Coolier - 新生・東方創想話

早苗さん、怠惰な巫女さんを叱る

2008/03/04 08:39:08
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 境内を覗いても姿が見えず、大声で呼ぶと勝手から勝手に入ってと駄洒落のようなことを言われたので、早苗は砂敷きの通路と葉の落ちた樹や灌木の並ぶうら寂しい中庭を通り、不用心にも鍵のかかっていない戸を開け、中に入る。
 彼女が日々寝泊まりしているであろう博麗の社は、神聖な雰囲気とは裏腹にどこか埃臭く湿っぽかった。まるで何日も掃除をほったらかしているかのようだし、実際にそうなのだろう。
 相変わらず……そう苦々しく思いながら、早苗は以前に案内して貰った、掘りごたつのある一室へと向かう。そして案の定、博麗の巫女は鎮座し突っ伏し、うとうとしていた。ただでさえ白い肌が不摂生な生活のせいか余計に青白く、食べ散らかされた蜜柑の皮の山、そしてこたつの隣に仲良く並べられた布団を見て、流石に忍耐の域を超えた。その性質上、冬になるととみに寝起きの鈍くなる神奈子様や諏訪子様と比べても酷いと言わざるを得なかったからだ。
 早苗の気配を察したのか、博麗の巫女はむくりと起き上がり、眠たげな眼をごしごしと擦る。
「やほー、今日は何の用かしら?」
「やほー、ではないでしょう!」
 早苗は青筋の見えそうな怒鳴り声を上げ、しかし生来の日常体質が、こたつの周りのごみ片付けへと駆り立てていた。
「暦の上ではもうすぐ季の節目だというのに、こたつの中でごろごろと。しかも良い年の女性が万年床などと。その、恥を知らぬにも程があります」
「堅いこと言うのねえ」
 それとなく揶揄するような口調であったが、そのため早苗はさらにぷりぷりとして、霊夢の前に仁王立ちした。
「何と言われようが構いません。兎も角、祭祀者ともあろうもの、常に心身を清潔に保たねばならぬはずです」
「あら、心外ねえ。わたしはいつだって、身も心も綺麗なつもりだけど」
 嘘をつけと言いたいのを堪え、早苗は目の前の人物を疑いの眼差しで観察する。するとあろうことか、髪の毛があまり清潔でないてかり方をしているのが目に止まった。まさかと思いつつ、早苗はおそるおそる気だるげな巫女に訊ねた。
「つかぬことを聞いても良いですか?」
「ええ、スリーサイズと体重以外なら何でも」
「あのですね、うら若き乙女にこのようなことをと怒ってくれることを期待しますが、最後にお風呂に入ったのはいつですか?」
「お風呂……ふむ、それだったら問題ないわ。実は少し前、永遠亭の薬師から良いお香をもらったの。だからあと一週間程度なら入らなくても……」
 そこで早苗の堪忍袋の緒が切れた。
 その細腕のどこにと言わんばかりの膂力でこたつから引きずり出すと、渋る霊夢に般若の如き形相と声を叩きつけた。
「今すぐ風呂に入りなさい! さもないと今ここで神の風を喚びますよ!」
 
 ここに来てからすっかり身についた手際で薪を焚くと、早苗はその眼力をもって社の主を風呂場の前まで追い立てた。
「わたしは湯加減を調節しなければなりませんから、一旦ここから離れますけれど、気配は分かりますから。もし抜け出そうとでもしたら……」
「はいはい、神の風を喚ぶんでしょ、全く……」
「全くも糸瓜も南瓜もありません。本当はきちんと身を清めたのかどうか、隅々まで確認したいところなんですが、流石にそこまでされるのは憚られますし、貴女も嫌でしょう?」
「そんなことないけどなあ。うら若き乙女の視線がわたしの裸体を隅から隅まで、と想像しただけで溜まらない気持ちにならない?」
 いつもならそんなことを言われようものならば赤面して怯みそうなものであるが、しかし今日の早苗はまだ怒りが遙かに勝っており、さらりと受け流されてしまう。
「なりません。さあ、さっさと入ってください。終わったら今度は社全体の掃除ですからね」
 早苗はスタンリー・キューブリックのある映画の冒頭を思い出し、兵役についた新米をいたぶる軍曹の気持ちで言った。しかし当然のことながら眼前の巫女に、その威厳は通じていない。
「お風呂に入ってから掃除って、汗をかくから二度手間じゃない?」
「まずはお風呂です。それから掃除、そしてもう一度お風呂です。本当はあともう一度くらい、湯船に浸けてかき回したいところなんですよ」
「そんなことしたら肌がふやけちゃうじゃない」
「寧ろふやけなさない。そしてさっさと入りなさい!」
 早苗はいつも神奈子様や諏訪子様に焼いている世話を思い出し、俄に胃がきりきりするのを感じた。
 
 裏手に回って暫くすると湯浴みの音が聞こえてきたので、早苗は中に声をかける。
「湯は今くらいの按配で良いですか?」
「ん。ちょっと温いけど今はそれが逆にありがたい感じ」
 そう言われ、早苗は少しだけ焚き足してから腰を上げる。そうして息をつくとようやく、自分はどうしてこんなことをしているのだろうと、今更ながらの自省が胸をつく。
 そしてふと、呟きがもれる。
「全く、わたしは以前、どうしてこんなのに負けたんだろう……」
 そうして早苗は何とはなしに自らの気持ちに気づく。要は自分より何らかの点で勝っている人間が、だらしなくぐったりとしているのが耐えられないだけなのだ。良くも悪くもわたしは『日本の真面目な学生』であり、まだ『幻想郷の住人』ではないのだ。そしてどんなにぐうたらしていても博麗神社の巫女は後者に属する人間であり、その差はまだ当分、埋められないという気がしてならなかった。そしてそれがそのまま、力の差として反映されているような、そんな気がしてならない。
 そう考えるともやもやした苛立ちが沸き、早苗は焚き付けの量を少しだけ増やし、耳栓をして、竈から離れた。少しばかり茹で蛸になれば良いんだと思いながら。
 
 それから二十分もして、布団を干し終え、こたつの部屋を概ね片付け終えて一息ついた早苗の元に、林檎のように肌を真っ赤にさせた霊夢が入ってきた。どうやらあの焚き付けの中でも律儀に言いつけは守ったらしい。それにしても、寒い寒いと言いながら袖の涼しそうな紅白の巫女服に身を包むのは何かポリシィでもあるのだろうか。
 早苗がそんなことを考えている合間に、霊夢は棘のある文句を色々と考えていたのだが、住人に疎外感を与えない程度でかっちり片付けられた部屋を見て、ため息とともにそれらを追い出した。
「こんなにてきぱきと的確にされると、あんな悪戯されても何も言えないじゃない、全くもう……」
「え、わたし何かしましたっけ?」
 そう言って、早苗は耳栓を外す。
「気が散りやすいたちなので、こうしないと作業に集中できないんです、わたし」
 霊夢は「真面目だと思っていたけど、案外茶目っ気があるのね……というより誰かが仕込んだと見るべきね。このたちの悪さは天狗かはたまた……」などとぶつくさ言いながら、またぞろこたつにどっかりと根を下ろそうとする。その直前で早苗が気づき、肩を掴んで無理矢理立たせた。それから廊下に用意してある掃除用具一式、箒に雑巾、ちり取りといったものを指さし、無情にも言い放った。
「さあ、本番はこれからです。きりきりと行きましょう」
 使命感に燃える早苗に引きずられ、霊夢は渋々ながらに従う。
 
 気がつくと、烏がかあと鳴く時刻であった。
 空はうっすらとかかった雲のためかまるで火のように真っ赤で、早苗はその光景に思わず感嘆する。情景の美しさに定番のある諏訪の街に住んではいたとき、夕刻や夜のそれは他と比べものにならぬほどと思っていたけれど。
 夜の光も工場もないここ幻想郷に比べれば、それなりに科学という時代の影響は受けていたのだと分かる。電気や水道がなくて色々と不便になったことで、当初は随分と生き辛さを感じていたものだけど。諏訪の湖をたゆたうように低く浮かび、見上げる夜天の美しさといったらそれこそ息を飲むほどで。
 まるでわたしはこの世界の王にでもなったようだと、空に手を伸ばしながら思ったものだ。生憎ながらその気持ちは、いま隣で掃除のためへばっている巫女に粗方、へし折られてしまったのだけれど。しかしそれで生のままの美しさが失われるわけではない。
 前より自らの力について少しだけ謙虚に、乗じて不安も少しだけ増したけれど。でも仕事の後に見る自然の美麗さは変わらず、早苗はそのことに不思議と、励まされる気持ちになるのだ。
「洒落を言う訳じゃないけど、黄昏時になに、黄昏れてるのよ」
 霊夢が横目でちらりと揶揄し、早苗は正直に答える。
「空が、綺麗だなと思ったんです」
 あまりに真っ直ぐな言葉に、霊夢は半ば面食らったようになり、そして大きく息をつく。
「わたしにとっては別段耽るまでもない、日常の光景なんだけどね。早苗の住んでいた所は、そうじゃなかったの? 確か大和の国――今は日本と言われているんだっけ――から来たって言ってたけど」
「まあ……というか以前、色々とお話ししませんでしたっけ?」
「絡繰仕掛けの大きな箱が雷神と同じ力を借りて高速で動いたり、くそうずを動力とした鳥が空を飛ぶ世界、と天狗の騒がせ屋が話していたような気もするけれど」
 そんなもの、とても信じられないといった表情をしている霊夢を見て、早苗はまあしょうがないだろうと思う。当の自分だって、生まれから育ちまでここであったならば、そんなものは与太話の類と片付けていただろう。
『残念ながら、わたしの話を信じたっぽいのは、結界の親玉と永遠亭の薬師くらいですねえ』
 と、そう言えば以前、イエロージャーナリストの天狗が言っていたと思い出す。
「まあ信じるかどうかは任せますけれど。わたしの元住んでいた世界では、夜をも煌々と照らすかがり火のような光が、各家庭に完備されているんですよ。だから相対的に、月星の光は弱くなってしまう。そして大きなたたら場の何百倍も火を熾すから、空もまた煙ってしまうんです」
 そうして早苗は、在りし日の諏訪の空に想いを馳せる。その隣には家族の誰かがいた時もあり、また親しい友人のこともあった。そして心に想っている人が隣にいてくれれば良いなと願ったこともあった。
 しかし、それらはどれも遠い世界の、最早二度と叶うことない現実であった。そう思うと、鼻の奥のほうがツンとするような、何とも言えない気持ちになるのだった。
 そんな早苗の様子に、どこか察するところがあったのだろう。霊夢は先程までの恨みがましい口調を捨て、親しげに話しかけてきた。
「やっぱりわたしにはそんな話、容易には信じられないわ。でも、そんな光景を懐かしげに想う貴女の姿を見ていると――」
 
 信じても良いかなって気にはなるかもね。
 
 ぼそりそう呟くと、霊夢は照れを隠すかのように大きく伸びをする。
「ところで一息ついたら思い出したんだけど、そもそも早苗はどうして今日、ここに来たの? まさか、わたしの様子を窺いに来たというわけでもないでしょうし」
 そう訊ねられ、早苗は今更ながらにここを訊ねた理由を思い出す。博麗神社とその巫女の、あまりの惨状にもう少しで忘れるところだった――早苗はそう自分に言い訳をし、懐を探って青と緑を基調とした巾着袋を一つ取り出す。
「もうすぐ季の境目ですし、ここでも同様の習慣は存在すると窺ったので……」
 霊夢はおずおずと差し出されたそれを受け取り、さらさらとした小粒の感触から何となく正体を察する。
「これは……節分用の豆ね」
 貴重な蛋白源だわ、とぼそり呟いたのを早苗は敢えて聞かない振りをした。
「ええ。貴女には色々とお世話になりましたし、本当は恵方巻なども含めて色々と用意したかったのですが、まだ来たてで色々と……お恥ずかしい限りですが懐具合があまり暖かくないんです。お世話になっている方々や信者の方々に配る豆を用意するだけで余裕がなくなってしまって……その、申し訳ありません」
 早苗が一息で並び立てると、霊夢は少し気まずそうに「別に、その心遣いだけで嬉しいわ」と言い、そっと懐にしまった。
 そして不意に何を思ったのか立ち上がり、少し待っててと留め置かれた。そのまま早足で立ち去っていく霊夢を見て、まさかまだ掃除の行き届いてない領域があるのだと訝しんだが、数分後に戻ってきた霊夢を見て納得した。
 彼女の手に、その巫女服と同じ紅白の巾着が握られていたからだ。
「これ、先日に麓の村の方から頂いたのだけど」
 その先日というのが、きちんと身だしなみを整えている時分であれば良いがと、早苗はそんなことを考えながら、巾着を受け取る。手触りから、それが自分の進呈したのと同じ、節分の豆であると分かった。
「まあ、同じものを進呈しあうというのも変だけどね。持ってて損はないと思うわよ。この辺にはね、節分時でなくとも鬼がひょいひょい現れるから。ましてや節分にでもなれば、貴女のようなしっかりものの良い子なんて、涎を垂らしながら追いかけられかねないのだから」
 目の前の巫女の言葉は、どことなく早苗をからかうようであった。しかし多少なりとも彼女の本気を垣間見たことのある人間として、それが完全な冗談であるか否かくらいは何となく察することができた。
 そして今の話が半ば本気なのだろうと受け取った早苗は、巾着袋を重宝げに懐へと収めた。
「まあ、わたしが言い聞かすから大丈夫だとは思うのだけれど。鬼が人間を追いかけるのは世の常だし、貴女のところの神様が一度、そいつと盛大な飲み比べをしてね、そのとき貴女のことを色々と話していたのよ」
 それから霊夢は、ぐっと声を潜め、早苗に告げる。
「その時の、鬼の、ご馳走を思い浮かべるような表情といったらなかったわ」
 しん、と気まずい沈黙が辺りに落ちる。少しして、その雰囲気を作った当の本人がからからと笑った。
「そんなわけで、何というか……冬と春の境界を越えるまでは気をつけろ、みたいな? まあ万が一の時にはどこか内に入って、鬼を外に追い出すこと。それだけ心に留めておいてくれれば良いわ」
 気楽に口にされる忠言を、しかし早苗は真面目に受け取り、こっくりと神妙に頷いた。
「では、日も落ちてきたみたいなので、わたしは帰ります。良いですか? 面倒でも掃除はこまめに、布団は雨や雪の日以外は毎日干して、もちろん心身は清潔に保つことを忘れないでくださいね」
「はいはい、分かってるわよ」
「……また近いうちに、様子を伺いに行きますから。また同じ惨状になっていたら今度こそ、こたつの部屋で神の風を喚びますよ?」
 さらりと怖いことを口にする早苗に、霊夢も流石に泡を食って肯く。
「分かってるわよ」
「わたしが帰ったらもう一度、お風呂に入ってくださいね。お湯を少し熱めに炊いて用意してますけど、わたしは戻ってきて追い焚きしませんから考慮して使ってください。当然、明日からは自分一人でやってくださいね」
「分かってるってば……全く、まるで親のように説教するのねえ」
 彼女が何気なくもらした文句に、早苗はふと、母も小さい頃、同じようながみがみ屋であったことを思い出す。母は基本的に優しい人であったけれど、しかしいつも些事を捌いて力強く、日常の主として東風谷家にやわらかと君臨していた。そして早苗はそんな母に、一種の強さのようなものを感じていた。
 日々の雑事に忙殺されることで、自分は母のように自立し、少しずつしっかりし始めているのかもしれない。だから――もしかすると気付かぬうちに、一つの形の強さを身につけつつあるのかもしれない。
 祈りのような想像の最中に、霊夢は少しだけ眉を潜め、問うてくる。
「そんな真面目の、肩肘張りの一辺倒で、辛くならない?」
 そんなこと、もちろん問われるまでもない。
 辛いに決まっている。
 特に破天荒でちゃらんぽらんなこの世界の住人になってから、気苦労の耐えなかった日は両手で数えるほどしかない。家族と別れたのだって悲しくないと言えば嘘になる。ここで本当に自分がやっていけるのか、未だもって自信が持てない。
 でも、今日のようにしっかりと強くあり、貫き通すことができるならば、案外何とかなりそうな気もするのだ。それは曖昧模糊とした予感のようなものであったけれど、今の早苗には殊更、確からしく思えた。
 だから早苗は気負いのない笑顔を浮かべ、さらりと答える。
「まあ、これがわたしですから。しょうがないのだと思います」
 返す紅白の巫女は成程とばかり頷き、何も言及することはなかった。代わりに、見慣れているはずの夕陽を見て、ぽつりと感慨深げに呟く。
「確かに、今日の夕陽はとても綺麗ね……」
 早苗は無言で頷き、そして二人は何となく、陽が大地の底に潜ってしまうまで、栄え栄えとした空を眺め続けたのだった。
早苗さんは他所の巫女もきちんと叱れる巫女さんだと思うのです。
あと一ヶ月ほど時節が合っていないのは……見逃してください。
リュカ
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コメント



0.710簡易評価
2.無評価名前が無い程度の能力削除
でも、叱らせる為にオリジナル設定を付け加えてダメ人間にしなくても
いいんじゃないかと思います。
6.無評価名前が無い程度の能力削除
さすがの霊夢もここまで酷く無いと思う・・・
10.80名前が無い程度の能力削除
以前誰かの書かれた「風呂に入らない霊夢」がドンピシャストライクだった私にとっては眼福です。「余所の子も叱れる」ってのは早苗さんブレイクのインスパイアですかね?どちらにせよ良い感じで書き切っていると思います。
11.60三文字削除
霊夢酷いwwやってることが貧乏学生のようだ。
15.50名前が無い程度の能力削除
巫女であるのと同時に普通の年頃の女の子であるはずの霊夢が何日も風呂に入ってない、というのはさすがにありえないと思ってしまいました。

あと、早苗さんが霊夢に説教していろいろ世話をして、それだけで終わってしまい、あんまり心に残るものがなかった気がします。

テーマ的なものはところどころで見え隠れしているのですが、残念ながらあまり印象に残らなかったです。

それと、気配で「居る」「居ない」が分かる早苗さんが凄いです。
16.50名前が無い程度の能力削除
早苗さんが説教をするために霊夢をより怠惰にするのは違うんじゃないかと思う。
巫女のくせに(紫にけしかけられるまで)掃除か茶を飲む生活をしていたのだから、早苗さんに説教させようと思ったらできるわけで。
20.80名前が無い程度の能力削除
霊夢が風呂入らないってそんな受け付けられないものなんでしょうか。
個人的には楽しめました。