遠回しに性的な表現があるかもしれません。ちょっとかも。
あとあっきゅんがとても毒を吐くかもしれません。
ではお時間の邪魔にならなければ、どうぞ御覧下さいまし。
この先二年
↓
チルノ
愛すべき⑨として親しまれている氷の妖精。存在そのものがまさに天然。
色恋について質問した所、それは食べれるのかと逆に返された。
ある意味甘くて美味しいかもしれないと説明した所、持っているなら是非譲ってくれと
せがまれる。
仲の良い友人はいるのか、と云う質問に対しての答えは、想像するに易く、定説通り大
妖精と冬の妖怪レティホワイトロックの名が上げられた。
大妖精との仲は如何なものかと深く踏み込んでみると、チルノは
「魔理沙に教えてもらった遊びでよく遊んでる」
と答えられた。
はて、ここで何故霧雨魔理沙の名前が出てくるのかと疑問に思ったが、チルノは続けて
「夏に熱いから触らせろと迫られて、なんだかそれがとても面白かったのさ」
などと証言する。
一体どんな遊びなのかと言う質問に対しては、身をもって教えてやるとの事だったので
丁重にお断りする。
以上の事により氷の妖精が冬以外は大妖精と、そして夏ごろは霧雨魔理沙と戯れている
と判明した。
リグル・ナイトバグ
幻想郷食物連鎖で人間に超えられるか越えられないか微妙な位置にいるのがこの蟲の妖
怪リグル・ナイトバグである。
話してみると意外と友好的で大人しい。蛍は人間に好まれる為、もともとあまり人間を
敵視していないのかもしれない。
適当な話題を振りながら、リグルの友好関係について尋ねてみた。
すると驚く事に、自らの天敵たるミスティア・ローレライ、そして何でも食べたがる闇
の妖怪ルーミアと良くいると言う。
何となく面白かったので、下世話にも性癖について聞いてみた。
すると彼女?はどうも誘い受けらしい。
良く考えればそうだ。
むしろそれは蟲としての最後の防衛手段なのかもしれない。
ちなみに、何故かここでも霧雨魔理沙の名前が出た。
本人曰く
「男の子なのか女の子なのか気になるから確かめさせろって、無理やり……」
と、泣き顔ででも嬉しそうに語っていた。
見下すような目線を向けてやると、いじめる?と聞かれて非常に嗜虐心を刺激された。
因幡てゐ
永遠亭の因幡。取材にはなかなか積極的に応じてくれた。
勿論、あの閉鎖的空間からも予測がつくのだが、やはり鈴仙・優曇華院・イナバに気が
あるらしい。ウサギは年中発情期ではと質問した所、ちょっと熱っぽい目で見られた。
鈴仙との関係は如何なるものかと云う質問に対して、因幡はクスリと笑いを残すだけで
真相を語ろうとはしない。
ちなみに何故かここでも霧雨魔理沙の名前を聞いた。
上白沢慧音
人里で寺子屋を開いている、落ち着きがあって知的なイメージが強い半獣だが、彼女も
なかなか情熱的である。
素面では話を聞けそうになかったので、自分も無理して御酒に付き合いなんとか聞き出
す事に成功した。
当然、話の大半は意中の藤原妹紅。
妹紅の良さ悪さを徹底的に一晩叩き込まれた。
しかしその話の中に霧雨魔理沙の話が何回か登場していたと思う。
何度目だ霧雨。
アリスマーガトロイド
根暗の代表格であるかのように言われる魔法使いの女性。
しかしなかなかの優柔不断ぶりを私に突きつけてくれた。
こちらもなかなか素面では語ってくれなかったので、秘蔵の日本酒を持参した所、何か
嫌な事があったのかガブガブと飲み始め、やがて口を割り始めた。
本命の霧雨魔理沙が如何に優柔不断で自分勝手で、その度私が叱り付けるんだけれどで
も好きなの的パターンの話を108通り聞かされる。
この前紫様から頂いた漫画の中にアリスのような少女を「つんでれ」と呼ぶのだと書い
てあったと思う。
漫画という存在がどの程度知識を補填してくれる書物かは知らないが、外の世界一般で
そう使用されているからこそ用いられるのだろうと思う。
それにしても何が優柔不断かといえば。
108通りの要所要所に博麗霊夢とパチュリー・ノーレッジの名前があがっていた。
ということは私は一晩で合計200以上の話を聞かされたことになる。
二度と来るか。
博麗霊夢
どの程度この話について語ってくれるかと、一番心配だったのが言わずと知れた奇抜な
衣装に身を包むこの空飛ぶ巫女だ。
しかし、初めてあったときより大分大らかになったらしく、賽銭を入れただけでべらべ
らと喋りだした。
魔理沙は口上手で手上手で足上手でと、ちょっと倒錯した話を聞かされぐったりする。
更にはスキマ様事八雲紫様についても言及し、そしてアリス、萃香と続いてレミリアの
話になった所で頬を赤らめ黙してしまった。
レミリアと何かあるのかと突っ込んだ所
「い、言えるわけないじゃない……」
と頭から湯気をだされる。
魔理沙との倒錯話は良くてもレミリアは駄目。
一体どんな事を……。
フランドール・スカーレット
私も良くこの人物に取材する気になったものだと自分を褒めてあげたい。
紅魔館の悪魔の妹事フランドール。
取敢えず今まで通りの流れで話を聞きだすも、まっとうな会話が出来ない。
今まで壊した人間妖怪妖精多岐に渡る殺害方法を延々と事細かく説明されて具合が悪く
なる。
でもお姉様を一番愛しているの、と言われて少し安心したが、いつか一度は壊してみた
いと言う。
魔理沙について質問すると、まるで生娘のような表情を浮かべて
「魔理沙……なかなか壊れないの♪」
と本当に恥かしそうに語った。
そんな話をしている間に、暇になったフランドールが私とも遊んでみたい、などとのた
まい始めたので、私は飛ぶように逃げ出した。
非常に具合が悪くなる。ある意味では究極的なのかもしれない。
十六夜咲夜
人間以上悪魔以下。時間まで止められるらしい瀟洒なメイド咲夜。
レミリア一筋なのかと思っていたが、思い違いであったようだ。
レミリアの愚痴から始まり、実は門番がかなりお気に入りで、夜な夜な襲撃していると
素面で語ってくれる。
更には紅魔館のメイドにまで手を出しているらしく、本人はさらりと
「妖精ってなかなかいいのよ」
などと鬼畜な笑みで凄まれた。
そして何故かここでも霧雨魔理沙の話になり
「あの黒白は……」
と、頬を赤らめて黙してしまう。
気になるので止めないでください、教えてください、とせがむと、何時の間にか紅魔館
の外に放り出されていた。
魂魄妖夢
西行寺幽々子の名前を出した時点で斬りかかられた。二度と行くか白玉楼。
八雲紫
便利なもので、呼びかけたらスキマから引っつかまれてマヨイガに連れ込まれた。
幻想郷最強の名をほしいままにする三年寝女郎八雲紫様。
この人に色恋沙汰を質問して良いものかと連れ込まれた後考えて後悔したが、ここまで
きて引き下がるのももったいない。
さっそく切り出してみた所
「幻想郷の全てを愛しているのよ」
と菩薩様のような物言いをなされた。
でもそれでは娯楽書として成り立たないと異議申し立てした所、やはり西行寺幽々子、
博麗霊夢、八雲家一同の名前が連なった。
白玉楼で魂魄妖夢に話し掛けたら斬りかかられたとちくると、紫様はスキマに手をのば
し、魂魄妖夢の半霊を捕まえてきて千切っては投げ千切っては投げ、私も混ざって大団
円を迎えた。
はたと正気に戻り改めて質問する。
すると彼女は、今一番気にしているのは博麗霊夢であると答えてくれた。
どのくらい気にしちゃっているのかと遠慮がちに質問してみると、紫様は
「彼女の為なら結界すら破壊してしまいそう」
などと可也、いや相当、いや絶望的な答えをくれた。
やめてくれやめてくれと泣きすがったら、淫靡な表情で誘惑された挙句何故かその日お
泊りコースになってしまった。
ちなみに霧雨魔理沙についての質問は、聞いた瞬間スキマに落とされた。
何をした霧雨。
霧雨魔理沙
この幻想郷において、この人間ほど話題にされる者もいないと思う。
疑惑と疑念の中心、火力馬鹿の霧雨魔理沙である。
まずレザマリ辛っと苦言を呈したところ、素直に謝られた。
貴女は一体何人に手を出したんだと詰め寄ると、これからまた一人増えるのだと言い、
何故か私の隣りに座る。
流石に節操が無さ過ぎる、一途は無理としてもっと減らせないのかと更に詰め寄ると、
向うから顔を詰め寄らせてきた。
まってまって私そんなといっている間もなく、あれよあれよと着物を脱がされ、そこか
ら先の記憶が全く無い。
後に今一度ちゃれんじしてみたが、同じ目にあった。
次の日もまたちゃれんじしてみたが、結局変わらず。
また次の日も次の日もと段々ムキになっていたら
―――何時の間にか、私は恋をしていた。
取敢えず死ぬまで一緒にいてほしいと頼み込むと彼女は
「私は大空を舞うノーブルイーグル。一匹が似合うただの魔法使いだぜ」
といわれサラリと断られた。カッコよすぎる。
「ふぅ」
出来ました。正直書いてよいものなのかと思いましたが、書き始めるとなかなかこれ
は自分の娯楽としても楽しめます。
紫様に自分の歴史の整理をつけてみろといわれたような気がして、初めて長い間娯楽
に手を染めてみましたが、あれですね。人間って素晴らしいですね。
閻魔様には申し訳ありませんが、今後あと九代は楽しませてもらいたいと思う所存です。
「せんせ、出来ましたか?」
私が一息ついて丁度、窓から射命丸文さんが顔を覗かせました。
出版するんだから当然妖怪の山の人に頼まなきゃなりませんし。
「検めさせてもらってもいいでしょうか?」
「かまいません」
私は文さんに出来たての用紙を手渡します。
彼女は黙々と推敲し、その顔は次第に引きつっていきました。
「ままままま。まずいですまずいです。流石の私だってこんな外の世界の週刊ゴシップ
誌みたいな記事書きませんよっ」
「だぁいじょうぶですよ。皆さん優しいですから」
「ん、んなあ……でもだいじょうぶですかねぇ……しっかし……」
「どうされました?」
「これ自分で取材されたんでしょう?」
「はい。当然です。取材は脚です」
「ご、ご自分の体験も乗ってますけど、大丈夫ですか……?」
「ふふ……あぁ、魔理沙さん……」
「(だいじょうぶかしら……)」
数週間後、桃色幻想郷縁起は目出度く発刊されました。
それと同時に霧雨魔理沙が姿を消し、私がかくまっているのではという不当な噂が立ちま
したがそれはきっとまた別のお話。
ギャッフン
あとあっきゅんがとても毒を吐くかもしれません。
ではお時間の邪魔にならなければ、どうぞ御覧下さいまし。
この先二年
↓
チルノ
愛すべき⑨として親しまれている氷の妖精。存在そのものがまさに天然。
色恋について質問した所、それは食べれるのかと逆に返された。
ある意味甘くて美味しいかもしれないと説明した所、持っているなら是非譲ってくれと
せがまれる。
仲の良い友人はいるのか、と云う質問に対しての答えは、想像するに易く、定説通り大
妖精と冬の妖怪レティホワイトロックの名が上げられた。
大妖精との仲は如何なものかと深く踏み込んでみると、チルノは
「魔理沙に教えてもらった遊びでよく遊んでる」
と答えられた。
はて、ここで何故霧雨魔理沙の名前が出てくるのかと疑問に思ったが、チルノは続けて
「夏に熱いから触らせろと迫られて、なんだかそれがとても面白かったのさ」
などと証言する。
一体どんな遊びなのかと言う質問に対しては、身をもって教えてやるとの事だったので
丁重にお断りする。
以上の事により氷の妖精が冬以外は大妖精と、そして夏ごろは霧雨魔理沙と戯れている
と判明した。
リグル・ナイトバグ
幻想郷食物連鎖で人間に超えられるか越えられないか微妙な位置にいるのがこの蟲の妖
怪リグル・ナイトバグである。
話してみると意外と友好的で大人しい。蛍は人間に好まれる為、もともとあまり人間を
敵視していないのかもしれない。
適当な話題を振りながら、リグルの友好関係について尋ねてみた。
すると驚く事に、自らの天敵たるミスティア・ローレライ、そして何でも食べたがる闇
の妖怪ルーミアと良くいると言う。
何となく面白かったので、下世話にも性癖について聞いてみた。
すると彼女?はどうも誘い受けらしい。
良く考えればそうだ。
むしろそれは蟲としての最後の防衛手段なのかもしれない。
ちなみに、何故かここでも霧雨魔理沙の名前が出た。
本人曰く
「男の子なのか女の子なのか気になるから確かめさせろって、無理やり……」
と、泣き顔ででも嬉しそうに語っていた。
見下すような目線を向けてやると、いじめる?と聞かれて非常に嗜虐心を刺激された。
因幡てゐ
永遠亭の因幡。取材にはなかなか積極的に応じてくれた。
勿論、あの閉鎖的空間からも予測がつくのだが、やはり鈴仙・優曇華院・イナバに気が
あるらしい。ウサギは年中発情期ではと質問した所、ちょっと熱っぽい目で見られた。
鈴仙との関係は如何なるものかと云う質問に対して、因幡はクスリと笑いを残すだけで
真相を語ろうとはしない。
ちなみに何故かここでも霧雨魔理沙の名前を聞いた。
上白沢慧音
人里で寺子屋を開いている、落ち着きがあって知的なイメージが強い半獣だが、彼女も
なかなか情熱的である。
素面では話を聞けそうになかったので、自分も無理して御酒に付き合いなんとか聞き出
す事に成功した。
当然、話の大半は意中の藤原妹紅。
妹紅の良さ悪さを徹底的に一晩叩き込まれた。
しかしその話の中に霧雨魔理沙の話が何回か登場していたと思う。
何度目だ霧雨。
アリスマーガトロイド
根暗の代表格であるかのように言われる魔法使いの女性。
しかしなかなかの優柔不断ぶりを私に突きつけてくれた。
こちらもなかなか素面では語ってくれなかったので、秘蔵の日本酒を持参した所、何か
嫌な事があったのかガブガブと飲み始め、やがて口を割り始めた。
本命の霧雨魔理沙が如何に優柔不断で自分勝手で、その度私が叱り付けるんだけれどで
も好きなの的パターンの話を108通り聞かされる。
この前紫様から頂いた漫画の中にアリスのような少女を「つんでれ」と呼ぶのだと書い
てあったと思う。
漫画という存在がどの程度知識を補填してくれる書物かは知らないが、外の世界一般で
そう使用されているからこそ用いられるのだろうと思う。
それにしても何が優柔不断かといえば。
108通りの要所要所に博麗霊夢とパチュリー・ノーレッジの名前があがっていた。
ということは私は一晩で合計200以上の話を聞かされたことになる。
二度と来るか。
博麗霊夢
どの程度この話について語ってくれるかと、一番心配だったのが言わずと知れた奇抜な
衣装に身を包むこの空飛ぶ巫女だ。
しかし、初めてあったときより大分大らかになったらしく、賽銭を入れただけでべらべ
らと喋りだした。
魔理沙は口上手で手上手で足上手でと、ちょっと倒錯した話を聞かされぐったりする。
更にはスキマ様事八雲紫様についても言及し、そしてアリス、萃香と続いてレミリアの
話になった所で頬を赤らめ黙してしまった。
レミリアと何かあるのかと突っ込んだ所
「い、言えるわけないじゃない……」
と頭から湯気をだされる。
魔理沙との倒錯話は良くてもレミリアは駄目。
一体どんな事を……。
フランドール・スカーレット
私も良くこの人物に取材する気になったものだと自分を褒めてあげたい。
紅魔館の悪魔の妹事フランドール。
取敢えず今まで通りの流れで話を聞きだすも、まっとうな会話が出来ない。
今まで壊した人間妖怪妖精多岐に渡る殺害方法を延々と事細かく説明されて具合が悪く
なる。
でもお姉様を一番愛しているの、と言われて少し安心したが、いつか一度は壊してみた
いと言う。
魔理沙について質問すると、まるで生娘のような表情を浮かべて
「魔理沙……なかなか壊れないの♪」
と本当に恥かしそうに語った。
そんな話をしている間に、暇になったフランドールが私とも遊んでみたい、などとのた
まい始めたので、私は飛ぶように逃げ出した。
非常に具合が悪くなる。ある意味では究極的なのかもしれない。
十六夜咲夜
人間以上悪魔以下。時間まで止められるらしい瀟洒なメイド咲夜。
レミリア一筋なのかと思っていたが、思い違いであったようだ。
レミリアの愚痴から始まり、実は門番がかなりお気に入りで、夜な夜な襲撃していると
素面で語ってくれる。
更には紅魔館のメイドにまで手を出しているらしく、本人はさらりと
「妖精ってなかなかいいのよ」
などと鬼畜な笑みで凄まれた。
そして何故かここでも霧雨魔理沙の話になり
「あの黒白は……」
と、頬を赤らめて黙してしまう。
気になるので止めないでください、教えてください、とせがむと、何時の間にか紅魔館
の外に放り出されていた。
魂魄妖夢
西行寺幽々子の名前を出した時点で斬りかかられた。二度と行くか白玉楼。
八雲紫
便利なもので、呼びかけたらスキマから引っつかまれてマヨイガに連れ込まれた。
幻想郷最強の名をほしいままにする三年寝女郎八雲紫様。
この人に色恋沙汰を質問して良いものかと連れ込まれた後考えて後悔したが、ここまで
きて引き下がるのももったいない。
さっそく切り出してみた所
「幻想郷の全てを愛しているのよ」
と菩薩様のような物言いをなされた。
でもそれでは娯楽書として成り立たないと異議申し立てした所、やはり西行寺幽々子、
博麗霊夢、八雲家一同の名前が連なった。
白玉楼で魂魄妖夢に話し掛けたら斬りかかられたとちくると、紫様はスキマに手をのば
し、魂魄妖夢の半霊を捕まえてきて千切っては投げ千切っては投げ、私も混ざって大団
円を迎えた。
はたと正気に戻り改めて質問する。
すると彼女は、今一番気にしているのは博麗霊夢であると答えてくれた。
どのくらい気にしちゃっているのかと遠慮がちに質問してみると、紫様は
「彼女の為なら結界すら破壊してしまいそう」
などと可也、いや相当、いや絶望的な答えをくれた。
やめてくれやめてくれと泣きすがったら、淫靡な表情で誘惑された挙句何故かその日お
泊りコースになってしまった。
ちなみに霧雨魔理沙についての質問は、聞いた瞬間スキマに落とされた。
何をした霧雨。
霧雨魔理沙
この幻想郷において、この人間ほど話題にされる者もいないと思う。
疑惑と疑念の中心、火力馬鹿の霧雨魔理沙である。
まずレザマリ辛っと苦言を呈したところ、素直に謝られた。
貴女は一体何人に手を出したんだと詰め寄ると、これからまた一人増えるのだと言い、
何故か私の隣りに座る。
流石に節操が無さ過ぎる、一途は無理としてもっと減らせないのかと更に詰め寄ると、
向うから顔を詰め寄らせてきた。
まってまって私そんなといっている間もなく、あれよあれよと着物を脱がされ、そこか
ら先の記憶が全く無い。
後に今一度ちゃれんじしてみたが、同じ目にあった。
次の日もまたちゃれんじしてみたが、結局変わらず。
また次の日も次の日もと段々ムキになっていたら
―――何時の間にか、私は恋をしていた。
取敢えず死ぬまで一緒にいてほしいと頼み込むと彼女は
「私は大空を舞うノーブルイーグル。一匹が似合うただの魔法使いだぜ」
といわれサラリと断られた。カッコよすぎる。
「ふぅ」
出来ました。正直書いてよいものなのかと思いましたが、書き始めるとなかなかこれ
は自分の娯楽としても楽しめます。
紫様に自分の歴史の整理をつけてみろといわれたような気がして、初めて長い間娯楽
に手を染めてみましたが、あれですね。人間って素晴らしいですね。
閻魔様には申し訳ありませんが、今後あと九代は楽しませてもらいたいと思う所存です。
「せんせ、出来ましたか?」
私が一息ついて丁度、窓から射命丸文さんが顔を覗かせました。
出版するんだから当然妖怪の山の人に頼まなきゃなりませんし。
「検めさせてもらってもいいでしょうか?」
「かまいません」
私は文さんに出来たての用紙を手渡します。
彼女は黙々と推敲し、その顔は次第に引きつっていきました。
「ままままま。まずいですまずいです。流石の私だってこんな外の世界の週刊ゴシップ
誌みたいな記事書きませんよっ」
「だぁいじょうぶですよ。皆さん優しいですから」
「ん、んなあ……でもだいじょうぶですかねぇ……しっかし……」
「どうされました?」
「これ自分で取材されたんでしょう?」
「はい。当然です。取材は脚です」
「ご、ご自分の体験も乗ってますけど、大丈夫ですか……?」
「ふふ……あぁ、魔理沙さん……」
「(だいじょうぶかしら……)」
数週間後、桃色幻想郷縁起は目出度く発刊されました。
それと同時に霧雨魔理沙が姿を消し、私がかくまっているのではという不当な噂が立ちま
したがそれはきっとまた別のお話。
ギャッフン
だいすきw
笑わせていただいたから、負けを認めます。
ワシのノロケ話は108式まd(略
魔理沙が攻勢にまわれるのはアリパチェフラ1・2ボスだけであとはむしろ防戦一方だと思うのはオレだけかい?
しかし、これは節操のない魔理沙だw
普段真面目そうな子壊すと、ドキドキしますね。
>負けを認めます
お、恐れ多いです……。
>108式まd
ワシの妄想は108式まであったらもっと書けるかしらSS。
>独壇場
私の脳内魔理沙さんはB69ですけどやり手です。
>自重しろ
魔理沙「愛は無限大なんだぜ」
>魔理沙が攻勢にまわれるのは
私の脳内魔理沙さんは身長147cmですけど最強です。
>霊夢とレミリア
い、いえるわけないじゃない……。
>それなんてエロゲ
PCゲーム「はじめてが魔理沙の巫女巫女ピュアキッスアゲイン」
十八万一千円分割払いボーナス払い不可、返品不可。
CD一枚。初回特典はミニ八卦炉と魔理沙が使用して洗ってないスプーン。
ご評価有難う御座います。濡れそうです。枕が
それはともかく。
>「妖精ってなかなかいいのよ」うぇww 咲夜さんマジ瀟洒。
魔理沙マジ節操なし。だが、そこが良い。
貴方のせいでピンク色の妄想が止まらない。
どうしてくれるんだ。