……とぷん。
†
面白い話をしようか。
ん? ……ああ、違う違う。そういう意味じゃないんだ。君に面白いことを言えだなんて言ってないよ。面白い噂話を聞いたから、君にも聞かせてあげようって、そう思っただけさ。
暇つぶしにはなるだろう? 僕らはいつだって退屈しているし――君らだってそうだ。面白いことは好きだし、面白い話も好きだ。ほんとかどうかは、あんまり重要じゃない。楽しめるかどうか、が大切。
そう思わない?
……だよね。
安心していい、僕の創作話なんかじゃない――それでも面白ければいいんだろうけど、さ――本棚に囲まれたお客サマが話していたのを盗み聞いたんだ。あの魔女、自分と本のこと以外には無頓着だから、聞き耳を立てていることにも気付かなかったよ。気付かれてて放っておかれた可能性も、なきにしもあらずだけど。
助長だって?
いいさ、なら本題に入ろう。ちょいと不思議で不気味で、かつ可愛らしい、根も葉も種も仕掛けもある噂話さ。
君、知ってる?
この館の地下には――開くことのない地下室があるってコト。
◆
〝彼女〟に名前はない。
名前がないことを、本人は不便だと思ったことはない。自他ともに認めるように、彼女は「彼女たち」でしかなく、大雑把にその他大勢でまとめられるモノだからだ。本人もそれを不便だとは思っていないし、自分たちはそういうモノだと理解している。
屋敷のメイド長は『そこの』とか『あんた』とか『ちょっと』とかしか言わない。それだっておざなりで、呼んで仕事を押し付けることなんてめったにない。そもそもあのメイド長は、彼女たちが無能であることを熟知しており、屋敷の飾り程度にしか思っていない節がある。
ペットに名前を付ける者はいても、飾りに名をつける者はいないだろう。
そもそも個体識別されているのかどうかすら怪しい。
何せ――彼女たち自身ですら、特に見分けがついているわけでもないのだ。気づけば増えたり減ったりしているので、特定の誰か、というものが存在しない。自分かそれ以外、程度の区別だ。
妖精としては、ごく当たり前のことだ。
――妖精。
館妖精やメイド妖精などと呼ばれる彼女たちは、その名の通り紅魔館で働く妖精たちである。メイド服に身を包み、紅色に染まった館の中を飛んだり跳ねたり戻ったり進んだりしている。一見仕事をしているように見えなくもないが、その実特に何をしているわけでもない。そういった仕事を専門とする妖精もいるにはいるが、幻想郷では稀である。
彼女たちは、館の主であるレミリア・スカーレットの気まぐれで存在する飾りにすぎない。館にはメイドが必要だろう――その程度の基準でいさせてもらっているだけだ。
だからというわけではないが、全員がメイド服を着ている。楽しんでいるうちは服を着て仕事のようなことをするし、飽きたら外に出ていくし、興味を抱いた妖精がいつのまにか服を着ていたりする。いま何人の妖精がいるのか、など、主やメイド長ですら正確には把握していないだろう。
彼女は、そんなメイド妖精の一人だった。
だから、呼ぶべき名前はない――あえて誰かが呼ぶとすれば、羽付き、とでも呼ばれただろう。
妖精にしては珍しい形の、綺麗な羽をもっていたから。その一点だけで言えば、他の妖精と区別化できただろう。ただしそれも珍しいことではなく、目の色の違う妖精や、尻尾の生えた妖精や、六枚羽の妖精など些細な点だけでいえば差異はあったため――結局雑多の中に紛れてしまうのだが。
妖精は飛ぶ。
長い髪が翻り、たなびく。迷路のような廊下の中心を、羽付きが漂うように飛んでいく。
時刻は真昼間。太陽が高く昇り、誰もが眠りにつくような時間である。
ふよふよと――
音もなく、羽付きが飛ぶ。
紅い廊下と、
紅い階段と、
紅い部屋を超えて、その果てへ。
下へ、下へと飛んでいく。
噂話で聞いた、存在しない地下室を目指して。
◆
ねぇ羽の綺麗な君。この館にいるヒト、ぜんぶ言える?
……ああ、名前はわかんないか。それとも忘れちゃった? 覚えてない?
そう、言える。それはすごい。
館の主である、レミリア・スカーレット――
メイド長の人間、十六夜 咲夜――
魔女の客人、パチュリー・ノーレッジ――
それで全部だよね。ああ、あと、門を守る妖怪もいたっけ。あれは別に外だからいいんだ。問題は、中。
吸血鬼と、人間と、魔女。
たった三人のために、大きな大きな紅い紅いこのお屋敷はある。
と、思われてるんだけど。
君、知ってた?
開くことのない地下室に――四人目がいるってことを。
◆
妖精は面白いことが好きだ。
面白い話が好きで、面白いことが好きで、そのために好き勝手に生きている。少々痛い目にあうとか、叱られるとか、迷惑になるんじゃないかとか、そういう心配ごととは無縁に生きている。
ある意味ではもっとも厄介な存在なのかもしれない。彼女たちは、自分の行動に責任を持たないのだから。
過程も結果も関係がない、その一瞬がすべて。
アカももちろんその例にもれなかった。そうでなければ、館の主に叱られるかもしれないことに手を出したりはしないだろう。
レミリア・スカーレットは、ただの一妖精である羽付きにとっては天上の存在である。
偉い。
とてつもなく偉い。
偉すぎて、なにがどう偉いのか理解できない。したがって、羽付きにとってレミリアの重要度は館の壁とか空に浮かぶ太陽とかと大差がないのだった。昼間に決行したのもレミリアが寝たのを見計らったのではなく、ただ単にたまたま思い出したからにすぎない。
面白い噂話を。
ふよふよと羽付きは飛ぶ。
赤い廊下を、
赤い階段を、
赤い部屋を、
赤い館を赤い妖精は飛んでいく。メイド服の少女は小さく、大きすぎる館の中で独りだけで飛んでいると、押しつぶされそうなほどに存在が薄かった。
それゆえ――誰も気づかない。
誰も、気にとめない。
止められることなく邪魔されることなく、羽付きは紅魔館の中を飛び続ける。道は暗い。窓の外では太陽が高くまで登っているものの、窓を越えて這入ってくる光はその時点で紅色に染まっている。
昼の館は、紅く染め上げられている。
紅が紅く。赤も紅く。
光で紅く。
紅く染まった妖精は――ふわりふわりと飛び続ける。
目的のない飛行ではない。
目的地のない飛行ではない。
迷ってはいるものの、惑ってはいるものの、確かに明確な目的をもって、明白な目的地をもって、妖精は飛んでいる。
奥へ、
下へ。
最果てにある地下室を目指して。
そこで眠り続ける、少女を助けるために。
◆
開くことのない地下室――っていったけどさ、別に鍵がかかってるわけじゃないんだ。
誰も開けるヒトがいない、ってだけで。
中からは開けることができない。
外からは開けることができる。
そういう扉。紅魔館の一番奥の一番下、どこまでも続く螺旋階段の底に備え付けられた、下向きの扉。
……そんなの見たことないって?
そりゃそうさ。秘密になってるんだから、誰も見たことがないはずだよ。
館の主と、その友人以外は、さ。
……ね? 素敵な響きだろう、〝秘密〟ってさ。いいよね、秘密。言葉を聞くだけで、ついつい暴きたくなっちゃう。その向こうに何があるのかって――考えただけでもぞくぞくする。
君もそう思うだろう?
……うん、だよね。だからさ、特別に教えてあげる。君だけに。
隠された地下室の――
封じられた扉の――
その向こうにはね――
お宝があるのさ。
好きでしょう、宝物。僕も好きだよ、宝物。
宝物は女の子。四人目の住人。
館の主の、その妹。
その女の子が、地下室に大切に大切にしまってあるんだ。それは館の主にとっては、とってもとっても大切なものだから――誰にもみつからないように、屋敷の奥に隠してあるんだって。
魔女は、お友達だから、トクベツに見せてもらったんだって。
いいよね、宝物。
主と、魔女しか見たことのない、紅魔館の宝物――
見たみたいって――思うよね?
†
……とぷん。
†
……そうして羽付きは、紅魔の館を飛んでいる。
誰にもみつからない。
誰にも見咎められない。
そもそも主は今いないのだから――もっとも、そんなことは羽付きは知らないけれど――見つかるはずもない。見つかったところで問題になるとすら思っていない。
楽観的、なのではない。
楽、しか頭の中に存在しないのだ。
向かう先に何があるのか、どれだけ素敵なものなのか。それだけしか、羽付きの頭にはなかった。
何せ「隠された宝物」なのだ。隠されている上に、宝物。これが素敵なものでないはずがない。
元来妖精はそういったものが好きでたまらないのだ。光物を集めるカラスにも似ている。
カラスでさえ、光ものを奪い合うために争うことがあるのだ。
誰にも教えず、独りきりで、羽付きは宝物を探しに出た。
向かう先は最果て。
赤い廊下の、
赤い階段の、
赤い部屋の、
その奥に――確かにそれは存在した。教えてもらった通りに、ソレはあった。
地下へと続く、螺旋階段。
巧妙に隠されていた。普通に生活しているだけでは決して見つかることはなかっただろう。偶然に偶然が重なってもたどり着けなかったはずだ。あらかじめ場所を教えてもらって尚偶然と必然が重ならなければ見つからないような――そんな場所にあった。
螺旋階段。
一般的なソレとは大きさが違う。今まで飛んでいた通路がそのままねじれながら下へと続いているような、巨大すぎる螺旋階段。空間が捻じれているのか、飛んでいる場所は広いのに、少しでも離れると窮屈なほどに狭く見える。
曲がりくねった螺旋階段を前にして――羽付きは微塵も躊躇することなく、階段を降りはじめた。
漂う気配を感じ取ることすらない。今まで通りの気軽さで落下していく。
階段はあるものの、飛んでいる羽付きにとっては意味をなさない。
自然、くるくると円を描きながら落下していくような形になる。
右と、
左と、
前と、
後ろが交互に入れ替わりながら上へと流れていく。自身が下に降りているのか階段が上へ昇っているのか判別がつかない。
ただ、
降りれば降りるほどに、期待感だけは膨らんでいく。
なぜなら――
視界のはてにある扉が、少しずつ大きくなっていくから。
◆
――という風にいけば、扉の前までたどりつく。
あとは君次第さ。
君が中を望んでいれば、扉は開く。
君が中を望んでいなければ、扉は開かない。
……なんてね。面白い話だろう? ホントかどうかはともかく――暇つぶしにはなるはずさ。
ちょっとした探検気分でいってみるといい。
え? どうして自分で確かめないのかって?
あの魔女がね、どうにも僕を警戒してる気がしてね。話を聞かれたのに気づいてるのかもしれない。
それよりも、何よりもさ。
実際、僕はどっちだっていいんだ。隠された宝物には、あんまり興味がない。
僕が好きなのは、そんなことよりも――――――なんだから、さ。
◆
――扉を前に、その笑顔を思い出した。
思い出しただけで、羽付きはすぐにそのことを頭の中から消した。特に意味のないことのはずだ。相手も変わりものであったが、ここまできた以上真意がどうあれ意味をなさない。
螺旋階段を降り切り、
羽付きは、扉の上にいた。
前、ではない。真下にある扉のすぐ上に浮いている。普段は横についている扉が下にあるので、感覚が狂った気分だった。
少し悩んで、体の向きをくるりと横にして浮いてみる。
螺旋階段のような廊下を背中に扉と向かい合う――そんな形になった。重力で日光のような髪が前に垂れ、スカートがめくれるが気になるほどでもない。
ふわふわと、前へ――実際には下へ――羽付きは進む。
扉は大きい。彼女の何倍も何倍もある巨大な扉は鉄でできていて、その色もまた、びっしりと紅かった。そのくせ、十字架を模した取っ手はあまりに小さく、羽付きの手に合わせたように小さかった。
そっと、握ってみる。
熱い――ような、気がした。
それは気のせいだったのだろう。思わず手を放し、もう一度つかんだときには、ひんやりとした鉄の感触しか残っていなかった。
ただ――
つかんだところから、紅が侵食してくるような。
そんな錯覚を、羽付きは覚えた。
思わず、妖精でさえ躊躇してしまうような。
それでも――本能に逆らえるはずもなく。
羽付きはそっと手に力をこめて、
中を見たいと、そう願って。
扉を――手前へと、引いた。
そうして、封じられた扉は開いた。
音はなかった。不思議なほどに、重みさえも。
ただ――ねたり、と。
空気が糸を引いたかのような、奇妙な粘質感だけがあった。
それでもそれは抵抗と呼べるほどのものではなく、扉は手前へと開き、
奥に広がる光景を見た瞬間、羽付きは納得した。
――これでは内側から開けられるはずもない、と。
はじめは、壁かと思った。
扉にぴったりと触れるように、決してあかないように壁が作ってあるのだと思った。あるいはもう一枚扉があるのだと思った。何しろ、開いた扉の向こうには、紅色しかなかったのだから。
廊下の紅より、
階段の紅より、
部屋の紅より、
館の紅より、
空から降り注ぐ紅色よりもさらに濃い――真の紅が、そこにあった。
扉でも壁でもなく、それが地下室いっぱいにたまった紅い液体なのだと羽付きが気づいたのは、それが――ゆらりと。
湖面のように、揺れたからだった。
どこまで広いのか想像することもできないような地下室いっぱいに詰まった紅い液体。扉を開けたことによりむせかえるほどの匂いが殺到し、表面がわずかに揺れ、
その瞬間、
見られた、と――なぜか、羽付きにはそう思えた。
紅い液体が、こちらを見ている。
どうして見ているのかわからない。見ていることがわかるのかもわからない。ただ漫然とみられていることだけを悟り、
どちらが速かったのだろう。
羽付きが、目の前の赤い液体の中にいる何かではなく――赤い液体そのものが意思を持って見ていると気づくのと。
その赤い液体が、開かれた扉の向こうへ噴出するのは。
――逃げ切れるはずもなかった。
……とぷん。
小さな水音だけをたてて、羽付きの体が紅い液体に飲み込まれる。粘質を帯びた紅い液体は長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い封印から解かれ、その四百と九十と五つ分の時間の数だけ上へと吹きあがった。
羽付きの体を取り込み、螺旋階段の中ほどまで登り切り――そこで勢いが止まる。
中に取り込まれたのは――羽付きだけだった。
紅い液体はそれで満足したのか、それとも妥協したのか。
羽付きにはわからなかった。
そも、彼女の意識は飲み込まれたときにすでに消えている。最後に思い浮かんだのは、尻尾の生えた彼女の笑い顔と最後に吐いた言葉。
――悪戯が好きだから。
それが、羽付きの最後の思考になった。
赤い液体は彼女の意識だけでなく、その肉体、そしてその羽までも、そのすべてを内側に取り込み、咀嚼するために――
……とぷん、と。
そして、誰もいなくなった。
l^丶
| '゙''"'''゙ y-―, あ ふんぐるい むぐるうなふ ふらんちゃん
ミ ´∀`* ,:'
(丶 (丶 ミ いあ いあ
(( ミ ;': ハ ハ ハ ハ
;: ミ ';´∀`;; ';´∀`';, ,
`:; ,:' c c.ミ' c c.ミ
U"゙'''~"^'丶) u''゙"J u''゙"J
/^l
,―-y'"'~"゙´ | それ いいわか ふらんちゃん ちちいな
ヽ ´ ∀ ` ゙':
ミ .,/) 、/) こあ こあ
゙, "' ´''ミ ∩∩ ∩∩
(( ミ ;:' ,:';´∀`'; ;'´∀`';,;
'; 彡 :: っ ,っ :: っ ,っ
(/~"゙''´~"U ι''"゙''u ι''"゙''u
貴方は何て物を書くのか。
ああ、これ以上は何も言えない、言葉が出てこない。
だからただ一言、凄い。
凄い。
ちょっと首酒思い出したのは秘密です(これは業病。ご容赦を)
素晴らしい作品であることは他者の感想と点からも汲み取ることはできる。
読み進めるごとに紅く紅く染まっていく自分の心。
しかし、最後まで紅く染まり切ることはなかった。
〝彼女〟登場から二、三行は〝彼女〟が小悪魔かと思っちゃった
『僕』が何となく小悪魔を連想させたし、名前がどうか分らないし人数が一人とは限らないし・・・って、『僕ら』っ!?本当にこんなんが複数居る!?こあっ!!
『同種』や『自分』への関心の薄さが
はたして、扉を開けたらどうなるか知っていても行かずにいられたか開けずにいられたか
しかしソレよりも後書きに吹いた俺はwww
あとがきのことはまあさておいてw
そしてエピローグ部分でやられたの一言
ただ、短めの内容ゆえかちょっとゾクりとした
感覚が少なめだったのでこの点数にさせて頂きます。
そして真のあとがきでフイタw
まるで千の顔を持っている、というよりも貌が無いんじゃないでしょうか
>>助長だって?
『冗長だって?』ではないかと一瞬思いましたが、読み終えてみたら言霊的には全く問題無かったのもいい思い出です
相変わらず読解力のない。だめですね
そして子悪魔=悪戯好き(トリックスター)というイメージもある。
噛めば噛むほど味が出るとはこのことか。
紅魔館の地下ワインセラーに眠る。スカーレット家秘蔵の495年物の極上ヴィンテージワイン。
飲めば極楽呑まれれば地獄。とはカリスマ溢れる現当主の弁。
内容を理解できていないかも。でも好きなお話。
その斬新な解釈が素晴らしいと思いました。
常日頃、フランのあの羽は姉であるレミリアのあのいかにも吸血鬼らしい羽と違って、あまり吸血鬼らしくないなぁ、と思っていたので、実はあのカラフルな羽は妖精のものなんだよ、といわれたら、なんだかすごく納得できました。
数えてみたら・・・本当に495個ありますね。そこも凄いです。
「好奇心は妖精をも殺す」。羽つきに合掌。
公式には少々気がふれている、とありますが、フランドール・スカーレットは文字通り気が振れているのですね。次元の違うイキモノと妖精の狭間で。
こういう味のある文章は好きですが、貴方のオチは余韻が台無しだwww
しかし妖精は妖精ですごいな。
最後まで恐怖は無かったのか?
いや、これはこれでアリだなぁと思わせるところがすげぇ。
ところでコメント欄で発動してる狂気の舞ですが……
田丸漫画並みにビコーンって乳首立ってるように見えた orz
何度奴らの弾幕に殺られたことか・・・