Coolier - 新生・東方創想話

乾燥ワカメ 『幻想郷のシンデレラ』

2008/04/20 02:04:25
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※独自の解釈が大いに含まれて居ます。ご注意ください。
 また、オリキャラ(?)が話の筋に大いに関わってきています。
 あと、漫画版ぼうげっしょー第一話からモロ、会話借りてます。

 なお、当SSの推奨BGMは灰被り姫の檻、「シンデレラケージ」
 もしくは「お宇佐さまの素い幡」となっております。

 








 



 
 
 
   

 
 
 


 






・・・・・・反省しなくちゃ、昨日はお酒の席とはいえ、てゐに酷いこと言っちゃった。
弾みとはいえ、なんであんな馬鹿なこと言っちゃったんだろう。
てゐはそのまま外に出てっちゃったし・・・・・・。

「はぁ・・・・・・」

永遠亭で定期的に開かれる、ウサギ達も交えた内輪だけの大宴会。
鈴仙優曇華院イナバ、つまり私と、因幡てゐも宴会に参加していた。

しかし、宴会もたけなわというころ、
相当酔いが回っていたのだろう、発言にはいつも気を使っているつもりなんだけれど
とんでもない失言をしてしまったのだった。

「てゐ、あんたの髪の毛って乾燥ワカメみたいね」

てゐはそのまま宴会を飛び出し帰ってこなくなるし。
リーダーを失った兎たちは歯止めが利かずにフリーダム。 

酒は零すわ料理は撒き散らすわ、好き勝手飛び跳ねてまた零すウサギども。
そこは地獄か煉獄か、まさに奇跡のカーニバルといわざるをえない状況だった。



主人の蓬莱山輝夜はその状況を心底楽しんでいるようだったが
鈴仙の師匠にあたる八意永琳は・・・・・・。
笑顔を崩さずにはいたが、こめかみにぶっとい青筋が浮き出していた。

口だけが動く永琳。それでも言いたいことが伝わっていた。
「お、し、お、き、よ」

その瞬間、久しぶりに死を覚悟した。



結局お仕置きは朝方まで続いたのだが、てゐはまだ帰ってきていない。



「はぁ・・・・・・憂鬱、憂鬱になるとウサギは死んじゃうのに・・・・・・まさに踏んだり蹴ったりよ」

「れ~せ~ん!!」

ゴスゥッ。

「ふぐぉっ!」

突如、首筋に強い衝撃を受け、そのまま前のめりに倒れる。
それだけならまだしも、追撃に圧し掛かりのコンボが入った。
いくら子供の体重とはいえ、これはとんでもない大ダメージだ。

「ぼーっとしてたら危ないよ。・・・・・・一匹だけ流されちゃうことになるんだから!!」

こんな悪戯、やるのなんて奴しかいない。
案の定、背中から聞こえてくる声はてゐの声だった。

「・・・・・・ねぇてゐ、どこの世界の常識なら、ぼーっとしてるだけでクロスチョップを延髄に打ち込まれるの?」

「永遠亭?」

鼻血をだらだら垂らしながら起き上がると
目の前には首を傾げてかわいらしいポーズをとっている悪魔がいた。
えへっ、なんていって誤魔化そうとも無駄だ。

たしかにね、私も昨日の宴席で失言があった。
それは今でも悪かったと思ってるよ?

でもね、延髄クロスチョップは許しがたい。

垂れる鼻血をズズっとすすり上げ、思考を戦闘モードへと切り替える。
今日こそハッキリさせてやろうじゃないか、兎のリーダーが誰なのかを!!



「こらああああああああああ!! まてえええええええええええい!!」

「やーだよ~~~~だっ!」



そういって駆け出すてゐ、もちろん逃がすつもりはないのだが
大抵の場合逃げられてしまう。



こういったやり取りが、永遠亭では日常的に行われていた。









「乾燥ワカメみたいだね」

たしかに私の髪の毛はウェーブがかっているが、そこまで言われる筋合いはない。
天狗と組んで、鈴仙セクシー写真集でもばら撒いてやろうかと思ったが
私のほうが年上なので、その衝動を抑えた。これが大人の余裕って奴ですよ。

大体、私がいなくなったことで、相当場が荒れたらしいが・・・・・・。
仮にも、兎たちのリーダーは鈴仙が務めているのだから、荒れた場を纏めるぐらいはしてほしかった。
そういうところが頼りないから周りからからかわれるというのに・・・・・・。


・・・・・・話が逸れてしまった。



私が宴会場から飛び出した理由。
鈴仙の言葉で懐かしい思い出がフラッシュバックしてしまい
その場に居られなくなった、ただそれだけである。











むかーし、むかし
それは、私が妖怪兎に成ったころにまで遡る。









因幡の国――
兎たちの楽園となっていたその国は、八上姫という大層美しい姫が治め、平和に過ごしていた。

しかし、私と他の兎たちが岬で遊んでいるときに、恐ろしい洪水が起きた。
そのとき私だけが逃げ遅れ、必死で生き延びようともがくうちに、なんとか沖の島へとたどり着ついた。

しかし、元いた場所へと帰るには、その島は遠すぎた・・・・・・。

途方に暮れ、それでもなんとか帰ろうと悶々と過ごしていたときだった。

目の前の海をサメがスィーと横切っていくではないか。
そこで私は一計を案じた。

「ねえそこのワニザメさん、私の話を聞いてくれない?」

「なんだい妖怪兎、そんなところに一人でいるなんて珍しいこともあるもんだ」

「そうね、でもそんなことはどうでもいいの。あなたの仲間はたくさんいるみたいだけど
 私たちの仲間とどっちが多いかくらべっこしよう?
 君たちの仲間を全部集めて、島から気多の岬まで並べてごらん、私がその上を飛んで数を数えてあげるから」

「そいつぁ面白そうだ。ちょっとまってな、仲間たちを集めてくるから」

こんなに上手くいくだなんて、心の底じゃぁ笑いが止まらなかった。
ほどなくして集まってきたサメは、綺麗に帰り道を作ってくれた。

「せーのっ、いっぴきにーひきさんびきと~♪」

スキップしながらワニザメの上を跳ねる、
なぁに、ワニザメ程度を騙すのなんて簡単さ。
ほら、陸地が段々近づいてきた。

「やったー! やっと戻れる! ありがとね、親切なワニザメさん」

ついつい、口を滑らせてしまった私は、後一歩というところでワニザメに足を掴まれた。
そして、騙した報復として衣服を鋭い牙で引きちぎられ、砂浜へ放置された。

体中が痛くって悔しくって、その場でシクシクと泣いていると
不思議なことに、神様の列が通りかかった。

そのうちの一柱が
ボロ布になった服と傷だらけの体に興味を惹かれたのか
私に近寄ってきた。

「そこの妖怪兎。何故に泣いている」

「はい、ワニザメに騙されてからだの毛を引き抜かれてしまったのです」

サラっと嘘をついておいた。
サメを騙した結果がこれだよ!
なんて言ったら心証が悪いことこの上ないからね。

「そうか、それならば海水で身を清め、小高い丘の上で風に当たればよい」

話かけてきた一柱の神様はそう言うと、また列へと戻る。
神様の何柱かは、それを聞いて笑っていたようようだったが、

私は神様の言葉を信じることにした、神様が言うのだからきっと間違いはない、と。



身を清めようと海へ入ると、塩水は体に沁み、気が遠くなるほどの激痛が走った。
しかし、本当の地獄は丘に登ってからだった。

風が吹くたび、刺激に敏感になった肌が悲鳴を上げ
痛みに耐え切れずに、その場を転げまわる。

肌は乾燥し、次第にひび割れてくる。

いたい、痛い!!

叫びを上げているうちに、段々と喉がかれてくる。
それでも叫ばなければ痛みで気が狂ってしまう!!

それでも私は愚直に、神様の言いつけを守った。
そのときの私は大層無知で、どうすれば傷が治るかをよく知らなかったから。
神様に騙されるなんて、思ってもいなかったから。



そのうちに、私は痛みに耐えかね気絶してしまった。



「兎さん、兎さん、そんなところで一体何を?」

体が揺り動かされる、重い瞼を開けると、そこには大層な美男子がおわした。

「見れば大変な怪我をしているようだけど、こんなところで治療もせずにどうしたんだい」

「・・・・・・先ほど通っていった神様たちが、海水で体を清め
 丘で風に当たればすぐに怪我が治るとおっしゃったのです。
 私は、その通りにしていました」

「・・・・・・また兄さんたちは! それはまったくのデタラメだよ。
 そんなことをしていたら、傷が治る前に酷く腫れ上がってしまう」

彼はそういうと、抱えていた大荷物を地面に降ろした。

「海水で身を清めるのは誤りだ、河口の水で体を流さなければ傷口が化膿してしまう。
 それに女の子がそんな姿でいるのは忍びない」

彼は荷物から煌びやかな衣装を取り出すと、それを私によこした。

「八上姫への貢物の一つだけれど、それが減ったぐらいじゃ何も変わらない、今はそれを着ていなさい」

いそいそと、柔らかな衣装へと袖を通す。
布は大層柔らかく、敏感な肌に擦れてもさほど気にならなかった。

「さ、おぶってあげるからつかまりなさい」

言われたとおりに彼の背中へとしがみつく。

「しっかり掴まっているんだよ」

そういうと、彼は驚くほどの健脚でドンドン山を駆け下りていった。

「あなたさまのお名前は?」

背中で揺れながら、かれた声で呟く。

「私の名前は大国の命。八十柱もの兄と共に、八上姫というたいそう美しいお姫様に求婚にきたのだけど・・・・・。
 私が一番若いものだから、皆の荷物を持たせられて、こうして列から遅れてしまっているんだ」

「・・・・・・きっと八上姫さまはあの方々を選ばないでしょう。
 八上姫さまはこの国すべての兎たちと通じています。
 兎をからかったのであれば、会う事もかなわずに門前払いが関の山です」

「そうなのかい、じゃあ列から遅れたのは悪いことではなかったのかもしれないね・・・・・・
 っと、見えてきたよ。河口の水で体を清め、近くに生えているがまの穂綿にくるまりなさい・・・・・。
 そうだ、君の名前をまだきいていなかった ね」

「名前? 私には名前なんてありません」

兎には名前なんて必要がない。そのため、名乗れるような名前などは存在しなかったのだ。

「そうなのか・・・・・・。じゃあ、僕が決めてもいいかな」

「え?」

「そうだなぁ・・・・・・。じゃあ、てゐなんてどうだろう。今日から君は因幡の国のてゐだ。
 さ、水浴びをしておいで・・・・・・。残念ながら、私はもう行かなければならない
 これ以上遅れると何を言われるかわからないからね」

そういって、手をひとしきり振ると去っていく、大国の命。

何故か、河口の水が水温以上に冷たかった。






その日より、私はてゐと名乗るようになった。
兎たちの間では、名前はたいして重要ではなかったのだけれど
親切な神さまから貰った大事な名前だから、大切にしておきたかったのだ。



兎たちの噂によると、どうやら八上姫さまは大国の命を大層気に入り
大国の命の嫁となることを決めたそうな。


私は一介の妖怪兎。大国の命は国の王であり、神である。
さらにその妻は自らの国の姫。

その間に、私の入り込む隙間があっただろうか? いいやない。



「また会おう、因幡の国のてゐよ!」



大国さまは最後にそういっていた。
あの神様の言うことだ、嘘はないだろう。


けれど、もう一度会えば、きっと私は寂しさに押し潰されてしまう。
私はこれ以上辛くなるまえに、大国さまへの想いを胸に仕舞いこんで鍵をかけたのだった。





その鍵が、鈴仙の言葉で外れてしまった。
一度外れてしまえば、もう2度とは器に戻らない。
もう、思い出せないほど昔の初恋に瞼を泣き腫らしてしまい

その日は永遠亭には戻れなかった。


しかし、まさか乾燥ワカメで思い出してしまうとは・・・・・・。
たしかに、一度は丘で干乾びそうにはなったけれど!!







ペッタンペッタン

「ひとつ搗いてはダイコクさま~」

「ふたつ搗いてはダイコクさま~」

「百八十柱の御子のため」

「搗きつづけましょー」

「はぁ続けましょー」

ペッタンペッタン。

毎月、満月の日、永遠亭で行われるお祭り――例月祭。

月の都から逃げ続けていた輝夜、永琳、鈴仙たちが罪を償うため行っている祭り。
薬草の入った餅を搗き、それを丸めて捧げものとする。

「ねぇ、てゐ。ウサギたちは何を歌っているの?」

「これらの餅は大国さまとその百八十の子供のためにってさ」

「・・・・・・ダイコクさま? 誰よそれ」

「大変な美男子、ウサギ達の憧れ」

私の返事に不満だったのか、鈴仙は口の端を尖らせた。
ま、大国さまを生で見た兎なんて、私を除けばもういないんだけどね。

「ちょっとちょっと! あんたたち変な歌を歌ってないで、しっかり餅を搗きなさい」

鈴仙が餅を搗くうさぎたちを叱責する。
うさぎたちはピタリと手をとめ我らがリーダー鈴仙の言葉に聞き入る。

「この餅はその謎の美男子のために搗いてるんじゃないわ、重要な行事の一つよ」

うさぎたちは鈴仙の言葉にざわついていた。
それも当然だろう――
大国さまのために搗くよう指示を出したのは、他でもない私なのだから。

「てゐ? この兎たちをちゃんと躾なさい。
 この餅は尊い方の怒りを静めるためのお供え物よ。
 今日は満月の日、大切な例月祭よ?」

私は口笛を吹きながらそれを聞き流す。
そんなことぐらいは百も承知だ、けれど・・・・・・。

自分の想い人のために、餅を搗かせたってバチはあたらないじゃない?

「ささ、みっつからは輝夜さまや永琳さまの歌を歌いなさい、兎たち」

手を叩きながら兎たちを叱責する鈴仙。
あーあ、せっかくのお祭りが。


ペッタンペッタン

「みっつ搗いてはカグヤさま~」

「よっつ搗いてはエイリンさま~」

ペッタンペッタン

「月におわす高貴で永遠の御方のために」

「搗き続けましょ、はぁ続けましょ」

ペッタンペッタン。



風の噂で聞いたところによると
大国さまは百八十の御子を作り、娶った姫も数知れず。

遠い記憶のうちにぼやけてしまった、端正な顔立ちを思い出す。
どこか霞がかっているけれど、優しさに溢れ、親しみやすい笑顔だった。

彼の、純朴そうな人柄は、長い時間で変わってしまったのだろうか?



それでも、私はずっと彼を想い続けてきた。
そしてこれからも、彼のことを一途に想い続けていくのだろう。
もう一度会えることを、夢見ながら。



ペッタンペッタン

「ひとつ搗いてはだいこくさま~」

「だーかーらー! ダイコクさまは関係ないのー!」

ペッタンペッタン

鈴仙が兎たちを御するのに手間取っている。
私の髪を乾燥ワカメなんて言った罪だ、もう少しだけ、空回りさせておこう。



そう思い、私は満月を眺めた。



この満月を彼も今、同じように眺めているのだろうか?


まぁるいお月様はその問いに答えることなく、淡い光を地上へと届けているだけだった。










「でね、諏訪に代理で立てた神様は、大国さまに融通してもらったんだよ。
 そのときに諏訪子も交えて宴会を開いたんだ、いやーあのときったらなかったよ!!
 諏訪子ったら顔を真っ赤にさせてモジモジしちゃって」

「神奈子―!! それ以上早苗に変なことを吹き込まないでー!!」

「それでそれで?」

「大国さまとの宴会が済んだら、もう諏訪子ったらテンション上がっちゃってさ。
 すごくカッコよかったよね!! ってずっと五月蝿くてさー。 
 いやはや、たしかにカッコいいとは思うけど、あんな優男じゃー私は嫌だよ」

盃を持ちながらクックと笑う神奈子、諏訪子はうつむいて顔を真っ赤にしているだけで。
もう何も言おうとしなかった。小さな声で、恥ずかしそうに「あーうー・・・・・・」と時折呟いているだけである。

「そういえば、一番最後に会ったときに面白いことを言ってたなぁ・・・・・・。
 大国さまは八上姫っていう美しいお姫さまをはじめとして、
 たくさんの美人をお嫁さんにしてるんだけど・・・・・・。その全ての嫁さんに泣かれてるんだと」

「それは、どういうことです?」

「遠い昔に出会った、妖怪兎の少女のことが忘れられないんだとさ。
 まったく変な奴だよ、ただの妖怪兎がそんなに生きてられるわけがないのに」

そういって盃を傾ける神奈子。

「そんなこと言って・・・・・・。神奈子さまには夢がないんですか!!
 いいじゃないですか・・・・・・。ずっと、一人の女の子を想い続けるだなんて」

うっとりする早苗、神奈子は酒を注いでくれと催促しているのだが
トリップしている早苗には声が届いていないようだった。

「ちぇっ、私が自分で注ぐよ。諏訪子、あんたもどうだい?」

無言で盃を差し出す諏訪子、恥ずかしい思い出を暴露されたショックがまだ抜け切っていないらしい。









「そういえば、幻想郷にも、てゐっていう名前の兎がいたっけか」

偶然もあるもんだなぁと、神奈子は注いだ酒を一息に飲み干した。

守矢神社の小宴会は、まだまだ続く。























幻想郷、外の世界で忘れ去られたものがたどり着く最後の楽園。


そこには、永遠に想い人を待ち続ける少女がいた。



外の世界、今でも信仰を集めるある神は
自らに信仰を捧げるものの姿の中に、かつて名前を授けた少女の姿を探していた。







二人がまた出会うことは
きっと永遠にないだろう。






それでも、互いに想い続けているのなら
その絶対は崩れるかもしれない。










幻想郷のシンデレラは

幻想の檻の中で

ガラスの靴を待っている。











<おしまい>

シンデレラケージって凄くいい曲ですよね。ちなみに、兎って寂しくても死なないらしいです。
あ、あと早苗さんが神奈子さま言ってるのは、言わせてます。
電気羊
[email protected]
http://ayayayayayayayaya.blog43.fc2.com/
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コメント



0.2970簡易評価
5.70名前が無い程度の能力削除
大国さまと諏訪子さまの子孫が早苗だったりして・・・
8.80名前が無い程度の能力削除
苦甘い…
9.80名前が無い程度の能力削除
苦甘い…
10.100名前が無い程度の能力削除
自分もあの餅つきシーンを読んで、てゐと大国主を連想しましたが・・・
それをこれ以上ないくらい良い形に仕上げてくださって、勝手ながら感謝いたします!
15.80#15削除
良いなぁ…

>後書
ウサギは本来、とても縄張り意識の強い動物ですから。
16.80名前が無い程度の能力削除
これはプチでもいいので是非神奈子さまから聞いたてゐがどうするかの話を見てみたい!!!
>ちなみに、兎って寂しくても死なないらしいです
まぁ元々地面に穴掘って一匹か親子(子が育つまで)だけで暮らす生き物ですからね
17.60野狐削除
んー……。
お話は綺麗にまとまってますし、各キャラも違和感無く受け止められました。
んですけど、各々のエピソードをもう少し掘り下げてみてもよかったんじゃないかなぁと愚考するしだいです。

鈴仙が死を覚悟した~てゐの回想入りまでのシーンは、急に挟まれて前と後のシーンにつながりが無くて違和感を覚えました。常日頃、永遠亭ではこんな風なんだ、とするならば最初に持ってきたほうが良かったと思います。
走っていったてゐが戻ってきて鈴仙にクロスチョップした、と最初は読めましたので。
19.無評価電気羊削除
言われてみればその通りですね。
ちょこちょこ修正したいと思います
20.90名前が無い程度の能力削除
大国主様…
22.70名前が無い程度の能力削除
いい話だった
ただ、不満を挙げるとすればもう少し話を読みたかった
腹四分目
25.90名前が無い程度の能力削除
因幡の白兎が渡ったのはワニザメって生き物じゃないです。
昔は鮫を和邇(わに)って呼んでいて、それが転じて鰐鮫(ワニ)になったんですよ………たしか。

お話、ほろ苦くって面白かったです。
30.無評価電気羊削除
知ってますよ。
ですが、あえて因幡の白兎に出てくる名前にしました
出典元で誤用があるとどう扱うか悩みますねぇ。指摘ありがとうございます。
31.100名前が無い程度の能力削除
感動した^^
32.70名前が無い程度の能力削除
ケロちゃんに一番萌えたのは俺だけではあるまい。
とても面白かったです。
33.80名前が無い程度の能力削除
ビターなチョコレートを食べた感じがします。
食後にコーヒーを一杯。
読了感が良いですね~。 
35.100永遠に名前がない削除
美しいいいお話でした。激しくGJ
38.80三文字削除
シンデレラゲージと合わせたのは上手いなぁ。
乾燥ワカメで吹いたのは秘密w
41.90名前が無い程度の能力削除
いい話なのに、タイトルwww
58.100名前が無い程度の能力削除
最後の三行でやられた。
しあわせ兎なんだから幸せにならないと嘘だよな・・・・・・。
64.80名前が無い程度の能力削除
はふぅ
69.100みずあめ。削除
シンデレラケージ、という言葉の意味について考え直しました。

やっぱりてゐ可愛い……
81.90名前が無い程度の能力削除
うん
91.100すげぇ!削除
天才