「ほれ、寒かったろう。はよぅ入って火ぃの傍にお座り」
そう言って、老婆は立て付けの悪い戸の中から手招きした。
いくら防寒具を着ているとはいえ、骨と皮ばかりのその身の方がよほど寒さは堪えるに違いない。
しかし、深い皺の刻まれたその顔は、そんな気配を微塵も感じさせはしなかった。
「……変わった婆だな。どこの馬の骨とも知れん者を迎え入れるなんて、危機感の欠片もないわ」
「若い女子がこの寒いのに突っ立っとるのを放っとけるかな」
事実、少女の服装は雪降る夜道を歩くものではなかった。
軽装とすら言えるその身で、彼女はしかし凍えてはいなかったのだ。
それは、まったくおかしな光景だった。
外では雪が、それも昨晩からずっと降り続けている。それでも彼女は平然と立ち、その淡色の長い髪には一片の雪も残してはいない。
世の理をおよそ無視した体で、もの珍しそうに家の中をグルグルと眺めつつ、彼女は土間に立ち尽くしていた。
「家を出る前に掛けといたからねぇ、もう煮えとるじゃろ」
脇の棚から木椀を二つ取り、老婆は囲炉裏に吊るされた鍋の蓋を開けた。
大きな湯気を昇らせて煮え立つ鍋は、粕汁だった。
老婆は小さな杓で木椀に溢れるくらいにそれを注ぐと、黒い漆塗りの箸と共に少女へ差し出した。
「ほれ、たんとお上がり。暖まるよ」
差し出されるままに受け取ったものの、それをどうしたらいいのか分からずに、少女は思案する振りをして椀を見つめた。
もちろん椀の中身が何であるかは知っているし、それを自分が食するようにと差し出されたのも分かっている。
だが、果たしてこのまま施しを受けていいものか――。
「なぁんも遠慮いらん。お上がり」
再び催促されて、彼女は漸く、それでも少し遠慮がちに椀を口にしたのだった。
やや酒の匂いの濃いその汁は、体を芯から温める。心なしか、冷気すら寄せ付けない彼女の心を解したようにも見えた。
老婆はそれを見届け、目尻を下げた。
「それで、何でこんな天気に歩いとったんね?」
「…………」
ズズッと、汁を飲む音が代わりに応えた。
野草を多く含むこの粕汁は、この辺の地域独特のものかも知れない。
返事を返さない少女を意に介した風もなく、老婆はゆっくりと自分の椀を口へ運んだ。
逆に少女はどこか落ち着かないらしく、チラチラと目の端で老婆を捉えつつ早々と飲み終える。
そして木椀を床に置いて、やはり所在なく、黙して座るのみであった。
「おかわりは要るかい?」
鍋にはまだ多量に残っている。汁が切れる心配はないらしい。
だが、少女は首を横に振った。
「若いもんが、年寄りに遠慮なんてするもんじゃないよ。碌な事になりゃあせん」
「食べ尽くす訳にもいかないでしょ……あんた、家族は?」
「……家族、なぁ……」
囲炉裏の薪が崩れて火の粉を上げた。些か小さくなった火を再び興すべく、老婆は薪をくべる。
下火になりかけていた炎が、新たに入ってきた薪の表皮を嘗めた。その断面で泡立っているのは樹液か何かか。
薪の近くに棄てられていた木端も、手慰みに折っては火に投げ入れる。
やがて、パチッと音がして、火が爆ぜた。
「……娘が、一人、居ってなぁ……」
火影に照らされる老婆の語り口調は、過去形だった。
庄屋の娘というのは、中々に幸福な環境に生まれたものらしい。
周りを取り巻く全ての人に祝福され、箱入り娘として育てられる。
生まれながらにして生涯の安泰が約束されているのだ。
老婆の娘――名を、慧音と言うらしい――は、そんな環境下に生を受けた。
家筋に加え、愛くるしくも端正な顔立ち、頭脳も明晰とくれば好評を博さぬ訳もない。
幼い頃より神童と崇められた少女は、年頃になる頃には、最早村の偶像的存在となっていた。
彼女の人生は、順風満帆を絵に描いたようであった。
それは、慧音が十五になった、満月の夜の事だった。
不運と言えば不運だったか。滅多に里に来なくなったはずの妖怪が、里に現れたのだ。
その妖怪はパフォーマンスとして人を襲い、人々は形式通りにそれを退治した。
単なる形だけの退治劇。ただそれだけ……の、はずだった。
もちろんその妖怪にしても、本気で人里を食い散らかしに来た訳ではない。
ただ、慧音は偶然にもその妖怪に出会ってしまっただけ。
そしてその妖怪は、気紛れに呪いを掛けただけ。
しかし、その気紛れは長きに渡って慧音を苛む事となる。
己が誕生日に興奮して、寸劇を見物しようと好奇心で家を抜け出した彼女を誰が咎められよう。
事実、半獣ワーハクタクとなった彼女を里の者は責めなかった。
極々一部の者を除いては。
「――婆さまがな、お前はウチの姓を名乗ってくれるな、と」
「ハクタクって、益獣……というか神獣じゃなかったかしら。随分な扱いね」
「家柄を汚しとぅなかったんじゃろ。人でないんなら神も仏もありゃあせん」
老婆は薬缶に水を汲むと、鍋と入替えて火にかけた。
真鍮製のそれは、囲炉裏の火を大きく、また小さく、凹凸の多い表面に色濃く映し出していた。
「慧音は、家のもんの態度が変わったんは、自分が悪い事をしたからじゃと思い込んでな。
品行方正に生きとれば、婆さまも何れ認めてくれるじゃろうと。以来、慧音は滅私奉公するようになってな。
……馬鹿な子ぉよ。年頃の楽しみも幸せも、なぁんも知らん。馬鹿な子ぉよ……」
照りつける日差しに目眩がする日もあっただろう。
凍てつく寒さにその身が震える日もあっただろう。
それでも彼女は、自らの生き方を変えようとはしなかったのだ。
いつか、家族の元へ帰る日を夢見て。
「……あんたは何故ここにいるの? ここがその実家って訳じゃないんでしょ? 何故娘と暮らさないの?」
「儂もな、あの子と同じなんよ」
そう言って、老婆は未だ着込んでいた防寒具を外した。
頭部全体を覆うそれが、静かに床に崩れ落ちる。
老婆の頭部には、小さいながらもハッキリと、二本の角が有った。
「長い時間を一人で送るんは可哀相な思ぉてな、妖怪を見つけて儂も呪いをかけてもろうたんよ。
けど、儂がワーハクタクになったいうて知ったら、また自分を責めるじゃろ。
儂に出来るんは、里が見えるここから、あの子ぉを見守るだけじゃ」
どこかが開いてるのか、土間付近の引き戸がカタカタと鳴っていた。
風は幾分収まったようだが、その音は外の寒さを感じさせるには十分だ。
老婆は、手元にあった薪を火にくべた。
「――じゃけどな、もうそれも叶わん」
「どうして」
「遅かったんよ。妖怪を見つけるのに時間を食いすぎてしもうた。
確かにワーハクタクは長命じゃけど、為ったんがこんな老いぼれてからじゃからの。
もう何年あるか……」
腕を擦りながら呟く老婆は事実老衰しており、これからの数十年、数百年を見守っていくのは控えめに見ても不可能であった。
俯く老婆は、囲炉裏の火に揺れるその影こそ大きく壁に写るものの、体躯は実際よりも幾らか小さく見えた。
「……すまんのぉ、娘さんや。こんな話、聞いても困るわな。
若い人に聞いてもろて……誰かにあの子ぉを頼みたかったんじゃろか。
それがどんなにか酷い話じゃて分かっとるのになぁ」
「いいわ、私があんたの代わりに見守ってあげる」
老婆は瞬間、聞き間違えであったのかと思った。
あまりに素っ気なく言われたので、聞き間違いだと思ったのだ。
だが少女の視線をその身に受け、それが聞き間違いなどではなかったと悟るまでに、そう時間はかからなかった。
「む、娘さんや、構わん、構わんのよ。あの子ぉはもう……」
「若いのが年寄りに遠慮なんてするもんじゃないわ」
少女の外見をしたそれは、目を大きく見開いた老婆を一蹴しつつ立ち上がった。
腰に届こうかという長く淡い髪が小さな漣を作る。
老婆が見上げた彼女は、少女の姿をしていながらも、幾星霜の月日を重ねた典雅な挙措を備えていた。
事ここに至って、老婆は遂に今まで自分が話していた相手が少女でなかった事を知る。
「美味い粕汁の礼だ、その子は私が見守ってあげる。
……なに、私なら幾ら永くても付き合えるわ」
彼女はそう言うと、老婆を尻目に外へ出て行ってしまった。
急ぎ後を追って玄関口へ出た老婆は、彼女が何故雪の中で凍えなかったのかを理解した。
もんぺに両手を無造作に突っ込みながら歩く彼女の背中に、老婆は確かに炎の翼を見たのだ。
彼女は無論人ではないし、きっと妖怪ともまた違うのだろう。
だが何であろうと、彼女は愛娘と共に歩いてくれると言うのだ。それはどれほど有難い事だろう。
老婆は静かに合掌し、二人に幸多き明日をと祈るのであった。
(了)
そう言って、老婆は立て付けの悪い戸の中から手招きした。
いくら防寒具を着ているとはいえ、骨と皮ばかりのその身の方がよほど寒さは堪えるに違いない。
しかし、深い皺の刻まれたその顔は、そんな気配を微塵も感じさせはしなかった。
「……変わった婆だな。どこの馬の骨とも知れん者を迎え入れるなんて、危機感の欠片もないわ」
「若い女子がこの寒いのに突っ立っとるのを放っとけるかな」
事実、少女の服装は雪降る夜道を歩くものではなかった。
軽装とすら言えるその身で、彼女はしかし凍えてはいなかったのだ。
それは、まったくおかしな光景だった。
外では雪が、それも昨晩からずっと降り続けている。それでも彼女は平然と立ち、その淡色の長い髪には一片の雪も残してはいない。
世の理をおよそ無視した体で、もの珍しそうに家の中をグルグルと眺めつつ、彼女は土間に立ち尽くしていた。
「家を出る前に掛けといたからねぇ、もう煮えとるじゃろ」
脇の棚から木椀を二つ取り、老婆は囲炉裏に吊るされた鍋の蓋を開けた。
大きな湯気を昇らせて煮え立つ鍋は、粕汁だった。
老婆は小さな杓で木椀に溢れるくらいにそれを注ぐと、黒い漆塗りの箸と共に少女へ差し出した。
「ほれ、たんとお上がり。暖まるよ」
差し出されるままに受け取ったものの、それをどうしたらいいのか分からずに、少女は思案する振りをして椀を見つめた。
もちろん椀の中身が何であるかは知っているし、それを自分が食するようにと差し出されたのも分かっている。
だが、果たしてこのまま施しを受けていいものか――。
「なぁんも遠慮いらん。お上がり」
再び催促されて、彼女は漸く、それでも少し遠慮がちに椀を口にしたのだった。
やや酒の匂いの濃いその汁は、体を芯から温める。心なしか、冷気すら寄せ付けない彼女の心を解したようにも見えた。
老婆はそれを見届け、目尻を下げた。
「それで、何でこんな天気に歩いとったんね?」
「…………」
ズズッと、汁を飲む音が代わりに応えた。
野草を多く含むこの粕汁は、この辺の地域独特のものかも知れない。
返事を返さない少女を意に介した風もなく、老婆はゆっくりと自分の椀を口へ運んだ。
逆に少女はどこか落ち着かないらしく、チラチラと目の端で老婆を捉えつつ早々と飲み終える。
そして木椀を床に置いて、やはり所在なく、黙して座るのみであった。
「おかわりは要るかい?」
鍋にはまだ多量に残っている。汁が切れる心配はないらしい。
だが、少女は首を横に振った。
「若いもんが、年寄りに遠慮なんてするもんじゃないよ。碌な事になりゃあせん」
「食べ尽くす訳にもいかないでしょ……あんた、家族は?」
「……家族、なぁ……」
囲炉裏の薪が崩れて火の粉を上げた。些か小さくなった火を再び興すべく、老婆は薪をくべる。
下火になりかけていた炎が、新たに入ってきた薪の表皮を嘗めた。その断面で泡立っているのは樹液か何かか。
薪の近くに棄てられていた木端も、手慰みに折っては火に投げ入れる。
やがて、パチッと音がして、火が爆ぜた。
「……娘が、一人、居ってなぁ……」
火影に照らされる老婆の語り口調は、過去形だった。
庄屋の娘というのは、中々に幸福な環境に生まれたものらしい。
周りを取り巻く全ての人に祝福され、箱入り娘として育てられる。
生まれながらにして生涯の安泰が約束されているのだ。
老婆の娘――名を、慧音と言うらしい――は、そんな環境下に生を受けた。
家筋に加え、愛くるしくも端正な顔立ち、頭脳も明晰とくれば好評を博さぬ訳もない。
幼い頃より神童と崇められた少女は、年頃になる頃には、最早村の偶像的存在となっていた。
彼女の人生は、順風満帆を絵に描いたようであった。
それは、慧音が十五になった、満月の夜の事だった。
不運と言えば不運だったか。滅多に里に来なくなったはずの妖怪が、里に現れたのだ。
その妖怪はパフォーマンスとして人を襲い、人々は形式通りにそれを退治した。
単なる形だけの退治劇。ただそれだけ……の、はずだった。
もちろんその妖怪にしても、本気で人里を食い散らかしに来た訳ではない。
ただ、慧音は偶然にもその妖怪に出会ってしまっただけ。
そしてその妖怪は、気紛れに呪いを掛けただけ。
しかし、その気紛れは長きに渡って慧音を苛む事となる。
己が誕生日に興奮して、寸劇を見物しようと好奇心で家を抜け出した彼女を誰が咎められよう。
事実、半獣ワーハクタクとなった彼女を里の者は責めなかった。
極々一部の者を除いては。
「――婆さまがな、お前はウチの姓を名乗ってくれるな、と」
「ハクタクって、益獣……というか神獣じゃなかったかしら。随分な扱いね」
「家柄を汚しとぅなかったんじゃろ。人でないんなら神も仏もありゃあせん」
老婆は薬缶に水を汲むと、鍋と入替えて火にかけた。
真鍮製のそれは、囲炉裏の火を大きく、また小さく、凹凸の多い表面に色濃く映し出していた。
「慧音は、家のもんの態度が変わったんは、自分が悪い事をしたからじゃと思い込んでな。
品行方正に生きとれば、婆さまも何れ認めてくれるじゃろうと。以来、慧音は滅私奉公するようになってな。
……馬鹿な子ぉよ。年頃の楽しみも幸せも、なぁんも知らん。馬鹿な子ぉよ……」
照りつける日差しに目眩がする日もあっただろう。
凍てつく寒さにその身が震える日もあっただろう。
それでも彼女は、自らの生き方を変えようとはしなかったのだ。
いつか、家族の元へ帰る日を夢見て。
「……あんたは何故ここにいるの? ここがその実家って訳じゃないんでしょ? 何故娘と暮らさないの?」
「儂もな、あの子と同じなんよ」
そう言って、老婆は未だ着込んでいた防寒具を外した。
頭部全体を覆うそれが、静かに床に崩れ落ちる。
老婆の頭部には、小さいながらもハッキリと、二本の角が有った。
「長い時間を一人で送るんは可哀相な思ぉてな、妖怪を見つけて儂も呪いをかけてもろうたんよ。
けど、儂がワーハクタクになったいうて知ったら、また自分を責めるじゃろ。
儂に出来るんは、里が見えるここから、あの子ぉを見守るだけじゃ」
どこかが開いてるのか、土間付近の引き戸がカタカタと鳴っていた。
風は幾分収まったようだが、その音は外の寒さを感じさせるには十分だ。
老婆は、手元にあった薪を火にくべた。
「――じゃけどな、もうそれも叶わん」
「どうして」
「遅かったんよ。妖怪を見つけるのに時間を食いすぎてしもうた。
確かにワーハクタクは長命じゃけど、為ったんがこんな老いぼれてからじゃからの。
もう何年あるか……」
腕を擦りながら呟く老婆は事実老衰しており、これからの数十年、数百年を見守っていくのは控えめに見ても不可能であった。
俯く老婆は、囲炉裏の火に揺れるその影こそ大きく壁に写るものの、体躯は実際よりも幾らか小さく見えた。
「……すまんのぉ、娘さんや。こんな話、聞いても困るわな。
若い人に聞いてもろて……誰かにあの子ぉを頼みたかったんじゃろか。
それがどんなにか酷い話じゃて分かっとるのになぁ」
「いいわ、私があんたの代わりに見守ってあげる」
老婆は瞬間、聞き間違えであったのかと思った。
あまりに素っ気なく言われたので、聞き間違いだと思ったのだ。
だが少女の視線をその身に受け、それが聞き間違いなどではなかったと悟るまでに、そう時間はかからなかった。
「む、娘さんや、構わん、構わんのよ。あの子ぉはもう……」
「若いのが年寄りに遠慮なんてするもんじゃないわ」
少女の外見をしたそれは、目を大きく見開いた老婆を一蹴しつつ立ち上がった。
腰に届こうかという長く淡い髪が小さな漣を作る。
老婆が見上げた彼女は、少女の姿をしていながらも、幾星霜の月日を重ねた典雅な挙措を備えていた。
事ここに至って、老婆は遂に今まで自分が話していた相手が少女でなかった事を知る。
「美味い粕汁の礼だ、その子は私が見守ってあげる。
……なに、私なら幾ら永くても付き合えるわ」
彼女はそう言うと、老婆を尻目に外へ出て行ってしまった。
急ぎ後を追って玄関口へ出た老婆は、彼女が何故雪の中で凍えなかったのかを理解した。
もんぺに両手を無造作に突っ込みながら歩く彼女の背中に、老婆は確かに炎の翼を見たのだ。
彼女は無論人ではないし、きっと妖怪ともまた違うのだろう。
だが何であろうと、彼女は愛娘と共に歩いてくれると言うのだ。それはどれほど有難い事だろう。
老婆は静かに合掌し、二人に幸多き明日をと祈るのであった。
(了)
それに比べて慧音の婆さんは・・・
人って得体が知れないと簡単に切り捨てますし。まぁ慧音の祖母の対応も致し方無いかと。
しっかりもののイメージが定着してしまっている慧音だけに、こういうシチュエーションは正直上手い! と思えますね。
作品全体の雰囲気も、外の風景を簡単に思わせるようで引き込まれました。
最後のところとか、そのシーンが鮮明に浮かび上がってきました。
そして良い雰囲気でした。
慧音は後天的な妖怪という設定をストレートに使った、シンプルでいい感じのお話です
それにしても、うまいセリフ返しですね
クリティカルに決まっています
最後にもこたんだとわかったときには鳥肌が経ちました。
予想外にコメントが多く、全部にレスをするとえらい事になってしまうので、抜粋させて頂きます。
ご了承下さい。
>>☆月柳☆氏
ありがとうございます。
老婆の想いを感じてもらえたら、と思います。
>>三文字氏
やはり妹紅は男前であるべき……いやでも、ちょっと少女趣味とかあったら、それはそれd(ry
>>名前が無い程度の能力の方々
>雰囲気
ありがとうございます。
こういった物は、雰囲気こそ大事だと思っています。
>それに比べて慧音の婆さんは・・・
人にとって、何が大事かは千差万別です。
このSSでは確かにちょっと……と言いたくなる人ですが、何か事情があるのかも知れません。
それこそ、家柄が第一、という人も居られるかも知れません。
だから、まぁ、その……あんまり嫌わないであげてください。
>もんぺは妹紅の魂
ですよね。
短い文章なのにキャラが立っている。細かい仕草や言葉遣いが実にそれらしいからなんでしょうか。