*注意
この物語は作者が漫画版求聞史紀を知る前に作成した物です。
その為、漫画版求聞史紀を読んだ方の中には違和感のある方もいらっしゃるかと思いますが基本的にはアナザー物としてお楽しみいただけると幸いです。
どうしても気になる方は申し訳ありませんがブラウザの戻るを押してください。
スクロールさせると本編が始まります。
Side:阿求
「……ン……ンッ……」
ぼんやりとしていた意識がゆっくりと引き上げられていく感覚。
自分が眠りから覚めようとしていることを自覚する。
私はこの感覚が好きだ。
覚醒前の自身を取り戻していく感覚、もしくは何かと一体化している所から自己を形作る感覚とでも言おうか。
自身が此処にいることをはっきりと意識させられる。
そう、私は今日も此処にいる。
今、この瞬間、私は此処にいるのだ。
ならば始めよう。
稗田阿求としての今日を。
◆ ◆ ◆
意識をゆっくり覚醒させる。
周囲を少しずつ知覚し始める。
日はどうやらとっくに昇っているらしく窓から入ってくる光が眩しい。
自慢ではないが(というか自慢にならないが)私は朝が弱い。
朝のうちに起きれれば御の字、お昼過ぎに起きる事も珍しくはない。
どうも御阿礼の生命力の低さが関係しているのではないかと私は考えているが真偽のほどは不明である。
以前、八意氏にお会いした時に「調べてあげましょうか?」と言われたが嫌な予感がしたので丁重にお断りしておいた。
あの時の八意氏の満面の笑みは生涯忘れられないと思う。まあ、私の場合本当に忘れられないわけだが。
益体もない事を考えているうちに体が力を取り戻す。
私は目を開け起き上がろうと仰向けの体を横に移し――――
「あら、ようやくお目覚め?」
何故か私の横に寝ている緑髪の少女と思い切り目が合った。
距離にして10センチ程。その気になればモーニングキスでもできそうな距離である。
完全に体と思考が固まった私を彼女は楽しそうにしばしの間観察した後、
「おはようのキスはいる?」
心底楽しそうに笑みを浮かべてそう言いやがった。
「~~~~みぎゃ~~~~っ!!!」
次の瞬間、正気に戻った私は自分でも意味不明の奇声を発しながら目の前にいる少女の顔面に拳を叩き込んだのだった。
◆ ◆ ◆
人の家敷に不法侵入するような輩に出すようなお茶はなかったが、相手が相手だけあり出さないと何をされるか判らないので渋々紅茶とお茶菓子を用意する。
そう、今、私の目の前にいる相手は完全に想定外の相手だった。
私が知りうる限り最凶にして最強クラスの妖怪、風見幽香。
顔を見たことはあるし、話にも聞いていたがこうして相対するのは初めてだった。
そんな妖怪がわざわざ自分から訪ねて来たのだ。
不幸中の幸いなのは、今、この屋敷には私しか居ないという事。
使用人達には少し遅い正月休みを与えている。
年末年始は忙しかったので一人でゆっくりしようと暇を出したのだが……おかげで一対一なのは幸か不幸か。
正直、逃げ出したいとも思うがそんな事は向こうが絶対に許さないだろう。
うかつに逃げたりすればその場で狩られてもおかしくはない。
紅茶とお茶菓子をちゃぶ台の上に置くと風見幽香は当然の如く礼の一つも無しにそれらに手をつける。
彼女は紅茶に口をつけながら鼻頭をさすると私の方に視線を送ってきた。
「ただの人間だって聞いていたから油断したわ。
まさか私の顔に一撃加えてくるとは……」
「……悪かったですね。
ですが貴女にも十分、責はあると思いますが」
乙女の寝込みを襲ってその程度の被害なのだ。
感謝されても恨まれる筋合いは無いと断言させてもらおう。
「まあ、この件はチャラでいいわ。
誰かさんの寝姿をたっぷりじっくり観賞させてもらった事だし」
ブフッ!!!
「…………ゲ……ゲホッ…………ゲフッ……コホッ……」
「あらあら、どうしたのかしら?紅茶が気管にでも入ったの?」
「~~~~~~~~っ!な、何を言ってるんですか~~~~っ!あなたは~~~~っ!!!」
「あら、だって私が来たのは朝方よ。
なかなか起きないし暇だったから、じ~~~~~~~~っくり時間をかけて舐る様に観賞させてもらったわ」
ニヤリという擬音が聞こえそうな笑みで言う彼女の言葉に私の顔に朱が灯る。
からかわれている。
大体、妖怪が人間の都合なんて考える必要はなく、私が寝ているなら叩き起こせばいいだけなのだ。
それをしなかった理由、すなわちそれは私をからかう為。
ただそれだけの為にこの妖怪は私が起きるまで待っていたのだ。
ここでいちいち反応してはこいつの思う壺である。
解っている。理屈では解っているのだ。
だが、人間解っている事を全て実行できるなら苦労はない。
「に、にゃんの……」
「アハハハハハハッッッッ!!!」
「~~~~~~~~!!!」
動揺のあまり呂律が回らぬまま口を開くとこちらを指差し爆笑された。
…………誰でもいいからこいつを退治して欲しい。
今なら一族に伝わる転生の秘儀を教えても構いません。
つうか退治しろよ、博麗の巫女は何をしているのよ!
「……それで、何の用でしょうか、風見幽香さん」
今だに畳をだんだんと叩き(年末に新しいのと取り替えたばかりだ勘弁して欲しい)笑い転げている風見幽香の方を見ながら(正確には睨みつけながら)声をかける。
彼女はひとしきり笑った事で満足したのか紅茶に再び口に含むと話を再開した。
「別にあんたをからかいに来たわけじゃないわ。
見も知らない人間をからかいに来るほど暇じゃないし」
特にやる事もなく日がな年中うろついているくせに(私が調べたかぎり限りなく真実に近い)嘘つけと思わないではなかったがとりあえず口出しはしないでおく。
「…………では何を?」
「この件よ」
そう言い風見幽香は懐から一冊の本を取り出しこちらに差し出す。
いぶかしみながらも受け取りその表紙を見て私は心底驚いた。
「そう、あんたが出したこの『幻想郷縁起』についてね」
そう言うと彼女は私の家に来るまでの過程を語りだした……。
◆ ◆ ◆
Side:幽香
「さて今日はどうしようかしら?」
朝起きた後、一通り身支度を整えると今日の予定を考える。
特に予定があるわけでもないので(まあ、あるときのほうが稀だが)いつも通り私は自身の今日の気分に聞いてみる。
「霊夢でもからかいに行こうかしら?」
口に出してみると意外にこれは妙案のような気がした。
そういえばいつかの花の異変の後から顔を合わせていない。
「たまにはあのやけくその様に熱い薄茶でも飲みに行きましょうか」
まあ、つまりはそういう気分だった。
神社に向かいふよふよと飛んでいくと相変わらずのボロ神社の鳥居が見えてきた。
……何というか見るからにご利益がなさそうね。
霊夢は参拝客が来ないと嘆いてたけどあの見た目ではかなりの自業自得だと思うわ。
人間は見た目をいたく気にするんだからそこのところを考えればいいのに。
そうは思ってもアドバイスはしないけど。霊夢に貧乏は良く似合うし。
私個人の意見じゃないわよ、霊夢の知り合いの共通認識。
具体的には黒くて早いのとか友達いない人形オタクとか胡散臭い隙間とかまあそんな感じ。
「あ、みっけ」
鳥居の上空まで来ると眼下で掃き掃除の真似事をしている巫女の相変わらず不景気そうな顔を発見。
そのまま霊夢に向かいふよふよと降りて行き――――ガコン!!!
景気よく結界に顔を打った。
「――――――――!!!」
「あら、誰かと思ったら珍しいのが来たわね」
そのまま地面に叩きつけられ痛みに転げまわる私に近付いて来た霊夢は事も無げにそう言う。
……野郎、その何事も無かったような態度がむかつくわ。
「何のマネよ!これじゃあ入れないじゃない!!!」
しかもただ侵入を防ぐ結界じゃなくてダメージを与える結界だし。
「そりゃあ、あんたみたいのが勝手に入って来れない様に張ったんだからねえ」
「……解除しないとぶっ壊すわよ」
「ぶっ壊したら夢想封印るわよ」
「…………」
「…………」
「酷いわ、霊夢!私はこんなに霊夢を愛してるっていうのに!」
「どっかの隙間妖怪みたいな真似はやめれ」
「うん、言ってて自分で鳥肌が立ったわ」
まあ、それはともかく。
「何でいきなり結界なのよ。
今までこんなの張ってなかったでしょうに」
私が不満げにそう言うと霊夢は「そこで待ってなさい」と言い残し一旦神社の中に引っ込んだ。
今の内に強行突破しようかとも思ったが、その後霊夢にマジで追い掛け回されそうなので断念。大人しく待つ。
しばらくすると霊夢は何かを小脇に抱えて戻ってきた。
「……本?一体どこからそんな物かっぱらってきたのよ」
「霖之助さんの所よ。
そんな事よりこの本のここを見なさい」
否定しろよ巫女。本当にかっぱらってきたのか。
巫女として……というか人としてそれはどうよ…………まあいいけど、私妖怪だし。
「へーっ……うん、まあまあね」
そこに書かれているのは私の事だった。
そのページには私の事が『優雅』や『紳士的』『美しい』などの賛美的な言葉と『自然の権化』『絶大な力』『強者』など恐怖と共に私の力を示す言葉で飾られている。
人間の書物にしては案外悪くない。
勝手に私の事を載せたことを差し引いても「まあ許してあげても良いかな」といった内容だ。
そこまで読んでハテと思う。
霊夢が結界を張った理由とこの本の関係がさっぱりだった。
「……解ったわ!
些事美麗な文句のある私の所に比べて霊夢のページには『暢気』『修行不足』『危機感に欠ける』とか評されてるのが気にくわな……
「『夢・想・封・印』!!!」
少女お仕置き中…………
「すいません、ちょっと調子に乗ってました」
「フン、解れば良いのよ」
ううっ、屈辱だわ。
……いつか見てろ、この腋巫女。
「で、結局何が言いたいの?
そりゃあ、腋の事は書いてないけどその点を一般人に理解を求めるのは酷というものよ、霊夢」
「誰がそこに不満があると言った。というかあんたは私を何だと思ってんのよ」
「腋巫女」
「…………」
「…………」
「…………」
「ごめんなさい!解ったから!いや黙って聞くから!陰陽球はマジで痛いんだって!勘弁してください!!!」
「最初からそう素直になれば良いのよ。
問題の場所はここよ」
そんな聞き様によってはえらく卑猥に聞こえる台詞と共に霊夢の指はページの一箇所を指し示した。
そこには……
「『危険度』に『人間友好度』?」
ざっと流し読みしたところ、この本は人間達に妖怪の危険性と付き合い方を記した著書のようだった。
ともなれば確かにこういった項目があって当然なのだが……
「これがどうかした?」
「あんたの所を見なさい」
「『危険度』極高。『人間友好度』最悪。
当然よね。人間なんかと仲良くするつもりは毛頭ないし、弱っちい人間が私に近づけば危険に決まってるじゃない」
「そう、つまりは…………」
「はあ、つまりは…………?」
「家の神社にお賽銭が無いのはあんたの所為だと判明したのよ!!!」
「…………………………………………は、はい~~~~っ?!ち、ちょっと待ちなさいよ~~~~っ?!」
えっ、何その物凄い論理の飛躍?!
だが悲しいかな霊夢の中では既に結論が出ているらしい。
「あんたみたいな危険なのが出入りしているから家の神社に参拝客が来ないのよ!
という訳で、あんたはもう神社に来るな」
「酷っ!
待ってよ霊夢!私一人が悪いって言うの!」
「ああ、あんただけじゃないわ、レミリアとかフランとかも出入り禁止。
これから家の神社に出入りできるのは『人間友好度』普通以上の奴だけだから」
「妖怪差別?!
見損なったわ、霊夢!
妖怪差別をしない事ぐらいしかとりえの無いあなたからそれを奪ったら只のぐーたらと腋巫女しか残らないじゃない!」
うん、つい言っちゃったのよね、本音。
カッとなって言った。今でもそう思っている。
むろんこの後、退魔モードにチェンジした霊夢と命がけの鬼ごっこをしたのは言うまでも無い。
◆ ◆ ◆
Side:阿求
「…………という訳」
「つまり私が出した本の所為で博麗神社へ出入り禁止になったとおっしゃりたいんですね」
「そういう事」
「…………。
お話は解りました。それで私にどうしろというのですか?」
当然何が言いたいかは解ってるがあえて問う。
まさか理解されないとは思わなかったといった様子で風見幽香はしばらくこちらを見てきたがあえて無視する。
「簡潔に言えば書き直せって事ね。
私が神社へ出入りできるようにさえすればうるさい事は言わな……
「お断りします」
私はきっぱりと彼女の要請を却下する。
ほんの数秒の沈黙。
たったそれだけの間で周囲の空気は見る間に変質する。
風見幽香の表情は変わらない。あいかわらずの人を小馬鹿にしたような薄い笑み。
だが纏っている気はまるで違っていた。
今までの妖か人か不明瞭な気配ではなく、捕食者としての牙をむいた妖怪へと。
「…………へえ……まさか断ってくるとは思わなかったわ。
あんたは私の事を知っているみたいだけどその上で断ったのよね?
冗談なら秀逸よ。
本気ならそうねえ………………………………どうして欲しい?」
逃げろ、逃げろ、逃げろ!
自身の本能がこの場からの逃亡を急き立てる。
このまま此処にいれば間違いなく死ぬ。
たとえ逃げられる可能性が極めて低くともこの場のゼロよりはましであると。
だが……
「例え殺されようとも『九代目阿礼乙女 稗田阿求』として嘘偽りを記すつもりは毛頭ないと思っていただきたい」
この期に及んで私の口から出たのはそんな言葉。
自分でも驚くほど相手の敵愾心を煽りかねない言葉だった。
「…………理由を聞いておこうかしら?」
風見幽香の表情は変わらない。やはり彼女は笑顔そのままの表情で尋ねてくる。
……おそらくは断った理由ではなく、私が殺される理由を。
……………………腹は決まった。
「先程、言ったとおりですよ。
理由は私が『九代目阿礼乙女 稗田阿求』として書いた本だからです」
「この本、人間の安全の為に作られたんだったわよね?つまりは他の人間の為?」
「確かにこの本を作ったのはその為ですが、書き直さない理由とは違います。
こう言っては何ですが目の前の自分の命より他人の為に作った一冊の本の内容を優先するほど死にたがりではありませんし」
「なるほどね……じやあ、何故かしら?」
「命惜しさにこの本の内容を書き直せばその瞬間、私は稗田阿求では無くなってしまいますから」
「……………………」
「この本は私、稗田阿求が調べられる限りの手段を用いて調べた全てを記したつもりです。
いわばこの本はもう一人の私と言っても過言ではありません。
だからこそこの本には嘘偽りは書き記せない。
……貴女から見たらちっぽけな意地に見えるかもしれませんが、私にはどうあっても譲れない点なのです」
そう、それが書き直しをしない理由。
それを曲げて生き残った所でその生に何の意味があるだろうか。
稗田阿求としての生を奪われて、ただ生きているだけの存在になる事など我慢ならなかった。
「…………私には十分死にたがりに見えるけれどね」
「違いますよ。
私は稗田阿求として生きていたい。だからこそ危険を冒してでも貴女の言葉に頷く訳にはいかないのです」
「自分である為という事……ね」
「……ええ」
「解らなくは無いわ。無謀ではあるけれど」
そんなこと言った自分が一番解っている。
こんな事ならもっと早くに転生の準備をしておくべきだったと思ったが後の祭りである。
覚悟を決める。
死への恐怖は無い。
目の前の妖怪に対しての本能的な恐怖は有るが。
「面白いわね、あんた。
私に対して恐れは有るくせに怯えは無い。こんな人間は…………他に二人くらいしか知らないわ」
「……それは光栄ですね」
天地がひっくり返っても敵わない彼女に今の私が出来るのは精々こうして皮肉を返す事ぐらいだ。
「中々に楽しめたわ。今日の所はここまでにしておきましょう」
「…………えっ……?」
聞き間違えか?
そう思う間もなく風見幽香は立ち上がると庭に続く襖を開け、
「じゃあね」
まるで友人の家から帰るように出て行った。
あまりに自然なその動作に思わず呆然と見送ってしまう。
そのまま呆けていた私はしばらくしてようやく自身の命の危機が去った事に気づく。
「……………………助かった…………の…………?」
思わずそう呟きがこぼれる。
確かに風見幽香は私の目の前から去っていた。
なぜ、彼女が私を見逃したのか……
その理由までは解らなかったがどうやら落としかけた命を拾ったらしい。
緊張の糸が切れた私は安堵と共に畳の上に突っ伏す。
「つ、疲れた…………
でも…………何で助かったんだろ……?」
全くもって理由は不明だった。
この時は助かったという安堵もあり細かい事はまあいいかと思ったのだが……
妖怪が――――ましてあの風見幽香が――――簡単に逃がしてくれるはずが無い事にこの時の私は気付いていなかった。
◆ ◆ ◆
「やっほーーーー元気にしてる?」
ブフッ!!!
あの事件から4日後……
ようやくあの時のショックから立直りかけた時にそれは現われた。
「な、な、何の用ですかっ!風見幽香っ!!!」
私にとっては恐怖の対象、できれば二度と会いたくない顔だった。
「とりあえず、口元拭いたら?ちゃぶ台の上も凄い事になってるし」
「貴女が突然現われるからでしょう!」
せっかく人が三時の紅茶タイムを楽しんでいたというのにいきなり台無しである。
「あ、貴女が何故ここに……」
「何故って……私の用件は解ってるじゃない」
…………どう考えても思い当たる件は一つしかない。
「ち、ちょっと待ってください!あの件は納得してくれたんじゃあ!?」
「あら、私、前の時そんな事言ってないと思うけど」
……確かに言っていない。
「……って、じゃあなんであの時は黙って引いたんですか!?」
「それは準備が足りなかったから」
「じ、準備…………?」
「そう、準備よ」
そう言うと彼女は手に持った大き目のボストンバックを私の目の前に下ろす。
…………何故だろう。何も聞いてないのにとてつもなく嫌な予感がするのは。
「……なんですこれ?」
「着替えやら小物とかの類」
「…………何の為に?」
「というわけで今日から私、此処に住むんでヨロシク」
「は、はいーーーーーーーー???」
会話になってない。というか、この人は何を言ってるんでしょう?
「此処って……どこです?」
「だから、此処よ。稗田阿求の家。
これからしばらく厄介になるわね」
「な、な、何ですってーーーーーーーー!!!」
な、何で私が貴女みたいなトンでも妖怪を家に置かなければいけないんですか?!
だが私の抗議の声などどこ吹く風とばかりに荷解きを始める風見幽香。
ま、まずい目眩がしてきた。
こうして私の平穏な日常は、なし崩し的に終焉を迎えたのだった。
よさげなゆうかりん、続きを楽しみにしておりますー。
思わず嬉し過ぎて踊りだしている読者S改め著者Sです。
>これは良い作品ですねさん
励ましのお言葉ありがとうございます!
期待を裏切らないよう書かせてもらいます。
>翔菜さん
霊夢にとっては お賽銭>>>幽香 ですから。
酷えや、霊夢。
読んでいただいた方本当にありがとうございます!
幻想郷にあるんだ。風呂敷ってのも似合うかと思ったんですが
でも、彼女にとってこれも暇つぶしでしょうね。他の出入り禁止面子もやってくるかな
翔菜様
さん付けですみません。
普通様付けですね、動揺しすぎだ自分 orz
気を取り直して……
>名前が無い程度の能力様
arigatou gannbaruyo
>蝦蟇口咬平様
ボストンバック>自分的には有っても良いかと。紅魔館なんかは洋館ですし。
はい、彼女にとってこれも暇つぶしです。付き合わされるほうはたまったものじゃありませんが。
点数を入れてくれた方に感謝。
コメントをくれた方には大感謝です!
じつに
wktk
してきたぞ
続き期待して待ってます。
続きが実に気になりますうぎぎ
続きが楽しみですw
そういうことやってるから最悪とか書かれるんだ……。
>KOU様
wktkしながらお待ちいただけると幸いです。
>2007-01-13 08:54:47の名前が無い程度の能力様
組み合わせは今までに無いと思われる物を狙ってみました。
意外性だけと言われぬ様がんばりたいと思います。
>2007-01-14 03:10:59の名前が無い程度の能力様
思わぬ高評価に自分もわくわくしてきました!
>2007-01-14 03:12:01の名前が無い程度の能力様
>2007-01-14 08:05:57の名前が無い程度の能力様
「面白い」の上「続きが気になる」と言って貰えるとは!
励みになります、ありがとうございます!
>2007-01-14 10:26:43の名前が無い程度の能力様
考えてみると今回出た内、阿求以外最悪ですね。
酷えや、二人共。
他にも点数を入れてくれた読者様とこの作品を読んでいただいた読者様
ありがとうございます。
2話目は現在執筆中。そう間をおかず発表できると思います。
皆様の期待を裏切らないようがんばれればよいのですが。
それでは最後に改めて……
最後まで読んでいただいた方々本当にありがとうございます!
それをわざわざ書き直させようとするなんて流石はゆうかりんw
まあそれが幽香らしいとも言えますがね。阿求には溜まったもんじゃないですがw
これだけでも話的には上手く纏まっているのに、まだ話しが続くとのことで続きを楽しみに待たせてもらいますね。
>おひる様
イヤイヤ、意地悪あってこそのゆうかりんですから。
やっぱり阿求には溜まったもんじゃないですがw
もし、続きを待ってくださってる方がいらしたらすみません。
週末までには2話目が出せると思います。
遅筆の作者には「今はこれが精一杯」です。 orz
どうか見捨てないでやってください。(謝)
恒例にはなりましたが……
最後まで読んでいただいた方々本当にありがとうございます!
可及的速やかにではありませんがなんとか2話目が書きあがりました。
ううっ、遅筆で申し訳ない。良かったら見てやってください。
見る度に点数が増えてるのって良いなあ……最後まで読んでいただいた方々本当にありがとうございます!
>あんた見たいの ひらがなの方が良いと思われます。
誤字の指摘ありがとうございます。
急ぎ(そのわりには遅いですが)修正しました。
しかも読み返していただけるとは感激です!本当にありがとうございます!