注意:この作品は幻想郷成分が少なめです。
猟奇的な表現等を含む不快になる物が含まれています。
大丈夫ならそのまま…
『何年くらいここにいるのだろう…』
何年?何十年?よく覚えていない。
暗い部屋の中で、考える。
毎日変わらぬ風景が見える鉄格子と黒く重そうな扉。
「御飯だよ」
声が聞こえると扉の下のほうが少しだけ開き食事が置かれる。
「ありがとう…」
私が礼を言おうが扉の向こうの声の主は返事をしない。
出された食事はいつもどおりの『何か』、綺麗にもりつけられているがそれはとても臭い。
でも食べなければならない、むしろ食べるのをやめられない。
向うから誰かの話し声がする。
「…みろ。やっぱり…生で…モノだ」
「だけど…しか出されてないから」
「…だよ。あの姿でも…」
そして食事を終えた後、食器を扉の前に置き食べおわったとこを伝え食器を直してもらう。
その後、部屋の隅へと私は移動し眠りにつく
眠らなくても死なない、でも寝なければ時間を潰せない。
部屋を見回すと扉には血の後が、鉄格子にも少しながら付いている。
「私の血…」
天井を見つつ私の意識は飛んで行く。
-------
とても懐かしい夢…
ここに入れられる前の夢…
「お母さんなにをしてるの?」
私は母に尋ねる。あの人は微笑みながら返事をする。
「いつもいい子にしているあなたへのプレゼントよ」
やさしい母の手の温もりを感じながら笑って
「どんなプレゼント?」
「あなたを守ってくれる物だよ」
母は手を離し、私は鏡へ向い自分の姿を見て母に例を言う。
「お母さんありがとう!!お礼に明日手伝うね!!」
母への感謝…
「早く寝なさい」
母は笑っていた。
「母さんいつものお話を話して」
そうして私はベットへ向う。
大切な母、魔法の使える母、私を拾ってくれた母、幸せだった…
聞こえてくるいつもの物語…
そのまま私は眠った。
------
「あの日の夢…」
目覚めるといつもの暗い部屋…
「綺麗だなぁ」
鉄格子を見ると外に蒼い月が見えた。
反対側の扉からは蝋燭の光が漏れ、たまに話し声が聞こえてくる。
「…が…に?…あわせる?」
「どうせ…だろ?」
どうせ私には関係のない話。
それよりも外の月を見ていたほうがいい。
日が上ると蓋をされ、光は月とたまに見える揺らめく赤い光
何時間もあまり見ない外を眺め時間を潰す。
「食事だよ」
いつもどおりに食事が運ばれてくる。
「ありがとう」
私もいつもどおり礼を言い食事に寄っていく
「どういたしまして」
いつもと違った…返事があった!!
扉から覗きこんでくる顔に向って笑顔で相手を見る。
その人は目を逸らし向うへ行ってしまう。
「えへへ…」
うれしさから食事の臭さ関係なしに一気に食べ、礼を言って食器を置く。
「綺麗な髪だな…金色でやさしい色だ」
そう聞こえた、ちゃんと見てくれた。
私は楽しくなりながらまた眠りにつこうとする。
誰かと話せるのがとてもうれしくなかなか眠りにつけなかった。
------
「注意して運ぶんだよ」
「うん」
母と私で人里へ作物を売りに行く。
「最近村のほうは不作のようだし、たくさん売れるといいね」
「うん!!」
母は物をあらかた売り終えた後、パンなどを買い家へもどる。
森の中の小さな家…
途中の小さな花畑で花を集め冠を作る。
「う~」
母には少々小さすぎた。
「あなたがつけていなさい」
そう、言って私に母は花冠を私に乗せ
「あなたの髪は太陽のよう…あなたの眼は木の実のよう…」
よくわからなかったが誉められたことに上機嫌になって、母の手を引き家へと向う。
途中で眠くなり、母は私をおぶって物語を聞かせながら私は意識を遠ざけていく…
------
いつもどおりの目覚めだったはずなのに私は眼を疑う。
扉が開くと目の前に母がいた…
やせ、傷だらけであろうとまちがいなく母…
隣には昨日覗き込んでいた顔がある。
「お母さん…?」
私が声を出すと母は何も喋らず抱いてくれた。
母はあの顔に「ありがとうございます」と私に「ごめんなさい」と言った後
「お母さん…あのお話きかせて…」
母は聞かせてくれた。聖者の話を
母は私に物語を聞かせるとそのまま静かに部屋を出て行った。
扉はまた閉まり、その後食事が出される。
今日も礼を言ったが扉の向うから声はしなかった。
「お母さん、生きていた…」
寝転び天井を眺めていると格子の向うから赤い光が見えた。
「赤い光なんてひさしぶりだなぁ」
赤い光の日は泣き疲れていたりしてなにが光ってるのをみたことがなかった。
興味と安堵から私は鉄格子に飛びかかりそこから外を覗いた。
外には数人の人と木に磔られた人…
「扉の顔の人もいる」
足元からは揺らめきながら炎が燃えていた。
私はその光景を眺めていたが、ある事に気づいて部屋の隅へ行き身を縮めた。
「磔られていた…私のお母さんが…」
昔…
母におぶられて家に付いた時、知らない人達が一杯いた。
私は眠い眼を擦りベットに付いた。
母と知らない人達は喧嘩をして…
次の日、私はここにいた…
出してと叫び扉を叩いた…
「私もあんな風になる?」
絶望と恐怖、それに憎しみが同時に迫ってくる。
すると扉のほうから「にげろ」と聞こえた。
私は声の主を…
かみ殺した…
食事のときの臭みが口に広がる…
よくみるとそれは人の形をしていた。
蝋燭の炎に照らされる顔をみるとそこには扉からよくみた顔…
ちゃんと確認しようとしたけれど出来なかった。
沢山の人が来たから…
口々に彼らは私のことを化け物と言った。
それから私は、彼らを蹴散らし空へと逃げた。
空は冷たくても星が瞬き、月はやさしい光を放っていた。
私はとにかく飛んだ、お腹がすくと生き物を襲って食べ見つかると逃げた。
そんな生活の中で私は彼女達に出会った。
そして見つけた安らげる場所を…
------
リグル「ルーミア助けて~!!」
ルーミア「どうしたのリグルー?」
リグル「チルノが暇つぶしに私を凍らすって!!」
ミスティア「私は止めたんだけどね」
チルノ「大丈夫、凍ったってそのまま溶ければ復活できるよ!!」
リグル「ごくたまに粉々じゃん!!」
ルーミア「そーなのかー?」
リグル「ひええ」
チルノ「まてー」
ミスティア「二人とも落ち着いて~」
お母さん…
私、いまとっても楽しいよ。
だからお母さんも遠くでみまもっていてね。
ルーミア「凍ったリグルっておいしいのー?」
リグル「ひええぇぇぇ!!」
猟奇的な表現等を含む不快になる物が含まれています。
大丈夫ならそのまま…
『何年くらいここにいるのだろう…』
何年?何十年?よく覚えていない。
暗い部屋の中で、考える。
毎日変わらぬ風景が見える鉄格子と黒く重そうな扉。
「御飯だよ」
声が聞こえると扉の下のほうが少しだけ開き食事が置かれる。
「ありがとう…」
私が礼を言おうが扉の向こうの声の主は返事をしない。
出された食事はいつもどおりの『何か』、綺麗にもりつけられているがそれはとても臭い。
でも食べなければならない、むしろ食べるのをやめられない。
向うから誰かの話し声がする。
「…みろ。やっぱり…生で…モノだ」
「だけど…しか出されてないから」
「…だよ。あの姿でも…」
そして食事を終えた後、食器を扉の前に置き食べおわったとこを伝え食器を直してもらう。
その後、部屋の隅へと私は移動し眠りにつく
眠らなくても死なない、でも寝なければ時間を潰せない。
部屋を見回すと扉には血の後が、鉄格子にも少しながら付いている。
「私の血…」
天井を見つつ私の意識は飛んで行く。
-------
とても懐かしい夢…
ここに入れられる前の夢…
「お母さんなにをしてるの?」
私は母に尋ねる。あの人は微笑みながら返事をする。
「いつもいい子にしているあなたへのプレゼントよ」
やさしい母の手の温もりを感じながら笑って
「どんなプレゼント?」
「あなたを守ってくれる物だよ」
母は手を離し、私は鏡へ向い自分の姿を見て母に例を言う。
「お母さんありがとう!!お礼に明日手伝うね!!」
母への感謝…
「早く寝なさい」
母は笑っていた。
「母さんいつものお話を話して」
そうして私はベットへ向う。
大切な母、魔法の使える母、私を拾ってくれた母、幸せだった…
聞こえてくるいつもの物語…
そのまま私は眠った。
------
「あの日の夢…」
目覚めるといつもの暗い部屋…
「綺麗だなぁ」
鉄格子を見ると外に蒼い月が見えた。
反対側の扉からは蝋燭の光が漏れ、たまに話し声が聞こえてくる。
「…が…に?…あわせる?」
「どうせ…だろ?」
どうせ私には関係のない話。
それよりも外の月を見ていたほうがいい。
日が上ると蓋をされ、光は月とたまに見える揺らめく赤い光
何時間もあまり見ない外を眺め時間を潰す。
「食事だよ」
いつもどおりに食事が運ばれてくる。
「ありがとう」
私もいつもどおり礼を言い食事に寄っていく
「どういたしまして」
いつもと違った…返事があった!!
扉から覗きこんでくる顔に向って笑顔で相手を見る。
その人は目を逸らし向うへ行ってしまう。
「えへへ…」
うれしさから食事の臭さ関係なしに一気に食べ、礼を言って食器を置く。
「綺麗な髪だな…金色でやさしい色だ」
そう聞こえた、ちゃんと見てくれた。
私は楽しくなりながらまた眠りにつこうとする。
誰かと話せるのがとてもうれしくなかなか眠りにつけなかった。
------
「注意して運ぶんだよ」
「うん」
母と私で人里へ作物を売りに行く。
「最近村のほうは不作のようだし、たくさん売れるといいね」
「うん!!」
母は物をあらかた売り終えた後、パンなどを買い家へもどる。
森の中の小さな家…
途中の小さな花畑で花を集め冠を作る。
「う~」
母には少々小さすぎた。
「あなたがつけていなさい」
そう、言って私に母は花冠を私に乗せ
「あなたの髪は太陽のよう…あなたの眼は木の実のよう…」
よくわからなかったが誉められたことに上機嫌になって、母の手を引き家へと向う。
途中で眠くなり、母は私をおぶって物語を聞かせながら私は意識を遠ざけていく…
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いつもどおりの目覚めだったはずなのに私は眼を疑う。
扉が開くと目の前に母がいた…
やせ、傷だらけであろうとまちがいなく母…
隣には昨日覗き込んでいた顔がある。
「お母さん…?」
私が声を出すと母は何も喋らず抱いてくれた。
母はあの顔に「ありがとうございます」と私に「ごめんなさい」と言った後
「お母さん…あのお話きかせて…」
母は聞かせてくれた。聖者の話を
母は私に物語を聞かせるとそのまま静かに部屋を出て行った。
扉はまた閉まり、その後食事が出される。
今日も礼を言ったが扉の向うから声はしなかった。
「お母さん、生きていた…」
寝転び天井を眺めていると格子の向うから赤い光が見えた。
「赤い光なんてひさしぶりだなぁ」
赤い光の日は泣き疲れていたりしてなにが光ってるのをみたことがなかった。
興味と安堵から私は鉄格子に飛びかかりそこから外を覗いた。
外には数人の人と木に磔られた人…
「扉の顔の人もいる」
足元からは揺らめきながら炎が燃えていた。
私はその光景を眺めていたが、ある事に気づいて部屋の隅へ行き身を縮めた。
「磔られていた…私のお母さんが…」
昔…
母におぶられて家に付いた時、知らない人達が一杯いた。
私は眠い眼を擦りベットに付いた。
母と知らない人達は喧嘩をして…
次の日、私はここにいた…
出してと叫び扉を叩いた…
「私もあんな風になる?」
絶望と恐怖、それに憎しみが同時に迫ってくる。
すると扉のほうから「にげろ」と聞こえた。
私は声の主を…
かみ殺した…
食事のときの臭みが口に広がる…
よくみるとそれは人の形をしていた。
蝋燭の炎に照らされる顔をみるとそこには扉からよくみた顔…
ちゃんと確認しようとしたけれど出来なかった。
沢山の人が来たから…
口々に彼らは私のことを化け物と言った。
それから私は、彼らを蹴散らし空へと逃げた。
空は冷たくても星が瞬き、月はやさしい光を放っていた。
私はとにかく飛んだ、お腹がすくと生き物を襲って食べ見つかると逃げた。
そんな生活の中で私は彼女達に出会った。
そして見つけた安らげる場所を…
------
リグル「ルーミア助けて~!!」
ルーミア「どうしたのリグルー?」
リグル「チルノが暇つぶしに私を凍らすって!!」
ミスティア「私は止めたんだけどね」
チルノ「大丈夫、凍ったってそのまま溶ければ復活できるよ!!」
リグル「ごくたまに粉々じゃん!!」
ルーミア「そーなのかー?」
リグル「ひええ」
チルノ「まてー」
ミスティア「二人とも落ち着いて~」
お母さん…
私、いまとっても楽しいよ。
だからお母さんも遠くでみまもっていてね。
ルーミア「凍ったリグルっておいしいのー?」
リグル「ひええぇぇぇ!!」
あと、このレベルだと全く猟奇的表現に感じない私は色々病んでるのだろうか。
ついでに誤字っぽいのを。
例 →礼x2
渡し→私
もう少し過去の話が見てみたかったですね。
話の進め方とかは個人的に好きになりそうです。
猟奇的なのかは微妙なラインですね~
返信遅れてすいません。
次は満足させれるようがんばります
猟奇かは微妙ですか~