「霊夢~!出てきなさい!」
チルノが神社に向かって叫ぶ。
「・・・外に居るわよ?」
箒で掃除をしていた霊夢がチルノを見ながら言う。
「う・・・うるさい!気分の問題よ!」
顔を真っ赤にしてチルノが叫ぶ。
その様子を霊夢はやれやれといった感じで見つめている。
「またなの?」
霊夢がそう尋ねるとチルノは当たり前だという顔をした。
「そうよ!第・・・なんかいだったか忘れたけど再挑戦よ!」
「72回目ね・・・」
霊夢は溜息をつきながら教えてやる。
「回数なんてどうでもいいの!今日は最初から本気で行くんだから!」
「はいはいご勝手に・・・」
チルノが強い冷気を放ち始めるのを見て霊夢は箒を地面に置くとふわりと浮かび上がる。
「パーフェクトフリーズ!!!」
「それじゃあ私にはかすりもしないわよ」
チルノのスペカをあっさりとかわす霊夢。
「くそー!!!!!」
それを見てチルノはさらに弾幕を厚くする。
だがどれ一つ霊夢にかすることなくスペカは効果時間を失った。
「・・・まだやる気?」
「・・・ぐすっ・・・ひっく・・・」
自分の本気をあっさりかわされ、何事も無かったかのように振舞う霊夢を見てチルノは泣き始めてしまった。
連日霊夢に挑み続けた。
しかし一度たりとも霊夢がまともに相手をしてくれる事は無かった。
それどころか自分のスペカはあまりにも無力だった。
それが悔しくて、悲しくてチルノは泣き出したのだ。
「・・・よければなぜ貴女がそこまでして私に勝負を挑み続けたのか教えてくれないかしら?」
「・・・ぐすっ・・・うん・・・」
霊夢の優しい声にチルノは泣きながら語り始めた。
「強く・・・なりたかったの・・・」
「なぜ強くなりたいのかしら?それとも強くならなければならない理由でもあったのかしら?」
霊夢の問い掛けにチルノはこくりと頷く。
「あたいたち妖精は・・・大ちゃんやあたいみたいな例外を除いて殆ど力を持ってないでしょ・・・」
霊夢は頷いた。
妖精達は殆どの個体が大した弾幕を作る事の出来ないほど弱い力しか持たない。
「だから・・・妖怪なんかに虐められやすいんだ・・・あたいも大妖精も力を持ってるから・・・皆を助けてあげたいんだけど・・・」
しかしいくら力を持っていると言ってもやはり妖精では限界がある。
しかもチルノは妖精としてはまだまだ子供だ。
スペカの作り方も誰にも教わる事も無く自分で考え出したものである。
力の使い方は妖精の本能で知っているが使いこなせているとはお世辞にも言えなかった。
「だから・・・幻想郷で最強と呼ばれている私に勝負を挑んだ・・・と?」
チルノは頷いた。
霊夢は幻想郷で最強と呼ばれている。
あのスキマ妖怪や閻魔でさえ霊夢には敵わないと言われている。
ならばその霊夢に勝つ事は敵わずとも苦戦させる事が出来るのならば、自分の実力は相当なものだと言う噂が広められる。
それはつまり妖精に手を出す妖怪が減るという事に繋がっているのだった。
「やっぱり・・・あたいなんかじゃ誰も助けられないんだね・・・」
「・・・そんな事は無いわよ」
「え・・・!?」
霊夢の言葉にチルノは顔を上げた。
「貴女はただ戦い方を知らないだけ、ただがむしゃらに弾幕を作り出しているだけ、ならば教わればいい」
「霊夢・・・」
「最終目標は魔理沙を落とすこと!言っとくけど私は厳しいわよ!」
「うん!」
チルノは力強く頷いた。
「うう・・・疲れた~・・・」
「大丈夫チルノちゃん?」
大妖精は心配でしょうがなかった。
霊夢に挑みに行ってはボロボロになって帰ってくるチルノを何度も手当てしてきたが今度はよれよれのへとへとになって帰ってくるのだ。
また無茶をしていないかと心配で心配で落ち着けなかった。
「大丈夫だよ大ちゃん・・・ちょっと激しく運動してるだけだから・・・」
「そう・・・ならいいけど・・・」
納得する振りをする大妖精だが明日はこっそりついて行こうと心に硬く決めた。
「また・・・霊夢さんに挑んでるのかな・・・?」
チルノに気がつかれない様にそっと木の影から大妖精が覗いている。
「どうしたの!そんな弾幕じゃ魔理沙どころか毛玉すら落とせないわよ!」
「アイシクルフォール!」
「そんなんじゃダメよ!言ったでしょ!弾幕は計算と一瞬の閃きで作りなさいって!馬鹿みたいにただばら撒けばいいってわけじゃないのよ!」
「パーフェクトフリーズ!!」
「そうよ!考えるのと同時に感じるのよ!いかにして追い詰めるか!頭の中でなんどもシミュレーションして!そして臨機応変に変化させる!それが弾幕よ!」
大妖精の目の前ではチルノが必死に弾幕を作っている。
今までの弾幕とは何かが違う。
大妖精はそれを感じ取った。
「チルノちゃん・・・あんなに必死になって・・・」
大妖精は常々チルノが強くなりたいと言っていたのを知っている。
だが大妖精とは呼ばれているものの自分の力はチルノには及ばないという事実が彼女に重くのしかかっていた。
例え今は経験の差でチルノに勝つ事が出来ても、いずれチルノが経験を積めば自分は叶わなくなる事。
そして自分の力ではスペカを作る事すらままならないためにチルノに弾幕を教える事ができないという事。
この二つが彼女を苦しめていた。
だが今チルノは霊夢という師を得た。
それはつまりチルノにはもう大妖精では敵わないと言う事を意味していた。
大妖精はそれが嬉しくもあり、そして同時にとても悲しかった。
「チルノちゃん・・・がんばってね・・・」
自分に出来る事はただ影で応援する事のみ。
大妖精は複雑な心境のままその場を去っていった。
「弾幕は生き物よ!ただの弾の集合体じゃないのよ!」
「ダイヤモンドブリザード!!!」
神社に霊夢の叫びとチルノの叫びが響き渡っていた。
「さ~て今日も本を借りに行くぜ~」
森の上を魔理沙が飛んでいる。
そのスピードはかなり速く生じた衝撃波に妖精達が迷惑そうに動き回っていた。
「魔理沙~!ちょっと止まりなさい!」
「ん?なんだチルノか」
魔理沙は目の前に現れたチルノを見ても速度を落とそうとはしなかった。
これまでチルノが魔理沙にちょっかいをかけてきた事は何度もあるが一度も負けた事はないからだ。
「止まれって言ってるでしょうが!アイシクルフォール!」
「残念だがその弾幕は無意味だぜ!」
そう言って魔理沙はさらにスピードを上げてチルノに近寄る。
アイシクルフォールは左右から弾幕を放つ為にチルノの近くに死角がある事を魔理沙は知っているのだ。
「甘いわよ魔理沙!」
「何!?こいつは!」
だが今日のアイシクルフォールはいつもとは違った。
左右から放たれる弾幕はいつも通りだ。
ただしチルノの正面にも弾幕が追加されていた。
「ち!だがこの程度じゃ私は落とせないぜ!」
「パーフェクトフリーズ!」
チルノは次のスペカを発動した。
放たれたカラフルな弾幕が強い冷気と共に動きを止める。
「無駄無駄!」
「その言葉はあたいの弾幕を避けきってからいってほしいわね!」
「な!いつものパーフェクトフリーズじゃない!?」
パーフェクトフリーズはばら撒いた弾幕を一度止めて再び動かすというものだ。
今日のパーフェクトフリーズはいつもよりばら撒かれた弾数が寧ろ少ない。
だが止まったままの弾が動き出すよりも早く次の弾がばら撒かれる。
しかも先ほど止まった時間より早く止まり止っていた弾が動き出す。
「くっ!」
一瞬フェイトをつかれた魔理沙が慌てて避ける。
チルノは次々と弾をばら撒き、止める時間、止まっている時間をずらして弾幕をより複雑に、そして読みにくくした。
「これは・・・!しまっ!」
そして退路を絶たれた魔理沙はついに被弾した。
「くそ・・・!チルノなんかに・・・」
それだけ言うと魔理沙は森へ落ちていった。
「勝った・・・魔理沙に・・・勝った・・・」
チルノは嬉し涙をいっぱい溜めてある場所へ向かった。
「あら、チルノ。特訓はもう終ってるわよ?」
「勝ったよ!魔理沙に勝ったよ!」
「良かったわね」
「うん!」
霊夢はチルノの頭を撫ぜてやる。
チルノは嬉しそうに笑っていた。
「良かったね・・・チルノちゃん・・・」
その光景をどこか寂しそうに、けれども嬉しそうに大妖精が見つめていた。
end
チルノが神社に向かって叫ぶ。
「・・・外に居るわよ?」
箒で掃除をしていた霊夢がチルノを見ながら言う。
「う・・・うるさい!気分の問題よ!」
顔を真っ赤にしてチルノが叫ぶ。
その様子を霊夢はやれやれといった感じで見つめている。
「またなの?」
霊夢がそう尋ねるとチルノは当たり前だという顔をした。
「そうよ!第・・・なんかいだったか忘れたけど再挑戦よ!」
「72回目ね・・・」
霊夢は溜息をつきながら教えてやる。
「回数なんてどうでもいいの!今日は最初から本気で行くんだから!」
「はいはいご勝手に・・・」
チルノが強い冷気を放ち始めるのを見て霊夢は箒を地面に置くとふわりと浮かび上がる。
「パーフェクトフリーズ!!!」
「それじゃあ私にはかすりもしないわよ」
チルノのスペカをあっさりとかわす霊夢。
「くそー!!!!!」
それを見てチルノはさらに弾幕を厚くする。
だがどれ一つ霊夢にかすることなくスペカは効果時間を失った。
「・・・まだやる気?」
「・・・ぐすっ・・・ひっく・・・」
自分の本気をあっさりかわされ、何事も無かったかのように振舞う霊夢を見てチルノは泣き始めてしまった。
連日霊夢に挑み続けた。
しかし一度たりとも霊夢がまともに相手をしてくれる事は無かった。
それどころか自分のスペカはあまりにも無力だった。
それが悔しくて、悲しくてチルノは泣き出したのだ。
「・・・よければなぜ貴女がそこまでして私に勝負を挑み続けたのか教えてくれないかしら?」
「・・・ぐすっ・・・うん・・・」
霊夢の優しい声にチルノは泣きながら語り始めた。
「強く・・・なりたかったの・・・」
「なぜ強くなりたいのかしら?それとも強くならなければならない理由でもあったのかしら?」
霊夢の問い掛けにチルノはこくりと頷く。
「あたいたち妖精は・・・大ちゃんやあたいみたいな例外を除いて殆ど力を持ってないでしょ・・・」
霊夢は頷いた。
妖精達は殆どの個体が大した弾幕を作る事の出来ないほど弱い力しか持たない。
「だから・・・妖怪なんかに虐められやすいんだ・・・あたいも大妖精も力を持ってるから・・・皆を助けてあげたいんだけど・・・」
しかしいくら力を持っていると言ってもやはり妖精では限界がある。
しかもチルノは妖精としてはまだまだ子供だ。
スペカの作り方も誰にも教わる事も無く自分で考え出したものである。
力の使い方は妖精の本能で知っているが使いこなせているとはお世辞にも言えなかった。
「だから・・・幻想郷で最強と呼ばれている私に勝負を挑んだ・・・と?」
チルノは頷いた。
霊夢は幻想郷で最強と呼ばれている。
あのスキマ妖怪や閻魔でさえ霊夢には敵わないと言われている。
ならばその霊夢に勝つ事は敵わずとも苦戦させる事が出来るのならば、自分の実力は相当なものだと言う噂が広められる。
それはつまり妖精に手を出す妖怪が減るという事に繋がっているのだった。
「やっぱり・・・あたいなんかじゃ誰も助けられないんだね・・・」
「・・・そんな事は無いわよ」
「え・・・!?」
霊夢の言葉にチルノは顔を上げた。
「貴女はただ戦い方を知らないだけ、ただがむしゃらに弾幕を作り出しているだけ、ならば教わればいい」
「霊夢・・・」
「最終目標は魔理沙を落とすこと!言っとくけど私は厳しいわよ!」
「うん!」
チルノは力強く頷いた。
「うう・・・疲れた~・・・」
「大丈夫チルノちゃん?」
大妖精は心配でしょうがなかった。
霊夢に挑みに行ってはボロボロになって帰ってくるチルノを何度も手当てしてきたが今度はよれよれのへとへとになって帰ってくるのだ。
また無茶をしていないかと心配で心配で落ち着けなかった。
「大丈夫だよ大ちゃん・・・ちょっと激しく運動してるだけだから・・・」
「そう・・・ならいいけど・・・」
納得する振りをする大妖精だが明日はこっそりついて行こうと心に硬く決めた。
「また・・・霊夢さんに挑んでるのかな・・・?」
チルノに気がつかれない様にそっと木の影から大妖精が覗いている。
「どうしたの!そんな弾幕じゃ魔理沙どころか毛玉すら落とせないわよ!」
「アイシクルフォール!」
「そんなんじゃダメよ!言ったでしょ!弾幕は計算と一瞬の閃きで作りなさいって!馬鹿みたいにただばら撒けばいいってわけじゃないのよ!」
「パーフェクトフリーズ!!」
「そうよ!考えるのと同時に感じるのよ!いかにして追い詰めるか!頭の中でなんどもシミュレーションして!そして臨機応変に変化させる!それが弾幕よ!」
大妖精の目の前ではチルノが必死に弾幕を作っている。
今までの弾幕とは何かが違う。
大妖精はそれを感じ取った。
「チルノちゃん・・・あんなに必死になって・・・」
大妖精は常々チルノが強くなりたいと言っていたのを知っている。
だが大妖精とは呼ばれているものの自分の力はチルノには及ばないという事実が彼女に重くのしかかっていた。
例え今は経験の差でチルノに勝つ事が出来ても、いずれチルノが経験を積めば自分は叶わなくなる事。
そして自分の力ではスペカを作る事すらままならないためにチルノに弾幕を教える事ができないという事。
この二つが彼女を苦しめていた。
だが今チルノは霊夢という師を得た。
それはつまりチルノにはもう大妖精では敵わないと言う事を意味していた。
大妖精はそれが嬉しくもあり、そして同時にとても悲しかった。
「チルノちゃん・・・がんばってね・・・」
自分に出来る事はただ影で応援する事のみ。
大妖精は複雑な心境のままその場を去っていった。
「弾幕は生き物よ!ただの弾の集合体じゃないのよ!」
「ダイヤモンドブリザード!!!」
神社に霊夢の叫びとチルノの叫びが響き渡っていた。
「さ~て今日も本を借りに行くぜ~」
森の上を魔理沙が飛んでいる。
そのスピードはかなり速く生じた衝撃波に妖精達が迷惑そうに動き回っていた。
「魔理沙~!ちょっと止まりなさい!」
「ん?なんだチルノか」
魔理沙は目の前に現れたチルノを見ても速度を落とそうとはしなかった。
これまでチルノが魔理沙にちょっかいをかけてきた事は何度もあるが一度も負けた事はないからだ。
「止まれって言ってるでしょうが!アイシクルフォール!」
「残念だがその弾幕は無意味だぜ!」
そう言って魔理沙はさらにスピードを上げてチルノに近寄る。
アイシクルフォールは左右から弾幕を放つ為にチルノの近くに死角がある事を魔理沙は知っているのだ。
「甘いわよ魔理沙!」
「何!?こいつは!」
だが今日のアイシクルフォールはいつもとは違った。
左右から放たれる弾幕はいつも通りだ。
ただしチルノの正面にも弾幕が追加されていた。
「ち!だがこの程度じゃ私は落とせないぜ!」
「パーフェクトフリーズ!」
チルノは次のスペカを発動した。
放たれたカラフルな弾幕が強い冷気と共に動きを止める。
「無駄無駄!」
「その言葉はあたいの弾幕を避けきってからいってほしいわね!」
「な!いつものパーフェクトフリーズじゃない!?」
パーフェクトフリーズはばら撒いた弾幕を一度止めて再び動かすというものだ。
今日のパーフェクトフリーズはいつもよりばら撒かれた弾数が寧ろ少ない。
だが止まったままの弾が動き出すよりも早く次の弾がばら撒かれる。
しかも先ほど止まった時間より早く止まり止っていた弾が動き出す。
「くっ!」
一瞬フェイトをつかれた魔理沙が慌てて避ける。
チルノは次々と弾をばら撒き、止める時間、止まっている時間をずらして弾幕をより複雑に、そして読みにくくした。
「これは・・・!しまっ!」
そして退路を絶たれた魔理沙はついに被弾した。
「くそ・・・!チルノなんかに・・・」
それだけ言うと魔理沙は森へ落ちていった。
「勝った・・・魔理沙に・・・勝った・・・」
チルノは嬉し涙をいっぱい溜めてある場所へ向かった。
「あら、チルノ。特訓はもう終ってるわよ?」
「勝ったよ!魔理沙に勝ったよ!」
「良かったわね」
「うん!」
霊夢はチルノの頭を撫ぜてやる。
チルノは嬉しそうに笑っていた。
「良かったね・・・チルノちゃん・・・」
その光景をどこか寂しそうに、けれども嬉しそうに大妖精が見つめていた。
end
なんかタイトル通りチルノがただ頑張っているだけになってしまっていて、「話」として単純なものになってしまっている気がします。起承転結でいうと転がないというか。うまく言えませんがそんな感じです。下は誤字らしきものです。
>助けて上げたい
>溶解が減る
こういうのもありかなぁと、思わされますね。
それと、シュミレーションではなく、シミュレーションでは無いでしょうか?
しかし、せっかく本の返却と引き換えにこぁの口を封じたのに、新聞でパチェにばれるなんて…哀れ、魔理沙
逆に魔理沙に勝つほうが難しいと考えられる。
話自体はまとまりがあっていいのですが、TH_09での強さを使うべきだったのでは?
パチュリーに本が戻ってきた理由で魔理沙敗北が判明したというオチは良かったと思います。
トリルの「良かったね」の部分もなかなかまねできないテクのひとつだと思います。
今後に期待します。
しかし、ちょっと惜しいです・・・
読み易くて良いのですが、やはりもう一捻り欲しかったトコロ。
個人的にはこういうの大好きなのですが、アッサリしすぎかな、と。
ところで下の御方。MT8Fさん。
・・・トリルって誰?
いや、分かるけど、この名前を「リトル」みたいに誰でも知ってる的な扱いにしていいのかなぁ・・・
ちょっと感情的になった部分がありました。
これからは注意します。