Coolier - 新生・東方創想話

風に乗りて歩むもの ~ 春一番、まわる! 厄神さま (4/結)

2008/03/06 08:47:51
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【御注意】
「風に乗りて歩むもの ~ 春一番、まわる! 厄神さま (3)」の続きでございます。
お手数にて恐縮ですが、どうぞ(1)からご覧になってくださいまし。

     *     *

 うらうらともう春の日和。荒れた風も収まりまして、ゆらぐそよ風の心地よい限り。
 博麗の社を左手に見下ろしつつ、箒はゆるやかな弧を描いてゆきます。
「ほればーさん、落ちるぜ」
「平気平気!」
 レネ婆さん、テンション上げっぱなしの小娘みたいなはしゃぎぶり。箒を引っくり返し損ねること二回。妖怪でも弾幕仲間でもないと思うと、さすがの魔理沙さんでも少々肝が冷えます。梢をかすめたり鳥がよぎったりするたびに、やれグラシアス、やれエクセレントと感激の嵐。
「やれやれ、そんなに気に入ったかい?」
「もちろん! こんな風に空を飛ぶの、ずっと憧れだったんですもの! ねぇ、もっとスピード出ない?」
「出せるけどさ」
「Here we go! Go!」
「あー? もう、落ちても知らないぜ?」
「ふん。若い頃なんかね、随分落っこちたんだから。さっきも盛大に墜落したしね。もう一回くらいなんですか」
「次は痛恨の一撃だぜ、絶対」
 呆れながらも八卦炉起動、出力上昇。レネ婆さんの歓声が早春の空に響き渡り、魔理沙さんはせめて片方だけでもと、指で耳に栓をするのでありました。

     *     *

「効─────!」「た─────!」
 だっだーん、と水しぶきを上げまして、こちらでも大歓声。
 灼けて赤銅色のしなやかな肌を包むのは、縫い目、裁ち目のない一枚布ふた織り。神妙不可思議に織り成されたる紋様は、風の吹くようでもあり、波の打ち寄せるようでもあり。牙に貝殻、鳥の羽根。翡翠、琥珀、珊瑚がその上を飾ります。ざっくばらんに伸ばしましたる銀の御髪は膝裏まで。おみ足は軽やかなる素足のままで。
 水もしたたるいい女、とも申しますが、そういう感じじゃァございませんな。しっとりというよりは、すっきりという風情。
「めでたきは」「巫女の舞かな」
「かしこきは」「厄持つ雛ぞ」
「斎(いつ)き舞いては」「廻り廻りて」
「よろづものみな」「みちがえたり」
「変若(おち)の清水の」「絶えざるぞ佳(よ)き」
「誉めてまた誉め」「寿(ことほ)ぎ尽くすは」
「西の風」「また西の風」
 ざぶりざぶりと上がりつつ、太鼓で拍子を取りながらの朗々たる詠い。音一つ、言葉一つが刻まれるごとに、何か滔々と満ち溢れ来るものが、幻想郷の風に溶けていきます。
 あれほど嫌がってた霊夢さんですが、結局酒盛りの輪に入ってくいくいやっております。歩を進めて来た双子にちらりと視線を投げまして。
「ちょっと。濡らさないでよ」
「ぅわ何それ」「返歌くらい詠もうよ」
「やぁよ、めんどくさい。外の外から来たくせに、なんでそんなトコ押さえてんのよ」
「それは、こここそがわたしの故郷にほかならないから」「そして、ここだけがわたしの故郷ではありえないから」
「あっはっは。結界屋には面倒な連中に見込まれたね~」
「誰が結界屋か。うちは神社よ、神社」
 ぶつくさ言い返しながらも、萃香さんに注してもらってもう一献。
「じゃぁ、私が詠みましょうか。えーっと……」
 言って雛さん、しばし長考。河原で車座の酒盛りに、シックかつゴージャスな御召し。なかなか味のある風景でございます。両側はラフな単(ひとえ)と紅白ですし。
 その隙に、いったいどこから出してくるものやら、盃がもう二杯。
「さぁさぁ、イサカーずも一杯づつ」
「一杯だけね」「早くこの体で飛びたい」
 風をまいてざっと水を切り、双子は輪に入ります。なみなみ注いでもらい息を合わせてくぃっ。
 そこに連写がぱしゃぱしゃと。
「さて、こんなとこですかね。わたしも一献」
 ようやくカメラをしまいまして、文さんもご参加。やらかし始めてから今しがたまで徹頭徹尾縦横無尽、時に弾幕に踏み込んででも撮りまくりでおいででした。演者にツッコミも喰らわず、息も上がっておりません。さすがの腕前。
「文はマイ盃?」
「えぇ。持ってきてますよ」
 銀蒔絵のいいのが懐から。鬼と天狗ですからな、景気のいいこと。とくとくとくとく、がぶがぶがぶり。
「で、ちょっとお二人に訊いてみたいことがあるんですが、よろしいですかね?」
 矢立帳面取り出だしまして、空の盃はしっかり萃香さんに。
「なに?」「なに?」
「えー、レナータさんですか。なんで彼女を選んだんです?」
 双子、ちらっと視線を交わしまして、二杯目をおかわり。
「それはね、レネただ一人だけが」「あの頃、空を飛んだ人間の中で」
「ただの一度も、『空を」「征服した』って言わなかったから」
「そのせいで仲間はずれになって」「家族からも疎まれて」
「そうして鳥は」「鳥かごの、中」
「そっかぁ。だからあんなに立派なツノが育ったんだねぇ」
 萃香さん、なにやらしんみり。聞こし召しておいでの分、なんともしっとりした風情でございます。
「ばーちゃん、ここの水が合うみたいだし。もうツノ、育たないね。ちょっと残念」
 霊夢さん、それに何かツッコもうとしたようですが、結局、黙って盃を進めました。
「よーし、できた」
 ようやくです。雛さん、盃を空けて勢いをつけます。
「凄風(すさかぜ)こそ 知るあはれなり 落ち椿 錆びて勝れる 寂びもあるらむ」
「字余り」「字余り」
「あなたたちのだって琉歌だか甚句だかわからないじゃない」
 まぁ、そんな感じで地味ーに盛り上がりつつございましたが、不意に、霊夢さんが口の端を片っぽだけきゅっとあげてなにやら不穏な笑い方をいたしました。
「そーぅだー。忘れるところだったわ~? 雛、ありがとうね」
「あ。バレた」
「バレたって何よ……あんたたち」
 ぐいっと双子に向き直りまして。
「あの鉄くず、まさかそのままにしないわよねぇ……?」
「ごちそうさま」「それじゃまたね」
 間髪入れず、鮮やかな逃げ足。
「あっ、こら!」
「玉串料ってことで」「ナマモノの部分はお早めに~」
 ひょうと一吹き風が吹けば、すでに姿は跡形もなく。
「いらんわーっ!」
 出遅れた霊夢さん、空に向って遠吠えするのでありました。
「ま、前衛彫刻だと思えばよろしいのでは?」
 文さん、再び写真機を取り出しますと、胡坐からぐっと仰向けに身を乗り出し、片肘付きながら霊夢さんの吠える背中と墜落機の残骸を同じフレームに。
「何満足げな顔してるのよ。フタ開けるわよ?」
「それはなにとぞご勘弁~」
「あぁ……もう。またどうせ変なのが湧くのよ……」
 大げさに溜息をつく霊夢さんに、雛さんは次の一献を渡します。
「それは大丈夫だと思うわ」
「え?」
「厄まみれだもの。あれ。今晩中にルーミアやリグルがお仲間と一緒に綺麗にしてくれるんじゃないかしら」
 言いつつ雛さん、ご自身の盃に眼差しを落とします。その奥に、なんぞ見えておりますような。
「厄なんて気の持ち様。ああいう連中にとっては、自分の砂上の楼閣に殉教できないまま、異教の悪魔や下等動物の餌になるのが、一番報われない死に方のはずよ」

     *     *

 空の上では、なんだかレネ婆さんのテンションが下降気味。魔理沙さん、背中の気配をうかがいます。すると、ふいに。
「……ねぇ。魔理沙ちゃんは、箒に名前をつけてたりするの?」
「は? なんだいそりゃ」
「私はね。自分の箒につけてたのよ」
「おいおい、じゃぁ乗れないってのは」
「箒ってのは喩え。本当は飛行機よ」
「あぁ……あのでかいガラクタか」
「そう。あれの古ーいタイプ。木と布とかでできててね。もっとずっとちいちゃいのよ」
「で、それが?」
「今ちょうど、あの子と同じくらいのスピードでね。ちょっと思い出しちゃったの」
「んじゃ、たいしたことないな。そぅら」
 箒はさらに加速いたします。
「まぁまぁ、お手を柔らかにね」
「さっきは出せって言ってたぜ」
 レネ婆さん、ひどく嬉しげな苦笑いになりました。
「やっぱり私には、あの子がぴったりなのね」
 しばし、レネ婆さんは物思いにふける風情。魔理沙さんは、進路を博麗神社から人里へと下る山道に沿わせます。
「……私は風になりたかった。その気持ちがわかる、って言ってくれる人もいたわ。けれど結局、その『わかる』は途方もない勘違いでね」
「ストーップ。長い話は苦手だぜ?」
「あらあら、ごめんなさいね。じゃぁ、手短に」
 そうして問われた言葉には、玄妙なる威厳のようなものが漂っておりました。
「あなたは、なぜ飛ぶの?」
 しかし、そこは魔理沙さん。怯むとか臆するとかはとことん似合いません。今日も今日とてニヤリと笑って返します。
「そんなの決まってるじゃないか。魔法使いだからさ」
 レネ婆さん、一瞬面食らいましたが、すぐにぷっと噴き出しました。
「そうね……そうでなければ、魔女なんてつとまらないのね、きっと」
「魔女じゃないって。ま・ほ・う・つ・か・い」
「あーぁ、年寄りになると、忘れっぽくて嫌だわ」
 そうして、そこに吹き寄せましたる風二陣。
「レネ」「レネ」
「まぁ、あなたたち! ……見違えたわ!」
「失礼ね。これが本当」「最初に会った時もこっちだったのよ」
 銀の髪をなびかせ、箒を両脇からエスコート。腕環脚環と太鼓がなければ、どっちがどっちやらまるでわからぬ、よく似た双子です。
「えぇ、えぇ。素敵よ。何年、何十年経っても……」
「あんたら、もう行くのかい?」
 はためく帽子を押さえながら、魔理沙さん。
「えぇ、行くわ」「レネをお願いね」
「泣かせたら酷いから」「絶対許さないから」
「……また、行ってしまうの?」
 レネ婆さんに言われて、双子はためらいがちに顔を見合わせます。
「飛ばずにはいられないから」「絶対また、逢いに来るから」
「ここなら待っているのもきっと」「きっと辛くないから」
「なぁ、あんたら」
 なんだかちょっと、魔理沙さんにしては珍しいお声です。
「ばーさんには、どうしたいのか訊いたかい?」
「……だってレネは」「レネは、人間だから」
「でも、一度は『髪に飾ろうと思った』んだろう?」
「そうね、言った」「ウェンディが言った」
「わたしはレネの望みを叶えて、レネと一緒になりたかった」「わたしは、レネにはレネでいて欲しかった」
「で、どっちにするかジャンケンしたわけだ」
「そう」「その通り」
「だってさ。ばーさん。ちゃんと言いたい事言わないと、振り回されてばっかだぜ」
 言いたい事言いっ放し、やりたい事やりっ放しのお方が言うと、説得力があるような、ないような。もっとも、レネ婆さんはそこらへんご存知じゃァございませんが。
「私は、あなたたちと一緒に行きたいわ」
「……本当に?」「その魔法使いに箒を教わるとかじゃ駄目?」
「ハブっといて今度は丸投げかい? サイテーだぜ」
 マオマオさん、ぷぅっと膨れて魔理沙さんの帽子を飛ばそうとしましたが、ウェンディさんが逆の風を当てて吹き戻します。魔理沙さん、押しくら饅頭されていい迷惑。
「やめろったら。あるんだろ。一緒に連れてく方法」
「……あるわ」「あるけど、でも」
「二度と人の世界には帰れない」「そして、二度と人には返れない」
「ここまで連れてきといて、人の世界も無いだろうが」
「だって!」「変えてしまったら、レネが」
「レネが元のままのレネで」「いられるかどうか……わからない」
「あぁ、そういうこと」
 レネ婆さん、心得顔になりました。
「どうせ先はない。そう諦めていたら思いもかけず、ずっと憧れてきたあなたたちに鳥かごから出してもらえた。これは」
 魔理沙さんが親指を上げると、レネ婆さんもウィンク付きで返します。
「飛ばなかったら、嘘でしょう。ねぇ?」

     *     *

 独りになった魔理沙さんが河原に帰りつくと、もう黄昏も迫って来る時分。墜落機の残骸に、気の早い鬼火が一つ二つ灯っております。
 酒盛りの跡のあたりには、石で押さえた紙切れが一枚。取り上げて一読し、くしゃっと無造作にポッケに突っ込みます。
「ほんと、つれない連中だぜ」
 突っ込んだ拍子に、指に触れる固い感触。魔理沙さんは、妖精の矢を取り出してみました。妖精の矢というのは、おそらく言い伝えに過ぎないのでありましょう。こんなに丸っこくては、矢じりにはなりますまい。
 大したことのないチェーンに取り付けられた、光沢のある黒い石。ただそれだけなんですが、素養があれば判ります。それは遠い、時の彼方、空の彼方の異国の匂い。遠く隔たった匂いは微かなもので、おぼろげにしか嗅ぎ取れません。妖精の気配のような気もしますし、あるいは東の果ての西の果てとも。それになんだか、星の彼方のような気分もしてまいります。
 二次会で盛り上がっているであろうお社の灯りは、ここからは見えません。西の空には暮れ残り、東の空には一番星。手元には箒。
 誰も見てませんし、たまにであれば、こんな気分も悪くなし。帽子を脱いでただじっと、金髪を風になぶらせてみます。
「魔理沙」
 上から声が降ってきて、魔理沙さん、慌てて帽子を被ります。すっかり闇夜の烏だもので、まるでわかりませんでした。雛さん、社からお帰りになるご様子。背にはなにやら大荷物。霊夢さんが陰陽玉使ってくくった、例の袋でございます。いまやすっかりドス黒く、熟れ過ぎの風情。
「今から行くの?」
「どーぅすっかね。紙切れ一枚でおいてけぼりじゃぁ、ちょっと拗ねてみたくもなるぜ」
「面白いことになってるわよ。文の音頭で野球拳」
「……陰謀の匂いを感じるぜ」
 箒にまたがってふわり。
「そりゃ見物しとかないと。雛は三十六計かい?」
「えぇ。今日はこんなに背負ってるから。気が緩むと昼間の程度じゃ済みそうにないわ」
「むしろそれ、見てみたいぜ」
「やめといた方がいいわよ。見物も巻き込むから」
「おお。こわやこわや」
「ふふふ。それじゃ、またね」
「じゃな~」
 魔理沙さんを見送りまして雛さん、大黒さまみたいな袋をどっこいしょと川面に。ちょちょいと形を整えますれば、黒に朱を引いた立派なお舟になりました。お洋服もぱっぱと払えば、色の合わせは破格なものの、十二単に早変わり。乗り込みますればあめんぼのごとく、すいっと川を下り始めます。
 舟べりにもたれまして、水に指をば遊ばせつつ。何を思うや春の宵。
 残照の最後の輝きも失せ、月は若すぎ今宵は闇夜。春の星はおぼろげにして、灯る鬼火と見まがうや。
 ……エー、なんか、あっちの方でもしゃもしゃわしわし盛大にやらかしてますが、そいつァ聞かなかったことにいたしまして。
 空を映して緑の黒面(くろも)、ちらちらささめく水音(みなおと)小波。雛の揺り篭流るぞ奇跡、懸かる想いの重きこそ知れ。

 雛さんをお見送りしながら、このお話もお開きといたしましょう。長のお付き合い、まっこと、深謝の至りに存じまする。

- 了 -
 僕の棲むところは、古い伝統をつなぐ人形屋さんが多く、「人形の里」を名乗っています。
 だもので毎年、自治体の主催で大きな公園を使い、雛祭りイベントを行なうのですが……

 イベントのメインアトラクションは、流し雛。参加者に簡単な雛を配り、公園の池に流してもらう、という趣向です。ところがこの池、ちゃんとした出口がありません。多分人口池だと思います。聞くところによると、イベント終了後に池の底を浚うのだとか。

 ……そろそろ雛さんとか湧いてきそうな気がして仕方がないんですが、皆さん、どう思われます? 人形屋は数年前からばたばたつぶれてきています。今年は、雛を飾らない家庭がなんとxx%なんていうニュースもありました。

 ここの生まれではありませんが、もう棲んで結構経ちます。なので、人形の里から愛を込めて、と称しましても、構いますまい。
 心残りは桃の節句に間に合わなかった事。ですが、拙速に上げなかったことで少なからず、完成度を高められた(当社比)のは確かかと思います。O氏のアドバイスに感謝。
 狙って地雷を斜めに踏みまくった本作、いかがでしたでしょうか。些少なりともお慰みとなれば……といつもは締めさせていただいておりますが、そうするには少々分量が多すぎですな。お読みいただけました方、お付き合いいただきありがとうございます。

 分割投稿は初めてなので、割り方が適切かどうかがちょっと不安。妥当な線に収まっていることを祈りつつ、投稿します。また、作中の物理的事実に反する描写につきましては、あんまり気にしないでいただけると助かります。お話優先。
 結論といたしましては、黒雛りんと総受霊夢さんて胸キュン? ということで。(古
一野干
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コメント



0.130簡易評価
1.80名前が無い程度の能力削除
いや、これはなかなか良いものを頂きました。雰囲気だけを見るなら非常に上質なお話です。
ただまあわざわざ割ることも無かったような感じですね。半分の2本か、一本でもよかったかも。
何となく妖精の矢というより飛○石っぽい気もしたんですが、さて。
3.90三文字削除
4つに分けなくても、2つくらいでいいと思いました。
それにしても良い雰囲気だ、イサカーず素敵だよイサカーず。
レネ婆ちゃんの角の意味がちょっと分らなかったです、むう…
4.60名前が無い程度の能力削除
この話の雰囲気は好きです。
一本に纏めた上でキャラのエピソードとかがもっとあったら話の威力が増したと思います
このオリキャラたちには色々あったんだろうな、とか感じますが、
それが実際に文として量として出てこない限り、読者は味わえないわけで。

もっとやってしまっても二次創作は大丈夫です。
増補改訂版とか希望します
6.80名前が無い程度の能力削除
相変わらず素敵な空気を感じさせて頂きました。
多くは語らないのが粋ではあるのでしょうが、
もう少しオリキャラについての描写が欲しかった気も。
7.-10名前が無い程度の能力削除
口語ですね。