*まずは、某バッタ怪人のテーマソングに合わせて歌ってみてください。
ブゥン ブゥン ブゥォォォォォン
~序奏~
迫る~~紅魔~~♪
悪魔の軍団! タッタ~タッタ~タ♪
我らを狙~う、紅い影! ッタ♪
人間の里を守るため!
ゴー!ゴー!レッツゴー!
輝く八封炉~~♪
コーリン、ジャンプ! タタッ♪
コーリン、キック! タタッ♪
森近霖之助~、森近霖之助~♪
コーリン~、コーリン~♪
森近霖之助、コーリンは生れながらの半妖である。
彼は、日夜人間の里を守るため紅魔館と戦っているのである。
ダッダ~~~ン
『パット怪人現る!』
ここは、魔法の森近くの森近霖之助自身が店長を務める香霖堂、ではなく魔法の森の中の霧雨魔理沙が務める、新装開店した霧雨魔法店である。
「ふ~~、新装開店だぜ」
「それはよかった。しかし、なんで僕たちまで手伝わされているのだい?」
「霖之助さんはともかく、何で私まで手伝わされなくちゃいけないのよ!」
「霊夢さんはお茶がもらえるじゃないですか!私なんて香霖堂にいただけじゃないですか!」
魔理沙の家だというのに、店となるであろう所は綺麗に整頓されていた。
そこには霖之助と魔理沙だけではなく、霊夢と小悪魔がいる。
霊夢は高級玉露との交換条件で手伝って貰い、小悪魔は香霖堂にいたためである。
「まぁまぁ、そうカリカリするなよ。禿げるぞ?」
「「禿げるか!」」
三人寄れば騒がしいとはよくいったものだ、などと霖之助は思う。
ドサ!
すると、入口から何か重いものが置かれる音が聞こえた。
「?…何かしら」
霊夢の呟きの後、ぞろぞろと店を出て行く四人。
そこにはお祝い用の花輪が置かれていた。
「な、これは…」
「こ、紅魔館からって書いてあるわ!」
なんと、紅魔館から花が送られてきたのであった。
霖之助はあわててお祝い用の花輪の裏をのぞいた。
「じゅ、住所が書いてあるぞ!…幻想郷紅魔市紅魔湖中央の島一丁目一番地…!」
「あ、あそこか…」
周りの者が一様にして黙る。
少し経った後、霖之助は立ち上がった。
「…行って来る」
「…おう、行って来い!」
霖之助はそのまま、幻想郷紅魔市紅魔湖中央の島一丁目一番地に向けて歩いていったのであった。
「ここが彼らのアジトか…」
紅く染まった不気味な洋館前に、霖之助はいた。
「よし、行くぞ!」
霖之助は門まで走りだす。
「イッー!」
「イッー!イッー!」
「え、それ言わなきゃだめなんですか?門番でも?あ、はい、そうですか…イッー!イッー!」
門に近づいた霖之助に、紅魔館メイド戦闘員が霖之助に襲いかかる。
「はぁ!」
まずは一番最初に襲いかかってきた戦闘員を拳で屠る。
「てぇい!はぁ!」
続いて、蹴りと投げなどで次々と戦闘員を倒していく。
途中、中国人っぽい戦闘員もいたがそれも難なく蹴り飛ばす。
「しかし、このままではきりがない…よぉし」
霖之助は、右手を腰に当て、左手を右斜め上の方に掲げる。
「コーリン……へん、し…」
「無駄よ…」
突如、目の前にナイフが現れた。
霖之助はあわてて変身を中断した。
「うわぁぁぁぁ!」
「森近霖之助、変身さえしなければあなたなど楽勝よ」
門の前、そこには十六夜咲夜立っていた。
「出たな、パット怪人咲夜!」
「殺す!」
霖之助は横に転がる。
さっきまでいた所をにナイフが突き刺さる。
そこで再び変身のポーズをとるが…
「無駄よ!」
やはり、ナイフで中断させられてしまう。
「くぅ、絶体絶命か…」
「これで終わりよ!コーリン!」
咲夜がナイフを振りかぶる。
「待てぇ!」
咲夜と霖之助は声がした方を振り向く。
そこには、青いバッタを模したヘルメットをかぶった赤い髪の少女がいた。
「…出たわね。裏切り者、小悪マン!」
小悪マンと呼ばれた者は、唯一素肌を見せている口元に微笑を浮かべる。
「ここは私が引き受けます!コーリン!変身するなら今です!」
「わかった!」
「…ッさせないわ!」
変身ポーズをとった霖之助に、咲夜はあわててナイフを向ける。
「とう!」
「ッぐあ!」
しかし、それは小悪マンの飛び蹴りによって阻まれる。
「コーリン……へん、しん!」
カシャ
腰に八封炉のついた変身ベルトが現れる。
「とう!」
大きく飛び上がる。
八封炉が回転する。
そこから光が拡散し、霖之助を包み込む。
シュタ
緑のバッタを模したスーツを着ているものが降り立った。
変身した霖之助…いやコーリンが戦闘態勢をとる。
「たすかったよ、小悪マン!」
「ちぃい!コーリン!」
咲夜は小悪マンからコーリンへとターゲットを変えたようだ。
ナイフを持って霖之助に挑みかかる。
「遅い!」
しかし、コーリンは素早い挙動で咲夜が持っているナイフを叩き落とし、そのまま咲夜にパンチをお見舞いする。
「ぐぅぅ…」
「まだだ!とう!」
よろめく咲夜。
そこに蹴りとチョップでさらに追い打ちをかける。
「ぐあぁぁぁ!」
咲夜はついに転んでしまう。
「今だ!」
コーリンは大きく飛び上がり空中で回転をする。
「コーリン回転クロスキック!」
強力な蹴りが咲夜に迫る。
「うがぁぁぁぁ!!」
咲夜は強力な蹴り胸にあるパットで受けて吹き飛び倒れる。
よろりと立ち上がりながら天に手をかざす。
「お、お嬢様~~。わ、私はパットではありません~~~」
ばたりと倒れるパット怪人…もとい咲夜。
コーリンは胸をなでおろす。
その後、アジトを隈なく探すが夜の王は見つけることは出来なかった。
今回は夜の王を見逃したが、紅魔館のアジトをひとつつぶすことに成功した。
だが、戦いはまだまだこれからだ。がんばれコーリン!
つづく
霖之助はガバリと起き上がる。
「キャッ!」
こつんと、霖之助の後頭部に何かが当たる。
まだ眠い目蓋を擦りながら、頭に当たった物体を確認する。
「ああ、いらっしゃい。何の御用で」
物体は鼻を押さえた八雲紫であった。
「今日は冷やかしよ」
「またかい?まぁ、お茶でも汲んでくるから待っててくれ」
そういって、霖之助は椅子から立ち上がる。
そこで、シーツがかけてあることに気づく。
紫がかけてくれたということに同時に気がつく
「僕の寝顔…いや、僕の夢でも見て楽しいのかい?」
「あらあら、人の夢を覗くのは楽しいことよ」
紫は胡散臭い笑みを浮かべる。
「そうかい」
霖之助は台所で、お茶を汲む準備をする。
最近、商品を買ってくれないなと思いながら
ブゥン ブゥン ブゥォォォォォン
~序奏~
迫る~~紅魔~~♪
悪魔の軍団! タッタ~タッタ~タ♪
我らを狙~う、紅い影! ッタ♪
人間の里を守るため!
ゴー!ゴー!レッツゴー!
輝く八封炉~~♪
コーリン、ジャンプ! タタッ♪
コーリン、キック! タタッ♪
森近霖之助~、森近霖之助~♪
コーリン~、コーリン~♪
森近霖之助、コーリンは生れながらの半妖である。
彼は、日夜人間の里を守るため紅魔館と戦っているのである。
ダッダ~~~ン
『パット怪人現る!』
ここは、魔法の森近くの森近霖之助自身が店長を務める香霖堂、ではなく魔法の森の中の霧雨魔理沙が務める、新装開店した霧雨魔法店である。
「ふ~~、新装開店だぜ」
「それはよかった。しかし、なんで僕たちまで手伝わされているのだい?」
「霖之助さんはともかく、何で私まで手伝わされなくちゃいけないのよ!」
「霊夢さんはお茶がもらえるじゃないですか!私なんて香霖堂にいただけじゃないですか!」
魔理沙の家だというのに、店となるであろう所は綺麗に整頓されていた。
そこには霖之助と魔理沙だけではなく、霊夢と小悪魔がいる。
霊夢は高級玉露との交換条件で手伝って貰い、小悪魔は香霖堂にいたためである。
「まぁまぁ、そうカリカリするなよ。禿げるぞ?」
「「禿げるか!」」
三人寄れば騒がしいとはよくいったものだ、などと霖之助は思う。
ドサ!
すると、入口から何か重いものが置かれる音が聞こえた。
「?…何かしら」
霊夢の呟きの後、ぞろぞろと店を出て行く四人。
そこにはお祝い用の花輪が置かれていた。
「な、これは…」
「こ、紅魔館からって書いてあるわ!」
なんと、紅魔館から花が送られてきたのであった。
霖之助はあわててお祝い用の花輪の裏をのぞいた。
「じゅ、住所が書いてあるぞ!…幻想郷紅魔市紅魔湖中央の島一丁目一番地…!」
「あ、あそこか…」
周りの者が一様にして黙る。
少し経った後、霖之助は立ち上がった。
「…行って来る」
「…おう、行って来い!」
霖之助はそのまま、幻想郷紅魔市紅魔湖中央の島一丁目一番地に向けて歩いていったのであった。
「ここが彼らのアジトか…」
紅く染まった不気味な洋館前に、霖之助はいた。
「よし、行くぞ!」
霖之助は門まで走りだす。
「イッー!」
「イッー!イッー!」
「え、それ言わなきゃだめなんですか?門番でも?あ、はい、そうですか…イッー!イッー!」
門に近づいた霖之助に、紅魔館メイド戦闘員が霖之助に襲いかかる。
「はぁ!」
まずは一番最初に襲いかかってきた戦闘員を拳で屠る。
「てぇい!はぁ!」
続いて、蹴りと投げなどで次々と戦闘員を倒していく。
途中、中国人っぽい戦闘員もいたがそれも難なく蹴り飛ばす。
「しかし、このままではきりがない…よぉし」
霖之助は、右手を腰に当て、左手を右斜め上の方に掲げる。
「コーリン……へん、し…」
「無駄よ…」
突如、目の前にナイフが現れた。
霖之助はあわてて変身を中断した。
「うわぁぁぁぁ!」
「森近霖之助、変身さえしなければあなたなど楽勝よ」
門の前、そこには十六夜咲夜立っていた。
「出たな、パット怪人咲夜!」
「殺す!」
霖之助は横に転がる。
さっきまでいた所をにナイフが突き刺さる。
そこで再び変身のポーズをとるが…
「無駄よ!」
やはり、ナイフで中断させられてしまう。
「くぅ、絶体絶命か…」
「これで終わりよ!コーリン!」
咲夜がナイフを振りかぶる。
「待てぇ!」
咲夜と霖之助は声がした方を振り向く。
そこには、青いバッタを模したヘルメットをかぶった赤い髪の少女がいた。
「…出たわね。裏切り者、小悪マン!」
小悪マンと呼ばれた者は、唯一素肌を見せている口元に微笑を浮かべる。
「ここは私が引き受けます!コーリン!変身するなら今です!」
「わかった!」
「…ッさせないわ!」
変身ポーズをとった霖之助に、咲夜はあわててナイフを向ける。
「とう!」
「ッぐあ!」
しかし、それは小悪マンの飛び蹴りによって阻まれる。
「コーリン……へん、しん!」
カシャ
腰に八封炉のついた変身ベルトが現れる。
「とう!」
大きく飛び上がる。
八封炉が回転する。
そこから光が拡散し、霖之助を包み込む。
シュタ
緑のバッタを模したスーツを着ているものが降り立った。
変身した霖之助…いやコーリンが戦闘態勢をとる。
「たすかったよ、小悪マン!」
「ちぃい!コーリン!」
咲夜は小悪マンからコーリンへとターゲットを変えたようだ。
ナイフを持って霖之助に挑みかかる。
「遅い!」
しかし、コーリンは素早い挙動で咲夜が持っているナイフを叩き落とし、そのまま咲夜にパンチをお見舞いする。
「ぐぅぅ…」
「まだだ!とう!」
よろめく咲夜。
そこに蹴りとチョップでさらに追い打ちをかける。
「ぐあぁぁぁ!」
咲夜はついに転んでしまう。
「今だ!」
コーリンは大きく飛び上がり空中で回転をする。
「コーリン回転クロスキック!」
強力な蹴りが咲夜に迫る。
「うがぁぁぁぁ!!」
咲夜は強力な蹴り胸にあるパットで受けて吹き飛び倒れる。
よろりと立ち上がりながら天に手をかざす。
「お、お嬢様~~。わ、私はパットではありません~~~」
ばたりと倒れるパット怪人…もとい咲夜。
コーリンは胸をなでおろす。
その後、アジトを隈なく探すが夜の王は見つけることは出来なかった。
今回は夜の王を見逃したが、紅魔館のアジトをひとつつぶすことに成功した。
だが、戦いはまだまだこれからだ。がんばれコーリン!
つづく
霖之助はガバリと起き上がる。
「キャッ!」
こつんと、霖之助の後頭部に何かが当たる。
まだ眠い目蓋を擦りながら、頭に当たった物体を確認する。
「ああ、いらっしゃい。何の御用で」
物体は鼻を押さえた八雲紫であった。
「今日は冷やかしよ」
「またかい?まぁ、お茶でも汲んでくるから待っててくれ」
そういって、霖之助は椅子から立ち上がる。
そこで、シーツがかけてあることに気づく。
紫がかけてくれたということに同時に気がつく
「僕の寝顔…いや、僕の夢でも見て楽しいのかい?」
「あらあら、人の夢を覗くのは楽しいことよ」
紫は胡散臭い笑みを浮かべる。
「そうかい」
霖之助は台所で、お茶を汲む準備をする。
最近、商品を買ってくれないなと思いながら
>アリスの呟きの後、ぞろぞろと店を出て行く四人。
アリスはあの場にいたのでしょうか。意図したものならごめんなさい。
…ってこれだと最後、プルトンロケットに乗り込んで自爆しちゃうじゃん!