各話はまったくつながってません。
<小話> 紅 美鈴 の話
悪魔が住む館‥紅魔館の門番にして武芸百般、チャームポイントは豊かな胸とスラっと覗く美脚。
そして、鴉天狗に「色鮮やかに虹色な門番」と称される鮮やかな七色の弾幕。
紅魔館の門番に相応しく紅い美しい鈴と書いて、
その名は 紅~美鈴ーーーっっっ!!!!!!!!!
サクっ!
私の頭にナイフが刺さった。
「痛い、イ、イダイーーーーーーいたいですっ!!咲夜さん~~~。」
「叫んでないで、早くお嬢様のために満漢全席を作りなさい美鈴!!」
そこには紅魔館のメイド長がナイフを構えていた。
この人は吸血鬼の館で銀のナイフを持つ事を唯一許されている人間 十六夜咲夜さん
胸がないスレンダーな体つきで、その銀の髪と従者ぶりはシベリアンハスキーっぽい。
そして、もっとも重要なことは私のことを唯一本名で読んでくれること。
どこから広まったのか知らないが私はみんなに「ちゅうごく」と呼ばれ始めた。
サクっ!! 痛い。
「とまってないで手を動かしなさい、早くしないと
その無駄に重そうな胸を切り落とすわよ美鈴!!」
「ふええええぇぇ~~~~ん。」
容赦ない。
なんで門番が料理をしているのかと言うと、黒白紅白のせいである。
黒白は今でも、やってきて連勝記録を更新していく。
紅霧異変のとき、プライドの高いうちのお嬢様は負けた責任を全部門番である私のせいにし始めた。
それから、ことあるたびに私をいじり始めた。
真冬に魚が食べたいと言って、氷が張った氷点下の湖で2時間寒中水泳した挙句、
入るときにあったはずの氷に空けておいた穴が塞がれていた。
他にも、情緒不安定な妹様と二人っきりでトランプのダウトをさせられたり、
霊夢のドロワーズとさらしがほしいから取ってこいなど命の危険を感じるものが多い。
今回はやさしく5時間以内に満漢全席を作れなくても、しりナイフの刑で許してくれるらしい。
ダメでしたけどね。
・
・
・
今日は宴会です。
最近はもっぱら宴会での見世物にされています。
酔ったお嬢様はたちが悪い。
「ちゅ~ごく~、霊夢の血をちゅ~~ごくっ~~したーい。」
やべっ!!つまらん!相変わらずセンスはまったくないがこれ以上ないくらい大笑いする。
ううっっ二人だけで笑うと周りの白い目が辛い‥‥。
「私を見習ってちゅうごくも面白い話しなさい~」
98%何をやっても受けないぐらい場を冷ましてからの無茶振り、酷すぎる‥‥
こうゆう時、普段のいじられの経験を生かして、美鈴脳をフル回転させる。
笑いを取りに行くのは諦めて、みんなの興味を引いて話題をそらせれば良い。
つまり!!みんなの驚きを取って、それに関連したことを言って他の人に擦り付ける!!
私は言った。
「本当は 紅 美鈴 は二つ名で、本名は 龍 中国 って言うんですよ。」
みんながこっちを向いて口をポカーンと開けている。
よし、大成功♪
あとは、冗談でした。と言って変な名前の月の兎に擦りつけるだけ‥‥。
あれ!?みなさんの反応がちょっとおかしいような‥‥
なんか横同士で小声で話してるし、咲夜さんもなんか一人でブツブツ言ってるし。
こんなときは・・・(美鈴イヤーーっっ!!!!)
私は耳に気を集中させて聴力を格段に上昇させる。
「やっぱりね」「やっぱりだぜ」「そうなんですか」「そーなのかー」
辺りから やっぱり。やっぱり。と聞こえてくる。
このままではまずい早く本当のことを言わないとマズイ!!
「みなさん、ちがいm‥‥‥。」
「そーーーーーなのよっ!!!!!実はと言うのは、私が紅魔館に雇ったとき
咲夜同様、私が名づけてあげたのよ!紅魔館の門を守る美しい鈴と言う意味で<紅 美鈴>、
<ちゅーごく>なんてそのまま過ぎて可哀想だから私が名を与えてあげたの!!!」
急に立ち上がって、悪魔の本性なのか泥酔したお嬢様は絶好調で嘘を言いまくる。
嘘付け!!お前のセンスなんかじゃ、<紅 美鈴>なんて美しい名前が出るわけないだろうが、
せいぜい、<鳴子レッド>なんて言うぐらいダッセー名前しか出ねぇよ。
ヤバイ!!やばいよ!めーりん、偉い人にこうゆう大事そうな事を酔った状態で言われると
ものすごおおく!!本当っぽく聞こえるからマズイ。
早く挽回をしなければ。
「みなさーん!!いままでのは冗談でした!!!!」
いまさら誤魔化すなよ。と言ってくる。やっぱりみんな本気で信じていた。
しょうがない‥‥‥
「ですよね。お嬢様」
「何いってんのちゅうごk‥グぅっ!!!」
目に止まらない手刀でお嬢様を気絶させる。
酔ってればたやすい。腹話術の要領でしゃべらせる。
「エヘッ!!‥イママデノハジョウダンデシ‥うぐぇええーーっ!!」
吐いた。
ちっ!!もうちょっとだったのに。
しかし、これでもうどうしようもなくなってしまった。
最後の望みをかけて、咲夜さんを見る。
あなたが信じてくれるならば私は耐えられます。
信じてます咲夜さん!!
「大丈夫よ。お嬢様のことは一番よくわかっているから安心しなさい。」
「あなたの名前は‥‥‥‥」
その日を境に、紅 美鈴 は幻想卿から消え
そして新しく、龍 中国 が幻想卿に誕生した。
咲夜さんは悪魔の犬でした。
ゲロったお嬢様はいままでと比較にならないほど過激になりました。
‥‥もう三途の河の向こうにいきたい‥‥‥。
徳がまったくないせいで乗車賃がなくて行けないので、死んでも生き返る。
結局、そのまま生と死の中間の様な状態で永遠に三途の河を漂う存在となってしまった。
END
<小話> 紅 美鈴 の話
悪魔が住む館‥紅魔館の門番にして武芸百般、チャームポイントは豊かな胸とスラっと覗く美脚。
そして、鴉天狗に「色鮮やかに虹色な門番」と称される鮮やかな七色の弾幕。
紅魔館の門番に相応しく紅い美しい鈴と書いて、
その名は 紅~美鈴ーーーっっっ!!!!!!!!!
サクっ!
私の頭にナイフが刺さった。
「痛い、イ、イダイーーーーーーいたいですっ!!咲夜さん~~~。」
「叫んでないで、早くお嬢様のために満漢全席を作りなさい美鈴!!」
そこには紅魔館のメイド長がナイフを構えていた。
この人は吸血鬼の館で銀のナイフを持つ事を唯一許されている人間 十六夜咲夜さん
胸がないスレンダーな体つきで、その銀の髪と従者ぶりはシベリアンハスキーっぽい。
そして、もっとも重要なことは私のことを唯一本名で読んでくれること。
どこから広まったのか知らないが私はみんなに「ちゅうごく」と呼ばれ始めた。
サクっ!! 痛い。
「とまってないで手を動かしなさい、早くしないと
その無駄に重そうな胸を切り落とすわよ美鈴!!」
「ふええええぇぇ~~~~ん。」
容赦ない。
なんで門番が料理をしているのかと言うと、黒白紅白のせいである。
黒白は今でも、やってきて連勝記録を更新していく。
紅霧異変のとき、プライドの高いうちのお嬢様は負けた責任を全部門番である私のせいにし始めた。
それから、ことあるたびに私をいじり始めた。
真冬に魚が食べたいと言って、氷が張った氷点下の湖で2時間寒中水泳した挙句、
入るときにあったはずの氷に空けておいた穴が塞がれていた。
他にも、情緒不安定な妹様と二人っきりでトランプのダウトをさせられたり、
霊夢のドロワーズとさらしがほしいから取ってこいなど命の危険を感じるものが多い。
今回はやさしく5時間以内に満漢全席を作れなくても、しりナイフの刑で許してくれるらしい。
ダメでしたけどね。
・
・
・
今日は宴会です。
最近はもっぱら宴会での見世物にされています。
酔ったお嬢様はたちが悪い。
「ちゅ~ごく~、霊夢の血をちゅ~~ごくっ~~したーい。」
やべっ!!つまらん!相変わらずセンスはまったくないがこれ以上ないくらい大笑いする。
ううっっ二人だけで笑うと周りの白い目が辛い‥‥。
「私を見習ってちゅうごくも面白い話しなさい~」
98%何をやっても受けないぐらい場を冷ましてからの無茶振り、酷すぎる‥‥
こうゆう時、普段のいじられの経験を生かして、美鈴脳をフル回転させる。
笑いを取りに行くのは諦めて、みんなの興味を引いて話題をそらせれば良い。
つまり!!みんなの驚きを取って、それに関連したことを言って他の人に擦り付ける!!
私は言った。
「本当は 紅 美鈴 は二つ名で、本名は 龍 中国 って言うんですよ。」
みんながこっちを向いて口をポカーンと開けている。
よし、大成功♪
あとは、冗談でした。と言って変な名前の月の兎に擦りつけるだけ‥‥。
あれ!?みなさんの反応がちょっとおかしいような‥‥
なんか横同士で小声で話してるし、咲夜さんもなんか一人でブツブツ言ってるし。
こんなときは・・・(美鈴イヤーーっっ!!!!)
私は耳に気を集中させて聴力を格段に上昇させる。
「やっぱりね」「やっぱりだぜ」「そうなんですか」「そーなのかー」
辺りから やっぱり。やっぱり。と聞こえてくる。
このままではまずい早く本当のことを言わないとマズイ!!
「みなさん、ちがいm‥‥‥。」
「そーーーーーなのよっ!!!!!実はと言うのは、私が紅魔館に雇ったとき
咲夜同様、私が名づけてあげたのよ!紅魔館の門を守る美しい鈴と言う意味で<紅 美鈴>、
<ちゅーごく>なんてそのまま過ぎて可哀想だから私が名を与えてあげたの!!!」
急に立ち上がって、悪魔の本性なのか泥酔したお嬢様は絶好調で嘘を言いまくる。
嘘付け!!お前のセンスなんかじゃ、<紅 美鈴>なんて美しい名前が出るわけないだろうが、
せいぜい、<鳴子レッド>なんて言うぐらいダッセー名前しか出ねぇよ。
ヤバイ!!やばいよ!めーりん、偉い人にこうゆう大事そうな事を酔った状態で言われると
ものすごおおく!!本当っぽく聞こえるからマズイ。
早く挽回をしなければ。
「みなさーん!!いままでのは冗談でした!!!!」
いまさら誤魔化すなよ。と言ってくる。やっぱりみんな本気で信じていた。
しょうがない‥‥‥
「ですよね。お嬢様」
「何いってんのちゅうごk‥グぅっ!!!」
目に止まらない手刀でお嬢様を気絶させる。
酔ってればたやすい。腹話術の要領でしゃべらせる。
「エヘッ!!‥イママデノハジョウダンデシ‥うぐぇええーーっ!!」
吐いた。
ちっ!!もうちょっとだったのに。
しかし、これでもうどうしようもなくなってしまった。
最後の望みをかけて、咲夜さんを見る。
あなたが信じてくれるならば私は耐えられます。
信じてます咲夜さん!!
「大丈夫よ。お嬢様のことは一番よくわかっているから安心しなさい。」
「あなたの名前は‥‥‥‥」
その日を境に、紅 美鈴 は幻想卿から消え
そして新しく、龍 中国 が幻想卿に誕生した。
咲夜さんは悪魔の犬でした。
ゲロったお嬢様はいままでと比較にならないほど過激になりました。
‥‥もう三途の河の向こうにいきたい‥‥‥。
徳がまったくないせいで乗車賃がなくて行けないので、死んでも生き返る。
結局、そのまま生と死の中間の様な状態で永遠に三途の河を漂う存在となってしまった。
END
少し面白かったので50点