グラスの中の赤ワインが揺れる。
波紋が収まるよりも早く、レミリアはワイングラスに口をつけた。咥内から喉の奥へ、熱い液体が通り抜けていく。
何度も味わった感触だが、思わず癖になりそうだ。いや、既になっているか。
サイドテーブルに置かれたボトルには、もうワインなど残っていなかった。
「咲夜、代わりのものを用意しなさい」
側に控えていた咲夜に命令する。しかし咲夜は表情一つ変えず、空のボトルを手に取った。
「今日はこの辺で終わりにしておきましょう。一晩で楽しみすぎると、明日の楽しみが無くなってしまいます」
無理を言って持ってこさせようかとも思ったが、咲夜の言うことも一理ある。明日の楽しみを、今日奪う必要もあるまいて。
ただでさえ、最近は世界が色あせて見えているというのに。唯一の楽しみを奪っては、明日の自分に殺されかねない。などと考え、自嘲気味の笑いが零れた。
「それにしても、飲み過ぎですよ。あまり飲み過ぎますと、肝臓にも悪いです」
「それは新手の冗談かしら? 吸血鬼に肝臓なんて、巫女に玉串ぐらい不要なものよ」
「あそこの巫女が特別働かないだけのこと。見習われては困ります」
とは言うものの、それしか楽しみがないのだから仕方がない。
「せめて美味しい血液があれば、もう少し日々に彩りがあるのだけど」
「三食きちんと飲まれているように思えますが?」
「量じゃないわ、質の話」
人間の特性によって、その血液も大きく変わる。
怠惰な人間の血液は味気なく、情熱的な人間の血液は度が強いワインのよう。生真面目な人間の血液は味が細かく、年寄りの血液は熟成されているのだが味が薄い。
数多の人の血液を飲んできたレミリアだが、ここ最近はとんと美味しい血を飲んでいない。
食事が進まないと、自然と精神も衰えてくるというものだ。
だから、逆に酒が進む。
「しかし、これ以上の質を求めるとなると幻想郷の外に出なくてはなりませんから。幻想郷内で血を集めるというのも、意外と大変なんですよ」
「従者の苦労を知る主なんていないわ。あなたがどれほど大変だろうと、私は満足していないのよ」
そう言われましても。咲夜も困り顔だ。
「どこかに熟成され、度も強い年代物のワインのような人間はいないかしら?」
「人は老いれば老いるほど、情熱を忘れていく生き物です。そんな矛盾を抱えた老人など、どこにもいません」
無理だとわかっての注文だったから、断れてもショックはなかった。
驚いたのは、その後の咲夜の言葉。
「ただ、味は保証できませんが条件に該当する人物には心当たりがあります」
馬鹿な。自分で言っておきながら、思わずそう呟いてしまった。
そんな人間など、どこにいるというのか。
グラスとボトルを片づけながら、咲夜は怜悧な微笑を浮かべて言った。
「藤原妹紅です」
よく誤解されがちだが、別に妹紅は慧音の家に住んでいるわけではなかった。
輝夜などはその事で度々冷やかしてくるが、妹紅にだってちゃんと家はある。ただ、あまり帰っていないだけの話だ。
大抵は輝夜に殺し合いを挑んで敗北し、帰るのも面倒だからと永遠亭に泊っている。挑まない日は、慧音の家に滞在し、なんだかんだで泊っている。
「……まあ、誤解されてもおかしくはないか」
久々の自宅に戻る途中で、妹紅は一人、そう呟いた。
返事をするように、周りの竹がさやさやと揺れる。
普通の人間なら迷ってしまいそうな竹藪の連続だが、いわば妹紅はここらの主。自分の家に帰るのに、迷う主はいない。
空には十六夜。月を見ながら一杯というのも、なかなか風情があっていい。幸運にも、家に戻ればそれだけの酒がある。
明日まで待てば満月だが、これぐらいで満足するのも一興。
それに、明日が晴れるとも限らないし。
「なんてな。単に我慢ができだけだろうに。私もまあ、随分と自分を騙すのが上手くなったもんだ」
などと、自嘲してみる。
気づいているのだから正確には騙せていないのだが、そんな細かいところまで考えることはない。
独り言など、三歩歩けば忘れる程度の内容でいいのだ。誰も聞いていないのだから。
竹藪を掻き分け、久方ぶりの我が家が見えてくる。
茅葺きの屋根は言うに及ばず、板張りの壁は台風がくれば吹き飛びそうだ。炭小屋と間違えられても、おかしくはない。
まさしく、寝るためだけの家。妹紅とて、ここで食事を作る気など毛頭ない。
うっかり火でもおこそうものなら、確実に燃える。
そういう大胆な料理なんてのは、兎にでもやらせておけばいい。なにせ、もてなしと称して自分から火の中に飛び込む連中だ。それぐらいなら、やってのけるだろう。
いや、あれは子鹿だったか。長い時を過ごしていると、記憶も曖昧になってくる。
「まっ、どっちでもいいか」
立て付けの悪い戸を開き、妹紅は部屋の中を見渡した。里の人間から護衛の駄賃にと、上手そうな酒を貰ったはずである。
部屋の四方を見渡して、思わず妹紅は戸を閉めた。
博麗神社なら鳥居がある。永遠亭など間違えようがない。そして普通の人間の住居には、表札という便利なものが付いている。
生憎と、妹紅の家には付いていなかった。吹けば飛びそうな家のどこに、表札が必要だと言うのだ。
しかし、今回はそれが仇となった。確かめようがない、ここが本当に妹紅の家なのかどうか。
いや、ちょっと待て。
再度、戸を開ける。
「なんでお前が此処にいるんだ?」
紅魔館の主は白い傘を片手に、板張りの床に腰を降ろしている。
フリルのついたスカートが四方に広がり、素っ気ない床は、白い絨毯を敷いたかのように見えた。
「あなたに用があるからに決まってるじゃない。用がなければ、こんな辺鄙なところまで来ないわよ」
間違っても此処は紅魔館ではないのだから、レミリア・スカーレットがいるのはおかしい。
それこそ、用でもない限りは。
「用だって? それほど面識だってないのに、私に何の用があるっていうんだ?」
相手が人間なら、永遠亭までの警護という理由を思い浮かべる。さりとて、レミリアは吸血鬼。
妹紅を殺すことはできなくとも、凌ぐことは軽々とやってのける。そのレミリアに警護など、永琳に薬を処方するようなものだ。必要ない。
床を軋ませながら、レミリアが立ち上がる。
決して彼女が重いわけではない。単に家が老朽化しているだけだ。
「ちょっとした好奇心よ。美味しいワインの話を聞いたなら、それを飲みたくなるのは道理じゃない?」
「ワインは飲まない」
「じゃあ、酒で考えなさい」
妹紅は酒豪というわけではないが、確かにそういう話をされたら飲みたくなる。例え、実際には不味かろうと。
なるほど、レミリアが好奇心と言ったのも頷ける。
しかしだ。
「ここにはワインなんぞ無い。酒はあるにはあるが、お前なら簡単に手に入れられるだろう」
どれだけの財力を持っているのかは知らないが、庶民には手が届かないほどの高級品というわけではない。
その気になれば簡単に買える。
「ワインも酒も例えに過ぎないわ。私が飲みたいのは、もっと別の飲み物」
鬼灯で染めたような唇に指を添え、熱気を帯びた視線が妹紅に向けられる。
姿は幼女だというのに、その仕草からはどことなく淫靡な印象を受けた。
「何年モノかはわからないけど、それは極上のワインよりも魅力的。こんなに期待できるなんて、何年ぶりのことかしら」
喜悦に歪んだ唇の端から、原石のような白い犬歯が見え隠れする。
吸血鬼。飲み物。そして、この視線。
よぎる単語から連想されることは、一つしかなかった。
本能的な危険を察知し、妹紅は転がるように外へと飛び出す。そして振り返ることなく、全速力で走り出した。
よほどの焦っていたのか。
飛べばもっと速いという事に気づくまで、五分ほど走り続けてしまった。
誰も尾けてきていないことを確認して、勢い良く戸を閉める。妹紅の家と違って、少々乱暴にしても、この家は崩れることはない。
いきなり家に侵入し、何故か息を切らせている妹紅に、慧音は眉をひそめた。
「どうした? 今日は家でゆっくりするのだろう?」
たまには家に帰って一人で飲むさ。妹紅は別れ際に、慧音にそう言っていた。
なのに、それから数十分後に慧音の家にやってきている。不思議がるのも当然だ。
妹紅とて、今日ばかりは好きこのんで慧音の家に来たわけではない。
「悪い、しばらく匿ってくれ」
「匿う?」
首を傾げる慧音。頭の上の疑問符の数が、ますます増えているようだ。
とはいえ、どう説明したものか。
状況は説明できても、動機までは説明できない。まあ、妹紅の血が美味しそうだったからと言えばそれまでだが。
「なんにしろ、あまり穏やかな状況ではなさそうだな」
「上手く理由は説明できないんだけど、とにかく大変なことになってる。しばらくの間でいいから、此処にいさせてくれ」
「私は構わないぞ。それに、幸いなことに今日は心強い味方もいるからな」
「味方?」
慧音をもってして、この言い方。それほどの強者が、慧音の友人リストにいたものかどうか。妹紅は眉間に皺を寄せる。
思い付くのは、パチュリーと永琳。だが、大抵は慧音がどちらかの屋敷におもむくばかりで、慧音の家に訪れることは殆どない。
ウドンゲやてゐは稀に訪れるらしいが、心強いとはお世辞にも言えない。相手はレミリアなのだ。
「今は何処かへ出て行ったが、もうすぐ戻ってくる頃だろう。なんでも、妹紅に用事があるとか」
第六感が駆け抜ける。
非常に、嫌な想像が浮かんできてしまった。
と、妹紅の背後で戸の開く音がした。慧音が笑顔で、家の中に入ってきた誰かを出迎える。
「丁度良かった。妹紅が大変な目に遭ってるらしいから、ちょっとだけ手助けをしてやってくれないか?」
背後に立つ誰かは、心の底から愉快だと言わんばかりの声をあげる。
「ええ、いいわよ。私に出来ることなら、可能な限りは手伝ってあげる」
時計の針が時間を刻むように、ぎこちない動作で後を振り向く。
声を聞いた時点で確信していたが、案の定、そこにはレミリアの姿があった。
恐るべき吸血鬼である。
妹紅が逃げたとしても、必ず此処に逃げるだろうと踏んで、最初から根回しをしていたのだ。
「あら、どうしたの? そんなに怯えて」
死に対する恐怖は薄れたとはいえ、未知に対する恐怖は衰えていない。
吸血鬼に血を吸われるなど、妹紅の長い人生の中でも未体験のことだった。おそらく、輝夜も永琳も体験したことはないだろう。
吸血鬼に血を吸われた者は、同じように吸血鬼になるという。
冗談ではない。あんな弱点だらけの生物になど、なってたまるか。
「目の色が変わったね。良いわよ、きっと今が飲み頃ね」
「飲めるならな。いくら上質な酒があろうと、トックリが暴れるなら悠長に飲んでる暇はないだろう」
「暴れるのなら押さえつけて飲めばいい」
「生憎と、こちとらトックリほど脆くはないんでね。やるからには、全力でやらしてもらうよ!」
レミリアはクスリと笑ったかと思うと、唐突にその姿を消した。
さすがは吸血鬼。動体視力では追えない動きを平気でやってみせる。
妹紅は身体を固くしながら、後を振り向く。
姿を消して、背後から攻撃。奇襲戦法の常套手段だ。
予想通り、そこにはレミリアの姿があった。
ただし、とったのは妹紅の背後ではなく、慧音の背後。
「ふにゃぁ~」
喉を撫でられた猫のような声をあげ、慧音は床にうつぶせになる。
「お前、慧音に何を!」
「しっ」
口元で指を立てるレミリア。よく見れば、床に這いつくばったまま、慧音は静かに寝息をたてていた。
眠らされたらしい。
「門番から戯れに色々な武術を教わってみたのよね。これは武術ではないそうだけど、使い道がありそうだから覚えてみたの。経絡がどうとか言ってたけど、理論はさっぱりだわ」
害は無さそうだ。しかし、どうして慧音を眠らせたのか。
レミリアは両手を鳥のように広げ、声に出さなかったはずの疑問に答える。
「だって、きっと邪魔するでしょ。私があなたを血を吸おうとしたら」
赤い瞳がいきなり大きくなる。
目の錯覚かと思ったが、鼻先までレミリアまで近づいてきただけのこと。
そして、その事に気づいた頃には、妹紅の身体中から嘘のように力が抜けていた。
糸を切られた操り人形の気持ちが、今ならよくわかる。なんという無力感だ。
「全然動けないでしょ。抵抗しても無駄よ。私だって、初見でこれを喰らった時には全く動けなかったんだから。それを良いことに、門番は色々な事をしてくれたんだけど……ねえ」
最後の言葉は、嗜虐心に満ちた表情と共に吐き出された。他人事とはいえ、門番に同情の念を送る。
しかし、危険なのは妹紅も一緒。
言われたとおり、確かに全身が麻酔にでもかけられたように動けない。
かろうじて、口と舌がなんとか動く程度だ。
「な、何をするつもりら~」
まだ酒も飲んでいないというのに、酔っぱらったような声が漏れる。本当に、何とか動く程度のようだ。
「そうしていると、普段のあなたが嘘のようね。こっちのあなたも可愛いわよ」
格子の窓から、月が見える。
レミリアは月を背負いながら、至極愉快そうにクスクスと笑った。逆行で顔はよく見えないが、きっと楽しげな笑顔を浮かべていることだろう。
「焦らすのはあまり好きじゃないの。それじゃあ、早速試飲させてもらいましょうか」
おもむろに膝をつき、レミリアの手が妹紅の首筋に添えられる。
ひんやりと、まるで冷水につけられたかのように手は冷たい。それが少し気持ち良かった。
しかし、だからといって血を飲まれて平気なわけがない。
「やめろぉ~!!」
抵抗の意志が薄そうな悲鳴をあげるが、レミリアは止まらない。
スープでも飲むように口を開き、妹紅の身体を近づける。
位置がずれたおかげか、月光がレミリアの顔を照らした。
頬は上気し、瞳は潤んでいる。
そして、レミリアの牙が妹紅の首筋に突き立てられた。
「ん……んんっ…………」
自分のものとは思えない、微かで悩ましい息づかい。
首筋からは血を吸われている感触が続き、首筋から肩にかけてレミリアの唾液が垂れていく。
まるで幼児が母親の乳房を吸うかのように、一心不乱にレミリアは血を吸い続ける。さすがに、意識が遠のきかけた。
それに気づいたのか、レミリアは唐突に牙を抜いた。
妹紅は首筋を押さえようとしたが、身体が動かないことを思い出す。だが、柔らかな皮膚を陵辱するように、そこにはしっかりと牙の跡が刻み込まれていた。
白い衣装を血でベタベタにしたレミリアは、恍惚の表情で口元の血を拭っている。
「どれだけ美味しかったか、言葉にしようと思ったけど無理みたい。いえ、それどころか美味しいという表現が正しいのかどうかすらわからない。こんなの、飲んだことがない」
永遠に生き続ける人間の血など、そうそう手に入るものでもあるまい。飲んだことが無くても不思議ではない。
妹紅はレミリアの陶酔した表情に危険を感じ、一刻早く逃げ出そうと身体に動くよう命じるのだが、まるでどこか断線したかのように微動だにしてくれない。
変わりに、舌足らずの吐息が漏れるばかりである。
慧音に助けを求めようとも思ったが、生憎と爆睡中。当分は起きる様子もない。
まさしく、絶体絶命の危機。
「試飲のつもりだったけど、思わず一気に飲んでしまったわ。残念。今度はもっと味わって飲みましょう」
再び、レミリアの手が妹紅を捉える。
失血によるショック死も体験したことがあるにはある。だが、このままでは永久にレミリアの食材になりはててしまう。
それだけは何としても避けたい。
必至に抵抗しようとする妹紅を見て、レミリアの顔に嗜虐的な笑みが浮かんだ。
「その前に、こっちも頂いてしまいましょうか」
首筋に伸びていた手が、頬に添えられる。
レミリアの小さな唇が狙う先は、首筋ではなく唇。
何をしようとしたのか、一瞬にして理解した。
「ちょ、調子に乗るなぁっ!!」
「あら」
怒声と共に、レミリアを振り払う。
何が治療薬となったのかは定かではないが、身体の自由を取り戻せたらしい。残念そうな顔で、レミリアは妹紅との距離をとった。
「千歩譲って、血はやったとしてもコッチはやらん!」
「ふ~ん、長生きしている割には純情なのね」
「じゅ、純情!?」
初めてされた評価だったので、どう反応したものか悩む。
戸惑う妹紅が面白かったのか、レミリアは微かに笑った。儚げな令嬢のようであり、さっきまで淫婦のような笑みを浮かべていたとは思えない。
「まあいいわ。今日はあくまで試飲がメインだったし。あまり飲み過ぎて慣れてしまったら、未来のレミリア・スカーレットに殺されかねない。せっかく見つけた、楽しみですもの」
「未来だろうと過去だろうと、もう二度と飲ませてたまるものか!」
「そうね、あたなはそうやって抵抗してくれた方が良い。味わいも深くなるし、面白みも増えるし、何より……」
コウモリのような翼を広げ、レミリアは格子の窓を破り、外の世界へと飛び出した。
去り際に、ろくでもない一言を残して。
「怒ったあなたは最高に可愛いもの」
空を舞うレミリアの背中を睨みつける。
だが、慌てて表情を変えた。そう言われて尚、怒った顔をしていられるほど、妹紅は単純な性格をしていなかったのだ。
変な顔。
目を覚ました慧音は、破壊された我が家よりまず、妹紅の顔を見てそう言うことになる。
それで困った妹紅が、どういう顔をしていいものか悩むまで、まだほんの少しの時間があった。
永遠亭コンビの血の味は如何なもんでしょう。
レミリア側から妹紅に対する感覚・感情が変化してゆく、そのあたりの心情描写がもう少しあったならと思います。起承転結の流れを考える時に起と結が別方向を向いているため、その辺の手薄さが祟り、ややちぐはぐな印象を与えてきた感じです。
・ここ最近はとみに美味しい血を飲んでいない
「とみに」は「急に」のような意味合いなので、この用法はやや不自然さが。
「とみに美味しい血に巡り会えなくなった」、或いは「とんと美味しい血を飲んでいない」がよりふさわしいかと。
以前にある人から情景描写が足りないと指摘されたので、今回はなるべくその辺りを重点的に書いていました。今度は逆に心情描写が疎かになったようで、言われてみれば確かにレミリアの行動が少し突飛かもしれません。
描写全体を丁寧に書くよう心がけます。
>起承転結
これはもうプロットをしっかり立てる他ありません。今後はもう少し、プロットに時間を裂きたいと思います。
>とみに
完全に意味を誤解していました。ご指摘ありがとうございます。
>永遠亭コンビの血の味
おそらくは妹紅以上に複雑な味なんでしょう。ただ、おそらくは美味しくないかと。どちらも一筋縄ではいかない月の民ですし。