタでした。チルノちゃんがこうしっかりと言ったことが結構珍しいので。
「じゃあ、チルノちゃんはお友達をもっともっと作るために自分のことを最強だって言っているのですね」
「うん!そーゆーこと!」
また幼くて無邪気な笑顔が私の視界いっぱいに広がりました。チルノちゃんは何時もバカって言われてるけど、でもひっくり返せばとても純粋な子だなって感じましたね。
そのあと私はしばらく仕事忘れてチルノちゃんと楽しいひと時を過ごしました。
そして、別れのときがやってきました。
「もーかえるの?」
チルノちゃんはまだ遊びたらなさそうな感じで私に話しかけてきました。
「はい……。でも、また近々遊びにきます」
「ほんとに!?」
「はい。本当です」
「やったぁ!じゃあつぎ、かならずきてね!」
「はい。必ず来ます。じゃあ、指切りしましょうか?」
「うん!」
「「ゆーびきーりげんまん、うーそついたーらはりせんぼんのーます、ゆびきったぁ!」」
私の小指とチルノちゃんの小さな小指を交差させて指切りをしました。別れのときなのに、チルノちゃんはちっとも寂しそうではありませんでした。むしろ、楽しそうで。
今日のチルノちゃんとの交流で分かったことが一つありました。チルノちゃんは礼儀とかそういうのはあまり備わっていませんし、頭も悪いです。ですけどチルノちゃんは誰よりも友達を作りたいという思いの強い子だと思いました。チルノちゃんは強い妖怪であればあるほど友達をより多く作れると思っているそうですね。だからあんな風に最強とか言ってるんですかね?
でもチルノちゃん、強くなくても、心が優しければ友達は自然と出来ますよ。きっと。
ただ紅魔館、湖に浮かぶようにあるために横切らずに通るのは無理では。
テーマが良い、それを膨らませるためにチルノが友人をほしがるようになった
経緯を挿入するともっと良くなるかと。
いいお話だとおもいます。
>>運がついてない
「ついてない」だけでいいのでは?恐らく間違いだと思いますが、何か意図があってそう書いているならスルーしてください。
初っ端から酷い誤字デス><
あなたには創想話はレベルが高いと思うのでご自分のノートで練習してきてはどうでしょうか><><
誤字の指摘ありがとうございました。今後ゼロにするよう努力します。
コメントありがとうございます
>>2008-04-20 18:41:42様
チルノはそんな感じで言っているのかな~っ?と思ったところが書き始めたきっかけです。
コメントありがとうございます。
>>2008-04-20 18:34:44様
紅魔館の周囲の構造をもう少し勉強します。良いと思えてくださったのなら私はうれしい限りですw
コメントありがとうございます。
あと⑨のセリフは全平仮名で⑨っぽさを出すよりも話の中身で表現した方がいいと思いますよ。
中々良いお話でした。
作品の評価ですが、地の分に(泣)みたいな文字をいれるのは好ましくありません。このような文を入れるぐらいならばきちんと地の文そのもので語りましょう。
チルノのセリフの中、「それに橙のところの~」という『それに』ですが、接続詞として間違っています。読んでいてなんと言っているのか分からず、数回読み返しました。チルノだから、という理由があるのかな、と一瞬思いましたが、文がすぐに判別できているところを見るに普通に不適切な日本語を使ったように見受けます。
他の人の構成力不足や表現力を指摘していることもありますが、まずご自分の国語力を今一度見直してからの方がよろしいのではないでしょうか?
確かにまだまだ未熟な所はあると思いましたが、普通にいい話だと思いました。
内容的にも別にプチじゃなくこちらでも全然いいでしょう。
純粋に創想話を楽しんでる私としては非常に納得がいきません。
作品以外の内容で評価するのは、読者側としてどうなんだって気がするのぜ。
行動とか性格に対する指摘はしたとしても、それを原因に小説の評価を下してたら……
で、それを差し引いて考えるとそんなに悪くは無いと思う。
前向きな姿勢の今後に期待。
作品の長短でプチを分ける決まりはどこにも無い。
プチかこっちかの境界は作者の感情次第。
本人がここに投稿したいと思った上なら問題は無いさ。
またこれまでのじう氏の作品よりも確実にレベルアップしていると思いますよ。
点数の指標に設定されている「これは良い作品ですね」に当てはまるので30点です。
この作品とは関係無いですが、じうさんはほかの作者の作品を「はっきり言ってつまらない」と切り捨て、「創想話のレベルに達していない、プチで練習するべき」と言い放ちましたね。蛇足ですがじうさんの作品よりもレート点数ともに高い作品に、です。
私はじうさんが創想話のレベルに達していないと言いに来た訳ではありません、軽率な発言を控えましょうね。
あと、プチと創想話は文章力で分かれているわけでも無いです。
URLが有効ならそちらに書くつもりでしたが、じうさんとの唯一の通信手段としてここで。
作品自体はそう悪くないかと。
アドバイスを逐一貰っていけば伸びていくと思いますよ。
これは良い作品ですね、ということで30点です。
『さいきょう』の理由もよく設定されていたのではないでしょうか?
追記:じう様のサイトに飛べないのでそちらの修正もお願いします。
採点の事ですが、個人的には前作のほうが楽しめたので、相対的にしてみました。
読みやすいと感じていただけれて私はうれしい限りです。
朝夜さんの次回作を期待しています。
コメントありがとうございます。
>>2008-04-21 15:40:47様
私もこの創想話をきっかけに一人作家友達を作らせて頂きました。ときどきその方からアドバイスを受けて、創作活動にとりかかっています。
コメントありがとうございます。
>>2008-04-21 07:04:45様
雰囲気を作るために無理に平仮名にしてしまいました。すいませんでした。
次回の反省にいかします。
コメントありがとうございます。
>>2008-04-21 04:59:40様
自分が小説投稿の経験があるからといって、それから調子こいて軽率なことを言ってしまい、その作品を楽しんだあなたと、そのほかの方、申し訳ございませんでした。以後、そのようなコメントを慎むようにします。
コメントありがとうございます。
>>2008-04-21 02:15:08様
あなたの期待に大いにこたえるよう、こちらも努力します。
コメントありがとうございました。
>>2008-04-21 00:40:10様
褒賞のお言葉ありがとうございます。
コメントありがとうございました。
>>野狐様
こちらも他の方の作品の軽率なコメントを控え、国語力の向上を目指すよう、努力します。
コメントありがとうございました。
>>2008-04-21 00:16:58様
修正しましたのでいつでもどうぞ。
コメントありがとうございました。
>>2008-04-21 00:03:41様
チルノが可愛く見えていただけれたので、私は非常に満足しております。
コメントありがとうございました。
>>2008-04-20 20:37:38様
全平仮名はさすがに駄目だと思い、修正を施しました。
コメントありがとうございました。
署名の下のリンクですが、こちらの不手際でつながらなかったようです。申し訳ございません。修正しましたのでお暇がありましたらこちらもどうぞ。
今作の評価(40点)に今後の努力を期待しまして+10点です。