猛暑が続く、夏のある日。
珍しく、魔理沙は紅魔館に“呼ばれて”やって来た。
「はぁ、どうしてこう私の所には面倒な事ばかり舞い込んで来るんだ?」
「そう言う星の、生まれだから?」
「……いや、そうじゃなくて。
年中暇人なアイツとは正反対の、飽きない毎日ってこと。
一割ぐらい、分けてやりたいよ」
フランドールが魔理沙を出迎えた紅魔館は、いつもよりちょっとだけ騒がしかった。
―ついに、咲夜がダウンした。
「しかし、咲夜が倒れるとは意外だな」
「働き過ぎ?それとも暑さにやられたのかな?」
「多分、両方だ。今年は記録的な猛暑だって言うし」
そう言いながら、咲夜の部屋に直行した。
―ちりーん…
庇に吊るされた風鈴が、風に揺れる。
咲夜は、自室のベッドに寝ていた。
「大丈夫?ここの所暑いから、無理はするなって言っていたのに…」
「はい…申し訳ありませ…」
―ぴしっ、
レミリアのデコピンが、咲夜の額にクリーンヒット。
額に当てられた氷嚢が少しずれ、ガサリと音をたてた。
「いたっ…」
「謝る必要は無い。この暑さで、ダウンしない方がおかしいわよ。
…そう言う奴もいるけど」
―扉の開く音。
「よっ。そう言う奴の参上だぜ」
「貴女は何でそんなにタフなの、全く…」
噂をすれば影が差す。
フランドールとともに、魔理沙がやって来た。
「私は普通だぜ」
「その体力、分けてもらいたいわ」
「……食べても、良いぜ」
「そんな事する訳無いでしょ」
「ま、それは夜のお楽しみって事にしておいて、肝心の咲夜。
調子はどうなんだ?」
「…駄目よ…」
決まりきったことを訊くな、と咲夜の眼が言っている。
魔理沙は、咲夜の顔を覘き込んだ。
「軽い日射病と、過労による体力消耗ってとこか。
…まぁ、駄目じゃなきゃ働いてるわな。
それがメイドの仕事だし。
しかし、働き過ぎだぜ、いつもいつも。
ちょっとは体をいたわってやれよ」
「余計なお世話よ」
強がってはいるが、やはり咲夜の声は弱々しい。
「余計な世話を焼くのが、私の仕事だぜ」
魔理沙はちょっと溜め息をついた。
「…お前さ、なんで働く事を『労働』って言うか、知ってるか?」
「……ん?どう言う事?」
レミリアも知りたそうな顔をした。
フランドールは言うに及ばず。
「労働の『働』は、『はたらく』と読む。
それに対し、『労』は『いたわる』と読むんだ。
つまり、他人だけじゃなく、自分をも『労わって』働くから『労働』なんだよ。
…自分の体にも気を使え。
それは『労働者』だけじゃない、『人』の大前提だ。
自分を蔑ろにしてどうする」
「……」
「何かきつい言い方になっちまったな。すまん。
でも心配なんだ。お前がその調子だと、こっちも調子が狂うし」
少し、無言の間。
そして、咲夜が言った。
「…ありがとう」
「礼はいらん。これは“余計なお世話”なんだから」
魔理沙は窓から外を見る。
レミリアにも咲夜にも、それは照れ隠しにしか見えなかった。
「素直じゃないのね。嬉しいでしょうに」
「それは嬉しいけどな、何かこう……礼を言われたいが為にやったみたいじゃないか」
そう言うと、唐突に立ち上がった。
「そうだ。フラン、ちょっと」
「?」
「話がある」
「何?」
「だから…」
耳打ちする魔理沙。
フランは頷いた。
「悪い、ちょっと外す」
「どうしたの急に」
「ちょっと図書館に用があったのを思い出してな」
「……そう」
魔理沙とフランドールは、連れ立って部屋から出る。
レミリアに向かってウインクをしてから、魔理沙はドアを後ろ手に閉めた。
レミリアは、閉じた扉に小さく溜め息を吐いた。
「……全く、『図書館に用』だなんて。嘘と分かる嘘を吐くのも、難しいわね」
「何か仰いました?」
「いや、こちらの話」
レミリアはそう言うと、椅子を枕元に寄せた。
「咲夜。貴女にあって私に無い物は、何だと思う?」
咲夜が上半身を起こす。
「私にあって…お嬢様に無い物?」
氷嚢をあてがっている頭に、?マークを浮かべた。
「過去ですか?」
レミリアは首を横に振った。
「それは…穿ち過ぎね」
「脳…ですか?」
「それもそうだけど。でも私が言っているのは精神的な物よ。
そうね、それじゃあ質問を変えましょう。
…長寿が人に与える物は?」
「……尚更分からなくなったのですが」
「うーん……じゃあはっきり言ってしまうわね」
一呼吸おいてから、
「貴女にあって私に無い物は『背中の温もり』、長寿が人に与える物は……
『孤独』よ」
言った。
「孤独……?」
「背中を預けるって言う事の意味は知っているわね?
それだけ、相手を信頼しているって言う事は」
咲夜は無言で頷く。
「私には、貴女と言う本来ならば背中を預ける相手が居るけれど、
どう足掻いても背中は預けられないの。
いや、貴女だけじゃない、誰にも預けられない」
「どうして…、あ」
そこまで言って、咲夜は気付いた。
お嬢様の―レミリアの背中には、一対の翼がある。
「そう。預けようとしても、この翼が邪魔をして、
私の背中が、貴女の背中に届かない」
その隙間がきっと、吸血鬼(じぶん)とそうでない者(まわり)の距離。
とても近くて、絶望的に遠いのだと、
レミリアは悲しげに笑った。
「どうにかしてその隙間を無くそうとするのだけど、
そうやって努力している間に相手は一生を終えてしまう。
徒労に終わってしまうの。
そして残されるのは、私だけ」
だから、孤独。
―敢えて言うなら、悲しい運命。
「皮肉ね。運命を操れる筈なのに、これだけはどうやっても曲げられない」
「……」
「だから、私はこうするの」
そう言うと、レミリアは咲夜を抱き締めた。
「お嬢様?」
「……時々、怖くなるのよ。
こんな幸せな日常は、今まで無かったから」
貴女がいなくなったら、どうなってしまうのか、と。
「だからお願い。もっと自分も大事にして。
今回はこれで済んだけど、次はどうなるかなんて、誰にも分からないから」
「……はい」
咲夜は、空いている左手でレミリアを抱き締め返した。。
「私の『終わり』がいつになるか、それは分からないけれど、
私はその時まで、ずっとお嬢様のお側に居ますよ…」
「…ありがとう、咲夜…」
「はぁ…咲夜の奴、良い仕事してるよなぁ…」
「私には、魔理沙の方がそう見えるけど?」
「そうか。そう言ってくれると嬉しいよ」
廊下。
咲夜とレミリアの会話の一部始終を、2人は耳をそばだてて聴いていた。
「労苦、労働、とどめに過労。
『労わる事』が、従者の仕事…か…」
「魔理沙、忘れてる忘れてる」
「何を?」
「お姉様の徒労」
「あ、そうだったか。…しかしあいつ、一つだけ間違ってるな」
「何が?」
「徒労は無駄じゃないんだ。それが結果的にモノを動かさなかっただけの事なんだぜ。
労力は惜しんじゃいけない。文字通り『労わる』力なんだからな」
「ああ、そっか…」
「ところで、パチュリー、どうしたんだ?」
「うーん…今日は図書館も閉まってたし、どうしたのかな?
お姉様は知らないみたいだけど…」
「そう、か……?」
その時、どたどたと廊下を走る音が聞こえた。
「はあ、はあ、はあ……」
私とした事が、不覚を取った。
「よりにもよって、あの本とは思わなかった……」
妹様を外へ出さないために雨を降らせた日に使った、
多分もう二度と使う事が無いであろう本。
題は忘れた。
その本を、小悪魔が落として開いてしまったのだ。
そして、さっきから腹部が熱い。
「……つっ」
手をやると、血の感触。
まあ無理も無い。
あれだけの弾幕に不意をつかれれば、深手の一つや二つは。
小悪魔は司書室へ逃がした。
鍵も閉めたから、外に被害が及ぶ事は無い。
後は本を閉じるだけなのだが、困った事に。
「く……」
困った事に、体が言う事を聞かない。
少し暗くて良く分からないが、結構出血は酷いようだ。
治癒魔法で治せそうだが、
生憎諳んじられるほど短い物でもないし、苦しくて息も続かない。
となると。
「えー…と、どうにもならなさそうな状況を打開する方法は……」
鍵の閉まったここの扉は、如何なる力を以ってしても決して破れない。
例え、レミィであっても。
……約2名、イレギュラーもいるが。
そのイレギュラーがここを訪れる確率は……かなり低い。
幸い、小悪魔は外へ助けを呼びに行ったようだし。
「呼んで来る相手を間違えますように…」
とりあえず、祈るしかないようだ。
その時、どたどたと廊下を走る音が聞こえた。
そちらを向くと、小悪魔がこちらへ走ってくる。
魔理沙とフランドールの姿を認めると、顔が安堵に和んだ。
「ああ、やっと見つかった…きゃあっ!」
しかし、それがまずかったらしい。
どってん、ばったん、ずざーーーっ。
見事な体勢でのヘッドスライディングは、ちょうど魔理沙の正面で止まった。
「おお、ナイスヘッドスライディング」
「魔理沙、これは転んだと言った方が適当じゃない?」
「そっちの方がまずい。
ま、この様子だと、どうやらアウトらしいが」
そして助け起こしながら訊く。
確認の意味でしかなかった。
「どうした?」
「パチュリーさんが、本に逆襲されて……」
「そうか…」
皆まで聞かず、フランドールに言う。
「フラン、レミリアを呼んで来てくれ。
私は先に図書館へ行っているから」
「うん」
フランドールが踵を返す。
それを見てから、魔理沙は小悪魔に向き直った。
「よし、戻るぞ」
「あ、はい!」
「お姉様!」
「フランドール?」
「パチュリーさんがちょっと大変みたいなんだけど。
本に逆襲されたとか何とか…」
「…そう。すぐ行くわ」
「あ、私も行きます」
「咲夜?」
頭から氷嚢を外し、ベッドから降りる咲夜。
身支度を一瞬で整えると、
「もう大丈夫ですから」
微笑んだ。
「本当に?…信じるわよ?」
「はい」
強い返事。
確かに、顔色も良くなっている。
これならば、問題無いだろう。
レミリアは、そう判断した。
「それじゃあ、行きましょう」
図書館の扉の前。
「鍵まで閉めたのは、そう言う事だったのか…」
1人納得して呟く魔理沙。
扉に触れただけで分かるぐらいに、中に魔力が充満していた。
中が飽和状態だから、押して開けるこの扉は絶対に開かない。
「…なら、ぶっ壊すしかないな」
小悪魔を下がらせる。
と。
「…遅いぜ」
「待たせたわ」
レミリアと、フランドールと、咲夜が走って来た。
「あれ、咲夜。もう大丈夫なのか」
「ええ。貴女のお陰かしら?」
そう言いながら、咲夜も扉の前に立った。
「それは違うだろ。
……体調は、あくまでお前だけの物だ」
「そうね。
…行くわよ」
「「せーのっ!!」」
―ガラスの割れるような音。
咲夜の矢のような中段蹴り。
魔理沙のヤクザキック。
2人のキックによって、扉が蝶番ごと吹っ飛んだ。
音と共に、図書館に光が差し込む。
その光の差し込む方向に、パチュリーは首だけを向けた。
視界に入り込んできたのは。
レミィと、妹様と、
―イレギュラーの2人。
揃いも揃って、豪華な顔ぶれだ。
「…祈ってみるのも、悪くないかもね…」
そう呟くパチュリーに、魔理沙は駆け寄った。
「あ?何か言ったか?」
「いや、今日ばかりは歓迎するわって言ったのよ」
「そうか。傷は大丈夫…じゃないな。
小悪魔、美鈴を呼んで来い」
「え、あ、はい」
周りを見ると、床やら壁やら本棚やらで弾幕が反射している。
まだ大丈夫だが、この分だとここまで来るのも時間の問題だ。
「パチュリー、この弾幕の発生源は?」
「…奥の床にある本よ」
「そうか。じゃあ…」
「私が行こうか?時間止めれば簡単だし」
「いや」
出ようとする咲夜を、魔理沙は制止した。
「私とフランで行く。お前はレミリアと一緒に、パチュリーを護ってやってくれ。
良いよな、レミリア?」
「私は構わないわよ」
「…弾幕はどうするの?」
「なんとかしてかわす」
「出来るか出来ないか分からない事を、平然と言うのね」
「平然って…私は普通だぜ」
「そうじゃない。
なんであんたはそう『茨の道を行きます』って普通に言うのかって事」
「うーん…
茨の隙間やその道の先にある花が綺麗だから…。
…かな」
魔理沙は咲夜に背を向けたまま、淡々と言ってのけた。
フランドールへ教える意味合いも込めて、さらに話を続ける。
「…確かに人それぞれ、可能な事、不可能な事はあるよ。
殊に私は、そのテの事がお前達より遥かに多い」
「そう分かってるなら尚更、」
「でも。可能不可能で物事は語れない。
レミリアの、パチュリーに会うまでと、
お前に会うまでが、その良い例なんじゃないか?」
「……そうね」
レミリアが首肯する。
「それに、私の背中は、レミリアを支えられるほど大きくない。
レミリアを支えられるのは、
パチュリーと、中国と、フランと、それにお前だ。
レミリアの背中は、お前が守ってやれ」
「……」
「それからもう一つ。
可能不可能で物事は語れない。だから、
…可能不可能でやるかやらないかを決めちゃいけないんだ」
「魔理沙……」
「まあ、」
ひょいと振り向く魔理沙。
その顔は、いつもの笑顔だった。
「いいとこ取りしたい、ってのが一番大きいのかもな。
…よしっ、行くぞフラン」
「うんっ」
そう言うと、何事も無かったかのように奥へと飛んで行ってしまった。
「…格好良い事言っちゃって」
小さく溜め息を吐く咲夜。
悪い気はしない。
「そうね。でも、彼女の言う通りよね」
「…お嬢様?」
「良く考えてみれば、ぴったりくっつかなくても、
背中の温かさは分かるわ。
…人間だけね。脳なんて言う、面白い思考中枢を持ってるのは」
「…そうですね」
悪い気はしない。
だから、言ってしまうのだ。
「お嬢様の背中は、私が守りますよ」
こんな、格好良い事を。
「ありがとう。心強い限りだわ。
…さて、良いところは持って行かれたけど、私たちも頑張らないとね!」
「はい!」
力強く答え、ナイフを構える咲夜。
「…あ、お嬢様?」
そこへ、肩で息をしながら美鈴が入って来る。
「私は何をすれば…」
「パチェを看てあげて」
「…あ、はいっ」
弾幕が迫って来る。
レミリアも、戦闘態勢に入った。
「よし、一発残らず叩き落すわよ!」
「了解です!」
次の日。
パチュリーの見舞いも兼ねて、魔理沙は紅魔館を訪れた。
「よう」
「また来たの」
「見りゃ分かる。どうだ傷の方は…って、もう治ってるか」
「見りゃ分かる。あ、後これ」
一枚の紙を差し出すパチュリー。
「何だこれは」
「あんたと咲夜が壊した扉の修理代。
一応その額の半分負担だから」
その紙に記された数字の羅列を見て、魔理沙は固まった。
「…何だこの桁数は」
「知らなかったの?結構高いのよ、この扉」
「あっちゃ~…」
そう言いながら、本を探しに行く魔理沙。
その背に、パチュリーは笑顔で声をかけた。
「でも、何時でも良いから」
「これと、これと…。
あ、『まれに見る○○』?何だこの本は」
本の森で花を探す魔理沙。
―とん。
その背に、重さがかかった。
「まーりさっ。
へへっ、魔理沙に背中預けちゃった」
「…その声はフランか。あっさり後ろを取られるとは、私も修行が足りないな」
「魔理沙…」
「ん?」
「自分じゃ気付いてないみたいだけど、魔理沙の背中は誰よりも大きいよ。
……この私を支えられるんだから」
「……」
返答に困った。
理由は分かりきっている。
―そう言われたのが、嬉しいから。
だから、答えは一つしかない。
「……そうか。そう言ってもらえると、嬉しいよ」
「良い仕事してるわね、魔理沙」
「…おお、咲夜か」
声のするほうを向けば、そこには咲夜。
「お茶が入ったわ。皆で飲みましょう」
「良いのか?」
「お嬢様が、貴女を呼んで来いって」
「おう、今行くぜ」
「しかし、良い仕事してる、か。お前の口から出るとは…」
「何?本心から言ってる事を疑うわけ?」
「……」
「本心、か。そうかそうか」
「な、何?」
「そうかそうか、じゃあ……」
「じゃあ?」
「崇め奉れ」
「……」
「嫌」
「一日ぐらい良いだろ?」
「一日でも嫌」
「私も崇められてみたいんだ。お願い」
「お願いされても嫌」
「……」
「パチュリー、何かツッコめよ」
「嫌」
「私が崇めてあげようか?」
「何かありがたみが無いから遠慮する」
「ああーっ、酷いなぁ」
そうこうしている内に、レミリアの部屋の前に着く。
扉を開けた4人を、レミリアは笑顔で出迎えた。
幻想郷は、今日も平和だ。
まずそこで笑ってしまった不心得者です。申し訳ありません。orz
パチュリーの場面が何となくお話の中で浮いている気がしたのは何故だろう。
地の文の割合かな?
会話の中に見える各人なりの信頼と気遣いがいいですね。
私的に良かったのはフランの信頼でした。フランドールが姉以外に信頼を寄せるとしたら、やっぱり彼女ですかね。
次回作も期待しています、頑張ってください。
気になったのは、なぜ魔理沙と咲夜がイレギュラー?
これが気になったから・・・・・・・・夜は延々と吸血鬼度を上げてたよ。
追記:鳥居は消してしまったのね。
……ごめんなさい。魔理沙があまりにかっこ良かったもので、つい。
お気に入りはやはり、前半の、レミリアと咲夜の2人きりのやりとりですね。完全で瀟洒な従者と言えど、咲夜は人間。体調を崩す事もあるし、何より、いつか『終わり』が訪れる。きっと、レミリアが抱えてしまう孤独と同じ位の大きさのもどかしさを、咲夜は感じてしまうでしょうね。
あと後半の、魔理沙とフランの会話。フランの、幼さゆえのストレートな言葉には、さすがの魔理沙も敵わないってところですね。
けど、やっぱりこれですか。
>「それに、私の背中は、レミリアを支えられるほど大きくない。
>レミリアを支えられるのは、
>パチュリーと、中国と、フランと、それにお前だ。
>レミリアの背中は、お前が守ってやれ」
ああ・・・美鈴、また中国呼ばわり。
ワロタけどね(・∀・)