Coolier - 新生・東方創想話

なんか妖夢が白玉楼を飛び出す話

2007/04/05 13:13:54
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 白玉楼の庭師、魂魄妖夢の一日は、忙しい。
 朝は日が昇る前に起きだし、顔も洗わずに庭に出る。簡単に庭木の剪定をしたあとは、鍛錬の時間。愛用の木刀を握り、朝靄を切り裂き続ける。朝靄が晴れ、白玉楼の他の従者が起きだす頃には、彼女は汗を流すために湯殿にいる。汗を洗い流した後は、主である西行寺幽々子の朝食作りに取り掛かる。食事を作る役割は、本来彼女の役目ではないが、幽々子は彼女以外の作った食事を取りたがらない。そのくせ、


「煮付はもっと味を染み込ませるものよ」


などと、けちをつける。普段は見た目通りに宙に浮いた言動の彼女が、こと食事となると鋭い指摘をするものだから、困ったものである。

 昼。
 昼も昼とて、妖夢の忙しさは変わらない。寧ろ、忙しさの度合いを増すばかりである。彼女本来の仕事である、庭師の仕事に精を出さねばならず、加えて幽々子の剣術の指南、さらには昼食におやつまでを彼女がこなさなければならない。当然のごとく、幽々子は食べ物に関してはうるさいため、一時たりとも気を抜くことは出来ない。下手に手を抜こうものなら、どんな制裁が待っているか、想像に難くない。しかして、食事にばかり気を取られると、幽々子は剣術の鍛錬をサボる。ふわふわと、いつの間にか消えてしまうのである。気の配り方に、気を配らなければならず、妖夢の疲労はたまる一方である。

 夜。
 夜が妖夢にとって、一等忙しい時間帯である。幽々子の湯浴みの世話をし、彼女の食事を作る。幻想郷では周知の事実となっていること、『幽々子は大食漢である』。彼女のブラックホールとも言える胃袋を満たすため、尋常でない量の食事を作らねばならず、やはり妖夢は大わらわである。何度も繰り返すことになるが、幽々子は食事にうるさい。やはり、一時たりとも気を抜くことは出来ない。


「ご馳走様」


と、幽々子が席を立っても、妖夢が食事を取ることはできない。主の護衛のかたわら、床に就くまでの話し相手となるためである。空腹と戦いながら、満腹顔の幽々子と会話をするのは応える。夜も更け、草木の眠る頃、やっと簡単な食事を取ることができるようになる。その後、湯を浴び、倒れこむように床に就く。

 これが日常である。困ったことに、幽々子は従者の繁雑さなど意にも介さず、自分の気の向くままに、妖夢に命令する。


「博霊神社に遊びに行きましょう。妖夢、お弁当を作って」
「マヨヒガの紫に言伝をお願い」


 『マヨヒガへ言伝』が簡単なものと思ってはいけない。マヨヒガとは、本来道に迷ったものが『偶然、奇跡に近い確率で』たどり着くものだ。そこへ、『意図的に』行くことなど、『偶然道に迷う』ことでもなければ、不可能である。幻想郷を全く知らない者なら、あるいは可能だろうが、妖夢は幻想郷に詳しい。マヨヒガにたどり着くことは、紫が自ら道を開けねば、不可能といってもいい。彼女が妖夢の来訪に気付かなければ、幻想郷中を飛び回らなければならなくなる。そして、それはマヨヒガにたどり着くこととは、同義ではない。

 妖夢は常々考えていた。自分は、何のために彼女に仕えているのか、疑問に思っていた。布団に包まって一日を思い出せば、本来の仕事をしている時間など、無きに等しい。気がつけば、幽々子のおやつを作っていたり、茶を淹れたり、湯殿で背中を流したり――――。
(こんなの、小間使いの仕事じゃないか――)
 常々、思っていた。幽々子の傍にいるのは、別に自分でなくてもいいのではないか、と。その疑問を主に――不躾ではあるが――ぶつけてみたこともある。それも、何度も。決まって返ってくるのは同じ言葉。

「あら、私は感謝してるわよ?」

 そして、感謝した素振りも見せずに、用事を言いつけるのだ。納得の出来ない言葉に歯噛みしつつも、妖夢は従者としての仕事をこなす。心に、いつ爆発するとも限らないものを抱えながら……。





◇◆◇





「いい加減にして下さい! いつもいつも剣術の鍛錬をサボってばかり!」


 気がつけば、妖夢は怒声を張り上げていた。忠誠を誓ったはずの主をにらめつけていた。怒鳴られている本人はと言うと、きょとんとして、湯飲みを抱えていた。

 きっかけはいつも、既に日常と化していたことだった。昼食を幽々子と取った後、気を抜いたのがいけなかった。食器を洗うほんの少しの間に、主は姿を消し行方知れずとなっていた。白玉楼中を走り回って、やっとのことで主を見つけてみれば、悪びれもせずにこう言い放った。


「あら、妖夢。今日のおやつは?」


 いつもは、いつもなら、聞き流せたはずの言葉だった。イラつきながらも、「はい」と返事をして、おやつと茶を準備しているはずだった。

 しかして――この日は何が悪かったのだろうか。妖夢はその一言を聞き流せなかった。いつまでものらりくらりとしている主を、根が真面目な彼女は許せなかった。だから、怒鳴りつけた。ちょっとでも、やる気が出てくれれば、どんな罰でも受けよう。そう思った。だから、怒鳴りつけた。


「…………妖夢」
「……………………はい」


 長い沈黙のあと、幽々子は口を開いた。暖かい、春のような笑みを浮かべて。小首を美しくかしげて。
 妖夢はそれに続く言葉を待った。どんな言葉が出るだろう。「出て行け」、と言われるだろうか。「それとも、すまなかった。今からでも、剣術を教えてくれ」と、言われるだろうか。出来れば、やる気を出してくれればいい。そう思った。


「そんなことより、おやつは?」
「――――っ!」


 反射的に主に背を向けていた。障子を乱暴に滑らせ、愛刀片手に空を翔けていた。背中に、何か声をかけられたような気もする。しかし、激昂した妖夢の耳にそれが届くことはなかった。
 
 独り座敷に取り残された幽々子は、不思議そうに小首を傾げるばかりであった。妖夢にいつもまとわりついている霊魂が、彼女の周りを心配するかのように回った後、妖夢の後を追った。いよいよ、幽々子は独りとなってしまった。しかし、そこはカリスマの成せる業か、それともただ鈍感なだけか、焦ることはなかった。焦らず、手を叩いて他の従者を呼び、おやつの支度をさせた。


「困ったわねぇ。妖夢、どこに行ったのかしら。散歩? 散歩よね。夕飯までに戻ってくればいいけれど……戻ってこなかったらどうしようかしら」


 ひたすらに、白玉楼の主は暢気であった。





◇◆◇





 妖夢は風を切って、空を翔けていた。向かうは、博霊神社。衝動的に白玉楼を飛び出した彼女が行く場所など、ほとんどない。紅魔館に行ってもいいが、まず門番に会うのが億劫だ。永遠亭に行くのもいいだろうが、あそこの姫君は暇をもてあましている。話し相手か、さもなくば遊び相手にされるのがオチだろう。場所の分からないマヨヒガや、そもそも家があるのかも分からない魔理沙やアリスの家、人里など以ての外だった。
 妖夢の半身である霊魂は、彼女に先ほどからくっついたままだ。こういう時、霊魂は妖夢を心配している。己の半身であるからこそ、彼女を心配してくれる唯一の存在であった。
(なのに幽々子様は……!)
 主に腹が立つ。主に腹を立てる自分に腹が立つ。
 苛立ちが彼女の足を知らずに早めていた。いつもよりも短い時間で、博霊神社についた。昼過ぎの時間なら、この神社の巫女は境内の掃除をしているはずである。サボっていなければ。の話ではあるが。鳥居を飛び越えて、地面に足をつく。辺りを見回して、目的の人物を見つけた。博霊霊夢、サボりが得意技の巫女だ。


「あら、妖夢じゃないの。どうしたの? 賽銭でもくれるの?」
「賽銭でも、何でもします。しばらく、ここに泊めて下さい」


 まくし立てるように妖夢は言った。霊夢は若干気圧され気味に、「ま、まあいいわよ。部屋も余ってるし」と答えた。
 感謝しつつ、本殿に足を踏み入れる。荷物を――置く必要もない。持ってきたのは、愛刀たちだけ。それらを一時たりとも身体から離す気にはなるわけはない。


「とりあえず、お茶でも飲んだら?」
「そうですね……」


 霊夢が淹れてくれた茶に、口をつける。ほのかに湯気を立てる湯飲みは、ほとんど温かみを感じなかった。淹れてから時間がたっているのは明らかだ。淹れてくれたというより、淹れてあったが正しい。
 何をする気も起きない。湯飲みを卓袱台において、ごろりと横になった。少しづつ暮れてゆく空の下で、巫女が箒片手に落ち葉を掃いている。かと思えば、早々に箒を放り出し、縁側に腰を下ろした。


「妖夢、お茶」
「……………………」
「お茶。あとその辺にお煎餅があるから、それも」
「……………………」
「…………押しかけておいて何もしないつもり?」


 渋々、急須に残っていたお茶を湯飲みに移し、菓子器を持って霊夢の横に腰掛けた。菓子器と湯飲みを手渡す。
ぼりぼり。
 間の抜けた音が縁側を彩る。何をするでもなく、妖夢は庭を眺めた。白玉楼の典雅な庭とは程遠い、簡素な庭。立ち木は数えるほどしかなく、植え込みもほとんど剪定もされておらず、生えっぱなしだった。普段の妖夢なら、庭師としての彼女はそれを許しはしなかっただろう。
ぼりぼり。ぼりぼり。がりり。
 間の抜けた音がさらに勢いを増す。妖夢の悩み事など無意味だと、そう言っている様に聞こえた。
(本当は、そうなのかもしれないな――――)
ぼりぼり。ぼりぼり。ぼりぼりぼりぼりぼりぼりっ!
 霊夢が、その日妖夢が眠りに落ちるまで、突然博霊神社を訪れた理由を問いただすことはなかった。





◇◆◇





「どうしよう――――」


 翌日、妖夢の元に届けられた一部の新聞。『文々。新聞』と銘打たれている。それの一面にでかでかと書かれた文字から、彼女は眼が離せなくなっていた。そこに書かれていたのは、おそらくは今も幻想郷中に驚きを振りまいているだろう。


――『幽々子様が、驚きの発言!
   昨夜、7時過ぎ白玉楼は騒然となった。騒動は、食事時になっても白玉楼の主、西行寺 幽々子氏(年齢不詳)が自室に篭っていたことに端を発する。不審に思った小間使い(幽霊)が、西行寺氏を呼びに行ったところ、彼女はこう言ったそうだ。

   「今日は体調が優れないから、夕飯はいらないわ」

   俄かに白玉楼は騒がしくなった。厨房では、余った料理が場所を埋め尽くし、厨房から出られなくなった者まででた始末だ。なお、同日3時前に姿を消した魂魄 妖夢氏(年齢不詳)と何らかの関係が有ると見て、捜索を開始している。魂魄氏は西行寺氏と言い争う声が聞かれており、西行寺氏が食事を拒む理由は彼女にあると見られている』――


 ありえない、ぜったいにありえない。あの、幽々子様が食事を拒むなど、絶対にありえない。


「それ、本当らしいわよ」
「霊夢さん…………」
「さっき、紫が言ってたわ。幽々子の元気がないって。お腹すいたって言ってるのに、何も食べようとしないって」


 妖夢は押し黙った。あの無邪気で、天真爛漫で、陽光のように暖かい幽々子に陰りが出来ている。
(私のせい――?)
 自分のせいだ。きっとそうに違いない、きっとそうだ。煩悶と、妖夢は考えを巡らせ続ける。
(いや、白玉楼には沢山の従者がいる。もちろんのこと、厨房で働く者もいるはず。彼らの作った食事を断るなんて、料理人に対する冒涜でしかない)
 しかして、人一倍食にはうるさい幽々子のこと。間違っても、そんなことはするまい。なら、わざと……?


「何で妖夢が私のところに来たのかは訊かない。でも、何をしたの?」


 霊夢は諭す様に訊ねる。責めるでもなく、なじるでもなく、ただ訊ねる。普段のぼやっとした彼女は鳴りを潜めていた。そこにいるのは、博霊神社の巫女たる人間の姿。神秘的、まではいかないが、信用の置ける、頼りになる姿だった。それに安心してか、妖夢は全てをぶちまけた。
 自分が主を疎ましく思っていること。主は本当は自分を頼りにしてないのではないか、自分などいなくてもいいのではないか、そんな猜疑心を抱えていること。大きなことから、小さなことまで、全て。
 それを霊夢は相槌を打ちながら、真剣に聞いていた。一段落ついた頃、再び口を開いた。今度は、ふざけるように。


「はっはーん、さては、食べ物に負けた、とか思ってるわけね」
「ち、違います! そんなのじゃなくて……その…………」
「ふぅ~ん? 違うんだ。『自分はこんなにも尽くしてるのにあなたはいっつも食べ物の話ばかり。こっちを向いてよぉ、幽々子様ぁ』じゃないの? 素直になりなさい」
「……………………」


 何故か、その言葉に戸惑う。もしかしたら、自分はちんけで、ちっぽけな思い込みから、主に迷惑をかけているのかも知れない。そう思っても尚、妖夢は「うん」と言えなかった。
 霊夢はそれ以上追求しなかった。頑なに自分を誤魔化し続ける人間には、何を言っても無駄だからだ。ただただ、俯いて黙り込む妖夢を見つめるばかりであった。





◇◆◇





 妖夢が白玉楼を発ってから、既に数日が過ぎていた。新聞は連日幽々子の話題を取り沙汰し、それによれば容態は悪化の一途を辿っている。食事はもちろん、お茶といった飲料まで断っているらしい。幽々子は死人だ。それでも、食事はひたすらに楽しみにしていたものだ。それを断ってまで、何がしたいのか。妖夢にはわからなかった。


「やれやれ、まだ意地を張ってるわけ? いい加減に自覚しなさいよ。幽々子には、妖夢、あなたが必要なのよ。わかりきったことでしょう?」
「…………わかりません。わかりませんわかりませんっ!」


 泣く様に、妖夢は叫んだ。もう、わからない。何で自分が白玉楼を飛び出したのか。何で主は、幽々子は食事を断ち続けるのか。わからない。頭を抱えて、耳を塞いで、座敷にしゃがみ込む。目を閉じてしまえば、目の前の惨事から逃げてしまえる。そうだ、ずっとここにいればいい。神社の守も出来る。掃除だって、庭木の剪定だって、お手の物だ。そうだ、ここに置いて貰おう。


「霊夢さん、私を――」
「嫌。自分の仕事一つ出来ない半人前なんて、博霊神社にはいらない」
「――――」


 見透かしたように、霊夢は妖夢の機先を制した。浅はかな妖夢の考えなんて、初めから分かりきっていたように、言い放った。


「あのね、少しの間、主から離れるのもいいと思うわよ。息抜きだってしたいだろうし、べったりいつも一緒って言うのはお互いによくないから。だけど、主に迷惑をかけてはいけないわよね、従者って言うのは」
「……………………」
「言ったわよね。幽々子にはあなたが必要だって。彼女、あれで弱いのよ? 暢気な性格しておいて、傷つき易いんだから。はっきり言うわよ? 彼女を傷つけたのは、あなたよ。――妖夢」
「ちがっ――!」
「ふぅん? 違うんだぁ、へぇ~、違うんだ。自分勝手に主に背を向けたのにねぇ。本当ならもう追っ手が来ててもおかしくないわよねぇ。打ち首だーって。なのに何で来てないのかなぁ?」
「…………………………………………」
「ああ、もういいわ。妖夢、出て行きなさい。物分りの悪い子も、自分勝手な子も、嫌いよ。出て行きなさい」
「…………はい」


 ふわり。
 逃げるように、妖夢は浮かび上がった。愛刀片手に、ふらふらと。傍らに寄り添う霊魂が、彼女の身体を必死に押す。

――帰ろう。白玉楼へ帰ろう。

 そう言っているようだった。知らず知らず、妖夢の足は白玉楼へ向いていた。





◇◆◇





 白玉楼へ帰ってきた。帰ってきたはいいが、どうすればいいか分からない。今更、「ごめんなさい。傍において下さい」と請うのか?
(そんなこと――出来ない)
 そう思った。だから、妖夢は幽々子の自室の前で立ち尽くしていた。この薄い障子の向こうに、主がいる。お腹をすかせて、自分の帰りを待っている、のかもしれない。しかし、障子に手をかける事はできても、そこから先はどうしようもなかった。
 障子の向こうで、かすかな衣擦れの音。直後聞こえた声は、妖夢の耳になれた、懐かしい声であった。


「そこにいるのは……妖夢?」
「っ! …………」
「妖夢? 妖夢ね!? もう、どこ行ってたの? 私、もうお腹がすいてすいて――」
「なんで!」


 叫んだ。主の声を遮って、叫んだ。障子の向こうで息を飲む音がした。妖夢が紡いだ声は、どうしようもなく涙に震えていた。


「どうして……お怒りにならないんですか!? 私は幽々子様を放り出して、自分勝手に何日も戻らなかったんですよ!? どうして、責めないんですか! お前は要らないって、出て行けって、言って下さい…………! そうしたら、そうしたら――――!」
「…大義名分を背負って、大手を振って、出て行ける?」
「――っ」
「そうね、そのほうが楽かもしれないわね。でもね、妖夢。私はお腹が空いたの」


 絶句。開いた口が塞がらなかった。
 なんたる自分勝手な言葉、唯我独尊とはこのことを言うのだろうか。だとしたら、釈迦はとんでもない言葉を残したことになる。
 「迷惑な話だな」と、妖夢は苦笑した。
 でも。でも、しかし、頼ってくれる人がいるということは、やはり。


「わかりました。少し、待っていてください」


 妖夢は軽やかな足取りでその場を走り去った。軽い足音が白玉楼にまた、響く。彼女の横顔には、晴れやかとはいえないでもすっきりとした笑顔が張り付いていた。




















(了)
※10月8日深夜こっそりと部分的に訂正
はじめまして、こんばんは。あ、おはようの方がいいですかね(苦笑)?
『なんか妖夢が白玉楼を飛び出す話』でございます。余談ですが、作品のタイトルは、そのままtxtファイル名になってたりします。まあ、その辺はご愛嬌ということで。
永夜抄しかやっていないために、キャラが全然原作に似てませんね。
もしかしたら、全然違うキャラになってるかもしれません(特に霊夢)。
当初は、もっとギャグっぽい話にするはずが……なんでこんな話に? だれかおせーてー!
えーっと(汗)、少しでも面白いと思っていただければ、幸いでございます。
では、またいつか――幻想郷のどこかでお会いしましょう。


(※少し汚い話になりますが、何日も食事を断っていると胃袋が萎縮してしまいます。そこに大量の固形物を入れた場合どうなるか。胃袋はそれらを受け付けられず、戻してしまいます。俗に言うゲ○です。きっと、本編終了後の幽々子様と妖夢は大変な目にあったでしょう)
NSM
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コメント



0.1130簡易評価
8.70名前が無い程度の能力削除
タイトルでギャグ系かと思いきや、良い意味で期待を裏切られました。
王道といえば王道な気もしましたが、
それ故にかストレートに心のミットに収まりました。
10.80時空や空間を翔る程度の能力削除
ゆゆ様は何よりも妖夢の作るごはんが
ご馳走なのですね。
19.70名前が無い程度の能力削除
他ならぬ妖夢のご飯だからあれだけ食べられるんですね。とても心温まるお話でした。
>マヨヒガにたどり着くことは、紫が自ら道を開けねば、たどり着けない。
なんか重複してます。
20.無評価名前が無い程度の能力削除
お二人の掛け合いが素晴らしいですね。
満点はとまではいきませんが、お腹一杯です。
22.無評価名前が無い程度の能力削除
>目的の人物を見つけた。博霊霊夢、サボりが得意技の巫女だ

博麗 霊夢