オリキャラ注意!
作者の独自的解釈が入っているのでご注意ください
ここは幻想卿
幻想郷は不思議な空間である。この島国特有の巫女や鬼がいるかと思えば、西洋風の魔法使いや吸血鬼も存在する。多様な人妖が織り成す世界だった。
別に人間自体も強い訳だから関係無いが
ここでは何が起きても不思議ではない
その中に境界を操る妖怪が居る名は 八雲 紫
幻想卿でも最強クラスの力を持つ彼女には2人の式が居る、八雲 藍と橙だ
これはその八雲藍と、とある吸血鬼の男が体験した摩訶不思議な出来事である。
と、その前に八雲藍について少し語っておこう
彼女は自分で式を打つ事が出来る位強い妖怪である事は皆知っている。
では、何処出身なのか? それは誰も知らない
やれ大陸で名を馳せていてた九尾の狐だとか、やれただの狐が懐いてこうなったとか言われているが実際は不明だ
しかし友人の西行寺 幽々子によると
「さぁ?出会った時から居たわ~ところでお饅頭(以下反故蝶)」
と言う事からかなり長く一緒に居るのだろう。
実力に関しても幻想卿ではトップクラスであり、親バカで有名な妖怪である
式を打てると言う事で陰陽道にも詳しく、その道に関しては博麗の巫女よりは役に立つだろう
マヨヒガの外ではあんまり見ないが結構外の事情に詳しく様々なことを知っていると言う
さて、話を進めよう
九尾の狐 月琴と言うバイオリンを取り返すと言う事
その日紅魔館で執事と厨房の長でありフランドール付きの執事である根岸一郎はマヨヒガに居た
時は文月の始まりの方だこっちで言うなら7月の20日の辺りだ
梅雨の終り特有の雨が2,3日降り続いて上がった直後であった。
さんさんと太陽が降り注いだ後だったので蒸し暑い
一朗は吸血鬼であるが片時も離さないアミュレットによって日光はもとい流れ水も克服していた
時刻は夕暮れである。
根岸は腕時計を見て、「17時48分か……」
マヨヒガの鳥居を潜った
根岸は何時もと同じ執事服に軍靴を履いている
背中には大型のライフルと黒いケースを、手には黒い包みを持ちマヨヒガへと歩く
年齢は30代後半に見えるが何歳なのか本人も
「さあ、知識だけだったら1000以上吸血鬼としてなら50年ぐらいで良く覚えていない」と語るから本人も忘れているのだろう
精悍さを感じさせる風貌に黒縁古風な眼鏡をつけたその顔は曇っていた
何かに悩んでいる様子であった。
「帰ってきてるな」
根岸の目の前には黒猫が居る、根岸はその黒猫に話しかけた
「昼出て行った時には解っていたが、ご主人様居るだろ?」
「にゃあ」
「猫まねか………」
猫はそのままトテトテと根岸を先導する様に歩いて行く、尻尾が二股に分かれていた
ふと、甘い匂いが鼻に届く
歩きながら探すとすぐに見つかった
白玉楼程でないが広く整った庭に歳経た大きな藤の木があり一つだけ花が咲いている
「にゃあ」
「ああゴメン橙今行く」
猫に従って縁側に着く
「着たか_」
縁側に座るようにして八雲藍がそこにいた
「よく解ったな」
「橙が「一朗が相談があるって言っていた」と教えてくれてな用意をしたんだ
そちらこそよく帰ってきたのが分ったな」
「いいや家で預かっていた橙が「来た!」と言って飛翔毘沙門天で飛び出していけば分るさ
所で俺に急に橙を預けて何しに言っていたんだ?」
「ちょっと紫様がある所に出かけると言い出してなそれについて行く形で僧侶と話し合いをしてきた」
「まだここを知っている坊さんがいるのか
で、話の内容は?」
「藍様ーこれでいいの?」
声が割り込む
さっき黒猫が居たところに少女が酒瓶とコップを持っていた
「ああ橙それで良いんだ、よかったら飲まないか土産だ」
「ちょうど良いこっちはつまみだ」
根岸が手に持った包みを開ける
そこには重箱(五段)と箸があった
根岸が重箱を開ける、そこには稲荷寿司と浅漬けの漬物が入っている
「ありがたい紫様は帰ってくるなり「藍ー後は頼むわー」と言ってすぐに寝てしまってな
掃除と物品の整理で今夕飯にしようとしていた所だ」
「橙 ほらお前の分もあるぞ」
「ありがとう!一朗さん」
根岸が二段目を開放する
そこには焼きたてほやほやの鮎が八尾ほど詰まっていた
「今年の初物が取れてなそれで内部でじっくりと加熱しながら持って来た」
「今年は色々あったな」
「そうだな………ところで、僧侶とどんな話をしてきたんだ?」
「真面目な一朗には合わないが呪の事だ」
「ああそういう話か大方それは何で在るかという事だよな」
「そうだ分っているなら聞いてみるが呪とはなんだと思う?」
「そうだな俺はこう思う、物と物を結びつける糸みたいな物じゃないか?」
「そんな考え方もあったか、意外だな一朗がそんな事まで知っているとは」
「悪かったな此処に来る前やっていた仕事で妖怪変化に関しては古今東西の呪法に至るまで大抵は知っている
その殆どに「それを封印するときは名前をちゃんと言える事」が書かれているからさ」
「そうなのか、で前やっていた仕事の話を聞いたことが無いんだが」
「そうだな、外には化け物退治を専門にやっている巨大な組織があって、そこで一番弱い戦闘員みたいなものをやっていた。ある日森に迷い込んだらそこは強大な吸血鬼の体内でやけっぱちで全員突撃したら俺一人が相打ちに近い形で勝ったがそいつに血を吸われて
そいつの跡を継ぐことになった、そんでもって一気に大出世さ、それで大体50年吸血鬼ハンター兼化け物退治をやって妻も出来た。そんなある日にお嬢様を倒せと依頼されて負けて、まあ今が在る」
「意外と凄いな」
「そうか?俺の周りはもっと凄い奴がいるけどな」
「今度聞かせてもらいたいな
で、相談が在るんじゃないか?」
「ああそうだった3日前紅魔館の第一宝物庫から一個のバイオリンが盗まれた」
「ほう、霧雨の魔女でも突っ込んだのか?」
「いいや何一つとして痕跡は無かった、それが月弧と呼ばれる物で一回だけ弾いた事があるんだ」
「では内部で誰かが?」
「いいやああいう重要区域の結界を解けるのは主と図書館とメイド長と」
「一朗位か……それだけか?」
「いいやその月弧の音を俺は一昨日に耳にしているのさ」
この月弧(げっこ)の音を耳にした晩の経緯はこうだった
根岸はその日は当直だった
一朗の楽器の腕に関しては、騒霊回顧録静の章と躁の章より
「本職はチェロなのにあそこまでやれるのは驚いた」(ルナサ・プリズムリバー)
「サックスじゃ負けるねーでもトランペットならブッチギリだ!」(メルポ(ガッ すみません不適切な表現がありました)メルラン・プリズムリバー)
と言われる位の天才的な腕を持つ
特にこの前あった宴会騒ぎの時に披露したフォーオブアカインドで一つの楽団を構成して「上海紅茶館」等を代表する紅魔館の曲をやったのは皆の記憶に新しい
初めて一朗が演奏を披露して一気に知名度を上げたからである、元々戦闘力がトップクラスで吸血鬼と来れば名が知れているが更に名を広めた。
「何でもありかよあいつ」(演奏後の霧雨魔理沙が言った言葉)
その感度の良い耳が聞き違えるはずが無い
しかしその演奏はその一朗を聞き惚れさせるほどの物だった
怪しく思いつつも一朗は信頼するメイドを連れて外に出た、南へ南へと進むうちに紅魔湖を超えて魔法の森の付近まで来てしまった
魔法の森は真っ暗で光も通らない上に正体不明の鳴き声がする。隣にいるメイドは怯えて「帰りましょう」と言っているが一朗はそれを聞いていた
なんと胸を打つ音だろう大抵の曲を知ってなおかつ弾いた弾いた自分でさえも胸を打たれた
自慢じゃないが一朗は幻と言われたストラディバリの廃番号でオリジナルの曲を聴いたことが在る
その聴いた曲は奏者はが珍しいからここに書かれる、奏者は紅魔館ヴワル魔法図書館司書ク・リトル・トゥールー通称リトルもしくは小悪魔だ。
それを見れたのは偶然だった、暇だから時計台でのんびりと煙草を吹かしていたら小悪魔が辺りを気にしながら登って来るのが見えた
慌てて煙草を消して見守る、4角に防音結界を張った後彼女はそれを取り出した
紅魔館には様々な宝が眠っている
その中の一つで外の世界では無くなった楽器や道具が在る、小悪魔が取り出したのもその一つであるストラディバリだった
{何をするつもりだ?}
一朗は考えながら見張っていた
「行きますか」
小悪魔がそういったと同時にそれを弾き始めた
ゆっくりと重厚にそして軽やかに旋律は流れて行く
一朗は壁に背をつけて聞いていた。
そして演奏が終わって小悪魔は呟く
「誰も聞いていませんがやっぱりバイオリンが弾ける人に聞いて欲しかったな」と
一朗は思わず飛び出した、理知的な一朗らしくない行動だ
「!!」
羽が四枚ともピンと張って驚いた様子でこちを見る小悪魔
「上手いじゃないか、ちょっと待ってろ」
そう言って宝物庫から月弧を持ち出す
戻ってみるとまだ居た
「えっ!?」
明らかにパニックだが
楽譜を見て奏でる
「えっ!?」
小悪魔が驚いたようにこちらを見ているがそんなものは眼中に無い
しかし聴いていた時点で予測していたが、こいつは素人じゃ出来ない
ふと気付けば演奏が二重奏になっている、言うまでも無い隣で小悪魔が弾いているのだ、そして演奏が終わった
「そんな趣味あったんですか?」
「悪いか?」
「いいえ、素敵でした」
この後紅魔館では、何処からかバイオリンの調べが聞こえて来るようになったと言う、花の異変の後にはフルートも追加されたとか
そして話は戻る
「とまあそんな事で月弧を弾いたわけだが」
「成る程な何で私に相談を持ちかけるんだ?
この程度の異変一朗一人でも余裕だろに」
「別に気が向いた程度と旅行先から帰った者への最新ニュースさ」
「ちょっと興味が湧いたな」
「実はな、昨日はその司書と一緒に行ってみたんだ」
「聞かせてくれないか?」
「ああ」
根岸の言う所によると
やはり聞こえて来たので念の為に寝る前だった小悪魔を連れて外に出た
「あれ一朗さんが弾いていたんじゃないんですか?」
と聞かれた所から事件はあんまり伝わってないらしい
また魔法の森に着く
「凄いですねまるで悲しいだけの様な旋律」
「おーい誰だ?」と尋ねてみた所
「その瞬間旋律は止んでしまったと」
「その通り」
「かなり興味が湧いた行ってみるか」
「ああ」
「ちょっと待っていてくれ用意をする」
「何だ?」
「楽器を持って行く」
「藍お前弾けたのか!」
「一応な、和楽器だが」
「安心しろ宝物庫から俺も秘密兵器を持って来た」
「その肩のケースか?」
「ああちゃんと調律済みの最高峰の廃盤を持って来た」
「頼もしいな私も持ってくる」
藍が中に引っ込む
暫くして戻ってくる
「何を持ったんだ?」
「ああこれだ」
「篳篥か」
「橙、紫様が起きたらこの重箱の三.四.五段目を上げておいてくれ」
「良くお分かりでいらっしゃる」
「当然だろこういう時一郎が持ってくるのはたいていそうだ」
「じゃあ紅魔館で暫く待つか」
「ああそれがいい」
「いってらっしゃい藍様!」
「ああ行って来るよ橙」
そして2つ影がマヨヒガから飛び立った
「さて、どうしよっかな」
「藍~」
「あっ紫様起きちゃった」
そして時は経ち紅魔館、時刻は
「1時54分かそろそろだな」
「ん?」
「聞こえ出したか」
物悲しい旋律が流れる
「じゃあ行くか」
「ああ」
また魔法の森に着く
「さてここからをどうするかな」
「声が聞こえないか」
「ん?そう言えば」
旋律の後に何か聞こえる
「この国の言葉じゃ無いな」
「こいつは俺の母国の言葉だ!」
「何処だ?」
「今は殆ど使われていないがアイルランド語だ
マリアいや違うなサリア愛しの愛娘よ貴女は何処へ」と
根岸が旋律を翻訳する
「話しかけられるか?」
「ああ一応な」
根岸が話しかける、今度は返事があった
「英語か私は苦手だな」
「お隣の関係で喋れる俺がやるしかないか」
根岸が英語でやり取りをする
(作者は英語が赤点な為省略させていただきます)
話によると月弧を持っているのはこの作者で在るらしい
作者はこれを最大限に生かす奏者を探しているらしい
「Are you japanese ok?」
「出来ます」
「では」
根岸が一つの曲を言う
「そんな曲で?」
「藍頼む」
「どれを弾けば良いんだ?」
譜面が渡された
「篳篥で弾けるのか?」
「ああ一応な」
そして合奏が始まった
何処にでも在る曲がまったく違う曲となって流れる
霧雨の魔女が近くを飛んでいてこの旋律を耳にしたが
「聞いたことあるかそうじゃない聞かなきゃいけないそんな感じがした」
そして演奏が終わる
「一つ頼みたいことがあります」
「我々に出来る範囲内だったらしよう」
「あの紅い館に私の娘そっくりのメイドがいるのですお願いします」
「わかった見た目と名前を頼む後、そちらの名前は?こちらは根岸一朗と言う」
「サリア、サリア・ロチェスター」
「ありがとう」
それでその日は終わった。
次の日根岸と藍はそのメイドを連れて森へ行った
「まず楽器からだ」
「その前にメイドを頼みます」
「解ったじゃあ、安全だから行って来い」
「はっはい!」
メイドが森の中へ消えて行く
月弧が帰ってくる
「これで終わりか?」
「一朗!伏せろ!」
瞬間的に二人が伏せる
次の瞬間二人の上を「グングニル」が通過
「やっと終わるわ」
「お嬢様!」
「根岸、どうして私にこういうことを黙っていたの?その上メイドを連れ出して訳の解らないのに渡すなんて執事失格よ」
「っ!まずいぞ!」
「ああ!お嬢様お叱りは後で!」
根岸が飛び出してゆく
闇の中から「キャァァァァァ!!」 「間に合った!逃げるぞ」 「畜生!何故このような事を!」と物音がした後、根岸がメイドを連れて飛び出してきた。
「待てぇぇぇぇぇぇ!!」
続いて、形容の仕様のない怪物が飛び出す
「この!銃符「ミリオン・シェル」!」
根岸が銃弾をばら撒きメイドを逃がす。
「動くな根岸一朗」
根岸が放った銃弾の大半がその怪物にあたるしかし怪物が一睨みすると根岸の動きが止った
「紅符「不夜城レッド」!」
レミリアも撃つが怪物の一睨みで動けなくなる
「レミリア・スカーレット!お前かこの槍を打ち込んだのは!」
そのまま頭から飲み込まれた
「次はお前だ、私を感動させるほどの演奏者だったがここで殺そう!」
根岸は動けなかった
たとえ、メデューサの石化の目を見ても固まらない自信があると言うか、固まらなかった自分が固まってしまった。
しまった昨日、自分の名前を相手に明かしてしまった。
目の前の相手が動く、動けない自分ではどうしようもない、その時
「止まれサリア・ロテェスター」
相手の動きも止まった
「藍!」
「何だ動けたのか」
「ああ本名はまた別だしな、でどうする?」
「こうするんだ、ナイフか何か無いか?」
「ああこれでいいか?」
「ああ」
何気も無い様に藍の持ったナイフが怪物をえぐる
「やはり鳥だったか」
鳥が中から取り出される
「月弧を置いてくれ」
根岸は言われるままに月弧を地面に置く
「生き物ではないこの楽器に憑け」
ぶしゅ
鳥の嘴が藍の左腕に刺さった、その瞬間藍は右手で鳥の目を塞いだ
月弧の上に鳥を置く、刺さった右腕からは激しく出血している
そして鳥に向かってこう言った
「あのバイオリンの音は良かったな
もっとうまく使ってくれるものが居る、そこへ行け」
鳥の目を塞いでいた手を離す
目は閉じられていた、そして灰になり一陣の風で消えていってしまった
「藍___」
「彼女はこれに憑いた」
「解っている貸してくれ」
「ああ」
根岸が奏で始める
物悲しい曲では無く、農村の楽しそうな一日の曲
根岸が演奏を終えて言う
「前より良くなったな」
「当たり前だろ製作者が憑いているのだから」
「甘い言葉ほど良く効くものはないかと言う事か」
「根岸」
「お嬢様、何でしょう」
「館に帰ったら……解っているわね」
「ええ」
そこで別れる
この後一朗は2週間ほど眠れ無かったと言う
続く
作者の独自的解釈が入っているのでご注意ください
ここは幻想卿
幻想郷は不思議な空間である。この島国特有の巫女や鬼がいるかと思えば、西洋風の魔法使いや吸血鬼も存在する。多様な人妖が織り成す世界だった。
別に人間自体も強い訳だから関係無いが
ここでは何が起きても不思議ではない
その中に境界を操る妖怪が居る名は 八雲 紫
幻想卿でも最強クラスの力を持つ彼女には2人の式が居る、八雲 藍と橙だ
これはその八雲藍と、とある吸血鬼の男が体験した摩訶不思議な出来事である。
と、その前に八雲藍について少し語っておこう
彼女は自分で式を打つ事が出来る位強い妖怪である事は皆知っている。
では、何処出身なのか? それは誰も知らない
やれ大陸で名を馳せていてた九尾の狐だとか、やれただの狐が懐いてこうなったとか言われているが実際は不明だ
しかし友人の西行寺 幽々子によると
「さぁ?出会った時から居たわ~ところでお饅頭(以下反故蝶)」
と言う事からかなり長く一緒に居るのだろう。
実力に関しても幻想卿ではトップクラスであり、親バカで有名な妖怪である
式を打てると言う事で陰陽道にも詳しく、その道に関しては博麗の巫女よりは役に立つだろう
マヨヒガの外ではあんまり見ないが結構外の事情に詳しく様々なことを知っていると言う
さて、話を進めよう
九尾の狐 月琴と言うバイオリンを取り返すと言う事
その日紅魔館で執事と厨房の長でありフランドール付きの執事である根岸一郎はマヨヒガに居た
時は文月の始まりの方だこっちで言うなら7月の20日の辺りだ
梅雨の終り特有の雨が2,3日降り続いて上がった直後であった。
さんさんと太陽が降り注いだ後だったので蒸し暑い
一朗は吸血鬼であるが片時も離さないアミュレットによって日光はもとい流れ水も克服していた
時刻は夕暮れである。
根岸は腕時計を見て、「17時48分か……」
マヨヒガの鳥居を潜った
根岸は何時もと同じ執事服に軍靴を履いている
背中には大型のライフルと黒いケースを、手には黒い包みを持ちマヨヒガへと歩く
年齢は30代後半に見えるが何歳なのか本人も
「さあ、知識だけだったら1000以上吸血鬼としてなら50年ぐらいで良く覚えていない」と語るから本人も忘れているのだろう
精悍さを感じさせる風貌に黒縁古風な眼鏡をつけたその顔は曇っていた
何かに悩んでいる様子であった。
「帰ってきてるな」
根岸の目の前には黒猫が居る、根岸はその黒猫に話しかけた
「昼出て行った時には解っていたが、ご主人様居るだろ?」
「にゃあ」
「猫まねか………」
猫はそのままトテトテと根岸を先導する様に歩いて行く、尻尾が二股に分かれていた
ふと、甘い匂いが鼻に届く
歩きながら探すとすぐに見つかった
白玉楼程でないが広く整った庭に歳経た大きな藤の木があり一つだけ花が咲いている
「にゃあ」
「ああゴメン橙今行く」
猫に従って縁側に着く
「着たか_」
縁側に座るようにして八雲藍がそこにいた
「よく解ったな」
「橙が「一朗が相談があるって言っていた」と教えてくれてな用意をしたんだ
そちらこそよく帰ってきたのが分ったな」
「いいや家で預かっていた橙が「来た!」と言って飛翔毘沙門天で飛び出していけば分るさ
所で俺に急に橙を預けて何しに言っていたんだ?」
「ちょっと紫様がある所に出かけると言い出してなそれについて行く形で僧侶と話し合いをしてきた」
「まだここを知っている坊さんがいるのか
で、話の内容は?」
「藍様ーこれでいいの?」
声が割り込む
さっき黒猫が居たところに少女が酒瓶とコップを持っていた
「ああ橙それで良いんだ、よかったら飲まないか土産だ」
「ちょうど良いこっちはつまみだ」
根岸が手に持った包みを開ける
そこには重箱(五段)と箸があった
根岸が重箱を開ける、そこには稲荷寿司と浅漬けの漬物が入っている
「ありがたい紫様は帰ってくるなり「藍ー後は頼むわー」と言ってすぐに寝てしまってな
掃除と物品の整理で今夕飯にしようとしていた所だ」
「橙 ほらお前の分もあるぞ」
「ありがとう!一朗さん」
根岸が二段目を開放する
そこには焼きたてほやほやの鮎が八尾ほど詰まっていた
「今年の初物が取れてなそれで内部でじっくりと加熱しながら持って来た」
「今年は色々あったな」
「そうだな………ところで、僧侶とどんな話をしてきたんだ?」
「真面目な一朗には合わないが呪の事だ」
「ああそういう話か大方それは何で在るかという事だよな」
「そうだ分っているなら聞いてみるが呪とはなんだと思う?」
「そうだな俺はこう思う、物と物を結びつける糸みたいな物じゃないか?」
「そんな考え方もあったか、意外だな一朗がそんな事まで知っているとは」
「悪かったな此処に来る前やっていた仕事で妖怪変化に関しては古今東西の呪法に至るまで大抵は知っている
その殆どに「それを封印するときは名前をちゃんと言える事」が書かれているからさ」
「そうなのか、で前やっていた仕事の話を聞いたことが無いんだが」
「そうだな、外には化け物退治を専門にやっている巨大な組織があって、そこで一番弱い戦闘員みたいなものをやっていた。ある日森に迷い込んだらそこは強大な吸血鬼の体内でやけっぱちで全員突撃したら俺一人が相打ちに近い形で勝ったがそいつに血を吸われて
そいつの跡を継ぐことになった、そんでもって一気に大出世さ、それで大体50年吸血鬼ハンター兼化け物退治をやって妻も出来た。そんなある日にお嬢様を倒せと依頼されて負けて、まあ今が在る」
「意外と凄いな」
「そうか?俺の周りはもっと凄い奴がいるけどな」
「今度聞かせてもらいたいな
で、相談が在るんじゃないか?」
「ああそうだった3日前紅魔館の第一宝物庫から一個のバイオリンが盗まれた」
「ほう、霧雨の魔女でも突っ込んだのか?」
「いいや何一つとして痕跡は無かった、それが月弧と呼ばれる物で一回だけ弾いた事があるんだ」
「では内部で誰かが?」
「いいやああいう重要区域の結界を解けるのは主と図書館とメイド長と」
「一朗位か……それだけか?」
「いいやその月弧の音を俺は一昨日に耳にしているのさ」
この月弧(げっこ)の音を耳にした晩の経緯はこうだった
根岸はその日は当直だった
一朗の楽器の腕に関しては、騒霊回顧録静の章と躁の章より
「本職はチェロなのにあそこまでやれるのは驚いた」(ルナサ・プリズムリバー)
「サックスじゃ負けるねーでもトランペットならブッチギリだ!」(メルポ(ガッ すみません不適切な表現がありました)メルラン・プリズムリバー)
と言われる位の天才的な腕を持つ
特にこの前あった宴会騒ぎの時に披露したフォーオブアカインドで一つの楽団を構成して「上海紅茶館」等を代表する紅魔館の曲をやったのは皆の記憶に新しい
初めて一朗が演奏を披露して一気に知名度を上げたからである、元々戦闘力がトップクラスで吸血鬼と来れば名が知れているが更に名を広めた。
「何でもありかよあいつ」(演奏後の霧雨魔理沙が言った言葉)
その感度の良い耳が聞き違えるはずが無い
しかしその演奏はその一朗を聞き惚れさせるほどの物だった
怪しく思いつつも一朗は信頼するメイドを連れて外に出た、南へ南へと進むうちに紅魔湖を超えて魔法の森の付近まで来てしまった
魔法の森は真っ暗で光も通らない上に正体不明の鳴き声がする。隣にいるメイドは怯えて「帰りましょう」と言っているが一朗はそれを聞いていた
なんと胸を打つ音だろう大抵の曲を知ってなおかつ弾いた弾いた自分でさえも胸を打たれた
自慢じゃないが一朗は幻と言われたストラディバリの廃番号でオリジナルの曲を聴いたことが在る
その聴いた曲は奏者はが珍しいからここに書かれる、奏者は紅魔館ヴワル魔法図書館司書ク・リトル・トゥールー通称リトルもしくは小悪魔だ。
それを見れたのは偶然だった、暇だから時計台でのんびりと煙草を吹かしていたら小悪魔が辺りを気にしながら登って来るのが見えた
慌てて煙草を消して見守る、4角に防音結界を張った後彼女はそれを取り出した
紅魔館には様々な宝が眠っている
その中の一つで外の世界では無くなった楽器や道具が在る、小悪魔が取り出したのもその一つであるストラディバリだった
{何をするつもりだ?}
一朗は考えながら見張っていた
「行きますか」
小悪魔がそういったと同時にそれを弾き始めた
ゆっくりと重厚にそして軽やかに旋律は流れて行く
一朗は壁に背をつけて聞いていた。
そして演奏が終わって小悪魔は呟く
「誰も聞いていませんがやっぱりバイオリンが弾ける人に聞いて欲しかったな」と
一朗は思わず飛び出した、理知的な一朗らしくない行動だ
「!!」
羽が四枚ともピンと張って驚いた様子でこちを見る小悪魔
「上手いじゃないか、ちょっと待ってろ」
そう言って宝物庫から月弧を持ち出す
戻ってみるとまだ居た
「えっ!?」
明らかにパニックだが
楽譜を見て奏でる
「えっ!?」
小悪魔が驚いたようにこちらを見ているがそんなものは眼中に無い
しかし聴いていた時点で予測していたが、こいつは素人じゃ出来ない
ふと気付けば演奏が二重奏になっている、言うまでも無い隣で小悪魔が弾いているのだ、そして演奏が終わった
「そんな趣味あったんですか?」
「悪いか?」
「いいえ、素敵でした」
この後紅魔館では、何処からかバイオリンの調べが聞こえて来るようになったと言う、花の異変の後にはフルートも追加されたとか
そして話は戻る
「とまあそんな事で月弧を弾いたわけだが」
「成る程な何で私に相談を持ちかけるんだ?
この程度の異変一朗一人でも余裕だろに」
「別に気が向いた程度と旅行先から帰った者への最新ニュースさ」
「ちょっと興味が湧いたな」
「実はな、昨日はその司書と一緒に行ってみたんだ」
「聞かせてくれないか?」
「ああ」
根岸の言う所によると
やはり聞こえて来たので念の為に寝る前だった小悪魔を連れて外に出た
「あれ一朗さんが弾いていたんじゃないんですか?」
と聞かれた所から事件はあんまり伝わってないらしい
また魔法の森に着く
「凄いですねまるで悲しいだけの様な旋律」
「おーい誰だ?」と尋ねてみた所
「その瞬間旋律は止んでしまったと」
「その通り」
「かなり興味が湧いた行ってみるか」
「ああ」
「ちょっと待っていてくれ用意をする」
「何だ?」
「楽器を持って行く」
「藍お前弾けたのか!」
「一応な、和楽器だが」
「安心しろ宝物庫から俺も秘密兵器を持って来た」
「その肩のケースか?」
「ああちゃんと調律済みの最高峰の廃盤を持って来た」
「頼もしいな私も持ってくる」
藍が中に引っ込む
暫くして戻ってくる
「何を持ったんだ?」
「ああこれだ」
「篳篥か」
「橙、紫様が起きたらこの重箱の三.四.五段目を上げておいてくれ」
「良くお分かりでいらっしゃる」
「当然だろこういう時一郎が持ってくるのはたいていそうだ」
「じゃあ紅魔館で暫く待つか」
「ああそれがいい」
「いってらっしゃい藍様!」
「ああ行って来るよ橙」
そして2つ影がマヨヒガから飛び立った
「さて、どうしよっかな」
「藍~」
「あっ紫様起きちゃった」
そして時は経ち紅魔館、時刻は
「1時54分かそろそろだな」
「ん?」
「聞こえ出したか」
物悲しい旋律が流れる
「じゃあ行くか」
「ああ」
また魔法の森に着く
「さてここからをどうするかな」
「声が聞こえないか」
「ん?そう言えば」
旋律の後に何か聞こえる
「この国の言葉じゃ無いな」
「こいつは俺の母国の言葉だ!」
「何処だ?」
「今は殆ど使われていないがアイルランド語だ
マリアいや違うなサリア愛しの愛娘よ貴女は何処へ」と
根岸が旋律を翻訳する
「話しかけられるか?」
「ああ一応な」
根岸が話しかける、今度は返事があった
「英語か私は苦手だな」
「お隣の関係で喋れる俺がやるしかないか」
根岸が英語でやり取りをする
(作者は英語が赤点な為省略させていただきます)
話によると月弧を持っているのはこの作者で在るらしい
作者はこれを最大限に生かす奏者を探しているらしい
「Are you japanese ok?」
「出来ます」
「では」
根岸が一つの曲を言う
「そんな曲で?」
「藍頼む」
「どれを弾けば良いんだ?」
譜面が渡された
「篳篥で弾けるのか?」
「ああ一応な」
そして合奏が始まった
何処にでも在る曲がまったく違う曲となって流れる
霧雨の魔女が近くを飛んでいてこの旋律を耳にしたが
「聞いたことあるかそうじゃない聞かなきゃいけないそんな感じがした」
そして演奏が終わる
「一つ頼みたいことがあります」
「我々に出来る範囲内だったらしよう」
「あの紅い館に私の娘そっくりのメイドがいるのですお願いします」
「わかった見た目と名前を頼む後、そちらの名前は?こちらは根岸一朗と言う」
「サリア、サリア・ロチェスター」
「ありがとう」
それでその日は終わった。
次の日根岸と藍はそのメイドを連れて森へ行った
「まず楽器からだ」
「その前にメイドを頼みます」
「解ったじゃあ、安全だから行って来い」
「はっはい!」
メイドが森の中へ消えて行く
月弧が帰ってくる
「これで終わりか?」
「一朗!伏せろ!」
瞬間的に二人が伏せる
次の瞬間二人の上を「グングニル」が通過
「やっと終わるわ」
「お嬢様!」
「根岸、どうして私にこういうことを黙っていたの?その上メイドを連れ出して訳の解らないのに渡すなんて執事失格よ」
「っ!まずいぞ!」
「ああ!お嬢様お叱りは後で!」
根岸が飛び出してゆく
闇の中から「キャァァァァァ!!」 「間に合った!逃げるぞ」 「畜生!何故このような事を!」と物音がした後、根岸がメイドを連れて飛び出してきた。
「待てぇぇぇぇぇぇ!!」
続いて、形容の仕様のない怪物が飛び出す
「この!銃符「ミリオン・シェル」!」
根岸が銃弾をばら撒きメイドを逃がす。
「動くな根岸一朗」
根岸が放った銃弾の大半がその怪物にあたるしかし怪物が一睨みすると根岸の動きが止った
「紅符「不夜城レッド」!」
レミリアも撃つが怪物の一睨みで動けなくなる
「レミリア・スカーレット!お前かこの槍を打ち込んだのは!」
そのまま頭から飲み込まれた
「次はお前だ、私を感動させるほどの演奏者だったがここで殺そう!」
根岸は動けなかった
たとえ、メデューサの石化の目を見ても固まらない自信があると言うか、固まらなかった自分が固まってしまった。
しまった昨日、自分の名前を相手に明かしてしまった。
目の前の相手が動く、動けない自分ではどうしようもない、その時
「止まれサリア・ロテェスター」
相手の動きも止まった
「藍!」
「何だ動けたのか」
「ああ本名はまた別だしな、でどうする?」
「こうするんだ、ナイフか何か無いか?」
「ああこれでいいか?」
「ああ」
何気も無い様に藍の持ったナイフが怪物をえぐる
「やはり鳥だったか」
鳥が中から取り出される
「月弧を置いてくれ」
根岸は言われるままに月弧を地面に置く
「生き物ではないこの楽器に憑け」
ぶしゅ
鳥の嘴が藍の左腕に刺さった、その瞬間藍は右手で鳥の目を塞いだ
月弧の上に鳥を置く、刺さった右腕からは激しく出血している
そして鳥に向かってこう言った
「あのバイオリンの音は良かったな
もっとうまく使ってくれるものが居る、そこへ行け」
鳥の目を塞いでいた手を離す
目は閉じられていた、そして灰になり一陣の風で消えていってしまった
「藍___」
「彼女はこれに憑いた」
「解っている貸してくれ」
「ああ」
根岸が奏で始める
物悲しい曲では無く、農村の楽しそうな一日の曲
根岸が演奏を終えて言う
「前より良くなったな」
「当たり前だろ製作者が憑いているのだから」
「甘い言葉ほど良く効くものはないかと言う事か」
「根岸」
「お嬢様、何でしょう」
「館に帰ったら……解っているわね」
「ええ」
そこで別れる
この後一朗は2週間ほど眠れ無かったと言う
続く
橙
>プリズムバー
プリズムリバー
>グンニグル
グングニル
なお、点数と誤字はまったくの別関係です
万能型で他人のフォローをすると見せかけて実は問答無用の最強系。
設定優先でキャラが薄く、そのため空気にしかならない。でも強いから
読者の反発だけは買ってしまう。
反故蝶でなく反魂蝶、ストラディバリはストラデヴァリウスでは?
なんでフォーオブアカインド使えるのかも不明。
オリキャラスレにあった「植物を操る程度の能力」も全然使われてないですよね?
オリキャラすべてを否定はしませんが、その場その場で設定を付け足していくと破綻しますよ?
句読点の使い方も甘く、読みにくい場所があります。
ところで騒霊回顧録ってどこにあるのでしょうか?
>幻想郷は不思議な空間である。
卿?
陰陽師に関してはあの独特のテンポ・雰囲気がどこかせっかちなものになってしまっており、また原作では存在していた呪に関する諸々の説明がないため、動きが止まるくだりが唐突に感じます。メイドに関しても、鬼(?)が「お願いします」としか言っていないので原作のように「妻に似ている侍女と一晩契りたい」のか単に「娘に似ているから会いたい」のかよく判りません。同様に、その場に連れ出されたメイドが原作のように式による影武者なのかそれとも本人なのかよく判りません。
東方であるという点に関しても、このオリキャラは色々とそぐわない点が多いです。
まずライフルに腕時計という現代的な装備。幻想郷はある程度昔風の世界なので、こういったものは(ギャグでもない限り)説明無しに出てくると大きな違和感があります。
次に吸血鬼が従者であること。レミリアとフランがああいった我が儘で子供っぽい性格なのは吸血鬼という悪魔の種族であることに起因していたはずなので、幻想郷にいる吸血鬼としてあのような余裕のある性格でしかも従者をしているのは奇妙です。また日光や流れ水に弱いというのは恐ろしい存在である吸血鬼に可愛げや親しみを与えるものになっているので、それを安易に克服させてしまうとキャラクターの魅力を奪い、可愛げの無いキャラとして反感を持たれることに繋がってしまうと思います。
それからレミリアが一応主だけあってオリキャラより強くて偉い「設定」になっているのはなんとなく読みとれるのですが、強くて偉いんだなぁと実感させる「描写」がなく、背景または空気と化しているのが気になります。本来従者にとって主は絶対的な存在であり、出会えばかしこまる、襲われれば何を置いても守る、命じられれば遂行する、というようなものなのに、丸飲みされてしまっても動揺・危機感・絶望などが全く感じられないのはどうかと思います。ついでに丸飲みされたレミリアが何の描写もなく平然と会話しているのもよく解りません。腹から出てきた、とか鬼が消滅したら残った、とか何か…。
オリキャラが活きるときは必ず既存のキャラが活きているときだと思うので、ここまでないがしろにされてしまっていて魅力が殺されてしまっていては、オリキャラが活きることはほぼないといって間違いないと思います。
最後に。誤字が既に幾つか挙がっていますが、文中では折角月弧で統一されているバイオリンの名前がタイトルで月琴になってしまっているのがとても勿体ないと思いました。
なお点数については数値よりコメントの「次に期待しています」だけの意味で入れましたので、色々改善した上で是非また投稿して下さい。
この路線を貫くのであれば、ここへの投稿は自粛して頂くのが懸命かと思います。
書いてる本人は好きなんだろうけど、読んでる側としては好感なんて余程の事が無い限り持てない訳よ
勝手にベラベラとろくすっぽ世界観なんて考えてない設定とか語られても退屈なわけ
まーオリキャラ物は全部マイナスってワケでもないけどね
材料、調理法ともに読者にうまいと言わせるにはかなりの技量が必要って事
今回はまぁ…そういう事なんだろ
どうも、オリキャラの色が強すぎるかと思われ。
外に出すものとして、書き上げてからしっかり見直すという事は、最低限の礼儀ですよ?
ある程度長ければ仕方がありませんが、この量でこの誤字数はありえません。
句読点の件は何人かの方も言ってくれていますが、どちからに統一しましょう。逆に気になります。
オリキャラは否定しません。この物語には、このキャラでなければいけない理由があるのでしょうから。私には解りませんが。
最低限、全体の構成と誤字についての見直しだけはして下さい。
きついようですが、出来ないようなら人には見せない方がいいです。貴方が辛いだけですから。
または書いてから三日くらいした後に見直してみてから投稿して下さい。
とにかく、自分でこれは確実に面白いと自信を持ててから投稿してください。
お願いします。 要約すると、勘弁してください。
作品は完成後に必ず読み返してみてください。無い方がすんなり読める単語および一文が結構あります。主人公の見せ方も、すごさをアピールする部分がかなり多く、嫌な言い方をすればどうにも鼻に付いてしまいます。
逆に、最初のほうはまだ良かったのですが、藍との会話が出てくる辺りから、著しく描写が減ってます。怪物が出てきたあたりでも、出てきた止まった食った倒したくらいでは、面白みに欠ける以上にイメージしにくいです。どのように、をもっと重点的に書かれては、と思いました。
句読点の使い方、語尾など文章の書き方が稚拙です。
設定を見て下さい、と書いておきながら設定が反映されてない部分がある、これは問題だと思います。
登場人物の名前の間違いも多いです。
原作の世界観を超える物や原作キャラより強い人物が出る場合、よほど設定を上手く扱い無理を無くすか
無理をねじ伏せるほどの力技(文章力)が無ければ読者は納得しません、そしてあなたはそのどちらも満たしていません。
オリジナルを出すなら、文章力を磨き設定を練りこむべきです。
次回の投稿では多少なりとも改善をして欲しいと、切に願います。
オリキャラは書き手の文章力がモロにでますから、安易な最強モノにするのではなくひとひねり入れるといいかと。
次回は東方のキャラ設定をもう少し深く理解した上で投稿していただけるように願います。
運命を操る能力・死を操るにしたって何らかしらの欠点がありますし
やっぱり一番は読みにくさでした。
誰がしゃべっているのか分からないので目を通しにくい。
どうしても此処で小説を投稿したいなら過去のオリキャラが出てくる小説を読んできっちり推敲した後にすべきだと思いますよ。
次には期待したいのでこの点数で
>>これはちょっと酷い。
なんで自分は最強設定が好きか、心に問うてみようなっ。
何処のおのぼりさんだ?
魅力無いオリキャラの踏み台したくて二次創作やってるの?
http://iwatam-server.dyndns.org/column/marysue/
・文章の昔話を出すときの時制は分かりやすくしてほしい。
とくに、過去のそのまた過去にいくので
今、現在、過去、大過去、のいずれかが分かりにくい。
>>「Are you japanese ok?」
普通に最初に確認すると思う。
>>それでその日は終わった。
この文章以後が話の展開が分かりにくいです。
なんで、襲われるのかとかその辺が分かりにくい、っていうか無理。
たぶんここが一番重要だったと思われ。
>>執事と厨房の長でありフランドール付きの執事
執事が厨房の長なとこがまったく想像できん、というか効率悪いだろ。
個人的な世界観ですが、
フランドールに執事はいらんだろ。
ついでに、執事のくせになんでそこまで顔広いんだ、あと不遜だ。
確かに会話の多い構成は確かにひねり出しやすい。 しかし、作者の頭の中にあるそのシーンの描写を入れないと、読んでる側はちょっと困る。
例えば会話シーン。二人は立って会話しているのか、歩いているのか、なども延々と「 」だけが並ぶと、読者には伝わり難い。(そういう表現方法もあるけど)
室内で動かないで会話しているにしても、それなりの描写は存在するし、あった方が作品に入り易いと、俺は思う。
もし、次を書くことがあるなら、あるいは今書いているならば、自分の作品を情景を思い描きながら読んでみることをオススメする。
少なくとも、俺はそれで読んでもらえるようになった。
頑張れ、悪意に満ちたコメントに見えるかもしれないが、貴方の少し先に皆がいる。
先ずは、推敲だ。
変わらん気もする。ほかの創作話でもいえることだけど
二次創作の条件ってただ東方キャラを出すだけじゃないんだと思う。
東方はせっかくこんないい世界観があるんだからそれを活かせるような
二次創作を目指してほしいな。
それができればオリキャラ百人入れたっていい作品ができると思うよ。
続きを書く気満々なようですが、まぁ、投稿するなとは言いません。
というか、続きは出してください。「続く」とあなた自身が公言してるので。
ただ、これらの評価全てを見ても尚内容に変化が見られないようであれば、こういう場所に投稿すべきではありません。
もしも続き自体を出さないというのであればこの作品を削除してください。
それでは、次回作に「期待」します。
自分のサイトでやられるのが宜しいかと
続き?書くの?
あまりの酷さに。
せめて推敲は丁寧におこないましょう。
他人の目に触れる文章を書く上での最低限の礼儀です。
あえて次回作に期待したいと思います。
その時には皆さんのコメントを活かした作品を読ませてください。
-30点の採点コメント(?)には「次に期待しています」
-20点で「もうちょっと」
-10点で「良くやった、と言いたい所だが」
ってなってるけどどうなんでしょう、他の台詞も用意して欲しかったな
期待もできない、及第にはもうちょっとどころでは無い作品に対応するコメントが無いと困ります
悪意は無い、と言っても解ってもらえないかもしれないし、解ってもらう気もありません
何か助言する気もない、これまでレスしている人たちがとてもためになることを書いて下さってます
「何か指摘があるのならビシビシお願いします。」
そう仰った以上、批判は甘んじて受け、助言には耳を傾けて下さい、どんなにそれが受け入れがたい言葉でも
商業誌のように打ち切りもなく、同人のように売り上げ部数が自尊心と家計を傷つけることもない
だからこそレスには目を通し、御自身の糧にして下さい
「続く」と宣言したからにはちゃんと続編を書くのが責任だと考えます
それをする覚悟がないならば、もともとこのような場に作品を投稿すべきではありません
前述した通り、創想話は商業や同人と違い、責任からほぼ完全に無縁な自由な表現の場です
それ故の不文律、いや、義務は果たすべきです、できないならこの作品は削除することをお勧めします
冗長な文章、失礼しました、どうかこれを一つの通過点として成長されることを切に願います
他の人物と入れ替わっても話が成立するようではキャラクターが憐れです。
この点から言わせてもらえば、今回のオリキャラに全く意味が見て取れません。
また、このオリキャラを動かす場は、東方作品ではなくても構わないのでは?
でも東方キャラが少し邪魔に感じました
博霊大結界破壊、幻想境消滅とか突き抜けた展開にすれば
逆にゲラゲラ笑えていいかもしれません。
内容もちょっと……
とりあえず書き上げてから一回くらいは読み直してみてください。
そうすれば、少しは表現のおかしいところや、言葉の足りないところも分かるはずですから。
この熱意を別の方向に向けると良いだろう
こういう「評価される」場に公開した以上、この結果を良く反芻して糧にしてください。
>前述した通り、創想話は商業や同人と違い、責任からほぼ完全に無縁な自由な表現の場です
この創想話やお絵かき板は、このサイトの管理人さんによって提供された場であり、
何かあればその筆禍は書いた本人が被るだけでなく、管理人さんにまで累が及ぶことになりかねません
表現するということから責任が乖離することはありえないのです、ここは無責任がまかり通る場では有りません
どなたもゆめゆめお忘れにならぬよう…
以上、訂正というか補足、あるいは蛇足終了、この作品の感想ですら無いなぁ、自論押し付け
駄作と思ったんならスルーすりゃいいのに、わざわざマイナス点つけて嫌味垂れ流してるだけのレスは単なる荒らしだろうが。
単に弱いものいじめしたいだけにしか見えない。
そのくせそういうレスは匿名がほとんど。どこにこんなにいたのって感じ。
ちゃんとした批評ができないくせに、こういう作品が来たら流れに乗ってワッショイワッショイ。
せめて作家に対しての、常識の範疇での礼儀は忘れるべきでない。
で、感想。
オリキャラが活躍する話は難しいです。
ちょっとでも東方キャラを食う動き方をすると、東方SSとしての味は途端に薄くなることがあるので…このお話はその傾向があります。
あと、設定(プリズムリバー姉妹や橙のことなど。既に指摘されてますが)ですが、これはもうちょっと原作をプレイしないとだめかと。
もうちょっと東方に関してしっかりしたデータを頭に入れて書くと、こういう間違いはしないと思いますよ。
あとは半年ROMれ、というわけではないですが、もっとここにあるSSを色々読んでみる事をおすすめします。
ここで「やってはいけない」ことが(なんか偉そうな言い方ですいません…でもこういう評価を受ける以上、やっぱりこの作品は不特定多数の読者に対して『創想話SSとしてやってはいけないこと』をやっちゃってると思います。まあ、それは上記オリキャラやら設定云々やらの話や、私以外の読者の方のアドバイスされてることなどを見て考えてみてください)わかると思います。
だらだらと長く書いてしまいすみません。不快に感じるのでしたら、スルーしてくださって結構です。このあなたがこの作品をご自身でどう思われるかはわかりませんが、また作品を投稿してくれると嬉しいです。
くだらねえ煽りコメントに新人さんの創作意欲が潰されるのは見るに耐えません。
「次に期待しています」本当にこの言葉を込めて、この点数で失礼させていただきます。
その後も立て続けに繰り出される私のツボを全て知っているかのような誤字の嵐。そして根岸さん。
まるですっかりテンプレ化した東方二次創作に対する反抗かと思えるような作品ですね。
しかし最初に読んだ時は正直なんだこれとしか思えませんでしたが、
もう一度じっくり読んでみるとこれは狙い澄まされたギャグSSなのだと私は感じ取りました。
これが作者様の意図なのかどうかは解りませんが、そういった意味では非常に楽しめた作品だったと思います。
もし、オリジナルキャラを使う場合、自分の設定だけでも守ったほうが良いと思うし、オリジナルキャラは力が強いとかよりも仲良くすることができるなど平和な能力を持っている方が僕は言いと思います。
レス記入時に自分の文章に誤字脱字があるのなら人のことは言えないはず。
2人ぐらい考え直してください
これ以上やったら再起不能になるか、釣られた奴をほくそえむかのどっちか
なんだから。
まぁこれは、創想話に限らず大抵の二次創作に関して言えることなのですが。
ですから、オリキャラというのは受け入れられにくいです。主人公となればなさら。
なぜなら、オリキャラが活躍してしまうと、その分東方キャラの活躍が少なくなってしまう。
自分達の好きなキャラが、(読み手からすれば)どこの誰とも判らないオリキャラのせいで割りを食ってしまう。
それでは読者は面白くありません。
特にこの話の一郎は、「何でもあり」というオリキャラで最もやってはいけない設定を持ってしまっている。
AIM-120Mさんにとって一郎は、自身の産み出したキャラであり愛着もあるのでしょうが、どうもこの話はその一郎がまず先にあって、それを活躍させるための話、というように思えてしまいました。
一郎を知らない私からすれば、そも彼が登場する理由もわかりません。
一郎が咲夜さんに代わってもこの話は成立すると思いますし、その方が評価も良かったかも知れません。
オリキャラを出してはいけない、というわけではないのですが、出すとしてもまず東方キャラを第一にし、話を盛り上げるために必要があればオリキャラを使う、と、そのようにした方が良いと思います。
文章そのものについても、残念ながらまだまだ、といった具合です。
誤字脱字や句読点の抜けが多いと、話自体が面白くても興ざめしてしまいます。推敲はしっかりと。
それと、会話ばかりで状況の描写が薄く、何が起きているのか判らない場面もあります。
わざと読み手に判りにくいようにして書くのもテクニックの一つではありますが、そうした意図が無いのであれば、描写はなるべく詳しくした方が良いでしょう。
文の書き方について学ぶには、他人の作品を読むのが一番です。小説を読む際には、話の内容だけではなく文章の作り方もしっかりとみておくと勉強になります。
話の内容自体は、私は元ネタは知らないのですが、面白そうだな、と感じました。
今はまだ力不足、といった感が否めませんし、この点数を見てショックも受けているかも知れませんが、あなたの作品についた多くのコメントを読んで問題点を把握し、それを改善していけばもっと良いものが必ず書けます。頑張ってください。
長々と失礼しました。次回を期待しています。
Rateがおかしなことになっていますが
作者の方もこの場所を大切に思うのなら
自ら一歩を引く勇気はありませんか?
あまりに笑ったんで逆に100点入れようかと思ったがやっぱやめ
正直、マイナスが多すぎるレスって見てるほうも嫌な気分になるし。
自分が書きたい作品は、チラシの裏に書く。
自分が書きたい作品を読んで評価してもらいたい時は、評価してもらえる場所と自分の作品が合うかどうかを調べて書く。
その後推敲して書き込む。
Are YOU JAPANESE OK?
オリキャラはよくたたかれるけど東方キャラだってスレの奴らが考えた二次設定がもっさり使われていて正直オリキャラにしか見えないんだよね。読者陣もそのへん考え直したらどう?
これに関しては執筆される方々誰しもが二次にまみれている、みたいな言い方にも聞こえちゃうと思いますが。
逆に二次を組み込むことによってキャラクタが生きてくることだってあるし、よっぽど一次の欠片もない様な書き方をする人は叩かれるだろうし。
もちろん一次準拠だって素敵なものです。
と、横道に逸れましたが、ここで議論するのはそこでは無くこの作品に関してですよね?
というわけで一通り読んだ感想をば。
と言っても指摘したい所は皆さんにもう押さえられてしまいましたが。
あと、これはよく言われてるのであえて少ない言葉で。
ここは、「東方」創想話です。東方キャラがあまりに割りを食ってはやはり良くないかと。オリジナルを描(えが)くなら存在が前に出すぎないようにした方が良いと思いますよ。
最後に。
皆さん指摘してますけど、文章を書くなら推敲をしっかりしましょうね?
それらのバランスを身につけて私含め皆を見返してください。というわけで、「次に期待しています(-30点)」
既に東方ではなくなっている(東方の世界観、キャラがいなくても話が成り立っている)ことと、単に文章が読みづらいのでこの点数にしました。
文章だけで、目に見える風景を描写する練習をしてみてはいかがでしょうか。
その後、架空の風景を同様に文章だけで描写する練習をします。
プロの作家も行っている練習法なので、効果は期待できると思いますよ。
会話ばかりが続いて、非常に読みにくいです。
あと、オリキャラが出張りすぎな感じがして更に印象悪し。
東方のキャラと設定を排除して、自サイトでやればもっと面白くなると思いますよ