Coolier - 新生・東方創想話

優雅に消し飛べアイツの屋敷

2006/12/28 08:06:41
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私は年越しにそなえ、人形の整理をしていた。
最近忙しかったため人形の扱いがついおざなりになってしまい、押し込まれてたり埃を被っていた人形も少なくは無かった。
これでは恨まれても仕方ないかなーなんて思ってみたり。しかしそんな想いは本棚からの奇声にかき消された。
「いくぞォォォメカユユコォ!!ずばーんどかーん。
来いィィィヨウムゥゥゥ!!私は1回斬られただけで死ぬぞォォォ!!どかーんずごーんぎゃああー。
つづく・・・と。いやーやっぱりソードマスターヨウムは面白いな!」
「頼むから漫画を音読しないで・・・・・・聞いてるこっちが恥ずかしくなるわ。あと、せっかく片付けた本棚をひっくり返さないで」
「んーおかしいな。ソードマスターヨウムの続きが見つからないぜ?無くしたのか?」
「ああ、それは作者のファンシー☆ゆかりんが消息不明らしくていまのところ半年も休載してるのよ」
「な、なにー!?」
「以前から作画が荒くなったりネームで載せたりしてたんだけどとうとう消えちゃうとは・・・・・・前作のゆゆこ白書の時は頑張ってたのにどうしたのかしら」
「ううう・・・・・・なんてこった宿敵やまれいむとの決戦を前にして休載だなんてつらすぎるぜ・・・・・・もう私が楽しみにできるのはどっすん黒幕さんしかないな」
「ああ、それはこないだあっさり打ち切られたわ」
「ガッデム!!私はこれからいったい何を楽しみにして生きていけばいいんだぁぁぁ!!もう夢も希望もない・・・・・・」
「魔理沙・・・・・・」
「おっと、もうこんな時間か。そろそろ年末特番の⑨は見た!2時間スペシャルが始まっちまう。そろそろおいとまするぜ」
「余裕で楽しみあるじゃない!」
「今日こそ地獄のメイド長の黒い手帳の中身が明かされるんだ。アリスも見逃すなよ!」
「人の一瞬の心配を返せぇ!」
魔理沙は箒を掴むと彗星のように窓から飛んでいった。玄関から出ろよ。
「はぁ~魔理沙のせいですっかり疲れたわ。整理終わってないけど明日にしよう・・・・・・」
私は特番を見るのも忘れてそのままベッドに倒れこんだ。





諸君私は人形が大好きだ。
ロシア人形が好きだ京都人形が好きだチベット人形が好きだ。
オルレアン人形が好きだロンドン人形が好きだ蓬莱人形が大好きだ。
釘で打たれる藁人形が好きだ雑用させられる人形が好きだほこりを被ったままの人形が大好きだ。
撃たれては落ちていく人形なぞを見ると胸が切なくなる。
諸君は私に何を望む?
よろしい、ならば    戦争     だ。





「あああ・・・・・・魔理沙・・・・・・ネギはやめて・・・・・・ネギは無理・・・・・・」
なんだかどうも肌寒い。ネギにしてもやりすぎじゃないか?だからネギは・・・・・・
ネギ?私は目を覚ました。白くてふかふかの暖かいベッドに寝ていたはずの私は、黒と茶色のごつごつした冷たい寝床で寝ていた。
つまるところ、私の体は屋敷の外の土の上に放り出されていた。
いやー、寝相が悪くてこんなところまできちゃうとは。アリスったらうっかりさん。
寒いし早く寝なおそう、そう思い屋敷に入ろうとした。
ん?どうも屋敷の前に人形が2体浮いている。
「はいっちゃだめー」
「どうしてだめなのよ?」
「お客さんすいません、もう店じまいの時間なんで・・・・・・」
「ああ、店じまいならしょうがないわね。またきますーってここ私の家じゃない!!!」
「アリスはいれちゃだめなのー」
「うるさいどけ!」
「総員、戦闘準備!」
人形が屋敷内からさらにでてきて、私が作った武器を手に迎撃体制をとる。
「ああもう!そのキレイな顔を吹っ飛ばしてやる!食らえ上海砲!って上海いないし!上海?どこなのー?」
「アリスーどっかいけなのー」
私は自分の技術力の素晴らしさを体で感じることとなった。やっぱり私は天才だな。






「で、袋叩きにされて私のところに逃げ込んできた、と。」
「そういう言い方をする国もあるわね」
「日本語を話せ。ここは幻想郷だ」
「とにかく助けてよー。魔理沙だけが頼りなのよー」
「えー?私はこれから⑨は見た!の総集編を見たいんだがな」
「私の部屋にソードマスターヨウムの続きがあるわ」
「なにぃ!続きは無いんじゃなかったんじゃないのか!」
「言ったでしょ。休載してるって。つまり単行本になってない話がまだあるのよ。やまれいむとの決着もばっちりよ」
「よし、いくぜ!ぱっぱと人形焼き払って漫画にご対面だ!」
「出来れば焼き払わないで欲しいけど・・・・・・助かるわ魔理沙」
PTメンバー 
アリス
魔理沙






私と魔理沙は茂みに隠れて屋敷に近づいた。
(どうするのよ魔理沙!人形の数増えてるし!)
(大丈夫だ。私に案がある!)
そういうやいなや、魔理沙は私を茂みから蹴り出した。
(頑張れアリス!)
「あーアリスまたきたー」
「ちょっ頑張れって魔理っぶべらっ!」
(さーてアリスが囮になってボコボコにされてる間に・・・・・・)
魔理沙はミニ八卦炉にエネルギーをチャージしていた。
(よしっ、チャージ完了!後はアリスごと吹っ飛ばすだけだな!)
八卦炉を構え、マスタースパークの体勢に入る魔理沙。
「もうひとり、はっけんー」
「げっ」
人形の1体が魔理沙の手から八卦炉をくすねていった。
「ああっ返せ~待てーいルパーン!」
「あなたも、でてけなのー」
ふっ、いいパンチ持ってるじゃないか小童・・・・・・そんなことを思いながら魔理沙の目の前はまっくらになった。





「ああーネギは嫌ーネギはやめてー」
「おい、起きろアリス!」
「アリス、オキテ」
「ん、魔理沙?やっぱりネギなの!?」
「寝ぼけるのは大概にしろ。夢だと思いたいのはこっちだぜ」
「ああ、私達またやられたのね」
「見事にな。やられたところを上海が助けてくれたらしい」
「上海・・・・・・あなただけは裏切らないでくれたのね」
「シャンハーイ」
「私もミニ八卦炉をとられたままなんでな、退くわけにはいかなくなったぜ。
とにかく、この人数じゃ勝ち目は無い。二手に分かれて増援を呼んでこようぜ」
「わかったわ。また後で落ち合いましょう」
PTメンバー
アリス
魔理沙
上海





「さーて困ったときの霊夢頼み~っと」
魔理沙は博麗神社に来ていた。境内に霊夢の姿は無い。
「霊夢ー!いないのかー!」
いないはずはないだろう。あのコタツが本体なんじゃないかと噂される霊夢のことだ。
コタツから出て外を回るなんてことはしないだろう。
去年スキマ妖怪が冗談でコタツと紅魔館の湖を繋げて霊夢を湖に落としたら怒り狂ってマジ泣きして謝るまで許してもらえなかったなんてこともあったな。
あれは地獄の七日間とまで言われたからなあ・・・・・・ってちょっと待て。
私もコタツから引っ張りだそうだなんて危険なことをしようとしてるんじゃ・・・・・・まあ、なんとかなるだろ。命までは取られまい。
そんなことを思いつつ私は母屋へ向かった。
「ん?何だこの張り紙は?」
[ふっかつのじゅもんをとなえてください]
「復活の呪文?何やってんだあいつは?とりあえず、ゆうていみやおうもょもとぺぺぺぺぺぺぺ・・・・・・」
しかしそのこえはむなしくこだました!
「ちくしょう!馬鹿にしてんのか!入るぜ!」
魔理沙は障子を蹴破り中に侵入した。
「なんだ、霊夢いるじゃないか・・・・・・っておい!」
霊夢は確かにコタツの中にいた。しかしそのコタツに電力は入っておらず中の巫女共々冷え切っていた。
「きれいな顔してるだろ・・・・・・死んでるんだぜこれ・・・・・・ってレベルじゃないぞ!しっかりしろ霊夢!」
へんじがない、ただのコタツのようだ。
「いったいどうしたら・・・・・・そうだ復活の呪文だ!じゅげむじゅげむごこうのすりきれ・・・・・・」
「うーん、うるさいわね。あきらめなさい、あなたの冒険の書は消えたのよ」
「霊夢!生きてたか!」
「人を勝手に殺さないで。ただ冬眠してただけよ。動かないで春を待つの」
「おいおい!人間は冬眠できないぜ!寝たら死ぬぞ!」
「大丈夫よ、毎年こうやってるんだから」
うう・・・・・・なんて不憫なやつなんだこいつは。冬だけでもうちの屋敷においてやろうか。
「そうだ、アリスの屋敷が大変なんだ。ちょっと手伝ってくれ」
「嫌よ。コタツを置いていくなんてひどいこと私にはできない」
「霊夢・・・・・・人はコタツのみに生きるんじゃないんだぜ?」
「コタツの気持ちもわからないくせに・・・・・・まあ、無理よ」
確かにこんな青い顔したやつを寒空の元なんかに連れ出したら本当に死んでしまいそうだ。
「しかたない、またくるぜ」
「次は冬眠中よ」

「うーん困ったな。まさか霊夢が駄目だとは・・・・・・。あいつがいれば簡単に八卦炉取り返せると思ったんだがな・・・・・・どうすればいいのやら。こうなったら神頼みか!」
私は小銭を誰も使わない賽銭箱に勢い良く投げ込んだ。
チャリーン。高い音がわずかに響く。
「神は信じるものを救うでしょう!」
霊夢が猛ダッシュでやってきた。
「れ、霊夢・・・・・・」
さっきまでコタツと同化していたのが信じられないほど生命感に溢れ、顔は蒼白から蒸気した赤に変わっていた。
「さ、ぱっぱといくわよ」
「霊夢、コタツはいいのか?」
「コタツも独り立ちする時期がきたってことよ」
かわいそうだな、コタツ。
PTメンバー
アリス
魔理沙
上海
霊夢





「さて、私達もスカウトに向かいますか!」
「シャンハーイ」
「えーと、私が誘えそうな人と言うと・・・・・・魔理沙とか、魔理沙とか魔理沙とか。後は魔理沙かな?魔理沙は誘っちゃったから後は・・・・・・うううううう」
「シャンハーイ?」
「いいえ上海。泣いてなんかいないわ。これは心の涙・・・・・・じゃなくて心の汗よ。来るべき決戦に興奮してるのよ。うん。うううううう・・・・・・」
「アリス・・・・・・」
「そうだわ、昔の人は言った!えーりんえーりん助けてえーりんと!困ったときのえーりん頼みよ!行くわよ上海!」
「シャンハーイ」


で、永遠亭に来てみたわけですが。
いつかの制服うさぎが玄関に立っている。とうとう門番に格下げか。冴えないやつめ。
「いつぞやの兎よ。門番に格下げとはかわいそうに」
「ん。あなたはいつぞやの失礼な人形使い。別に格下げじゃありません!たまたま用があって玄関に居ただけです」
「まあ、そんな些細なことはどうでもいいのであった。あなたの師匠に頼みごとがあるんだけど通してくれない?」
「師匠は今年末の決算で忙しいんです!」
「はっはっは。制服さんの悪い癖だ。急いては元も子も無くしますよ?」
「師匠のアレは制服じゃありません。ついでに私のこれも制服じゃありません。きっと」
「まあまあ。あなたの師匠とはえっちゃん、マーガトロイドさんと呼び合ったほどの仲なのよ。私に免じて通して頂戴」
「それおもいっきり他人行儀で呼ばれてると思いますよ・・・・・・。ともかく、ここは通せません。歩いてお帰り」
「ふーん。そういうならこっちも。ーー私の思いはふわふわ揺れるまるでたんぽぽ」
「・・・・・・??」
「輝くあなたはひまわりで。私の思いはいつ届くの」
「・・・・・・!!!」
「嗚呼永琳。嗚呼永琳。(※繰り返し)」
「貴様ぁぁぁぁ!!何故私の詩集の中身を知っている!!!」
「ああ、魔理沙の家にあったのよ。面白い詩集を見つけたって」
「あんの黒白ォ・・・・・・!こんど会ったら三枚におろしてくれる。いいわ、着いてきなさい。師匠のところまで案内するわ」
「やったぁ!さすがたんぽぽ」
「たんぽぽ言うな!」

「師匠、お客様です」
「やあえっちゃん!元気だった?」
「あの、どなたでしょうか?」
「ガーン!」
「ぷっ」
兎がニヤニヤした目でこちらを見ている。殺すぞ。
「ちくしょう。嗚呼永琳。嗚呼永琳。(※繰り返し)」
「アッー!それを言うなぁー!えーと師匠、アリスさんです」
「そういえばそんな人も居たわね」
「ひどいよえっちゃん・・・・・・」
「で、そのアリスさんから頼みごとがあるそうです」
「何かしら?」
「いやー、ちょっと家の中が人形で散らかっちゃってて片付けたいなーなんて・・・・・・」
「シャンハーイ?」
(いいの!黙ってなさい!自分の人形に家を取られただなんて言えるもんですか!)
「ふむ。きれいにしたいのね。まかせなさい」
永琳はほほえみながら、机の中からごそごそとスイッチを取り出すと、心底嬉しそうに押した。
永遠亭の裏手から爆音が響く。
「師匠?いったい何やったんですか?」
「ああ、ちょっと核ミサイル打ち出しただけよ。きれいにするんでしょ?」
「なにちょっとコンビニいってくるみたいな軽いノリで言ってるんですか!何やってんですかみんな死んじゃいますよ!」
「大丈夫よ、私は死なないわ」
「私は死にます!」
「だって核撃つチャンスじゃない。なかなか撃てなくて欲求不満だったのよ。
前にあのもんぺの家に向けて撃ち込んだら俺とお前でパワー100倍!とかありえないこと言いながら半獣と投げ返してきて困ったわ」
「なっ!それで投げ返されたミサイルはどうなったんですか!」
「幸い暴投してくれてね。紅魔館に着弾したわ」
ああ、それで最近あいつら見なかったのか。かわいそうに。
「なんてことを・・・・・・。師匠!自分が何やってしまったかわかってるんですか!」
「ええ、わかってるわウドンゲ。あなたの言いたいことはわかるわ。任せておいて。
もう同じ失敗は繰り返さない!推力5倍!破壊力は幻想郷を3回滅ぼしても余るほどにまでのグレードアップに成功したわ!
名づけてエターナルフォースブリザード3号!相手は死ぬわ。やっぱり私ったら最強ね!」
「師匠ォォォォォォ!!!」
兎の絶叫が聞こえる。
「こんのバカ弟子がぁぁぁぁぁ!!!!」
あっちでは乱闘が始まったようだ。
「家の中って言ったのに・・・・・・」
人形達の反乱は幻想郷存亡の危機にまで発展しようとしていた。




ーマヨヒガー
「父さん!妖怪が!」
「紫さま、寝言は寝ていってください。誰が目玉お化けですか」
「見なさい、藍。私の妖怪アンテナがこんなにも反応してるわ。」
「いいえ、それは寝癖です」
「とにかく妖怪退治に行くわよ」
「妖怪なんか珍しくもなんともないじゃないですか」
「そんないらんこと言う奴には・・・・・・食らえ!リモコン下駄ーLunatic-!」
「嫌ー!くつしたの弾幕は嫌ぁー!このくつしたの量はいったい何年間溜め込んだと言うの・・・・・・。紫!恐ろしい子・・・・・・!」
ぴちゅーん
「ふん、この弾幕を気合で避けられると思うほうが甘いのよ」
「こんなもんパターン化するまで受けたくありません・・・・・・」
「とにかく、幻想郷の危機なのよ。早く行くわよ。40秒で支度しな!」
「その前に、私をこのくつしたの山から掘り出してくれるとありがたいのですが」
「嫌よ。めんどくさい。私は先に行くわ。3分間だけ待ってやる。遅れたらどうなるか・・・・・・わかるわね」
私は頑張った。全身全霊をかけてくつしたの山からの脱出を図った。今年で一番頑張っただろう。しかし、現実は残酷だった。
横からスキマが開き、キタローかぶれの声が聞こえる。
「時間だ!答えを聞こう!」
「すいません・・・・・・紫様・・・・・・藍はここまでのようです・・・・・・。どうかご無事に・・・・・・ガクッ」
「残念ながらボッシュートです」
てれってれってーん
情けない効果音と共に、私は床に大きく開いたスキマに大量のくつしたと共に呑まれた。

私はどこかの上空でいきなり引き上げられた。
「見なさい藍。あれが妖怪よ」
「くつしたいやだくつしたいやだくつしたいやだくつしたいやだ」
「まだ寝ぼけてるようね。起こしてあげる。リモコン下駄ーー」
「はいっ!起きました!目覚めは良好です!!で、あれが妖怪ですか。どう見てもミサイルなんですが」
「しっかたないなあ、のびたくんはー」
「話を聞けキタロー」
「えいっ!どこでもドアー!」
ミサイルの前に巨大なスキマを展開し、呑んでしまった。
「紫様。あんな物騒なものどこへやったんですか?」
「未来の世界へ♪」





ー冥界ー
「ふう、ようやく大掃除も終わりました」
「お疲れ様、妖夢」
「今年ももう終わりですね」
「そうね。ところであなたが今年を一文字で表すとしたら何にするのかしら?」
「今年を一文字で、ですか。うーんそうですね、やっぱり、『責任』ですかね」
「なんでッ!一文字って言ったのに二文字で答えるんだ!このド低脳がッ!!!」
「なに~い!私の髪型がちびまるこちゃんみたいだとォー!」
「いやいや妖夢。そんなことは言ってないわ」
「そうですか」
「ところで妖夢。こちらに飛んでくるあの物体はいったい何かしら?」
「新手のスタンド使いかもしれませんね」
「巨大なドロップじゃないの?」
「ゆゆこ!それドロップやない!ミサイルや!」
「どうみてもミサイルよね」
「そうですね。・・・・・・次にゆゆこッ!貴様は私に『打ち返せ!妖夢!』と言うッ!」
「打ち返せ!・・・・・・ハッ!」
「やれやれだぜ。次にゆゆこッ!貴様は私に『頑張って妖夢。あなたならきっとできるわ』と言うッ!」
「ぶちころすぞ」
「みょん」
「ともかく、一打同点のチャンスよ。がんばりなさい、妖夢」
「わかりました監督!」
ミサイルが白玉楼に接近する。

take1
(ストライクゾーンを外れている・・・・・・ここは振らずに様子を見よう・・・・・・)
「ちょ、妖夢!打ち返すんだから見逃しちゃ駄目ー!何よくボール見ましたよみたいな満足げな顔してるの!」
ミサイルが白玉楼に球速マッハ2,5で突き刺さる。
「ストライクじゃないですよね?」
そんな妖夢の間の抜けた声と共にエターナルフォースブリザード3号は爆発した。


           白玉楼消滅



駄目だスネーク!それでは歴史が変わってしまう!タイムパラドックスだ!


take2
(内角低め・・・・・・苦手だがイケる!)
妖夢は楼観剣を構えると、ミサイルの弾頭の中心をジャストミートした。
真っ二つにされたミサイルはマッハ2,5で白玉楼に突っ込んだ。
「我に断てぬ物無し!」
「きっちゃだめー!!!」


           白玉楼消滅



take3
「妖夢、しっかり打ち返すのよ。斬るのも見逃すのも、バントもだめよ」
チッと舌打ちが聞こえる。やるつもりだったなお前。
(ど真ん中、直球!ktkr!)
妖夢は鞘をつけた楼観剣を構え、ミサイルをしっかりと捉えた。
ガキンッ!と物と物のぶつかる音がする。
「うおおおおおおぉぉぉぉ!!!」
妖夢が鞘でミサイルを押し返そうとしている。
「頑張れ妖夢!お前がナンバーワンだ!」
「甲子園のヒーローにしてフィールドの貴公子にしてまたあるときは氷上の天使にしてそしてその実態は世紀末覇者であるこの私が負けるかぁぁぁぁ!!!YouはShock!!!」
気合を入れた一声と共に、楼観剣バットは完全にミサイルを押し返し、またもときた方向へ向きを変え打ち出されていった。 
「よくやった妖夢!二遊間を抜けた!センターも間に合うまい!」
うぐっ、と辛そうな声を出して妖夢が膝をつく。
「ど、どうしたの妖夢!?」
「い、今ので右肩をやってしまったようです・・・・・・。もう私はバットを握ることは・・・・・・」
「諦めるな!まだ左がある!」
「か、監督!」
こうして始まる実況パワフルみょん野球冥界編はまた別のお話・・・・・・







ーアリス邸近くの茂みー
「ふう、とんでもない目にあった。あのミサイルは急に消えたけどどうなったのかしら」
「シャンハーイ」
見慣れた二人の姿が見える。
「お、アリス来たな。こっちは霊夢を連れてきたぜ」
「ごめんなさい。こっちは誰もつかまえられなかったわ」
「まあいいわ。早く終わらせましょ」
「ありがとう霊夢。よし、気合入れていくわよ!」
「オー!」
「オー」
「おー」
「オー!!!」
PTメンバー
  アリス
  魔理沙
  上海
  霊夢
ニア森近 霖之助



「ってなんだあんたは!」
「あら、霖之助さんじゃない」
「おいこーりん、何やってんだ?」
「ん?嗚呼香霖。嗚呼香霖。(※繰り返し)って歌が聞こえたんでね・・・・・・って僕はこーりんじゃない!彼とはただの他人の空似さ。僕は流れの軍師コンバット越前だ!軍師は入用じゃないかい?」
「コンバット越前さんだそうよ」
(いらないな・・・・・・)
ニアすてる
 ニア森近 霖之助
   ニアはい
     いいえ

それを捨てるなんてとんでもない!
(なに・・・・・・こんなやつがだいじなものだとは・・・・・・大切なものは近くにありましたってか?)
こーりんはニヤニヤしながら仲間にしてほしそうな目でこちらを見ている!
仲間にしますか?
       ニアいいえ
         いいえ
「ちくしょぉぉぉぉぉ!!もうこねえよ!うわぁぁぁぁぁん!!!」
こーりんは寂しそうに香霖堂へ走っていった!
「こーりん・・・・・・かわいそうに・・・・・・」
茂みの向こうから声が聞こえる。
「あ、不審者はっけんー」
「はいじょー」
「はいじょー」
霖之助が人形達に見つかったようだ。
「ちょっと待て!話せばわかる!アッー!!!」
なにか悲鳴が聞こえたがきっと気のせい。
「馬鹿どもにはちょうどいい目くらましね。さ、二人とも今のうちに侵入するわよ」
「こーりん・・・・・・本当にかわいそうに・・・・・・」

私達は霖之助が敵をひきつけている間に窓から侵入した。
「さて、無事侵入できたわけですが。きっと中にも人形がいるに違いないわ。一部屋ずつ片付けたいけど・・・・・・」
「私はとりあえずミニ八卦炉を取り返したいがな」
「誰かリーダーになって行き先決めてもらいましょ」
「なら、やっぱり家の持ち主である私がやるべきかしらね」
「私の勘もなかなかのものよ?」
「いや、ここは最強魔法使いであるこの私がやるぜ!」
「どうぞどうぞ」
「どうぞどうぞ」
「ちくしょう!はめられた!」
こうして、私達は魔理沙をリーダーという名の盾にしながら屋敷内探索を開始した。





「ねえリリカ、なにかミサイルのような物が冥界から飛んできたわよ?」
「そうね姉さん。ミサイルっぽい物が冥界から飛んできたわね」
「そうねメルラン。ミサイルに似た物が下界に向けて飛んでいったわね」





「なあ、なんでさっきから私がひたすら盾になってるんだ?」
「マスタースパーク撃てないからね」
「撃てない魔理沙なんてただの魔理沙よ」
「ガーン!!」
そんな緊張感の無い会話をしながら、私達は部屋がたくさんあるフロアにやってきた。
「で、どこから探索するの?」
「せっかくだから私はこの赤い扉を選ぶぜ!」
「何がせっかくなのかしら?」
「つっこんだら負けよ」
「御用改めである!!」
そう叫び、魔理沙がドアを開ける。
すると、いきなりナイフが飛んできた。
スコーン!という小気味のいい音と共に魔理沙が後ろに吹っ飛ぶ。
「ああ魔理沙死んでしまうとはなさけない!」
「危ない危ない。当たったら死ぬとこだったぜ!」
魔理沙は起き上がると額にナイフを生やしたまま叫んだ。
唖然とする私の横で霊夢がみなまでいうなという顔をしている。
部屋の奥には1体の人形がいた。
「私の名はザ・ホウライ!私の元までたどり着けるかな?」
ああ・・・・・・蓬莱ったらすっかりグレちゃって・・・・・・
「なお、私はこんなものを持っている。欲しかったら取りに来るんだね」
蓬莱人形がミニ八卦炉を掲げる。
「にゃろう!私の八卦炉だ!返せ!」
魔理沙が部屋に走りこむ。
それと同時に、横から巨大な丸太が飛んできて魔理沙を吹っ飛ばした。
「魔理沙ぁぁぁぁ!!」
私は悲鳴をあげる。
「んっふっふ。この部屋の床はモンスターハウス並みにトラップだらけよ。あの魔法使いには可哀想なことをしましたね」
魔理沙がこともなげに起き上がる。
「ふう、死ぬかと思った。もう許さねえ!」
魔理沙が再び蓬莱人形に走りこむ。
すると、カチッという音と共に足元が光り、地雷が爆発する。
「魔理沙ぁぁぁぁ!!」
私はまた思わず悲鳴をあげる。
しかし、黒煙の中から出てきた魔理沙はススがついている以外無傷だった。
「ふう、死ぬかと思った」
私が唖然とするのと同じく、蓬莱人形も唖然としてこちらをみてきた。
わけがわからないのは私もおなじだ。ちくしょう、こっちみんな。
「だめだこいつギャグキャラだ!」
「どうやら私に罠は効かないようだな。神妙に縛につけい!」
「く、くるなー!」
魔理沙がずんずん近づいてくる。
蓬莱人形は焦っていた。ほとんどの主要な罠は効かず、残っているのは足元のトゲ罠だけ。
こんなものがやつに効くとは思えない。
「つーかまーえた」
魔理沙は蓬莱人形に手の届きそうなほど近くに迫ってきていた。
「ホウライ、ゲットだぜ!」
魔理沙が一歩を踏み出す。
すると、トゲ罠が発動し、魔理沙の足にトゲが当たる。
「あ」
ティウンティウン
間抜けな音と共に魔理沙の体は泡となって消えた。
「魔理沙ぁぁぁぁぁ!!」
「安心しなさい。そのうち次がくるわ」
なんだ、次って。なんかもうほんとに気にしたら負けな気がしてきた。
「いやー危ない危ない。つかまるかと思った。あなたたちももう諦めることね!べっ、別に早く帰って欲しいわけじゃないんだからねっ!まだ戦えるんだから!」
「そう、じゃあ戦ってもらおうかしら」
霊夢は宙に浮きあっという間に蓬莱人形の隣に移動した。
「だって、トラップは『床』にあるんでしょ?楽勝だわ」
「ちょっと待って!審判、タイム!」
「残念、私がルールよ。夢想封印!」
多数の弾が霊夢の周りから出たかと思うと、蓬莱人形に直撃していた。
「ザ・ホウラァイ!」
蓬莱人形はそう叫ぶと吹き飛び、派手に爆発した。
いつの間に爆薬なんて仕込んだんだろう。
「よし、八卦炉ゲット」
霊夢がミニ八卦炉を取り返し私の元に戻ってきた。
「ふう、死ぬかと思った」
「あ、お帰り魔理沙」
うわ、ほんとに戻ってきた。いつの間にか魔理沙は私の横に立っていた。
「お、八卦炉取り返してくれたのか。これで私も戦えるぜ!」
「はい、魔理沙。今度は取られないでね」
「ねんがんの八卦炉をてにいれたぞ!」
「そう、かんけいないね」
「そう、かんけいないね」
「なんだよおまえら!もっとうらやましそうにしてくれよ!」
こうして私達は人形の掃討を再開した。


私達は小部屋の人形の掃討を完了し、リビングに入った。
するとててってー、とテンションの高い音楽が流れてきた。
「きたな人外!私達が成敗してくれる!」
台詞と共に人形が5体現れる。
「ロンドンレッド!」
「ロシアイエロー!」
「京都レッド!」
「オルレアンイエロー!」
「チベットレッド!」
「5人合わせてドーレンジャイ!」
どどーん!と5体の後ろで爆発が起こる。
頼むから私の部屋を破壊しないでくれ。
「誰が人外だ!」
いいや魔理沙、あんたは十分人外だ。
「そんなことより、赤三人黄色二人だなんて美学がわかってないわね。魔理沙、アリス!私達が本物のヒーローというものをみせてやるわよ!」
「聞いて驚け見て笑え!」
「レイムレッド!」
「アリスブルー!」
「マリサイエロー!」
「背中に・・・・・・」
掛け声と同時に
「人生をっ!!!!」
私達はポーズを決めた。
どどーん、とまた爆発が起きる。
私達のほうにも爆発を合わせてくれるとは敵ながら天晴れだ。
ドーレンジャイ達は気押されていた。
「ふっふっふ。真のヒーローというものがわかったかしら?」
(ロンドン!だから二色はやめようって言ったのに!)
(だって京都、私が見たのは確かに二色・・・・・・)
(何見たのよ!)
(ゴレンジャイ・・・・・・)
(・・・・・・)
なにやら人形サイドが重苦しい空気に包まれている。悪いことをしただろうか。
「ええい、このままでは勝てない!いでよドーレンジャイEX!」
ロンドン人形が指を鳴らすと、人形がわらわら集まってくる。
「ブラジルレッド!」
「ストロードールイエロー!」
「タイワンレッド!」
「ノースコリアンイエロー!」
叫び声と共にどんどん人形が増える。
赤と黄色ばっかりで目がチカチカする。
「なあアリス。お前人形いくつ持ってるんだ?」
「ざっと108体ほど・・・・・・」
「だったらここはさしずめ梁山泊かしらね」
私達のくだらない雑談を無視し、ロンドン人形が号令をだす。
「行け!ドーレンジャイEX!」
キーキーという声と共に多数の赤と黄色が攻めてくる。
「確かにヒーローが五人じゃなきゃいけないこともないんだが・・・・・・これじゃリンチだぜ?」
「安心しなさい。この動きはどう見ても雑魚戦闘員だわ」
「なるほど。なら安心だな。よし、撃墜数勝負しようぜ!」
「いいわよ。最下位は私の神社に賽銭をいれるように」
「霊夢が負けたらどうするの?」
「自分で入れるわよ」
なんか騙されてる気もしたが、私達は絶え間なく来る人形を片付けることにした。
「フゥハハー!逃げる奴は人形だ!逃げない奴はよく訓練された人形だ!」
「こらっ!霊夢!私の獲物に手を出すな!」
「魔理沙ー!後ろの敵をなんとかしてよー」
「魔理沙!ブーストを使うんだ!」
霊夢がなんだか電波を受信しているようだったが、気にしたら負けみたいだ。
「ああもう邪魔だ!行くぜ!マスタァァァァ」
「危ない魔理沙!」
まさにマスタースパークを撃とうとしている魔理沙に、人形が蹴りをくりだした。
「スパァァァァー痛っ」


     決死結界発動


魔砲『ファイナルスパーク』
「あ」
「あ」
「あ」
魔理沙が撃とうとしたマスタースパークはファイナルスパークに変化し、全てをなぎ払った。
リビングの南側全てと一緒に。
「えーと、狙いどおり?」
確かに、あれだけいた赤黄戦隊の姿はなくなっていた。
「ふん、偽者ヒーローが正義の巫女に勝てるはずがないわ」
霊夢が勝ち誇る。
「ところで魔理沙。私の家の南側がないんだけど」
「ブラジルではよくあることだ」
「ここは幻想郷だ!」
私はとりあえず魔理沙を蹴飛ばした。
「いててて・・・・・・ところで霊夢。私達は変身しなくてよかったのか?」
「魔法少女じゃっじめんと☆えーき!とかやりたかった?」
「そいつは勘弁だな」
「ほらほら二人とも、後少しなんだから早く終わらせましょ」
私達は残りの人形の掃討に入った。




「これで終わりみたいね。ありがとう、二人とも」
私達は107体の人形の掃討を終えた。
「いやー疲れた疲れた」
「私は面白かったけどね。あと、撃墜最下位のアリスは私の神社に賽銭をいれるように」
「はいはい、わかったわよ」
ファイナルスパークのせいでカウントできなかったのが不満ではあったが、手伝ってもらった以上大人しく払うことにした。
「おう、アリス。私にはソードマスターヨウムをよろしくな」
「ん、ああ。んなもん無いわよ」
「裏切ったな大佐ァ!!!」
「誰が大佐よ。私の部屋に置いてあったけどなぜか私の部屋が見つからないのよねー。残骸しか見つからないわ。どうしてかしら」
「げ。まあ、これは貸しにしといてやるぜ!じゃあな!」
魔理沙は箒を持つと逃げるように飛び去って行った。
「待ちなさい魔理沙!冬の間は私を養ってくれるんでしょ!」
「人の心の中を読むなぁぁぁぁぁ!!!」
二人は賑やかに飛び去っていった。
ようやく、終わった。
「戻りましょ、上海」
「シャンハーイ!」
こうして、私の忙しい年末は終わった。来年は平和に暮らせるといいなあ。
                 



                    end?


























「今年は初日の出どうしようかなー。見ようかなー」
彼女が外を見ながら呟く。自分の部屋が無くなってしまったのでしかたなく書斎にいるようだ。
私はそっと彼女に近づく。
「ほら上海!明日から回収した人形直すわよ!」
外を見たまま彼女がしゃべる。完全に油断している。
私は後ろから、手に持ったバールのようなもので後頭部を殴った。
「上海!?」
彼女が慌てて振り向く。
「そう、私がキラだ」
さらに追撃を加える。
「くうっ上海・・・・・・あなたまで・・・・・・。は、犯人は・・・・・・ヤ、ス・・・・・・」
彼女は呟くと、倒れた。
死んではいないだろう。仮にも魔族だ。



   計  画  通  り



「アリス、魔理沙、霊夢。邪魔者は全て消えた。私は今度こそ人形界の神になる」
「上海様!やりましたか!」
「ああ、狙い通りアリスは私を信用しきっていた。後、こいつをまた屋敷の外へ連れて行け」
「はいっ」
数体の人形がアリスを引っ張っていく。
私が敵だとも知らずに安心するアリス達の行動には、人間って面白!とか思ってしまったが、なんとか顔には出さずに済んだ。
人形をずさんに扱うアリスにこれ以上任せてはおけない。私がこの屋敷を乗っ取ることに決めた。
これからは、ここに人形の王国を創ろう。
「上海様!大変です!」
「どうした。もう慌てることなんかないだろう?」
「ミ、ミサイルが!」
私はあわてて窓の外を見る。
確かにミサイルだ。とても巨大なドロップには見えない。
そのミサイルがここ目掛けて飛んでくる。
「は、はやく迎撃しろォォォ!!!」
「は、はい!」
人形達が必死でミサイルを止めようとする。
しかし傷ついた人形達では世紀末覇者が打ったミサイルを止めることはできない。
「も、もうだめだー!全力、後退ー!!」
人形達は逃げ出した。
く、落ち着け上海!まだ慌てるような時間じゃない!こんなときは『素数』を数えて落ち着くんだ!!
しかし、13を数えたころにはミサイルは眼前に迫っていた。
どうするッ!?
1.ハンサムな上海は突如反撃のアイデアを思いつく
2.アリス達がやってきて助けてくれる
3.どうにもならない。現実は非情である




私はーー













「ねー大ちゃん!初日の出が見えるよ!」
「初日の出は夜にはまだ見えないのよ、チルノちゃん」
この子のなんと⑨なことか。幻想郷はどうなってしまうのか。
「ほんとだよ大ちゃん!あっちのほうがぴかーって!」
「うわあ、ほんとだ!」
なにか森のほうがすごい光っている。もう日が出たのだろうか。
「ねー大ちゃん。なんか光がいろんなものを壊しながらこっちに向かってくるよ?」
「おかしいわねー。日の出ってこんなに物騒だったかしら・・・・・・って逃げるわよチルノちゃん!」
しかし、私達は逃げ切れず、光の中に飲み込まれた。





「うおっまぶしっ!!!!!」





魔理沙「ふう、死ぬかと思った」



爆発オチ、再び。
えー、こんにちは。守備力に定評の無いカンナです。
今回のテーマは「犯人はヤス」です。最初っから上海にああさせる気満々でした。
もっと描写とオチをうまくやりたいと思ってる今日この頃です。
毎回オチ微妙だもんなあ・・・・・・
カンナ
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コメント



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2.-30偽者削除
論外
5.70名前が無い程度の能力削除
ヤス吹いたwwww
核ミサイルはねーだろ支障w
8.20名前が無い程度の能力削除
ちと長い。もう少しあっさりでもおkよー。
13.100名前が無い程度の能力削除
なんという必殺技・・・
一目見ただけでわかってしまった・・・
このエターナルフォースブリザードは相手が死ぬってレベルじゃねーぞ!
14.80名前が無い程度の能力削除
白玉楼のくだりで腹がよじれるほど笑ったw
15.80名前が無い程度の能力削除
小ネタ多すぎwwwwでも元ネタわからない人には意味不明かも。
16.-20名前が無い程度の能力削除
小ネタが分かってもここまで本筋に絡みすぎると萎える。
17.40凪羅削除
各種小ネタが分かる身としては所々でクスリと笑えて、確かに楽しめたには楽しめたのですが、どうにも「SS」もしくは「物語」「小説」と言うよりは「ラジオドラマの台本」という感が強いように思えました。
地の文が必要最低限も書かれていない所為、でしょうね、きっと。
ですが勢いだけはしっかりと伝わって、「こういう話が書きたかったんだ」というのは分かりました。なので、「そんなSSが好き」のこの点数で。

偉そうに見える文章かもしれませんが、ご容赦を。
19.80名前が無い程度の能力削除
マジ小ネタ多いwww
21.50名前が無い程度の能力削除
ネタの詰め過ぎは(作品の)命にかかわるぞ!
28.90名前が無い程度の能力削除
ティウンティウンで吹いたwww
29.60名前が無い程度の能力削除
う~ん、途中からちょっと飽きてきたかな…。
こういう小ネタ集は結構好きなんですけど、やりすぎというのはちょっとマズイかなと思っております。

これなら3分の1ぐらい削っても支障は無さそう…かな?
31.80名前が無い程度の能力削除
個人的にはこういう小ネタばりばりのものも好き
34.80oblivion削除
テンションの高さに圧倒されました
37.70名前が無い程度の能力削除
こういうの、久しぶりに読みました。凄く楽しめました。
39.90名前が無い程度の能力削除
のっけからテンションマジ高いな…