『ただいまよりエキシビジョンマッチを行います。
青コーナーより初代名誉王者、門番隊長 紅美鈴選手の入場です!』
ライトアップされた花道に、上海紅茶館のテーマにのって美鈴が姿を現す。
いつもの門番用チャイナ服ではない。戦闘用にカスタマイズされたチャイナ服だ。
左胸と背中に刺繍された【龍】の文字が勇ましい。
周りを埋め尽くすメイド達にリング上で笑顔で手を振って応える。
『赤コーナーよりメイド長、十六夜咲夜選手の入場です!』
コールとともにルナダイヤルのテーマが流れる。
スモークが焚かれ、花道が見えなくなる。
スモークが晴れたとき、既にリング上には咲夜が現れていた。
時間止めてきたな、などと言うのは野暮だ。
こちらは対角線上に立つ美鈴を見据えて動かない。
ところでなんでこんなことをやっているのかというと。
紅魔館では半年に一度、弾幕ごっこではない格闘戦のトーナメントが行われている。
参加資格を有するのは各部隊隊長以下のメイド達。
当初は主の気まぐれによる暇つぶし的なものだったが、メイド達のストレス解消に役立つこと、
戦闘能力の参考にもなることから、気がつけば年に2回の開催が定例化していた。
紅魔館メイドにおける二強は十六夜咲夜と紅美鈴。
しかしこの二人、本戦には出場していない。
過去、名勝負数え歌と称された二人の戦いは、咲夜がメイド長に昇進してからは見られなくなっていた。
咲夜が出場しなくなってから、美鈴はトーナメントで破竹の100連勝を達成。
敵なしの強さの前に【名誉王者】なる称号を与えて、参加を控えるよう配慮したのは他ならぬ咲夜だった。
その二人が今宵、久々に一騎打ちを行うのである。
過去の二人を勝負を知るメイド曰く、
「生きてるうちにあの二人の戦いが見られるなんて、夢にも思わなかった。」
「あの二人の戦いは魂に響くのよ。今の軟弱なメイド達にはぜひ見てもらわないと。」
「メイド長が妖怪じみているって言われるのって、格闘戦で門番隊長と互角に渡り合えるからなのよね。」
「弾幕ごっこならメイド長の方が上だけど、格闘戦となると門番隊長は無類の強さだからどっちに張るか迷うのよね。」
ちなみにオッズは咲夜2.2 美鈴1.8である。
「久しぶりね、こうやって貴女と戦うのって。」
「私も全力で戦える相手がいなくって寂しかったですよ。おまけに強制的に出場規制されちゃったし。」
「当然でしょ。やるだけ無駄だったじゃない。あからさまに手加減しててあれじゃ。」
「それでもストレス解消できてたんだけどなあ。」
「その分、今日は思いっきり全力できなさいな。いい加減決着つけましょう。」
「確か12戦やって5勝5敗2分ですよね。おまけに最後の試合は引き分けだったし。」
「そうよ。だから今日勝って気分良く眠りたいの。」
「気分良く眠りたいところは同意しますが、今日勝つのは私なのでそれはできないと言っておきます。」
美鈴が強気なのにはわけがある。
これは格闘戦。弾幕及び能力の使用は厳禁なのだ。
使えるものは己の肉体と頭脳のみ。
美鈴のように弾幕は苦手でも、格闘戦ならという妖怪はメイドの中にも多い。
まあ、そんな人間には圧倒的不利な条件の元でも、脅威の勝率を誇っていた咲夜はやはり油断できない相手だが。
「・・・確か私が初めて貴女に勝った次の大会でも、似たような台詞聞いたわね。」
「そうでしたっけ?良く覚えてないですけど。」
「なら、思い出させてあげるわ。」
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「・・・勝者、十六夜咲夜!この結果、決勝戦は門番隊長紅美鈴と、屋内清掃隊長十六夜咲夜で行われます。
決勝戦は30分後。それまで休憩です。」
流石に準決勝までくると厳しい。
それでもなんとかここまで勝ちあがることができた。
時間操作能力なしでも、ここのメイドに勝てる程度に実力はついてきている。
しかし、決勝の相手はそうはいかない。
紅美鈴。
メイドの中でも最強の一角。っていうか、参加者の中では文句なしに最強。
強靭な肉体と脅威のスタミナ、それを自在に操る頭脳を持った強敵。
そして、咲夜から見れば美鈴は弾幕戦・格闘戦ともに師と言える存在でもある。
これまではいつも不安ばかりが先立っていた。
だが、今回は自信がある。
初めてこのトーナメントに参加して、今回で5大会。
その全てで美鈴と戦っている。
初参加してから前々回までは引き分けを挟んで3連敗中だったが、前回初めて美鈴に勝った。
通算戦績で見ればたかが1勝したにすぎないが、壁を乗り越えたという事実が心に余裕を持たせている。
・・・いける。まだ多少疲れはあるが、前向きに考えるなら最初から全開でいける。
初めて勝った前回は無我夢中で何も覚えていない。
どっちが勝ったのかさえ、他のメイドから聞いて知ったくらいだ。
せめて自分がどんな勝ち方をしたのかくらい覚えていたかった。
初勝利だったのだからなおさら。
「そろそろ時間です。準備はいいですか?」
決勝開始まで、あと5分。
先に咲夜、続いて美鈴がリングインした。
前回勝っているとはいえ、過去3回の通算戦績によって決められるメイドランキングでは未だ美鈴が1位。
よって、美鈴は赤コーナーからの入場である。
ちなみに咲夜はランキング4位。
「これで3回連続決勝が貴女とね、咲夜。貴女の師匠として私も鼻高々だわ。」
「もう師匠超えしてるでしょ。前回。」
「あ~ら、1回勝ったくらいで師匠超えしたなんて思ってるようじゃまだまだよ。」
「だから今日勝って2連勝といくのよ。連勝すれば師弟関係からライバルに認識あらためてもらえるかしら?」
「そうね、できるものならやってみなさい。」
軽口を叩いてはいるが、お互いに相手の実力はわかっている。
身体能力や実戦経験は美鈴に分があるが、咲夜にはそれを補うセンスの良さと、大胆な発想力がある。
長所に違いこそあれ、総合的な能力は五分と五分。
ただ、長期戦となれば体力差で咲夜は分が悪い。
前回は短期で決着がついたが、今回もそう上手くいくとは限らない。
『それでは決勝戦を始めます。両者、離れて。レディ・・・ファイト!!』
ゴングが鳴ると同時に、咲夜が動いた。
瞬時に間合いを詰め、左肘を突き出す。
しかし美鈴はあせらない。
咲夜の突進にあわせて体を反転、背後を取るような形から遠心力を利用して、首筋に手刀を叩き込む。
「くっ!」
いきなり良いのをもらってしまった。
幸い前に重心をかけていたので手刀の勢いは上手く逃がせてはいたが、あっさり見切られていた事実は変わらない。
と、美鈴が次の攻撃を仕掛けてきた。
(いけない!!)
体を下に沈めた直後、真上をミドルキックが通り過ぎる。
凄まじい蹴りだ。
あんなのもらったらその場でKO確定だろう。
(ここで!)
低くした体勢のまま水面蹴りで美鈴の足を払う。
片足立ちの不安定な状態にもかかわらず、美鈴は器用にジャンプして避けたがこれは計算どおり。
そのまま強引に体を起こし、水面蹴りで体を回転させた勢いそのままに、今度は顎を狙ってトラースキックをブチ込んだ。
「うわっ」
クリーンヒットはしなかったが、顎先を掠めてやった。
顎が上がり、体が垂直に伸びた瞬間を狙って美鈴の側面に回りこむ。
腰に両手を回し、しっかりロック。そのまま持ち上げて後ろに投げる。
受身を取らせず、モロに後頭部を打ち付けてやった。
流石にこの衝撃はすぐには戻らないはず。
カウントが入る。
「ワ・・・」
1も入らずに返す美鈴。
ったく、脳震盪くらい起こしてよね。
なんでそんなにタフなのよ。
すかさず間合いを計る両者。
「痛たた・・・やるじゃない咲夜。今のはちょっと効いたわ。」
「遠慮せずそのまま寝てて良かったのに。」
「冗談。今度はこっちの番よ。」
美鈴は打撃が得意だ。中でも厄介なのが掌打。
直線的な打ち込みをしてくる上、パンチと違って捌きにくいのがその理由。
おまけに低い体勢からアッパー気味に打ってくるため、当たるとそれだけで脳が揺れる。
これの対処にはいつも苦戦させられる。
そして、今まさにその掌打ラッシュで大苦戦中だ。
直撃はないが、ガードしている両腕が痺れてくる。
このまま亀のように固まっていても腕が使い物にならなくなるだけだ。
なんとか反撃を試みたいのだが、そんな隙を与えてくれるような甘い相手ではない。
(仕方ない・・・無傷ですむなんて最初っから思ってないし。)
腕が伸びきる前ならダメージを多少抑えられる。
その瞬間を見極め、こっちも顔面にパンチを打ち込めばカウンターを取れる。
見極められなければまともに掌打を浴びるが、このままジリ貧になるよりましだ。
覚悟完了。
ガードしていた腕を下ろし、右拳を握り締めた。
(来るわね・・・本当、その度胸はたいしたもんだわ。)
美鈴は咲夜がカウンターを取りに来ることを読んでいた。
だが、あえてそれにのることにした。
咲夜の戦い方は毎回違うから楽しい。
状況にあわせて臨機応変に対応していく姿は、外から見ると芸術的であるとさえ思える。
こうして対峙している今も、その印象は変わらない。
(さあきなさい。どっちが速いか勝負よ。)
咲夜がガードを下ろした。それと同時に迷わず美鈴の顔めがけて拳を振り下ろす。
美鈴は咲夜の頬を狙って掌打を突き出した。
次の瞬間。
咲夜は口から、美鈴は鼻から血を流して倒れていた。
見事な相打ち。
咲夜の拳は的確に美鈴の顔面をとらえ、美鈴の掌打もまた寸分の狂いもなく咲夜の右頬を打ち込んでいた。
「両者ダウン!1、2、3・・・」
ダウンカウントが数えられる。
このまま10カウント、両者KOでも誰も文句は言わないだろう。
しかし、本人たちはそう思ってはいない。
先に起き上がったのは美鈴。
咲夜を引きずり起こすとバックを取り、両腕をロックしてそのまま後ろに投げる。
「カウント!1!2!」
返した。
受身が取れない形で投げられたものの、逆に朦朧とした意識が少し戻ったらしい。
だが美鈴の攻勢は続く。
再び掌打ラッシュ。今度は咲夜もガードできない。いや、していないというべきか。
さらに首筋に遠心力をつけて手刀、同じ箇所にハイキックをコンビネーションでブチ込むと、
おもむろにロープに向かって走り出す。
反動を利用して顔面に飛び膝蹴り!
再びカウントが入るも、それでも肩をあげる咲夜。
(なら、これで決める!)
顔を上にして、両肩に咲夜を担ぎ上げる。
右手で首を、左手で咲夜の左手首を押さえて身動きをとれなくした。
このまま落とせば勝ち。ただ、これは危険すぎるのでできれば使いたくなかった。
でも仕方ない。
(ごめんね咲夜。お詫びにちゃんと看病してあげるから。)
ぐ・・・
さっきの相打ちは効いた・・・
美鈴は私の攻撃を読んでいた。
鼻っ柱を狙った私のパンチを避けるのではなく、打点を前にずらしてダメージを抑えようとした。
なんてことはない、私と同じことをやったのだ。
だから互いのダメージはほぼ同じ。
しかし私の方は喰らった場所が悪かった。
右頬と顎のちょうど中間あたり。
衝撃が斜めに突き抜けた感じだった。
まともに立ち上がれないまま投げと打撃を受け、今また担ぎ上げられている。
でも。
意識がはっきりしてきた。
美鈴もこの状態から反撃する術はないと思っているだろう。
右腕が自由に使えることを忘れるなんて、貴女らしくないわね。
「うぐっ」
咲夜の右腕が美鈴の首に巻きついている。
ただのスリーパーではない。
(まずい・・・頚動脈を押さえられて・・・)
瞬時に目の前が暗くなる。
咲夜は覚えていなかったが、前回もこれで締め落とされたのだ。
同じ技で負けるわけにはいかない。
ひとまず咲夜を担いだまま後ろに倒れこむ。
咲夜の体は離してしまったが、スリーパーも解けた。
だが足に力が入らず、片膝をついた状態しか保てない。
その隙を見逃すはずもなく、咲夜が走りこんできた。
かろうじて立とうとしている片足に飛び乗り、そのまま顔面に膝をブチ当てる。
後ろに倒れこむ美鈴。
しかし咲夜は攻撃の手を緩めない。
美鈴を引き起こすと自らの背後に立たせ、美鈴の頭を自らの肩に乗せた。
ポストを駆け上がるとそのまま後方宙返り。
美鈴の後頭部をマットに叩きつける。
そして、
(こっちも切り札を出すわよ。)
もう一度美鈴を引き起こすと、今度は頭を自らの両足の間に挟みこんだ。
そして両腕をがっちりロック。
このまま持ち上げて頭から落とせば終わりだ。
危険度Sクラスの技ではあるが、もう他に残された技はない。
(大丈夫よ美鈴。貴女ならムチ打ちくらいで済むわ、多分。)
気合一発、両腕に力を込める。
・・・持ち上がらなかった。
美鈴が耐えているわけではない。
序盤の打撃ラッシュを防いでいた後遺症だ。
腕に力が入らない。
これさえ決まれば勝てるのに。
しっかりしてよ、私の腕!
自らの腕を叱咤激励する咲夜。
そして、この隙を見逃す美鈴ではなかった。
このまま持ち上げられて落とされたらやばい。
やばいんだけど、なかなか持ち上げられない。
そりゃそうよね。私の打撃を防いで、無傷でいられるわけないよね。
腕はロックされているし、ピンチであることには変わりないけど、これならなんとかなるかもしれない。
両足と腰に力を入れ、徐々に咲夜を持ち上げる。
慌てて力を加えて押さえようとしているが、無駄なことだ。
咲夜の体を背中にのせると、今度は背筋をのばして咲夜を後ろに落とす。
起き上がろうとする咲夜。でも、またすぐ寝てもらう。
二の腕に力をこめ、咲夜の首めがけて思いっきりブチ込んだ。
一回転して顔面からマットに落ちる。
まだだ。
まだこれでは、咲夜の意識は刈り取れない。
だから、もう一度。
今度は至近距離から。
咲夜を起こす。
すでに目は虚ろ。このままでも3カウントは取れるだろう。
でも、それはしない。
私の最高にして渾身の一撃をお見舞いしてあげる。
それがこの勝負に相応しいフィニッシュだ。
だから最後に叫んだ。
「咲夜ぁぁぁぁ!!静かに眠れぇぇぇぇぇ!!」
瞬間。
咲夜が美鈴の左腕を取る。
さらに自らの左腕で美鈴の首を抱え込みながら体を低くする。
「え?あれ??」
美鈴が前転のような形から押さえ込まれた。両足も咲夜の足でしっかりロックされている。
「1!2!・・・3!!勝者、十六夜咲夜!!」
唖然とする美鈴と、精根尽き果てた表情で大の字になる咲夜。
「え?うそ?なんで?えええええええ?」
美鈴が混乱するのも無理はない。
一進一退の攻防だったとはいえ、最後は間違いなく自分のペースだったのだから。
それが、あの一瞬の丸め込みで負けとは・・・
「はあ~・・・・・・これで形はどうあれ2連敗か。・・・ほら咲夜。勝者がいつまで寝てるのよ。早く起きなさい。」
咲夜はまだ立ち上がれない。
心身ともに疲れきっていて立ちたくないというのが本音だが、他にも理由があった。
勝つには勝ったが、とてもじゃないがこれでは納得できやしない。
前回は美鈴を締め落としてのレフェリーストップ勝ち。
ギブアップを奪ったわけでも、完璧な3カウントを取ったわけでもない。
だから今日は勝ち方に拘りたかった。
結果、3カウントでの勝利を収めることができた。
内容も覚えている。
それでも、正直前回より差が開いている気がする。
・・・納得できない。
「・・・ねえ、美鈴。」
「何かしら?どうせなら起き上がってから話しなさいよ。」
とりあえず上半身だけを起こす。
「こんな勝ち方、納得できないわ。だから私の師匠からライバルにって目標は次回に持ち越しね。」
「そう。でも次勝つのは私だから、それはできないって言っておくわね。」
「今度は実力で3カウントとって見せるわよ。」
「はいはい、わかったから早いとこ立ち上がってよね。みんな待ってるんだから。」
言われて周りを見渡せば、メイド達がみんな歓声をあげている。
立ち上がるのも億劫なくらい疲れているが、応えないわけにもいくまい。
と。
「ちょ、ちょっと美鈴。恥ずかしいからやめて。」
「いーじゃない別に。敗者は勝者に従いますよ~。」
美鈴が咲夜を肩車している。
流石にこれは恥ずかしいのだが、美鈴ががっちり足を押さえているから降りるに降りられない。
(・・・まあいいか。偶にはこんなのも。)
リング内を一周する美鈴の上でメイド達に手を振りながら、そんなことを考えていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「・・・・・・で、そこまで言っておいて次の大会では私の関節技であっさりギブアップしちゃいましたよね、咲夜さん。」
「う、うるさいわね。準決勝で腕怪我しちゃったんだからしょうがないでしょ。なんでそっちは覚えているのよ。」
「決勝戦史上最短時間での決着でしたからね~。そっちは良く覚えているんですよ。」
なんかちょっとムカついてきた。
考えてみればそもそもあの試合も、あんまり格好良いものでもなかったし。
「エキシビなんて最初は乗り気じゃなかったけど、気が変わったわ。久しぶりに貴女の顔に青タンプレゼントするわね。」
「そうはいきません。弾幕戦ならいざしらず、格闘戦でも負けてたんでは師匠の面目がたちませんから。」
「もう師匠超えはしてるでしょ。数年前に。」
「戦績で互角ではまだ超えてるとは言えませんね。」
「なら、今日勝って数字の上でも超えさせてもらうわ。そうしたら今度は私が追われる立場かしら。」
「そうですね。でも、させませんよ。」
「それではエキシビジョンマッチを始めます。両者、離れて。レディ・・・ファイト!!」
ゴングと同時に、両者が間合いをとった。
-END-
でも眠々打破の扱いはどうかと…
通常版のバーニングハンマーと持ち方が違い、持ち上げた際に肩の前から手を回すので、持ち上げられてからスリーパーは届かないんですよね(参考→http://plaza.harmonix.ne.jp/~nwowo/photo/040910_noah/wrist_c_bh.jpeg:田上の手が明らかに小橋の背中側に回っている
まあそれだけは気になりましたが最後が丸藤なんで良しとします
二人の主な使用技って、
咲夜→ジャーマンスープレックス、シャイニングウィザード、不知火、タイガードライバー'91、完璧首固め
美鈴→ローリング袈裟斬りチョップ、クロスアームスープレックス、ブサイクへの膝蹴り、リストクラッチバーニングハンマー、ショートレンジ豪腕ラリアット
ということでいいんでしょうか?
モデルの話を見るまで咲夜の奥の手はクロスファイヤーかジャパニーズオーシャンボムだと思いましたが(苦笑
“次の大会”の「あっさりギブアップ」ってカシンが成瀬からベルトとった
あの試合が元ネタなのかな~、とか勝手に想像してみたりw
ただ、下の人もおっしゃってますが
リストクラッチバーニングハンマーをあの返し方は無理だと思います