求聞史紀と三月精に書かれてることが出てくるので、ネタバレが嫌いな人はお気をつけください。(ネタバレってほど重要なことは書いていないと思いますが、一応
幻想郷にある妖怪の山、その中腹に小さな池があった。
その池の名は大蝦蟇の池。
この池の水は霊験あらたかな神水であり、池を守るために大蝦蟇が住んでいることからこの名で呼ばれるようになった。
そして、今日この池に三人の、いや、三匹の来訪者がいた。
サニーミルクとルナチャイルド、それにスターサファイアの光の三妖精である。
「ねぇ、やっぱり止めとかない?正直、気が進まないんだけど」
光を屈折させる程度の能力を持つ日の光の妖精、サニーミルクは心底嫌そうな顔をしながら抗議の言葉を口にした。
「やるに決まってるでしょ。大丈夫、私達の能力なら絶対いけるわよ」
「ルナの言う通りよ。ここまで来たんだからやるしかないわ」
しかし、サニーの抗議は残りの二匹によってあっさりと却下されてしまった。
少数派に権利なし、多数決とは一見平和的に見えて、実はとても残酷なものである。
だが却下されたからと言って、サニーは引き下がるわけにはいかなかった。
今回やろうとしている悪戯は、自分の危険が他の二匹に比べて大きすぎるのである。
「大蝦蟇に悪戯するのは私も賛成よ。でも、私がおとりをするってのが納得いかないのよ」
そう、今回三妖精がしようとしている悪戯。
それは池の主である大蝦蟇をからかって遊ぼうというものだったのである。
「何よ、いつも私にしんがりをさせるのに、自分がおとりをするのはいやだっていうの?それぞれの能力にあった役割をするって約束でしょ?」
サニーの主張にルナが反論、そしてサニーは思わず黙り込んでしまう。
確かにルナの言うとおりよ、音を消せるルナがしんがりをするのは当然だし、今日の悪戯だと私がおとりをするのも当然だわ。
でも…でも。
「でも、相手は氷の妖精を丸呑みにする大蝦蟇よ!?あいつを呑み込むやつ相手におとりって!」
サニーがおとり役を嫌がる理由。
それは、大蝦蟇が氷の妖精をも丸呑みにするような怪物だからである。
氷の妖精と言うのは、妖精の中ではかなり強い妖精であり、ちょっとした妖怪にも匹敵するぐらいの力を持っている。
そして今朝ルナが読んでいた新聞に載っていたのだが、大蝦蟇はそんな氷の妖精を丸呑みにしているらしい、それもかなりの回数。
この記事にはさすがの三妖精も驚かされた、と同時にさすが三妖精、大いに好奇心を掻き立てられて、すぐに大蝦蟇の池まで飛んできたのである。
サニーに誤算があったとすれば、自分がおとり役をやることになるなんて予想していなかったことであろう。
「大丈夫よ、ケンカならともかく悪戯するなら、私達の方が氷の妖精より上だもの」
頑なにおとり役を嫌がるサニーを、スターが優しい口調でなだめる。
ちなみに彼女が優しい時は、大体が何かを企んでいる時であり、今回もその例に漏れなかった。
「確かに氷の妖精の力は強いわ。でも悪戯するのに必要なのは強さじゃないでしょ?」
「う…そりゃそうだけど」
「でしょ?それに、私達が成功したら氷の妖精に勝ったってことになるのよ?」
「氷の妖精に…!決めた、私おとり役をやるわ!あいつに勝つためなら、大蝦蟇なんて怖くないわ!」
氷の妖精に勝つ、それはつい先日氷の妖精とケンカし、こてんぱんにされたサニーにとってとても魅力的な言葉だった。
「大蝦蟇に悪戯して、氷の妖精に勝って、明日の新聞の一面を飾るのよ!やるわよ、ルナ、スター!」
かくして、急に元気になったサニーの号令のもと、光の三妖精による大蝦蟇への悪戯が決行されることとなった。
「ルナは私達の会話が大蝦蟇に聞こえないようにして、スターが大蝦蟇の潜っている位置を私に伝える。そして私は大蝦蟇をからかっておびき出して、馬鹿にしたらすぐに姿を見えないようにする、完璧な作戦ね」
「そうね。大蝦蟇は、悪戯してきた相手が見つけられなくて途方にくれるわけね」
「本当に完璧な作戦ね。それじゃ早速悪戯しましょう!」
本当にどうしようもない作戦なのだが、そこは妖精。
どんな下らないことだろうと、全力かつ無鉄砲に挑むのが妖精というものなのである。
「もう少し右、そうそう…。うん、その辺よ。その辺に大蝦蟇がいるわよサニー、たぶん」
「たぶんって何よ!?ちゃんとした位置を教えてよ!?」
スターは、動くものを探る能力を使ってサニーに指示を出しているのだが、なぜか大蝦蟇と思われる生物の反応が二つあった。
スターの能力では、動いているものが何かまでは特定できないため、三妖精は大蝦蟇の位置を特定できないでいるのである。
「サニーの今いるところに二つ反応があるのよ、ちょうど前後のあたりに。サニーがどっちをおびき出すか決めちゃって」
「え~そんな簡単には決められないわよ。ルナはどっちだと思う?」
「ん~…前でいいんじゃないかしら?適当に」
ルナの適当な決定により、前の方にいる生き物をおびき出すことになった。
おびき出す方法は妖精らしくかなりシンプルで、小石を生き物が潜っている辺りに投げつけるというものだった。
「それじゃ投げるわよ、えい!」
サニーの手から投げられた小石が、池の中に沈んでいった。
石が沈んでから数秒後、石を投げたところから激しい気泡があがった。
「来たわよ、サニー!馬鹿にしたらすぐ姿を消すのよ!」
「わかったるわよ、スター!ルナ、ちゃんと音を消しておいてよ!」
「まかせといて!」
三妖精が最後の作戦確認をしていると、池の中から上がってきたものが姿を現した。
「来たわね!…ってあれ?」
「サニー、どうしたの?大蝦蟇は?」
「ルナ、スターちょっとこっち来て。予想外の奴が現れたわ。いや、浮かんできたって言うのが正しいかも」
サニーの前に現れたもの、それは大蝦蟇ではなく、なぜか氷の妖精だった。
氷の妖精は気を失っているらしく、池に浮かんだまま全く動かず、加えてなぜか体中がぬるぬるしていた。
「スター、なんでこいつが浮かんでくるのよ。大蝦蟇が出てくるんじゃなかったの?」
「私の能力じゃ相手が誰かまではわからないのよ。言ったじゃない、二つ反応があるって。また大蝦蟇に悪戯して飲み込まれたんじゃないかしら?この氷の妖精、ぬるぬるしてるし」
「なるほど、このぬるぬるは大蝦蟇の唾液かなんかね。にしてもまた飲み込まれるなんて…ほんとバカよねこいつ」
バカと言われた瞬間、氷の妖精の体がぴくりと動いた。
「すごいわ、気を失ってるのに反応してる。よっぽどバカって言われるのがいやなのね」
「いっつもバカにされてるものね。でもほんとバカよね、こいつ」
そう言って三妖精は笑い出し、笑い声に反応して氷の妖精が何度も動いた。
しかし、やっぱり気は失ったままであった。
氷の妖精でひとしきり笑った後、ルナが根本的な問題に気づいた。
「そういえば、大蝦蟇はどこにいるのかしら」
「あ、そういえば」
「すっかり忘れてたわ。今探してみるわ」
スターが自分の能力を使い、大蝦蟇を探し始める。
程なくして、スターの動きが止まり、ついさっきまで笑顔だった表情がみるみる変わっていった。
「どうしたのよ、スター。油断して笑ってたら背後に敵がいた時みたいな表情をして」
「サニー具体的すぎるわよ、その例。そんなことあるわけが…」
話しながら後ろを振り向いたルナの動きが止まり、驚きと諦めが混じったような表情になる。
「どうしたのよルナまで。重大な見落としに気がついけど、もう手遅れだった、みたい表情して」
言いながらサニーも後ろを振り向いて動きを止め、泣きそうな表情になった。
三妖精の振り向いた先には、口を大きく開けた大蝦蟇の姿があった。
魔法の森には、果てしなく前から立っている大木があり、光の三妖精はそこを住処にしている。
「サニー!ちょっと来て!」
「何よ~、まだ寝かせてよ、ルナ。昨日は大蝦蟇に食われたせいで寝る時間遅かったんだから…おやすみなさい…」
「いいから早く来て!私たちのことが新聞に載ってるのよ!」
「すぐ行くわ!」
サニーはベッドから飛び起き、すぐに自分の部屋からリビングへ向かった。
リビングでは、ルナとスターが新聞の記事を読みふけっていた。
「私にも見せて!どんなことが書いてあるの!?」
「ほら、ここに載ってるから自分で読みなさい」
ルナから手渡された新聞にはこんな見出しがついていた。
『大蝦蟇、今度は光の三妖精を丸呑みにする!』
「な…何よこれ!?なんでこのことが新聞に!?」
「新聞記者がどこかから見てたんでしょうね。見てみなさい、昨日のことが全部書いてあるわよ」
サニーがざっと目を通してみると、なるほど、確かに昨日のことが事細かに書かれているわ、やるわね新聞記者。
「ルナ、スター…」
新聞を読み終えたサニーは、体を震わせながら。
「やったわね!これで私達も氷の妖精に並んだのよ!新聞の記事になるなんて、さすが私達ね!」
満面の笑みで、いかにも妖精らしい、頭の足りていない発言をした。
幻想郷にある妖怪の山、その中腹に小さな池があった。
その池の名は大蝦蟇の池。
この池の水は霊験あらたかな神水であり、池を守るために大蝦蟇が住んでいることからこの名で呼ばれるようになった。
そして、今日この池に三人の、いや、三匹の来訪者がいた。
サニーミルクとルナチャイルド、それにスターサファイアの光の三妖精である。
「ねぇ、やっぱり止めとかない?正直、気が進まないんだけど」
光を屈折させる程度の能力を持つ日の光の妖精、サニーミルクは心底嫌そうな顔をしながら抗議の言葉を口にした。
「やるに決まってるでしょ。大丈夫、私達の能力なら絶対いけるわよ」
「ルナの言う通りよ。ここまで来たんだからやるしかないわ」
しかし、サニーの抗議は残りの二匹によってあっさりと却下されてしまった。
少数派に権利なし、多数決とは一見平和的に見えて、実はとても残酷なものである。
だが却下されたからと言って、サニーは引き下がるわけにはいかなかった。
今回やろうとしている悪戯は、自分の危険が他の二匹に比べて大きすぎるのである。
「大蝦蟇に悪戯するのは私も賛成よ。でも、私がおとりをするってのが納得いかないのよ」
そう、今回三妖精がしようとしている悪戯。
それは池の主である大蝦蟇をからかって遊ぼうというものだったのである。
「何よ、いつも私にしんがりをさせるのに、自分がおとりをするのはいやだっていうの?それぞれの能力にあった役割をするって約束でしょ?」
サニーの主張にルナが反論、そしてサニーは思わず黙り込んでしまう。
確かにルナの言うとおりよ、音を消せるルナがしんがりをするのは当然だし、今日の悪戯だと私がおとりをするのも当然だわ。
でも…でも。
「でも、相手は氷の妖精を丸呑みにする大蝦蟇よ!?あいつを呑み込むやつ相手におとりって!」
サニーがおとり役を嫌がる理由。
それは、大蝦蟇が氷の妖精をも丸呑みにするような怪物だからである。
氷の妖精と言うのは、妖精の中ではかなり強い妖精であり、ちょっとした妖怪にも匹敵するぐらいの力を持っている。
そして今朝ルナが読んでいた新聞に載っていたのだが、大蝦蟇はそんな氷の妖精を丸呑みにしているらしい、それもかなりの回数。
この記事にはさすがの三妖精も驚かされた、と同時にさすが三妖精、大いに好奇心を掻き立てられて、すぐに大蝦蟇の池まで飛んできたのである。
サニーに誤算があったとすれば、自分がおとり役をやることになるなんて予想していなかったことであろう。
「大丈夫よ、ケンカならともかく悪戯するなら、私達の方が氷の妖精より上だもの」
頑なにおとり役を嫌がるサニーを、スターが優しい口調でなだめる。
ちなみに彼女が優しい時は、大体が何かを企んでいる時であり、今回もその例に漏れなかった。
「確かに氷の妖精の力は強いわ。でも悪戯するのに必要なのは強さじゃないでしょ?」
「う…そりゃそうだけど」
「でしょ?それに、私達が成功したら氷の妖精に勝ったってことになるのよ?」
「氷の妖精に…!決めた、私おとり役をやるわ!あいつに勝つためなら、大蝦蟇なんて怖くないわ!」
氷の妖精に勝つ、それはつい先日氷の妖精とケンカし、こてんぱんにされたサニーにとってとても魅力的な言葉だった。
「大蝦蟇に悪戯して、氷の妖精に勝って、明日の新聞の一面を飾るのよ!やるわよ、ルナ、スター!」
かくして、急に元気になったサニーの号令のもと、光の三妖精による大蝦蟇への悪戯が決行されることとなった。
「ルナは私達の会話が大蝦蟇に聞こえないようにして、スターが大蝦蟇の潜っている位置を私に伝える。そして私は大蝦蟇をからかっておびき出して、馬鹿にしたらすぐに姿を見えないようにする、完璧な作戦ね」
「そうね。大蝦蟇は、悪戯してきた相手が見つけられなくて途方にくれるわけね」
「本当に完璧な作戦ね。それじゃ早速悪戯しましょう!」
本当にどうしようもない作戦なのだが、そこは妖精。
どんな下らないことだろうと、全力かつ無鉄砲に挑むのが妖精というものなのである。
「もう少し右、そうそう…。うん、その辺よ。その辺に大蝦蟇がいるわよサニー、たぶん」
「たぶんって何よ!?ちゃんとした位置を教えてよ!?」
スターは、動くものを探る能力を使ってサニーに指示を出しているのだが、なぜか大蝦蟇と思われる生物の反応が二つあった。
スターの能力では、動いているものが何かまでは特定できないため、三妖精は大蝦蟇の位置を特定できないでいるのである。
「サニーの今いるところに二つ反応があるのよ、ちょうど前後のあたりに。サニーがどっちをおびき出すか決めちゃって」
「え~そんな簡単には決められないわよ。ルナはどっちだと思う?」
「ん~…前でいいんじゃないかしら?適当に」
ルナの適当な決定により、前の方にいる生き物をおびき出すことになった。
おびき出す方法は妖精らしくかなりシンプルで、小石を生き物が潜っている辺りに投げつけるというものだった。
「それじゃ投げるわよ、えい!」
サニーの手から投げられた小石が、池の中に沈んでいった。
石が沈んでから数秒後、石を投げたところから激しい気泡があがった。
「来たわよ、サニー!馬鹿にしたらすぐ姿を消すのよ!」
「わかったるわよ、スター!ルナ、ちゃんと音を消しておいてよ!」
「まかせといて!」
三妖精が最後の作戦確認をしていると、池の中から上がってきたものが姿を現した。
「来たわね!…ってあれ?」
「サニー、どうしたの?大蝦蟇は?」
「ルナ、スターちょっとこっち来て。予想外の奴が現れたわ。いや、浮かんできたって言うのが正しいかも」
サニーの前に現れたもの、それは大蝦蟇ではなく、なぜか氷の妖精だった。
氷の妖精は気を失っているらしく、池に浮かんだまま全く動かず、加えてなぜか体中がぬるぬるしていた。
「スター、なんでこいつが浮かんでくるのよ。大蝦蟇が出てくるんじゃなかったの?」
「私の能力じゃ相手が誰かまではわからないのよ。言ったじゃない、二つ反応があるって。また大蝦蟇に悪戯して飲み込まれたんじゃないかしら?この氷の妖精、ぬるぬるしてるし」
「なるほど、このぬるぬるは大蝦蟇の唾液かなんかね。にしてもまた飲み込まれるなんて…ほんとバカよねこいつ」
バカと言われた瞬間、氷の妖精の体がぴくりと動いた。
「すごいわ、気を失ってるのに反応してる。よっぽどバカって言われるのがいやなのね」
「いっつもバカにされてるものね。でもほんとバカよね、こいつ」
そう言って三妖精は笑い出し、笑い声に反応して氷の妖精が何度も動いた。
しかし、やっぱり気は失ったままであった。
氷の妖精でひとしきり笑った後、ルナが根本的な問題に気づいた。
「そういえば、大蝦蟇はどこにいるのかしら」
「あ、そういえば」
「すっかり忘れてたわ。今探してみるわ」
スターが自分の能力を使い、大蝦蟇を探し始める。
程なくして、スターの動きが止まり、ついさっきまで笑顔だった表情がみるみる変わっていった。
「どうしたのよ、スター。油断して笑ってたら背後に敵がいた時みたいな表情をして」
「サニー具体的すぎるわよ、その例。そんなことあるわけが…」
話しながら後ろを振り向いたルナの動きが止まり、驚きと諦めが混じったような表情になる。
「どうしたのよルナまで。重大な見落としに気がついけど、もう手遅れだった、みたい表情して」
言いながらサニーも後ろを振り向いて動きを止め、泣きそうな表情になった。
三妖精の振り向いた先には、口を大きく開けた大蝦蟇の姿があった。
魔法の森には、果てしなく前から立っている大木があり、光の三妖精はそこを住処にしている。
「サニー!ちょっと来て!」
「何よ~、まだ寝かせてよ、ルナ。昨日は大蝦蟇に食われたせいで寝る時間遅かったんだから…おやすみなさい…」
「いいから早く来て!私たちのことが新聞に載ってるのよ!」
「すぐ行くわ!」
サニーはベッドから飛び起き、すぐに自分の部屋からリビングへ向かった。
リビングでは、ルナとスターが新聞の記事を読みふけっていた。
「私にも見せて!どんなことが書いてあるの!?」
「ほら、ここに載ってるから自分で読みなさい」
ルナから手渡された新聞にはこんな見出しがついていた。
『大蝦蟇、今度は光の三妖精を丸呑みにする!』
「な…何よこれ!?なんでこのことが新聞に!?」
「新聞記者がどこかから見てたんでしょうね。見てみなさい、昨日のことが全部書いてあるわよ」
サニーがざっと目を通してみると、なるほど、確かに昨日のことが事細かに書かれているわ、やるわね新聞記者。
「ルナ、スター…」
新聞を読み終えたサニーは、体を震わせながら。
「やったわね!これで私達も氷の妖精に並んだのよ!新聞の記事になるなんて、さすが私達ね!」
満面の笑みで、いかにも妖精らしい、頭の足りていない発言をした。
チルノの事を馬鹿にしているけれど、結局のところそんなに大差なさそうなのもいいw
最初の部分でオチは見えてしまったのですが、笑ってしまった私の負けです。予想通りでも面白いものは面白いといいますか…ww
ノリはいいですし、起承転結がはっきりしていて読みやすかったですし。
登場キャラが私の脳内イメージと同じだったのでさらに。
作品60、(私に)相性がよくてプラス10、大蝦蟇なので(こら)プラス10でこんな感じでorz